レインマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『レインマン』とは、1988年にアメリカで公開された、自由奔放な弟と自閉症の兄の心の繋がりを描いたロード・ムービーである。高級車のディーラーの仕事をしているチャーリーの元に疎遠だった父親の訃報が届き、そこで初めて自分に兄がいるという事実を知る。事業が上手くいかず四苦八苦していたチャーリーは遺産目当てに故郷に戻るが、遺産の300万ドルが兄のレイモンドに相続されることを知り、施設にいたレイモンドを半ば強引に連れ去るのだった。

『レインマン』の概要

『レインマン』とは、1988年にアメリカで公開された、勝手気ままな弟と自閉症の兄の心の繋がりを描いたロード・ムービーである。
ロサンゼルスで高級車のディーラーの仕事をしているチャーリーは借金を抱え四苦八苦していた。そんな時、絶縁状態だった父親の訃報が届く。チャーリーは遺産目当てに故郷のシンシナティに戻るが、父親が自分に残したのは車とバラの木だけで、遺産300万ドルは他の人物に渡ることを知る。その人物とはチャーリーの兄であり、そこで初めて自分に兄がいたという事実を知ったのだった。レイモンドは重度の自閉症で施設にいたのだが、チャーリーはレイモンドを誘拐まがいに連れ去る。そして父親の管財人で施設にいるブルーナー医師に、遺産の半分を要求するのだった。飛行機と高速道路に拒絶反応を示すレイモンド。仕方なく一般道でロサンゼルスに戻ることになり、6日間の兄弟の旅が始まる。

自閉症の兄レイモンドとの意思疎通は想像以上に難しいものだった。日々のルーティンを守り、こだわりの強いレイモンドにチャーリーは事あるごとに苛立ちを見せる。しかし、自分勝手で自己中心的なチャーリーと、イレギュラーなことを嫌い受け入れないレイモンドは、相手の感情を無視するという点においては似通った部分があった。そしてなんだかんだとレイモンドの我儘に応えていく内に、チャーリーはレイモンドに対して家族としての愛情を覚えていく。

チャーリーが幼い頃、頭の中で作った空想の友達である「レインマン」は、実はレイモンドであり、チャーリーは覚えていないが、まだ小さかったチャーリーに怪我などさせないようにレイモンドなりに配慮していたという過去を知る。思いがけない兄との出来事に、チャーリーは徐々に兄弟としての情が湧くようになるのだった。

自閉症の兄レイモンドを『卒業』のダスティン・ホフマン、弟チャーリーを『ミッション:インポッシブル』のトム・クルーズが演じる。監督はバリー・レヴィンソンが担当している。
第61回アカデミー賞、第46回ゴールデングローブ賞、第39回ベルリン国際映画祭においてそれぞれ作品賞を受賞した。

『レインマン』のあらすじ・ストーリー

父親の訃報

高級車のディーラーの仕事をしているチャーリー。4台のランボルギーニを購入するがEPA(環境保護局)の検査が長引き、顧客からは納品を迫られ、20万ドル借りた金融会社からは返済をせっつかれている。従業員のレニーも対応に追われている中チャーリーは、従業員で恋人でもあるスザンナと週末旅行に出かけるのだった。
スザンナと車でパームスプリングスへ向かう途中、レニーから連絡が入る。「親父さんの弁護士のムーニー氏から電話があった。親父さんが亡くなったそうだ」というレニーからの報告に、父親とは絶縁状態のチャーリーは感情の揺らぎを見せず、「週末がパァだ」とだけ言った。チャーリーは車をUターンさせた。

