『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』とは、コジマプロダクションが開発しソニー・インタラクティブエンタテインメントから2025年に発売されたPlayStation 5用ゲームソフトである。『DEATH STRANDING』の続編で「ソーシャル・ストランド・システム」というコンセプトを継承し拡張した作品。北アメリカ大陸を繋いだサムはBBのルーと平穏な暮らしを送っていた。そんな彼に今度はメキシコをカイラル通信で繋ぐよう依頼がくる。人類の繋がりを広げるための旅がまた始まる。
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)の概要
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』とは、コジマプロダクションが開発し、2025年6月26日にソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されたPlayStation 5用ゲームソフトである。2026年3月19日にWindows版がNixxes Softwareと共同開発され発売された。
前作である『DEATH STRANDING』の続編として開発され、「ソーシャル・ストランド・システム」というゲームコンセプトが前作から継承・拡張されている。
本作は海外レビュー集積サイト「Metacritic」でメタスコア90点を獲得するなど、好評を得ており、2025年6月のPlayStation Store月間ダウンロードランキングでは、日本、アメリカ、カナダの3つの地域で1位を記録した。また日本では翌月7月も1位となり、2ヶ月連続で1位を獲得した。
前作ではアメリカ大陸が舞台だったのに対し、本作ではそれから11ヶ月後のメキシコ、そしてオーストラリアを舞台とし、主人公サムは人類を再び繋ぐための旅に出る。そこに「AIによる合理化」「絶滅思想」が絡み合い「我々は繋ぐべきだったのか」を問う物語になっている。
最初に大まかな流れが確認できるようになっており、前作をプレイしていないプレイヤーも本作から始められるように工夫されている。また、ゲーム内データベースに細やかな用語や登場人物の解説を見ることもできるようになっていたり、システム面においてもより快適になった。
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)のあらすじ・ストーリー
1章:サム
ポーター(配達人)のサム・ポーター・ブリッジズはBB(ブリッジベイビー)と呼ばれるルーと平穏に暮らしていた。そこに前作でUCA再建のため共に戦った仲間のフラジャイルが現れる。そしてフラジャイルからメキシコをカイラル通信で繋ぐことを依頼される。
ルーは一緒に連れて行けないとフラジャイルに託し、離れるのを惜しみつつ、サムはポーターとしてメキシコを繋ぐ旅に出た。武装集団やデス・ストランディング後に現れるようになったBTというあの世からビーチを通ってこの世にやってきた存在を退けつつ、メキシコの最終目的地点である「旧地球物理学研究所」にたどり着いた。そこではかつてサムの仲間だったデッドマンがホログラム映像で流れる。
デッドマンからはUCAがカイラル通信で繋がっていく度に大きくなる謎の空間「プレート・ゲート」の説明を受ける。謎の空間はオーストラリア大陸に繋がっているようだ。そしてデッドマンはルーのことも調べており、ルーのBBの型番「BB-28」はもう1人いることが判明したのだった。
また、デッドマンは既に死亡しており、今はビーチにいるという事実を聞かされる。サムはデッドマンの死を受け入れ、彼から受け取ったルーへのプレゼントを持ち自宅へと向かった。
2章:ルー
サムが自宅へ戻る途中、赤装束の武装集団と遭遇する。そして自宅が何者かに襲われているという連絡を受け、急いで戻るが自宅は荒らされており、ルーとフラジャイルの姿はなかった。
2人を探して外に出ると、傷だらけになったフラジャイルを発見する。しかし一緒にいるはずのルーはいなかった。自宅に戻りフラジャイルを治療していると、フラジャイルは意識を取り戻した。そして赤装束の武装集団に襲われたこと、ルーは命を落としてしまったことを話す。ルーの死を受け入れられずにいたサムだったが、ルーが入っていたBBポッドに胎児の姿に戻ったルーが現れたのを見て、ルーの死を覚悟するのだった。
3章:跳ね橋部隊
