鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。スピンオフの小説・漫画も数多く存在する。
舞台は大正時代。家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻す為、主人公の炭治郎(たんじろう)は鬼を滅する「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊。そこで様々な人や鬼と出会い、次々に新たな「呼吸」と呼ばれる技を会得。そして鍛錬を重ねながら、鬼の首魁である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為に戦っていく冒険譚。
『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本全23巻の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破。
2019年にテレビアニメ化し、このテレビアニメで人気を確立。老若男女問わず人気を博して「国民的アニメ」と称されるようになる。そして2020年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、日本歴代興行収入第1位となった。
企業やテーマパーク・各種飲食店などで多様に展開されたメディアミックスや、異例の能舞台化などでも話題を呼んだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaibaのレビュー・評価・感想 (5/9)

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鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

鬼滅の刃の魅力

鬼滅の刃は人を喰らう鬼と、その鬼を退治する鬼殺隊が、戦うというシンプルな構成で理解しやすいのが特徴です。また、それぞれのキャラクターにファンができてしまうほどキャラクターの充実度は高いです。

さて、内容について触れていこうと思います。
最初は、主人公の家族が殺され、唯一生き残っていた妹が鬼になってしまう衝撃的な始まり方です。妹を人間に戻すために主人公の炭治郎と妹の禰豆子が鬼殺隊として鬼を退治していきます。
しかし、鬼も単なる悪として描かれていないの魅力です。鬼は元々が人間なので鬼にもそれぞれの思いがあり引き込まれます。敵側の過去がしっかり描かれ、それがまた涙を誘う過去なのがこの作品の深みを増しています。また、鬼殺隊側にも様々な過去があり、どっちサイドも応援したくなります。
回想も長々と描かれているのではなく、簡潔にまとめられているのでとても分かりやすいです。
また笑える箇所も沢山あります。特徴あり、愛らしいキャラクターばかりです。
また、技を発動する時の決まり台詞は一度聴いたら忘れることはないでしょう。使いたくなります。

炭治郎の家族を愛し、心がきれいでまっすぐなところにも惹かれます。鬼に変貌したが、人を喰わない鬼の禰豆子の成長に心揺さぶられる作品になっています。
人と鬼との決着の後は晴れ晴れとした気持ちになるくらい綺麗な心になれます。

是非、一度ご覧ください!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

なぜかハマる1冊

主人公には特別な何かがある。
というよくあるパターンのものですが、あるきっかけで強くならざるを得なかったという鬼殺しの物語です。
初めから特別な力があったわけではなく、必死に努力をし、経験を重ねて強くなっていく姿に惹かれます。
読み進めていくと「あの時の伏線はここで回収されるのか!」というちょっとしたワクワクもあり、今後を推測するという楽しみ方もできます。
戦闘中であっても鬼と人の両者がコミカルに描かれている部分があったり、売り言葉に買い言葉の場面があり見ていてクスッとしてしまうはずです。
鬼となった妹を連れた主人公に対して、初めはきつい言葉を掛けたり処罰を与えようとしていた"柱"と呼ばれる人たちも、主人公そして鬼となった妹と共に悪鬼を滅ぼすために戦ったことで、2人を認める柱も現れ接し方が変わっていく様子は見ていて感動します。
敵の鬼側にも鬼となった理由があり、塵となって消える直前にその理由について触れられていて涙無しでは見れない内容もあり、敵にも関わらず同情してしまいます。
主人公だからといってすべての戦いに勝つわけではなく、助っ人が来なければ負けていたという戦いもあり、そこがまた他の作品とは違い見ていて飽きない1冊となっています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

評判通りに面白いしスピード感がある

鬼滅の刃は周りの評判が非常によく面白いとテレビでも取り上げられて知っている人が多いと思います。
キャラクターが女性向けで女性人気なのかと思いきや読んでみると非常に熱い内容でジャンプはやはり面白いという印象を改めて受けました。
主人公、炭治郎の家族が、ある日突然鬼に襲われ、妹以外を殺されてしまう。
しかもその妹は鬼に変えられてしまっていた。
そんな彼女を人間にする方法を探すべく、鬼退治をしている鬼殺隊に入るために修行を始めるといった内容で健気に頑張る炭治郎や個性豊かな仲間たちの過去や葛藤など様々なドラマがあり見どころは満載です。
敵である鬼はもともとは人で、誰もが悲しいエピソードを秘めているので、どういう経緯で鬼になってしまったのかなども知ることができて短編の物語をいくつも見ているような気になります。
アニメは非常に描写が美しく、鬼滅の刃ならではの技や舞台である大正時代独特の色彩など一つ一つが色鮮やかに綺麗に描かれています。
漫画は少し読みにくいという人でもアニメの方は見やすく楽しめるのではないでしょうか。
漫画の方もスピード感のある内容で一話一話で重要な展開が繰り広げられているので目が離せません。
アニメの一話から引き込まれる内容なので是非一度見てほしい作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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優しい主人公に心打たれる

