Mr.インクレディブル(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『Mr.インクレディブル』とは、ディズニー配給・ピクサー製作、ブラッド・バード監督による長編フルCGアドベンチャー・アニメーション映画。一般市民として暮らしていた驚くべき怪力を持つ元スーパーヒーローが、謎の伝言が届いたことから、再びスーパーヒーローとして同じように特別なパワーを持った妻や子供たちとともに邪悪な敵に立ち向かう。2004年製作・アメリカ作品。
『Mr.インクレディブル』の概要
『Mr.インクレディブル』とは、評論家から絶賛されながらもヒットに結びつかなった長編アニメ『アイアン・ジャイアント』(1999年)を手がけたブラッド・バード監督の劇場アニメ第2作。
『Mr.インクレディブル』のアイデアは、バードに子供が生まれ、家庭と仕事のバランスのことや、やりたい仕事がなかなかやらせてもらえない時期に思いついたそうで、その企画を11年近く温め続けやっと実現にこぎつけたらしい。
本作は、最初ワーナー・ブラザーズ制作の2Dアニメーションとして進められたが、ワーナー・ブラザーズのアニメーション部門が凍結されてしまい制作が頓挫するも、バードの旧友であるピクサー・アニメーション・スタジオのジョン・ラセターから誘われ、彼のスタジオに迎えられて新たに3DCGアニメーションとして制作を続けることができ完成にこぎつけた。
ピクサー制作のアニメとしては初めて人間社会を舞台とした物語で、スタジオにとってもチャレンジの一作だったが全米で大ヒットを記録。04年度のアカデミー長編アニメ映画賞、アカデミー音響編集賞、アニメのアカデミー賞と言われるアニー賞全10部門制覇など多くのアニメ映画賞を受賞した。
声の出演は、『ポルターガイスト』(1982年)のパパ役で知られるクレイグ・T・ネルソン、『ピアノ・レッスン』(1993年)でアカデミー主演女優賞を受賞したホリー・ハンター、『アベンジャーズ』シリーズのサミュエル・L・ジャクソン他が務め、バード監督自身も女性デザイナーのエドナの声を担当している。
本作公開から11年後、2015年に続編『インクレディブル・ファミリー(原題:Incredibles 2)』の制作が発表され、全米で2018年6月、日本では同年8月の公開予定となっている。
『Mr.インクレディブル』のあらすじ・ストーリー
世界の平和を守るため悪人達と戦い続けるスーパーヒーロー、頑丈な肉体と驚くべき怪力を持つMr.インクレディブルことロバート・パー。
ある日、Mr.インクレディブルがバスが強盗に襲われたと聞き犯人を捕らえようと愛用の車に乗ったとき、助手席に彼の大ファンである男の子バディ・パインが勝手に乗り込んでいた。
彼は「ボクはインクレディボーイ」と名乗り、Mr.インクレディブルと一緒に戦いたがったがロバートは邪魔者扱いして車から放り出した。
そして強盗に追いつくが、伸縮自在な体を持ち自在に変形させることが出来る女性スーパーヒーローのイラスティガールことヘレンが突然現れ強盗をのしてしまった。
去っていくイラスティガールを意味ありげにニッコリ笑みながら見つめるMr.インクレディブル。
そこへスーパーヒーロー仲間のフロゾンことルシアス・ベストが式に遅れるぞとやって来た。
まだ余裕があると返事した時、向かいのビルの屋上から男が落ちていくのを目にし、Mr.インクレディブルは素早く飛んで男を抱えビルの窓を破って中に突っ込んだ。
男は助かったが、部屋で怪しい物音を聞きつけ不審に思った矢先、壁が爆風で吹っ飛び金庫破りのボム・ヴォヤージュが現れた。
そこへまたもやバディが自分で発明したロケット・ブーツで飛んでやって来た。
「ボクはあんたの相棒、インクレディボーイになるんだ」と言い、警察を呼んでくるよと飛び出そうとしたが、ボム・ヴォヤージュが隙を見てバディのブーツに爆弾を放った。
それに気づいたMr.インクレディブルは、慌ててバディのマントに飛びついたが爆弾に気づかない彼は飛行できないとMr.インクレディブルを引き離そうとした。
爆弾はブーツから外れて落下したが、列車の高架線路で爆発し、線路が寸断されてしまった。まずいことに列車が直進してきたが、Mr.インクレディブルは力の限り踏ん張って急停車させることが出来た。
警察がやって来たので事情を説明し、バディのせいでボン・ヴォヤージュを逃がしたことを伝えると、Mr.インクレディブルは急用があるからと素早く車で走り出した。
ロバートが着いたのは教会。これから結婚式を挙げるのだ。相手はイラスティガールのヘレン。