葬儀に参列するチャーリー。親族とも疎遠なチャーリーは、参列者から少し離れた場所から葬儀の様子を見ている。
チャーリーは弁護士から受け取った鍵を持って父親の家に向かった。「あなたは1人っ子でお父さんが45歳くらいの時の子?遅く生まれた子だからかわいがったはずよ。冷たくされたなんて思い過ごしよ」とスザンナがチャーリーに話しかける。チャーリーは、昔のことを思い出したのか「子供の頃、何か怖いと雨男(レインマン)が歌を」とつぶやく。「レインマン?」とスザンナが尋ねると「子供が頭で作る友達さ」とチャーリーが言う。「今もいる?」と言うスザンナに「俺はもう大人だ」とチャーリーは言い捨てた。

「経費と税金を差し引いた300万ドルを超える全財産はこの書類にある受取人の信託預金となる」とムーニー弁護士が父親の遺言状を読み上げる。黙って聞いていたチャーリーは顔色を変え「誰です?」と動揺する。ムーニー弁護士は「それは言えない。金の管理は管財人だ」と言った。「どういう事です?」と、納得のいかない様子のチャーリー。「それ以上は言えない」と切り上げるムーニー弁護士。「もう1度読んで。信じられない」とチャーリーは言い、落胆と怒りでないまぜになっていた。

初めて知らされる兄の存在

翌日チャーリーはスザンナと一緒に信託銀行へ向かった。父親の管財人はブルーナーという人物だと知り、チャーリーはその人物を訪ねる。チャーリーが向かった先はウォールブルックという病院で、ブルーナーはそこで医師として勤務していた。ブルーナー医師と話すチャーリー。「なぜそれほど秘密にするんです?」と、チャーリーはブルーナー医師に聞く。「父上への恩義で引き受けた役目だ」とブルーナー医師は話す。

車で待っていたスザンナは、勝手に運転席に乗り込んできた男と話していた。「これは私の恋人の車よ」と注意するスザンナに「父さんが運転させてくれた」と答えた。スザンナと男の会話はまるで成り立っていなかった。そこへチャーリーがやってきて「出ろよ」とチャーリーは男に強く言った。車から降りた男は「シートは茶色の皮だったのにこんなヘンな赤」と呟く。チャーリーは男の言葉を聞いて思い出し「この車を知ってる?」と男に聞く。「知ってる。父さんが運転させてくれた」と答える。外に出てきたブルーナー医師にチャーリーが「あいつは誰です?」と聞くとブルーナー医師は「君のお兄さんだ」と言った。呆気にとられたチャーリーは「俺に兄貴が?」と驚きを見せる。

ブルーナー医師と再び話すチャーリー。ブルーナー医師は「彼は自閉症だ」と答えた。ピンと来ないチャーリーは「なぜ誰も俺に兄貴がいる事を秘密に?」と激昂する。するとブルーナー医師が「知っていたら世話したか?」と鋭い質問を投げかける。チャーリーはそれまでの勢いをなくし「さあね」とバツが悪そうに呟いた。

チャーリーとスザンナはチャーリーの兄の部屋にいた。チャーリーの兄は”テレビ裁判”を見終えてからずっと独り言を繰り返していた。「何を喋っている?」とチャーリーが聞く。「アボット・コステロのギャグだ。不安になった時の口癖だ」とチャーリーの兄の世話をしている、病院の職員であるバーンという男が答えた。「台詞の記憶を?」とチャーリーが聞くと「記憶力はすごい」とバーンが言った。チャーリーは、本棚から1冊本を抜き取ると、開いた本の表紙の裏に「レイモンドへ 父より」と書いてあるのを見つけた。チャーリーの兄の名前だった。

レイモンドを連れ出すチャーリー

チャーリーはスザンナに、車を門の所まで移動して待っていてほしいと伝え、チャーリーとレイモンドは病院の敷地内を散歩した。門で待つスザンナの元へ向かうチャーリーとレイモンド。バーンは病院の2階から、病院と反対方向へ歩いて行く2人を怪訝そうに眺めていた。チャーリーとスザンナはレイモンドを乗せて車を走らせる。レイモンドは後部座席に乗っていたが、不安からか挙動不審な様子だった。

