鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。スピンオフの小説・漫画も数多く存在する。
舞台は大正時代。家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻す為、主人公の炭治郎(たんじろう)は鬼を滅する「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊。そこで様々な人や鬼と出会い、次々に新たな「呼吸」と呼ばれる技を会得。そして鍛錬を重ねながら、鬼の首魁である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為に戦っていく冒険譚。
『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本全23巻の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破。
2019年にテレビアニメ化し、このテレビアニメで人気を確立。老若男女問わず人気を博して「国民的アニメ」と称されるようになる。そして2020年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、日本歴代興行収入第1位となった。
企業やテーマパーク・各種飲食店などで多様に展開されたメディアミックスや、異例の能舞台化などでも話題を呼んだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaibaのレビュー・評価・感想 (8/10)

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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時代を越える、壮大な「鬼退治」の物語。

時は大正時代。主人公の竈門炭治郎は父を亡くし、母と妹の禰󠄀豆子、その下のたくさんの弟と妹たちと慎ましくも穏やかに暮らしていた。しかしある日、母と弟妹たちは惨殺され、禰󠄀豆子は「鬼」にされてしまう。
鬼にされると日光に当たる以外では不死身になり、しかも人間を食べないといられない身となってしまう。炭治郎も最初は禰󠄀豆子に襲われかけ、食べられそうになるも、「鬼狩り」…鬼殺隊の一人、冨岡義勇がやってきて、鬼となった禰󠄀豆子を退治しようとする。しかし炭治郎が命乞いをし、その上禰󠄀豆子は鬼になったのに関わらず涙を流し、炭治郎を襲うのをためらったので、義勇に見逃されることになった。
禰󠄀豆子を人間に戻し、家族の仇を討つために、炭治郎は鬼殺隊に入隊することになった。鬼殺隊への道はとても険しいものだったが、炭次郎は苦労の末に鬼殺隊に入隊することができた。その間、多くの仲間とも知り合いになった。
しかし、敵の鬼たちは強すぎる。鬼たちは「十二鬼月」と呼ばれるトップの下の方の鬼「下弦」でも極めて強く、鬼殺隊のトップ「柱」9人が相手であっても、彼らまで次々と犠牲になっていった。そんな尊い犠牲があっても、なんとか十二鬼月たちを倒していって、とうとう、鬼の始祖で炭治郎たちの家族を殺した張本人・鬼舞辻無惨と対峙していくのであった…。

「人間=善、鬼=悪」という単純な話ではなく、平安時代から始まっているスケールの大変大きな話で、敵の鬼たちもどうしようもない理由で鬼にならざるを得なかった鬼たちが多く、鬼の気持ちにも共感できるのが、この話のすごいところです。特に猗窩座と妓夫太郎・堕姫、累は鬼ながら見ていても哀れで「鬼たちもなんとか赦され、救われないだろうか?」と思ったものです。
最後は現代につながっていくのですが、本当の大正時代も「鬼」がいたのではないか? と思えるほどリアルな話で、ご先祖様は大変な思いをなさったんだなと、感謝したくなるような話です。
最高の評価ではないのは、胴体がバラバラになったりするような残酷なシーンもあるので、それが苦手な人にはオススメできないためです。決してキャラクターに甘くはない内容で、残酷ではありますが深く考えさせられる話で、壮大なストーリーとなっています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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ドはまり必須

炭治郎と禰豆子の絆と成長に感動する作品です。鬼になった妹を人間に戻すため、家族の仇を撃つために兄が黒幕を倒しに行くというストーリで面白いです。
物語の中では、昔から鬼は人を食べるために襲ってくるので、「鬼殺隊」という鬼狩りが鬼を退治していました。しかし、鬼の元凶が生き続けているため鬼が減ることはありませんでした。炭治郎は、「鬼殺隊」の一員となって元凶の「鬼舞辻無惨」を倒すべく任務をしていきますが、鬼になった妹を携えて任務にあたることは他の鬼殺隊の怒りを買いました。鬼殺隊は全ての鬼を退治するのが任務なので、妹とはいえ鬼と行動を共にすることは非常識だったわけです。鬼は見境なく人間を食べるので、鬼殺隊は心の底から鬼を憎んでいました。
ところが、禰豆子は人間を襲うことは全くありませんでした。むしろ、仲間である鬼を攻撃し、鬼殺隊を守る行動をとるため、鬼殺隊に認めてもらうことができました。そしてこの禰豆子も、炭治郎と一緒に強くなっていきます。
鬼殺隊が使う「呼吸」は、思わずまねしたくなってしまいます。日頃、イライラしたり大事な場面で緊張していたりする時、「呼吸」を使えば鬼殺隊のように強くなれる気がしてしまいます(笑)。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅を知ってる人も知らない人も見て欲しい!

