鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。スピンオフの小説・漫画も数多く存在する。
舞台は大正時代。家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻す為、主人公の炭治郎(たんじろう)は鬼を滅する「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊。そこで様々な人や鬼と出会い、次々に新たな「呼吸」と呼ばれる技を会得。そして鍛錬を重ねながら、鬼の首魁である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為に戦っていく冒険譚。
『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本全23巻の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破。
2019年にテレビアニメ化し、このテレビアニメで人気を確立。老若男女問わず人気を博して「国民的アニメ」と称されるようになる。そして2020年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、日本歴代興行収入第1位となった。
企業やテーマパーク・各種飲食店などで多様に展開されたメディアミックスや、異例の能舞台化などでも話題を呼んだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaibaのレビュー・評価・感想

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鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

鬼滅の刃は圧巻のストーリー、美術、音楽、人間ドラマが魅力の作品です。

鬼滅の刃は、吾峠呼世晴による漫画作品であり、その後アニメ化や映画化もされ、人気のある作品です。

まず、その作品世界には緻密な設定があり、鬼と人間の戦いを描いています。主人公の竈門炭治郎は、鬼に襲われた家族を救うために鬼狩りの剣士としての使命を持ち、鬼との壮絶な戦いを繰り広げます。
ストーリーは感動的であり、登場人物たちの成長や絆を描いたエピソードには心を打たれるものがあります。

作品の美術や音楽にも素晴らしい点があります。鬼のデザインや剣士の剣技の描写などは、細部までこだわり抜かれており、迫力満点の戦闘シーンが見どころの一つです。さらに、物語の世界観を盛り上げる劇伴も素晴らしく、物語の情感に深みを加えています。

また、登場人物たちの人間ドラマにも魅力があります。竈門炭治郎をはじめとする仲間たちは、それぞれに悩みや苦難を抱えながらも、努力や友情を通じて成長していく姿が感動的です。鬼として生きる者たちの葛藤や過去にも深く触れられ、人間ドラマとしても興味深いものがあります。
感動的なシーンが多い一方で、ユーモアやコミカルな要素も散りばめられており、バラエティに富んだエピソードが展開されます。

鬼滅の刃は、その壮大なストーリー、美麗な美術、感動的な音楽、魅力的な登場人物たちの人間ドラマなど、多くの要素が織り込まれた作品です。ぜひ一度鑑賞してみてください。絶対に損はしません。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

感動と冒険が続く、鬼滅の刃の物語

『鬼滅の刃』は、家族愛、友情、そして成長を描いた感動的な物語です。
主人公・炭治郎が、妹・禰豆子を人間に戻すため、また家族を襲った鬼を倒すために鬼殺隊に入隊し、様々な試練に立ち向かっていく姿が描かれています。
アニメーションは美しく、戦闘シーンも迫力があります。また、物語には多くの魅力的なキャラクターが登場し、それぞれのバックストーリーや成長を楽しむことができるのも魅力です。

劇場版アニメ『鬼滅の刃 無限列車編』では、無限列車の上で鬼と戦う炭治郎たちの姿が描かれており、感動のストーリーが展開されます。煉獄杏寿郎が登場し、彼の強さと優しさが印象的です。炭治郎たちと共に戦う彼の姿は、見る者に勇気を与えてくれます。映画はアニメシリーズを引き継いだ高いクオリティで描かれており、ファンには見逃せない作品となっていました。

その後、テレビアニメ第二期として「遊郭編」が放送されました。遊郭編は、鬼滅の刃の中でも特に感動的で衝撃的なストーリーが展開されます。原作に忠実に再現されたアニメーションは、登場人物の感情や戦闘シーンを見事に表現していました。特に印象的だったのは、妓夫太郎と堕姫の過去や本心が明らかになった第11話でです。妓夫太郎が自分の命を犠牲にして堕姫を救おうとしたシーンや、堕姫が妓夫太郎に対する想いを吐露したシーンは、涙なしには見られませんでした。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
7

鬼滅の刃の続編(刀鍛冶の里)

なにかと話題の『鬼滅の刃』の続編です。
前回は炎柱の煉獄さんが活躍する話でしたが、今回は霞柱と恋柱の活躍する話。他の柱達の活躍が見たかった方には待望ではないでしょうか。
他には炭治郎と禰豆子、そして風柱の弟でもある玄弥が活躍します。ただ今回伊之助と善逸が戦いには出てこないので、この二人が大好きな人には、活躍の場がないため物足りないと思います。

アニメの1話をさっそく拝見しました。
絵は変わらず綺麗で、前回の期待のまま見ても大丈夫です。悪くなるどころかアングルやスピードなど期待以上ではないでしょうか。めちゃくちゃ背景込みで作画崩壊なんてあり得ないほど、終始美しいものでした。

