ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』とは、2022年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の3Dアニメーションアドベンチャー映画。『ベイマックス』も手がけた監督ドン・ホールの描く、科学的な知識に基づいた奇妙な地底世界に、対立する祖父・父・孫の親子3代の冒険家が挑むストーリーになっている。危険な冒険の中で冒険家親子は自然と、家族と共生する生き方を受け入れていく。また本作はキャラクター設定にポリティカル・コレクトネスへの配慮が多分に見受けられることでも話題を集めた。

『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』の概要

『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(原題:Strange World)とは、2022年にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作した、3Dアニメーションアドベンチャー映画である。本作はウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念作品でもある。アメリカ、日本では2022年11月23日に公開され、1ヶ月後の2022年12月23日からはDisney+での配信も開始した。監督は『ベイマックス』でも監督を務めたドン・ホール。科学的発想を作品に取り込む表現を得意としており、本作でも解剖学・生物学の知識を取り込んでいる。

四方を山々に囲まれた国・アヴァロニアは、冒険家親子の父イェーガー・クレイドと息子サーチャー・クレイドが冒険の最中に発見した電気エネルギーを持つ植物・パンドによって、発展した生活を手に入れていた。しかしサーチャーは冒険と功績に取り憑かれた父に嫌悪感を感じ、冒険後はパンド農家として暮らし、山の向こう側を目指し雪山に消えた父のことを忘れようとしていた。ところが突如アヴァロニア中のパンドが枯れ始めたため、その原因究明のためまたしても冒険の旅に出ることになる。冒険家に憧れる息子・イーサンを含める探索チームが迷い込んだのは前人未到の地底世界だった。そこで再開したイェーガーと共に探索チームはパンド救出のため、危険な冒険を始める。

本作の見どころは、精密に作り込まれた地底世界のサイケデリックな色彩表現と、そこで繰り広げられる親子3代の衝突と絆の物語にある。クレイド家は地底世界で共に冒険して危機を乗り越えながら、自然と、家族と共生していく生き方を見出していく。

2023年のアニー賞、ブラックリール賞、GLAADメディア賞、国際映画音楽批評家協会賞、視覚効果協会賞にノミネートされたが、いずれも受賞には至らなかった。

『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』のあらすじ・ストーリー

クレイド親子の冒険とパンドの発見

決して越えられない山々に囲まれた国・アヴァロニア。数々の冒険家がこの山々を越えようと試みたが、成功者はいなかった。そこで新たにアヴァロニアで有名な冒険家親子が、山々を越える旅に出ることになる。父のイェーガー・クレイドは屈強な体とスリルを楽しむ性格を持ち、自らを「ザ・冒険王」と名乗る根っからの冒険家であった。息子のサーチャー・クレイドは赤ん坊の頃から、父に冒険の心得を教わりながら旅を共にしていた。父とは違い慎重な性格で、冒険の中で植物への関心を育んだ。サーチャーが青年に育った頃、親子が率いる冒険家チームは雪山の洞窟にたどり着く。サーチャーはそこで不思議なエネルギーを放つ植物・パンドを発見し、パンドの持つエネルギーがアヴァロニアのために有効活用できると考えた。しかし雪山の向こうにたどり着くことがアヴァロニアの未来のためだというイェーガーと、パンドを持ち帰ることがアヴァロニアの未来に役立つというサーチャーの間で意見がぶつかってしまう。イェーガー以外の隊員たちはサーチャーの意見を支持し、雪山を降りることを決意。しかし納得できないイェーガーだけが雪山の向こうを目指して、ひとり冒険に進んでしまった。それからイェーガーの行方を知る者はいなかった。

パンドの恵みとサーチャーの家族

雪山の冒険から25年の月日が流れた。サーチャーは持ち帰ったパンドが電力を発していることを発見。その電力はアヴァロニアの生活を豊かに変貌させた。馬車ではなく電動自転車が町を走り、便利な電化製品が人々の暮らしを楽にした。危険を冒して山の外に新天地を求めずとも、人々はアヴァロニアの中で十分幸福に暮らせることを知ったのだった。サーチャーはこの功績からアヴァロニアの英雄と呼ばれていた。町の広場には2人の英雄、イェーガーとサーシャーの銅像が隣に並んでそびえ立っている。
サーチャーは冒険家を引退してパンド栽培農家のひとりとして家族と協力して「クレイド農場」を経営し、町に貴重な電力源を供給していた。妻メリディアン・クレイドは農薬を撒くための電動飛行機で宙返りまでする操縦の腕前の持ち主だ。物怖じせず、どんな状況も楽しめる性格をしている。16歳の多感な息子イーサン・クレイドも渋々ながら農家の手伝いをしている。友人たちと一緒にカードゲーム「開拓プライマル」で遊ぶのがマイブームだ。愛犬レジェンドは片前脚がないながらも活発で陽気な性格をしていて、楽しそうに暮らしている。サーチャーは家族と農園を守りながら、穏やかで充実した毎日を送っていた。
イーサンは友人の青年ディアゾに想いを寄せている。イーサンはディアゾに「農家よりも冒険家タイプ」だと指摘され否定できない。一方でサーチャーは荒っぽく強引な父イェーガーに否定的な想いを抱いており、イーサンがイェーガーそっくりに育つことを恐れながら、将来は農園を継いでほしいと考えていた。

