ももいろクローバーZ(ももクロ)の徹底解説まとめ

「ももいろクローバーZ」とは、スターダストプロモーション所属のアイドル・グループ。2009年8月5日「ももいろパンチ」で「ももいろクローバー」としてインディーズ・デビューを飾る。結成当初は6人組だったが、2011年に早見あかりが脱退して5人組となり、「ももいろクローバーZ」として再始動。激しい振付のダンスを口パクなしの生声歌唱で魅せるひたむきなパフォーマンスを評価され、ミュージシャン・タレントからも多くの支持を得ている。

01. 心の旋律
02. Catch up
03. ハムスター
04. ペダル
05. feel a heartbeat
06. Another story
07. Drive Drive
08. 裸
09. 愛されたくて
10. 遠吠え
11. 小さな勇気
12. TRAVEL FANTASISTA
13. 色えんぴつ
14. ヒカリの声
15. ありがとうのプレゼント

有安杏果のソロ・アルバム。ももいろクローバーZからのソロ名義としては初のフル・アルバムとなる。2016年7月3日にライヴ会場、及びキング・レコードの通販サイト「KING e-SHOP」での通販のみで限定販売されたミニ・アルバム「ココロノセンリツ feel a heartbeat」からの5曲と、同年11月26日に配信限定で販売されたシングル「小さな勇気」、それに新曲8曲を加えた全14曲プラス・ボーナス・トラック1曲から構成されている。これにより有安杏果のソロ名義での楽曲は殆どが通常販売されたことになる。残っているのは、2011年7月27日発売のファースト・アルバム「バトル アンド ロマンス」の初回限定盤Aに収められた「ありがとうのプレゼント」、2012年4月21日にライヴ会場、及びキング・レコードの通販サイト「KING e-SHOP」での通販のみで限定販売されたミニ・アルバム「ももクロ★オールスターズ2012」に収録された「教育(有安杏果 with 在日ファンク名義)」、同ミニ・アルバム収録の「 事務所にもっと推され隊(事務所に推され隊)」がある。他にも映像作品のみに収録されていて、未音源化の楽曲も存在している。
全14曲中(ボーナス・トラックは除く)、有安自身が作詞・作曲した楽曲が7曲(共作を含む)、作詞した楽曲が2曲あり、半数以上の楽曲に作家として関わっている。彼女自身は「今回のアルバムのために作った曲は1曲もなくて。気付いたら曲作りを始めてから約1年でたくさん曲ができあがってたんです」と語っている。なお、アルバムの曲順は楽曲を制作した順番になっているとのこと。
彼女の作曲方法は「鼻歌」であり、楽器を使用して作られた曲は、ギターを使用した「feel a heartbea」のみである。作曲方法として「だいたいはiPhoneのボイスレコーダーのアプリに鼻歌を入れますね。帰り道や電車のホームにいるときにパッと思い浮かんだメロディをiPhoneに吹き込んで、家に帰ってからそれをきれいに整えます」というやり方を行っている。
本アルバムにおいて彼女は、全体的に力の抜けた素直でストレートな歌唱をしており、ももクロにおけるパワフルな印象とは異なった表現力を見せてくれる。

「心の旋律」は、ミニ・アルバム「ココロノセンリツ♪ feel a heartbeat」に収録されていた楽曲。ソロとして最初に作成された曲であり、彼女自身が作詞しており、作曲は初代ダウンタウン・ももクロ・バンドのバンド・リーダーでもある武部聡志。歌詞にある「歌いたい 歌いたい」というフレーズは、彼女が喉を壊して声が出なくなったときに、毎日のようにノートに書いていた言葉とのこと。

「Catch up」は、作詞に有安杏果とOSTER project、作曲に有安杏果とKAMI、編曲にOSTER projectを迎えて制作された楽曲。OSTER projectはOSTERによるソロ・プロジェクトで、初音ミクを使用した音楽作品をインターネット上で発表して人気を博した女性。KAMIは有安の友人で、サビに手を貸している。「大学1年生のときに作曲をやってる友達に出会って作ったのがこの曲」と語っている。
軽快なテンポの曲で、鍵盤の上をせわしなく動き回るピアノと、細かいおかずを入れまくるドラムスをバックに、上手く力が抜けてはいるけれど、きちんと存在感を示す彼女のヴォーカルが前面に出ている作品になっている。

