鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。スピンオフの小説・漫画も数多く存在する。
舞台は大正時代。家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻す為、主人公の炭治郎(たんじろう)は鬼を滅する「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊。そこで様々な人や鬼と出会い、次々に新たな「呼吸」と呼ばれる技を会得。そして鍛錬を重ねながら、鬼の首魁である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為に戦っていく冒険譚。
『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本全23巻の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破。
2019年にテレビアニメ化し、このテレビアニメで人気を確立。老若男女問わず人気を博して「国民的アニメ」と称されるようになる。そして2020年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、日本歴代興行収入第1位となった。
企業やテーマパーク・各種飲食店などで多様に展開されたメディアミックスや、異例の能舞台化などでも話題を呼んだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaibaのレビュー・評価・感想 (6/10)

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

キャラクターがとにかく魅力的

アニメで1話から26話まで見ました。
序盤1話、2話を見た時点では、もう見ないかもしれないというぐらいでした。
引きが強くなく、何が起こるのか、何が目的なのかがあいまいな気がして見る気が起こりませんでした。

しかし2話目の終わりから登場した鱗滝さんに一目ぼれしました。
滝の柄の服と鬼の面、とても身軽ななりだけど、百戦錬磨の達人の風貌が、かっこよくて次も見たくなりました。
それから少しずつストーリーが分かってきた気がします。

最終選別が終わったあたりには、友達ができて、彼らもとても魅力的。
雷の呼吸、獣の呼吸と個性的な特性を持っていてよかったです。
雷の呼吸のゼンイツは一ノ型しか使えないという設定も個人的にはよかった。
一ノ型にすべてを込めて、一撃を放つところがかっこいい。
日常のどんくさく泣き虫なところは、見ていてうざくなるくらいですが、その分ギャップにやられました。

中盤以降に火の呼吸が出てきた時からは、いろいろな想像をすることができて楽しかったです。
火の呼吸は炭次郎の一族にしか伝わっていない特殊な呼吸であって、
設定の根本に絡んでくるのではないかと楽しみです。

12キズキの上弦がまだ出てきていないので、
先は長いと思いますが、新しい楽しみが5話ぐらいごとに出てくるので、
まだまだ深い設定がありそうで楽しみです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

私が今まで見てきた漫画の中で一番面白いと思った漫画です。

私はもともとあまり漫画など読むことはないのですが、ある日インターネットでたまたまこの作品を見つけ、読んで見たところとても面白くどっぷりハマってしまいました。
登場人物が皆辛い過去があり、物語が進むにつれてこの登場人物はこんな過去があったのかと考えさせられるようなストーリーがとても面白いです。

ここからはネタバレあります。
主人公の炭治郎がある日山を降り街に向かい、用事を済ませ家に帰ろうとすると鬼が出るから明日の朝に帰れと引き止められ、次の日に帰ると家族が鬼に襲われて妹のねずこだけまだ息がありました。ねずこを医者に見てもらうために山を下る最中にねずこに異変が起き、ねずこは鬼になっていたのです。
この時点でかなり絶望的で悲しい物語なのですが、ここからが物語の始まりなのです。ねずこに襲われ炭治郎は危機的状況になるのですが、そこに鬼殺隊の水柱である富岡義勇が現れるのです。ねずこは鬼である為、義勇によって首を斬られそうになるところ、炭治郎が阻止をします。鬼であっても大切な家族だからと自分も斬られる覚悟でねずこを守ったのです。そこからねずこに理性が現れ、炭治郎を守ろうとしたのです。それを見た義勇がこの鬼は何かが違うと思い二人を斬ることをやめたのです。
そこから炭治郎は鬼殺隊に入隊するため、過酷な修行を行うことになります。ここまではまだ最初に過ぎないのですが、この先どうなってしまうのだろうと、ワクワクするような物語の展開でとても面白いです。
あまり漫画を読まない人でもきっと楽しめると思うので、是非おすすめしたいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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2020年、激アツすぎる漫画

2020年1月現在、週刊少年ジャンプで連載中で、漫画やアニメも大人気となり、最新巻はどの書店に行っても売り切れ御免状態の漫画、「鬼滅の刃」。空前の大ブームを巻き起こし社会現象となっていると言っても過言ではないだろう。
主人公である竈門炭治郎(かまど たんじろう)が、原因不明だが人食い鬼となってしまった妹、禰豆子(ねずこ)と共に、人間に戻す術を探しながら数多くの仲間たちと協力し、人食い鬼のボスを倒しに行くというストーリーだが、展開が早い上に1話1話の展開が全て激アツすぎる。「興味はあるけどまだ漫画は読んだ事がない」、「アニメが出ているのも知っているけど観ていない」という方々は、ぜひ両方ともチェックしてほしい。
人食い鬼は基本首を切り落とさなければ倒す事ができない敵となっており、逐一描写がグロテスクなシーンも多いが、炭治郎が日に日に成長していく姿や心を閉ざしていた仲間たちが炭治郎の影響を受け徐々に心を開く場面は、涙腺崩壊ものである。
アニメは1期の放送分が全て終了してしまったため、続きを確認しようと思うと漫画を揃えるか少年ジャンプを毎週買いチェックする事になるが、この漫画はそれをしてもいいだけの価値はもちろんある。週刊少年ジャンプのコンセプトである「努力・友情・勝利」が見事に描かれた作品ではないだろうか。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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すばらしき鬼滅の刃

