私ときどきレッサーパンダ(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『私ときどきレッサーパンダ』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオが2022年3月11日に公開した、ティーンエイジャーの成長を描く3DCGアニメーション映画である。思春期を迎え自分らしくあるべきか、母の期待に応え続けるべきかに迷う少女の姿をコミカル、かつ丁寧に描いている。頑張り屋の主人公メイは母の期待に応えるために努力する優等生だったが、赤くて巨大なレッサーパンダに変身してから生活は一変する。時にはぶつかり合いながらもお互いに成長する母娘や、親友たちとの関係性が見どころ。
『私ときどきレッサーパンダ』の概要
『私ときどきレッサーパンダ』(原題:Turning Red)とは、2022年3月11日に配信スタートした、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作の3DCGアニメーション・コメディ映画である。新型コロナウイルス感染拡大の影響で劇場公開は断念され、ディスニー提供のサブスクリプションサービスであるDisney+で限定配信された。監督は中国出身のカナダ人女性であるドミー・シーである。ドミー・シー監督はピクサーにストーリーボードアーティストとして入社した。2015年公開の短編映画『Bao』で初監督を務め、ピクサーでは初めて女性監督としてアカデミー短編アニメ賞を受賞している。
本作は2002年のカナダ・トロントを舞台に、母への恩義と自分らしさの間で揺れ動く少女の成長を描いている。厳格な母とティーンエイジャーである娘の心のすれ違いやぶつかり合いを、「怒りや不安でレッサーパンダに変身してしまう」というストーリーを通じてコミカルに、しかし繊細に描いた良作である。レッサーパンダの姿は思春期の比喩表現である。
主人公である13歳の中国系カナダ人の少女、メイリン・"メイ"・リーは勉強に、寺を運営する母の手伝いにと奔走する優等生だ。親友たちと一緒にボーイズグループ「4★TOWN」の話で盛り上がるのが大好きな、明るく活発な性格をしている。厳しく過干渉な母の期待に応えたいと思う一方で、母に服従する生活に密かにストレスを感じていた。そんなある朝、目が覚めるとメイは赤くて巨大なレッサーパンダの姿になっていた。メイは怒り・不安・興奮でレッサーパンダになってしまう体質になってしまったのである。メイは両親の助けを借りながら元の姿に戻ろうとする。その一方でトロントで開催される「4★TOWN」のライブに参加するため、親友たちとレッサーパンダ体質を活かして密かに金策に走りはじめるのだった。
第95回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされたが、受賞は逃している。
『私ときどきレッサーパンダ』のあらすじ・ストーリー
娘メイと母ミン
カナダのトロントに暮らす13歳の少女、メイリン・"メイ"・リーは思春期の真っ只中にある。好きな持ち物を選び大好きな変わり者の親友たちに囲まれ、大好きなボーイズ・グループ「4★TOWN」を応援して盛り上がり、勉学に努力を惜しまない充実した中学生生活を送っている。真面目で活発な性格で、過剰なくらいの努力家である。メイに自覚はないが、母ミン・リーとの関係性が密接すぎることを親友たちには心配されている。ミンは先祖から受け継いだ、先祖と赤いレッサーパンダを祀る寺院を運営している。メイはそこでアシスタントとして、掃除・接客などを手伝っているのだった。ミンはメイに対して愛情深いが、厳しく過干渉な面も目立った。メイはそのミンの愛情を受けいれ、期待に応えようと勉強に、寺の手伝いにと努力していたのだった。ミンが「4★TOWN」を嫌っているため、メイはファンであることを隠している。ミンはメイの親友の1人、ミリアムのことも「変わっている」と毛嫌いしているが、メイは何も言い返せないでいるのだった。
ある夜、自室で勉強していたメイはノートの端になんとなく落書きを始める。落書きの絵の男の子は、デヴォンにそっくりであった。デヴォンは近所のコンビニでアルバイトしている美形の青年だ。親友たちはイケメンだと囃し立てて喜んでいたが、メイは「趣味が悪い」とその輪には入らなかったはずだった。メイは無自覚のうちにデヴォンを異性として気に入っていたのだった。メイの落書きはヒートアップして、メイとデヴォンの仲睦まじい妄想の姿を描きはじめた。そこでたまたまミンに落書きを見られてしまう。ミンはすぐにメイを引き連れてコンビニに乗り込むと、メイの落書きを証拠と突きつけてデヴォンに「メイに手を出すな」と怒鳴りつけたのだった。コンビニに居合わせたいじわるな同級生、タイラーにもその様子を見られ、メイは笑いものにされてしまう。しかしメイは思い込みで過剰に騒ぎ立てたミンを責めず、変な落書きをした自分の失態を責めながらその夜は布団に入ったのだった。メイはその夜、赤いレッサーパンダが現れる悪夢でうなされる。
