サイレントヒル2(SILENT HILL 2)のネタバレ解説・考察まとめ

『サイレントヒル2(SILENT HILL 2)』とは、コナミデジタルエンタテイメントが開発したホラーアドベンチャーゲームである。プレイステーション2用ソフトとして発売され、その後追加要素を加えた完全版『サイレントヒル2 最期の詩』が発売された。
主人公ジェイムスは、死んだはずの妻から届いた手紙をきっかけに、静養地であるサイレントヒルに向かう。彼はいつの間にか、霧と鉄錆の世界に迷い込み、奇妙な敵たちと戦うことになる。ホラーゲームの中でも傑作として名高く、驚きの結末がプレイヤーを待つ。

ラジオ

ラジオからはノイズが、時々メアリーの声が聞こえてくる

ジェイムスが初めてクリーチャーと戦闘したあとに入手する小型ラジオ。オンにしているとクリーチャーが接近した際にノイズが大きくなる。一部クリーチャーには反応しないが、敵の接近を知ることができる便利なものである。また、サイレントヒルシリーズの特徴である「音による嫌悪感、恐怖感」を表現する際に一役買っている。

角材、鉄パイプ

角材を持ってクリーチャーに立ち向かうジェイムス

角材はジェイムスが最初に手にする武器で、鉄パイプはもう少し先に進んだ場所で手にする。共に打撃系の武器で、真正面から打ち下ろす唐竹割りの動作と、攻撃ボタン連打で横から振り続ける連続攻撃がある。鉄パイプはシリーズの1から4まですべてのナンバリングタイトルに登場し、シリーズでもおなじみの武器になっている。

ハンドガン、ショットガン、狩猟用ライフル

狩猟用ライフルは大きな威力があり、ボス戦でも有効だ

こちらも序盤〜中盤に取得できる武器。本作はアクションのレベルがそれほど高くないため、アクションレベルノーマルまでなら比較的自由に撃っていてもそれほど装弾に不足するということはない(ただし油断して使いすぎるともちろんなくなってしまう)。ショットガンと狩猟用ライフルは、威力は大きいものの撃ったあとの隙が大きいことが玉に瑕である。

大鉈

物語中盤で手に入る大鉈は、レッドピラミッドシングを象徴する武器だ

レッドピラミッドシングが引きずっている大鉈。大男であるレッドピラミッドシングで引きずるほど巨大かつ重い。攻撃としては大変威力が大きく、クリーチャーによっては一発でダウンさせることが可能である。しかし攻撃に至るまでの隙が非常に大きく、使用に慣れるまでには時間がいる場合もある。この大鉈はレッドピラミッドシングを象徴する武器であるが、レッドピラミッドシング自体が、ジェイムスが自身を罰するために作り出した存在であるため、ジェイムスがこの武器を手に入れるということは、彼がレッドピラミッドシングをも凌ぐ、あるいは同化するということを意味する。

リボルバー、中華包丁

中華包丁は、走りながら攻撃できる異色の武器だ

どちらもマリア編で登場する武器で、ジェイムスは使用不可。リボルバーは装填数が10発で、ジェイムスが使用するハンドガンよりわずかに攻撃力が高い。また中華包丁は「移動しながら攻撃ができる」という武器。

栄養ドリンク、救急キット、アンプル

基本的な回復アイテムの一つ、栄養ドリンク

ゲーム内で使用する回復アイテムたち。栄養ドリンクは体力をわずかに回復する。救急キットは体力を大きく回復する。アンプルは体力をMAXまでに回復する。それぞれの回復アイテムは街中やダンジョンの中に置かれており、回収しながらゲームを進めていくことになる。本作はアクションのレベルがあまり高くなく、回復アイテムは余りがちになるので、回復アイテムを使用しない「縛りプレイ」をしてみるのも一興だろう。

白の香油、書「失われた記憶」、黒曜石の酒杯、書「赤の祭祀」

この4つのアイテムが揃うと、「儀式」を行うことが可能になる

「Rebirth」エンディングを見るために必要な4つのアイテム。市内の各地に点在している。また「白の香油」は、マリア編でマリアがアーネストに頼まれて持ってきたものと同じ香油のようだ。

犬の鍵

犬の鍵を特定の場所で使用すると、いぬエンディングを見ることができる

「いぬエンディング」を見るために必要になるアイテム。「いぬエンディング」「UFOエンディング」以外のエンディングを見た状態で、サイレントヒルの市内にある犬小屋で手に入れることができる。

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