アニメと漫画両方とも拝見いたしましたが、稀有なくらい物語りもデザインも引き込まれるものがあります。派手な戦闘と胸をつらぬく感動がところどころちりばめられており、拝見後はすっかり鬼滅の刃の世界観に魅了されるでしょう。物語序盤で「鬼」となった妹の禰豆子を救おうとする主人公が仲間と出会い、さまざまな強敵を切り伏せ、日々成長していく姿をみているとこちらまで強くなったような気もしないではありません。アニメ版で驚くべきことはその映像美です。週間アニメとは思えぬくらい緻密で鮮やか、なんどみても制作会社の作品に対する熱意を強烈に感じ、またそうした努力がアニメ版鬼滅の刃という類まれなる作品に昇華したのでしょう。悪鬼を切って切って切りまくりの痛快でスカッとするけど、鬼の背後にある物悲しいストーリーを知るとやるせなくなり、それでも鬼と対峙せざるを得ないその絶妙な物語構成は、人間がもつ性質をうまくあらわしている。
鬼となった妹の禰豆子は兄想いでやさしくかわいい。兎に角かわいい。しかもかわいいだけではない、強いのだ。最強の妹である。ここまで完璧な漫画はぼくが知る限りあまり少なく、アニメの出来栄えは申し分ない。拝見してもっともよかった作品のひとつだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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何度も読み返したくなる名作!鬼滅の刃!

2019年1番話題になったアニメ!と断言しても言いくらい、ネット上では大いに盛り上がったアニメです。
鬼になってしまった妹を人間に戻すために、鬼を狩る鬼殺隊員となった兄が、鬼の総元締めを追う、というストーリーです。
冒険要素あり、涙あり、笑いあり、切なさあり、の全ての感情を揺さぶられる名作です。
どこでも軒並み売り切れてしまうくらいの人気を誇っています。
特に、主人公竈門炭治郎が、どんな逆境にも負けずに頑張るシーンに引き込まれます。
スーパーヒーローではなく、普通の少年だった炭治郎が、鬼殺隊員となるまでの過酷な試練、隊員となってからも、様々な難敵との闘いが続きますが、そんな中でも炭治郎は持って生まれた優しさを決して失わず、仲間たちの心もほぐしていくのです。
主人公だけではなく、彼の鬼殺の指導者、鱗滝左近次、鬼殺隊員の柱であり、炭治郎を鬼殺隊員としての才能見出した冨岡義勇の圧倒的な存在感。
鬼殺隊員の同期である、我妻善逸と嘴平伊之助との友情や、彼らのエピソードも見どころの1つです。
まだ、鬼の総元締めである、鬼舞辻無惨との対決には至っていませんが、そこまでには、炭治郎の様々な試練と、鬼殺隊員たちとの絆、成長が描かれることでしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃「柱」の魅力

映画「無限列車編」の興行収入はあの「千と千尋の神隠し」をも超える404億円と破格の数字を記録。
そんな子供から大人まで、幅広い年層を虜にした鬼滅の刃。
今回はその、爆発的魅力の一つ「柱」に迫ってみたいと思います。

舞台は大正時代。鬼がはびこるこの時代に「鬼殺隊」という鬼狩りの集団が鬼を撲滅していく物語です。
設定は至ってシンプルですね。敵は鬼。鬼舞辻を殺せばすべてが終わりと目的がはっきりしています。

そして実際、最後は本当にその目的を終えての最終回になっています。
(人気のわりに連載終了も早くて悲しむファンも多いです)
なので、それまでの戦闘やドラマを楽しむ漫画となっていますね。

そして今回注目してほしいのは、主人公「以外!!」ですねw
特に注目するのは、鬼殺隊最高戦力「柱」。
彼らの大きな魅力はこの個性豊かなキャラクター性ですね!まるで全員が主人公ですw
推しを探すのにこれほど困らない漫画はあったでしょうか?w

柱たちは、鬼の最高戦力「上弦」とされる6体の鬼と対峙します。時には腕をなくし時には命を落としながらも懸命に戦い、そこに絶妙なドラマを生み出します。

この柱たちの魅力を今回は1つに絞ってお伝えしたいと思います。

「柱」というのは9人おり、それぞれ全く違う呼吸法で戦闘します。
一人一人がとても高いポテンシャルを持っています。故に柱を推すユーザーも多いですね(ちなみに私は蛇柱推し)。
なのに、なのにですよ……。
最終回、柱は2人になっています(!?)