大きなレッサーパンダと最悪の1日
朝、目が覚めるとメイは赤くて巨大なレッサーパンダに変身していた。洗面所に籠りパニックになるメイの様子から、ミンは「メイに初めての生理がきた」と勘違いする。洗面所に生理用品を持ってきたミンにメイは「出てって」と大声を上げる。普段のメイからは考えられない態度であった。1人で落ち着くと人間の姿に戻ることに気がついたメイは、まだ生理だと勘違いしているミンに学校まで送ってもらう。
学校でも落ち着いていようと意識するメイだったが、タイラーが昨晩の落書きをコピーして学校中に張り出し、面白がって吹聴して周っている様子を目にする。親友たちはタイラーに食ってかかり、メイは怒りと恥ずかしさで頭がいっぱいになる。その時レッサーパンダの尻尾のみが飛び出してしまう。それを隠そうとメイは教室に急いで撤退した。しかしメイの災難は終わらなかった。窓の外からミンが教室を覗きにきていたのだ。その姿が不審だったため警備員がやってきて、ミンに声をかけ事務室に連れて行こうする。これにミンが「メイの保護者だ」と言って抵抗し大騒ぎになり始めた。極め付きに、クラスメイトが面白がってその様子を見に集まってきたところで、ミンはメイの忘れ物として生理ナプキンを取り出した。恥ずかしさが限界に達したメイはその場で赤い爆風を伴って、レッサーパンダに変身してしまう。変身は爆風のお陰でクラスメイトには気付かれなかったが、ミンには見られてしまった。
レッサーパンダになったメイは学校を飛び出し、町を駆け抜けてなんとか家に帰り着いた。そこにメイの緊急事態に気がついた両親も駆けつける。両親はメイがいつかレッサーパンダになってしまうことを知っていたのだった。両親によると、寺院で祀っている先祖サン・イーはレッサーパンダに変身する力を神から授かっており、子孫の女性たちに受け継がれているのだという。もともとは一族を守る武力として重宝された力だったが、現代においては危険で厄介な力になってしまったのだ。ミンもレッサーパンダに変身した過去があり、赤い月の夜に行う儀式で、ペンダントにレッサーパンダを封印したのだという。両親はメイにも必ず封印できると念を押してくれたが、次の赤い月の夜は1ヶ月も先だった。
大好きな親友たちとレッサーパンダビジネス
それからメイは自宅の空き部屋に篭るようになった。その頃、親友たちが心配して窓からこっそり訪ねて来た。親友たちはメイのレッサーパンダ姿を受け入れてくれるが、メイはレッサーパンダの体や母のそっけない態度、このままの姿では「4★TOWN」のライブに行けない事実に心が折れて泣き出してしまう。すると親友たちが歌でメイを励ましてくれた。親友たちからの友情を受け取ったメイは、かつてない穏やかな気持ちになり人間の姿に戻ることができた。こうして友情を心の支えに、レッサーパンダ体質をコントロールできるようになったメイは、両親の許しを得て普段の生活に戻ることができた。しかし「4★TOWN」のライブに行くことは、興奮して変身するリスクがある上に、よさがわからない「4★TOWN」のチケットに200ドルも出せないとミンに許してもらえなかった。メイ以外の親友たちも両親の許しを得られないのだった。そこでメイたちは親に隠れてこっそりライブに参加することを決心する。チケット代は同級生たち相手に、レッサーパンダとのミーティングイベントを開催して稼いだ。
レッサーパンダは学校の人気者になり、グッズ展開までしてメイたちの秘密のビジネスは順調だった。しかしライブを週末に控え、4人分のチケット代にはあと100ドル足りない状況にあった。そこにタイラーが現れ、タイラーの誕生日パーティーをレッサーパンダとして盛り上げてくれるなら200ドル払うという。親友たちはミンにばれるリスクがあると躊躇したが、メイはパーティーに参加することを了承した。
タイラーのバースデーパーティーとメイの裏切り
パーティーが開催される夜、メイのおばあちゃんとおばさんたちが家に乗り込んできた。メイのレッサーパンダ体質のことを心配してやってきたのだという。特に厳しく鋭いおばあちゃんは、メイがミンに隠れて変身していることに気がついたようだった。おばあちゃんは「レッサーパンダに変身しすぎると、儀式で引き剥がすのが難しくなる」とメイに警告する。