期待と言えば上弦の鬼が今回初めて揃うのですが、声優さん含め好きな方には気になるシーンです。上弦の弐である童磨の宮野真守さんは、これは素晴らしいはまり役でした。漫画を読んでいて想像する童磨の声以上に童磨でした。かっこよくも悪く、毒がある声、お茶目なのに素で世の中を蔑むような軽さ。本当に素晴らしい童磨です。
お好きな方はぜひ期待して見てください。聞いて下さい。

賛否両論あったオープニング曲も、期待を超えたかと言われると普通なのですが、本当に良かったですよ。ロックなのに和の雰囲気(三味線)を使っているのが海外展開もある『鬼滅の刃』だからこそ。とても嬉しく感じました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
7

『鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は見るなら絶対劇場で!テレビやスマホでは味わえない感動体験ができる。

まず大前提として、本作の構成はTVアニメ『鬼滅の刃』第2期「遊郭編」の第10、11話と「刀鍛冶の里編」の第1話を劇場上映したものです。
つまり、「刀鍛冶の里編」がアニメとしてテレビで放映するのを待てば自宅でも視聴可能となります。
そのため、この映画を見るかどうか考える際、「どうせテレビでも見れるから、わざわざ映画館に行く必要もない」と思う人も多いと思います。しかし、これは絶対に劇場で見ることをおすすめします!
本作はアニメ版が全編4Kアップコンバートされ、音楽も映画館上映にあわせて再ミックスされているので、
圧倒的な映像・音響に心動かされることは間違いありません。前作の『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を劇場と地上波の両方で視聴した方は、特にその差を痛感したのではないでしょうか。
また、この作品は映像だけでなくLISAが歌う曲にも力を入れています。
最初のあらすじ総集編の部分では、その神OP曲をメドレーで聴けるので、映像だけでなく音楽も楽しめるのです。
物語のクライマックスでもある上弦の六と宇髄天元率いる炭治郎や伊之助との戦闘シーンや、無限城に鬼舞辻無惨と初登場の上弦の鬼たちが集結するシーンでは実際に自分もそこにいるのではないかと感じてしまう圧巻のアニメーションとなっていました。
また機会があれば、ぜひもう一度見に行きたいと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

感動と興奮が交錯する傑作アニメ!

「鬼滅の刃」は、2019年に放送された人気アニメ作品であり、原作は吾峠呼世晴氏による漫画作品です。物語は、主人公の竈門炭治郎が、妹を鬼にされたことをきっかけに、鬼狩りの旅に出るところから始まります。

この作品の魅力は、その世界観やキャラクター、ストーリー展開にあります。作品の世界観は、明治時代を舞台に、人間と鬼が共存しているという架空の世界です。鬼の存在が人間に脅威を与えており、炭治郎が家族を守るために、鬼狩りの旅に出るというストーリー展開が、作品の世界観を一層深めています。

また、キャラクターたちの個性的な性格や、それぞれが抱える思いも魅力の一つです。特に、炭治郎は強い信念を持ち、家族愛に溢れたキャラクターとして描かれており、彼の成長と強さに感動させられます。

さらに、アクションシーンも見応えがあり、感動と興奮が交錯する様子は本当に素晴らしいです。緻密に練り上げられた戦闘シーンは、見る者を引き込み、一緒に戦っているかのような臨場感を得られます。

音楽も作品の雰囲気を引き立てており、全体的に非常に完成度の高いアニメだと感じました。本作を見た後は、キャラクターたちの強さや信念、家族愛に感動し、また、悪と戦うことの大切さを実感しました。

「鬼滅の刃」は、原作の漫画も大ヒットしており、その人気は非常に高いです。アニメ版は、原作のストーリーを忠実に再現しつつ、緻密に練り上げた映像と音楽で、物語をより一層引き立てています。この作品は、アニメ・漫画・ゲーム・映画などのポップカルチャー・エンタメ情報が集まったサイトでも、高い評価を得ている作品の一つです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

感動を呼ぶ強いテーマと繊細な描写に圧倒される『鬼滅の刃』

「鬼滅の刃」は、日本を舞台にしたアクション・ファンタジー作品です。主人公の竈門炭治郎が、家族を鬼に襲われたことをきっかけに、鬼狩りの旅を始めます。彼は、妹の禰豆子と一緒に、鬼になった家族を人間に戻す方法を探し求め、様々な鬼たちと戦いながら成長していきます。