晴れて二人は、スーパーヒーロー同士の夫婦となった。
幸せの一歩を踏み出したばかりだったが、Mr.インクレディブルは訴えられてしまった。
容疑は死にたい男を助けたことで、ビルから投身自殺を図った男がMr.インクレディブルに邪魔され大怪我も負わされたと裁判所に訴えたのだ。
それだけなく、列車を急停車させたことで怪我を負った乗客たちからも訴訟を起こされて裁判で敗訴し、国が莫大な慰謝料を払うこととなった。
やがてMr.インクレディブルだけでなく、世界中のヒーローが訴えられる事態となり、「スーパーヒーローをやめて普通に生活すべき」と声が上がり、政府は“スーパーヒーロー保護プログラム”に着手する羽目になった。
それは、スーパーヒーローは過去の罪を一切問われないが、その代わりにヒーロー活動はしないと誓うというものだった。
それから15年後、ロバートは保険会社に勤務し、一般社会人としての生活を送っていた。でも、顧客より利益を優先する口うるさい上司の小言にストレスが溜まる一方だった。
妻ヘレンは、ロバートとの間に生まれた3人の子の世話をしながら平穏な日々を送るよう努めていた。
二人の間に出来た子供達もそれぞれ生まれながらにスーパーパワーを持っていたが、姿を消す能力のある長女ヴァイオレットは内気で引っ込み思案で、普通の人間とは違う自分の能力に悩んでいたし、超高速で走れるヤンチャな長男のダッシュは自分の能力を使うことをヘレンから禁じられ不満を抱いていた。まだ赤ちゃんのジャック=ジャックだけが普通の人間らしく見えた。
ロバートは、ヒーロー時代の未練がなかなか捨てきれず、ヘレンに内緒で夜な夜なヒーロー仲間のルシアスと共に警察無線を盗聴しては人助けを繰り返していた。
ある夜、火災を起こしたビルの人命救助に駆けつけた時、ロバート達の後をつける車があった。車内には女が乗っており、どこかに連絡を入れていた。
翌日、出社したロバートは上司に呼び出されて顧客対応のことで厳しい注意を受け、とうとう溜まっていたストレスが爆発して上司を投げ飛ばしてしまった。
当然の結果として会社はクビになったロバートはすごすごと自宅に戻り、勤務用のカバンを開いて中のものを整理していたら見知らぬ紙袋が出てきた。
中にはタブレットが入っていて自動的に起動し、ミラージュと名乗る女の姿が映し出された。
彼女は「Mr.インクレディブル、あなたのスーパーパワーが必要です。ヒーローとしてもう一度活躍しませんか」と語りかけた。
落ち込んでいたロバートは、またスーパーヒーローとして活躍できるんだと元気を取り戻し、家族には秘密でミラージュの依頼を引き受けることにした。
ロバートはヘレンには会社がクビになったことは話しておらず、出張だと偽って家を出るとMr.インクレディブルのスーツに身を包みミラージュの飛行機に乗り込んだ。
行先は、絶海の孤島。そこにある会社の研究施設で開発された人工知能搭載の戦闘ロボット、オムニドロイドが暴れだしたので阻止するのがMr.インクレディブルとしての仕事だった。
ロバートが到着した途端、戦闘ロボットが襲いかかってきた。
久しぶりの戦いに、体がなまっていたロバートは苦戦を強いられたが、なんとかロボットを倒すことができミラージュと祝杯をあげた。
その時、ロバートはミラージュに「君の雇い主は誰だ」と聞いたが、彼女ははぐらかして答えなかった。
戦闘ロボットを倒したことで、自分はまだスーパーヒーローとしての存在意義があるんだと思ったロバートは、トレーニングに励み体を鍛えだした。
ある日、Mr.インクレディブルのスーツにほころびが見つかり、修繕してもらおうと旧友の服飾デザイナー、エドナ・モードの邸宅を訪れた。
彼女はヒーロー専門のデザイナーでもあり、それは古いから新しいデザインのスーツを作りましょうと言い出すとロバートもOKした。
ミラージュから、新しい任務があると自宅にいたロバートに電話連絡が入った。
ロバートのスーツに長い髪の毛を見つけたヘレンは浮気かもと疑い、ロバートの電話を盗み聞きした。
そうとは知らず、ロバートはエドナのデザインによる新しいMr.インクレディブル・スーツをカバンに入れ意気揚々と戦闘ロボットを倒した島に向かった。
家を掃除していたヘレンは、ロバートの部屋で古いMr.インクレディブルのスーツのほころびが修繕されているのを目にとめた。
それを修繕できるのはエドナしかいないことを知っているヘレンは彼女に電話を入れた。
ヘレナは、「あなた方の新しいスーツも出来ているから直ぐに来て頂戴」と言うと受話器を降ろしてしまった。
仕方なくヘレナ邸に赴くと、エドナはヘレンに彼女や子供達のために作ったスーパーヒーロー・スーツを見せた。
