鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。スピンオフの小説・漫画も数多く存在する。
舞台は大正時代。家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻す為、主人公の炭治郎(たんじろう)は鬼を滅する「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊。そこで様々な人や鬼と出会い、次々に新たな「呼吸」と呼ばれる技を会得。そして鍛錬を重ねながら、鬼の首魁である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為に戦っていく冒険譚。
『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本全23巻の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破。
2019年にテレビアニメ化し、このテレビアニメで人気を確立。老若男女問わず人気を博して「国民的アニメ」と称されるようになる。そして2020年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、日本歴代興行収入第1位となった。
企業やテーマパーク・各種飲食店などで多様に展開されたメディアミックスや、異例の能舞台化などでも話題を呼んだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaibaのレビュー・評価・感想 (5/10)

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

最高の漫画

主人公の竈門炭治郎は家族を鬼に殺されてしまいます。
唯一息のあった妹禰豆子は鬼に噛まれ鬼になってしまい禰豆子を鬼から人間に戻す為に炭治郎は鬼と戦い人間に戻す方法を探していく物語です。
鬼と戦う為炭治郎は長い修行をこなし鬼殺隊に入ります。
鬼殺隊のメンバーも個性的なキャラクターが多くて見所があります。その中でも私が特に好きなのは柱のメンバーである音柱の宇髄天元です。このキャラはまず見た目がド派手で初めて見た時からだいぶ印象的でした。上弦の陸堕姫と妓夫太郎との戦いは迫力満点でめちゃくちゃかっこよかったです。戦いの中で強さだけでなく優しさもすごく感じこのキャラを好きになりました。髪を下ろした時の宇髄天元がめちゃくちゃかっこいいです。
鬼舞辻無惨戦も個人的にオススメです。
炭治郎や善逸や伊之助に加え柱のメンバーの1人1人の良さが出ていて凄く感動しました。鬼側にもちゃんと1人ずつ人間でいた頃の話もあって見ていて飽きない作品でした。
鬼滅の刃は1つの戦いが短いので気軽に見れます。しかし逆に戦いが短すぎてもう連載が終わってしまったことがとても残念です。とても素晴らしい作品だったのでもっと続きを見てみたいと思いました。是非まだ鬼滅の刃を見た事無い方は見ていただきたいと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

神作品

一世を風靡していると言っても過言ではない「鬼滅の刃」。この作品「週刊少年ジャンプ」での作品となっております。正直、初見だった時は「絵があまり好きではないな」と思ったのが正直なところです。しかし、ストーリー(内容!)はぐっと惹かれるものがあり、まさしく少年ジャンプにふさわしいなと感じました。
話はアニメ版に移ります。まず、第一話で主人公の家族は妹一人以外全員「鬼」に殺されてしまいます。主人公が辛い思いをしているのも束の間で残った妹は「鬼」にされてしまいます。そしてそんな妹を鬼から人間に戻すべく始まるストーリーとなっています。ただ、この第一話では後に名シーンとしてファンの心に残るシーンがあります。そのシーンは是非ご自身の目で見てもらえればと思います。「絵が好きじゃない」を理由にしていた私のハートをがっちりとつかみました(「生殺与奪」と調べれば出るくらい有名です)。この一話を見た瞬間に「これは人気になるわ」と確信したくらいです。
他の登場キャラクターも癖が強いキャラが多く、どのキャラクターも「人気」というのがこのアニメ/漫画のすごいところでもあるのでしょう。ちなみに作者の方は様々な漫画のファンなようで読んでいると「このシーンは…もしかしてあの漫画の…」といううシーンもあるのですがあくまで漫画が好きな作者ならではだなと感じました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
2

あまりおすすめしない

私は鬼滅の刃についてあまりおすすめできません。
なぜなら、やはり少年漫画なのに、女性受けを狙った作品だから。
それが見え透いていてなにか嫌な感じがするからです。
それに、ストーリーの方もどうでしょう。あまり面白くなく感じます。
キャラが微妙です。主人公のキャラデザインが汚くて、あまり見ていられないと思います。
要するに、なにもかも微妙な感じを受けると思うのですが、いつ終わるんだろうと思います。
設定があまり好きではありません。柱とか技名も、とってつけたような微妙なネーミングです。
もう少し頭を捻れば良いのに、と思いますし、人気出たくてすべてがとってつけたようなのが気に入らず、三巻ほどで投げています。
調子に乗っているうちはいいですが、メディア化して人気が出たからと言って、こんなに雑な作りで良いのでしょうか?
ジャンプの作品作りについて思うのが、タイトルです。タイトルが微妙。
鬼滅の刃もそうだし、なんかもっといいのないのかなと思うようなネーミングが多いです。
どうでもいいのかもしれませんが、もう少しよく考えないと、読んでる人はきれると思います。
とにかく鬼滅の刃はストーリー×、絵◎といった感じの、完璧な作品ではないと思います。
デスノート、バクマンくらいの完結作でお願いしたいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

おもしろい!カッコイイ!感動する!