ホテルに到着した3人。「スウィートルームだぞ」とチャーリーが言う。「僕の部屋じゃない」と落ち着きのないレイモンドに「今夜だけよ」とスザンナが優しく声をかける。「病院へ帰る」と言って部屋を出ようとするレイモンドを止めながら「ブルーナー先生が僕らと行けと言ったんだよ」とチャーリーは嘘を付く。門で待っていたため経緯を知らないスザンナは「本当に?」と不安そうだった。スザンナは「本当に医者が許可したの?信じられないわ」と言うが、チャーリーは「心配するな」とだけ答えるのだった。

バスルームにいるスザンナの所へ行くチャーリー。スザンナはレイモンドに対するチャーリーの態度に腹を立てていた。「何も感じないの?」とスザンナは怒りを露わにする。「スザンナは分かってない」とチャーリーはこぼした。スザンナが「分かるわけないでしょ?私に何も話してくれずウソばっかり」と言うと、「俺がウソを?」とチャーリーが感情的になる。「先生が許可したなんてウソよ。なぜお兄さんを連れ出したの?」と詰め寄るスザンナ。「親父が頭に来たからだ」とチャーリーは当然のように言う。スザンナは勢いよくバスルームを出る。「もうたくさんよ。出て行くわ」と言い着替えを始めるスザンナ。「出て行く?俺には君が必要なのに?」とチャーリーが言うと「必要?笑わせないで」とスザンナは吐き捨て、部屋を出ていった。

レイモンドの才能

翌朝レストランで朝食を摂るチャーリーとレイモンド。レストランでブルーナー医師に電話をかけるチャーリー。通話の最中、楊枝を求めてレストランをうろつくレイモンドを見てチャーリーは「彼に楊枝を」とウェイトレスに頼んだ。
ウェイトレスはレイモンドに楊枝を渡そうとしたが手が滑り、床にこぼしてしまう。床にばら撒かれた楊枝を見てレイモンドは「全部で246本落ちてる」と言った。半信半疑のチャーリーが「それは何本入り?」と楊枝を箱からこぼしたウェイトレスに聞くと「250本よ。でも4本箱に…」とウェイトレスが呟いた。あまりの正確さにチャーリーは絶句していた。

その後、飛行場へ向かう。しかしその途中でレイモンドは拒絶反応を引き起こす。「飛行機は安全な乗り物だよ」とチャーリーが言うが「嫌だ。1987年に30件の事故が起こった」とレイモンドは言い、頭を叩きながら大声を出しパニック状態になってしまった。慌てふためくチャーリーはレイモンドの手を押さえ「分かった。飛行機はやめるよ」と言った。チャーリーは腹を立て「頭に来るぜ。車でロスへ帰るわけだ。3時間の所が3日かかる」と言い飛行場を後にした。結局、その日はモーテルに泊まる事になった。

翌朝雨は上がり、出発するチャーリーとレイモンド。車を走らせているとレイモンドが「パンツがない」と突拍子もない事を言い出す。「俺のを貸したろ?」と言うチャーリーに「ポケットに入ってる。窮屈だ。Kマートで買う」と言う。中々納得しないレイモンドに向かってチャーリーは「気が狂う!パンツはどこで買おうと同じだろ?パンツはパンツだ!何が自閉症だ。俺は騙されないぞ!本当は通じてるんだ!」と叫ぶ。レイモンドは「Kマートのトランクスを」と呟く。「精神科の医者を探す。こっちまでヘンになる」と独り言のように言いながら車に乗り込んだ。チャーリーは自閉症というものが全く分かっていなかったのだった。