2020年10月に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を見てきました。
結論から言うと、「鬼滅が好きでも嫌いでもとりあえず見に行って!」です。
私はアニメ派なので原作は知らないのですが、アニメの終わり(第1期の最終回)の数分(数秒?)が重なるところから始まります。アニメの続きを見ているかのようになっているので、アニメを見たことのない原作派の方々は、是非アニメを見てから映画館に行くとよりスムーズな導入となるのでオススメです。
ストーリー自体は無限列車での出来事のみですが、煉獄(れんごく)という炎柱が初登場します。1癖2癖以上ある濃いキャラですが、信念にまっすぐ忠実な人で、他人のためであったとしても全力で戦える漢らしい人物です。無限列車の鬼は、炭治郎(たんじろう:主人公)と伊之助(いのすけ:炭治郎の同期)が倒しますが、何故か上弦の参の鬼が現れ、圧倒的な強さのため煉獄が1対1で闘うことに。純粋に強い者と闘うことが好きな無頼漢や戦闘狂のような上弦の参の鬼でしたが、朝日が登り始めると一目散に逃げました。その後ろ姿に、炭治郎が重傷にもかかわらず声を荒げて「卑怯者!」と叫ぶシーンには涙が出ました。煉獄が鬼と人間の身体能力差というハンデがあっても逃げず、どれだけ勇敢に闘ったかを、鬼の後ろ姿が見えなくなっても叫び続けたところに注目してほしいです。
人間不信になって心がツラい人は特に見てください。きっとあなたの心に、煉獄たちの命の炎が宿ることでしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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流行りの一作品

炭次郎という炭を売る優しい少年が主人公として登場する作品である。炭次郎はある日家族を失うことですべてが一変し、唯一生き残った妹は鬼へと変貌する。妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を殺すための旅に出る。鬼殺隊の柱の一人の青年の勧めで炭次郎は鬼殺隊入隊を目指し、師匠の下で修業をすることになる。厳しい修行を乗り越えた彼は、入隊の「最終選別」へ向かう。そこで、師匠と因縁がある大型の異形の鬼と対峙し、師匠から教わった技で立ち向かう。そして、最終選別を終え師匠の下へ戻った炭次郎は、目覚めた妹と共に毎夜少女が消えているという報告を受けた街へと向かう。その街での任務中、鬼のボスと遭遇するものの逃げられた炭次郎は、そこで鬼でありながら鬼のボスの命を狙う男女に出会う。二人から妹を人に戻す手がかりを得た炭次郎だが、突然ボスの直属の配下である二人の鬼に襲われる。鬼二人と刃を交える炭次郎と妹。自らを直属の部下である十二鬼月と名乗る鬼たちに、その街で会った男女の助力を得て炭次郎たちは立ち向かう。この後も次から次へと依頼される任務を受け、仲間と出会い、鬼を倒したり修行をしたりしていく中で次第に成長していく。漫画の方で物語はすでに完結している。ぜひ読んでみることをお勧めする。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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ハッとする考え方

2020年のリアルタイム放送が終わってから見始めたアニメ「鬼滅の刃」は、ハッとさせられる考え方がたくさんありました。特に第1話が印象的です。主人公の炭治郎が帰宅し、家族が惨殺された現場を目撃して動揺しながらも生き残りはいないか探すところや、妹の身体がまだ温かいことから存命の可能性にかけて医者にみせようと運ぶところの判断力と行動力に、「私が同じ立場なら同じ行動ができるのだろうか」と考えました。次に、義勇が炭治郎に「敵に情けを乞うな!」と叱責する姿には、苦しくもその通りだと思いました。話の通じる相手なら現状とは違うハズで、話の通じない相手だったから悲惨な状態にあるという、現実世界でも通用する「ハズ」の中にある甘さや弱さをハッキリと切り込んできた印象がありました。この段階で人気が出るわけだな!と納得がいきました。私自身無意識のうちに、他人に甘くすることで自身の甘さを受け入れてもらおうとしていた時期だったので、耳どころか胸が痛いぐらい心に響きました。そして義勇から「本当の優しさ」を教えてもらえたのだと思います。その後、話が進む中で炭治郎の強い精神力とどこまでも優しい気質を感じる場面が多々あり、いつもなら「こんなスーパースターにはなれないよ」と思うところが、他のキャラクターとのやり取りで人間らしく振る舞う姿が、炭治郎を手の届かない存在にしすぎなかったのだろうと思いました。生きる強さのヒントがほしい人は是非見てください!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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主人公と仲間の鬼退治