この作品の魅力は、まず美麗なアニメーションです。繊細かつ迫力あるアクションシーンは、見ている人を圧倒します。また、鬼たちの描写も独特で、彼らの残忍さと哀れさが同時に表現されています。

また、キャラクターたちの掛け合いや、それぞれの背景や心情も丁寧に描かれています。特に、炭治郎や禰豆子、そして鬼殺隊の柱たちは、個性豊かで魅力的なキャラクターたちです。彼らが抱える悲しみや苦悩、そしてそれに対する強さや覚悟に、読者は心を打たれることでしょう。

また、物語には強いテーマが込められています。家族の絆、生きることの尊さ、そして善悪のあり方などが描かれ、読者に深い感銘を与えます。

以上のように、「鬼滅の刃」は美麗なアニメーション、魅力的なキャラクター、強いテーマなど、多くの魅力を持つ作品です。アクションシーンの迫力だけでなく、キャラクターたちの人間ドラマにも注目してみてください。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

美しく描かれたストーリーとキャラクター

物語の舞台は大正時代の日本で、主人公の竈門炭治郎が、家族を鬼に襲われた後、妹の禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊し、様々な鬼と戦っていく姿を描いた作品である。

「鬼滅の刃」の最も注目すべき点は、美しく描かれたアニメーションと、心に残るキャラクターたちである。作品の世界観やストーリーに深みを与え、視聴者を引き込んでいく。また、鬼のデザインや、戦闘シーンの迫力も素晴らしい。

ストーリーは、一話完結型のエピソードと、長編ストーリーが織り交ぜられている。一話完結型のエピソードは、鬼殺隊員たちが様々な鬼と戦いながら、鬼となった人間の背景や、鬼殺隊員たちの過去などを描いている。一方、長編ストーリーは、竈門炭治郎が鬼舞辻無惨という強大な鬼と戦うストーリーであり、物語のクライマックスに向けて展開していく。

作品は、家族の絆や友情、努力や成長、そして命の大切さなど、人間の心情をテーマとしている。特に、禰豆子というキャラクターの存在が、作品に深い感動を与える。彼女は、鬼にされたことで言葉を失ってしまい、人間に戻ることを諦めかけていたが、兄の炭治郎の愛情によって再び人間に戻ることができた。

「鬼滅の刃」は、アニメーション作品としてだけでなく、コミックスや映画などの作品展開も行われ、多くの人々に愛された作品である。その魅力は、緻密に描かれたアニメーションや、心に残るストーリーにあると言える。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

少年漫画のクセにスッキリしない

ジャンプの有名作品にありがちな、敵を倒して勝利を喜ぶというスッキリ展開があまりなく、憎い鬼を倒しても、なぜか虚しさが残る、そんな作品です。魅力的なキャラも容赦なく死んでいき、鬱展開も多め。
煉獄さんを容赦なく殺した上、それでは飽き足らず他の柱もどんどん死んでいく様は、人気漫画にしては珍しいなと感じました。
敵味方含め、個性溢れる魅力的なキャラクターが多いです。
登場回数が少ない人物ですら、キャラ設定がしっかりされていることが多く、作者のこだわりを感じます。
また、完結はしていますが、まだまだ回収されていない伏線がたくさんあり、読者それぞれが色々な捉え方ができる点も人気の理由の一つかと思います。
話自体は、「鬼を倒して平和を取り戻す」というシンプルなものですので、子供でも十分理解でき、人気が出るのも納得です。ただ、深く見ていくとかなり細かい設定が散りばめられており、何度読み返しても新しい発見ができます。
老若男女問わず真似したくなる技名も、「うまくやったな」という印象。読んだ人のほとんどは、自分が何の呼吸かを真剣に考えたことがあると思います。
戦闘に関しては、本作では、皆で力を合わせて強い鬼を斬る、というスタンスです。個人的にサシ勝負が好きなので、盛り上がりに欠けました。善逸VS獪岳は完全なるサシであり、さらに当初は自分よりも格上だった相手に善逸が勝利する、という典型的な少年漫画の展開なので、一番好きな戦闘です。この戦闘は、善逸が人気投票一位であることにも貢献しているのではないでしょうか。
「人気だから」という理由で読み始めましたが、ストーリー、キャラの魅力、かっこいい技、伏線回収など、総じて面白かったです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

