新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)のネタバレ解説・考察まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』とは、ガイナックス制作による庵野秀明監督のアニメーション映画。主たるジャンルはロボットアニメに分類される。同名TV作品のリメイク映画作品。
地球に突如として謎の巨大生命体「使徒」が出現。これへの対処に組織された特務機関「ネルフ」は、巨大人造人間「エヴァンゲリオン」を創造した。操縦には資格を持った14歳の少年が必要である。操縦者に選ばれた少年碇シンジと、彼を取り巻く人間たちの複雑怪奇な愛憎劇を描く。

中盤:人類補完計画発動

アスカの最期を、ネルフの職員が絶叫してシンジに知らせるが、それでも彼は動けない。するとしびれを切らしたかのように、初号機が自ら動き出した。その動きは、さながらシンジに「乗りこめ」と促しているかのようであり、その姿にシンジもまた初号機に母の面影を見たのである。

起動した初号機だったが、しかしこの期に及んでもシンジにアスカの仇を討つような闘志や戦意は見られなかった。それどころか量産機たちは初号機の起動に呼応し、人類補完計画を発動するための儀式を始めてしまう。
(補足として、エヴァ量産機は神アダムをコピーしたエヴァであって、神リリスのコピーである初号機とこれらが共鳴しても補完計画は発動できる。すなわちゼーレの考える通常の人類補完計画である)

同時にゲンドウも自らの企てを達成しようと、ジオフロントで巨大な十字架に磔にされていたオリジナル・リリスに、その分身だった綾波レイを依り代にして融合しようとする。だが、この時シンジとの記憶を持つ「綾波レイ」の意識が「碇くんが呼んでいる」と融合を拒否。
彼女は、ゲンドウからアダムの力を奪うと、彼を突き放し自らの意志でオリジナル・リリスと融合したのだ。

地表の初号機と量産機は、空中で人類補完計画のために陣を組むと「生命の樹」の紋様が空に浮かび上がっていく。同時に、ジオフロントではオリジナル・リリスと、アダムの力をゲンドウから奪った綾波レイが再び、ひとつになっていく。その結果、人類補完計画はゲンドウの考えたものとは違う形(どちらかというと、ゼーレの望んだものに近い形で)で発動しはじめる。
綾波と融合したリリスは、磔を自ら脱し足下のジオフロントに満ちる生命の海(L.C.L.。生命原初の液体で満たされた海)へ落ちると、そこから純白の、地球から生えているように見えるほど巨大な綾波レイとして再生していき、シンジの乗るエヴァ初号機とさらに融合したからだ(この時、シンジは『エヴァ』の世界の神となった)。

同時に、綾波レイの分身のようなもの(正しくは人を個体として支えるA.T.フィールドを瓦解させる、アンチA.T.フィールド)が世界中の人間たちの前に、彼らを群体として終わらせる「迎え」の使者として現れていく。
その姿は、ある者には愛する者の姿に変じ、ある者には単なる綾波レイの姿として現れる。そしてある者には幸福感を、ある者にはただ恐怖を、ある者には納得を与えて、形は異なれども強制的に人間たちを、生命原初の姿である液体(L.C.L.)に変えていく。

群体が単体の生命体に変化するとは、こういうことだったのだ。
人間をはじめ、あらゆる生命体が、元はひとつのスープ「海」から生まれたとする論が正しいとするならば、まさに人類はその原初の姿に還元されていった。

終盤:シンジの願い

アニメーションはここで一旦途切れ、本作の試写会を見るため訪れた映画館に座る人々(実写)や『エヴァ』キャラのコスプレをして街を行く人々(実写)という夢と現実の暗喩(夢=シンジたちの居るアニメの世界。現実=アニメを見ている我々が住む本物の世界)を映しながら、シンジと綾波の声が幸福と夢と現実の話を交わしていく。
シンジの思いは「現実が解らない。幸福がどこにあるのか解らない。だから夢の世界にしか幸福を見いだせない」と、いうものだった。

その中で、綾波がシンジに対して「虚構の世界で真実をごまかしていたのね」と言った時、シンジは反発し「僕一人の夢を見ちゃいけないのか?」と問う。その問いに対する綾波の答えは「それは夢じゃない。ただの現実の埋め合わせよ」というものだった。

さらにシンジは「じゃあ、僕の夢はどこ?」と問う。綾波はさらに「それは、現実の続き」と、答える。

すると、映画館の観客が消えて、座席だけになった寂しげな風景(実写)が映された。シンジの望む「悪意=他者の存在しない世界」の暗喩である。
シンジは人類補完計画のことを素晴らしいとは考えていないが、自分を傷つけてくる悪意や無遠慮のあふれる世界=現実から逃れたいと思うあまり、人類補完計画は他者の意志と自我を融合してしまうことで精神の苦しみ=現実を消失させてくれるもののため、計画を否定しきれないでいたが、それが綾波の言葉で揺らいでいる。