「ハムスター」は有安杏果が共作者なしで、一人で作詞・作曲をして完成させた初めての曲。本アルバム中、唯一生バンドを使用していない作品であり、弦一徹ストリングスによるストリングス以外はJin Nakamuraによるギターとプログラミングのみのバックになっている。弦一徹ストリングスはaikoや赤い公園などに参加しているヴァイオリニスト落合徹也が率いるストリングス・ユニット。弦一徹とは落合徹也の別名である。Jin Nakamuraは、大阪出身の作・編曲家、音楽プロデューサー。EXILEやJUJUの編曲などを行ってきている。
有安は「『ハムスター』は横アリでライブをやると決まって初めて自分で作詞作曲をしてみようと思って作った曲です。1曲くらいは自分で作詞作曲した曲を歌いたいと思ったんです。でも楽器もなんにもできないから毎日毎日iPhoneに鼻歌を吹き込んで、それを次の日に聴いて『全然これ使えないなあ』と繰り返して。試行錯誤して作ったメロやサビを最終的に全部ガッチャンコさせて『ハムスター』が完成しました」と語っている。この曲も軽快なテンポのポップスであり、初めて作った曲とは思えないほどに、平坦なメロディが殆ど出てこない曲である。

「ペダル」も有安が作詞・作曲をしている楽曲。編曲は本間昭光で、ダウンタウン・ももクロ・バンドでキーボードを担当することもある。ちなみに彼は、槇原敬之のライヴにキーボーディストとして参加したこともあり、その槇原敬之のヒット曲「もう恋なんてしない」は、当時失恋した本間昭光のために槇原が作った曲である。
歌詞について有安は「例えば『ペダル』は街を歩いているときに鼻歌と同時に言葉が出てきて、それをもとに作りました」と語っている。ミディアム・テンポの曲で、「ハムスター」と同様に、メロディ作りに非凡なものを感じさせてくれる楽曲になっている。

「feel a heartbea」は、ミニ・アルバム「ココロノセンリツ♪ feel a heartbeat」に収録されていた楽曲。作詞・作曲を有安が手掛けている。今のところ、彼女がギターを使って作った最初で最後の曲。

「Another story」も、ミニ・アルバム「ココロノセンリツ♪ feel a heartbeat」に収録されていた楽曲。有安は作詞を手掛けており、「一晩で書きあげるぐらいの勢いで湧いてきたことをバッと歌詞にしました」と語っている。

「Drive Drive」も、ミニ・アルバム「ココロノセンリツ♪ feel a heartbeat」に収録されていた楽曲で、ロック・バンド・Alexandrosのヴォーカル・ギター担当の川上洋平が作詞・作曲を手掛けている。ライヴではタオルをグルグル回しながら歌う演出がされている。

「裸」も、ミニ・アルバム「ココロノセンリツ♪ feel a heartbeat」に収録されていた楽曲。シンガー・ソングライターの小谷美紗子が作詞・作曲を手掛けている。有安が小谷美紗子の存在を知ったのは、彼女の母親が小谷美紗子のCDを所有していたから。

「愛されたくて」は作詞・作曲・編曲を渡和久が手掛けた楽曲。渡和久はピアノ・ベース・ドラムスによる3ピース・バンド・風味堂(ふうみどう)のピアノ・ヴォーカル担当のメンバー。彼はこの曲のバックでピアノも披露している。ちなみにこの風味堂というバンドも優れた楽曲を多く発表している素晴らしいバンドである。有安杏果お気に入りのバンドでもある。
この「愛されたくて」はビッグ・バンド風のジャジーな曲。滑舌の悪さで有名な有安だが、ここでのちょっと早口で少しばかり舌ったらずな歌唱(スキャットまで飛び出してくる)はキュート以外のなにものでもない。ちょっとばかり背伸びをした有安を堪能できる1曲。

