マイティ・ソー バトルロイヤル（MCU）のネタバレ解説・考察まとめ

Valkyrie（ヴァルキリー）（演：テッサ・トンプソン）

元アスガルドの特殊部隊員。ヘラとの戦いの際に仲間を皆殺しにされてからアスガルドを出奔し、宇宙でその日暮らしを続けていた。酒が大好きで、戦っている時以外は大体酒を飲んでいる。
ハルクやソーなど、強そうな奴をグランドマスターのバトルロイヤル要員として誘拐して報酬を受け取るスクラッパーとして主に稼いでいた。彼女自身の戦闘力は高く、今作ではナイフでロキを制圧。実はヴァルキリーとは特殊部隊の名前であり、彼女自身の名前はブリュンヒルデという。

Heimdall（ヘイムダル）（演：イドリス・エルバ）

アスガルドの門番。ビフレストという虹の橋を守っていて、アスガルドと他の8つの世界を行き来できる装置を動かす資格を持っている。千里眼の能力があり、自身も遠くのもの事を見通せるし他人にその力を貸して自分の視界を共有したりできる。
今作ではロキとスカージによって門番の任を追われていたが、ヘラが蘇り恐れをなしているアスガルドの国民をかくまってこっそり戦っていた。正直、王と王子たちよりもアスガルドを守り続けていた。

Grandmaster（グランドマスター）（演：ジェフ・ゴールドブラム）

サカールという惑星の支配者。宇宙の中でも古参の宇宙人で、かなりの権力を持っている。バトルロイヤルを開催し楽しんでおり、2年前からハルクがそのチャンピオンになっていた。ロキによれば嗜好がおかしいが話は通じる男らしく、ロキは彼をそそのかしてちゃっかり友人の位置に収まっていた。
ソーが自分のことを雷神（the God of Thunder）と名乗っても、何故かかたくなにソーを雷様（Load of Thunder）と呼び続けていた。映画”ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー／リミックス”のエンドクレジットにも出演していて、実はノーウェアという星で収集家をしているコレクター（タニリーア・ティバン）の兄。

Topaz（トパーズ）（演：レイチェル・ハウス）

グランドマスターの腹心の部下。総合格闘技で戦う肉体派で、ヒーリングファクター（ダメージを受けても超回復できる能力）も持っている。口数が少なく不愛想で、喋る言葉がかなり下品なためグランドマスターも少し呆れている。スクラッパー（バトルロイヤルの挑戦者を捕獲してくる係）なのにグランドマスターに気に入られているヴァルキリーのことが嫌いらしく、ヴァルキリーに罵詈雑言を投げつけていた。

Korg（コーグ）（演：タイカ・ワイティティ）

実は、監督が演じていたキャラクター。身体が岩で構成されている宇宙人で、グランドマスターが開催しているバトルロイヤルの前座を務めている。以前革命を起こそうとしたが、制圧されて今に至る。
映画”マイティ・ソー／ダークワールド”で、ソーが冒頭で粉々にした岩の巨人は彼の星の出身である。革命を計画するわりには人に従うことに抵抗がないらしく、リーダーがいればそれについていくタイプ。

Skurge（スカージ）（演：カール・アーバン）

アスガルドの戦士。ヘイムダルが門番の任を解かれてから、ロキに命じられ暫定的に門番をしていた。そのため、ヘイムダルに比べると責任感はかなり薄め。
彼は典型的な戦士であり、自分の実力を認めさせて上にのし上がれればどんな経路をたどるのも構わないようだ。ヘラが蘇ってからはヘラの処刑代行人を務めていたが、罪のないアスガルド人を処刑するのはさすがに自分を許せず、最終的にはヘラを裏切ってアスガルドの国民を宇宙へ逃がすために自分を犠牲にして戦った。
彼が最期にマシンガンを両手に携えて戦うのは、コミックのオマージュである。

Hogun（ホーガン）（演：浅野忠信）

アスガルドの戦士で、ソーの側近であり旧友でもあるウォーリアーズ・スリーのひとり。出身はヴァナヘイムという、アスガルドに統治された世界のひとつ。映画”ソー／ダークワールド”でヴァナヘイムの立て直しのため故郷に残っていたが、今作ではまたアスガルドに戻ってきている。寡黙で滅多に笑わない。モーニングスターを武器として戦う。
今作ではヘラに対し奮戦したが、串刺しにされて殺されてしまった。

Fandral（ファンドラル）（演：ザッカリー・リーヴァイ）

アスガルドの戦士。ソーの側近であり旧友でもあるウォーリアーズ・スリーのひとり。プレイボーイで、アスガルドの宮廷の女中たちにいつも取り巻かれている。サーベルを武器として戦う。今作ではアスガルドに戻ってきたヘラにより、瞬殺されてしまった。