ファイナルファンタジー(FF)のアビリティまとめ

ファイナルファンタジーのアビリティシステム(ability system)とは、日本産RPGであるファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)に登場する、「コマンド」や「特性」をカスタマイズできる戦闘・育成システムである。
ファイナルファンタジーシリーズにおけるアビリティとは、そのジョブやキャラクターを特徴づける技のことを指し、アビリティによってキャラクターに個性を持たせることができる。

MPHP

FF12に登場。
MPをすべて使って味方一人のHPを術者の残りMPの10倍にする。
(MPが100であった場合にこのアビリティを使うと、MPが0になりHPが1000になる)
MPが0であった場合は0×10=0でHPは0になり戦闘不能になってしまう。

あえてキャラクターを瀕死にしたい時に有効な技。
FF12のバトルシステムでは、瀕死になると物理・魔法双方の攻撃力が爆発的に強化されるという仕様がある。
そのためこのアビリティを使用してわざと瀕死状態になり強化を受けるテクニックがある。

サポートアビリティ

HP限界突破・MP限界突破・ダメージ限界突破

FF10以降で登場したサポートアビリティ。
HP、MP、ダメージの最大値はHP9999、MP999がカンストなのだが、それを突破してHP1万以上、MP1000以上にすることができる。
ダメージ限界突破も同じで、通常9999でカンストする与ダメージの値を9万9999までに引き上げ、1万以上のダメージを与えられるようにする。

アイテム投げ

FFTのジョブ、アイテム士のサポートアビリティ。
通常は隣接したユニットにしか使えないアイテムを、4マス先のユニットにまで使えるようになる。
ただし「投げる」というモーション上、間に障害物などがあるとアイテムが届かず無効化される。間に別のユニットがいるとそのユニットに当たってしまう。

アイテムの知識・薬の知識・薬剤師の免許

消費アイテムによるHP・MPの回復量を2倍にする。
作品によってはこの効果で消費アイテムの回復量が爆発的に伸び、メインの回復手段として使っていけるようになる。

FF12では回復アイテムだけでなく攻撃アイテムの効果も増す。

いつでも〇〇・オート〇〇

行動速度を上昇させる「ヘイスト」やHPが徐々に回復していく「リジェネ」など、有利なステータス変化が常にかかっているようにする。
効果は永続で、ステータス変化を解除する魔法「デスペル」でも解除することはできない。

格闘

モンクと空手家といったジョブの特性として付与されているサポートアビリティ。
武器を装備していなくても、他のジョブが素手で戦う際より強力な攻撃力を発揮できるというもの。

FFTでは「素手状態での物理攻撃力の値を倍にする」という効果であり、物理攻撃力の値でダメージや成功率の上がる技もこのサポートアビリティの恩恵を受けられる。
技によっては普通に武器を装備した状態で実行するよりもはるかに有効であり、低レベルクリアや縛りプレイなどではよく用いられる。

〇〇キラー

FF9に登場するサポートアビリティ。「獣」「鳥」「人型」など、特定のモンスターに対してのダメージ量が1.5倍になる。
効果が受けられるのは「たたかう」(通常攻撃)のみで、アビリティでのダメージなどには適用されない。

後列斬り

FF4、FF5に登場するサポートアビリティ。
攻撃の際、後列にいても前列にいるのと同等のダメージを与えることができるという効果。
同作品では戦闘時の位置に前列・後列の概念があり、敵味方ともに後列にいると物理攻撃によるダメージが半減されるという仕様がある。
(ちなみに前列が全滅すると後列が前列扱いになる)
「後列斬り」は前列に敵がいても後列の敵にダメージを半減されず攻撃できるというもので、後列に引っ込んでいる厄介な敵を先に倒したい時などに使われる。

ショートチャージ

FFTに登場するサポートアビリティ。
魔法のチャージタイム(詠唱にかかるターン数)を半減する。元々チャージタイムが短い魔法にショートチャージをつけると魔法が即時発動できる。

内部データのみの存在だが、魔法のチャージタイムが0になる「ノンチャージ」もあった。

精神統一

FFTが初出。その後FF9やFF4DS版などにも登場した。
攻撃などの際、対象の回避率を無視して技の命中計算を行う。
高い回避率を持つ敵に対して、高い回避率を無効化して攻撃を当てるためのサポートアビリティである。
ただあくまで「回避率を無視する」というだけであって必中ではない(=使用者の命中率やステータス異常によってはずれる場合がある)。

まじゅう語

FFTのジョブ、話術士が覚えるサポートアビリティ。
特殊な言語(モンスター語)を習得し、使えるようにする効果。モンスターに「話術」を発動する際、このサポートアビリティが無いと発動できない。

まじゅう使い

keeper
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