「遠吠え」も渡和久が作詞・作曲を担当しているが、編曲に長谷川智樹を迎えている楽曲。長谷川智樹は、ももクロの「僕等のセンチュリー」をROLLYと共作、「宙飛ぶ!お座敷列車」「ザ・ゴールデン・ヒストリー」で編曲を担当している。「愛されたくて」と同じようにジャジーな雰囲気を持っているが、こちらの方がクールで、「愛されたくて」がスウィーティな感じだとすれば、「遠吠え」はビター・テイストといったところか。この曲でもバックで渡和久がピアノを弾いている。
かなり高度な歌唱を要求される難度の高い歌なのだが、有安は見事に歌いこなしている。

「小さな勇気」は、配信限定で販売されたシングル曲。2016年4月14日に発生した熊本地震のチャリティ・ソングとして制作されており、彼女が自分のためにではなく、他の誰かのために曲を作って歌いたい、という願いからできた曲でもある。彼女にとってとても大きな意味を持つ曲でもある。

「TRAVEL FANTASISTA」は、藤原聡の作詞・作曲による楽曲。編曲は4人組のバンド・Official髭男dismで、藤原聡はこのバンドのピアニスト・ヴォーカリスト。この曲のバックでピアノも弾いている。このOfficial髭男dismも有安杏果お気に入りバンドである。ポップでソウルフルな楽曲が多いバンドであるが、藤原聡はメタル好きという一面も持っている。この「TRAVEL FANTASISTA」もそんな彼らのテイストが良く効いている楽曲で、本アルバムの中で最もポップな1曲。有安も伸びやかでパワフルで、かつキュートなヴォーカルを披露している。

「色えんぴつ」は、有安杏果の作詞・作曲による楽曲。編曲とドラムス以外のインストルゥメンタルのプログラミングを担当しているのがYaffle。Yaffleはソングライター兼プロデューサー小島裕規が始めた、多くの楽曲を海外のシンガーソングライターやトラックメイカーとの共作で制作していくスタイルのプロジェクト。小島裕規は、Suchmosのレコーディングを担当した音楽集団「TOKYO RECORDINGS」のメンバーの一人でもある。ドラムスは伊藤大地。ユニコーンの奥田民生、くるりの岸田繁とともにサンフジンズというユニットでドラムスを叩いていた人で、星野源や細野晴臣、木村カエラなどのレコーディングにも参加している。
この「色えんぴつ」はちょっとアンビエントな雰囲気を持つ、本アルバムの中では毛色の異なる楽曲になっている。歌詞について有安は「心の片隅にある声をさらけ出して、思い切って歌詞を書きました。もともと作詞ノートに『色鉛筆は大事なものからなくなる』みたいなことを書いてて、そのことがずっと自分の中に残ってたんです。今年に入って曲を作るときに作詞ノートを見返して、『色鉛筆』というテーマで曲を作りたいなと思って曲にしました」と語っている。
特筆すべきはそのメロディーで、1曲をカチっとまとめて書き上げようとしたら、この曲のように自由奔放に流れ出てくるようなメロディーの集積はできない。彼女の言葉通り「毎日毎日iPhoneに鼻歌を吹き込んで、最終的に全部ガッチャンコさせて」完成させた曲なのだろう。前山田健一も「『色えんぴつ』は絶対オレに作れない曲」と絶賛している。この1曲だけでも有安杏果の持っている非凡な才能が認められる。
少しネガティヴな歌詞や、美しくも気だるい調子の演奏、そしてかすれ気味な有安のヴォーカルが相まって、とても特別な世界が展開されている。