そうぶっちゃけ、このアニメの最大の魅力は「柱が死ぬこと」です!
普通のアニメならまず死にませんが、柱たちもほかの隊士と同じ「人間」であり、切れた手足は治らず、傷も簡単にはふさがらないという極めて現実的でシンプルな設定がこの状況を可能にしています!

ただ死ぬから珍しくて人気というわけではありません。

音柱、蛇柱と恋柱(個人的にこのエピソードが一番好き)、風柱、岩柱、水柱、炎柱、蟲柱、霧柱……。
この9人それぞれにとても濃密な過去のエピソードが詰まっており、それにより死に際も極めて尊いものとなっております。

キャラクターたち一人一人の設定への作り込みがこの作品の強みともいえるでしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

アニメなのに映画並みのクオリティー!作画・ストーリー・キャスト、どれをとっても◎

私の場合、最初は原作を知らず、何か良いアニメはないかなーと軽い感じで探していたら、”鬼滅の刃”を見つけてしまった。という感じです。
何と言ってもアニメなのに作画のクオリティーが高すぎる!特に、アニメ19話の炭次郎と禰豆子が那田蜘蛛山で累と戦うシーンで、ヒノカミ神楽の技を繰り出す場面は思わず見入ってしまうほどの迫力でした。さらに、26話の鬼舞辻無惨が下弦の鬼を集めた時は、ぐるぐると回転する空間がとてもリアルで、普通にテレビで見ていても3Dスクリーンで見ているような感覚になりました!
そして、声優陣もすごく豪華な人たちばかりで、主人公の炭次郎役は有名声優の花江夏樹さんで、その他にも、櫻井孝宏さん、早見沙織さんなど、アニメ好きなら聞いたことのない人はいないだろうと思われる方々ばかりが出演されていて、アニメをより引き立たせてくれています!
さらに、ストーリーの目的も【鬼舞辻によって鬼に変えられた妹の禰豆子を元に戻す】というシンプルな目的ながら、そこに交錯するそれぞれキャラクターたちの想い・考え・強さが加わって、今後どのような展開になっていくのかワクワクさせてくれる内容になっているところがこのアニメの魅力だなぁと思います。
このアニメの関連グッズなどが販売されても、すぐ品切れになってしまうほどみんなから愛されている作品だと思います。
私も今までいくつかコラボカフェなどを回ったことがありますが、唯一この鬼滅の刃カフェだけは予約を取れなかったほど、みんなが注目している作品だと思いました。
アニメに興味が無かった人も、このアニメを見れば、必ずハマル、そんな作品だと思います!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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これは日本一悲しい鬼退治「鬼滅の刃」

鬼滅の刃とは、少年ジャンプで連載されていた作品です。
それは人々を食らう鬼が存在する大正時代が舞台のお話。
心優しい炭焼きの少年「竈門炭治郎」は、ある日突然家族を鬼に惨殺され、唯一生き残った妹「竈門禰豆子」は鬼にされてしまった。
しかし禰豆子は強い意志で僅かに自我を保ち、人を食わない鬼として人間を守ります。
炭治郎は妹を人間に戻すため、家族の仇をとるため、鬼を滅する組織「鬼殺隊」に入隊します。
ストーリーは復讐劇ですが、所々にギャグ要素が含まれており、読者が疲れてしまわない様に配慮されています。
まさに笑い有り涙有りの一作と言えます!
鬼滅の刃には、個性的なキャラクターが沢山登場してきます。
炭治郎の同期で、猪に育てられた山育ちにの少年「嘴平伊之助」や、気弱な一撃必勝の剣士「我妻善逸」、鬼殺隊で最も位の高い9名の剣士「柱」等、一人一人が作品に欠かせない人物となっており、推しを決めるのに迷ってしまう事でしょう(^-^)
肝心の戦闘シーンはとても迫力があり息を呑む展開が繰り広げられます!鬼殺隊の戦闘方法は「呼吸」というものを使い、人間より遥かに優れた戦闘能力を持つ鬼に立ち向かっていきます。
炭治郎は家族の仇をとり、無事禰豆子を人間に戻す事が出来るのか。

