Mr.インクレディブル（ピクサー映画）のネタバレ解説・考察まとめ
『Mr.インクレディブル』とは、ディズニー配給・ピクサー製作、ブラッド・バード監督による長編フルCGアドベンチャー・アニメーション映画。一般市民として暮らしていた驚くべき怪力を持つ元スーパーヒーローが、謎の伝言が届いたことから、再びスーパーヒーローとして同じように特別なパワーを持った妻や子供たちとともに邪悪な敵に立ち向かう。2004年製作・アメリカ作品。
声：イーライ・フシール（人間体）、メイヴ・アンドリュース（怪物体）、日本語吹替：原語版流用
パー家の次男。まだ赤ちゃんでしゃべることができず、スーパーパワーも未知数。
家族の中で唯一普通に思われていたが、シンドロームにさらわれた時に、突如体が金属に変わったかと思うと悪鬼のような怪物に変身しシンドロームの髪の毛を引っこ抜きボコボコニに殴った。
恐るべきパワーを秘めているようだが、その全貌はまだ明らかになっていない。
シンドロームとその関係者
シンドローム / バディ・パイン
声：ジェイソン・リー、日本語吹替：宮迫博之、岩田光央（少年時代）
15年前の少年時代、Mr.インクレディブルの熱狂的なファンだったバディはインクレディボーイと勝手に名乗ってMr.インクレディブルの相棒になろうとしたが、それを拒絶されたことで逆恨みしスーパーヒーロー達を憎むようになった。
空を飛べるジェット・ブーツなど少年時代から発明能力に優れ、成人後も相手を身動きできないようにする電磁波ゼロ・ポイント・エネルギー、人工知能搭載の戦闘ロボット・オムニドロイドなどを作り、それを使ってMr.インクレディブル達を亡き者にし、自分が自作自演でスーパーヒーローになろうと画策する。
だが最後は、飛行機のエンジンにマントが巻き込まれ、あえない最期を遂げる。
インクレディボーイと名乗りMr.インクレディブルの相棒になりたがった少年時代のバディ。
ミラージュ
声：エリザベス・ペーニャ、日本語吹替：渡辺美佐
シンドロームの秘書を務める銀髪のクールビューティ。
シンドロームの指示に従って、引退したMr.インクレディブルことロバートをスパーヒーロー稼業に引き戻そうとするが、後にシンドロームの冷酷な扱いに失望し、彼を裏切ってロバートに手を貸す。
オムニドロイド
シンドロームが開発した球体の戦闘ロボット。鋭い爪を持った5本の足で移動する。人工知能を搭載してるが、リモコンによる操作も可能。Mr.インクレディブルが最初に戦った時は試作品でさほど大きくなかったが、シンドロームがより大きくより頑丈に改良し、Mr.インクレディブル達に苦戦を強いる。
パー一家の関係者
フロゾン / ルシアス・ベスト
声：サミュエル・L・ジャクソン、日本語吹替：斎藤志郎
空気中の水分を瞬時に氷結させる能力を持つ元スーパーヒーロー。パー家とは家族ぐるみの付き合いで、妻がいるがヒーロー仲間だったロバートに誘われ、彼と一緒に人助けをしている。二人になるとヒーロー時代の活躍の話に花を咲かせるが、ロバートほどヒーローに未練があるわけでもなく、人助けも良いがボウリングを楽しむのいいんじゃないかと口走ることもある。
街をオムニドロイドが襲った時は、昔のスーパーヒーロー・スーツを引っ張り出し、Mr.インクレディブル等とともにロボットに立ち向かう。
エドナ・モード
声：ブラッド・バード、日本語吹替：後藤哲夫
口が達者な世界的なファッション・デザイナー。普通の服もデザインするが、彼女自身が製作意欲に一番燃えるのはスーパーヒーロー・スーツ。
ロバートが古いスーツのほころびの修繕を彼女に頼んだが、こんなのみっともない、新しいスーツを作った方がいいと勝手に決めつけて製作に着手し、ついでにロバートの家族全員の各々の能力にあわせたスーツを作ってしまう。
スーツにはエドナの発案で発信機も装着されており、ロバートの行動に不審を抱いて彼女の屋敷を訪れたヘレンに夫の居場所を教える。
カーリ・マッキーン
声：ブレット・パーカー、日本語吹替：小飯塚貴世江
ヴァイオレットの友人で、歯科矯正具ブリッジを付けているポニーテールの女の子。ヴァイオレットが母ヘレンの後を追ったとき、彼女から残したジャック＝ジャックのベビーシッターを頼まれ快く引き受けるが、彼の能力が突然目覚め大変なトラブルに見舞われてしまう。
DVD特典映像の短編『ジャック・ジャック・アタック！』に、留守番中のカーリの災難が描かれている。
ギルバート・ハフ
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目次 - Contents
- 『Mr.インクレディブル』の概要
- 『Mr.インクレディブル』のあらすじ・ストーリー
- 『Mr.インクレディブル』の登場人物・キャラクター
- パー一家
- Mr.インクレディブル / ボブ・パー
- イラスティガール / ヘレン・パー
- ヴァイオレット・パー
- ダッシュ・パー
- ジャック＝ジャック・パー
- シンドロームとその関係者
- シンドローム / バディ・パイン
- ミラージュ
- オムニドロイド
- パー一家の関係者
- フロゾン / ルシアス・ベスト
- エドナ・モード
- カーリ・マッキーン
- ギルバート・ハフ
- リック・ディッカー
- バーニー・クロップ
- トニー・ライディンジャー
- その他
- ボム・ボヤージュ
- アンダーマイナー
- 『Mr.インクレディブル』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 伸縮自在のイラスティガールことヘレンがシンドロームの基地に侵入
- オムニドロイド vs Mr.インクレディブル&イラスティガール&子供達
- 「マントはなし！」
- 「僕は強くないから」「お前たちを失いたくない」
- 『Mr.インクレディブル』の見どころ
- 『Mr.インクレディブル』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 赤ん坊の名前ジャック＝ジャックはバード監督の息子からとった
- ディズニーの伝説的アニメーターがカメオ出演
- 金庫破りボム・ボヤージュの名前が最初は違っていた
- Mr.インクレディブルのスーツのほころぴの描写に2～3ヶ月もかかった
- 続編『インクレディブル・ファミリー（原題：Incredibles 2）』が2018年に公開
- 『Mr.インクレディブル』の関連動画
- 『Mr.インクレディブル』アメリカ版予告編
- 『Mr.インクレディブル』日本語字幕付き予告編