「ヒカリの声」も有安杏果の作詞・作曲による楽曲。編曲は鈴木Daichi秀行で、家入レオやいきものがかり、miwaなどのプロデュースや編曲を手掛けた人。ももクロでは「ツヨクツヨク」の編曲とベース・ギターを担当していた。
有安は「『ヒカリの声』は横アリに向けて作曲していたときに、AメロとBメロだけ作ってボイスレコーダーに残してた曲なんです。そのメロディをもとにサビを新たに作って、歌詞を書きました。『みんなが自分に光を当ててくれてるけど、私もみんなの光になりたいし、みんなのがんばる目印になれたらいいな』という思いを込めて作って。去年1人でステージに立って、スポットライトを浴びたときの感覚がきっかけでできあがった気がします」と語っている。この曲のミュージック・ビデオに関しても彼女の意向が反映されており「(ミュージック・ビデオの監督の)番場さんとは横アリのDVDで初めて一緒にお仕事させていただいて。番場さんの手掛けた映像が好きで、ぜひMVの監督をお願いしたいと前から思ってたんです。『ここの部分はこうしたい』という私のざっくりとしたイメージをもとに監督が演出をしてくださって、一緒にMVを作っていきました」と語っている。
前の曲の気だるい雰囲気を吹き飛ばすような、明るく希望に満ちた楽曲で、「色えんぴつ」からこの「ヒカリの声」というふり幅のとても大きな世界をきちんと表現できるヴォーカル力には、やはり目を見張るものがある。

「ありがとうのプレゼント」は、「バトル アンド ロマンス」の初回限定盤Aに収められた曲で、ここでは2017年7月20日、東京国際フォーラムにおいて開催された「ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.1」からのライヴ・ヴァージョンが、ボーナス・トラックとして収められている。この曲はこの日のライヴのオープニング曲であった。スタジオ録音ヴァージョンでのスローなポップ・バラードとは異なり、ピアノ1本による素晴らしい独唱になっている。なんといっても彼女のヴォーカリストとしての成長が目覚ましい。スタジオ録音での幼さや舌足らずさが残るヴォーカルも捨てがたいが、ここでの彼女の丁寧で感情豊かで、本当に本当に大切に歌と向き合っている姿は、感情を抑えきれなくなりそうな瞬間も含めて、聴く者の胸にジーンと響いてくる。

10月11日:有安杏果:アルバム「ココロノオト」初回限定盤A

Disc 1
01. 心の旋律
02. Catch up
03. ハムスター
04. ペダル
05. feel a heartbeat
06. Another story
07. Drive Drive
08. 裸
09. 愛されたくて
10. 遠吠え
11. 小さな勇気
12. TRAVEL FANTASISTA
13. 色えんぴつ
14. ヒカリの声
15. ありがとうのプレゼント

Disc 2 (Blu-ray)
01. ヒカリの声 (Music Video)
02. 色えんぴつ (Music Video)
03. Catch up (Music Video)
04. ヒカリの声 (Music Video メイキング映像)

「ヒカリの声」、「色えんぴつ」、「Catch up」のミュージック・ビデオと、「ヒカリの声」ミュージック・ビデオのメイキング映像が収録されたBlue-ray付きの2枚組初回限定盤。

10月11日:有安杏果:アルバム「ココロノオト」初回限定盤B

Disc 1
01. 心の旋律
02. Catch up
03. ハムスター
04. ペダル
05. feel a heartbeat
06. Another story
07. Drive Drive
08. 裸
09. 愛されたくて
10. 遠吠え
11. 小さな勇気
12. TRAVEL FANTASISTA
13. 色えんぴつ
14. ヒカリの声
15. ありがとうのプレゼント

Disc 2
01. ハムスター
02. feel a heartbeat
03. 遠吠え
04. 教育
05. Drive Drive
06. ヒカリの声
07. 色えんぴつ
08. 裸
09. 小さな勇気
10. ペダル
11. TRAVEL FANTASISTA
12. Catch up
13. 愛されたくて
14. Another story
15. 心の旋律
16. feel a heartbeat (W Encore ver.)