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鬼滅の刃がおすすめの理由

鬼滅の刃は内容がとても深い作品です。日本の大正時代を舞台にしているという事もあり、現代にはない文化や風情を感じる事のできる作品です。
大正時代に人を食べる鬼が出没し、「鬼殺隊」と言われる組織の隊員達が鬼を倒していくという、鬼対人間の戦いがメインの作品になります。
ただ鬼を倒していく、という単純な物語ではありません。昔話をかなり強化したような内容で、実際に大正時代にあった文化を作品に取り入れており、「こんな文化があったのか」と勉強になるような事もあります。
心優しい主人公が仕事から帰ると、家族が何者かに惨殺されており、唯一の生き残りである妹は鬼にされていました。妹を鬼から人間に戻すべく、鬼殺隊に入隊し、鬼と戦いながら手がかりを探していきます。
登場人物も一人一人かなり個性があり、味方では、寝る事によって強くなる者や、猪の面を被った性格の荒々しい者、優しく熱い心を持つ者など、様々。
敵の存在である鬼は元々人間であり、それぞれ人間時代の過去があります。悲しい過去がある故に共感や感動を誘う事も多々あります。
敵味方ともに個性が強く、自分の推しを見つける事も鬼滅の刃の醍醐味と言えるでしょう。そして推しを見つける頃には鬼滅の刃の世界観にどっぷりとハマっている事でしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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悲しくて優しい鬼退治

貧しいながら家族と幸せに暮らしていた主人公・竈門炭治郎が家族を惨殺され、唯一残った妹・禰豆子が鬼にされてしまったところから話が展開していく。そもそも、最初は炭治郎も鬼の存在を信じていなかった。
そんな中何者かに家族は惨殺され、妹は鬼になり、炭治郎も何が起こったかわかっていなかった。ちょうどその時政府非公認の”鬼殺隊”の富岡義勇が鬼がいるとのうわさを聞き、その場面に出くわす。鬼殺隊はその名の通り鬼は絶対悪で殺すものだと考えている。なぜなら、鬼は必ず人を喰う生き物だからだ。最初は禰豆子を殺そうと思った富岡だが、人を喰わず、兄・炭治郎を守ろうとするところを見て、何かこの鬼は違うと感じた。そこで自身の師匠にこの兄妹を預け、炭治郎は鬼殺隊へ入り、禰豆子を人間へ戻す方法を探す。

この物語の良いところとして、とにかく登場人物が魅力的。特に主人公・炭治郎はとてつもないほど優しい。鬼にさえ。ただよくある陳腐な誰も殺したくない、覚悟がない甘ちゃんではない。もちろん人々を傷つけた鬼は許せない。罪のない人を殺した罰は死んでも償ってもらう。
ただ、鬼は皆元人間だったのだ。鬼が死ぬ間際に罪を償おうとするのなら炭治郎は、自分を殺そうとした相手でさえ、手をとり、看取る。

例えば遊郭編で兄妹の鬼がいたが、その鬼二人が死ぬ際にお前のせいで死んだんだ、とお互いのことを罵り合い死に絶えるところだった。この鬼も親がなく、兄と妹だけで、炭治郎たちと似たようなことろがある。
炭治郎は、「嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ。仲よくしよう。この世でたった二人の兄妹なんだから。君たちのしたことは誰も許してくれない。殺してきたたくさんの人たちに恨まれて憎まれて罵倒される。味方してくれる人なんていない。」「ーーだからせめて二人だけはお互いを罵り合ったらだめだ。」たくさんの人を殺し、死に絶え行く鬼にさえ、心をもって接する。
本当に炭治郎尊い。一番好きな主人公になりそう。一番強いとかではないし、成長スピードが速い、チートな能力があるわけでもない。でもすごく人間としての魅力が天元突破している。ぜひいろんな人に見てもらいたい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃は家族の物語です。
私はアニメをみていていますが、家族愛を感じる物語となっております。
主人公は竈門炭治郎。炭治郎は山奥に兄弟と母親と暮らしていました。兄弟が多く、一番上の長男です。父が亡くなってしまい、家族のために山の下の村まで炭を売りに行くのが仕事でした。
村に炭を売りに行った帰り道、炭治郎は家に帰るのが遅くなり、家に帰る途中住んでいるおじいさんに「最近鬼がでるから夜は気をつけなさい。今日は家に泊まっていきなさい。」といわれ、おじいさんの家に泊まることとなりました。
朝になり、家に帰ると兄弟、母親家族全て鬼に襲われていて、血の海となっていました。
兄弟の中でまだ息があったのは、妹の禰豆子。
炭治郎は禰豆子を背負い、村に助けを求めに行こうとしました。
しかし、道中、禰豆子の様子がおかしくなり、炭治郎を襲おうとしてきました。
おかしくなってしまった妹を抑えていると、そこに現れたのは自らを鬼狩りと名乗る、冨岡義勇という男でした。
彼が言うには、妹の禰豆子は鬼に襲われ、鬼になってしまったというのです。
そして。冨岡義勇は豆子を殺そうとしましたが炭治郎は妹を守ろうとします。
妹を守っていると、今度は炭治郎がやられそうになってしまいました。
それを見ていた禰豆子は鬼になったにもかかわらず、兄を守ろうとしました。
冨岡義勇は二人を襲うことをやめ、その場をさりました。
炭治郎は禰豆子を人間に戻す方法はきっとあると信じ、鬼狩りになることを決意し、妹を人間に戻す方法を探しに旅にでるというお話です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃神作画!!