Mr.インクレディブルの新しいスーツの出来に大満足のエドナが、調子に乗って家族それぞれの能力に応じたスーツを勝手に作ってしまったのだ。
スーツには発信機を埋め込まれており、ヘレンはロバートの居場所を突き止めた。
その頃、島に着いたロバートの前に、より凶暴にしてより巨大に改良されたオムニドロイドが現れた。
オムニドロイドの上にはシンドロームと名乗る男が立っていた。彼の話からシンドロームが、かってロバートが邪険にしたバディだと知った。
バディことシンドロームは、オムニドロイドを街で暴れさせ、倒すところを人々に見せつけて自分がヒーローになるという野望を抱いていたのだ。
そのために、オムニドロイドの試作品で過去のスーパーヒーロー達を次々と亡き者にしていた。そして、今度はMr.インクレディブルことロバートの命を狙ったのだ。
シンドロームは、相手の力を奪って身動きできないようにする電磁波“ゼロ・ポイント・エネルギー”を指先からロバートに向けて放射した。
だがシンドロームの手元が狂い、ロバートは海に投げ出されてしまった。
シンドロームは逃がすものかと爆弾を放ったが、寸でのところでロバートは生き延びることが出来た。
そして、今度はこちらが反撃する番だとシンドロームの基地に潜り込んだが、膨張する粘着弾を幾つも体に受けてロバートは捕えられてしまった。
ロバートが会社をクビになり、それどころかMr.インクレディブルとしてまた活動を始めたことを知ったヘレンは、エドナから受け取ったスーツを自宅に持ち帰ると早速彼の居場所に直行しようとした。
支度の最中、ヴァイオレットとダッシュが自分達用のスーツを目ざとく見つけ手に取った。
ヘレンは子供達に留守番を頼みジェット機で島に向かうが、島に近づいたとき機内にヴァイオレットとダッシュが乗り込んでいたことに気付いた。二人は、母の行動が気になってこっそり忍び込んでいたのだ。
その時、ジェット機を狙ってシンドロームの基地から短距離ミサイルが発射された。ミサイルを必死にかわしながらヘレンは、ヴァイオレットの防御シールドを張る能力を使ってジェット機を包んでと叫ぶが彼女は思うように張れず、ジェット機は撃破された。
間一髪のところでジェット機から脱出したヘレンは体を伸縮させて子供達を包み込み、落下傘の形に体を変えてゆっくりと海に落ちて行った。
初めて危険な目に会い子供たちは気弱になっていた。
陸に上がると、ヘレンは子供達を励まし一人でシンドロームの基地に向かい、伸縮能力を駆使して基地内に潜入した。
ジェット機が撃破されヘレン達を失ったと思った囚われの身のロバートは、力を振り絞って腕を伸ばしシンドロームに怒りをぶつけようとしたが、それに気づいたミラージュがシンドロームの前に出てロバートに捕まえられる。
「俺を開放しなければ、一ひねりでこの女を殺す」と脅したが、シンドロームは「勝手にしろ」と言い放った。
ロバートは結局それができず観念してミラージュから手を放したが、ミラージュは自分の命を何とも思わないシンドロームに疑念を抱き始めた。
シンドロームは、自分の計画を実行しようとオムニドロイドを乗せたロケットを街に向けて発射した。
その隙を見てミラージュはロバートの両手足の枷(かせ)を解除し、あなたの家族はジェット機から脱出してこの島でまだ生きていると告げた。
その言葉にロバートは思わず彼女を抱きしめたが、そこにヘレンが現れて嫉妬心からかミラージュにビンタを喰らわせた。
ロバートが「彼女は命の恩人だ」と言い訳すると「それは私の役目」と言い返すヘレンだったが、彼に抱きしめられ口づけされると気分もおさまった。
ミラージュから、子供たちが保安部隊に見つかったから、あなた達も早くジャングルに行ってと言われ、二人は急いで基地を後にした。
両親の帰りを待っていたダッシュとヴァイオレットは、センサーにひっかかてしまいシンドロームの部下達に取り囲まれていた。
姉ヴァイオレットがダッシュに「走って!」と叫ぶと、彼は猛スピードで逃げ出した。部下達の乗った円盤型の乗り物が追いかけてきたが、彼はジグザグに走て乗り物を木や岩にぶつけていった。
ヴァイオレットは透明になって部下から姿をくらましたが見つかってしまい銃を向けられた。その時ダッシュが戻ってきたが、今度は彼に銃が向けられた。銃の引き金が引かれる瞬間、ヴァイオレットがダッシュの前に素早く立ちはだかり防御シールドを張った。今度はうまく強力なシールドを張ることができ弾丸を弾きながら逃げることができた。
そして、二人は駆けつけた両親と再会した。
4人で部下達と戦っているさなか、シンドロームが現れてロバート達に向けゼロ・ポイント・エネルギーを放射し、今度は4人ともども捕えられてしまった。