2017年7月20日、東京国際フォーラムにおいて開催された「ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.1」のライヴを収録したCD付きの2枚組初回限定盤。
この日のライヴのオープニングは「ありがとうのプレゼント」であり、本編CDのボーナス・トラックとして収録されている。あとはほぼ全編がこのライヴCDに収録されているが、「Another story」の次に披露された「逆再生メドレー(「Another story」までのこの日のセット・リスト全曲を逆に振り返ってメドレーとして披露した楽曲)」は収録されていない。
通常盤に収録されていた楽曲を中心としたライヴなのだが、「有安杏果 with 在日ファンク名義」で発表された「教育」なども披露されている。その「教育」で、有安はドラムスを叩きながら歌っているのだが、「有安がドラムス叩いてる」という情報を知らなければ、全く気が付かないほどに遜色のない演奏を披露している。「遠吠え」のような難度の高い曲もライヴにおいて見事に歌いこなしている。また「色えんぴつ」はスタジオ録音でも異彩を放っていたのだが、このライヴ・ヴァージョンも出色の出来になっている。勿論、スタジオ録音よりも生演奏でのパートが増えているのだが、そのことによって、スタジオ録音にあった世界観を全く壊すことなく、なおかつライヴ空間ならではのアナログ感が見事にマッチしている。有安のヴォーカルも彼女の心情がより表に出てきている歌唱を聴かせてくれる。
「feel a heartbeat」ではエレキ・ギターを弾きながら歌い、「ペダル」ではアコースティック・ギターでの弾き語りを披露している。「心の旋律」はピアノだけの独唱になっており、スタジオ録音とは全然違う表情の曲に仕上がっている。ダブル・アンコールである「feel a heartbeat」では再びアコースティック・ギターでの弾き語りになっている。ここでの彼女の歌唱はライヴ終演間近ということもあり、多少披露の色が見えるものではあるが、観客による大コーラスも参加して、素晴らしいライヴの有終の美を飾っている。

10月18日:シングル「トリック・オア・ドリーム」(配信限定販売)

1. トリック・オア・ドリーム
2. トリック・オア・ドリーム (off vocal ver.)

2017年10月11日より放映されたTVCM「ハロウィンジャンボ宝くじ」のTVCMソングとして書き下ろされた配信限定シングル。2017年12月13日のさいたまスーパー・アリーナ、及び2017年12月20日の大阪城ホールにおいて開催された「ももいろクリスマス2017 ~完全無欠のElectric Wonderland~」の会場、及びキング・レコードの通販サイト「KING e-SHOP」での通販のみで限定販売されたクリスマス限定シングル「天国の名前/ヘンな期待しちゃ駄目だよ...?」のカップリングとしても収録された。
TVCMにはメンバーも登場。それぞれがヒゲを生やした侍に扮していたのだが、そのヒゲの特殊メイクが本物そっくりであった。

「トリック・オア・ドリーム」は、月蝕會議の作詞・作・編曲による楽曲。月蝕會議は、音楽クリエイターたちが集まり、2017年6月15日に始動したバンド。ももクロも在籍しているEVIL LINE RECORDSの所属。スカのリズムにのった軽快なテンポの楽曲で、ハロウィーンのパーティらしい賑やかできらびやかであると同時に、西洋のイタズラオバケが登場してきそうな雰囲気になっている。アダムス・ファミリー的、といえば判りやすいか。バックのインストルゥメンタルはすべて月蝕會議が担当。ちょっとクレズマーっぽい雰囲気もある。

10月18日:シングル「求(Q)愛(I)ある(R)ある(R)アニマルダンス 」(ももくろちゃんZ名義) (配信限定販売)

1. 求(Q)愛(I)ある(R)ある(R)アニマルダンス
2. 求(Q)愛(I)ある(R)ある(R)アニマルダンス (off vocal ver.)