ある病院を訪ねたチャーリーとレイモンド。チャーリーはレイモンドの障害をいまいち理解出来ずにいるためレイモンドの言動を芝居だと思ってしまい、医師に助言を求めた。「脳に障害があって決して芝居ではない」と医師は言った。「レイ。2,130の平方根は幾つかね?」と医師が尋ねると、「46.15192304」と考える様子もなくレイモンドは答える。感心するチャーリー。「キャンディーの値段は?」と医師がレイモンドに聞くと「100ドルくらい」とレイモンドは答えた。レイモンドは4桁の掛け算は出来ても物の価値などは分からず、金銭感覚もまるでないのだ。チャーリーはじっとレイモンドを見つめる。レイモンドの障害を自分なりに解釈し、理解しようと努め始めているようだった。

レインマンの正体

その夜、レイモンドがバスルームで歯磨きをしている時「病院での計算、なぜ分かった?」とチャーリーが聞くと、レイモンドは「見える」と答え、笑った。「何がおかしいんだ?」と聞くチャーリーに「おかしなレインマン」とレイモンドが呟き、レイモンドが幼い頃のチャーリーと若い頃のレイモンドが写っている写真を渡した。「誰が撮った?」と聞くチャーリーに「父さん」とレイモンドが答える。「あの歌を歌ってくれた?」とチャーリーが聞くと、レイモンドは「そうだ」と言って歌い始める。チャーリーが子供の頃、よく歌を歌ってくれていたという「レインマン」。チャーリーは空想の人物だと思っていたが、その正体はレイモンドだったのだ。「チャーリーにケガさせるなチャーリーにケガさせるな」とレイモンドは言った。チャーリーは、まだ小さかった自分にケガをさせてしまいそうになったため、レイモンドが病院へ行ったという事実をこの時初めて知るのだった。

翌日、チャーリーは、レイモンドの才能で金儲けが出来るかもしれないと企み、トランプを使って確かめる。チャーリーが適当にトランプを並べて行き、手元に残ったカードが何かを聞くと、レイモンドはすべて言い当てたのだ。興奮したチャーリーはそのままカジノへ向かうのだった。
チャーリーは腕時計を売り、レイモンドにスーツを買いヘアサロンでセットしてもらう。スーツに着替えた2人はカジノに到着し、チャーリーは「レインマン。いっちょやろうぜ」と調子のいい事を言った。
チャーリーはカードゲームでレイモンドの能力を上手く使い、勝ち続ける。ギャラリーも集まり大盛りあがりだった。結果、8万6千ドル勝つのだった。その後、部屋に向かうチャーリーとレイモンド。「スーツ姿を初めて見たけどとてもよく似合うぜ」とチャーリーはレイモンドを褒める。「Kマートの服を」とレイモンドが言うと、チャーリーは「そんないい服が気に入らないのか?秘密を教えよう。Kマートは最低だ」と言って部屋の鍵を開けた。

チャーリーが電話で懇願したことで、その夜、スザンナと合流することができた。翌日、ホテルを出た3人。チャーリーは少しだけレイモンドに運転をさせた。しばらくしてチャーリーに運転を代わり、スザンナを自宅まで送り届けた。その後、チャーリーとレイモンドはチャーリーの自宅に到着する。

ブルーナー医師と電話をするチャーリー。「ロスへ着いた。医者の面接は明日だ。その前に話をしたい」とブルーナー医師は言う。レイモンドの親権などについて審問会が開かれるのだった。その夜、チャーリーはブルーナー医師と落ち合う。「明日の面接は第三者の医者であるマーストン博士がレイの診断を行う」とブルーナー医師から伝えられる。

心が通じ合う2人

翌朝、チャーリーの家でレイモンドがトースターを使おうとするが上手く使えずボヤを起こしてしまう。火災報知器の音でパニックになるレイモンドをチャーリーが必死に落ち着かせる。
ホットケーキを食べにレストランへ出かけるチャーリーとレイモンド。「先にメープルシロップをテーブルに」と言うレイモンドにチャーリーはシロップを持って、「レイ。ジャジャーン」と効果音を付けて言った。レイモンドは「チャーリーがふざけた」と言って笑っていた。その様子を見てチャーリーも楽しそうに笑った。