鬼に家族を殺されて妹を鬼にされた主人公の竈門炭治郎が、家族の敵討ちと妹を人間に戻す為に師匠のもとで修行して強くなって仲間と一緒に鬼を倒していく物語です。鬼にも強い者もいるし倒される鬼にも辛い過去があったりして、炭治郎や仲間も辛い思いをする場面があるけど、仲間と協力して鬼を倒すのに戦闘で使う技が凄いし、炭治郎以外も鬼との戦いで強くなって成長していきます。
炭治郎以外で気になったキャラが亡くなっていって辛い気持ちになるけど、最後にどうやってラスボスの鬼舞辻無惨を倒すのかが気になります。鬼の過去が本当に辛かったです。戦闘も迫力があって、炭治郎や仲間達が使う技もかっこよかったです。
この漫画を男性だけじゃなくて女性や学生にも読んでほしいし、世界中の人にも読んでほしいくらい面白いのでオススメです。
漫画だけではなくアニメもオススメです。声や動きも付いて、より作品の没入感が高まります。出てくるキャラと演じている声優さんも非常にマッチしており、声優さん目当てでアニメを鑑賞するのも面白いと思います。
無限列車編が映画で公開されるので私も楽しみです。
たくさんの人に観て欲しいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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近年最高のアニメ

主人公の竈門炭治郎は、亡き父の跡を継ぎ炭焼きをして家族を養っていた。生活は決して楽ではなかったが、幸せな日々を暮らしていた。そんなある日、いつものように炭治郎が炭を売りに山をおりた時に、家族が鬼に襲われ、惨殺されてしまう。唯一生き残った妹の禰豆子には鬼の血が混ざってしまい、鬼と化し、炭治郎に襲いかかる。訳が分からず、混乱している所へ鬼殺隊の剣士、富岡義勇が現れ、妹禰豆子を斬ろうとする。助けを求める炭治郎を払い除け、禰豆子に振りかかろうとした時、炭治郎を守ろうとしている禰豆子に考えを改めて、鬼から人間に戻れる知恵を炭治郎に伝えた。物語はここからスタートする。炭治郎は富岡義勇と同じ鬼殺隊に入隊し、禰豆子を人間に戻す情報を得ようと色々な経験を積んでゆく。一方禰豆子は、少しづつ炭治郎の言葉が分かるようになり、そして鬼の生体を人間の理性で封じ込める事が出来るようになっていく。次第に鬼殺隊の隊員たちにも認められていき、鬼でありながら、人を守るために鬼と戦っていくようになる。この物語のポイントは炭治郎の心優しさ、信念の強さ、成長していく姿だと思います。また、それに深みを持たせるのが妹、禰豆子の成長だと思います。2人の絆も見どころの1つだと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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少女漫画と少年漫画のいいとこ取り

あまりにもすごいブームなため、遅ればせながら読んでみてはまりました。吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)という作者による漫画。ちなみに、作者は女性だそう。内容は、「鬼にされた妹を人に戻すため、主人公が人食い鬼を退治する『鬼殺隊』に入って鬼と戦いながら旅をする」という話。話の構造はシンプルだが、鬼を含む登場人物たちの設定がかなり詳細なため、濃密で重厚な作品となっており、多くの人が言うように一人一人が主人公のようで感動する。ホラー漫画のような絵のタッチ、少女漫画のような繊細な心理描写、少年漫画特有の戦闘シーン、緊張状態で差し込まれるコントのようなギャグ。いろいろな要素を混ぜ込んでおり、今までのジャンプで人気のあった作品とはまた違う作品だと個人的に思う。何より、描き方や見せ方の芸術性が高いと思う。下手にネタを無理やり出して続けてグダグタになり、評価が悪い形で連載終了となるのがかなり残念なので、そのあたりはよかったのではと思う。個人的に好きなキャラは、主人公とよく行動を共にする、嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)。猪の頭を被っており、不遜な態度は、スラムダンクの桜木花道のようで、見ていて痛快。彼の性格は、強者に怯むということがなく、主人公が窮地のときにも、とても頼もしく映る。もう一人、主人公とよく行動を共にする我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)は、ヘタレだが眠ると真価を発揮するという能力の持ち主なのだが、そのために、強敵が現れても、眠りながら(鼻提灯をぶらさげながら)移動するとか、ふざけてるとしか思えない。また、胡蝶姉妹が一人一人命を繋いで一人の鬼を倒す場面であったり、鬼殺隊側の人物で、「恋」を技にする人物がいたりするのは、男性作家では思いつかない発想だろう。思うに、この作者は少年漫画と少女漫画のいいとこ取りを行っており、それがあらゆる読者を取り込む要因となっているのではないだろうか。鬼殺隊側の、文字通り「柱」である九人の人物たちが初そろい踏みをする場面では、一人一人がなんらかの発言や行動をとるのだが、それが初めは読者に嫌悪感を抱くように仕向けておいて、読み進めるとそれが彼らの過去の因縁と関係があることがわかり、納得させられる。主要な鬼が死ぬときに、人間であった頃の記憶を思い出し、何らかの悔恨や懺悔をしたりするところに救いがある。作者は多分、登場人物のほとんどに思い入れがあるのではないだろうか。まだ読んでない人、読む気のない人には、とにかく第一巻を手に取り、それで終わることなく二巻、三巻と読み進めれば、面白いと言われる理由がわかるので、ぜひ長く読み進めてみてほしいと思う。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

