アニメ作画がとても素晴らしい作品。
まず原作は途中まで読んでいます。
その上でアニメ鬼滅の刃はとても素晴らしい作品だと思います。
ジャンプ作品らしい必殺技があるのですが、その表現をまるで浮世絵のような効果で表していて、それを見て凄い表現力の作品だと思いました。
最初はただただ綺麗な作画目当てで見ていました。
ストーリーは好き嫌いあると思います。第一話から主人公は不幸な目に遭うのに、しかもそれは自分とはまったく関係がなく仕方のない理不尽な出来事なのに、出会うキャラクターが厳しいことを平気で主人公に言います。まだ“子供”と呼ばれる年齢の、しかも今まで誰かと戦ったことなんてない者に言うのです。
令和の人間から見れば、“厳しすぎません?”という気持ちになります。
ただ主人公が自分の運命を諦めません。厳しいことを言われても、必死に生きていきます。それは妹のためでもあります。
“重すぎない?”とやっぱり思ってしまいました。
けれど、主人公に同行する仲間が増えた辺りから一気に明るい印象になります。そこからはストーリーも楽しんで見ていました。最初に主人公に同行するキャラクターが女好きで、すぐに騙され泣き叫び「嫌だ!死にたくない!」と自分の欲求に忠実です。そこで主人公とのバランスが取れた感じがして安心しました。それから段々と魅力的なキャラクターも出てきて、主人公も一人で背負っていたものを少しずつ周りに頼れるようになり、またもや安心します。
すごいブームのこの作品ですが、なんでこんなブームなのかちょっとわかりません。