鬼に家族を殺された主人公が、鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を鬼狩りをしながら探すという物語です。主人公の竈門炭治郎はとにかく優しい少年で、炭治郎が怒る時と言えば、大切な仲間などが侮辱されたり傷つけられた時で必ず他人の為の怒りで、その時の炭治郎がカッコイイ。また、かまぼこ隊なる竈竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、竈門禰豆子の4人組の掛け合いもまた見どころで面白いです。ギャグも多めに入っており、五峠先生のゆるい絵もギャグにぴったりハマっていて、読みながらニヤニヤしてしまうくらい面白いです。五峠先生は効果音も独特で、そこもまた見どころかと思います。炭治郎達が入隊する鬼殺隊には9人の『柱』がおり、個性強めで、この柱達も読者の中で推しが分かれるほど人気が高いです。それぞれ、『呼吸』といって技のタイプが違うのですが、その技が鮮やかに繰り出される戦闘シーンもまたカッコよく、読み入ってしまいます。鬼殺隊や鬼になってしまった人達の過去は、読みながら泣けてくるほど感動します。特に私がオススメしたいところは、童磨という鬼と戦った時の伊之助の過去と、猗窩座という鬼の過去です。鬼殺隊だけでなく、敵役でもある鬼の過去も大切に描かれているので、読者には鬼のファンも多いようです。DVDレンタルなどもあったので、アニメもオススメします。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

強い志と深い絆

鬼にされた妹を人間に戻すため鬼に立ち向かう主人公の炭治郎。炭治郎の周りには共に支え合う大切な仲間がいます。
炭治郎は皆に助けてもらいながら、皆もまた炭治郎の優しさに救われながら、物語は進んでいきます。
作中の鬼たちも元々は人間で、悲しい過去を持っています。十二鬼月という強い鬼たちがいますが、彼らが鬼になった経緯も悲しく、人間の頃の描写を見ると涙腺崩壊します。元凶である鬼舞辻無惨を倒すべく、鬼殺隊(炭治郎や柱たち)は立ち向かうのですが、この柱たちもまた、悲しい過去があります。親や兄弟を鬼に殺され、鬼を倒すべく鬼殺隊になり、日々市民たちを守っています。話が進んでいくうちに炭治郎や柱たちもボロボロになり、命をかけて鬼と戦っていきます。そんな中、鬼にされた妹の禰豆子はずっとお兄ちゃんや鬼殺隊の仲間でした。そこも家族の深い絆があり、感動します。鬼滅の刃は、「立志編」「無限列車編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」「無限城編」とそれぞれ活躍する柱、出てくる鬼が変わりますが、どの編も感動し、優しさで溢れています。また、それぞれの編での想いが繋がっており、皆の想いがひとつになっていくのが分かります。

鬼を倒す話と言ってしまえばそれまでですが、本当に深く優しいお話です。最後の最後まで大泣きでした。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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劇場版クオリティの作画

無限列車での任務を終えた後の任務「遊郭編」を描いた物語。
ストーリーは日常シーンが少なく戦闘シーンが大半を占めます。煉獄さんの関連の話は非常に感動でき、無限列車に引き続き感情を揺さぶられます。後半の堕姫と妓夫太郎のシーンでは、二人の鬼になった経緯など壮絶な過去など鬼の気持ちを描いているのは1期などに引き続き良かった。また、堕姫を倒したと思い、中から妓夫太郎が出てくるシーンは主人公たちの絶望を一緒に味わっているようで作品に引き込まれます。
社会現象を起こしたぐらい人気な作品になるがすべてが良いというわけではない。戦闘シーンで緊迫した場面というのに、説明口調で話しているのが少し気になった。戦闘シーンが多すぎて、日常シーンが少ないのも少し気になりました。決して戦闘シーンが多すぎてつまらなくなったというわけではないが、1期の12話分と比べて日常シーンが少ないのでもう少し日常シーンがあってもいいと思った。日常シーンを見たいという人には、物足りないと思うかもしれない。
作画は、アニメ史上過去最高の作画といえるかもしれない。戦闘シーンの作画は劇場版と思うくらい一コマ一コマが丁寧に描かれている。炎で燃える街並みや倒壊している建物、剣がはじける時にでる火花なども細かく描かれている。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