鬼滅の刃は、週刊少年ジャンプの作品です。
漫画は2016年から連載されていて、2019年時点で1000万部突破しています。
2019年4月からアニメも放送されました。
時代は江戸、主人公の竈門炭治郎が家を留守にした結果最愛の家族を亡くすのですが、
妹の禰豆子だけが鬼になってしまいます。
鬼になった妹を人間に戻すために元鬼狩り(元水柱)の鱗滝左近次の元で修業を積み、鬼殺隊となり
禰豆子を連れ様々な仲間と出会いながら、次々と現れる強敵と戦っていく物語です。
戦い方も独特で特殊な呼吸を用いて力を引き出し技を使い鬼と戦います。
また、鬼は不死身で鬼殺隊にのみ作られる特殊な刀を用いて、首を切らなければ倒すことができません。
そもそも鬼はもともと人間で、人間を鬼にする能力を持つのは最初の鬼である鬼舞辻無惨です。
鬼には血鬼術と呼ばれる特殊な力を持っていて、人を食べれば食べるだけ強くなり、
中でも鬼舞辻無惨の血が濃ゆい選ばれた鬼は十二鬼月と呼ばれていて
血鬼術がより優れていて炭治郎達の行く手を阻みます。
漫画・アニメともに古風な作画をしており新鮮味があり、世界観に入り込みやすくなっています。
漫画もなのですがアニメでは特に躍動感があり鳥肌が立つほどの作品です。
機会があればぜひ見ていただきたい作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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「もう漫画なんて昔ほど面白くないでしょ?」という人ほど読んだ方がいいです。

とても人気がある作品だとは知っていたのですが、ジャンプ系はもうあまり面白くないなあと思っていたので読んでいませんでした。
読んだきっかけは無料立ち読みなのですが、まあ面白い。続きが気になって一気に読んでいました。
話の展開がとても早いのですがきちんと伏線も回収してくれるし、キャラクターの過去の話しとかもエピソードとして入れてくれるので読んでいておいてかれている感じもしません。
また主人公にこれでもか!というくらい苦労、苦難がふりかかるのですがまったくぶれない性格の主人公。純粋って怖いですね。そして強いですね。
妹を始めとする女の子のキャラクターもかわいいです。決して守られてるわけではなくみんな凛としていて強いのも好ましく思います。
そういえば男の子のキャラクターみんな濃いですね。キャラクターがたちすぎて回りにいたらちょっと怖いです。
敵である鬼もいろいろ背景があって鬼になっているのでなんとも最後は憎めません。
作者の方がとても優しいのでしょうか、戦いがテーマだとは思うのですが和すれられた人間の優しさみたいなものが感じられる作品です。
主人公が妹と早く幸せなのんびりとした生活を送れると良いなあと思いながらも終わってほしくないなあとも思ってしまいます。とにかく続きが気になります。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

鬼滅の刃がおもしろい!

週刊少年ジャンプで連載されている人気作品です。家族を鬼に殺され、妹を鬼にされた主人公が鬼のボスを倒すために成長していきます。今時のアニメでは珍しく、とにかく物語がサクサクと進んでいくので観ていてとてもおもしろいです。1話で家族が惨殺され、3話で初めの修行が終わり、5話で鬼殺隊に入隊、12話からは十二鬼月との戦いが始まるというスピードです。
毎回続きが気になるような構成になっているので、毎週アニメの放映が楽しみになります。挿入曲などからもその世界観に引き込まれ、鬼や仲間とのバトルも見どころが多いです。また炭治郎が心身共に成長していくさまもおもしろいです。自分より年上、能力も上の人達に叱咤激励されて、めげることなく目標を遂げるために奮闘する姿は応援したくなります。鬼が鬼になった由縁もとても切ないです。
声優もとても豪華で、有名な方々がたくさん出ています。
なによりも映像がとても美しいです。原作の和の世界観の良さをアニメがさらにより良く表現できています。戦いで水の呼吸を使う際は和風な感じで水が描かれているのもアニメでは珍しさがあり、原作通りなところも良いです。十二鬼月との戦いでは、特に一瞬映画を見ているのかと錯覚するような美しさです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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映像に迫力があり、とてもキレイ

