FF14 レイドダンジョン「大迷宮バハムート」のネタバレ解説・考察まとめ

邂逅編 3層

3層はまさかのボス戦なしの階層となっている。
雑魚モンスターがひしめく多数の足場からなるフィールドとなっており、装置によって足場を行き来し、最下層にある制御装置を調べるとクリアとなる。

雑魚モンスターしかいない階層であり、ギミックもない。
強いて言うならば、各所にある足場を行き来するための装置には「どの方位に飛ぶか」が複数から選べるようになっており、方向指定を間違えると道に迷ってしまうだとか、誤って飛んでしまった先で雑魚モンスターに絡まれてしまうだとか、その程度である。
このことは実装前からすでに公式から「ボス戦はありません」と発表されていた。
そのため、3層のみの攻略PTというものはほぼ見かけない。
2層攻略後についでにクリアしてしまうか、または3層攻略後にそのまま4層の攻略に行くことが多い。3層踏破のアチーブメント目的のみで募集される場合もある。

邂逅編 4層

円形のフィールドにフェーズ毎に敵が追加され、一定時間内に片付けていくだけの簡単な構成となっている。
次々と敵が沸くため火力勝負となるので、装備を整えるのはもちろん、メンバーそれぞれは自分のジョブでの最適なスキル回しの理解と実行が必要となる。

3層はいわゆるDPSチェック層である。DPSとは、本来ならば秒間ダメージの意味だが、FF14においては火力と言った意味で使われる。
「DPSチェック」というのはこのDPSがどれほど出せるか（＝パーティ全体の火力）を確認するギミックである。
具体的に言うと、「雑魚モンスターなどを一定時間内に倒す」というような内容がDPSチェックにあたる（DPSが十分であれば倒せるし、DPSが足りなければ倒せない）。

3層では1分置きにフェーズが進行し、敵が追加されていく。そのためアタッカー役の火力が低い（＝DPSが足りない）とジリ貧になる。
また雑魚モンスターには個々に物理攻撃耐性や魔法攻撃耐性などもあり、アタッカー役は自分がどの雑魚モンスターを攻撃すればいいのかを咄嗟に見極めなければならない。

邂逅編 5層

ツインタニア

「邂逅編」のラスボスとなる。元ネタはFF5のボスモンスターであり、使う技などもそのオマージュとなっている。
何度も苦戦したこれまでの敵はすべて雑魚であった、いくつものパーティを解散に追い込んだアラガンロットさえも大したことないものだったと言いかねないほどの凶悪なギミックが目白押しとなっている。

登場するギミックのどれもが「自分が完璧でも誰か1人がミスをすると全滅する」というような内容であり、「まるで大縄跳びのようだ」とプレイヤーに言わしめた。
中でも、メンバー4名の足元に小型の竜巻を発生させる「ツイスター」が凶悪。竜巻に触れたプレイヤーは即死、巻き込まれたプレイヤーも大ダメージを受けるこのツイスターであるが、エフェクトが目立たず、竜巻に触れやすい。
これまでのギミックは、範囲攻撃の予兆としてその部分の地面が光ったり、対象者の頭上にマーカーが表示されたりなど、「何かが来る」というのが明確にわかるようになっていた。しかしツイスターは地面も光らないしマーカーも表示されない。ツイスターの発動には詠唱があるのだが、それを見落とすとツイスターが当たってしまう。
しかもこのツイスターは1度だけでなく何度でも使用してくる。ツインタニアがツイスターを使い始める後半フェーズになったら、ツインタニアの挙動に気をつけなければならない。

この「大縄跳び」をクリアすると、邂逅編完全踏破となる。

大迷宮バハムート：侵攻編

概要

「邂逅編」の続編にあたる。
邂逅編の続きではあるが「第6層」ではなく、まったく別の場所にあるダンジョンを攻略することになる。
第1層～第4層までの4層構造となっており、ボスが4体いる。邂逅編3層のような中間層はない。

「大迷宮バハムート」シリーズの中でも特に即死ギミックが多く、ある程度の装備があってもギミック処理に失敗すると問答無用で即死するため、全体を通して予備知識なしの挑戦は無謀。実装当時よりギミックやダメージの緩和が行われたが、現在でもそれは変わらない。

どのボスも行動パターンの変化がHPをトリガーとして切り替わるため、「火力が上がりすぎると、ボスの攻撃パターンが面倒なタイミングで切り替わり、最悪対処不能になる」という問題が指摘されている。

「侵攻編」で取得できる装備

「ハイアラガン・ディフェンダーコート」など「ハイアラガン」と名がついた防具が1～3層で、4層で武器が取得できる。
「邂逅編」同様、実装当時は攻略難度が高く設定されていたため、「ハイアラガン装備を持っている」ということは一種のステータスであった。

防具はどれもがデザインがよく、武具投影（身につけている装備の見た目を別のものに変える機能）の対象としても人気が高い。
装備のアイテムレベルの上昇に伴い攻略難度はだいぶ下がった現在では、「身につける装備として」ではなく「武具投影に使うため」として「侵攻編」攻略パーティが組まれる。

侵攻編 1層

ラフレシア

ロックオンしたプレイヤーを吸い込みにより捕食し、自身を強化する能力を持つ。
強化が重なると全体攻撃のダメージが大きく上がり、一気に戦況が悪くなるため、フィールドギミックの利用により吸い込みを耐える・吸い込まれる瞬間に背後に回るなどの対応が必要。

発動後、キャラクターが一歩でも動けば即死ダメージを受ける「ブライデットブーケ」、一定時間以内に倒さなければ即死攻撃をしてくるホーネットの召喚、徐々にダメージエリアを広げる球根など関門が多い。
「ブライディットブーケ」の即死ダメージはラフレシアへの攻撃や挑発はもちろん、回復行動や移動など一切の行動が対象となる。ラフレシア以外の雑魚モンスターへの行動もすべて攻撃判定され、即死ダメージを受ける。そのため、「ブライディットブーケ」がきたら一切動いてはいけない。

吸い込み攻撃からの捕食攻撃に対処しつつ、「ブライディットブーケ」に気をつけつつ、雑魚モンスターとして召喚されるホーネットを即座に始末する。
こう書くと簡単なように見えるが、どれもがミスをすると回避不能の即死攻撃であるため気が抜けない。

なお、この「ブライディットブーケ」は開発段階では予兆となる詠唱がなかった。
開発段階で指摘され、予兆となる詠唱を入れることになったのだが、「それがなければ被害者はもっと増えていたかもしれません」と開発担当者の須藤氏は振り返っている。

侵攻編 2層

メリュジーヌ