NHK『みんなのうた』の、2017年10月・11月の新曲として、配信限定で先行販売されたシングル。表題曲は2017年11月8日に、ももくろちゃんZ名義で発売されたアルバム「ももくろちゃんZ ~まいにちノリノリー!~」に収録されている。

「求(Q)愛(I)ある(R)ある(R)アニマルダンス」は、作詞を桑原永江、作・編曲を渡部チェルが手掛けた作品。桑原永江は「勝手に君に」(NAGAE名義)と「青春賦」を書いた人。渡部チェルは、「一粒の笑顔で…」を小坂明子と共作した人。ハイ・スピードな曲で、早口でナレーションをするパートなどは「Z女戦争」を思い起こさせる瞬間がある。
ちょうど1年前の2016年10月・11月のNHK『みんなのうた』でもももクロの「フルーツ5姉妹」が使用されており、その時のTV放送では、メンバーがアニメとなって登場したが、今回は色々な動物たちの求愛動作の実写映像と、デフォルメされた動物のアニメが交互に映し出される内容だった。

11月8日:アルバム「ぐーちょきぱーてぃー~まいにちノリノリー!~」(ももくろちゃんZ名義)

Disc 1
01. ぐーちょきぱーてぃー
02. やっぱノリノリー!
03. むしめがね
04. まほうのシャンプー
05. 中華中華
06. ふしぎないと
07. にゃ~お
08. おはよう!
09. 小さなヒーロー
10. かえるのたいそう
11. これっキリンだゾウ
12. スズメバチに気をつけろ!
13. YシャツとTシャツとわたし
14. GO!GO!サーフィン
15. ぶんぶんぶん
16. アイアイ
17. 七夕さま
18. 花火
19. あめふり
20. うみ
21. 走れ! (キッズとおどろうver.)
22. ニッポン笑顔百景 (キッズとおどろうver.)
23. コノウタ (キッズとおどろうver.)
24. My Dear Fellow (キッズとおどろうver.)
25. 求(Q)愛(I)ある(R)ある(R)アニマルダンス
26. モグモグモグ
27. きみのまちのきょうのそら

Disc 2 (DVD)
01. “ももくろちゃんZ”がおしえる振り付けレッスン!
02. 走れ! (キッズとおどろうver.)
03. ニッポン笑顔百景 (キッズとおどろうver.)
04. コノウタ (キッズとおどろうver.)
05. My Dear Fellow (キッズとおどろうver.)

2017年2月24日より、Huluにて配信が始まった幼児向け知育番組『ぐーちょきぱーてぃー』で使用された楽曲を集めた2枚目のアルバム。ももくろちゃんZ名義でのセカンド・アルバムということになる。
前作と同じように、アルバムはオープニング曲とメインダンス曲(1、2)、「あそぼう! てあそび」(3~8)、「あそぼう! 体あそび」(9~14)、「うたおう! どうよう」(15~20)、「おどろう! ももクロのうた」(21~26)、エンディング・テーマ(27)にパート分けされている。オープニング曲とメインダンス曲(1、2)、そしてエンディング・テーマ(27)は前作と同じ。また、2017年10月18日発売の配信限定シングル「求(Q)愛(I)ある(R)ある(R)アニマルダンス 」も同ヴァージョンで収録されている。前作同様にヴァラエティに富んだタイプの楽曲が収録されており、「おどろう! ももクロのうた」(21~26)に収録されている既存曲は、バックの演奏を含めて新録音になっている。ちなみに「ニッポン笑顔百景」の中間の小噺のパートは省略されている。
「モグモグモグ」は作詞、作・編曲をCHI-MEYが手掛けている。彼は2012年11月21日発売のシングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」のカップリングである「Wee-Tee-Wee-Tee」以来の登場となる。

11月22日:百田夏菜子:アニメ主題歌シングル「夢は心のつばさ」

1. 夢は心のつばさ / 歌:ゾロリーヌ (CV:百田夏菜子 from ももいろクローバーZ) with ゾロリ (CV:山寺宏一)
2. つぎ いってみよう!(オープニングテーマ) / 歌:ゾロリ (CV:山寺宏一) with イシシ (CV:愛河里花子)、ノシシ (くまいもとこ)
3. 夢は心のつばさ (off vocal ver.)
4. つぎ いってみよう! (off vocal ver.)