チャーリーとレイモンドは審問会へ向かった。「レイモンドはそっち。君はそっちへ」と、マーストン医師はチャーリーとレイモンドの席を指差した。マーストン医師は「旅は楽しかったか?」とレイモンドに聞くと「運転できる」と言った。今度はチャーリーに「感情を爆発させた事は?」とマーストン医師が言う。「それは2、3度ありました」とチャーリーは口ごもる。「彼は君の兄だが、君とは兄弟の関係を維持できない」と、ブルーナー医師が口を挟んだ。「でも1日24時間一緒にいれば違うんですよ」とチャーリーは反論する。そして「最初は兄と言っても名目だけの兄でした。でも…2人の心が通じたんです」と話す。「素晴らしいが、問題は彼にとって最善の身の振り方を決める事だ」とマーストン医師は言いレイモンドに質問をする「君はチャーリーと一緒にいたいか?」と改めて尋ねるマーストン医師に、レイモンドは「ああ」と答えた。マーストン医師は「もう1つ聞くよ。病院へ帰りたい?」と別の質問をレイモンドに投げかける。するとレイモンドはこの問いにも「ああ」と答えた。もう一度、聞くと「病院へ帰ってチャーリーと暮らす」とレイモンドは答えた。「それは別々だ」と次第に熱がこもるマーストン医師。レイモンドは「病院へ帰ってチャーリーと暮らす」と繰り返すのだった。
「分かったもういい。これ以上兄貴を辱める事はない」とチャーリーが止めに入る。「レイ。今の話は終わりだ」とチャーリーは穏やかに話しかけた。

シンシナティの病院へ帰る事になったレイモンド。外で待ってたブルーナー医師がスーツのままのレイモンドに「Kマートの服の方がラクじゃないか?」と聞くが、「Kマートは最低」とレイモンドは答える。以前チャーリーが吹き込んだ言葉だった。
発車の合図を聞いて「乗れよ」とレイモンドを促すチャーリーは「なあレイ。保護者はブルーナー先生だが面会は自由に出来る。2週間後に会いに行く」とレイモンドに話す。レイモンドは汽車の中に入って行った。チャーリーは「レイ!」と大声で呼び戻す。乗車口に戻って来たレイモンドに「また会おう」とチャーリーが言った。「3分で”テレビ裁判”だ」と言うレイモンドに、チャーリーは「間に合うよ」と微笑む。チャーリーは後ろ髪を引かれながらその場を離れ、去って行く汽車を見つめていた。

『レインマン』の登場人物・キャラクター

レイモンド・バビット(演:ダスティン・ホフマン)

チャーリーの兄。重度の自閉症である。コミュニケーション能力はないが、計算能力や暗記能力が非常に高い。しかし金銭感覚などはまるでない。飛行機を極端に怖がり、これまでに起こった飛行機事故をすべて記憶している。儀式的行動を好み、決まったパターンから外れると不安定な状態になる。弟のチャーリーがまだ幼かった頃に怪我をさせてしまいそうになり、施設に入れられる事になった。審問会では「チャーリーと一緒に病院で暮らしたい」と言い、チャーリーの事を「親友」と呼ぶようになる。

チャーリー・バビット(演:トム・クルーズ)

高級車のディーラーの仕事をしている。絶縁状態だった父親の訃報を知り、遺産目当てで故郷に戻が、自分に当てられたのは車とバラの木のみで、遺産の300万ドルはすべて別の人間に渡ることを知る。その人物が兄のレイモンドであり、この時初めて自分に兄がいたという事実を知らされる。レイモンドを病院から連れ出し、遺産の半分を父親の管財人に要求する。
しかしレイモンドと一緒に過ごす中で、レイモンドが施設に入る事になった理由はまだ小さかった自分に怪我をさせないためだと知り、空想の友達だと思っていた「レインマン」が実はレイモンドだという事を知る。次第にレイモンドに対して家族としての情が湧くようになる。