その後メイはこっそり家を抜け出して、人間の姿のままパーティーに参加した。メイはタイラーからの200ドルを諦め、おばあちゃんの警告を受けて変身はもうしないつもりだった。しかし「チケット代が足りなければ、皆でライブ参加を諦めよう」と悲しむ親友たちを見たメイは気が変わった。メイは変身してパーティーを盛り上げる。あとはタイラーからお金を受け取れば、明日のライブで夢にまで見た「4★TOWN」に会えるのだ。メイと親友たちはすでに幸福感で満たされていた。パーティーで伸び伸びと過ごすメイに、親友たちは「レッサーパンダは封印しなければならないのか」と尋ねる。昔の母に縛られたメイよりも、今の自由で大胆なメイの方が魅力的だという。メイは母の希望にも応えたいと、儀式は避けられないと説明する。それを聞いた親友たちは「今のままのメイも少し残しておいて欲しい」と言ってくれる。
しかしこの時、偶然ラジオでトロントでのライブの日程を勘違いしていたことを知る。なんとライブは儀式の夜と同じ日に開催されるのだ。ここまで努力したにも関わらず、ライブ参加が絶望的になったメイは激しく動揺した。気が動転していたメイは、「もっとレッサーパンダに乗せろ」と横柄に命令するタイラーと言い合いになってしまう。口論がヒートアップして、メイはタイラーにレッサーパンダの姿のまま襲い掛かる。そこへちょうどミンが駆けつけてメイを止めた。ミンはメイの部屋に隠されたお金やレッサーパンダグッズ、タイラーのパーティーのちらしを見ておおよその状況を理解して追って来たのだった。ミンはタイラーの両親に謝ると、メイの親友たちに詰め寄った。「よい子のメイが自分でこんな悪いことをするはずがない、あなたたちがメイをけしかけたのだ」という。親友たちは否定したが、メイは母を前に親友たちを庇おうとしなかった。
ライブと儀式の夜
ライブ当日、親友たちはメイ抜きでライブ会場に向かうが、メイに裏切られたショックと悲しみで浮かない表情であった。一方家族と儀式を始めるところであったメイも、親友たちより母を選んでしまったことや、レッサーパンダの姿でタイラーを傷つけてしまったことで自分を責めていた。父のジンは儀式の前にメイを訪ね、「完璧じゃなくていい、そのままのメイでもいい」と話す。メイの「危険なレッサーパンダは封印すべき」という考えが揺らぎ始めるのだった。
両親、おばあちゃん、おばさんたち、近所にすむシャーマンのおじさんの手伝いで儀式が始まる。地面に丸い円を描き、その円の中にメイが入る。円を囲んだ家族が歌を歌い出し、シャーマンが赤い月に呼びかけると、メイは竹林が広がる精神世界に飛ばされた。そこにはサン・イーがいて巨大な鏡を取り出した。メイが鏡を潜り始めると、鏡を通過した部分からレッサーパンダが引き剥がされ始めた。それを見たメイは、レッサーパンダとして過ごした日々や、親友たちと父が「そのままのメイでいい」と言ってくれた言葉を思い出す。そこで心を決めたメイは、鏡を潜るのをやめレッサーパンダを受け入れた。儀式を終えてもレッサーパンダの姿のままのメイを見て家族は混乱するが、メイは「このままでいい。ライブに行く」と家を飛び出しライブ会場に向かってしまう。取り残されたミンは、家族に儀式の失敗を責め立てられる。ジンが「大丈夫だ」とミンを落ち着けようとするが、メイに振り払われた拍子に傷ついたペンダントから、ミンのレッサーパンダが飛び出してしまう。ミンは「どうして母親にこんな仕打ちができるのか」とメイへの怒りに支配され、再びレッサーパンダになってしまったのだった。
一方そのままライブ会場に乗り込んだメイは、親友たちと再会した。親友たちは戸惑うが、メイは「レッサーパンダも親友たちも大切な自分の一部だった」とタイラーのパーティーで裏切ったことを謝り、親友たちも謝罪を受け入れた。ライブが始まり会場の興奮が最高潮に達したその時、レッサーパンダになり暴走したミンがライブ会場に乗り込んできた。ミンのレッサーパンダはメイよりもはるかに大きく、巨大怪獣を彷彿とさせるサイズだった。メイへの怒りに支配されたミンは、ライブ会場を壊し、観客を追い出した。駆けつけたジンはミンの足元に巨大な円を描くが、メイから額に頭突きされた気絶したミンは円の外に倒れ込んでしまう。ミンの巨体はそう簡単には動かせない。そこでおばあちゃんとおばさんたちも封印を解き、レッサーパンダに変身して皆でミンを円の中に引き入れようとする。メイたち家族はミンを引っぱりながら歌を歌い、円に力を宿そうとするが声が小さいのか上手くいかない。その時、親友たちがマイクを使ってアカペラで「4★TOWN」の曲を歌い始めた。すると「4★TOWN」も一緒になって歌い始める。ライブ会場に歌声が響き渡ると、円に力が宿り強い光を放った。シャーマンが月に呼びかけると、レッサーパンダたちの体が宙に浮かび始め、地上と月の世界と繋がった。
母娘の新しい関係