母親と5人の兄弟と裕福では無いが炭を作り売りながら山で生活していた炭治郎だが、ある時自宅を鬼に襲われ家族を殺されてしまう。
唯一生きていた妹(禰豆子)を医者に連れて行こうとするが、妹は鬼の血を浴びてしまったことで鬼と化してしまっており傷を負った禰豆子は本能のまま炭治郎を襲う。
そんな時、鬼殺隊の冨岡義勇と会い義勇は鬼と化した禰豆子を殺そうとする。
鬼と化してしまった妹だが雄一の肉親である禰豆子を守ろうとする炭治郎に義勇は「生殺与奪の件を他人に握らせるな!」と叫ぶ。
力のない炭治郎だから家族を守れない、守れない人間の身勝手で鬼と化した妹を活かし他の人間を襲ったら、炭治郎を同じ目に合う人が出るんだから容赦するべきではないと。
しかし、命乞いをするように力なく蹲る炭治郎を守ろうとする禰豆子の姿に、この兄妹は何か違うのではないかと感じ、己の師匠である鱗滝左近次を紹介する。
妹の禰豆子を人間に戻したいという思いから、鱗滝左近次のもとで鬼を倒すための技術を学ぶ。
試験を受けた炭治郎は晴れて鬼殺隊へと入隊を果たし、自宅を襲った鬼である唯一人間を鬼へと変えることのできる鬼舞辻無惨と戦い、禰豆子を人間に戻そうと奮闘する物語。
主人公の炭治郎の優しさと、禰豆子との兄弟愛に感動しファンも急増しているので、ぜひ一度見ていただきたい物語。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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テンポの良い展開と迫力ある映像

家族が鬼に殺された、唯一生き残った妹は鬼にされた→大切な妹を人間に戻す方法を探す という非常に理解しやすいストーリーで入り込みやすい。 その後の展開も無理なくテンポ良く進むため、中だるみなどを感じさせず面白い。主人公には徐々に仲間が出来ていくが、キャラクターが増えてもそちらのエピソードはそれほど深掘りせずにあくまで主人公と妹の話を中心に展開するため、「あっちがどうなっているのか気になる…」というようなモヤモヤがないのも見やすさに繋がっていると思う。主人公と妹の強い絆や、お互いのために奮闘する様子が感動した。残された唯一の家族、というわかりやすい絆であり、過不足ないエピソードの構成であるおかげで最初から最後までわかりやすく楽しめる。 有名な声優さんが多く起用されているため、特に女性からの人気が目立つが、ストーリーの面白さは男女問わず評価されるものであると思う。原作は読んでいないが、アニメ化された部分は全体の序章的な位置付けだと思われ、続きが気になるところで終了する。そういう意味ではすっきりしない最後かもしれないが、違うエピソードで終了するよりも原作通りの展開に繋がるようにされていて良いと思った。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

少年漫画「鬼滅の刃」

週刊少年ジャンプで連載されている漫画です。
まずキャラクターが非常に個性的です。それぞれが自分なりの価値観を持っていて、感情移入できる部分も多いです。キャラクターの数自体は多すぎず少なすぎず、ちょうどいいくらいだと思います。
あらすじは、家族を殺され妹を鬼にされた炭治郎と言う少年が、鬼を狩る鬼殺隊に入り、鬼と戦いながら妹を人間に戻す方法を探す話です。

主人公の炭治郎は心優しく素直です。努力家でもともと鼻がきき、それが鬼との戦闘でいきてきます。
妹の禰豆子は鬼となってからまともなセリフがありませんが、表情豊かで可愛らしいです。
仲間の善逸はヘタレですが耳が良いなどの特徴があり、いざという時きちんと活躍してくれます。
同じく仲間の伊之助は野生児で、思ったことをズバズバ言う直情型です。
鬼殺隊の最高位である柱たちも、炭治郎に協力的な人が多くなっていきます。

また敵の鬼も個性派揃いで、重く悲しい過去を背負っているものも多いです。ボスの鬼舞辻無惨は冷たく恐ろしいキャラクターですが、作中で臆病者とも揶揄されます。

バトル漫画ですが、心理描写などが丁寧に描かれている点が良いと思います。そして様々な伏線が張られ、テンポもよく、毎週先の展開がとても気になります。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