そして、少し勇気を出したかのような声色のシンジが再び綾波に「じゃあ、僕の現実はどこ?」と問うと、綾波は「それは、夢の終わりよ」と答えた。
その言葉と共に実写映像は消え、アニメーションが再開されると、白く地球を覆うほど巨大な綾波の首に穴が空き、その首からおびただしい量の赤い液体がほとぼしっていく。
他人がいない世界は、決してシンジが本当に望むものではなかったのだ。綾波=リリス(『エヴァ』世界の神)と融合したシンジが、その世界を望まないと考えた時、人類補完計画が予定していた世界は否定されたのだ。

そのことを証明するかのように、巨大な綾波レイの目玉を突き破り、リリスと融合したはずのエヴァ初号機が唸りと共に現れる。シンジは人類補完計画を拒否し、再び自分たちが群体として生きていく道を選んだのである。
シンジの、つまりは新たな神の決定が下された瞬間、巨大な綾波レイは役目を終えたかのごとく、あるいは自ら新たな生命の血肉になるかのごとく、腐り落ちてバラバラになっていった。

やがてシンジが気づくと、彼はアスカと隣り合わせでL.C.L.の海の浜辺に居た。周囲には役目を封じられ石化したエヴァ量産機の姿。そして海の上に浮かぶ、元の姿に戻った綾波レイの姿。
しかし、次の瞬間に彼女の姿は消えてなくなっていた。

アスカは仰向けになったままなにも言わない。
そんなアスカをシンジはしばらく見つめていたが、なにを思ったのかその首を絞めるも、アスカは無言のままシンジの頬をさすった。嗚咽とともに力を緩めるシンジ。
しばらく無言の時間が流れた後、アスカは「気持ち悪い」とつぶやいた。
真っ白な画面と右下に「終劇」の文字が表示され、映画が終わる。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』の登場人物・キャラクター

エヴァンゲリオンパイロット

碇シンジ(いかり しんじ)

CV:緒方恵美

本作の主人公。
14歳の少年であり、母に死なれ父に捨てられた(と思っている)ことから、己の殻にこもる内向的な性格になった。
父であるゲンドウに呼び出され、第3新東京市に呼ばれエヴァンゲリオン初号機のパイロットに選ばれた後は、葛城ミサトの保護化に置かれる。
エヴァのパイロットとしては天性の素質があり、非常に高いシンクロ率を維持する。

敵、使徒との戦いの中でゲンドウとの接触、他のエヴァのパイロットたち、学校の友人たちの交流を経験し、一人の少年として成長を見せるが、戦況の悪化によって友人たちが疎開し、綾波やアスカが戦闘不能になっていく中で追い詰められ、再び己の殻の中に閉じこもってしまう。
そんな最中に現れ、理解ある友人となってくれたはずの渚カヲルも、その正体は使徒であり、結局は自分の手で倒さねばならなかった。これがトドメとなり、ショックによって自己崩壊してしまう。

その後は最終的にエヴァ初号機に再搭乗し、神の力を得つつも人類補完計画の発動でひとつの生命体と化してしまった人間の在り方を拒否し、もう一度、元の世界をはじめることを決意した。

なお、本作のスポットが当たっている劇中時間軸は、主に彼が自己崩壊を起こしてからのもののため、常にぼそぼそと喋るか、悲鳴のような絶叫を上げるかで、非常に精神が不安定な印象を視聴者に与える。
(もっとも、本作はメインキャラクターの多くが精神不安定なのだが、主人公だけあってその筆頭である)

後の世で創造される漫画版や新劇場版、あるいは『スーパーロボット大戦シリーズ』をはじめとする『新世紀エヴァンゲリオン』の物語が再構築された世界での彼は、もう少しロボットアニメの主人公らしく、勇気のある人物の描き方をされている。

そのため、後世に描かれた碇シンジしか知らない視聴者の中に、本作のシンジを見て「キャラクターの性格設定が後の作品では変わったんだ」と誤解する向きがあるが、制作側は一度も碇シンジというキャラクターの方向性を変えてはおらず、その設定は一貫していると声を担当した緒方恵美が証言している。

ただ、そう言われても本作とその後の作品群のシンジに「差」を感じるのは事実であり、その疑問を解決するためには、本作の制作された1990年代中盤~後半という時代背景を知る必要がある。
この時代は、さかのぼる1980年代バブルの崩壊によって日本の経済が崩壊した後、まさにその影響が市井の個人にまでも強く出始めた時代なのである。すなわち「失われた20年(30年とも)」であり「就職氷河期」である。