兄弟愛に感動します

もともと、声優さんのクサい演技が苦手でアニメは観ずに生きてきたのですが、動画配信サービスで常に1位を陣取っていたので気になり観始めました。
主人公が鬼に家族を殺され、さらに妹が鬼になってしまうという衝撃的なオープニングから始まり、テンポ良く物語が展開されていき、1話ずつあっという間に観終わってしまいます。アニメーションの技術も素晴らしくて、特に闘いのシーンはすごく迫力のあるものに仕上がっていて、クオリティの高さに驚かされました。次々と登場する鬼に立ち向かい、鬼との闘いを通して主人公が成長していく物語かと思えば、実際には家族との絆や兄弟愛が中心に描かれており、登場人物ごとにそれぞれ細かく描かれたバックストーリーが心に刺さります。さらに、主人公たちに殺されていく鬼たちにも、鬼になる前人間だった頃の生い立ちや兄弟愛があり、鬼に感情移入してしまう場面もありました。人間や鬼など関係なく人物描写が細かいので、登場する鬼のファンになる人も少なくありません。それほど出てくるキャラが魅力的だと思います。近々映画も公開されるということで楽しみにしています。最後までどんな展開になるのか予測不能なので、本当におすすめの作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

今まで見たアニメの中で一番泣けたアニメです。

私が紹介するアニメは【鬼滅の刃】です。
爆発的に人気のアニメなので知ってる方も多いかと思いますが私なりの感想をかきます。
まず鬼滅の刃は週刊少年ジャンプで連載されている漫画です。
アニメも放送されていたので今回はアニメの方の感想を書いていきます。
物語の内容としては主人公の炭治郎が鬼になってしまった妹の禰豆子を人間に戻すためにあらゆる鬼たちと戦っていくという物語となっています。
私はアニメを見て一話目で泣いてしまうという事は今までになかったのですが鬼滅の刃を見たときは一話目の最初の方から涙が止まりませんでした。
主人公の炭治郎の家族は一話目の最初の方で人食い鬼に殺されてしまいます。
妹はまだ息があったものの鬼にされてしまいます。
もし私が炭治郎だったら絶対にそこで立ち直れません。
しかし炭治郎は鬼になった妹を助けるために必死に立ち上がります。
その姿を見てるだけで感動しますしすごく応援したくなります。
炭治郎は凄く心が綺麗で優しい少年です。
人食い鬼にすら同情してしまう優しい心を持った主人公です。
しかし時がたつにつれて成長していく炭治郎を見るのも凄く楽しいです。
泣ける場面も多いですがギャグ系のシーンもあって誰が見ても楽しめる作品になってると思います。
気になった方は是非視聴してみてください。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

大正明治の時代背景好きな方には必見!女子の心をつかむ登場キャラクターも多数登場します!

主人公は山奥に家族と暮らす男の子。
ある日を境に家族を失い、唯一残された妹を守りながら戦いに身を投じていくストーリーです。
妹の身に起きてしまった怪異を治すため、また、家族を奪った仇を打つため、主人公の一途でまっすぐな性格がうまく表現されています。
また、マジメなパートとクスっと笑えるような表現や掛け合いもあるため、次から次へと変化するストーリに、見ていてとても楽しいです。
早いストーリー展開ですが主人公が出会う人、倒さなければいけない相手のバックボーンもきちんと描かれており、それを理解して見ていくことでさらに主人公を応援したくなる気持ちにさせられます。
個人的に好きなとこですが、時代背景も大正時代の描写になっていて、来ている衣服や場所など、現代とは違った世界観です。
この作品に影響を受けて、若者がコスプレや髪の色を真似をする人が急増しているとのことですが、それくらいキャラクターに愛着が沸いてしまう作品だと思います。
自分の推しキャラを見つけるのもいいかもしれません。
悲しさ、笑い、バトル、マジメ、ほのぼの、それらが詰まっているので一話一話があっという間に過ぎてしまいます。
何度見返しても楽しめる作品です!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