2017年11月25日に公開された、『かいけつゾロリ』30周年記念作品:『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』の挿入曲のカップリング・シングル。百田夏菜子はこの映画の中で、ゾロリがタイムスリップした過去で出会う若き日の母親・ゾロリーヌの声を担当している。

「夢は心のつばさ」はこの映画の主題歌。ゾロリ役の山寺宏一とのデュエットになっている。ミディアム・テンポの爽やかな感じの曲で、百田夏菜子のキュートな歌声がピタリと当てはまっている。

「つぎ いってみよう!」は映画のオープニング曲で、山寺宏一とイシシ役の河里花子のデュエットになっており、百田夏菜子は参加していないが、ドリフ的(いや、クレイジー・キャッツ的か)な曲調のこちらに参加しても面白いものができたように思える。

12月13日:シングル「天国の名前/ヘンな期待しちゃ駄目だよ...?♡」(会場及び通販限定販売)

1. 天国の名前
2. ヘンな期待しちゃ駄目だよ...?♡ (佐々木彩夏 with ももメイツ)
3. トリック・オア・ドリーム
4. 天国の名前 (off vocal ver.)
5. ヘンな期待しちゃ駄目だよ...?♡ (off vocal ver.)
6. トリック・オア・ドリーム (off vocal ver.)

2017年12月13日のさいたまスーパー・アリーナ、及び2017年12月20日の大阪城ホールにおいて開催された「ももいろクリスマス2017 ~完全無欠のElectric Wonderland~」の会場、及びキング・レコードの通販サイト「KING e-SHOP」での通販のみで限定販売されたシングル。ちなみに「Electric Wonderland」は、天才ギタリスト・ジミ・ヘンドリックスのアルバム「エレクトリック・レディランド」からとられている。ジミ・ヘンドリックスは今、天国にいる。

「天国の名前」は故阿久悠の未発表作品にNARASAKIが曲を付けた楽曲。編曲もNARASAKIが担当している。
さいたまスーパー・アリーナにおけるライヴでは、百田夏菜子の「今回、なんと阿久悠さんの未発表の楽曲に出会うことができました。阿久悠さんの手書きの歌詞と共にこの曲を聴いてください」のナレーションとともに曲が披露され、スクリーンには阿久悠による手書きの歌詞が表示された。
NARASAKI作らしく、けれん味のないストレートなロックになっており、NARASAKIとヤマジカズヒデによるディストーションの効いたギターが全編に鳴り渡っている。バックの演奏はNARASAKIとヤマジカズヒデがギター、ベースに石塚BEAR伯宏、ドラムスにクハラカズユキ、というキーボード・レスのまさに典型的なロック・バンドになっている。ヤマジカズヒデは、ロック・バンドdipのギタリスト、石塚BEAR伯宏は筋肉少女帯に在籍したことがある人物で、筋肉少女帯ではギターを担当していた。クハラカズユキはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのドラマーとして活動していた。
バックのギンギンの演奏とは異なり、メンバーはかなり控えめに歌っており、そこには故阿久悠への追悼の意があるように感じられる。

「ヘンな期待しちゃ駄目だよ...?♡」は、佐々木彩夏 with ももメイツ名義での楽曲。2016年2月17日発売のサード・アルバム「AMARANTHUS」収録の「デモンストレーション」、及び同日発売のフォース・アルバム「白金の夜明け」収録の「イマジネーション」以来となる、清竜人の作詞、作・編曲による、いかにも彼らしいミュージカル・タイプの曲。佐々木彩夏のキュートなセリフてんこ盛りの曲でもある。

「トリック・オア・ドリーム」は、2018年10月18日に配信限定販売されていたシングル「トリック・オア・ドリーム」のヴァージョンが使用されている。

2018年

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『ドラゴンボール』とは、及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めることでどんな願いも叶えるドラゴンボールを巡る冒険活劇から、主人公の孫悟空や鳥山明による漫画、仲間たちが強敵と戦うストーリーがメインとなり、世界的な人気を得た。本項では、強力な戦闘力を持った人造人間と呼ばれるキャラクターをまとめる。人造人間たちは、悪の科学者ドクター・ゲロにより戦う為に作られ、悟空たちと敵対する立場だが、中には争いを好まない者や、戦闘をゲームと捉える者もおり、各個体が際立った個性と魅力を持つ。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の必殺技まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の必殺技まとめ