ルーを失ったショックを拭いきれないサムを見て、フラジャイルは彼にオーストラリア大陸をカイラル通信で繋ぐ旅に出るように勧める。フラジャイルは民間組織「跳ね橋部隊」という組織を立ち上げ、トップを務めていた。その組織の拠点である船「DHVマゼラン」に2人は乗り込んだ。跳ね橋部隊はサムと同じDOOMSという不思議な体質を持つ仲間と、パトロンであるチャーリーによって構成されていた。サムは跳ね橋部隊と共に、プレート・ゲートからオーストラリア大陸へと足を踏み入れたのだった。
オーストラリア大陸をカイラル通信で繋いでいる途中、サムの前に赤装束の武装集団を引き連れた男ヒッグス・モナハンと遭遇する。ヒッグスはかつてUCAを繋ぐのを妨害してきた敵で、現在はビーチに閉じ込められているはずだった。サムとフラジャイルに復讐すべく現れたのだという。
DHVマゼランに戻りヒッグスのことを伝えると、フラジャイルはルーの命を奪ったのはヒッグスだった事を思い出す。
4章:雨粒
サムが次の場所へと足を運ぶと、外に出ると雨を降らせることの出来るレイニーという女性と出会う。彼女は跳ね橋部隊の仲間のようだ。雨を降らすということで迫害されていたが、フラジャイルが跳ね橋部隊へと誘うことで人生が変わったのだった。彼女の降らせる雨は触れたものを元の状態に戻せる。フラジャイルはそれに気づいていたのだ。
レイニーはUCAの人工授精計画に乗り妊娠しているが、7ヶ月のまま成長が止まっていた。その原因はビーチのバランスが崩れてしまったことにあるようだ。オーストラリア大陸とカイラル通信を繋ぎバランスを取り戻すことで、妊娠7ヶ月で止まっている状態を治せるかもしれないと考えられている。
5章:火災
サムは順調にカイラル通信を繋いでいくのだが、途中「北部環境観測所」を訪れた際、突然タールが噴出する現象に遭遇する。タールはBTの濃度の高い液体だ。サムが確認するためにタールに近づくと、中から出現した謎の人物によってタールの中へと連れ込まれてしまうのだった。
目が覚めるとそこは燃え盛る街の中だった。街の中を捜索中、謎の男と遭遇する。彼はサムに襲いかかってきた。サムが謎の男を倒すと、何かを言い残し爆発してしまうのだった。爆発し飛ばされた先に少女が倒れていたが、助けようとすると再び爆発に巻き込まれてしまい、サムは気を失った。
目を覚ましたサムは燃え盛る街から戻っていた。そして近くにはさっき助けようとした少女も蛹のような姿で倒れていた。サムは少女を抱き抱え、DHVマゼランへと戻った。
6章:蛹
少女はフラジャイルとタールマンによって治療され、目を覚ますのだった。しかしコミュニケーションが上手く取れず名前も年齢も何も分からなかったため、フラジャイルは彼女をトゥモロウと名付けた。トゥモロウを調べてみると大きな怪我はなく、健康体そのものだった。腕にある蕁麻疹(カイラル・ラッシュ)のようなものから出るタールは時間を進めるような性質があった。そしてトゥモロウは悪夢を見ると身体が浮いている様子からDOOMSなのだろうと考えられる。
サムがカイラル通信を繋いでいる間に、トゥモロウは意識を取り戻したようだ。目を覚ましたトゥモロウは靴を履くのを嫌がっていた。また普通の食べ物は受け付けず、周りの人間の言うことを受け入れられずにいるようだった。しかしフラジャイルたちが親身に接してきたことで、少しずつ心を開いていくのだった。
そんな中、トゥモロウを元の世界に帰して家族の傍に置いておく方がいいというタールマンに対し、DHVマゼランに残して置いて面倒を見ておいた方がいいと言うフラジャイルたちの言い合いを聞いてしまったトゥモロウ。負い目を感じ、彼女は外に飛び出して行ってしまった。サムが外を捜索するとそこには脱ぎ捨てられたジャケットが落ちていた。ジャケットを拾おうとするとヒッグスが操るロボット「ゴーストメック」が襲いかかってきた。敵に圧倒されているとそこにトゥモロウが現れ、タールの中に潜り込みDOOMSの力を発揮しゴーストメックと戦い始めたのだった。帰るところはないと言うトゥモロウに、サムはDHVマゼランに戻ることを説得する。フラジャイルはトゥモロウを家族だと言い、跳ね橋部隊へと歓迎した。
更にオーストラリア大陸をカイラル通信で繋げていると、かつての仲間だったハートマンと再会する。ハートマンは、配送をAPASというAIのシステムで自動化しようと進めている企業であるAPACと協力し、ビーチの研究をしていたようだ。彼のここでの仕事は終わったため、DHVマゼランに戻るのだった。
最近ハートマンに届く不思議なメールについて話があった。中にはカイラル通信のために人柱として使われたBBの記録が書かれていた。BBはビーチと繋がっており、カイラル通信もビーチを使うことからその媒体としてBBを使っていたようだ。人柱BBは全部で10体準備され、UCAを繋ぐために使われたのは9体で、残りの1体は見つかっていない。そこでルーに関係ないか調べる必要があるようだ。
7章:ポッド