鬼滅の刃の漫画とアニメ

週刊少年ジャンプで連載が始まった鬼滅の刃は、瞬く間にアニメ化、映画化され大人気作品になりました。
私は電子書籍で全館購入し、読破しました。
漫画の良さもあれば、映像での良さもあります。
アニメで興味を持ち、漫画に入ったのですが、まず気になったのは絵の描写で、どこか絵に違和感を覚えながらもその独特な世界観に引き込まれていました。
映像化を担当したのはUFOテーブルという企業で、SNS等で調べてみるとUFOテーブルなら間違いない、安心、すごい映像になるぞと期待の投稿がたくさん見られました。
映像に関しては映画版鬼滅の刃「無限列車編」での煉獄杏寿郎の戦闘シーンを見れば必ず納得できます。
九の型「煉獄」炎が竜の如く、上弦の参「猗窩座」へと襲いかかる様は圧巻でした。
とても残念ですが、煉獄杏寿郎はこの無限列車編により命を落とし、それを聞いた柱達も驚愕、彼の思いを胸に遊郭編へと物語は移っていきます。

遊郭編では音柱「宇随天元」が竈門炭治郎たちを引き連れ、潜入捜査をしながら鬼を探すという物語で、上弦の陸「堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)」を相手に激闘を繰り広げます。
宇随天元は命を落とすことまではしなかったのですが、柱としての役割を全うすることが難しい体となってしまい、柱の座を降りてしまいます。
一気に柱を二人も失ってしまった炭治郎たちは上弦の鬼との戦闘で刀をダメにしてしまった為、刀鍛冶の里へと向かいます。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

アニメ鬼滅の刃のおすすめレビュー

私が好きなアニメは、ジャンプの人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ版です。
漫画ももちろんおすすめですが、アニメ版は原作のストーリーに加えて見ごたえのある箇所を含むためアニメ版をご紹介させていただきます。

おすすめする理由の1つは、漫画版の良いところを忠実に再現しているところです。
漫画版に関して、読者からは子供でもわかりやすい内容でありながら、日本の歴史を忠実に描いているとの声があります。
物語の舞台は大正時代で、悪事を働く鬼を刀で倒すという大筋の物語以外、遊郭や列車、西洋の館など当時実際に存在していたものを細かく描写してます。
これらをアニメは映像とBGMなどを使って事細かに再現していて、アニメオリジナル描写なども原作に配慮したものになってます。
さらに映像の美麗さと、漫画で書かれたちょっとした小ネタやさりげない描写も多く、ファンでさえも「制作陣を休ませてあげてください」と労うほど完成度が高いものになってます。

もう1つは声優さんが豪華且つキャライメージに合っているところです。
竈門炭治朗役の花江夏樹さん、富岡義勇役は櫻井孝宏さん、胡蝶しのぶ役は早見沙織さんなど主要人物に名の知れた声優さんをあてています。
ですが、ただ主要人物に有名声優さんのみ起用するだけでなく、そのキャライメージにマッチした声の人を鬼滅の刃ではしっかり選んでいます。

この2つの理由から原作ファン、新規で見る人どちらにも安心して見れるアニメだとアニメを見てるだけで感じます。
まだ視聴してない方はぜひおすすめしたいアニメです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

アニメ鬼滅の刃の感想レビュー

私が好きなアニメは、ジャンプの人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ版です。
漫画ももちろんおすすめですが、アニメ版は原作のストーリーに加えて見ごたえのある箇所を含むためアニメ版をご紹介していきます。
おすすめする理由の1つは、漫画版の良いところを忠実に再現しているところです。
漫画版に関して、読者からは子供でもわかりやすい内容でありながら、日本の歴史を忠実に描いているとの声があります。
物語の舞台は大正時代で、悪事を働く鬼を刀で倒すという大筋の物語以外、遊郭や列車、西洋の館など当時実際に存在していたものを細かく描写してます。
これらをアニメは映像とBGMなどを使って事細かに再現していて、アニメオリジナル描写なども原作に配慮したものになってます。
さらに映像の美麗さと、漫画で書かれたちょっとした小ネタやさりげない描写も多く、ファンでさえも「制作陣を休ませてあげてください」と労うほど完成度が高いものになってます。

もう1つは声優さんが豪華且つキャライメージに合っているところです。
竈門炭治朗役の花江夏樹さん、富岡義勇役は櫻井孝宏さん、胡蝶しのぶ役は早見沙織さんなど主要人物に名の知れた声優さんをあてています。
ですが、ただ主要人物に有名声優さんのみ起用するだけでなく、そのキャライメージにマッチした声の人を鬼滅の刃ではしっかり選んでいます。

この2つの理由から原作ファン、新規で見る人どちらにも安心して見れるアニメだと見てるだけで感じます。
まだ視聴してない方はぜひおすすめしたいアニメです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

