稲城文之信(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

稲城文之信(いなぎぶんのしん)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』に登場する日本拳法の使い手。地下闘技場最大トーナメントでは喧嘩ヤクザの花山薫(はなやまかおる)と戦った。総合格闘技を完成させたと言われるほどの才能の持ち主で、卓越した運動神経と試合前のパフォーマンスで観客をわかせた立役者である。主人公の範馬刃牙(はんまばき)は一度稲城の道場に訪れ稲城の組み手を見た時、直突きの速さと威力に驚かされた。

稲城文之信の概要

稲城文之信(いなぎぶんのしん)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』に登場する日本拳法の使い手である。総合格闘技を完成させたと言われるほどの才能の持ち主で、特に直突きは稲城の必殺技である。水戸黄門、すなわち徳川光圀(とくがわみつくに)の13代目の子孫である徳川光成(とくがわみつなり)が開催した東京ドームの地下闘技場最大トーナメントに出場した。一回戦で日本一の喧嘩師と呼ばれる花山薫と闘い、必殺の直突きを叩き込み、関節技を極めたりと善戦したが花山の力には及ばず初戦敗退となった。しかし花山からは一目置かれ、闘いの後、花山からねぎらいの言葉をかけられた。

稲城文之信のプロフィール・人物像

日本拳法家。総合格闘技を完成させたと言われる程の才能の持ち主。必殺技は直突き。自身の直突きには自信があり、地下闘技場最大トーナメントで花山薫と戦う際には、試合前に花山にスーパーセーフを渡したほど。打撃だけでなく関節技も得意で、花山には通用しなかったが組み手では同じ日本拳法家にあっさりと関節技を極めて1本を取るほどの実力者である。性格は花山の身を案じてスーパーセーフを渡すほどの自惚れ屋で自己顕示欲が強い。

稲城文之信の能力

自信

花山の身を案じてスーパーセーフを渡す稲城

自分の実力に自信があり、地下闘技場最大トーナメントでは花山にスーパーセーフを渡すほど。さらに花山から匕首(あいくち)を渡されても叩き割って自分の直突きの方が頼りになることをアピールしていた。

高い身体能力

花山(右)の右アッパーを足の裏で受ける稲城(左)

総合格闘技を完成させたと言われるほどの高い身体能力を持つ。花山の攻撃にカウンターで直突きを入れたり、アッパーを足でガードした後にバク転したりと運動神経そのものが優れている。

精神力

背骨を折られても腕ひしぎを極めようとする稲城

花山に腕と背骨を折られてもなお腕ひしぎを極めようとするくらい強い精神力の持ち主。心・技・体の揃った総合格闘家である。

稲城文之信の必殺技

直突き(ちょくづき)

花山(右)の攻撃にカウンターで直突きを極める稲城(左)

ボクシングでいうストレートにあたる技だが、稲城の直突きの完成度は武道家の中でも頂点を極めるレベルと言われている。

足刀(そくとう)

直線的な動きの足刀

足刀も直突きと同じく相手に一直線に向かう稲城の必殺技である。相手の防具を壊すほどの破壊力を持っている。

腕ひしぎ逆十字(うでひしぎぎゃくじゅうじ)

道場生(左)相手に組み手で腕ひしぎを極める稲城(右)

総合格闘技を完成させたと言われる稲城は関節技の完成度も高い。接近戦では投げや関節技を巧みに極め、相手にギブアップさせる。特に腕ひしぎ逆十字が得意技。

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