だが、ヴァイオレットの防御シールドのおかげで脱出でき、ミラージュの協力を得てロケットに乗りこみオムニドロイドを倒すために街に向かった。
街ではオムニドロイドが暴れまくり、市民たちは逃げまどっていた。
オムニドロイドが投げ飛ばしたトラックが幼い子供を抱えた女性に向かってきたとき、突如シンドロームが登場しゼロ・ポイント・エネルギーを使ってトラックの動きを止め彼女を救った。
彼は「俺は新しいスーパーヒーロー、その名はシンドローム」と声高らかに言った。そして、腕にはめたリモコンを使ってオムニドロイドに自分を襲わせるように自作自演し、オムニドロイドの5本の足の一本をもぎ取ってみせた。
だが、思いがけないことに人工知能を搭載されたオムニドロイドがシンドロームのリモコンを感知し、光線を当ててそれを腕から取り外し彼を投げ飛ばしてしまった。
ようやく街に着いたロバート達は、暴走するオムニドロイドに向かって行った。フロゾンことルシアスも加勢にやって来た。
5人はそれぞれのスーパーパワーを駆使してオムニドロイドを倒そうとしたが、なかなか手ごわく苦戦を強いられた。
そのとき、道路にシンドロームのリモコンが落ちているのをロバートが見つけた。それを使ってオムニドロイド自身が自滅するようコントロールし、やっと倒すことが出来た。
市民たちは、危機を救ってくれたMr.インクレディブルことロバートや家族たちに感謝の拍手を送った。
それを、気絶から目覚めたシンドロームが憎々しげに見つめていた。
意気揚々と我が家に戻ると、シンドロームが赤ちゃんのジャック=ジャックを腕に抱え待ち構えていた。
ロバート達にゼロ・ポイント・エネルギーを放って動けなくすると「俺の夢を壊しただろ。だからお返しをしてやる」と言い放ち、ジェットブーツで舞い上がり自分の飛行機に飛んで行った。シンドロームは、赤ちゃんを誘拐して自分の相棒にするつもりなのだ。
だが、空中でジャック=ジャックのあどけない表情が突如変貌し、悪鬼のような恐ろしい姿になるとシンドロームを殴りだした。突然のことにシンドロームが手を放してしまい、ジャック=ジャックは宙に投げ出されたがヘレンが見事にキャッチした。その時には、ジャック=ジャックは元のあどけない顔に戻っていた。
「まだ終わりじゃない。必ず、そいつを奪ってやる」と捨てゼリフを吐き、シンドロームは飛び去ろうとしたが、ロバートがそばにあった自動車を飛行機目がけて投げつけた。
バランスを失ったシンドロームは、マントを飛行機のエンジンに吸い込まれ、あえなく最期を遂げた。
3か月後、街の陸上競技大会で、冒険を通してすっかり前向きになったヴァイオレットは髪型も変えて気になる男の子とのデートにこぎつけ、ダッシュはパワーを制御できるようになり競争で2着でゴールインし、ロバート達は楽しい家族団らんのひと時を過ごしていた。
だが帰り際、地底からドリルマシンに乗った怪人が現れた。怪人は「俺様はアンダーマイナー!悪の限りをつくし、平和と幸せをぶち壊してやる!」と宣言した。
それを聞いたロバート一家は、スーパーヒーローとして立ち向かおうとマスクを付けた。
『Mr.インクレディブル』の登場人物・キャラクター
パー一家
Mr.インクレディブル / ボブ・パー
声:クレイグ・T・ネルソン、日本語吹替:三浦友和
人並み外れた頑丈な肉体と驚くべき怪力を持つ元スーパーヒーロー。今は一般人として保険会社の顧客担当の仕事をしているが、口うるさい上司の叱責にストレスを溜めこんでいる。
同じスーパーヒーローだったヘレンと結婚し、3人の子供に恵まれ平凡な暮らしを送っているが、ヒーロー時代の活躍が忘れられずヒーロー仲間のルシアスと共に妻に内緒で人助けをしている。
謎の女性ミラージュからの依頼で戦闘ロボットを倒したことから、まだスーパーヒーローとして活躍できる場があるんだと思い、すっかり太った体を鍛え直して万全の体調を取り戻そうと張り切る。
だが、後にミラージュの依頼は、彼女のボスであるシンドロームがMr.インクレディブルを亡き者にしようと企んだ罠だったと知る。
イラスティガール / ヘレン・パー
声:ホリー・ハンター、日本語吹替:黒木瞳
伸縮自在でどんな形にでも変えられる強靭な体を持つ元スーパーヒーロー。ジェット機の操縦も得意である。
ロバートと結婚後は、3人の子供の世話を焼きながら一般人として社会に溶け込もうと努力している。自分たち同様に特殊なパワーを持つ子供達の躾け(しつけ)についてロバートと口論となることもしばしば。
ある時、夫ロバートの不審な行動に気付き彼の行方を追うが、勝手に付いてきた子供たちと共にやむなくスーパーヒーローとして活動することとなる。