親世代は子を満足に養う経済力を失い、子世代はそれによる進学の挫折、進学できても卒業後の就職口が見つからない。それだけならばまだしも、完全に経済力を失って路頭に迷う人間・家族も少なくなかった。
どうやって生きていけばいいのか解らない、外に出れば自分以外のみんなが理解できない敵や化け物に見える、等々の閉塞感があった。インターネットはおろか、携帯電話さえ限られた人間しか扱えない時代だったと考えれば、個々人の孤独化に歯止めをかけられなかったことが容易に想像できよう。

(実際には、そのような状況は常に起き得るものだが、それ以前の1980年代バブル期の日本が「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などと世界中からもてはやされていたように、あまりにも華々しかったための反動に日本人全員が苦しんだともいえる)

そして、その波はキャラクターの原案者たちにも例外なく襲いかかっており、特に監督の庵野秀明は鬱病を患っていたともされている。
本作の碇シンジには、そのような背景が非常に色濃く反映されており、いわば「その当時の若者の感覚を体現する」キャラクターであるため、後の、日本人の大半がある程度の経済苦に慣れた世で生まれる「再構築された碇シンジ」とは違っていて当然なのである。

綾波レイ(あやなみ れい)

CV:林原めぐみ

エヴァ零号機パイロットという以外、あらゆる経歴が謎につつまれている少女。
蒼い髪と赤い瞳が特長の14歳。

非常に物静かかつ冷静沈着な性格であり、どんなことが起きても動揺しないどころか、感情の起伏さえ見せない。
しかし、感情がないわけではなく嫌なものは嫌と言い、時として皮肉も言う。なぜか碇ゲンドウにだけは、ある程度心を開いたような応対をしていたが、シンジと出会った後は彼とも淡泊ながら、なんとなしに絆のようなものを築いていく。

その正体は、故人であるシンジの母親、碇ユイと神の一柱アダムの遺伝子を混合して生み出されたクローンであり、さらにその魂にはもう一柱の神リリスのものを宿した半人半神だった。
一言でいえばエヴァ世界の「絶対神」である。

本作においては、彼女がゲンドウとの融合を拒否することで、彼の企てた人類補完計画は失敗に終わった。
元々の肉体であったオリジナル・リリスへと還り、シンジにその力のすべてをゆだねる。このことから、シンジは正しく神の子として証明され、また神そのものとなったのである。

最後はシンジを見守るかのようにL.C.L.の海に浮かび、消えた。

惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・あすか・らんぐれー)

CV:宮村優子

物語の途中で加わる、エヴァ弐号機パイロットである少女。14歳。

帰国子女であり、幼い頃にエヴァ操縦者としての見いだされ英才教育を受けている。そのため14歳にして大学を卒業(飛び級)する才女であり、日本語のほかドイツ語を自由自在に操る。
また性格も攻撃的だが明るく、誰に対しても物怖じしないために交友関係が広い。シンジにも辛くはあたるが好意を持って接する。
ただし、自分を否定したり自己肯定の邪魔となる相手には、殺意にも近い憎悪を向けるきらいがある。

それらはすべて幼少期に母親が精神障害で自分を認識できなくなり、あまつさえ自殺した、という衝撃による激しいトラウマに起因するもの。すなわち周囲の人間に自分を受け入れてもらうことがアスカのすべてであり、それが果たせなくなった場合には一気に追い詰められてしまうのだ。

本作においては、戦況の悪化によってアスカがエヴァとのシンクロを失い、操縦ができなくなったあとの話に主なスポットが当たっているため、中盤までは回想に出てくるシーンを除いてこれといった出番がない。
逆に、後半の戦略自衛隊とエヴァ量産機が襲来してくるシーンからはエヴァ弐号機の中に母の魂を見たことで一気に覚醒し、破竹の勢いで敵をせん滅していくがエヴァ弐号機の稼働時間終了と共に、愛機ともども「食われて」死亡。

その最期を直視したシンジは絶叫し錯乱、人類補完計画開始の引き金となってしまうが、最終的にL.C.L.の海から再生する。
シンジと二人だけの世界にいる光景は、さながら原初の人間アダムとイブを再現したかのようだったが、最後のシーンにおける彼女の「気持ち悪い」とセリフが、聖書の通りに人類の祖として「つがい」になれるかどうかに影を落としている。

(とはいえ地球の生命体にとって、生きている他者というのは生存をかけたライバルという側面もあり、そこに拒否・拒絶があるのは仕方がない。それを妥協したりあるいは支配、もしくは被支配によって克服することから共生関係は生まれるわけだから、むしろアスカの言葉は前向きだと捉える意見もある。このあたりは制作側が明確にせず、ぼかしているため、視聴者が自分なりの答えを見つけるしかない)