『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』とは、鳥山明による漫画、及びそれを原作としたアニメ、ゲームといったメディアミックス作品である。七つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せるドラゴンボールを巡り、主人公の孫悟空と仲間たちが戦う物語。格闘物の少年漫画に多大な影響を与えた作品で、連載終了後も衰えぬ人気を誇る。個性豊かなキャラクターの他、多彩な必殺技が繰り出される戦闘シーンも人気の一因となっている。『ドラゴンボール』の戦闘シーンを彩る必殺技をまとめる。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ

『ドラゴンボール』とは鳥山明による漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。世界に散らばる七つのドラゴンボールを探す冒険活劇から、主人公孫悟空らのバトルに重きを置いた作風にチェンジすることで世界的な人気を獲得。中でも悟空も含めた戦闘民族サイヤ人の変身形態、超(スーパー)サイヤ人は外見的特徴や戦闘力の高さから当時のファンに衝撃と興奮を与えた。超サイヤ人は、今尚シリーズの人気を誇る理由の一つである。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。7つ集めることでどんな願いも叶える神の龍を呼び出せるアイテム“ドラゴンボール”を巡る冒険譚から始まり、次第にバトルものへと移行することで世界的人気を得た。主人公の孫悟空を初めとする魅力的なキャラクターと迫力ある戦闘シーン、人間ドラマの他、遊び心もある独特のアイテムも物語を盛り上げている。本稿では、タイトルにもなっているドラゴンボールを初め、『ドラゴンボール』に花を添える用語やアイテムを紹介する。

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フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

フリーザ軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する組織である。シリーズ最大の悪役フリーザを筆頭に、あらゆる種族の宇宙人から構成される。戦闘力の計測を行うスカウターなど、フリーザ軍の所有するアイテムは読者を魅了した。宇宙人から成る構成員たちも悪役ながら魅力あふれるキャラクターで、様々な個性を持って物語に花を添える。フリーザ軍の一味、フリーザの家族、一族を紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。

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ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画を原作のメディアミックス作品で、バトル漫画の金字塔である。「融合(ゆうごう)」は、作中登場する技の1つで、2人以上の人物が結合し、1人の人間となるものである。単体の時よりも戦闘力が倍加する為、強敵との戦闘の際に行われる。特殊な動きで2人が1人の戦士になる「フュージョン」、界王神のアイテムを使い1人の戦士になる「ポタラ」、ナメック星人が一体化することで同胞に力を預ける「同化」、他者のエネルギーや能力を奪う「吸収」が登場した。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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マガジンの歴代ヒロインまとめ

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。 幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。

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銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

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ドラゴンボールZ カカロット(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラゴンボールZ カカロット(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラゴンボールZ カカロット』とは、サイバーコネクトツー開発、バンダイナムコエンターテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲーム。漫画『ドラゴンボール』を原作の戦闘民族サイヤ人が地球に襲来するところから最終戦の魔人ブウ編まで主人公「孫悟空」やその仲間達を操作して余すことなく追体験できる。対応プラットフォームはPlaystation 4、Playstation 5、Nintendo Switch、Steam。

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人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。

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シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。

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神龍(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

神龍(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。

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人造人間16号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間16号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。

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破壊神ビルス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

破壊神ビルス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。

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セル(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

セル(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。

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孫悟飯(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟飯(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。

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孫悟空(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟空(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

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銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

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魔人ブウ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

魔人ブウ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。

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ベジータ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ベジータ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。

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ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ドクター・ゲロ/人造人間20号とは、鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』に登場するレッドリボン軍の元科学者。世界征服を目論む超悪名高い組織の中で殺戮マシーン「人造人間」を開発し、勢力を増強させていった。しかし、孫悟空のたった1人の進撃によりレッドリボン軍は壊滅し、野望を絶たれてしまう。生き延びた後は悟空に復讐する為、秘密基地に身を隠し、より強力な人造人間の研究開発に没頭する。そして長い年月を経て自身を人造人間に改造し、再び悟空の前に姿を現したゲロは、その研究成果を存分に発揮してゆく。

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