シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜(A16)のネタバレ解説・考察まとめ

『シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜(A16)』とはガスト開発の、錬金術をテーマにしたRPG『アトリエシリーズ』の作品の第16作目である。ガストは後のコーエーテクモゲームスだ。
また『黄昏シリーズ』の第3作目にあたり、完結編でもある。2014年にPlayStation 3用ソフトとして発売された。本作の主人公は「シャリステラ」と「シャルロッテ」の2人のシャリーであり、前作の『エスカとロジーのアトリエ』同様に視点が異なるストーリーが展開される。

CV:村川梨衣
21歳。身長158cm、O型。前作『エスカ&ロジーのアトリエ』の主人公の一人で古式錬金術士兼役人をしている。凄腕錬金術士と言われているが、抜けているところがあるのは前作から変わっていない。前作のもう一人の主人公であるロジーには恋愛感情を抱いており、ロジーが他の女性と話していると嫉妬心からウィルベルに愚痴を言う。

PlayStation 3版では有料DLC追加パーティキャラで登場するが、Plus版では通常パーティキャラとして戦闘に参加させられる。武器は杖で打撃攻撃をするほか、自分で調合したアイテムを使った攻撃などを得意とする。

キースグリフ・ヘーゼルダイン (Keithgrif Hazeldine)

CV:中田譲治
55歳。身長180cm、AB型。前々作の『アーシャのアトリエ』ではキーパーソンとして登場し、前作の『エスカ&ロジーのアトリエ』では存在をほのめかす程度に登場した人物である。今作では真理を求める旅でオディーリアと共にステラードに訪れた。パイプを手放さずに持っているが、これはタバコではなく薬草パイプである。前々作にて主人公のアーシャから健康のためにと渡されたものであり、『アーシャのアトリエ』時系列以来タバコを辞めた描写がされている。前々作と変わらずツンデレ気質なところはあるが、アルトゥール姉妹やオディーリアとの付き合いで態度が軟化した。なお、アーシャとのやり取りは熟年主婦のようだと周囲から噂される仲になっている。

本作でも終盤でパーティに加わるほか、水源管理装置の応急処置と水涸れの原因究明の重要人物となってシャリーたちの手助けをする。『アーシャのアトリエ』時代同様に宝石を武器とし、魔力を駆使して戦う。錬金術で作った薬品や爆弾も扱うのも『アーシャのアトリエ』と共通である。

アーシャ・アルトゥール (Ayesha Altugle)

出典: atelier-ps3.jp

CV:井上麻里奈
前々作の『アーシャのアトリエ』の主人公で、前作『エスカ&ロジーのアトリエ』では指名手配にされていた。本作では「キースグリフの知り合いの腕利き薬士」として語られるが、間接的に物語に関与するだけの存在となっている。なお、Plus版ではシャリーたちの仲間になる。
『アーシャのアトリエ』ではキースグリフと師弟関係だったが、本人の自覚はないもののほとんど婚姻関係のようになっている。ずば抜けた美しい容姿であることは相変わらずである。武器は杖で、『アーシャのアトリエ』のラスボスだったイグドラシルの力を使用できるようになった。

ロジー (Logy) / ロジックス・フィクサリオ (Logix Ficsario)

出典: atelier-ps3.jp

CV:石川界人
中央の役人で前作『エスカ&ロジーのアトリエ』の主人公のひとりである。PlayStation 3版ではラストのワンシーンに登場するだけのゲストキャラクターの扱いだが、Plus版ではパーティキャラになる。また、Plus版ではステラードで起こっていることの重大性から派遣され、ソールの補助業務をしている。エスカからは恋心を持たれているが、ロジーはエスカに対して恋愛感情を持っているかは作中で語られていない。

武器は前作に引き続き錬金剣を使用している。デバフや妨害を得意とし、攻撃しつつ何らかの効果を付与する。

その他登場キャラクターなど

ナディ・エルミナス (Nady Elminus)

出典: www.4gamer.net

CV:久川綾
36歳。身長160cm、B型。おっとりした性格のシャルロッテの母親である。シャルロッテからは天然と思われているが、かつて勤めていたぺリアン協会では優秀だったと評されている。心臓に不治の病を患うが、シャルロッテにはそのことを明かしていない。

テオクーガ (Teokhuga)

出典: atelier-ps3.jp

CV:青森伸
58歳。身長166cm、O型。コルテスの父親でシャリステラのお目付け役の男性である。シャリステラ一行の船の管理担当者で参謀の役割も果たす。シャリステラからは「テオ爺」と呼ばれ慕われているが、年寄扱いされることを嫌がる。

カトラ・ラーチカ (Katla Larchica)

出典: www.4gamer.net

CV:うのちひろ
18歳。身長158cm、O型。前作『エスカ&ロジーのアトリエ』から引き続き登場した。行商の旅でステラードに訪れ、街でアイテムを販売している。前作同様にガラクタを高値で販売するほか、転売に手を出しては空回りするなど、商売センスはお世辞にもあるとは言えない。ちなみに、ステラードに訪れた理由は黄昏の海で何度も行き倒れ、その度にローゼミアに救助されているからである。本人は同じ商売人であるローゼミアに対してライバル意識を持っているが、ローゼミアからは相手にされていない。

ラウル・ピレイト (Raoul Pireit)

出典: atelier-ps3.jp

CV:鶴岡聡
28歳。身長:182cm、AB型。かつてはトレジャーハンターをしていたが、現在はステラードで財協組合の組長を勤めている。現地の有力者の一人で面倒見がよく、よそ者のシャリステラや半人前のシャルロッテに仕事を与えた。情に厚すぎる節があり、近隣の難民も許可なく受け入れてしまう。そのため、秩序優先志向のジェラールとはしょっちゅう揉めている。リンカに恋心を抱いているが、口下手が祟って告白できない。

リンカ (Linca)

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