現代版新ジャンル桃太郎

主人公が、鬼に変えられた妹を人間に戻すべく鬼退治をしながら旅をする物語。
多くの仲間達との出会い、別れを繰り返し強くなっていく主人公が描かれたダークファンタジー漫画である。
週刊少年ジャンプで連載されており、漫画自体は完結しているがその後もアニメや映画化もされ大人気作品となっている。
この漫画の魅力といえば、まずこの主人公の人物像である。
作中では様々な困難や壁が主人公に立ちはだかるが、妹のため・仲間のため直向きに強く乗り越え、自分を犠牲にしてまでも周りのことを第一に考える姿は心打たれるものがある。
また、作中で敵として描かれている鬼に対しても情をみせるなど、今までに見たことのないほどの心優しき少年が描かれている。
その次の魅力としては、鬼の描写である。
作品では鬼は元々人間で、鬼になった背景が必ず描かれており、それは涙なしでは見られない切ない物語。
六編構成となっており、一編ごとに必ず感動できるものになっている。
この作品は切ない物語だけが描かれているのではなく、筆者独特の表現でクスッと笑える場面もあり、笑いあり涙ありとはこのことで、読者の気持ちを鷲掴みにし、一度読めば最後まで続きが気になる依存漫画である。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

素晴らしい映像美

映像がとにかく綺麗で、戦闘シーンでは火花や刀の残像などが一つ一つ細かく描かれており、息を呑むようなシーンがたくさんありました。
また、内容に関しても、私自身マンガで全巻読んでいて、内容を全て知っていましたがそれでも十分楽しめます。
声優のレベルの高さがアニメ全体の完成度を底上げしているように感じました。
マンガと比べても感情がダイレクトに伝わってくるので感情移入しやすく、引き込まれました。
人の生き様や家族を守るということ、仲間を守るということ、さまざまなメッセージがあるこのアニメでここまで再現性があるのは人生で初めてで、妻と何回も見返しました。
これから、映画化や、アニメの続編もしていくという話ですが、必ず続編も見ようと思える作品でした。
このアニメを作成された方は元々主婦という話で、どうやってこの物語を考えたのか、キャラデザインはどのようにして考えたのか、
その人の人生がどんなものだったのかまで気にさせてしまうような魅力的な物語で、引き込まれ、泣いたり笑ったり怒ったり、画面の前で一喜一憂してしまいました。
もう引退されているとのことでしたが、是非別の作品も見てみたいと思える作画と内容でした。
楽しみにしています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

今まであるようでなかったアニメ。

絵のタッチが独特で、初めはあまり見る気がしなかったのだが、話題になっていたのでとりあえず見始めると、一話の序盤で一気に引き込まれた。
子どもに人気のアニメにも関わらず、いきなり人喰い鬼に家族が皆殺しにされ、唯一生き残った妹が鬼になってしまうという展開が驚きだった。
血などの描写も割とリアルで、その後も鬼が人を食べているシーンなどもあり、なんでこのようなグロ系のアニメが子どもに人気なのかその時点では疑問だった。
だが、初めは弱々しく頼りない主人公の炭治郎が、修行をつむにつれ段々と男らしくなっていく様や、
妹を守りながら鬼退治の経験を積むにつれ、頼りがいのある一人の男として成長していく様に釘付けになってしまう。
子どもからすれば仮面ライダーなどのヒーローと同じ感覚なのかもしれない。
また、それぞれのキャラクターの個性やかっこよさ、可愛らしさも魅力の一つである。
それぞれの名前も、極在り来りな名前ではなく、古風且つ、覚えて口にしたくなるような難しさも兼ね備えている。
大人が求めるミステリアスな部分だったり、グロテスク要素もありつつ、子どもが笑顔になるようなコメディ要素や、
ほんわかとしたシーンなども上手く合わせられていて、今まであるようでなかった所が人気の理由だと思う。
子どもたちだけでなく大人も十分楽しめるアニメである。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

自身の妹が鬼と化してしまい、人間に戻すため仲間たちとともに奮闘していく主人公・竈門炭治郎。
一大ブームを巻き起こした今作初となる映画では、炭治郎やその仲間である善逸と伊之助が任務のため、列車へと飛び乗る。
その中で待っていたのは鬼殺隊よりも遥かに強く、「柱」と呼ばれる煉獄杏寿郎だ。
炭治郎や煉獄の平和な時間は極僅かに過ぎ、鬼の手によって悪夢を見させられ、苦しんでいる人々が列車の中には山程おり、
炭治郎や煉獄たちも眠らされ、悪夢を見ることことになる。
仕掛けた鬼は「十二鬼月」と呼ばれる鬼で、本作では「下弦の壱」と呼ばれ、口癖は「夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね」だ。
炭治郎たちを眠らせ、自身は先頭車両へ行き順調かと思われたが、炭治郎は自分が夢の中にいることに気付き、必死に現実へ戻ろうともがく。
妹の禰豆子にも手伝ってもらい、目を覚ますと伊之助とともに魘夢の元へ駆け出していくが、到底及ばず。
何度も倒れそうになりつつ、伊之助が炭治郎を助けたりと感動の友情シーンも見受けられる。
煉獄が目覚め、皆で魘夢を倒しにかかり、やっとの思いで魘夢は消滅。
その後、猗窩座という「上弦の参」という鬼が煉獄に「お前も鬼にならないか?」と闘いを挑み、
互角の勝負をしていたが、なんと煉獄が負けて死んでしまったのだ。その後、全員の涙で映画は幕を閉じた。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