「鬼滅の刃」のアニメは少年ジャンプの人気マンガをアニメ化しており、物語はもちろんとても面白いですが、映像が本当に迫力があってキレイです。
まず、オープニングの主題歌とアニメーションがとてもいいです。炭治郎と禰豆子、仲間たち、一部の敵の鬼たち、十二鬼月がカッコよく現れます。「鬼滅の刃」世界観を表していて、素晴らしいです。
本編では、雪の中で家族が殺されている場面、義勇と出会う場面、鱗滝との修行と、真菰と錆兎との出会いの場面、雪の白さや夜の暗さ、炭治郎の剣士として修行している動きなど、とてもキレイです。
鬼殺隊として仕事を始めてからの鬼との格闘シーンも、炭治郎の必殺技が出るところは迫力があって引き込まれます。鬼が殺されて消えてしまう場面も、切なさが感じられます。
一番良かったのは、那田蜘蛛山編「ヒノカミ」回の、炭治郎の父が舞を舞っているところを炭治郎が思い出し、累を追い詰めるところです。それまでの話の流れがあり、炭治郎が累に斬りかかるシーンに、中川奈美さんの声が印象的な「竈門炭治郎のうた」が挿入歌として流れ、本当に感動します。何度も見たくなる、そんな感動的で美しい映像です。
アニメとして本当に映像がキレイで、その中のキャラたちも、主人公はもちろん、仲間たち、鬼も含めて人間味溢れ、とても魅力的です。その魅力を何倍にもしている声優さんたちの声も素晴らしいです。物語としても、炭治郎は鬼舞辻と決着をつけ、妹の禰豆子を人間に戻せるのか、これからの展開が楽しみです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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家族や仲間との絆を感じられる作品

主人公の炭治郎と禰豆子を中心としたストーリー。炭治郎は鬼に襲われる家族を失い、唯一生き残った妹、禰豆子も鬼になってしまいます。そして、禰豆子を人間に戻すために鬼と戦う鬼滅隊に入隊します。炭治郎が鬼と戦うたびに禰豆子が助け、お互いに支え合っている姿にとても心打たれます。また、鬼は日輪刀で斬られると灰になって消えてしまうのですが、その都度、炭治郎が鬼の想いに寄り添う姿が鬼を心の底から救っていきます。炭治郎が鬼滅隊に入隊した事により人として、鬼滅隊員として柱達や他の仲間にも影響を与えていきます。上弦の鬼との戦いで鬼滅隊は炎柱や蟲柱、音柱など柱を何人か失う事になるけれど、炭治郎や禰豆子、善逸、猪之助は柱を支え共に戦うことができるようにまで成長します。始まりの鬼と言われる鬼舞辻無惨はなぜか炭治郎と禰豆子に執着します。炭治郎の耳飾りやアザなどが鬼舞辻無惨の過去と関係があるようで。。禰豆子は鬼が苦手とする陽の光を克服し、日中も出歩けるようになります。そして、炭治郎が父から受け継いだ『ヒノカミ神楽』とはなんなのか。。『ヒノカミ神楽』も1つの呼吸なのか。。その辺の謎はまだ解明されてませんが今後楽しみでもある1つです!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

唯一無二のセリフとキャラクター

「鬼滅の刃」は週刊少年ジャンプ連載の吾峠呼世晴先生による漫画です。舞台は大正、鬼に家族を殺され妹を鬼にされてしまった心優しき少年、竈門炭治郎が鬼殺隊という鬼を滅するための組織に入り仲間と共に奮闘する物語です。「鬼滅の刃」の魅力は多すぎてとても伝えきれないのですが、特に注目して欲しいポイントは素晴らしいキャラクター達と独特の台詞回しです。主人公の炭治郎はとても慈悲深く優しい少年ですが、決して鬼を殺すことに躊躇はしません。彼は人を殺したという罪を許しません。炭治郎の覚悟と信念がよくわかります。ただ、鬼がかつて「人」であったという事実に目を向け、彼は断罪のあとに鬼の心に寄り添うのです。この一連の行為には感動すること間違いなしです。その他にも、眠ると超強くなるヘタレ、我妻善逸やイノシシに育てられた美形少年嘴平伊之助などユニークなキャラクターがとにかく沢山いるのです。
また、台詞回しはかなり独特でとても印象に残ります。その中でもファンの間で絶大な人気を誇るのが「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」という台詞です。竈門家の長男であった炭治郎が骨折の痛みに耐えながら戦うシーンのモノローグなのですが、こんな発想他には絶対出てこないだろうと思ってしまうような謎理論です。しかしこの独特さに気づいたらハマってしまっているのです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃の魅力