兄弟愛と作画が素晴らしいアニメ

一人の妹以外の家族を鬼と呼ばれるものに殺された主人公が、修行し、その鬼を殺す鬼殺隊に入り、鬼を殺しながら鬼になってしまった妹を人に戻し、家族の仇であるを鬼を倒そうと奮闘するといったお話ですが、主人公の炭治郎はとても心優しく、人を食らう鬼にすら敬意を払い、妹思いで少し頭が固い、シリアスまストーリーの中でも応援したくなるのは勿論、思わず少しくすっと笑ってしまう掛け合いが癖になります。同じ鬼殺隊員であり同期でもある善逸と伊之助も、複雑な過去を背負いつつ、癖のある二人で主人公の掛け合いがとても面白いです。
全体的に作画が丁寧で出てくるキャラも、一人一人個性が強く複雑な過去を持っていたり、特別鬼に強い殺意を抱いているのを隠していたりと、サブキャラ一人一人の過去がとても気になり、サブキャラがサブキャラではなく、視点を変えれば立派な主人公として物語が続く、むしろ見たいと思える作品です。
風景などもとても綺麗に描かれており、ちょっと一話だけお試しでと見るはずだったのに、気が付くと全話一気に見てしまったという感じです。
原作もかなり話題になっていたりと、いつからでも遅くない、取り合えず見てほしい、必ずはまるから、と二人ほどの友達を勧誘し、見事に二人ともはまり、今では三人で同じ話を何度も見てしまいます。
本当に一話だけでもぜひ見てほしい作品になっています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

ジャンプの新看板、鬼滅の刃の魅力!

鬼滅の刃。売り上げがあの「ワンピース」を超えたことから分かるように、ジャンプで最も熱い漫画である。
舞台は大正時代。相手は鬼。主人公の武器は刀。特に目新しい設定は無い。味方陣営の主力、敵陣営の主力に、強力なキャラ付けをしている所はBLEACHを思わせる。
作画に関しても、味があり、迫力もあるが、万人受けするものではないだろう。
では、鬼滅の刃は何が凄いのか。それは、作品全体に流れる「無常観」と「優しさ」だろう。
鬼滅世界は理不尽に包まれている。善良な人間がある日突然鬼に喰い殺され、あるいは鬼にされる。
味方陣営が決死の覚悟で戦っても、鬼との間には純然な実力差があり、常に一方的な戦いを強いられる。それでも、主人公たちは諦めずに戦い続ける。若い命を散らし、文字通り四肢が欠けても、最期まで戦う。
あまりにも残酷な世界。元凶である敵の親玉が、何の哀しい過去も、同情すべき理由も無い、自分勝手な小物であることも、読者の怒りと悲しみを滾らせる。
ただ、そんな世界で主人公は腐らない。ニヒリズムに陥ったり、やさぐれたり、自分の殻に閉じこもったりしない。
鬼にされた妹を救うため、普通の人々を守るため、「長男」として明るく穏やかに振舞い続ける。
敵である鬼に対しても、哀れみの気持ちを持ち、退治際に手を握ったり、痛みを伴わない技を使ったりする。勿論、優しいが、決して甘くは無い。鬼を見逃すことはなく、必ず退治する。
「日本一慈しい(やさしい)鬼退治」のキャッチコピーに偽りは無い。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

キャラクターがとにかく魅力的

アニメで1話から26話まで見ました。
序盤1話、2話を見た時点では、もう見ないかもしれないというぐらいでした。
引きが強くなく、何が起こるのか、何が目的なのかがあいまいな気がして見る気が起こりませんでした。

しかし2話目の終わりから登場した鱗滝さんに一目ぼれしました。
滝の柄の服と鬼の面、とても身軽ななりだけど、百戦錬磨の達人の風貌が、かっこよくて次も見たくなりました。
それから少しずつストーリーが分かってきた気がします。

最終選別が終わったあたりには、友達ができて、彼らもとても魅力的。
雷の呼吸、獣の呼吸と個性的な特性を持っていてよかったです。
雷の呼吸のゼンイツは一ノ型しか使えないという設定も個人的にはよかった。
一ノ型にすべてを込めて、一撃を放つところがかっこいい。
日常のどんくさく泣き虫なところは、見ていてうざくなるくらいですが、その分ギャップにやられました。

中盤以降に火の呼吸が出てきた時からは、いろいろな想像をすることができて楽しかったです。
火の呼吸は炭次郎の一族にしか伝わっていない特殊な呼吸であって、
設定の根本に絡んでくるのではないかと楽しみです。

12キズキの上弦がまだ出てきていないので、
先は長いと思いますが、新しい楽しみが5話ぐらいごとに出てくるので、
まだまだ深い設定がありそうで楽しみです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

私が今まで見てきた漫画の中で一番面白いと思った漫画です。

私はもともとあまり漫画など読むことはないのですが、ある日インターネットでたまたまこの作品を見つけ、読んで見たところとても面白くどっぷりハマってしまいました。
登場人物が皆辛い過去があり、物語が進むにつれてこの登場人物はこんな過去があったのかと考えさせられるようなストーリーがとても面白いです。

