グラップラー刃牙(刃牙シリーズ第1部)のネタバレ解説・考察まとめ
『グラップラー刃牙』とは板垣恵介による日本の漫画。1991年から『週刊少年チャンピオン』で連載され、OVAやテレビアニメ、ゲームなどメディアミックス展開もされている。東京ドームの地下に秘密裏に建造された闘技場では日夜、熱き格闘家たちによる試合が行われていた。地下格闘技場の若きチャンピオン範馬刃牙は、「地上最強の生物」である父親、範馬勇次郎を倒すため、強者との戦いを求め続ける。全国の男を熱くさせた格闘漫画の金字塔である。
CV:永野善一
韓国海兵隊軍曹。テコンドーの選手。モヒカンに鋭い切れ長の目が特徴的。最大トーナメントに出場し、アイアン・マイケル(アニメ版:イアン・マクレガー)と戦う。
アイアン・マイケル
CV:小形満
アニメ版の名前はイアン・マクレガー。ボクシング世界ヘヴィ級王者。身長182㎝、体重100kg。「ボクシングが格闘技世界一であること」を証明するため、最大トーナメントに出場する。ジョン・L・サリバン(クインズ・ベリールール施行後のボクシングで最初のチャンピオンになった人物)に心酔し、ピンチになった際はその亡霊に助けられた。
柴千春(しば ちはる)
CV:西村朋紘、鈴木達央
暴走族「機動爆弾巖駄無(きどうばくだんがんだむ)」の2代目特攻隊長。身長185㎝、体重72kg。背中にキングギドラの彫り物がある。花山薫を尊敬し、花山のように鍛錬を拒否し、漢としての矜持だけを胸に戦う。ゆえに格闘技の経験は皆無であり、戦闘力は花山や刃牙のような歴戦の強者とは比較にすらならない。だが、その度胸や気合は常軌を逸しており、満身創痍になっても戦うのをやめない。その姿は花山から「不良の鑑だ」と称えられるほど。
畑中公平(はたなか こうへい)
CV:平川大輔
全日本柔道。身長174㎝、体重89kg。最大トーナメント一回戦で柴千春と戦った。
三崎健吾(みさき けんご)
CV:山野井二
少林寺拳法の使い手。身長176㎝、体重72kg。他流試合が禁止されている少林寺拳法において、その禁を破り自分の力を倒すため最大トーナメントに参加した。完成度の高い技術体系を持ち、打撃技、関節技などを状況に応じて使い分ける。
マイク・クイン
CV:川村拓央
アメリカンプロレスの選手。身長192㎝、体重131kg。「ニューヨークの鋼鉄人」の異名を持つ、ペイントレスラー。プロレスのみならずボクシング経験もある。かつてGG(ゴールデングローブ)にも出場していた。最大トーナメントに出場し、三崎健吾と戦う。
セルジオ・シルバ
CV:斉藤瑞樹
ブラジリアン柔術の達人。身長179㎝、体重91kg。最大トーナメントに出場。柔術ブラジル選手権無差別級を3連覇しており、何でもありのルールならブラジリアン柔術が最強という前評判があったほどの実力者である。1回戦でジャック・ハンマーと戦う。
ジャック・ハンマー
CV:坂口候一、三宅健太
カナダのピットファイター。身長193㎝、体重116kg。本名はジャック範馬。戦争を渡り歩いていた勇次郎とベトナムで出会ったジェーンとの間に生まれた子で、刃牙の異母兄である。刃牙同様、身体に無数の傷がある。元々、貧弱な体に生まれついたジャックだったが、範馬勇次郎を越えることを目標に無謀とも言える過酷なトレーニングを繰り返していた。そんなある日ジャックは人体改造の科学者ジョン博士に出会い、常軌を逸したドーピングにより強靭な肉体を得る。試合前には必ず大量のステロイドによるドーピングを行う。そのため、決勝戦前にはジャックの体は崩壊寸前に陥っていた。このような無茶なドーピングは全てジャックの「今日強くなれるならば明日はいらない」という矜持に基づくものである。
最大トーナメントでは素性が謎のダークホースとして現れ、次々に敵をなぎ倒し決勝へと駒を進めた。戦闘スタイルはホッキョクグマを倒すほどの膂力と、ヤシの実を粉砕するほどの咬筋力で相手を圧倒するシンプルな戦い方である。そのパンチは相手を空中で何回転もさせるほどの威力を持つ。地下闘技場での600戦無敗のアクレサンダー・ガーレンとの闘いでは、噛みつきでガーレンの指を食いちぎり吐き捨て、激怒する相手をそのパンチで沈めた。
ジャガッタ・シャーマン
ムエタイ、ムエカッチュアー(素手で殴り合う格闘技)の使い手。最大トーナメントに出場し、本来なら山本稔と戦う予定だった。しかし、天内悠を途中参加させようとする勇次郎の手により、潰され、欠場。
山本稔(やまもと みのる)
CV:松本吉郎
シュートレスリングの選手。身長184㎝、体重102kg。刃牙から「バランスがいい」と称され勇次郎にも名前を知られていることからそれなりの実力はあると思われる。
リチャード・フィルス
CV:中田雅之
シカゴのナイトクラブでバウンサー(用心棒)を務めている。身長181㎝、体重129kg。戦闘の場には常にタキシードで登場する。最大トーナメント一回戦で愚地独歩と戦う。非常にタフであり、人生で一度も相手の攻撃をよけたことがない。その中にはヘヴィ級ボクサーのパンチも入っている。それゆえにシカゴでの彼の異名は「地球一のタフガイ」である。最大トーナメントの控室では、三人の屈強な男たちに木製バットで叩かれてもびくともしていなかった。