ヴァイオレット・パー
声:サラ・ヴォーウェル、日本語吹替:綾瀬はるか
姿を消す能力を持つパー家の長女。特殊バリアを張る能力もあり、それを応用して宙に浮いたり敵をバリアの中に閉じ込めたりもできる。
内気で引っ込み思案な性格で、普通の人とは違う自分にコンプレックスを抱いており、いつも前髪を下して片方の目しか見せないでいた。
ヘレンと共にスーパーヒーローとして活躍するなかで、徐々に自分の能力に自信を持つようになり、髪型も変えて性格も前向きとなり、片思いだった好きな男の子の誘いにも気軽に応じられるようになる。
ダッシュ・パー
声:スペンサー・フォックス、日本語吹替:海鋒拓也
超高速で走る能力を持つパー家の長男。姉のヴァイオレットと違い、母ヘレンから自分の能力を抑えるようにと諭されており少々不満に思っている。そのせいか、学校でも能力を使ったイタズラをやらかし、そのたびにヘレンが学校に呼ばれる。
家庭では姉のヴァイオレットをからかうこともあるが、シンドロームの部下達に襲われた時は彼女を助けようと頑張ったり、心の内では姉を大切に思っている。
スーパーヒーローとしてシンドローム達と戦ったことで、自分のパワーを制御できるようになり、街の陸上競技大会の競争でもあえて2位でゴールインした。
ジャック=ジャック・パー
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『私ときどきレッサーパンダ』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオが2022年3月11日に公開した、ティーンエイジャーの成長を描く3DCGアニメーション映画である。思春期を迎え自分らしくあるべきか、母の期待に応え続けるべきかに迷う少女の姿をコミカル、かつ丁寧に描いている。頑張り屋の主人公メイは母の期待に応えるために努力する優等生だったが、赤くて巨大なレッサーパンダに変身してから生活は一変する。時にはぶつかり合いながらもお互いに成長する母娘や、親友たちとの関係性が見どころ。
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アラジン(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
ディズニー製作の大ヒットアニメ映画。 貧しい青年アラジンが王女ジャスミンと出会うことから話は始まる。 願いを三つ叶えてくれるランプの魔人・ジーニーは貧しいアラジンを王子に変身させ、ジャスミンとの恋の成就を後押しする。 しかし、最大の敵であるジャファーの魔の手が忍び寄るのであった。 アラジンとジャスミンが魔法の絨毯で空を舞う際に流れる「ホール・ニュー・ワールド」は珠玉の名曲として知られる。
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ムーラン(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ムーラン(原題:Mulan)』とは、アメリカのディズニーで1998年に制作された、古代中国を舞台としたディズニー映画である。中国の伝説の人物である「花木蘭」をモデルに描かれている作品。2020年には実写映画化もされたが、こちらの作品は多くの波紋を呼んでいる。古くからのしきたりに従う周囲に求められる女性としての自分、自分らしく振る舞いたいという気持ちを持つ自分とで葛藤をするムーランが、父の代わりに男装して出兵することをきっかけに多くの困難を乗り越える過程と成長する姿を描いた物語である。
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美女と野獣(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『美女と野獣』(原題:Beauty and the Beast)は2017年にアメリカで制作された映画。1991年に制作された、ディズニーアニメーション不朽の名作を完全実写化。魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と、孤独を抱えながらも前向きに生きる美しい娘ベルが出会い次第に惹かれあっていく模様を描く。愛すること、信じ抜くことを描くファンタジーロマンス。