パンドを救う冒険のはじまり

ある日、クレイド農園に巨大な飛行船が降り立った。アヴァロニアの大統領、カリスト・マルが訪ねて来たのだ。カリストは、かつての雪山の冒険にも同行していたイェーガーの冒険仲間だった。サーチャーともまた旧知の仲で、カリストはサーチャーを「クレイド坊や」と呼んでいる。そんなカリスト曰く、パンドが枯れ始めているという。北東地域から始まったこの現象は広がり続けており、このままでは1ヶ月以内に全てのパンドが枯れてしまうという。クレイドはこの問題を解決するための冒険に、サーチャーも一緒に来てほしいと依頼する。サーチャーは「もう冒険はしていない」と渋りつつも同行を決意。納屋にしまい込み埃をかぶっていた冒険用のリュックサックを引っ張り出して来た。リュックサックと一緒にしまわれていたコンパスはイェーガーと別れる時に渡されたものだった。コンパスの中にはサーチャーが赤ん坊の頃の家族の写真が入っていたが、イェーガーの顔の部分だけ欠けていた。
話を聞いていたイーサンも同行したいと言うが、サーチャーに危険を理由に却下された。
探索チームは巨大な飛行船で出発した。チームのミッションは全てのパンドが繋がる巨大な根を地下深くまで辿り、パンドの核にあるであろう「パンドが一斉に枯れ出した原因」を探ることだった。
飛行船はパンドの根を辿りながら、順調に地下へ降下していく。その時サーチャーは、メリディアンが小型飛行船に乗って追いかけて来たことに気が付く。探索チームの飛行船に、レジェンドと一緒に潜り込んだイーサンを連れ戻しに来たのだ。しかし状況は一変し、帰るどころではなくなってしまう。ピンク色の翼竜のような姿の奇妙な生物・リーパーの大群に襲撃されたのだ。探索チームの飛行船はリーパーから逃れながら下降を続け、メリディアンの優れた操縦のおかげで何とか着陸した。

ストレンジ・ワールドとの出会い

不時着した地底世界は、見たこともない色彩で溢れた奇妙な世界だった。植物に似た肉感のある「なにか」が生い茂り、鳥や鹿のような「なにか」が動き回っている。不時着の直前に飛行船から投げ出されたサーチャーとレジェンドは、地底世界でイェーガーと再会する。イェーガーは雪山の冒険中、洞窟からこの地底世界に落ちて来たという。それからイェーガーは全てのものが生きているこの地底世界で25年近く冒険してきたのだった。サーチャーが飛行船でやって来たと聞いたイェーガーは「煮えたぎる湖」と名づけた、骨まで溶かす巨大な酸の湖を越えてついに山々の向こう側にたどり着けると歓喜した。
一方投げ出された父と愛犬を探そうと焦ったイーサンは、飛行船修理中の探索チームが見ていない隙に地底世界に飛び出してしまう。イーサンは不気味な洞窟でスライムのような奇妙な生物に出会う。生物はサーチャーのハンカチを持っていた。知能がありどこか愛嬌があるこの生物に惹きつけられたイーサンは、「スプラット」と名付け父のところに案内してくれるよう頼む。しかしスプラットは地底世界に「不要なもの」を判断し、仲間の「殻を持ったタコ」のような姿をしたリーパーのいけにえを探す役割を持つ生き物だった。
地底世界の痕跡からイーサンがスプラットと一緒にいると気がついたイェーガーは、イーサンの身が危険だと警告する。