話の大まかな内容としては、鬼によって家族を殺され、唯一生き残った妹も鬼にされてしまった主人公が、妹を人間に戻すために鬼と戦う話です。鬼と戦い、倒すために力をどんどんとつけていく主人公とその妹に、ついつい感情移入してしまいます。この兄弟の絆を見ていると、漫画を読みながら涙することもあるし、家族や友人の大切さを改めて感じることができます。この漫画の一番の魅力は、鬼を倒す人間にも、元々は人間だった鬼にも、物語があるということです。どの登場人物にも悲しい物語があり、人間の弱さが人を強くしたり、力の糧になったり。または弱さに向き合えなかった感情が鬼になってしまったりと、考えさせられることも多くあり、よく作り込まれていると感心してしまうと同時に、漫画の中に引き込まれていきます。主人公のセリフなど、いたるところで、ハッ!とさせられることも多く、作者の想いや考えがダイレクトに伝わってくるところも魅力の1つだと思います。主人公は心の優しい少年という設定ですが、この優しさが人間も鬼も、登場人物の冷え固まった心を溶かしていくのも、読んでいて心温まります。1話読み終わった後は、優しい気持ちになったり、感動したり、戦いのシーンの続きが早く読みたかったりと、とにかくハマってしまいます!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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最近あまりアニメを見ない人におすすめです

圧倒的な映像美を感じるアニメです。
私自身あまりアニメを見るほうではないのですが、話題になった作品である為、ちょっと見てみようかなと軽い気持ちで見始めたのですが、どっぷりはまってしまいました。
ストーリー自体は、ある意味オーソドックスな敵である鬼を倒すというジャンプ漫画の王道を行くものなのですが、それを映像にした時の美しさが原作を何倍も魅力あるものにパワーアップさせたのではないかと思うくらいアニメ化に成功しているのではないのでしょうか。
そう思わせるのが、風景描写の素晴らしさです。遊郭編の戦いのクライマックスの火事のリアリティさ、無限城の壮大さなど、現実にはないものが本当はあるのではないかと錯覚するくらいの映像の美しさを感じました。また、そのなかで戦う鬼殺隊の柱達と鬼達の戦闘シーンは、風景のリアリティが戦闘自体をより盛り上げ、迫力があり、リアリティをもたらさせてくれています。遊郭編での音柱と上弦の鬼との戦闘シーンは私のなかではアニメ史上最高の戦闘シーンであると思っています。音柱の左手が無くなった後、反撃に出るシーンがあるのですが、片手になりながらを二刀流を圧倒的なスピードで捌くシーンの表現の仕方は度肝を抜かれました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

人を巻き込む影響力が素晴らしい

この物語は、鬼にされた妹、竈門禰󠄀豆子を人間に戻すために冒険を始めた主人公である兄、竈門炭治郎の話です。
鬼を滅することを目的としている組織、鬼殺隊の一人である冨岡義勇と出会い鬼殺隊への入隊を決めた炭治郎。
入隊は果たしたものの、鬼殺隊でありながら鬼を連れているということもあり、不満を持つものもいた。
それでも、炭治郎は禰󠄀豆子は鬼ではあるものの他の鬼とは違う。ということを行動などで示した。
その中で、初めは冷たくされていた人たちからも信頼してもらえるまで成長した。
最終的には禰󠄀豆子も人間に戻るが、その中で色々な登場人物との出会いで考え方が変わったり、人間的に成長したりと炭治郎の成長だけでなく、周りの登場人物までもが影響を受けて成長していくのもこの作品の魅力の一つです。
主人公以外の登場人物の過去も細かく設定されており、主人公以外の登場人物の人気も高いです。
自分が正しいと思ったことを行動に移せる勇気。一人ではできないことも力を合わせればできる。
当たり前のようでできていなかったことなどを気づかせてくれる良い作品です。
すごく面白かったが意外にすんなり終わってしまったことが少し残念でした。
漫画ということもあり、非常に読みやすく内容も面白いためぜひ一度読んでもらいたいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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これを見ずに他のアニメは見られない

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の続編として毎週日曜日に放送されていた遊郭編。個人的に最初は鬼滅の刃自体にあまり関心がなかったのですが、映画を見たあたりから面白そうと思い始めました。遊郭編は劇場版「鬼滅の刃」の続きなのでそちらをまだ見てない方は先に劇場版を見ることをお勧めします。物語は昔の浅草、遊郭と呼ばれていた場所に鬼が出現しているという情報をもとに鬼滅隊(竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、宇髄天元)が鬼狩りに向かうというところから始まります。鬼滅の刃ではこれまでいろんな戦闘シーンがありましたが、この遊郭編が過去で1番迫力的で見応えがある作品になっているかと思います。テレビで見る映像も漫画を忠実に再現しておりすごく綺麗で、見ているこっちが時間も忘れるくらいでした。所々に入ってくるみんなのボケシーンもとても面白いです。さらにアニメを通して日本の歴史にも触れられるという点も見どころの一つです。浅草の歴史や今まで知らなかった日本の文化をさらに知れる機会になりました。海外でも流行っている鬼滅の刃ですので、日本国民としてこのような歴史を知っておく大切さを改めて感じました。最後になりますが、鬼滅隊のおもしろおかしい名場面から躍動感満載の戦闘場面のギャップは誰が見ても惚れ込むのでまだ見てない/見ようか迷っているという方は騙されたと思って是非、一度視聴してみてください!!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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子どもの心も動く