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魔法にかけられて(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『魔法にかけられて』とは、2007年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作したミュージカル映画。ディズニー伝統のアニメーションと実写を融合し、過去のディズニー作品からのセルフパロディや楽しいミュージカルナンバーを随所にちりばめて描いたファンタジック・ラブ・コメディ。王子との結婚式の日に魔女に騙されて現代のニューヨークへと送り込まれたおとぎの国のプリンセス・ジゼルは、見知らぬ世界の中で困り果てていた時、弁護士の男性・ロバートと出会い、やがて彼に惹かれていく。
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塔の上のラプンツェル(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『塔の上のラプンツェル』とは、2010年11月24日にアメリカで公開された、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作の第50作目の長編アニメーション映画である。バイロン・ハワードとネイサン・グレノが共同で監督を務めた。魔法の髪を持つ少女ラプンツェルは幼い頃、魔法の髪を独り占めしようとしたゴーテルにさらわれ、森の中の塔で育てられた。塔から出ることを許されず、誕生日にだけ空に浮かぶ灯りを間近で見るのが夢だった。そんな所に現れた青年フリン・ライダーとその灯りを見に行く旅に出る。
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ムーラン2(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ムーラン2(Mulan II)』とは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ディズニーの人気作品『ムーラン』の続編である。『ムーラン』の物語から1ヵ月後、主人公のムーランとシャン将軍が新たな任務を受け、旅に出る物語である。そのため、前作とリンクする部分も多々見受けられる。2005年にアメリカで公開された。日本では劇場での公開は無かったが、2004年に先行してビデオで販売された。一方で、主要キャラクターの中には今回新たに登場する者もおり、新しい『ムーラン』を見せることにも成功している。
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ノートルダムの鐘(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ノートルダムの鐘』とは、1996年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品で、容姿が醜いことで周囲から酷い扱いを受けるカジモドが1人の女性に恋をする物語である。ディズニー作品といえば、プリンセスとプリンスが結ばれるストーリーで、年齢問わず楽しめるテーマが多い。一方で、今作は社会問題の1つである「差別」をテーマとした描写が見られ、歴史上差別対象となった「ジプシー」と呼ばれる民族が登場することからディズニー映画の中でも大人向けで異質なストーリーとなっている。
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シュガー・ラッシュ(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『シュガー・ラッシュ』とは、アメリカ合衆国で2012年11月2日、日本で2013年3月23日に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の第52作目のアニメーション映画である。監督はリッチ・ムーアが務めた。また、タイトルは作中に登場するアーケードゲームの名前でもある。ゲームの世界で悪役を演じるラルフは、ヒーローになる夢を叶えるため潜り込んだレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で少女ヴェネロペと出会い、二人は互いの夢のために協力することになる。
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アナと雪の女王(アナ雪)のネタバレ解説・考察まとめ