リーパーからの逃亡と3世代の対立

たまたまイーサンが拾っていたパンドに触れたスプラットが電流で痺れてしまったことをきっかけに、リーパーはイーサンを敵視し襲い掛かろうとする。そこにイェーガーが躍り出て、火炎放射器で撃退しながらイーサンを救出した。ひとつの川のように集まって飛行する小さな生物たちの上を走って逃げるが、リーパーたちはまだ追ってくる。その時イーサンの味方になることを選んだスプラットが、リーパーにパンドを投げつけることを思いつく。イーサンがリーパーにパンドを投げつけると、リーパーは全身が痺れ動けなくなった。この隙に小型飛行船で救出に来ていたメリディアンとカリストが、イーサンたちを救い出した。
探索チーム飛行船に無事戻ったイェーガーとサーチャーだったが、相変わらず対立していた。サーチャーはパンドの根が続く「煮えたぎる湖」に向かう道中も、イェーガーがイーサンを農家ではなく冒険家にしてしまうのではと不安を募らせる。顔を見合わせると喧嘩する2人をみかねたイーサンは流行中のカードゲーム「開拓プライマル」に誘う。「開拓プライマル」は自然界のあらゆるものを調和させて、上手に暮らすことを目的とするカードゲームだ。「環境の中に悪者はいない」という根本的なゲームの考え方を、理解しようともしないイェーガーとサーチャーに腹を立てたイーサンは2人を罵って姿を消してしまう。こうして祖父・父・孫の3世代は対立することになった。

リーパー殲滅作戦

「煮えたぎる湖」は酸の波が高くまで渦巻く危険な湖だった。飛行船でも通過は無理かと思われたが、スプラットが湖に群生する生物に頼んで手伝ってもらえることになる。生物たちに支えられ、無事危険な湖を渡り終えるとまたリーパーに襲撃された。
このリーパーにパンドを投げつけ一緒に撃退したイェーガーとサーチャーは、お互いのことを認めるようになる。メリディアンもまた、冒険の中で生き生きとした表情をみせるイーサンを応援するようになる。
飛行船はパンドの根の終着点、核に辿り着く。パンドの核には大量のリーパーが集まり、パンドを攻撃していた。それを見たサーチャーは砕いたパンドを散布して、リーパーを一掃することを考えつく。一方でイーサンはリーパー殲滅作戦に気が乗らないでいた。利益のために他の生き物を殺す、農家らしいやり方に賛同できないのだった。イーサンは農家のやり方よりも冒険家の生き方の方が自分らしいと確信し始めていた。イーサンからその話を聞いたサーチャーは激昂し、不満が爆発したイーサンは小型飛行船で船を飛び出した。なんとかイーサンの小型飛行船に飛び乗ったサーチャーは「父さんのようになりたくない」と言うイーサンの言葉を聞いて、自分がかつてのイェーガーのように息子を苦しめていたことに気がつき反省する。

ストレンジ・ワールドの正体

その時2人は小型飛行船が山の向こう側に出たことに気が付く。目の前には水が一面に広がっていた。振り返るとそこには、巨大な目があった。イーサンはこの目を見て、地底世界はこの目の持ち主の体の中だったと気が付く。「煮えたぎる湖」は胃、風が強い森は肺だったのだ。アヴァロニアはこの巨大生物の背中の上に位置していたのだ。そしてリーパーは免疫システムだった。リーパーがパンドの中心部を攻撃しているかのように見えていたのは、実際は巨大生物の心臓を攻撃しているパンドをリーパーが止めようとしている姿だった。
イーサンたちは急いでリーパー殲滅作戦を中止させようと船に引き返したが、船はすでに粉砕したパンドを撒き始めているところだった。サーチャーは巨大生物、つまり世界を守るため、パンドを捨てなければならないとカリストたちを説得しようとするが、突拍子もない話を誰も聞き入れてくれない。前人未到の山の向こうに最初に辿りつけなかったイェーガーも、人生の夢を否定された憤りからサーチャーの手伝いをしてくれないまま山の向こうを目指して消えてしまった。

パンドの駆除

カリストはパンドを救う邪魔をする、イェーガーとレジェンド以外のクレイド家を船内の用具入れに閉じ込める。イェーガーは山の向こうを目指し消えてしまったため助けを求められず、レジェンドも鍵の開け方がわからないため頼りにならない。しかし体がスライムのようなスプラットの助けで、容易に鍵を開けて脱出できた。メリディアンは操縦室を乗っ取り、イーサンとスプラットはリーパーの誘導に向かった。サーチャーはパンドの防御壁を破壊し、リーパーの攻撃が届くよう手助けする役割を買って出る。しかしサーチャーの細い腕と農業用スコップでは、触れれば電流で痺れる防御壁を傷つけることは簡単ではなかった。そこに山の向こうに進まずに引き返して来たイェーガーが現れた。イェーガーは冒険の功績より、息子を優先したのだった。イェーガーの手伝いもありパンドの防御壁にごく小さな穴が開いた。そこにイーサンが誘導したリーパーが流れ込み、パンドの根は瞬く間に壊滅した。
灰色に朽ちかけ、ほとんど動かなくなっていた巨大生物の心臓はたちまち息を吹き替えした。小さな生物たちが集まり、巡り出し、地底世界全体が健康的なピンク色に染まっていった。こうして巨大生物の命は守られたのだった。