メイが気が付くとまた精神世界にいた。メイは竹林の中で、若い頃の姿のミンを見つける。ミンは母を傷つけてしまった、しかしよい子で居続けることにも疲れたと嘆いているのだった。メイがそんなミンの手を引き竹林を進むと、サン・イーの鏡の前でおばあちゃんとおばさんたちが集まっていた。謝るミンに、おばあちゃんは「謝る必要はない。親なんだから」とミンを抱きしめた。その後、おばさんたち、おばあちゃん、ミンの順で、レッサーパンダを引き離し現実世界に戻っていった。最後に残ったメイはサン・イーにレッサーパンダを受け入れて生きることを告げた。サン・イーは微笑んでそれを受け入れたのだった。
メイが赤いレッサーパンダを受け入れてから、寺院は大盛況であった。ミンが暴れた夜の出来事は、2002年レッサーパンダ事件として人々に知れ渡っていたのである。寺院ではミンが破壊してしまったライブ会場の修繕費用を目標に、接客・グッズ販売にますます力を入れていた。母娘の関係は良好だった。メイはお寺の手伝いをしながらも親友たちと過ごす時間を作ってもらえるようになり、レッサーパンダの姿で町を歩くことも許された。メイは相変わらず忙しい毎日を送ったが、自分らしさを自ら受け入れミンにも認めてもらい、幸せに暮らしている。
『私ときどきレッサーパンダ』の登場人物・キャラクター
リー家
メイリン・"メイ"・リー
CV:ロザリー・チアン
日本語版吹替:佐竹桃華
本作の主人公。
中国系カナダ人の13歳の女の子。明るく快活な性格で、先生にうんざりされるほど勉強熱心。「4★TOWN」ロベールの大ファン。母の期待に応えることを最優先し、家業の手伝い・勉強に取り組んでいる。親友たちにはその様子を「洗脳されている」と心配されていたが、メイ自身は完璧な娘である自分に満足していた。しかし思春期が訪れた頃、「興奮するとレッサーパンダになる」という先祖代々受け継がれた体質が発現する。その頃から母に反抗的な態度を取るようになり、「4★TOWN」のチケット代を稼ぐため、母に隠れてレッサーパンダを商業化するレッサーパンダビジネスをはじめる。
パンダ・メイ
メイがレッサーパンダに変身した姿。怒り・不安・興奮など、感情が高まった時に、赤い爆風を伴って変身してしまう。変身前の2倍ほど体が大きくなり、力も強くなる。変身・変身解除の際の爆風を利用して、ジャンプ移動もできる。臭いが、愛らしい姿とふわふわの毛で学校中の人気者になった。
ミン・リー
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ノートルダムの鐘(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ノートルダムの鐘』とは、1996年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品で、容姿が醜いことで周囲から酷い扱いを受けるカジモドが1人の女性に恋をする物語である。ディズニー作品といえば、プリンセスとプリンスが結ばれるストーリーで、年齢問わず楽しめるテーマが多い。一方で、今作は社会問題の1つである「差別」をテーマとした描写が見られ、歴史上差別対象となった「ジプシー」と呼ばれる民族が登場することからディズニー映画の中でも大人向けで異質なストーリーとなっている。
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シュガー・ラッシュ(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『シュガー・ラッシュ』とは、アメリカ合衆国で2012年11月2日、日本で2013年3月23日に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の第52作目のアニメーション映画である。監督はリッチ・ムーアが務めた。また、タイトルは作中に登場するアーケードゲームの名前でもある。ゲームの世界で悪役を演じるラルフは、ヒーローになる夢を叶えるため潜り込んだレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で少女ヴェネロペと出会い、二人は互いの夢のために協力することになる。
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アナと雪の女王(アナ雪)のネタバレ解説・考察まとめ
「アナと雪の女王」はアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。 日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。 王家の娘、2人の主人公アナとエルサを待ち受ける過酷な運命を描く。 大人から子供まで楽しめるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名作。