何が良いって、炭治郎の心の綺麗さが良い。(無限列車編レビュー)

最初から最後まで休むことなく号泣した。まず、この作品は映像と音楽がとても美しく素晴らしい。
原作漫画やアニメを見てからでないと楽しめない部分もあるかと思うが、色んな人に見てほしい作品。
社会現象を巻き起こし、さまざまな世代に知られた作品が故に低い評価があるのは仕方ないが…
この作品に出てくる主人公の炭治郎や重要人物である煉獄さんの美しさ、儚さを理解できない人とは一生分かり合えない気がする(笑)

この作品では、鬼殺隊の炭治郎・善逸・伊之助、そして煉獄さんの心の中の描写がある。
それぞれの心に個性があり、中でもやはり主人公炭治郎の心の中が綺麗で、美しかった。それだけで涙。
この作品の魅力の一つである戦闘シーンは思わず力が入ってしまうほど迫力がありすぎた。

そしてなんといっても煉獄さんの最期。生きて欲しかったけど、最期まで美しく格好よかった。
煉獄さんは負けていない!
映画を見終わってからしばらくは良い意味で放心状態だった。
原作もアニメも未読で、話題になっているから気になったから見てみた人からすれば「そうでもなかった」「言うほど感動しない」という感想になるのかもしれない。
感じ方は人それぞれだが、食わず嫌いしないで見てみてほしい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

大人気!感動の嵐、鬼滅の刃無限列車編は最高すぎた。

漫画が出始めた時に少し読んで、最初はなんて怖い映画なんだと思ったのが正直な気持ち。
血も飛び散るし、なんだかグロイ系…と思っていました。
しかし、読んでいくうちに炭治郎の人柄の良さに惹かれていきました。
アニメを見たら漫画では伝わりきらなかったキャラクターの感情がこちらにも伝わってきて、漫画を読みながら涙しました。
そんななか映画で無限列車編が公開されると聞き、待ちに待って映画を見たらもう涙涙でした。
炭治郎が過去に行き、現実に戻らないと行けないけど、亡くなった家族と一緒にいたいと思ってどうしようもない感情になったところで泣き、煉獄さんの勇敢な姿に泣き、
最期の煉獄さんのお母さんが現れ、
「俺はちゃんとやれただろうか、やるべきこと果たすべきことを全うできましたか?」という質問に対し、
「立派にできましたよ」という場面ではもうハンカチなしでは見ていられませんでした。
アニメは、漫画にはないキャラクターそれぞれの感情が伝わるので、アニメで見るのもとってもおすすめです。
今まで、漫画を買った事が一度もなかった私ですが、鬼滅の刃に出会い漫画やアニメでこんな感情になったのは鬼滅の刃が初めてでした。
次の続きのアニメが早く見たくてたまりません!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

少年漫画の新星であり王道

鬼滅の刃は、少年ジャンプにて連載されていた少年漫画である。
アニメ化されると大ヒットを呼び、社会現象を引き起こした。漫画は完結している。
主人公・竈門炭治郎が、鬼にされた妹・禰豆子を人間に戻す手段を探す為、鬼を狩る【鬼殺隊】となり鬼を斬る…というのが簡単なあらすじである。
主人公の炭治郎は真っ直ぐな性格をしており、感情表現がとても素直で分かりやすく、共感しやすい。
一話から炭治郎は家族を殺され、唯一生き残った妹は鬼になるという心苦しい展開になるのだが、その気持ちを炭治郎と共に抱えながら、どうなって行くのだろうと続きが気になる事は必須。
他のキャラクターも魅力や個性に溢れており、敵も味方も関係無く、各キャラクターに多くのファンが付いている。
きっと誰もが推しのキャラクターを見付けられるだろう。
ストーリー性も高い上に分かりやすく、妹を元に戻したいという目的や、鬼に対抗する為の手段と言うのが明確である上に、強い敵を倒すとまた更に手強い敵や新たな情報が…と一度読み進めればもう読む前に戻る事は出来ない。
元より少年漫画が好きな人であればきっと一気に読み進めてしまうだろう。
純粋に少年漫画を楽しみたい人や、気になってはいるけど…と言う人には、是非読んで貰いたい漫画である。
まだ読んでいない人は機会があれば是非触れてみて欲しい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

子供から大人まで楽しめる!