パンドのない世界

ミッションを終え、飛行船は山の向こう側にやってきた。やっと夢に見た場所に辿り着いたイェーガーは、穏やかな笑みで「最高の気分だ」と告げ、家族を抱きしめた。
その地底世界への冒険から1年が過ぎた。「クレイド農場」ではサーチャーとイェーガーが一緒になって、パンドに代わって様々な野菜を育てている。アヴァロニアの町ではカリストとメリディアンが主導となって、風力発電など新しい電力を作り始めていた。イーサンは友人たちと共に地底世界を冒険しながら枯れたパンドを回収している。イーサンとディアゾの距離は少し縮まったようであった。そしてアヴァロニアを背に乗せた海亀のような姿の巨大生物は、広大な海を穏やかに泳ぎ続けているのだった。

『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』の登場人物・キャラクター

主人公とその家族

サーチャー・クレイド

Nina03
Nina03
@Nina03

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アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。

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インサイド・ヘッド(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

インサイド・ヘッド(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『インサイド・ヘッド』とは、公開される前からピクサー史上最高傑作と言われた、人間の頭の中が舞台となったアニメ映画である。人間の感情「喜び」「怒り」「悲しみ」「嫌悪」「恐れ」がキャラクターとなり様々なピンチを乗り越えるという内容。それぞれの感情がなぜ必要なのか、子供から大人まで楽しんで見ることの出来る作品である。ピクサー長編アニメーション第1作は『トイ・ストーリー』であり、20年後の2015年に本作が公開されたので「20周年記念作品」とされている。

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ファインディング・ニモ(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ファインディング・ニモ(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファインディング・ニモ』とは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した、ディズニー / ピクサー製作の冒険ファンタジー映画である。 2016年には続編『ファインディング・ドリー』が公開された。人間に捕らえられたニモを助ける為、父親であるカクレクマノミのマーリンが旅の途中で出会ったナンヨウハギのドリーと共に、大冒険を繰り広げる物語を描いている。ニモの居場所がシドニーだと知り、急いで向かう2人に幾度となくピンチが降り注ぐ。旅の終わりに親子の絆を感じる事が出来る、感動が詰まった作品である。

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ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。

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カーズ/クロスロード(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

カーズ/クロスロード(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

2017年7月15日に公開されたピクサー映画。ブライアン・フィーの初監督作品。大人気カーズシリーズの第3弾。ベテランレーサーとなったライトニング・マックィーンがシーズン最後のレースで最新テクノロジーを追及した次世代レーサーたちのスピードに圧倒され大クラッシュをしてしまう。「人生の岐路(クロスロード)」に立たされ仲間や新しい相棒に支えられながら運命の決断を迫られる物語。

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ミラベルと魔法だらけの家(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ミラベルと魔法だらけの家(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ミラベルと魔法だらけの家』とはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによって2021年に公開されたミュージカルファンタジー映画。南米コロンビアの山奥を舞台に、魔法の力を授かった不思議な一家の絆を描いた作品だ。そんな特別な家族の中で唯一、魔法の力を授からなかった主人公ミラベル。普通である彼女が、家族の危機を救うべく奮闘していく物語だ。自分だけが普通だというミラベルの葛藤だけでなく、家族がそれぞれ抱く悩みなど、登場人物たちの内面がミュージカル調で表現されている点も注目である。

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アナと雪の女王2(アナ雪2)のネタバレ解説・考察まとめ

アナと雪の女王2(アナ雪2)のネタバレ解説・考察まとめ

『アナと雪の女王2』は、2019年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による、アメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画である。2013年に公開された『アナと雪の女王』の続編となっている。キャッチコピーは「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」であり、エルサの力の謎を解き明かす旅に出る冒険物語が描かれている。4柱(はしら)の風、火、大地、水の精霊を周囲の物を使って姿を表現したり、動物の姿で表現したりしている所が魅力である。

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アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。

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