宇宙戦争（映画）のネタバレ解説・考察まとめ

メリー・アン・フェリエ（演：ミランダ・オットー）

吹き替え：本田貴子

メリー・アン・フェリエは、レイの元妻でロビーとレイチェルの母親である。レイと離婚した後、ロビーとレイチェルを引き取り、再婚相手のティムと子どもたちと共に暮らしている。現在妊娠中でボストンの実家に行く間、レイにロビーとレイチェルを預かってもらっていたが、その間に侵略者たちによる襲撃が始まってしまう。ボストンでティムとメリーの両親と居るところで、ロビーとレイチェルに再会することができた。

ハーラン・オグルビー（演：ティム・ロビンス）

吹き替え：てらそままさき

ハーラン・オグルビーは救急車の運転手をしていた男性で、軍とトライポッドの戦いが繰り広げられる中、逃げるレイとレイチェルを家の地下室にかくまう。家族をトライポッドに殺されたことから強い恨みを抱いており、トライポッドを倒したいと考えている。しかし、侵略者達による植物の栽培に拉致した人間の血液が養分として使われていることに気づき錯乱状態となり、大声で騒ぎ立て、トライポッドに気づかれるのを防ごうとするレイに殺される。

ナレーター（演：モーガン・フリーマン）

吹き替え：津嘉山正種

映画の冒頭と終わりに、宇宙人が以前から地球を狙っていたことや、地球のバクテリアによって宇宙人が死滅したことを語る。

『宇宙戦争』の用語

宇宙人

高度な技術を持っており、トライポッドで地球侵略を目論む宇宙人。体調は大人の男性よりも大きく、3本足で歩行し、短い手を2本持っている。最後は地球に生息するバクテリアによって倒される。

トライポッド

地球のあらゆるところに埋められていた巨大な機械。長い3本足で歩行し、その上には多くの触手が伸びる胴体部があり、その上に頭部が乗っている。人間を一瞬で灰にしてしまう強力なビームを放つことができる。また、シールドが張られており、ミサイルなどの攻撃は着弾する前に破壊されてしまう。雷と共にやってきて埋められていたトライポッドに乗り込んだ宇宙人が操縦している。攻撃の第一段階では強力なビームにより人間を一掃し、第二段階ではトライポッドは地球人を生きたまま捕獲し、胴体部のオリに入れる。1人ずつ内部に取り込み、血液を吸い上げる。血液は地表にまかれ、地球の地表を覆うレッドウェーブ（赤い植物）のエネルギーとなる。

電磁パルス

電磁パルスの影響で電子機器はすべて止まってしまう。宇宙人が地中に埋められていたトライポッドに乗り込む際に発生させていた。電磁パルスによって車も動かなくなるが、レイのアドバイスによって修理された一台だけが動かせ、レイは車にロビーとレイチェルを乗せて逃げ出す。

レッド・ウェード（赤い植物）

宇宙人が自分達の住みやすい環境にするために栽培している赤い植物。トライポッドが捕らえた人間から吸い上げた血をエネルギーとしており、地表を覆っている。しかし、地球のバクテリアによって植物は枯れてしまい、宇宙人も倒される。

『宇宙戦争』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

レイ「雷は同じ場所に二度は落ちない」