サムが旅を続けていると、脳死状態の母親であるスティルマザーの子宮から切開することなく直接BBを取り出すことのできる能力を持つドクターと出会う。彼女はBBに気づかれずポッドに入れることができる。その力を使い成長が止まってしまった赤ん坊のスティル・ベイビーをポッドに移すことで治すことが出来ないかと考えたが、上手くいかなかったようだ。この施設は女性のシェルターだったが、男たちが襲撃するようになった。女性たちは武器を持って戦うことにしたが、戦いが激化してしまっている。銃の拡散を止めなければこの戦いは終わらない。サムは武器工場を探し破壊することとなる。
武器工場へ向かうとそこにはヒッグスの姿があった。銃を流していたのはヒッグスだった。ヒッグスはサムを捕らえ絶体絶命の危機に晒すが、そこに赤いサムライのような人物が現れ助けてくれ、ヒッグスは退散していった。無事に武器工場を停止させることができたサムはDHVマゼランに戻った。
8章:洪水
旅を進めているとタール潮流に異常が発生し、また中に引きずり込まれてしまったサム。声のする方へ向かっていくと、そこに居たのはあの時の謎の男だった。襲いかかってくる彼を撃破すると、現実世界に戻ることができていた。
跳ね橋部隊の元へ行くと、そこにもあの謎の男の姿があった。彼の名前はニール。ブリッジズから特殊な仕事を委託されていたポーターだった。ニールが持っていたIDカードはブリッジズの施設に入るためのもので、そこの施設でサムもカウンセリングを受けていたという。しかしそのエリアは11年前に完全に消滅しており、ニールも死亡していた。
後にニールはサムと同じDOOMS専門のカウンセラーであるルーシーにカウンセリングを受けていたことがわかる。ルーシーはサムの妻だった。施設が消滅する時妊娠していたが、彼女からはサムの子ではないと説明されていた。
フラジャイルに話を聞くと以前武器工場から持ち帰った情報を元に合致する製造機を特定することができたという。製造機のある工場に向かいゴーストメックと製造機端末を全て破壊してほしいと依頼される。サムが工場に行き、依頼をこなして帰還すると、ゴーストメックの製造に使われている素材、搬入経路はすべてAPACと同じものだということがわかり、ヒッグスとAPACの繋がりが示唆された。ザ・プレジデントを信用してはいけないのかもしれない。
サムがプライベートルームで体を休めていると、部屋の外から謎の視線を感じた。その視線の正体を探ると、そこにいたのはハートマンの体に憑依したデッドマンだった。BB-28の記録改竄を行ったのも、ルーの過去の情報を送っていたのもデッドマンだったのだ。
9章:操り人形
ドクターからBBポッドを見せてほしいと言われ、ポッドの内部を見て型番を調べるとそこにはBB-00と書かれており、生まれたのは11年前対消滅(ヴォイド・アウト)が起きた日だということが判明する。それはサムがブリッジズから離れなければならなくなった原因にもなっている。
あと少しでオーストラリア大陸全土を接続しそうになっていた時、DHVマゼランはヒッグスから襲撃を受けるのだった。なんとかヒッグスを退けるも、DHVマゼランはかなりの損傷を受けていた。跳ね橋部隊の仲間たちとともに、DHVマゼランの修復をしていった。無事に修復が完了し、旅を再開し大陸全土を接続することが目前となった時、またしてもヒッグスに襲われる。カイラル物質に引火する炎で燃やされ、生き返っても何度も肉体は焼かれ続けるのだった。そこに跳ね橋部隊が現れ、トゥモロウがヒッグスを打ち破り、レイニーの降らせる雨によって炎を消すことができた。
帰還者とは言え、短時間の間に何度も苦しみを与えられ帰還することを繰り返したため、サムの体はボロボロになっていた。ハートマンの肉体に憑依したデッドマンに診察してもらい、なんとか傷を癒すことができた。目を覚ましたサムはルーがポッドから消えていることに気がつく。慌ててドールマンに話すが、ドールマンはその事実に喜んでいる様子だ。ドールマンはサムのカウンセラーとして旅を共にしてきた。そしてポッドの中には最初からルーはいなかったことを説明するのだった。
ルーの死を受け入れることが出来なかったサムは、ポッドの中にルーの幻影を映し出していたのだ。跳ね橋部隊はそれを知りながらも、サムに指摘することなく、旅を続けることで精神が回復するのを待っていた。サムはルーの死を乗り越え、オーストラリア大陸を繋ぐため、最後の施設へと向かった。
10章:アイソレーション
最後の施設に向かう途中、また謎の男「ニール」のいる世界へと引きずり込まれる。先に進むとそこにいたのは武装した謎の集団だった。彼らを撃退すると、ニールの過去を見ることになる。ニールは何かを伝えたがっているようだ。サムはニールを見つけるが襲いかかってきたため打ち破る。