めちゃくちゃハマりました

私は当初、作画があまり好きではなかったので漫画を読みませんでしたが、アニメが始まり視聴して、これを機にやっぱり原作にもう一度読んでみようと思い、漫画を読み続け最新刊まで読みました。正直当時の自分は、どうして作画が...という理由で辞めてしまったことにすごく後悔しました。こんな面白い作品をなんでやめてしまっんだ、確かに作画が好きではないという当時の理由はわかるが、読み進めていくと夢中になり、作画がどうとかどうでもよくなってきました。作画が合わないから読まないというのは、非常にもったいないことをしていたと気づかせてくれた作品です。
無限城編の、十二鬼月と鬼殺隊の柱達との勝負がめちゃくちゃ面白いです。私は胡蝶さんがすごく好きだったのですが、まさか死ぬとは思いませんでした。だけどさすが胡蝶さん。敵である上弦の弐「童磨」にただ負けたわけではなく、自身に藤の花の毒を体中に巡らせていました。そのあとカナエと伊之助が倒したときはよくぞ胡蝶さんの敵をとってくれたと興奮しました。この戦いで少し思ったことが、普段話さないカナエが伊之助と会話を交わす、これに少し驚きました。カナエ自身、炭次郎との出会いから少し成長したのかなと思いました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

これはバトル漫画の仮面をかぶった哲学書だ!

ストーリーは、ザ・バトル漫画といった感じで、複雑な伏線などもなくわかりやすいです。
鬼との戦いに勝利をしながら展開していくので、爽快感がありますね。

また登場するキャラクターが個性豊かで、読むうちにすべてのキャラクターのファンになってしまいます。描写が細かいのにストーリーの邪魔をしない、ちょうどいいタイミングと分量で自然に描かれている点に、作者の技量を感じました。

あと何といっても、鬼が絶命する間際に語られる人間時代のエピソードが泣ける!
「この人こんなつらい目にあったら、そりゃ鬼にもなっちゃうよ!」と共感してしまうくらい。
鬼は完全悪ではなく、耐え難い現実から逃れたいがために、誰しもがなってしまう可能性のある悲しいものだという風に描かれていたのが、とても印象的でした。

コミックスの2巻で炭治郎が言ったセリフ。
「失っても失っても 生きていくしかないのです どんなに打ちのめされようと」
このセリフは、鬼にならずに、辛い過去を背負って、人間として生きていくためにどれほどの心の強さを必要とするのかを、端的に表していると思います。
この作品の土台には「困難に挫けず(鬼にならず)、自らで運命を切り開いていこう」という作者の熱いメッセージが隠されているような気がしました。

筆者も「鬼滅ブーム」には乗らずに過ごしていました。「子供向けの、鬼退治のお話でしょ」と。しかし、とあるきっかけから読んでなるほど、これはバトル漫画であること以上に、哲学書としての意味合いが大きいと感じました。
子供よりもむしろ、大人が読んで深く感銘を受ける作品なのではないでしょうか。
是非読んでみられることをお勧めします!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

4000万部突破!大人気少年漫画

鬼滅の刃とは、発行部数4000万部を突破するほどに大人気の少年漫画です。
物語は、主人公の炭治郎が用事を済ませて家に戻ると家族が皆殺しにされている所から始まります。
生き残ったのは、唯一、妹のねずこだけ。
しかし、敵の鬼から血を注がれ、妹は牙をむいた鬼に作り替えられていました。
主人公の兄である炭治郎が、鬼になった妹、ねずこを人間に戻すための旅というのが話の主軸になっています。
炭治郎が鬼を滅する討伐隊となるため、試験を受けたり、修行をするシーンがありますが、
不思議なくらい1冊で収まるぐらいにストンと短くスピーディーに漫画では描かれています。
アニメ化もされていて、そこから人気に火がついたといわれますが、アニメでもその修行シーンはぱっぱと進んでいきます。
人気の理由の一つとしては、単行本1冊で収まるように短くサクサクと物語が進むことです。
修行シーンが4、5冊分といった長いものではないというのは、漫画のキャラ側としては励む重要なシーンではありますが、読む側としては、自分が行っているわけではないため正直退屈を感じるところです。
原作者は退屈を感じさせないため、話のサクサクさと個性的なキャラクターを重要に作っているようです。
仲間となる我妻善逸は、小さな子供にさえ縋り付くほどの恐がりで心の声が全て外に出ていたりします。
柱と呼ばれる鬼の討伐隊の一人、炎柱の煉獄杏寿郎は上司を尊敬していることを
伝えたうえで上司の意見を全力で反対すると快活にしゃべる印象深いキャラクターです。
そういった個性的なキャラクターがとても多く登場します。ストーリーの展開の速さ、魅力的なキャラクターが人気の一つと言えるでしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼殺隊に入りたくなる!