ここからはネタバレあります。
主人公の炭治郎がある日山を降り街に向かい、用事を済ませ家に帰ろうとすると鬼が出るから明日の朝に帰れと引き止められ、次の日に帰ると家族が鬼に襲われて妹のねずこだけまだ息がありました。ねずこを医者に見てもらうために山を下る最中にねずこに異変が起き、ねずこは鬼になっていたのです。
この時点でかなり絶望的で悲しい物語なのですが、ここからが物語の始まりなのです。ねずこに襲われ炭治郎は危機的状況になるのですが、そこに鬼殺隊の水柱である富岡義勇が現れるのです。ねずこは鬼である為、義勇によって首を斬られそうになるところ、炭治郎が阻止をします。鬼であっても大切な家族だからと自分も斬られる覚悟でねずこを守ったのです。そこからねずこに理性が現れ、炭治郎を守ろうとしたのです。それを見た義勇がこの鬼は何かが違うと思い二人を斬ることをやめたのです。
そこから炭治郎は鬼殺隊に入隊するため、過酷な修行を行うことになります。ここまではまだ最初に過ぎないのですが、この先どうなってしまうのだろうと、ワクワクするような物語の展開でとても面白いです。
あまり漫画を読まない人でもきっと楽しめると思うので、是非おすすめしたいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

2020年、激アツすぎる漫画

2020年1月現在、週刊少年ジャンプで連載中で、漫画やアニメも大人気となり、最新巻はどの書店に行っても売り切れ御免状態の漫画、「鬼滅の刃」。空前の大ブームを巻き起こし社会現象となっていると言っても過言ではないだろう。
主人公である竈門炭治郎(かまど たんじろう)が、原因不明だが人食い鬼となってしまった妹、禰豆子(ねずこ)と共に、人間に戻す術を探しながら数多くの仲間たちと協力し、人食い鬼のボスを倒しに行くというストーリーだが、展開が早い上に1話1話の展開が全て激アツすぎる。「興味はあるけどまだ漫画は読んだ事がない」、「アニメが出ているのも知っているけど観ていない」という方々は、ぜひ両方ともチェックしてほしい。
人食い鬼は基本首を切り落とさなければ倒す事ができない敵となっており、逐一描写がグロテスクなシーンも多いが、炭治郎が日に日に成長していく姿や心を閉ざしていた仲間たちが炭治郎の影響を受け徐々に心を開く場面は、涙腺崩壊ものである。
アニメは1期の放送分が全て終了してしまったため、続きを確認しようと思うと漫画を揃えるか少年ジャンプを毎週買いチェックする事になるが、この漫画はそれをしてもいいだけの価値はもちろんある。週刊少年ジャンプのコンセプトである「努力・友情・勝利」が見事に描かれた作品ではないだろうか。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

すばらしき鬼滅の刃

アニメと漫画両方とも拝見いたしましたが、稀有なくらい物語りもデザインも引き込まれるものがあります。派手な戦闘と胸をつらぬく感動がところどころちりばめられており、拝見後はすっかり鬼滅の刃の世界観に魅了されるでしょう。物語序盤で「鬼」となった妹の禰豆子を救おうとする主人公が仲間と出会い、さまざまな強敵を切り伏せ、日々成長していく姿をみているとこちらまで強くなったような気もしないではありません。アニメ版で驚くべきことはその映像美です。週間アニメとは思えぬくらい緻密で鮮やか、なんどみても制作会社の作品に対する熱意を強烈に感じ、またそうした努力がアニメ版鬼滅の刃という類まれなる作品に昇華したのでしょう。悪鬼を切って切って切りまくりの痛快でスカッとするけど、鬼の背後にある物悲しいストーリーを知るとやるせなくなり、それでも鬼と対峙せざるを得ないその絶妙な物語構成は、人間がもつ性質をうまくあらわしている。
鬼となった妹の禰豆子は兄想いでやさしくかわいい。兎に角かわいい。しかもかわいいだけではない、強いのだ。最強の妹である。ここまで完璧な漫画はぼくが知る限りあまり少なく、アニメの出来栄えは申し分ない。拝見してもっともよかった作品のひとつだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

何度も読み返したくなる名作!鬼滅の刃!

2019年1番話題になったアニメ!と断言しても言いくらい、ネット上では大いに盛り上がったアニメです。
鬼になってしまった妹を人間に戻すために、鬼を狩る鬼殺隊員となった兄が、鬼の総元締めを追う、というストーリーです。
冒険要素あり、涙あり、笑いあり、切なさあり、の全ての感情を揺さぶられる名作です。
どこでも軒並み売り切れてしまうくらいの人気を誇っています。
特に、主人公竈門炭治郎が、どんな逆境にも負けずに頑張るシーンに引き込まれます。
スーパーヒーローではなく、普通の少年だった炭治郎が、鬼殺隊員となるまでの過酷な試練、隊員となってからも、様々な難敵との闘いが続きますが、そんな中でも炭治郎は持って生まれた優しさを決して失わず、仲間たちの心もほぐしていくのです。
主人公だけではなく、彼の鬼殺の指導者、鱗滝左近次、鬼殺隊員の柱であり、炭治郎を鬼殺隊員としての才能見出した冨岡義勇の圧倒的な存在感。
鬼殺隊員の同期である、我妻善逸と嘴平伊之助との友情や、彼らのエピソードも見どころの1つです。
まだ、鬼の総元締めである、鬼舞辻無惨との対決には至っていませんが、そこまでには、炭治郎の様々な試練と、鬼殺隊員たちとの絆、成長が描かれることでしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃「柱」の魅力