鬼滅の刃 最高です!

アニメから入りました。Ufotableさんが制作したのものですが、演出や絵が最高すぎます。水の呼吸のシーンは歌舞伎で良く表現されるような描き方をしていて本当に驚きましたし、すごいなと思いました。第1話の雪のシーンはリアルで驚いたのですが、実際に雪山に行って取材したそうです。そういうプロ意識というか求め続ける姿勢が作品に反映されていて素晴らしいと言いたいです。偉そうですが。
アニメも、素晴らしいのですが、漫画もまた素晴らしい。言葉がまた読者の心にしみるのです。特に、おすすめしたい巻数が6巻の柱合会議編、9巻からの遊郭編、16巻あたりから無限城編。6巻の柱合会議は義勇さんや、鱗滝さんの覚悟が伝わってきます。鱗滝さんはお館様に宛てた手紙の中で、もし禰豆子が人を襲った場合、炭治郎、鱗滝、義勇が責任をとって腹を切りますと書いていました。この後のお館様の柱たちへの言葉がすごいなと思ってしまいます。お館様は頭ごなしに納得しろと言うでもなく、静かに言葉で説得という手段をとっていきます。柱合会議のあとの蟲柱 胡蝶しのぶのもとに炭治郎たちは預けられます。そして、炭治郎としのぶとの会話のシーンがあります。ここで、はじめてしのぶの心情が明かされます。しのぶの鬼への憎しみ、亡き姉カナエの意思を継がなければという想い。自分の中の相反する感情に対しての葛藤がセリフに表れていると思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼の過去にも大注目

物語のストーリーとしては、主人公の炭次郎が今まで平和に暮らしていたが、突然家族が鬼に殺され、そのとき鬼にされた妹の禰豆子を人間に戻そうと鬼殺隊になり、話が進んでいく。戦いを重ねるごとに初めとは比べ物にならないほど成長していくたくましい炭次郎の姿が描写され、また次も見たいという想いに駆られる。善逸や伊之助の仲間との絆も描かれているが、所々コメディな感じが入っているのも面白く、飽きずに見れるので好き。特に、善逸はいつも頼りなさそうなのに、いざという時にすごい力を発揮するギャップがとてもカッコいい。その中でも最も注目したいのが、鬼。幾度となく出てくる鬼だが、そんな鬼にも過去がある。鬼も鬼になる前は普通の人間だった。鬼が退治されて死ぬ前に、過去の人間だった頃を思い出して描かれるシーンが毎回ある。鬼は人間を喰う悪いやつだが、人間の時代に苦しい過去があったり、一人一人鬼によって違う過去を歩んでいたという部分を知ることが出来るので、また違った角度から楽しむことが出来る。「単に悪い鬼」では終わらず、私は鬼に対しても感情が湧いてくる部分があってそこが1番面白かった。柱も死んでしまったりするので、この先の予想がつかなくなる為、次の話がものすごく気になる作品。社会現象を巻き起こしているのがかなり納得できるおすすめ作品。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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1クールまるまる使った壮大な予告編