鬼滅の刃は大正時代がモデルで、人喰い鬼に家族を皆殺しにされてしまった心優しい少年・炭治郎が、唯一生き残ったが鬼の血を浴びたことで鬼になってしまった妹・禰豆子を人間に戻すため奮闘する物語です。
鬼になると人を食べて生きるようになってしまうのですが、禰豆子の兄を思う気持ちからか人を食べるどころか、炭治郎を守ろうとします。
それを見た鬼を倒す集団「鬼殺隊」の富岡、そしてその師である鱗滝は二人の可能性を信じ、無事鬼殺隊となった炭治郎と禰豆子は強力し合いながら鬼を倒していくのですが、鬼も元々人間であり、悲しい過去を背負っていて鬼になってからも苦悩を抱えていたりと事情があり、鬼を殺しつつもその鬼に同情し優しさを見せる炭治郎の行動は思わず泣いてしまうほど感動します。
鬼を恨む者が多い鬼殺隊員に置いて、禰豆子という存在は簡単に認められることではなく、困難を極めますが、それでもその二人を認めて仲間として慕ってくれる存在があるのも感動するポイントです。
また、キャラクターが魅力的で、鬼滅隊の同期である臆病で逃げ癖があるけど本当は強い善逸、単純で好戦的な伊之助、柱と呼ばれる鬼殺隊最強の称号の富岡やしのぶなど様々なワザと性格の個性豊かなキャラがたくさん登場し、ワクワクします。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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はかなくも強いものがたり

主人公が貧しいながらもささやかに家族に囲まれて暮らしていた大正時代。出稼ぎの間に鬼に家族を喰われ、妹だけが生き残ったものの、半分鬼になってしまいます。鬼は人を食べてしまうので、殺すのがルールですが、妹はまだ人間の心が半分残っているので、殺さずに身分を隠し、鬼への復讐を誓います。訓練を重ねて鬼殺隊に入り、仲間たちと出会います。その仲間たちと力を合わせて強い鬼を倒し、やがて数奇な運命を経て鬼のボスを見つけ、復讐を遂げます。
原作は週刊少年ジャンプで掲載されており、アニメ化の後はかなりの人気で漫画単行本が簡単には入手できない事態にまでなっています。主題歌を歌ったアーティストさんは紅白に出場を果たしたので、社会現象になったといっても過言ではありません。週刊少年ジャンプに掲載されてまだアニメ化されていないときから知っていましたが、正直そこまでの人気はなかったような感じがします。アニメ化すると、絵がかなり綺麗でクオリティーが高いものになっていました。そこから一気に人気がでたのではないかと思います。アニメ進んでいくにつれて人気もでてきました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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王道の戦闘マンガ

鬼滅の刃はジャンプで連載されているマンガで、アニメになってから人気に火がつきました。それまでは打ち切り寸前までいきましたが、戦闘シーンのダイナミックさや、敵であっても悲しい過去だったりなど、人物描写が全体的に細かいため、アニメになってから人気が高まってきたのだと思います。特に、主人公のキャラは王道といえば王道なのですが、彼の真っすぐさが非常に人の心に入り込みやすく、共感しやすいキャラになっています。また、主人公の周りの仲間もすごく大事なキーパーソンになっており、物語の中で大きな役割を果たすため、一人一人から目が離せないところも、非常に魅力的に感じる部分だと思います。
物語の進み方も目が離せない展開が盛りだくさんで、原作者の人が非常に容赦のない描き方をします。重要な人物があっけなく死んでしまったりするため、毎回毎回新しい話が出るたびに読者はハラハラしてしまい、続きがどんどん気になってしまいます。まさに王道の描き方なのですが、そこにプラス要素として、重要人物でもいつ死ぬか分からない臨場感が人気となっていると思います。
物語に関して、面白い部分とシリアスな部分がはっきりしているところも、マンガを読んでいて緩急がしっかりしているのが読みやすく、物語が入ってきやすいところです。
王道マンガであっても、随所に作者のこだわりや設定が分かりやすく入っているところが、人気になりやすかった部分なのだと思います。