とにかく主人公が心が優しく強い。
主人公の境遇もとても辛いものなのに、人に寄り添える強さを持っている。

小学生の子ども達が夢中で読んでいました。主人公の周りの人が、主人公の心の優しく強い所に惹かれたり、感銘を受けたり、様々な出来事が丁寧に描かれているので、登場人物の心の動きがよくわかりました。だから、読んでいて一緒に泣いたり辛くなったり喜んだり出来るんだと思います。大人も子どもも読んでみて損はない、オススメの漫画です。
アニメでも放送されています。ものすごくキレイな映像で素晴らしいのですが、やはりコミックが素晴らしいです。
絵も丁寧で、表情や細かい動作まで描かれています。何度読んでも新たな発見があるそうで、子どもも10回以上読んでいます。私自身は5回読みました。それでも毎回「ああ、この人はこの時、主人公の影で、こんな表情をしていたんだな。」と気づいたり、伏線の回収がされていたりして、納得して読めます。
また大正時代が背景となっています。現実離れしたお話が遠い過去の世の中では実際にあったのではないか、と思わせられる、引き込まれ具合です。何年も前から、我が家では何度もブームがやってきます。それほど、お気に入りになりました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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読みやすさNo.1

鬼滅ブームが社会現象ともなった有名マンガ「鬼滅の刃」。妹を人食い鬼にされた主人公「竈門炭治郎」が、人を鬼にできる唯一の人物「鬼舞辻無惨」と戦い、勝利するまでの物語である。鬼滅の刃は2回のアニメ化、1回の映画化と映像化にもなっており、大人だけでなく保育園児や小学生までもがハマる超人気作品である。
そんな鬼滅の刃だが実はすでに原作コミックは完結しており、単行本もすべて発売されている。映像化されている有名マンガでは同時期に「ワンピース」「呪術廻戦」などが挙げられるがどちらも原作は完結しておらず今後の行方が気になるところである。しかし鬼滅の刃は2020年12月に単行本最終巻23巻が発売され無事に完結作品となっている。この時期はちょうど「劇場版鬼滅の刃 無限列車編」が公開されていた頃でもあり人気絶頂の中の完結にファンからは「見事な作品だった」「無駄に引き伸ばされず良かった」「だらだらと続かず読みやすかった」と非常に好評であった。
戦闘物のコミックでは50巻以上続くものも多く長期に渡り執筆される物が多い中、鬼滅の刃は人気絶頂のときに最終巻が発売となり記録的な売上を叩き出した。筆者も1巻から購入し読んでみたが非常に読みやすく1日で最後まで読めてしまうほどだった。
社会現象にもなっている鬼滅の刃、1日で最後まで読めるのでぜひ読んで感動を味わっていただきたいものである。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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「人として」を考えさせられる、大人も感動のアニメ

孫が好きで、一緒に映画を観に行こうと思い、事前にアニメを視聴しました。その時点で主人も私もハマってしまい映画に行くのが楽しみになりました。

最初一話の場面で流血シーンがあり子供達の心配をしましたが、本人達は何とも思っていないようで安心しました。鬼が死ぬ度に人間だった頃の悲しい過去があり、涙することもあります。
主人公、竈門炭治郎の鬼に対してまでの優しさやその描写がまた涙を誘います。

劇場版での煉獄杏寿郎の子供の頃に受けた母の教えにより柱になったまでの努力や、家族への思いが親近感を招きました。母の言葉により最後の最期まで、強き者として鍛錬し続け、人をかばい、途中で父から教えられることもなくなってもなお、後継者として一人で炎の呼吸を勉強し身に着け自分のものにした。

母の教えがあの小さな杏寿郎に刻まれ、そこまでさせたのであろう。
父に柱になったことを報告した時でさえ父にはシカトされ、弟には泣かれ、心配が多いながらも誰も恨むこともなく家族を思い、人思いで強い心で前に進む。その生き様には考えさせられる部分も多かった。

とにかく煉獄杏寿郎の母の言葉は特に立派な言葉でした。あれほどのセリフを考えた作者の方のことを知りたくなりました。いつまで経っても煉獄さんのファンが絶えない魅力がキャラクターにはあります。

遊郭編へとお話は続きますが、アニメのビジュアルの凄い事。ufotableさんの良いお仕事。日本人はもちろん、外国の方も大好きなビジュアルです。今後も素晴らしいお話が進んでいくのであろうと思えるので視聴は続けたいと思っています。