巷でかなり人気に火がついているということで、アニメ「鬼滅の刃」シリーズを鑑賞した。
内容としては、心優しい青年である炭次郎が、家族の仇である「鬼」を退治するために、鬼になってしまった妹の禰豆子と共に旅をする、というものである。この作品の魅力は、一人一人のキャラクターに丹念に練りこまれたエピソードであり、それは味方だけでなく敵である鬼にも及ぶ。
人間が鬼になる時、それは単に悪に染まったわけではなく、心の弱さ・脆さが崩れ、コンプレックスや自責の念の裏返しなのである。双方にそれぞれの正義や理屈があり、キャラクターの個性が際立っている。
観る側は、単なる勧善懲悪のストーリーではなく、キャラクター一人一人のドラマ・人生を共に生き、共に成長していくことができるのである。
一方で、がっかりした点もあった。シリーズのラストが、映画の予告に繋がっていたことである。合計26話ものストーリーを鑑賞し、ファンはそのストーリーの中での一応の完結を求めている。しかし、このシリーズでは、一番の盛り上がりでストーリーが終わっており、続きは映画で、と言う形を取っている。もちろん、一ファンとして映画が公開されることは嬉しいのだが、アニメはアニメとして完結して欲しかったという気持ちが大きい。商業手法としては実に見事かもしれないが、純粋に作品を楽しむファンとしては、真っ直ぐに作品として提供して欲しかったと言わざるを得ない。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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推しが死ぬ可能性にさえ耐えられるなら読んで欲しい

アニメ化もして、爆発的な人気を誇る「鬼滅の刃」。いまやタイトルくらいは知っているという人も含めれば、ネームバリューはかなりのものだと思います。
さて、この作品のオススメは、何と言っても作り込まれたキャラ設定です。味方だけではなく、敵にまでチョイチョイ、深い設定があります。おかげで「コイツにはこういう背景があってこうなったのか、じゃあもしこれがこうなってたらコイツは…」みたいな妄想やら考察やらがはかどります。楽しい。
また、主人公以外のキャラにもそれぞれ魅力的な部分が多く、何もかも主人公が1番!という訳ではないのが良いです。最近の少年漫画としては割と珍しいかもしれません。実際、ただただ「主人公すげー!最強!モテモテ!」みたいな作品は、漫画に限らずつまらないですよね。
難点というか、わたしが10段階評価で10ではなく9をつけた理由があるとしたら、それは、キャラがかなり死ぬことです。推しが死ぬ率高いです。登場したと思ったら割と早めに死んでしまったキャラとかいます。あと、最終決戦だけで間違いなく3人以上死にます。これはこれで、近年の少年ジャンプには珍しいかもしれないですが、死んだキャラが推しである場合、自分のメンタルも死にます。週の初日からお葬式気分。なので、推すと同時に「人はいつか死ぬ」みたいな悟りを開くくらいでないと、辛いかもしれないです。少なくとも、みんな生きてるハッピー!って感じの作品しか読みたい人には向いてません。
ただ、キャラが死ぬことさえ耐えられれば、激推しの作品です。ぜひ1度、読んでみてください!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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何か見たことのある感じ

私はメディアでも取り上げられた人気作である鬼滅の刃を借り読みました。しかし、作画の出来としてはまあまあでしたが、 私は誰かにはあまりおすすめ出来ません。なぜかと言うと、やはり女性が書いたっぽい感じがするからです。自分の好みの上での評価ですが、印象から言って、私には少年漫画として魅力は覚えませんでした。
世界観や、作画の力は良いと思います。しかし、ストーリーに行き詰まった感じを覚えます。まず、最初からしてあまり良いと思った覚えはありませんでした。世間では好評のようでも、個人的に言ってストーリーというか、展開があまり面白くない。面白い展開があるなら読み続けたいけれど、それがない。心動かされる要素が、個人的には薄く、評価しづらいと感じます。キャラのデザインは、主人公からしてかっこいいですが、何か決定的でないような気がします。キャラがたくさん出てきますが、どれもピンとは来ないような気がします。充分魅力的ではあるのですが、個人的にはストーリーのほうがあまり好きではなかったので、世間ではキャラ人気とかメディアの力、アニメ効果なのかなって思ってしまいます。
設定も微妙なものがあります。柱という設定が微妙です。もっと上手い言い方はないのかなと思います。技の名前も同じ。ただバトロワしたいだけで、決定的なものが足りない気がします。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃