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鬼滅の刃について

社会現象にもなった作品です。
作品内容の長所
・王道の勧善懲悪ものである。
・週刊少年ジャンプの基本精神である友情・努力・勝利を一貫して体現している。特に作中、主人公の竈門炭治郎がこの精神にもっとも沿っているため、読んでいるだけでもこの精神を感じることができる。
・日本の神話などにつながる内容があるため、作品を切り口にして新たな知識を得ることができる。
・敵が一貫して「鬼」と呼ばれるものであるため、指針がブレない。この指針のブレなさは主人公の行動原理にも適応されており、「妹を人に戻す」「鬼を倒す」という二大柱を元に動いている。このため、読んでいてストレスを感じにくい。
・子供の情操教育という面でも一考の余地がある作品である。主人公が公式に評されるほど「優しい」だけあり、読んでいて価値観を見つめ直すようなシーンが多くある。

短所
・敵が一貫しているという性質上、波乱の展開という点ではやや意外性に欠ける。
・作品の性質上仕方のないことでもあるが、残酷な描写が多いためそういった描写が苦手な方にはおすすめできない。

残酷な描写に一定の耐性があり、漫画に興味がある人は一読の価値がある。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃の魅力

鬼滅の刃は人を喰らう鬼と、その鬼を退治する鬼殺隊が、戦うというシンプルな構成で理解しやすいのが特徴です。また、それぞれのキャラクターにファンができてしまうほどキャラクターの充実度は高いです。

さて、内容について触れていこうと思います。
最初は、主人公の家族が殺され、唯一生き残っていた妹が鬼になってしまう衝撃的な始まり方です。妹を人間に戻すために主人公の炭治郎と妹の禰豆子が鬼殺隊として鬼を退治していきます。
しかし、鬼も単なる悪として描かれていないの魅力です。鬼は元々が人間なので鬼にもそれぞれの思いがあり引き込まれます。敵側の過去がしっかり描かれ、それがまた涙を誘う過去なのがこの作品の深みを増しています。また、鬼殺隊側にも様々な過去があり、どっちサイドも応援したくなります。
回想も長々と描かれているのではなく、簡潔にまとめられているのでとても分かりやすいです。
また笑える箇所も沢山あります。特徴あり、愛らしいキャラクターばかりです。
また、技を発動する時の決まり台詞は一度聴いたら忘れることはないでしょう。使いたくなります。

炭治郎の家族を愛し、心がきれいでまっすぐなところにも惹かれます。鬼に変貌したが、人を喰わない鬼の禰豆子の成長に心揺さぶられる作品になっています。
人と鬼との決着の後は晴れ晴れとした気持ちになるくらい綺麗な心になれます。

是非、一度ご覧ください!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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なぜかハマる1冊

主人公には特別な何かがある。
というよくあるパターンのものですが、あるきっかけで強くならざるを得なかったという鬼殺しの物語です。
初めから特別な力があったわけではなく、必死に努力をし、経験を重ねて強くなっていく姿に惹かれます。
読み進めていくと「あの時の伏線はここで回収されるのか!」というちょっとしたワクワクもあり、今後を推測するという楽しみ方もできます。
戦闘中であっても鬼と人の両者がコミカルに描かれている部分があったり、売り言葉に買い言葉の場面があり見ていてクスッとしてしまうはずです。
鬼となった妹を連れた主人公に対して、初めはきつい言葉を掛けたり処罰を与えようとしていた"柱"と呼ばれる人たちも、主人公そして鬼となった妹と共に悪鬼を滅ぼすために戦ったことで、2人を認める柱も現れ接し方が変わっていく様子は見ていて感動します。
敵の鬼側にも鬼となった理由があり、塵となって消える直前にその理由について触れられていて涙無しでは見れない内容もあり、敵にも関わらず同情してしまいます。
主人公だからといってすべての戦いに勝つわけではなく、助っ人が来なければ負けていたという戦いもあり、そこがまた他の作品とは違い見ていて飽きない1冊となっています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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評判通りに面白いしスピード感がある