スザンナ(演:ヴァレリア・ゴリノ)

pippisan0
pippisan0
@pippisan0

Related Articles関連記事

ミッション:インポッシブル(M:I)のネタバレ解説・考察まとめ

ミッション:インポッシブル(M:I)のネタバレ解説・考察まとめ

1966年から7年間放送された往年の人気TVシリーズ「スパイ大作戦」を基に、トム・クルーズが主演と初のプロデューサーを兼ね、ブライアン・デ・パルマ監督で映画化したスパイ・アクション超大作。1996年製作のアメリカ映画。スパイ組織IMFに属するイーサン・ハントは、ある任務に失敗し多くの仲間を失うが、生き残ったことで裏切り者にされてしまう。身の潔白を証明するため、新たなメンバーと独自に捜査を開始する。

Read Article

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』とは、2018年に公開されたスパイ・アクション映画。1996年の『ミッション:インポッシブル』から続くトム・クルーズ主演・製作シリーズ作品の第6作目。 イーサン・ハントがテロ組織「シンジケート」の残党「アポストル」によるプルトニウム爆破テロを防ぐためにチームと一丸となって奮闘する展開と共に、彼がいかに家族や仲間を大切に想っているかが描かれる。

Read Article

M:i:III(ミッション:インポッシブル3)のネタバレ解説・考察まとめ

M:i:III(ミッション:インポッシブル3)のネタバレ解説・考察まとめ

往年の人気TVドラマ「スパイ大作戦」の映画化で、大ヒットスパイ・アクションにまで成長させたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第3弾。2006年公開のアメリカ映画。TVシリーズ「エイリアス」「LOST」で注目を集めたJ・J・エイブラムスの劇場映画初監督作品。フィアンセとの結婚を控え、一線を退き教官となった主人公イーサン・ハントが、凶悪な敵を前に世界を駆け巡り、再び危険なミッションに挑む。

Read Article

ミッション:インポッシブル2(M:I-2)のネタバレ解説・考察まとめ

ミッション:インポッシブル2(M:I-2)のネタバレ解説・考察まとめ

往年のTVドラマ「スパイ大作戦」を映画化した「ミッション:インポッシブル」に続き2000年に製作されたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第2弾。バイオレンスの詩人ジョン・ウー監督が起用され、前作とは一味違った独自のアクション・シーンが満載。休暇中のイーサン・ハントの元に、新たなミッションが届いた。それは20時間で人を死に至らしめる驚異の殺人ウィルス”キメラ”を狙う元同僚の陰謀を阻止することだった。

Read Article

トップガン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

トップガン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『トップガン』とは1986年にアメリカ合衆国で制作された青春映画である。アメリカ海軍のエリートパイロット養成機関「トップガン」に送り込まれた青年マーヴェリックが美しき教官チャーリーとの恋、ライバルとのトップ争い、そして友人の死を乗り越えていく姿を描き出していく。迫力満点の空中戦、戦闘機に乗っているかのような臨場感、胸躍る音楽に彩られた大ヒット作だ。

Read Article

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

往年の人気TVシリーズを、トム・クルーズ製作・主演、「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督で映画化した大ヒット・アクションシリーズ第4弾。前作から5年後の2011年、日米同時公開。爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられたイーサン・ハントとそのチームが、組織の後ろ盾を失いながらも事件の黒幕を突き止めるべく世界を股に過酷なミッションに挑む姿を圧倒的なスケールで描き出す。