家族が鬼によって殺され、唯一生き残った妹が鬼に変えられてしまい、妹を人間に戻す方法を主人公が探すというお話。よくある設定だが、キャラクターの一人一人に過去にどんなことがあり、今そうなっているのかなどの設定がきちんとあり、それを知れば知るほど好きなキャラクターが増えていく。話のテンポも良く、何か月も同じ話を続けていたりしないので、飽きることなく次の話に進むことができる。キャラクターの過去には悲しいものが多く、ついつい涙を流してしまう。だが悲しい話だけでなく、時々ギャグもある。キャラクターの数もそこまで多くなく、きちんと設定があるのでつい感情移入してしまうが、自分の好きなキャラクターが死んでしまうのではないかとひやひやすることが多い。人間、鬼問わずにすでに死んでしまっているキャラクターが存在するが、最後の描写が心にくる。目の前で尊敬する人が死んでしまう、自分が守ると決めた人を守り切れないなどといったことが起き、そのキャラクターの感情を考えるととても辛い。最後がバッドエンドで終わってしまう気がして怖いが、最後は見届けたいと思うほど引き付けられる作品。また、キャラクターの技の描写がとてもきれいで、漫画でみるのはもちろん、アニメで見るとさらに綺麗に表現されている。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃最高!

はじめはテレビとかネットで話題になっていたから何となしに見ていたけど…気付いた時には夢中になって時間も忘れてしまうほどはまってました!!
ジャンプコミックならではの友情と絆が描かれていて、『ワンピース』、『ドラゴンボール』、『るろうに剣心』などが好きな方にオススメです。

キャラクターたちにも魅力があって主人公・炭治郎の古代風とも現代風ともいえるようなチェック柄の服とピアスがカッコいいですよ!
旅の目的もはっきりしていて、とても内容がはいってきやすいです。
小学生とか中学生のような子供たちにも人気な理由がわかります!大人が見ても楽しめます!
アニメだと少しグロテスクな戦闘シーンなどあったりするけど、見られないレベルじゃなくて、その多少のグロテスクさもこのアニメの魅力!
最後まで一気見しましたがだれる所などなく、とにかく妹の禰󠄀豆子が可愛いです。
癒されます!
シリアスなシーンもありますがキャラクター間のギャグ要素も多めで、涙あり笑いありで飽きないです。
映画版も公開されていて、アニメを見た方なら絶対みたくなると思います!
映画版はアニメ版の続きを描いているようなのでアニメを見終わった人はそっちを見ましょう!
鬼滅の刃のアニメでは主題歌や挿入歌とかもめっちゃ良くて一回聞いたらどハマり間違い無し!
あー続きが気になる!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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社会現象を巻き起こしているだけある

マンガを20巻まで見み、2020年映画化されました。映画化される内容はアニメ化されているストーリーの後に続くストーリーとなっています。面白くなってくるのがマンガでいうと6巻以降の展開で、良いキャラクターがたくさん出てきて面白くて感動して泣ける内容になっていると思っています。ストーリーの続きが気になりすぎて普段買ったことがないジャンプの本誌を買ってしまいました。スマホアプリで本誌をダウンロードして購入しました。ストーリーが進むにつれて結構な人気キャラクターがどんどん死んでいきます。推しが死ぬのがつらい人は覚悟して見た方が良いです。もしくは見ない方が良いです。子どもにも人気な作品のようですがキャラクターが死んでいくのに大丈夫なんだろうかと思うことがあります。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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人ではなくなった妹を救う為に。

社会現象を起こしたということもあって作品としての完成度が高いです。
主人公の竈門炭治郎は誰にでも優しく、熱く、ストーリーを追う毎にどんどん感情移入していくと思います。
本作の登場人物の大多数は『鬼』を憎み、敵視していますが、彼だけは鬼に対しても「慈悲の心」があり、平和的な考えを持っています。
しかしそんな彼でも妹の竈門禰豆子を傷つけようとする者は決して許しません。そのような愛するものを守り抜く考えや決心が堅い所が主人公としてとても魅力的です。
本作の敵役である『鬼』という存在は元々は人間であり、敵対しつつも、「人間味の残る魅力的な鬼」に対する主人公や仲間達のジレンマや葛藤といったものも面白いです。
ストーリーは少年漫画ということを考えると少し刺激は強いと思います。ですがただショッキングであるという訳ではなく、鬼も含めた登場人物の哀しみや感情の描き方の部分がとても繊細に描かれている作品だと感じました。
時代設定が大正になってる点や、少年漫画的な展開がちょっとという人には向いていないかもしれません。
熱いヒューマンドラマの中に垣間見える主人公たちの日常に時に笑ったり、時に泣いたりと、「友情、努力、勝利」上手く描かれている作品であると思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃を友人に紹介されて読み、はまってしまいました。