鬼滅の刃は周りの評判が非常によく面白いとテレビでも取り上げられて知っている人が多いと思います。
キャラクターが女性向けで女性人気なのかと思いきや読んでみると非常に熱い内容でジャンプはやはり面白いという印象を改めて受けました。
主人公、炭治郎の家族が、ある日突然鬼に襲われ、妹以外を殺されてしまう。
しかもその妹は鬼に変えられてしまっていた。
そんな彼女を人間にする方法を探すべく、鬼退治をしている鬼殺隊に入るために修行を始めるといった内容で健気に頑張る炭治郎や個性豊かな仲間たちの過去や葛藤など様々なドラマがあり見どころは満載です。
敵である鬼はもともとは人で、誰もが悲しいエピソードを秘めているので、どういう経緯で鬼になってしまったのかなども知ることができて短編の物語をいくつも見ているような気になります。
アニメは非常に描写が美しく、鬼滅の刃ならではの技や舞台である大正時代独特の色彩など一つ一つが色鮮やかに綺麗に描かれています。
漫画は少し読みにくいという人でもアニメの方は見やすく楽しめるのではないでしょうか。
漫画の方もスピード感のある内容で一話一話で重要な展開が繰り広げられているので目が離せません。
アニメの一話から引き込まれる内容なので是非一度見てほしい作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

優しい主人公に心打たれる

母親と5人の兄弟と裕福では無いが炭を作り売りながら山で生活していた炭治郎だが、ある時自宅を鬼に襲われ家族を殺されてしまう。
唯一生きていた妹(禰豆子)を医者に連れて行こうとするが、妹は鬼の血を浴びてしまったことで鬼と化してしまっており傷を負った禰豆子は本能のまま炭治郎を襲う。
そんな時、鬼殺隊の冨岡義勇と会い義勇は鬼と化した禰豆子を殺そうとする。
鬼と化してしまった妹だが雄一の肉親である禰豆子を守ろうとする炭治郎に義勇は「生殺与奪の件を他人に握らせるな!」と叫ぶ。
力のない炭治郎だから家族を守れない、守れない人間の身勝手で鬼と化した妹を活かし他の人間を襲ったら、炭治郎を同じ目に合う人が出るんだから容赦するべきではないと。
しかし、命乞いをするように力なく蹲る炭治郎を守ろうとする禰豆子の姿に、この兄妹は何か違うのではないかと感じ、己の師匠である鱗滝左近次を紹介する。
妹の禰豆子を人間に戻したいという思いから、鱗滝左近次のもとで鬼を倒すための技術を学ぶ。
試験を受けた炭治郎は晴れて鬼殺隊へと入隊を果たし、自宅を襲った鬼である唯一人間を鬼へと変えることのできる鬼舞辻無惨と戦い、禰豆子を人間に戻そうと奮闘する物語。
主人公の炭治郎の優しさと、禰豆子との兄弟愛に感動しファンも急増しているので、ぜひ一度見ていただきたい物語。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

テンポの良い展開と迫力ある映像

家族が鬼に殺された、唯一生き残った妹は鬼にされた→大切な妹を人間に戻す方法を探す という非常に理解しやすいストーリーで入り込みやすい。 その後の展開も無理なくテンポ良く進むため、中だるみなどを感じさせず面白い。主人公には徐々に仲間が出来ていくが、キャラクターが増えてもそちらのエピソードはそれほど深掘りせずにあくまで主人公と妹の話を中心に展開するため、「あっちがどうなっているのか気になる…」というようなモヤモヤがないのも見やすさに繋がっていると思う。主人公と妹の強い絆や、お互いのために奮闘する様子が感動した。残された唯一の家族、というわかりやすい絆であり、過不足ないエピソードの構成であるおかげで最初から最後までわかりやすく楽しめる。 有名な声優さんが多く起用されているため、特に女性からの人気が目立つが、ストーリーの面白さは男女問わず評価されるものであると思う。原作は読んでいないが、アニメ化された部分は全体の序章的な位置付けだと思われ、続きが気になるところで終了する。そういう意味ではすっきりしない最後かもしれないが、違うエピソードで終了するよりも原作通りの展開に繋がるようにされていて良いと思った。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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少年漫画「鬼滅の刃」

週刊少年ジャンプで連載されている漫画です。
まずキャラクターが非常に個性的です。それぞれが自分なりの価値観を持っていて、感情移入できる部分も多いです。キャラクターの数自体は多すぎず少なすぎず、ちょうどいいくらいだと思います。
あらすじは、家族を殺され妹を鬼にされた炭治郎と言う少年が、鬼を狩る鬼殺隊に入り、鬼と戦いながら妹を人間に戻す方法を探す話です。