特務機関NERV(ネルフ)

葛城ミサト(かつらぎ みさと)

CV:三石琴乃

ネルフ戦術作戦部作戦局第1課所属の女性。29歳。
シンジと正反対に明朗快活な性格をしており、沈みがちなシンジの保護者となり彼の面倒を見ている。
(ただし生活力は皆無であり、夜勤でもないのに昼間からビールをかっ食らうようなダメ人間。料理の腕もレトルトカレーすら食べられないものに仕上げてしまうほど壊滅的。あくまで精神的に、という意味である)

またその外面は、かつて父親とその仲間たちをセカンドインパクトによって目の前ですべて失ったことから来る精神外傷、孤独を極端に恐れる内面の裏返しでもあり、時としてその弱さが加持リョウジや、シンジなど、悪しく思っていない男性の前で表れる。

本作においては主に自己崩壊して動けなくなったシンジの救出に動いている。
ネルフに突入してきた戦略自衛隊の軍人三人を、奇襲ではあるが一人で叩き潰すなど、超人的な活躍が見られるも、シンジをエヴァ初号機まで送り届けたあと、負っていた傷が原因で倒れてしまい、そのまま爆発に巻き込まれて死亡した。

本来はシンジとすべてが対照的な『新世紀エヴァンゲリオン』もう一人の主人公として描かれるはずだったが、やはり年齢や立場の設定が、メインとなる少年少女の視聴者層には支持を得られなかったようで、ロボットアニメによくある主人公の指導者的立ち位置に納まっている。

碇ゲンドウ(いかり げんどう)

CV:立木文彦

シンジの父親にして、特務機関ネルフの最高司令官。48歳。
肩書きだけ見るといかにもロボットアニメにありそうな設定だが、それを逆手にとって、彼は主人公である息子シンジをほとんど理解できない、しようともしない、いわゆる育児放棄親のような描かれ方をしている。
死別した妻ユイに再会するため、ネルフ上位機関ゼーレの用意した人類補完計画シナリオに従うフリをしつつ、自分が補完後の世界の神になろうと企んでいる。
極めて寡黙であり、滅多に感情を見せず、また利用しようと考えたものを無感情に扱っていく。綾波レイだけはその例外に見えたが、それも結局は彼女が自分の意志を汲み取らなければ企みを達成できないという理由によってのものであり、最終的にはそのことを綾波本人に見透かされ拒絶される。

本作においては、まさに人類補完計画発動直前のタイミングに話のスポットが当たっているため、人類補完計画を自分の考える方向に誘導しようとするが、上述のように綾波の翻意で神になれず、失敗に終わった。
劇中、彼の精神面が描写されるシーンにおいては「自分は誰からも嫌われる人間であり、当然、息子シンジにも近づけば彼を傷つけ、自分も傷つけられるだけ。だから何もしないほうがいい」という趣旨の言葉を吐いていた。

最終的にはシンジが普通の親子関係を送りたいと強く願っていたことを悟り、彼に対して謝罪しつつ補完された。

冬月コウゾウ(ふゆつき こうぞう)

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惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・アスカ・ラングレー)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、エヴァ弐号機のパイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにおける苗字は「式波」。茶髪と赤いプラグスーツがトレードマークの帰国子女で、勝気な性格から他のパイロットともたびたび衝突する。主人公である碇シンジと任務遂行上の理由から同居することになり、反発し合いながらも徐々に絆を深めていく。エヴァで活躍することを何よりも自分の存在意義と考えている。

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碇シンジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇シンジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇シンジ(いかりシンジ)とは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの主人公でエヴァンゲリオン初号機のパイロット。母・碇ユイをエヴァ起動実験の事故で失って以降父・ゲンドウとは距離を置いていたが、2015年突如ネルフ本部のある第3新東京市に呼び出され、エヴァ初号機パイロットに任命される。最初はエヴァに乗る事を拒絶していたシンジだったが、上司兼保護者の葛城ミサトやパイロット仲間の綾波レイや惣流(新劇場版では式波)・アスカ・ラングレー、クラスメイト達との交流を通して徐々に成長していく。

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赤木リツコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木リツコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木リツコとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物であり、特務機関ネルフ技術開発部に所属する科学者。人型兵器エヴァンゲリオンの開発に深く関わっているほか、ネルフ本部の意思決定を支えるスーパーコンピューター「MAGI」の管理運営担当者でもある。戦闘指揮官である葛城ミサトとは学生時代からの友人で、時に衝突することもあるが技術者的見地から彼女の作戦をサポートしている。ネルフ司令碇ゲンドウの愛人でもあり、エヴァとネルフの抱える秘密を知る立場にあった。

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真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。

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葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。

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伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。

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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。

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渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。

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日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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