鬼滅を知ってる人も知らない人も見て欲しい!
2020年10月に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を見てきました。
結論から言うと、「鬼滅が好きでも嫌いでもとりあえず見に行って!」です。
私はアニメ派なので原作は知らないのですが、アニメの終わり(第1期の最終回)の数分(数秒?)が重なるところから始まります。アニメの続きを見ているかのようになっているので、アニメを見たことのない原作派の方々は、是非アニメを見てから映画館に行くとよりスムーズな導入となるのでオススメです。
ストーリー自体は無限列車での出来事のみですが、煉獄(れんごく)という炎柱が初登場します。1癖2癖以上ある濃いキャラですが、信念にまっすぐ忠実な人で、他人のためであったとしても全力で戦える漢らしい人物です。無限列車の鬼は、炭治郎(たんじろう:主人公)と伊之助(いのすけ:炭治郎の同期)が倒しますが、何故か上弦の参の鬼が現れ、圧倒的な強さのため煉獄が1対1で闘うことに。純粋に強い者と闘うことが好きな無頼漢や戦闘狂のような上弦の参の鬼でしたが、朝日が登り始めると一目散に逃げました。その後ろ姿に、炭治郎が重傷にもかかわらず声を荒げて「卑怯者!」と叫ぶシーンには涙が出ました。煉獄が鬼と人間の身体能力差というハンデがあっても逃げず、どれだけ勇敢に闘ったかを、鬼の後ろ姿が見えなくなっても叫び続けたところに注目してほしいです。
人間不信になって心がツラい人は特に見てください。きっとあなたの心に、煉獄たちの命の炎が宿ることでしょう。