鬼滅の刃は職場の同僚たち皆が、仕事前にむさぼるように読んでいて、そんなにはまるもんなの?と思い、最初はあまり気にしていませんでした。
30後半で良い年をしているおじさんに近い人が「1巻、2巻と読んで楽しくて、面白くて大人買いしちゃった。」と子供のような笑顔でニコニコしていたのを見て、
そんなにみんなが面白いというのであれば、私も時間があるときにネットカフェで読んでみようと思い、
また話題にも乗りたいのもあったので、早速1巻を読みました。
そしたら案の定自分も「面白い!!」と感じどんどん内容に引き込まれてしまい、2時間でネットカフェを出ようと思ってたのが面白くて次がどうなるのか気になってしまい、倍の時間を過ごしてしまいました。
さすがに一日では全部読み切れず、夜眠る前など常に次はどうなるのか?と一人で考えてしまう状況です。どっぷりとはまってしまい、今ではまだ読んでいない人たちにめっちゃ面白いから読んだ方が絶対良いよ!と勧めちゃっています。読んでいない方は必見です!!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃

兄妹愛と鬼退治のお話になります。
主人公の竈門炭治郎と妹の禰豆子の兄妹愛にとても感動します。
炭治郎が仕事に行っている間に鬼が家族を殺してしまいます。
炭治郎が帰ってきたころにはみんな殺されていて、妹の禰豆子だけは生きていたのですが、鬼化してしまい人間のころの記憶がない状態になっていました。兄の炭治郎に襲い掛かり、炭治郎は手が出せずにいました。
そこに鬼狩りの義勇が登場し、禰豆子に切りかかります。炭治郎は禰豆子を妹を殺さないでくれと義勇に頼み込みます。
ですが、義勇は禰豆子を殺そうとするので、炭治郎は義勇から禰豆子を奪い返そうとします。
気絶した炭治郎を禰豆子が守るような体勢になり、義勇は驚いた表情をします。
そんな禰豆子を見て自分の師である鱗滝に、炭治郎を鬼狩りである鬼殺隊にするように言います。
鱗滝は炭治郎を育てるためにあらゆる仕掛けをし、炭治郎を強くしていきます。岩を切ることができるようにならないといけない修行があり、そこでは以前の鱗滝の弟子である錆兎が炭治郎にコツを教えます。
実は錆兎は鱗滝を恨む鬼にやられてしまい、幽霊となって炭治郎の前に現れ、彼がその鬼を倒してくれるように強くなる手伝いをしていたのでした。
鱗滝の弟子は必ず殺すという鬼にやられてしまい、炭治郎がその鬼を倒してくれるように強く育てることを決めた錆兎。
鬼殺隊に入隊するための試験があり、その試験に合格をしないと鬼殺隊にはなれません。
禰豆子は人間に戻ることができるのか。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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アラサーにしてハマる

ネットの定額サービスを利用していて、ずーっと「あなたへのオススメ」に鬼滅の刃が出ていました。普段、漫画やアニメを一切見ないのですが、暇な時間にアニメなら30分で終わるから調度良い長さかも!と全く期待しないでクリックしました。一話は暗い話でした。鬼に家族が殺され、妹は鬼になってしまい、主人公炭次郎の辛さが伝わってきて…しばらく一話を観たくないです。その位、あとに引くアニメでした。そして、驚いたのは絵の臨場感です。最近のやたら3Dに近いアニメは苦手ですが、鬼滅の刃はそうではなく、スピード感や逆にいい具合のスローなところもストーリーを引き立てていて見やすいです。そして、鬼滅の刃の見所は、人の優しさだと思います。誰しも、自分を認めてほしいとか、気づいてほしいと思う気持ちが少なからずあると思います。鬼は敵ですが、その鬼が人間であったときの回想で泣けてきます。結構グロテスクなところもありますが、本来伝えたかったところは、とても道徳的な部分だと思います。あと、炭次郎を格好よく描きすぎてるのはズルいです。見事に女が惹かれる男です。そりゃあ世の中で鬼滅の刃が売れますよね!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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最高

他の漫画にはないスピーディーな展開にのめりこむように見入ってしまいます。初めて見た時には、「ここについて深く話を盛り上げないのか」「竈門炭治郎(主人公)頭良すぎるだろ」と思っていました。しかし、終盤の方になるとそのモヤモヤな気持ちがなくなり、スカッとした気持ちにさせてくれます。先の展開が気になりすぎてしまう為、「主人公は上弦の壱の家系で、元々は日の呼吸と月の呼吸があり、上弦の壱は永遠の命を得て最強になるために鬼になったのではないか」「無惨は産屋敷の家系で寿命が短いため、医者が鬼にしたのではないか」「禰豆子は人間に戻り炭治郎と仲良く暮らしていくのではないか」等と結末を考えてしまいます。
序盤の話で、炭治郎が選別から鱗滝さんの家に戻ってきた時や、炎柱の煉獄さんが亡くなるところ等は感動しハンカチが必要なほど泣けました。
漫画ですら面白いところをアニメで映像がつくことにより迫力が増し、技の動きがあり、より楽しく見ることができます。映画化にもなり更なる人気が高まります。
炭治郎の誰に対しても思いやりのある行動、日々鍛錬し成長する姿、仲間を大切にし一緒に試練を乗り越えようとする姿勢、鬼に対して敬意ある気持ちはリスペクトできます。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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私がおススメする漫画