映画「無限列車編」の興行収入はあの「千と千尋の神隠し」をも超える404億円と破格の数字を記録。
そんな子供から大人まで、幅広い年層を虜にした鬼滅の刃。
今回はその、爆発的魅力の一つ「柱」に迫ってみたいと思います。

舞台は大正時代。鬼がはびこるこの時代に「鬼殺隊」という鬼狩りの集団が鬼を撲滅していく物語です。
設定は至ってシンプルですね。敵は鬼。鬼舞辻を殺せばすべてが終わりと目的がはっきりしています。

そして実際、最後は本当にその目的を終えての最終回になっています。
(人気のわりに連載終了も早くて悲しむファンも多いです)
なので、それまでの戦闘やドラマを楽しむ漫画となっていますね。

そして今回注目してほしいのは、主人公「以外!!」ですねw
特に注目するのは、鬼殺隊最高戦力「柱」。
彼らの大きな魅力はこの個性豊かなキャラクター性ですね!まるで全員が主人公ですw
推しを探すのにこれほど困らない漫画はあったでしょうか?w

柱たちは、鬼の最高戦力「上弦」とされる6体の鬼と対峙します。時には腕をなくし時には命を落としながらも懸命に戦い、そこに絶妙なドラマを生み出します。

この柱たちの魅力を今回は1つに絞ってお伝えしたいと思います。

「柱」というのは9人おり、それぞれ全く違う呼吸法で戦闘します。
一人一人がとても高いポテンシャルを持っています。故に柱を推すユーザーも多いですね(ちなみに私は蛇柱推し)。
なのに、なのにですよ……。
最終回、柱は2人になっています(!?)

そうぶっちゃけ、このアニメの最大の魅力は「柱が死ぬこと」です!
普通のアニメならまず死にませんが、柱たちもほかの隊士と同じ「人間」であり、切れた手足は治らず、傷も簡単にはふさがらないという極めて現実的でシンプルな設定がこの状況を可能にしています!

ただ死ぬから珍しくて人気というわけではありません。

音柱、蛇柱と恋柱(個人的にこのエピソードが一番好き)、風柱、岩柱、水柱、炎柱、蟲柱、霧柱……。
この9人それぞれにとても濃密な過去のエピソードが詰まっており、それにより死に際も極めて尊いものとなっております。

キャラクターたち一人一人の設定への作り込みがこの作品の強みともいえるでしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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アニメなのに映画並みのクオリティー!作画・ストーリー・キャスト、どれをとっても◎

私の場合、最初は原作を知らず、何か良いアニメはないかなーと軽い感じで探していたら、”鬼滅の刃”を見つけてしまった。という感じです。
何と言ってもアニメなのに作画のクオリティーが高すぎる!特に、アニメ19話の炭次郎と禰豆子が那田蜘蛛山で累と戦うシーンで、ヒノカミ神楽の技を繰り出す場面は思わず見入ってしまうほどの迫力でした。さらに、26話の鬼舞辻無惨が下弦の鬼を集めた時は、ぐるぐると回転する空間がとてもリアルで、普通にテレビで見ていても3Dスクリーンで見ているような感覚になりました!
そして、声優陣もすごく豪華な人たちばかりで、主人公の炭次郎役は有名声優の花江夏樹さんで、その他にも、櫻井孝宏さん、早見沙織さんなど、アニメ好きなら聞いたことのない人はいないだろうと思われる方々ばかりが出演されていて、アニメをより引き立たせてくれています!
さらに、ストーリーの目的も【鬼舞辻によって鬼に変えられた妹の禰豆子を元に戻す】というシンプルな目的ながら、そこに交錯するそれぞれキャラクターたちの想い・考え・強さが加わって、今後どのような展開になっていくのかワクワクさせてくれる内容になっているところがこのアニメの魅力だなぁと思います。
このアニメの関連グッズなどが販売されても、すぐ品切れになってしまうほどみんなから愛されている作品だと思います。
私も今までいくつかコラボカフェなどを回ったことがありますが、唯一この鬼滅の刃カフェだけは予約を取れなかったほど、みんなが注目している作品だと思いました。
アニメに興味が無かった人も、このアニメを見れば、必ずハマル、そんな作品だと思います!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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これは日本一悲しい鬼退治「鬼滅の刃」