ロジャー・ハーロン
CV:小形満
アマチュアレスリングの選手で、オリンピックにもアメリカ代表として出場している。身長195㎝、体重139kg。最大トーナメントに参加し、渋川剛気と戦う。試合前、渋川と自分とのあまりの体格さに渋川を気遣う様子が見て取れたが、コーチからの叱咤でそれが逆に非礼であることに気づき、渋川とは全力で戦った。ガーレンのことを知っており、彼に対してアマレス選手として尊敬と畏怖を感じている。
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目次 - Contents
- 『グラップラー刃牙』の概要
- 『グラップラー刃牙』のあらすじ・ストーリー
- 地下格闘技場編
- 幼年期編
- 最大トーナメント編
- 『グラップラー刃牙』の登場人物
- 地下格闘技場編からの登場人物
- 範馬刃牙(はんま ばき)
- 範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)
- 末堂厚(すえどう あつし)
- 愚地独歩(おろち どっぽ)
- 加藤清澄(かとう きよすみ)
- 本部以蔵(もとべ いぞう)
- 徳川光成(とくがわ みつなり)
- 松本梢江(まつもと こずえ)
- 松本絹代(まつもと きぬよ)
- 鎬昴昇(しのぎ こうしょう)
- 花田純一(はなだ じゅんいち)
- マウント斗羽(まうんととば)
- 鎬紅葉(しのぎ くれは)
- 久隅公平(くすみ こうへい)
- 龍金剛(りゅうこんごう)
- ムサシ
- ゲリー・ストライダム
- 幼年期編からの登場人物
- 朱沢江珠(あけざわ えみ)
- 栗谷川等(くりやがわ ひとし)
- 木戸(きど)
- 柳瀬(やなせ)
- 北沢(きたざわ)
- 花山薫(はなやま かおる)
- 清水治郎(しみず じろう)
- 花山の母
- 木崎(きざき)
- ユリー・チャコフスキー
- 安藤玲一(あんどう れいいち)
- 夜叉猿(やしゃざる)
- 朱沢鋭一(あけざわ えいいち)
- Sir
- ガイア/ノムラ
- 真田(さなだ)
- 倉石(くらいし)
- 千葉兄弟(ちばきょうだい)
- 金本(かねもと)
- 黒川(くろかわ)
- ディクソン
- 猪狩完至(いがり かんじ)
- 加納秀明(かのう ひであき)
- 21巻~42巻の登場人物
- アンドレアス・リーガン
- ズール
- デントラニー・シットパイカ―
- ロブ・ロビンソン
- 金竜山(きんりゅうざん)
- セルゲイ・タクタロフ
- 烈海王(れつかいおう)
- ラベルト・ゲラン
- 稲城文之信(いなぎ ぶんのしん)
- ローランド・イスタス
- 愚地克己(おろち かつみ)
- 李猛虎(りもうこ)
- アイアン・マイケル
- 柴千春(しば ちはる)
- 畑中公平(はたなか こうへい)
- 三崎健吾(みさき けんご)
- マイク・クイン
- セルジオ・シルバ
- ジャック・ハンマー
- ジャガッタ・シャーマン
- 山本稔(やまもと みのる)
- リチャード・フィルス
- ロジャー・ハーロン
- 渋川剛気(しぶかわごうき)
- フランシス・シャビエル
- 栗木拓次(くりき たくじ)
- 夜叉猿Jr.
- 天内悠(あまない ゆう)
- アレクサンダー・ガーレン
- アナコンダ
- 御輿芝喜平(みこしば きへい)
- ジェーン
- ジョン博士
- 『グラップラー刃牙』の用語
- 地下闘技場
- 最大トーナメント
- 『グラップラー刃牙』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 刃牙「もう少しだけ続けさせてくださいッッ」
- 烈海王「キサマ等の居る場所は既に 我々が2000年前に通過した場所だッッッ」
- 勇次郎「たかだか一時間余りで 蚊トンボを獅子に変化る(かえる)。勝利とはそういうものだ」
- ジャック・ハンマー「日に30時間の鍛錬という矛盾!」
- 勇次郎「上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!!」
- 愚地克己「俺の行動のベクトルは全て勝利に向けられている」
- 『グラップラー刃牙』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 何人かのキャラクターは実在のモデルが存在する
- 『グラップラー刃牙』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):青柳涼子『哀 believe』(第1作1~2クール)
- OP(オープニング):青柳涼子『all alone』(第1作3~4クール)
- ED(エンディング):青柳涼子『Reborn』(第1作1~2クール)
- ED(エンディング):青柳涼子『loved…』(第1作3~4クール)