「アナと雪の女王」はアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。 日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。 王家の娘、2人の主人公アナとエルサを待ち受ける過酷な運命を描く。 大人から子供まで楽しめるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名作。
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ズートピア(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ズートピア』とは、2016年にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオより公開されたアニメーション映画。第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞作品。肉食動物と草食動物が共に暮らす大都会ズートピアを舞台に、新米警察官のウサギのジュディ・ホップスと、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの2人が、連続行方不明事件を解決するために奮闘するメディ・アドベンチャー。作品のテーマとして人種差別などの社会問題が描かれている。
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プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。
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美女と野獣(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。
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アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。
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ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。
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目次 - Contents
- 『Mr.インクレディブル』の概要
- 『Mr.インクレディブル』のあらすじ・ストーリー
- 『Mr.インクレディブル』の登場人物・キャラクター
- パー一家
- Mr.インクレディブル / ボブ・パー
- イラスティガール / ヘレン・パー
- ヴァイオレット・パー
- ダッシュ・パー
- ジャック=ジャック・パー
- シンドロームとその関係者
- シンドローム / バディ・パイン
- ミラージュ
- オムニドロイド
- パー一家の関係者
- フロゾン / ルシアス・ベスト
- エドナ・モード
- カーリ・マッキーン
- ギルバート・ハフ
- リック・ディッカー
- バーニー・クロップ
- トニー・ライディンジャー
- その他
- ボム・ボヤージュ
- アンダーマイナー
- 『Mr.インクレディブル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 伸縮自在のイラスティガールことヘレンがシンドロームの基地に侵入
- オムニドロイド vs Mr.インクレディブル&イラスティガール&子供達
- 「マントはなし!」
- 「僕は強くないから」「お前たちを失いたくない」
- 『Mr.インクレディブル』の見どころ
- 『Mr.インクレディブル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 赤ん坊の名前ジャック=ジャックはバード監督の息子からとった
- ディズニーの伝説的アニメーターがカメオ出演
- 金庫破りボム・ボヤージュの名前が最初は違っていた
- Mr.インクレディブルのスーツのほころぴの描写に2~3ヶ月もかかった
- 続編『インクレディブル・ファミリー(原題:Incredibles 2)』が2018年に公開
- 『Mr.インクレディブル』の関連動画
- 『Mr.インクレディブル』アメリカ版予告編
- 『Mr.インクレディブル』日本語字幕付き予告編