鬼滅の刃とは、少年ジャンプで連載されていた作品です。
それは人々を食らう鬼が存在する大正時代が舞台のお話。
心優しい炭焼きの少年「竈門炭治郎」は、ある日突然家族を鬼に惨殺され、唯一生き残った妹「竈門禰豆子」は鬼にされてしまった。
しかし禰豆子は強い意志で僅かに自我を保ち、人を食わない鬼として人間を守ります。
炭治郎は妹を人間に戻すため、家族の仇をとるため、鬼を滅する組織「鬼殺隊」に入隊します。
ストーリーは復讐劇ですが、所々にギャグ要素が含まれており、読者が疲れてしまわない様に配慮されています。
まさに笑い有り涙有りの一作と言えます!
鬼滅の刃には、個性的なキャラクターが沢山登場してきます。
炭治郎の同期で、猪に育てられた山育ちにの少年「嘴平伊之助」や、気弱な一撃必勝の剣士「我妻善逸」、鬼殺隊で最も位の高い9名の剣士「柱」等、一人一人が作品に欠かせない人物となっており、推しを決めるのに迷ってしまう事でしょう(^-^)
肝心の戦闘シーンはとても迫力があり息を呑む展開が繰り広げられます!鬼殺隊の戦闘方法は「呼吸」というものを使い、人間より遥かに優れた戦闘能力を持つ鬼に立ち向かっていきます。
炭治郎は家族の仇をとり、無事禰豆子を人間に戻す事が出来るのか。

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鬼滅の刃がおすすめの理由

鬼滅の刃は内容がとても深い作品です。日本の大正時代を舞台にしているという事もあり、現代にはない文化や風情を感じる事のできる作品です。
大正時代に人を食べる鬼が出没し、「鬼殺隊」と言われる組織の隊員達が鬼を倒していくという、鬼対人間の戦いがメインの作品になります。
ただ鬼を倒していく、という単純な物語ではありません。昔話をかなり強化したような内容で、実際に大正時代にあった文化を作品に取り入れており、「こんな文化があったのか」と勉強になるような事もあります。
心優しい主人公が仕事から帰ると、家族が何者かに惨殺されており、唯一の生き残りである妹は鬼にされていました。妹を鬼から人間に戻すべく、鬼殺隊に入隊し、鬼と戦いながら手がかりを探していきます。
登場人物も一人一人かなり個性があり、味方では、寝る事によって強くなる者や、猪の面を被った性格の荒々しい者、優しく熱い心を持つ者など、様々。
敵の存在である鬼は元々人間であり、それぞれ人間時代の過去があります。悲しい過去がある故に共感や感動を誘う事も多々あります。
敵味方ともに個性が強く、自分の推しを見つける事も鬼滅の刃の醍醐味と言えるでしょう。そして推しを見つける頃には鬼滅の刃の世界観にどっぷりとハマっている事でしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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悲しくて優しい鬼退治

貧しいながら家族と幸せに暮らしていた主人公・竈門炭治郎が家族を惨殺され、唯一残った妹・禰豆子が鬼にされてしまったところから話が展開していく。そもそも、最初は炭治郎も鬼の存在を信じていなかった。
そんな中何者かに家族は惨殺され、妹は鬼になり、炭治郎も何が起こったかわかっていなかった。ちょうどその時政府非公認の”鬼殺隊”の富岡義勇が鬼がいるとのうわさを聞き、その場面に出くわす。鬼殺隊はその名の通り鬼は絶対悪で殺すものだと考えている。なぜなら、鬼は必ず人を喰う生き物だからだ。最初は禰豆子を殺そうと思った富岡だが、人を喰わず、兄・炭治郎を守ろうとするところを見て、何かこの鬼は違うと感じた。そこで自身の師匠にこの兄妹を預け、炭治郎は鬼殺隊へ入り、禰豆子を人間へ戻す方法を探す。

この物語の良いところとして、とにかく登場人物が魅力的。特に主人公・炭治郎はとてつもないほど優しい。鬼にさえ。ただよくある陳腐な誰も殺したくない、覚悟がない甘ちゃんではない。もちろん人々を傷つけた鬼は許せない。罪のない人を殺した罰は死んでも償ってもらう。
ただ、鬼は皆元人間だったのだ。鬼が死ぬ間際に罪を償おうとするのなら炭治郎は、自分を殺そうとした相手でさえ、手をとり、看取る。