Read Article

クレイマー、クレイマー(Kramer vs. Kramer)のネタバレ解説・考察まとめ

クレイマー、クレイマー(Kramer vs. Kramer)のネタバレ解説・考察まとめ

『クレイマー、クレイマー』とは、1979年に公開されたアメリカ映画。突然訪れた離婚をきっかけに、父親が息子との関係を見直すヒューマンドラマ。ホームドラマの名作とも言われており、その中でも父と子に焦点を当て、幼い子供を一人で育てる事や仕事の両立がいかに難しいかも表現され、現代に通じる内容になっている。また、当時アメリカで問題視されていた離婚や養育権の社会問題を描いた事で高く評価された。 内容だけではなく子役を含むキャスト全員の演技が高い評価を受けた作品でもある。

Read Article

宇宙戦争(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

宇宙戦争(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『宇宙戦争』とは、アメリカ合衆国で2005年6月に公開されたSFアクション映画である。 H・G・ウェルズのSF小説『宇宙戦争』を原作としたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。 主人公レイは、離婚した妻がボストンの実家を訪ねる間、妻に引き取られ、自分を軽蔑する子供達ロビーとレイチェルを預かった。そんなある日、奇妙な稲妻が町に落ち、地中から巨大な何かが現れて人々を攻撃、街を破壊していく。今まで家族をかえりみなかった父親だったが、必死に子供達を守っていく中で家族を守る父親へと変わっていく。

Read Article

カンフー・パンダ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

カンフー・パンダ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『カンフー・パンダ』とは2008年に公開されたドリームワークス・アニメーションSKGのアニメ映画。ジョン・スティーブンソンとマーク・オズボーンが監督を務めた。古代の中国を舞台としてカンフーを題材にし、6億ドルを超える興行収入を叩き出した大ヒット映画である。大のカンフー好きであるポーはカンフーをやったことがないにも関わらず、「龍の戦士」に選ばれる。ポーはカンフーへの熱意と共に、カンフーの達人であるシーフー老師に弟子入りすることになる。作画にこだわった圧巻のカンフーアクションを楽しめる映画である。

Read Article

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

トム・クルーズの代名詞ともいえる大ヒットスパイアクションのシリーズ第5作。2015年公開のアメリカ映画。監督は、クルーズ主演映画「アウトロー」のクリストファー・マッカリー。各国の元エリート諜報部員を集めた謎のスパイ組織「シンジケート」の暗躍により、秘密工作機関IMFはまたも解体の危機に陥る。組織の後ろ盾を失いながらも、イーサンは仲間とともに世界の危機を救うため史上最難関のミッションに挑む。

Read Article

アウトロー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アウトロー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アウトロー』とは、2012年に公開されたアメリカのサスペンスアクション映画で、リー・チャイルドが発表した小説『アウトロー』を原作としている。5人の命が亡くなる射殺事件の容疑をかけられたジェームズの要請を受けたジャック・リーチャーは、弁護士の依頼を受けて不可解な射殺事件の捜査を開始することにする。監督はクリストファー・マッカリーが努め、主人公のジャック・リーチャーをトム・クルーズが演じ、ロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンス、デヴィッド・オイェロウォ、ロバート・デュヴァルらが共演した。

Read Article

トップガン マーヴェリック(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

トップガン マーヴェリック(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『トップガン マーヴェリック』とは、2022年に公開された、米海軍のエリート・パイロットチーム「トップガン」をテーマにしたアクション映画。1986年公開の『トップガン』の36年振りの続編にあたる。不可能なミッション達成のために指名されたのは、伝説のパイロット、ピート・マーヴェリック・ミッチェル海軍大佐。マーヴェリックは精鋭パイロット達に訓練を施す教官として、若きトップガンと共に命を懸ける。 全世界興行収入は、主演であるトム・クルーズのキャリア史上最高額となる10億ドル超えを達成している。

Read Article

オール・ユー・ニード・イズ・キル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

オール・ユー・ニード・イズ・キル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とは、桜坂洋が2004年に発表したライトノベル「All You Need Is Kill」を原作に、ダグ・リーマンが映画化した作品。エイリアンに侵略されつつある近未来の地球を舞台に、出撃しては戦死する2日のループを繰り返し、戦闘能力を身に着け、ループの原因となっている敵を倒す方法見つけ出して勝利を掴むまでを描く。