大正時代がもとになっている話だが、台詞の中で説明してくれている部分があるので時代背景に違和感なく楽しめる。長男だからとか、男だからなど、男尊女卑的な台詞がちらほらあるのでジェンダーレスな考えが強い方は多少引っ掛かるかもしれないが、大正時代の話だと考えれば受け入れられると思う。それよりもストーリーがとても精巧で大人でも夢中になれる。鬼の描写はリアルで恐ろしさもあるので小さい子供は怖がるかもしれない。主人公が修行を積んで諦めずに一所懸命にどんどん強くなっていく姿は感情移入をついしてしまうし、その他のキャラクターもすごく個性的で光っているのでどのキャラクターも愛らしく思える。戦う場面の描写も勢いがあり引き込まれる。戦いの技が「水の呼吸」「壱の型」など独特でその世界観もまた楽しい。子供はつい真似したくなるのがわかる。主人公の他に戦う戦士として「柱」と言われる強い戦士が数人いるが、この一人一人も名前や性格、技などとても個性的であり、柱になるまでの個々のストーリーも引き込まれる。今では中々手に入りにくくなっているが完結しているので先が気になるタイプの人は、一度に全巻購入して読破してスッキリできるというのも魅力的である。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

鬼になった妹を治すため鬼と戦う炭治郎

ある日、家族思いで心優しい炭売りの少年炭治郎が家に帰ると、妹以外の家族全員が鬼に惨殺されていた。というところからストーリーが始まる。
傷口に鬼の血を浴びた妹は、鬼に変わり炭治郎に襲いかかってくる。そこに鬼殺隊の富岡義勇が現れ、鬼になった妹を殺そうとする。妹以外の家族を失った炭治郎は、「唯一の家族である妹を奪わないでくれ」と頭を下げるがすぐに富岡義勇に妹を奪われてしまう。取り返す為、富岡義勇に挑むも圧倒的な強さに炭治郎は倒れ込む。倒れ込んだ炭治郎に、飢餓状態である妹が血を吸わず、炭次郎をかばい、富岡義勇に威嚇する姿を見て、富岡義勇は今までの鬼とは違う感覚を覚える。
炭治郎は、妹を人間に戻す方法を探るべく、鱗滝左近次のところへ向かう。そこで修行を積み、最終選別に合格し、鬼殺隊に入る。
全ての鬼は、鬼舞辻無惨の血を与えられて作られる。人間を食べた数の多さ、又は鬼舞辻無惨から血を分けて貰う量によって鬼は強くなっていく。
炭治郎は鬼舞辻無惨の血を多く与えられた十二鬼月という存在を知り、十二鬼月と戦う為、次々と任務を遂行していく。
鬼は元々人間であり、それぞれ鬼になるまでの物語があり、見所である。心優しい炭治郎は、鬼でさえ哀れみ悲しむ。そして、鬼にした鬼舞辻無惨を倒すと誓い、鬼殺隊の中で最高位に立つ9名の柱と共に戦って行く。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

世間の評判は本物!

世間で大評判になっており単行本が手に入りづらい状況になるほどの人気作だったこと、友達が鬼滅の刃愛読者で何度もお勧めされたので、アニメがあるならアニメを見てみようと思って視聴したのがハマったきっかけです。

ストーリーは簡単に言うと、主人公の竈門炭治郎が鬼殺隊という鬼から人々を守る組織に入り、妹である竈戸禰豆子を鬼から人間に戻す方法を探していくというものです。
主人公はとても優しく、道中で会う人たちに施しを与えたりするだけでなく、対峙した鬼たちの鬼になってしまった背景を考えて鬼が苦しまないようにと痛くない技を使用するなどして、主人公の人間味に惹かれる部分がまず魅力です。
そして、どうして鬼になってしまったのかという悲しい背景が語られるため、敵対する鬼にも感情移入してしまうところがまた魅力です。

アニメもマンガもとても絵がきれいです。特に技を出したときに出るエフェクトがきれいで、主人公が技を使うと水のエフェクトが出るのですが、そのエフェクトが本物の水のように見えるため、とてもきれいで繊細だと感じます。
アニメ版では主人公の声を声優の花江夏樹さんがあてています。
メインキャラクターだけでなく、道中に出てくる鬼たちも有名声優の声があてられており、声優陣の豪華さもこの作品の魅力だと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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主人公とその仲間達は勿論、敵にもそれぞれ過去があり元は人間だったが悲惨な過去の境遇から逃れる為に鬼になったと分かる展開。