心優しい炭を売る主人公炭治郎が鬼に家族を殺されるところから物語は始まります。唯一生き残ったのが妹の禰豆子ですが、鬼にされてしまいます。彼女を人間に戻すために、家族を殺した鬼を倒すために2人で旅をするという物語の漫画です。炭治郎は元柱の鱗滝さんや鬼殺隊の水柱である富岡さんの勧めもあり、鬼を滅ぼす鬼殺隊の隊士になります。そのため、鬼と戦うシーンがたくさんあります。鬼とキャラクター達が戦うシーンは迫力満点で読み応えがあります。炭治郎の妹思いな面や2人の絆を感じるシーンもあり感動する部分もあります。また、鬼殺隊に倒されてしまう鬼にも1人1人物語が描かれているのでそこも見てもらいたいです。アニメ化もされており、そちらも見てみるとより楽しむことが出来るかと思います。2020年には映画公開もあるので、もしアニメや漫画を見て面白いと思いましたら、ぜひ映画も見て欲しいです。ちなみに私はアニメから見始めて、とてもハマってしまい全巻漫画を購入、映画も観ました!物語は終盤にいくにつれて、ますます見逃せない展開へとなっていきます!炭治郎は無事に無惨を倒し、妹を人間に戻すことが出来るのか!?ぜひ手に取って読んでみて欲しい漫画です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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かっこいい!可愛い!笑える!

騙されたと思って観てください!
柱の方々がとてもかっこよく、かまぼこ隊はすごく可愛いです。
主要メンバーが亡くなるシーンはあります。鬼の過去も悲しい過去であったりするので敵なのに憎めません。
シリアスなシーンなのに笑える場面が必ずあるのでクスッとしてしまいます。
話の先が気になってしまいます。きっと本当に面白く人気があるだろうと思います。
また、オープニングも作品を連想できる歌詞となっていてかっこよく、何度も聞き込んでしまうほどです。
ちなみに私の推しは錆兎くんですが、既に亡くなっているので、回想シーンや、戦い中の瀕死状態のときにしかで出てきませんが、しっかりと出てきてくれるので楽しみにしています。
久々にドーンと人気のでる作品が出てきたなーと思ってワクワク楽しくなっています(誰目線w)
普段あまり漫画を読まない知人も、引き込まれたと言っていたので本当にオススメできます。
かっこいい!可愛い!笑える!泣ける!が揃った作品で、アニメ・原作漫画共にどちらも楽しめるのでまだ読まれていない方、見ていない方にはぜひ手にしていただきたい作品です!
ちなみに我が家では姉妹揃って虜になっています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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人間が強くなっていく

この話は家族を鬼に襲われ妹が鬼になってしまうところから始まり、妹を人間に戻すことを目的に情報を集め、鬼を倒す組織・鬼殺隊に入り様々な鬼と対峙していく物語です。最初は妹と二人で旅を始めますが、鬼と対峙する内に共に旅をする仲間が出来ます。それぞれが強烈な個性を持っていて、飽きさせないキャラクターになっています。そのキャラクターたちが現実にもいるような人と重なり、想像力を駆り立ててくれるので応援したくなります。そしてその仲間とともに辛い困難を乗り越え、挫折し成長するところは見ものです。
私が最も面白いと感じ、かつ感動してこの作品を愛している要因が、日頃の自分が抱えている悩み等の励みになる言葉がたくさん出てくることです。その中でも私の心を打ったのは「一つ壁を乗り越えてもまた壁が出てくる」というセリフです。これを見た時今まで漫画を読んだ中で一番感動したのを覚えています。自分が経験した苦労、進行形で苦労していることへのやる気を駆り立ててくれるものでした。この作品を読むと自然とやる気に満ち溢れてきます。私個人は漫画をそこまで読むほうではないのですが、今までで一番楽しい、自分を奮い立たせてくれる等の経験が出来る漫画に初めて出会えました。