ニールは生前、精神科医であるルーシーから治療を受けていた。またルーシーは幼少期にBTの襲撃を受けた住人で、ニールはルーシーを見捨てて逃げてしまったことを後悔していたが、ここで偶然再会することとなり、愛し合う仲になるのだった。
11章:地震
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目次 - Contents
- 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)の概要
- 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)のあらすじ・ストーリー
- 1章:サム
- 2章:ルー
- 3章:跳ね橋部隊
- 4章:雨粒
- 5章:火災
- 6章:蛹
- 7章:ポッド
- 8章:洪水
- 9章:操り人形
- 10章:アイソレーション
- 11章:地震
- 12章:フラジャイル
- 13章:ダイハード
- 14章:ラスト・ストランディング
- 15章:オン・ザ・ビーチ
- 16章:トゥモロウ
- 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)のゲームシステム
- ゲームの目的
- キャラクターの操作
- フィールド
- 地形
- 天候
- 戦闘システム
- 敵キャラクター
- 人間系
- BT・巨大BT
- SSS(ソーシャル・ストランド・サービス)
- 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- サム・ポーター・ブリッジズ
- ルー
- フラジャイル
- ヒッグス・モナハン
- トゥモロウ
- レイニー
- ニール
- デッドマン
- ドールマン
- ダイハードマン
- ハートマン
- タールマン
- ドクター
- ザ・プレジデント
- カメオ出演
- ローレン・サイ
- マイク・ノースコート
- ミスター・インポッシブル
- 冒険家
- ピザ屋
- ゴーストハンター
- 建築家
- 動物保護官
- 三浦大知
- タール療法士
- ミュージシャン
- サムソン・フック
- ファントム・スミス
- データサイエンティスト
- 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)のアイテム
- アイテム
- ストランド
- カイラル結晶
- 素材
- 梯子
- ロープ用パイル
- 水筒
- 血液袋
- 大容量血液袋
- ケースリペア・スプレー
- 建設装置
- フローター
- 道標
- コフィン・ボード
- BT結晶体
- 武器
- 拘束武器
- アサルトライフル
- ショットガン
- マシンガン
- スナイパーライフル
- ランチャー
- 砲台
- バトルギター
- ピストル
- 投擲武器
- 装備品
- ブーツ
- スケルトン
- グローブ
- その他
- 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)の用語
- 現象
- デス・ストランディング(DS)
- 対消滅(ヴォイド・アウト)
- ネクローシス
- オーバージャンプ症候群
- 時雨(ときう/タイムフォール)
- スティル・ベイビー症候群
- 魂(カー)と肉体(ハー)
- ゲート・クエイク
- ラスト・ストランディング
- 脳死母(スティル・マザー)
- カイラル・ラッシュ
- 組織
- UCA
- ブリッジズ
- フラジャイル・エクスプレス
- 跳ね橋部隊
- APAC
- プレッパーズ
- 能力
- DOOMS
- 帰還者
- フラジャイル・ジャンプ
- 環境
- ビーチ
- 座礁地帯
- タール
- プレート・ゲート
- タール潮流
- 謎の空間(ニルヴァーナ)
- システム
- カイラル通信
- 人工授精計画
- その他
- ソーシャル・ストランド・システム
- BB(ブリッジ・ベイビー)
- Qpid(キューピッド)
- カイラリウム/カイラル物質
- カイラル結晶
- カイラル通信
- カイラルプリンター
- いいね
- プライベートルーム
- 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- コロナ禍を経て完成された脚本
- エゴサーチが好きな小島秀夫
- 散りばめられた遊び心
- 『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デス・ストランディング2 オン ザ ビーチ)の受賞歴
- 2023年
- 2024年
- 2025年
- 2026年
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