ファイナルファンタジーVI(FF6)の魔石まとめ
「魔石」とはFF6に登場する重要アイテムのこと。
装備することで強力な魔法が使用できるようになる他、装備する魔石によってキャラクターのレベルアップ時のステータスが変わるなど、バトルシステムと大きく結びついてる。
魔石によってキャラクターの成長方向や得意・不得意をプレイヤーの自由にでき、キャラクターの自由なカスタマイズが可能となっている。
シヴァやラムウとは兄弟関係の幻獣/魔石。作中では兄弟関係であることからイフリート、ラムウともに3体セットで扱われる。
召喚魔法は「ダイアモンドダスト」で、冷気の波動を浴びせるようにして敵全体を攻撃する。
シナリオではイフリートとともにゴミ捨て場で命を落とし魔石化する。
攻撃魔法と回復魔法をバランスよく覚えることができ、魔法を全く覚えていないキャラに最初に着ける魔石としてはそれなりに適している。
しかし、どの魔法もさらに効率よく覚えられる魔石が別に存在し、レベルアップ時の装備ボーナスもない。
ユニコーン
癒しを司る幻の一角獣の幻獣/魔石。
召喚魔法は「ヒールホーン」で、味方パーティー全員に状態異常治療魔法「エスナ」と同じ効果を与える。
複数の状態異常を受けてひとつずつ解除していくのが面倒な時に活躍する。
召喚魔法の「ヒールホーン」は魔法の「エスナ」と違って味方全体を一度に治療できるので、全体に複数の状態異常をかけられた時に一気にすべて解除する事が可能。
ただし召喚魔法であるため1回限りしか使えない上、後半では全ての状態異常を防ぐ装備品「リボン」の登場により使用率は低くなる。そのため全魔石の中では影が薄い存在。
グラフィックはFF1のモンスターのクレイジーホースの流用である。
マディン
あらゆる属性を司る幻獣で、FF6の主人公のひとり、ティナの父親でもある。
その出自から、シナリオにも大きく関わっている。
マディンがかつて幻獣界(幻獣のみが住む世界)に住んでいたとき、迷い込んだ人間マドリーヌと出会い、互いに惹かれあったことでティナが誕生。
その後の二年間を平穏に過ごしていたが、幻獣の力を求めてガストラ帝国が襲撃してきたことから状況は一変。
ガストラ軍を手引きしたと疑われて飛び出したマドリーヌを追いかけて幻獣界と人間の世界を隔てるゲートへと向かった時、幻獣界の長老による結界魔法が発動し、その衝撃でティナが外界に飛び出し、マドリーヌとマディンも外界に放り出された。
その後ティナはガストラ帝国に奪われ、それを庇おうとしたマドリーヌも殺される。
マディン自身は囚われの身となり研究所のビーカーに放り込まれ、10年以上も力を吸われ続けた。
研究所に潜入した主人公達に力を託すため仲間達と共に魔石化し、彼らに身を委ねた。
その後、ティナと再会し、彼女に出生の秘密を伝えることで、暴走しかけていた彼女を落ち着かせた。
エンディングでは世界から幻獣と魔法の力が消えていく中で、娘に最期の言葉を伝えて消滅していった。
戦闘中に召喚すると無属性の魔法「ケイオスウェイヴ」で敵全体を攻撃する。
またファイラ・ブリザラ・サンダラの3つの魔法を習得できる。
カトブレパス
FF5のモンスターがFF6で幻獣として登場したもの。
召喚魔法は前作のFF5と同じで「悪魔の瞳」。邪眼の力で敵全体を石化させるという効果。
魔石の中で唯一即死魔法「デス」を修得できるので、通称「バニシュデス」と呼ばれる戦法を使うためには欠かせない存在。
バニシュデスとは、魔法「バニシュ」の仕様を利用したコンボのこと。
「バニシュ」によって「透明」状態になると物理攻撃を必ず回避できるようになるが、逆に魔法攻撃の回避率は0になってしまい魔法が必中する。
この時の魔法の必中状態は対象の状態異常耐性を無視することができ、本来無効化される状態異常でも通ってしまう。
これを使い、本来ならば即死攻撃に耐性のあるボスに「バニシュ」をかけたあと「デス」をかけることで問答無用でボスを倒せてしまうというのが「バニシュデス」と呼ばれる戦法。
「バニシュデス」にかかればラスボスだろうが裏ボスだろうが一撃で倒すことができる。
ファントム
幽体の残留思念が集まり、塊となって生まれた幻獣。後に魔石化してプレイヤーの力になる。
召喚魔法は「バニシングボディー」。幽霊のような姿で登場し、パーティー全員を「透明」(物理攻撃を回避できる)状態にする。
覚えられる魔法にはバニシュがあり、「バニシュデス」戦法を利用する際にはカトブレパスともども欠かせない。
ファントムは幽体の残留思念が集まり、塊となって生まれた幻獣という設定と、幻獣が死んだ時に残されるものが魔石という設定とで「幽霊も死ぬんだ」とプレイヤーからしばしネタにされる。
プレイヤー間でFFキャラクターの死亡が話題になる時には、「幽霊だって死ぬ」とファントムが引き合いに出される時がある。
カーバンクル
FFシリーズおなじみの召喚獣が幻獣として登場。
効果も歴代おなじみの「ルビーの光」で、額のルビーから発した光で魔法反射効果の「リフレク」を張ってくれる。
FF6が戦闘中に一度しか召喚獣を呼べないシステムであったこと、「リフレク」状態に頼る機会が少ないこと、終盤にはリフレク効果のある「リフレクトリング」が買えることから不遇の扱いを受けている。
前作FF5よりほとんどのグラフィックが進化したFF6においては、珍しく「退化」した幻獣。
カーバンクルの大きさもひとまわりほど小さくなり、グラフィックも粗くなったおかげで、設定画などで姿を把握していないとどういうものなのか判別できないレベルにまで落ちてしまった。
ビスマルク
歴代FFおなじみの召喚獣「リヴァイアサン」の代わりに登場した幻獣。
召喚すると、白鯨ビスマルクが水泡による水属性攻撃「バブルブロウ」を行う。
FF6の機械系モンスターの多くが水属性に弱いため、召喚魔法の立場が低い本作でも水属性の彼はそこそこ活躍の場がある。
召喚魔法は水属性だが、習得できる魔法はファイア・ブリザド・サンダーといった炎・氷・雷属性の魔法。
レベルアップ時のステータスボーナスが非常に高く、パーティー内で激しい争奪戦が繰り広げられるのは必至である。
ゴーレム
ジドールの町での競売で手に入る魔石/幻獣。
魔石が出品されるかどうかは完全に運だが、早々に手に入れられれば強力なボス達への対抗策になる。
召喚魔法は「アースウォール」。味方パーティーの壁となり、敵の物理系攻撃を完全防御してくれる。
防いでくれる物理ダメージ量は「召喚者の現在HP分」で、いざという時の盾になる。
しかし召喚魔法は1回きりなので使い所が難しいという難点がある。
ゾーナ・シーカー
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