ディズニーの歴代プリンセスまとめ
ディズニープリンセスとは、これまでに制作されたディズニー作品に登場するプリンセスたちの総称である。白雪姫、シンデレラ、オーロラ、アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン、ティアナ、ラプンツェル、メリダ、モアナ、ラーヤがアメリカ公式サイトで発表されているディズニープリンセスだ。その他、ソフィアやヴァネロペ、エレナなどもプリンセスとして扱われることがある。
『ディズニー』の概要
ウォルト・ディズニー・カンパニー(通称ディズニー)は、ウォルト・ディズニーが設立したアメリカ合衆国の多国籍マスメディア・エンターテイメント複合企業である。ウォルトは1921年にラフォグラム・フィルムを創設するが、約2年で破産。1923年に兄のロイ・O・ディズニーと共にディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオを設立し、ウォルト・ディズニー・スタジオやウォルト・ディズニー・プロダクションなどの名称で運営、1986年にウォルト・ディズニー・カンパニーという社名に正式決定した。
1928年の短編映画『蒸気船ウィリー』でミッキーマウスと共にアニメーション界のリーダー的存在としての地位を確立する。大成功を収めたあとは実写映画やテレビ、テーマパークなど幅広く事業を展開している。
歴代プリンセスとは
ディズニープリンセスとは、これまでに制作されたディズニー作品に登場するプリンセスたちの総称である。白雪姫、シンデレラ、オーロラ、アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン、ティアナ、ラプンツェル、メリダ、モアナ、ラーヤがアメリカ公式サイトで発表されているディズニープリンセスだ。その他、ソフィアやヴァネロペ、エレナ、エルサなどもプリンセスとして扱われることがある。時代が変化し女性が進出すると共にプリンセスたちの性格や価値観なども変わっており、王子様が来てくれるのを待つという受け身であった白雪姫やシンデレラなどと比べて、モアナやラーヤなど現代のプリンセスは自分で冒険をしたり運命を切り開くという描写が主になっている。
歴代ディズニープリンセス
ディズニー公式公認
白雪姫
『白雪姫』は、ウォルト・ディズニー・プロダクション初の長編アニメーション映画として1937年に公開された。ヨーロッパでよく知られているおとぎ話が由来となっており、最初のディズニープリンセスである。
白雪姫は純粋でおしとやかな美しい心を持つ14歳の少女。継母である女王に美しい容姿を妬まれ、お城から追放され命を狙われる。逃げ込んだ森で出会った7人のこびとや動物たちと共に生活するようになり、全員に優しく家族のように接する。掃除・洗濯・料理などが得意であらゆる家事を引き受けている。魔女に化けた女王に毒リンゴを食べさせられて息を引き取るが、王子様のキスによって目覚め、夢見ていた人生を手に入れる。
シンデレラ
『シンデレラ』は、ウォルト・ディズニー・プロダクションの長編アニメーション第12作目として1950年に公開される。作中に登場するお城は特に有名であり、東京ディズニーランドやウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダムなど、パークのランドマークとして実際に存在する。ディズニー映画のオープニングやエンディングに登場するお城のロゴもシンデレラ城がモチーフとなっている。
19歳のシンデレラは父を亡くし、継母と義姉2人に召使いのような扱いを受けている。心優しく、どんな仕打ちにも耐え、前向きに明るい未来を夢見ている。お城の舞踏会に行くため、フェアリーゴッドマザーの力を借りて、美しいドレスやガラスの靴、かぼちゃの馬車を手に入れる。魔法が解けた後も自分を信じて未来を諦めず、奇跡を起こして王子様と結婚する。
オーロラ
『眠れる森の美女』はウォルト・ディズニー・プロダクションの長編アニメーション第16作として1959年に公開される。作中に登場する邪悪な魔女マレフィセントは、ディズニーの悪役たちを集めたヴィランズの中でも圧倒的な力を誇り、パークのショーや短編アニメーション、ゲームなどでもラスボスのような存在として登場することが多い。
美しい歌声を持つオーロラは、生まれて間もない頃に魔女のマレフィセントに死の呪いをかけられ、16歳まで「ローズ」として森の奥の小屋に隠れて暮らしていた。いつか夢は叶うと歌うシーンが印象的で、純粋さや無邪気さも兼ね備えている。プリンセスとしてお城に戻った際、呪いの通り、糸車の針に指を刺して永遠の眠りにつくが、王子様の真実の愛のキスで目覚める。
アリエル
『リトル・マーメイド』は、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズのアニメーション映画として1989年に公開され、海の仲間たちや素晴らしい音楽が話題となった。
アリエルは好奇心旺盛な16歳の人魚のプリンセス。人間の世界に強く憧れており、禁じられている水面まで泳いでいくなど自由奔放な冒険心を持っている。人間のエリック王子を助けたことをきっかけに恋心を抱き、自分の声と引き換えに魔女アースラと契約して人間になる。最後まで自分の夢を諦めず、どんなに困難な状況でも乗り越えていくアリエルは、人間と関わることを禁じていた父親の心も動かし、見事エリック王子と結ばれる。
ベル
『美女と野獣』は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの映画として1991年に公開される。フランスの民話『美女と野獣』を元に制作され、『美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント』、『美女と野獣 ベルのファンタジーワールド』といった続編も登場する人気作である。
発明家の娘で空想の冒険や本が大好きなベルは、好奇心旺盛で強い意志を持つ17歳。野獣の城に捕らわれた病気の父親の身代わりとなり、魔法をかけられた住人たちと心を通わせていく。野獣とはお互い惹かれ合っていき、外見に惑わされることなく、野獣の孤独に寄り添う。ベルのおかげでお城の魔法は解かれ、野獣や住人たちにハッピーエンドをもたらした。
ジャスミン
『アラジン』はウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作したアニメーション映画で、1992年に公開される。OVA作品として続編2本、テレビアニメシリーズ『アラジンの大冒険』、実写映画版などが製作されている。原案は『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』を元にしている。劇中歌の『ホール・ニュー・ワールド』はアカデミー歌曲賞を受賞した。
ジャスミンはアグラバーという砂漠の王国の王女で、自立した心や勇敢さ、そして賢さを持つ15歳。王子と結婚するというしきたりに嫌気が差しており、反発して城から抜け出す。その時に出会った貧しい青年アラジンの優しさなどに惹かれ、好意を抱いている。王子に変身したアラジンの正体をその賢さから見抜き、何度も嘘をつかれたことも許す心の広さを見せる。アラジンと共に敵であるジャファーに立ち向かい、王国を守ることに成功する。
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