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ズートピア(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ズートピア』とは、2016年にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオより公開されたアニメーション映画。第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞作品。肉食動物と草食動物が共に暮らす大都会ズートピアを舞台に、新米警察官のウサギのジュディ・ホップスと、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの2人が、連続行方不明事件を解決するために奮闘するメディ・アドベンチャー。作品のテーマとして人種差別などの社会問題が描かれている。
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プリンセスと魔法のキス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。
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美女と野獣(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。
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アリス・イン・ワンダーランド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アリス・イン・ワンダーランド』とは2010年公開のアメリカの3D映画。監督はティム・バートン。ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給。原作はルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。19歳になったアリスが再びワンダーランドに迷い込み、赤の女王に支配されていたワンダーランドを救う。実写とモーションキャプチャーの技術を使い映画化した。映像が素晴らしく童話の世界観を見事に実写化しており、アカデミー賞では衣装デザイン賞をはじめ、3部門で受賞した。
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ポカホンタス(ディズニー映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。
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目次 - Contents
- 『私ときどきレッサーパンダ』の概要
- 『私ときどきレッサーパンダ』のあらすじ・ストーリー
- 娘メイと母ミン
- 大きなレッサーパンダと最悪の1日
- 大好きな親友たちとレッサーパンダビジネス
- タイラーのバースデーパーティーとメイの裏切り
- ライブと儀式の夜
- 母娘の新しい関係
- 『私ときどきレッサーパンダ』の登場人物・キャラクター
- リー家
- メイリン・"メイ"・リー
- パンダ・メイ
- ミン・リー
- パンダ・ミン
- ジン
- メイのおばあちゃん
- チェン
- ピン
- ヘレン
- リリー
- メイの周囲の人物
- ミリアム
- プリヤ
- アビー
- タイラー
- デヴォン
- キエスロウスキー先生
- ガオ
- 4★TOWN
- ロベール
- ジェシー
- テヨン
- アーロンT
- アーロンZ
- 『私ときどきレッサーパンダ』の用語
- 赤いレッサーパンダ
- 赤い月の夜の儀式
- 4★TOWN
- 『私ときどきレッサーパンダ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ミリアム「今のメイも少し残しておいて」
- ジンがミンの過去を語るシーン
- メイが儀式をやめて親友たちに謝りに行くシーン
- ミン「幸せでいるあなたがママの誇りよ」
- 『私ときどきレッサーパンダ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 制作チームのリーダー陣はほとんど女性
- 日本のアニメ文化からの影響
- ゲスト声優はもう中学生
- 『私ときどきレッサーパンダ』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):Da-iCE「どんな君も」