例えば遊郭編で兄妹の鬼がいたが、その鬼二人が死ぬ際にお前のせいで死んだんだ、とお互いのことを罵り合い死に絶えるところだった。この鬼も親がなく、兄と妹だけで、炭治郎たちと似たようなことろがある。
炭治郎は、「嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ。仲よくしよう。この世でたった二人の兄妹なんだから。君たちのしたことは誰も許してくれない。殺してきたたくさんの人たちに恨まれて憎まれて罵倒される。味方してくれる人なんていない。」「ーーだからせめて二人だけはお互いを罵り合ったらだめだ。」たくさんの人を殺し、死に絶え行く鬼にさえ、心をもって接する。
本当に炭治郎尊い。一番好きな主人公になりそう。一番強いとかではないし、成長スピードが速い、チートな能力があるわけでもない。でもすごく人間としての魅力が天元突破している。ぜひいろんな人に見てもらいたい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃は家族の物語です。
私はアニメをみていていますが、家族愛を感じる物語となっております。
主人公は竈門炭治郎。炭治郎は山奥に兄弟と母親と暮らしていました。兄弟が多く、一番上の長男です。父が亡くなってしまい、家族のために山の下の村まで炭を売りに行くのが仕事でした。
村に炭を売りに行った帰り道、炭治郎は家に帰るのが遅くなり、家に帰る途中住んでいるおじいさんに「最近鬼がでるから夜は気をつけなさい。今日は家に泊まっていきなさい。」といわれ、おじいさんの家に泊まることとなりました。
朝になり、家に帰ると兄弟、母親家族全て鬼に襲われていて、血の海となっていました。
兄弟の中でまだ息があったのは、妹の禰豆子。
炭治郎は禰豆子を背負い、村に助けを求めに行こうとしました。
しかし、道中、禰豆子の様子がおかしくなり、炭治郎を襲おうとしてきました。
おかしくなってしまった妹を抑えていると、そこに現れたのは自らを鬼狩りと名乗る、冨岡義勇という男でした。
彼が言うには、妹の禰豆子は鬼に襲われ、鬼になってしまったというのです。
そして。冨岡義勇は豆子を殺そうとしましたが炭治郎は妹を守ろうとします。
妹を守っていると、今度は炭治郎がやられそうになってしまいました。
それを見ていた禰豆子は鬼になったにもかかわらず、兄を守ろうとしました。
冨岡義勇は二人を襲うことをやめ、その場をさりました。
炭治郎は禰豆子を人間に戻す方法はきっとあると信じ、鬼狩りになることを決意し、妹を人間に戻す方法を探しに旅にでるというお話です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃神作画!!

鬼滅の刃は、週刊少年ジャンプの作品です。
漫画は2016年から連載されていて、2019年時点で1000万部突破しています。
2019年4月からアニメも放送されました。
時代は江戸、主人公の竈門炭治郎が家を留守にした結果最愛の家族を亡くすのですが、
妹の禰豆子だけが鬼になってしまいます。
鬼になった妹を人間に戻すために元鬼狩り(元水柱)の鱗滝左近次の元で修業を積み、鬼殺隊となり
禰豆子を連れ様々な仲間と出会いながら、次々と現れる強敵と戦っていく物語です。
戦い方も独特で特殊な呼吸を用いて力を引き出し技を使い鬼と戦います。
また、鬼は不死身で鬼殺隊にのみ作られる特殊な刀を用いて、首を切らなければ倒すことができません。
そもそも鬼はもともと人間で、人間を鬼にする能力を持つのは最初の鬼である鬼舞辻無惨です。
鬼には血鬼術と呼ばれる特殊な力を持っていて、人を食べれば食べるだけ強くなり、
中でも鬼舞辻無惨の血が濃ゆい選ばれた鬼は十二鬼月と呼ばれていて
血鬼術がより優れていて炭治郎達の行く手を阻みます。
漫画・アニメともに古風な作画をしており新鮮味があり、世界観に入り込みやすくなっています。
漫画もなのですがアニメでは特に躍動感があり鳥肌が立つほどの作品です。
機会があればぜひ見ていただきたい作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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「もう漫画なんて昔ほど面白くないでしょ?」という人ほど読んだ方がいいです。

とても人気がある作品だとは知っていたのですが、ジャンプ系はもうあまり面白くないなあと思っていたので読んでいませんでした。
読んだきっかけは無料立ち読みなのですが、まあ面白い。続きが気になって一気に読んでいました。
話の展開がとても早いのですがきちんと伏線も回収してくれるし、キャラクターの過去の話しとかもエピソードとして入れてくれるので読んでいておいてかれている感じもしません。
また主人公にこれでもか!というくらい苦労、苦難がふりかかるのですがまったくぶれない性格の主人公。純粋って怖いですね。そして強いですね。
妹を始めとする女の子のキャラクターもかわいいです。決して守られてるわけではなくみんな凛としていて強いのも好ましく思います。
そういえば男の子のキャラクターみんな濃いですね。キャラクターがたちすぎて回りにいたらちょっと怖いです。
敵である鬼もいろいろ背景があって鬼になっているのでなんとも最後は憎めません。
作者の方がとても優しいのでしょうか、戦いがテーマだとは思うのですが和すれられた人間の優しさみたいなものが感じられる作品です。
主人公が妹と早く幸せなのんびりとした生活を送れると良いなあと思いながらも終わってほしくないなあとも思ってしまいます。とにかく続きが気になります。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃がおもしろい!

週刊少年ジャンプで連載されている人気作品です。家族を鬼に殺され、妹を鬼にされた主人公が鬼のボスを倒すために成長していきます。今時のアニメでは珍しく、とにかく物語がサクサクと進んでいくので観ていてとてもおもしろいです。1話で家族が惨殺され、3話で初めの修行が終わり、5話で鬼殺隊に入隊、12話からは十二鬼月との戦いが始まるというスピードです。
毎回続きが気になるような構成になっているので、毎週アニメの放映が楽しみになります。挿入曲などからもその世界観に引き込まれ、鬼や仲間とのバトルも見どころが多いです。また炭治郎が心身共に成長していくさまもおもしろいです。自分より年上、能力も上の人達に叱咤激励されて、めげることなく目標を遂げるために奮闘する姿は応援したくなります。鬼が鬼になった由縁もとても切ないです。
声優もとても豪華で、有名な方々がたくさん出ています。
なによりも映像がとても美しいです。原作の和の世界観の良さをアニメがさらにより良く表現できています。戦いで水の呼吸を使う際は和風な感じで水が描かれているのもアニメでは珍しさがあり、原作通りなところも良いです。十二鬼月との戦いでは、特に一瞬映画を見ているのかと錯覚するような美しさです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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映像に迫力があり、とてもキレイ

「鬼滅の刃」のアニメは少年ジャンプの人気マンガをアニメ化しており、物語はもちろんとても面白いですが、映像が本当に迫力があってキレイです。
まず、オープニングの主題歌とアニメーションがとてもいいです。炭治郎と禰豆子、仲間たち、一部の敵の鬼たち、十二鬼月がカッコよく現れます。「鬼滅の刃」世界観を表していて、素晴らしいです。
本編では、雪の中で家族が殺されている場面、義勇と出会う場面、鱗滝との修行と、真菰と錆兎との出会いの場面、雪の白さや夜の暗さ、炭治郎の剣士として修行している動きなど、とてもキレイです。
鬼殺隊として仕事を始めてからの鬼との格闘シーンも、炭治郎の必殺技が出るところは迫力があって引き込まれます。鬼が殺されて消えてしまう場面も、切なさが感じられます。
一番良かったのは、那田蜘蛛山編「ヒノカミ」回の、炭治郎の父が舞を舞っているところを炭治郎が思い出し、累を追い詰めるところです。それまでの話の流れがあり、炭治郎が累に斬りかかるシーンに、中川奈美さんの声が印象的な「竈門炭治郎のうた」が挿入歌として流れ、本当に感動します。何度も見たくなる、そんな感動的で美しい映像です。
アニメとして本当に映像がキレイで、その中のキャラたちも、主人公はもちろん、仲間たち、鬼も含めて人間味溢れ、とても魅力的です。その魅力を何倍にもしている声優さんたちの声も素晴らしいです。物語としても、炭治郎は鬼舞辻と決着をつけ、妹の禰豆子を人間に戻せるのか、これからの展開が楽しみです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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家族や仲間との絆を感じられる作品

主人公の炭治郎と禰豆子を中心としたストーリー。炭治郎は鬼に襲われる家族を失い、唯一生き残った妹、禰豆子も鬼になってしまいます。そして、禰豆子を人間に戻すために鬼と戦う鬼滅隊に入隊します。炭治郎が鬼と戦うたびに禰豆子が助け、お互いに支え合っている姿にとても心打たれます。また、鬼は日輪刀で斬られると灰になって消えてしまうのですが、その都度、炭治郎が鬼の想いに寄り添う姿が鬼を心の底から救っていきます。炭治郎が鬼滅隊に入隊した事により人として、鬼滅隊員として柱達や他の仲間にも影響を与えていきます。上弦の鬼との戦いで鬼滅隊は炎柱や蟲柱、音柱など柱を何人か失う事になるけれど、炭治郎や禰豆子、善逸、猪之助は柱を支え共に戦うことができるようにまで成長します。始まりの鬼と言われる鬼舞辻無惨はなぜか炭治郎と禰豆子に執着します。炭治郎の耳飾りやアザなどが鬼舞辻無惨の過去と関係があるようで。。禰豆子は鬼が苦手とする陽の光を克服し、日中も出歩けるようになります。そして、炭治郎が父から受け継いだ『ヒノカミ神楽』とはなんなのか。。『ヒノカミ神楽』も1つの呼吸なのか。。その辺の謎はまだ解明されてませんが今後楽しみでもある1つです!