主人公の炭治郎は心優しく素直です。努力家でもともと鼻がきき、それが鬼との戦闘でいきてきます。
妹の禰豆子は鬼となってからまともなセリフがありませんが、表情豊かで可愛らしいです。
仲間の善逸はヘタレですが耳が良いなどの特徴があり、いざという時きちんと活躍してくれます。
同じく仲間の伊之助は野生児で、思ったことをズバズバ言う直情型です。
鬼殺隊の最高位である柱たちも、炭治郎に協力的な人が多くなっていきます。

また敵の鬼も個性派揃いで、重く悲しい過去を背負っているものも多いです。ボスの鬼舞辻無惨は冷たく恐ろしいキャラクターですが、作中で臆病者とも揶揄されます。

バトル漫画ですが、心理描写などが丁寧に描かれている点が良いと思います。そして様々な伏線が張られ、テンポもよく、毎週先の展開がとても気になります。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

兄弟愛と作画が素晴らしいアニメ

一人の妹以外の家族を鬼と呼ばれるものに殺された主人公が、修行し、その鬼を殺す鬼殺隊に入り、鬼を殺しながら鬼になってしまった妹を人に戻し、家族の仇であるを鬼を倒そうと奮闘するといったお話ですが、主人公の炭治郎はとても心優しく、人を食らう鬼にすら敬意を払い、妹思いで少し頭が固い、シリアスまストーリーの中でも応援したくなるのは勿論、思わず少しくすっと笑ってしまう掛け合いが癖になります。同じ鬼殺隊員であり同期でもある善逸と伊之助も、複雑な過去を背負いつつ、癖のある二人で主人公の掛け合いがとても面白いです。
全体的に作画が丁寧で出てくるキャラも、一人一人個性が強く複雑な過去を持っていたり、特別鬼に強い殺意を抱いているのを隠していたりと、サブキャラ一人一人の過去がとても気になり、サブキャラがサブキャラではなく、視点を変えれば立派な主人公として物語が続く、むしろ見たいと思える作品です。
風景などもとても綺麗に描かれており、ちょっと一話だけお試しでと見るはずだったのに、気が付くと全話一気に見てしまったという感じです。
原作もかなり話題になっていたりと、いつからでも遅くない、取り合えず見てほしい、必ずはまるから、と二人ほどの友達を勧誘し、見事に二人ともはまり、今では三人で同じ話を何度も見てしまいます。
本当に一話だけでもぜひ見てほしい作品になっています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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ジャンプの新看板、鬼滅の刃の魅力!

鬼滅の刃。売り上げがあの「ワンピース」を超えたことから分かるように、ジャンプで最も熱い漫画である。
舞台は大正時代。相手は鬼。主人公の武器は刀。特に目新しい設定は無い。味方陣営の主力、敵陣営の主力に、強力なキャラ付けをしている所はBLEACHを思わせる。
作画に関しても、味があり、迫力もあるが、万人受けするものではないだろう。
では、鬼滅の刃は何が凄いのか。それは、作品全体に流れる「無常観」と「優しさ」だろう。
鬼滅世界は理不尽に包まれている。善良な人間がある日突然鬼に喰い殺され、あるいは鬼にされる。
味方陣営が決死の覚悟で戦っても、鬼との間には純然な実力差があり、常に一方的な戦いを強いられる。それでも、主人公たちは諦めずに戦い続ける。若い命を散らし、文字通り四肢が欠けても、最期まで戦う。
あまりにも残酷な世界。元凶である敵の親玉が、何の哀しい過去も、同情すべき理由も無い、自分勝手な小物であることも、読者の怒りと悲しみを滾らせる。
ただ、そんな世界で主人公は腐らない。ニヒリズムに陥ったり、やさぐれたり、自分の殻に閉じこもったりしない。
鬼にされた妹を救うため、普通の人々を守るため、「長男」として明るく穏やかに振舞い続ける。
敵である鬼に対しても、哀れみの気持ちを持ち、退治際に手を握ったり、痛みを伴わない技を使ったりする。勿論、優しいが、決して甘くは無い。鬼を見逃すことはなく、必ず退治する。
「日本一慈しい(やさしい)鬼退治」のキャッチコピーに偽りは無い。