家族を殺し妹を半鬼にした鬼の親玉を倒そうと、鬼退治を生業とする政府公認の非公開組織に入り修行をこなし鬼退治の経験を積んでいきます、最近のアニメ主人公と違いひねくれた性格をしておらず、素直で優しく愛嬌のある主人公の人柄と、その一風変わった仲間達の触れ合いも見所です。
・ストーリーに対する面白さ
主人公とその仲間達は勿論、敵にもそれぞれ過去があり元は人間だったが悲惨な過去の境遇から逃れる為に鬼になったと分かる展開。
・面白かったシーン
舞台となる電車に乗り込んだ主人公達が、煉獄なる組織的に上の立場に当る人と会った際、煉獄さんが美味い!と連呼しながら駅弁をたらふく食べてる所、変な食に対する蘊蓄を並べたり嫌味たらしい批評を並べずただ美味い!と連呼する様はとても好感が持てました。
・原作との違いなど
煉獄さんが舞台となる電車に乗り込む前の組織の他の人との掛け合い等、煉獄さんの人気が高く本筋前の活躍がみられました。
・おすすめの回
6話、敵の術を破る為に主人公が幻覚の中で、自らの首を切り落とす、何度も何度も。
それが効果的な方法で、単なる幻覚であって実際に自害する訳では無いと分かっていても中々出来る事では無く、よほど精神力が無いと無理だろうと思いました。
そして、そこまでさせた相手を切り伏せた後で最後には情が出てしまう主人公が、甘いと思うと同時にそれがこの主人公の魅力であり、もし主人公が非情に徹しきる様になったら遠い所にいってしまった気分になるんだろうなと感じてしまうだろうなと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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人間と鬼の悲しくも優しさを訴えた物語

主人公の竈門炭治郎は鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹の禰豆子も鬼に変貌を遂げてしまった。炭治郎は鬼殺隊に入隊し、鬼となった禰豆子を人間に戻すために鬼と戦うことを決意する。鬼滅の刃の良さは、一人一人のキャラクターの背景をしっかりと描けているところです。また、語り掛けるような文章が多く、他のジャンプ漫画とは違う一面を持っていることも特徴です。人間という生き物の尊さと儚さを描き、反対に鬼となってしまった人間の背景も丁寧に描かれています。漫画を読んでいて優しい気持ちになれたり、悲しくて泣いてしまうといったことは普段ありません。人間としての感情を出せるという意味でも鬼滅の刃は一度読むことをお勧めします。原作は既に完結していますが、最後まで読んでも何度でも読み返してしまうほど忘れられなくなる作品です。人間と鬼という非現実的な話と、大正時代という舞台から人気が出ているのではないかと感じます。アニメや映画が放送されるたびに人気が戻ってくる作品はそうないです。鬼滅の刃は人の想いというテーマをもとに作成されているので、話の本質が読み解けたときに作者の意図がわかると思います。日本昔話の桃太郎をモチーフにされているといわれており、日本の昔話がここまで面白い作品になるのだと驚かされる作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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頑張っている戦闘シーン

ゲームでも有名なfateを手掛けたufotableが作ったアニメです。夜に活動し、人を殺して食べ力をつける「鬼」と呼ばれる存在に家族を殺され、妹も鬼にされてしまった主人公、炭治郎の話です。原作は、週刊少年ジャンプでの漫画。鬼と戦い、傷つきながらも心身ともに徐々に強くなっていく炭治郎と増えていく仲間と理解者。アニメの見どころは、やはり日輪刀と呼ばれる日本刀での戦闘シーンではないでしょうか。キャラクターが複雑なデザインが施された羽織を翻し敵を翻弄する動きも全く違和感がなく、とても細かく繊細です。そのクオリティにスタッフに恵まれた、と強く実感することでしょう。ストーリーも面白く、特に倒される際に出てくる、何故人間から鬼になってしまったのかという理由が見ていて辛くなります。鬼にも心を寄せ、決して踏みにじらない炭治郎はとてもやさしい少年なのだと思えます。
シリアスな反面、笑えるシーンも多く炭治郎と周りのキャラクターが織りなすドタバタ劇や存外ひどい言い方も面白いものが多いです。
特に、善逸のうるささには笑いが止まりません。ここぞという時には、しっかり決めてくれるキャラクターなので余計にギャップが面白く感じます。
格好良さと面白さが一つの作品で味わえるアニメだと思います。