Read Article

ナイト&デイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ナイト&デイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ナイト&デイ』とは、監督はジェームズ・マンゴールド、脚本はパトリック・オニールが手がけた、2010年公開のアクションコメディ映画である。CIAエージェントのロイが、CIA・FBIが絡んだゼファー騒動にジューンを巻き込んでしまうことから、騒動が大きくなっていく。ジューンは、並外れた戦闘能力を持つロイに怯え、様々な危険に巻き込まれることに嫌気がさし、精神的にも不安定になっていた。そんなジューンを優しく守るように陰で支えてくれるロイに、ジューンは少しずつ心を開くようになっていったのだった。

Read Article

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』とは、2014年にアメリカで製作された、コメディドラマ映画である。『アベンジャーズ』シリーズなどで知られるジョン・ファブローが監督から主演まで務めている。一流レストランでシェフを務めていたカールは、オーナーと意見が合わないだけでなく、ネットの晒し者となり店を辞めてしまう。そこで心機一転、フードトラックで移動販売を始め、旧友のマーティンや息子パーシーと共にアメリカを縦断することになる。料理を通して、家族の絆の再生を描く心温まる作品。

Read Article

【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】

【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】

これだけ観ておけば話の種に困ることはない、名作だけに絞った映画ランキングを作りました!タイタニックやゴッド・ファーザーなど、映画好きなら全て観ておいて当たり前の作品ばかりです!もしまだ観たことがない映画があれば、この機会に是非鑑賞してみてください!

Read Article

【レインマン】トム・クルーズ出演映画30選!50歳を超えても魅力がいっぱい!【トップガン】

【レインマン】トム・クルーズ出演映画30選!50歳を超えても魅力がいっぱい!【トップガン】

トム・クルーズが出演している映画を30作品紹介する。 兄弟の絆や主人公たちの感情の変化が細かく描かれた感動作「レインマン」やトム・クルーズのカッコよさが際立つ愛と青春の名作「トップガン」など。50歳を超えても魅力に溢れた彼の様々な演技を楽しめる作品ばかりとなっている。

Read Article

【日本大好き】海外芸能人・有名人・セレブまとめ

【日本大好き】海外芸能人・有名人・セレブまとめ

日本人の間でも広く知られている海外の芸能人・有名人・セレブの中には、大の親日家として友好的な顔を見せてくれる人もいます。特に日本好きとして知られるトミー・リー・ジョーンズは長年BOSSのCMに出演してくれており、彼の姿を楽しみにしていた日本人も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな「日本大好き」な海外の著名人について紹介しています。

Read Article

【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】

【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】

海外の俳優たちを見てみると、けっこう歳がいっているはずなのにめちゃくちゃカッコイイ人っていますよね。ヒゲや長髪など、日本人男性がやるとあまりウケが良くないビジュアルも、海外だとなぜか魅力的に映るのが不思議です。この記事では、アラフォー以上の海外の俳優についてまとめました。いやぁみんなカッコイイですね!このシブさ、そして全身から溢れ出る大人の余裕と色気がたまらん。

Read Article

2015年公開のハリウッド映画まとめ!『アベンジャーズ』から『ミッション:インポッシブル』まで超豊作

2015年公開のハリウッド映画まとめ!『アベンジャーズ』から『ミッション:インポッシブル』まで超豊作

アメリカの有名映画制作会社が数多く拠点を置き、アメリカ映画の代名詞ともいえるハリウッド。『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』、『ミッション:インポッシブル』や『ジュラシック・ワールド』など、日本でも大人気の映画が勢ぞろいしています。特に2015年には『アベンジャーズ』と『スター・ウォーズ』の同年公開に加え、名だたるシリーズの続編や新作が発表されました。ここでは大豊作の年のハリウッド作品をご紹介!

Read Article

目次 - Contents