鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。スピンオフの小説・漫画も数多く存在する。
舞台は大正時代。家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻す為、主人公の炭治郎(たんじろう)は鬼を滅する「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊。そこで様々な人や鬼と出会い、次々に新たな「呼吸」と呼ばれる技を会得。そして鍛錬を重ねながら、鬼の首魁である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為に戦っていく冒険譚。
『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本全23巻の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破。
2019年にテレビアニメ化し、このテレビアニメで人気を確立。老若男女問わず人気を博して「国民的アニメ」と称されるようになる。そして2020年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、日本歴代興行収入第1位となった。
企業やテーマパーク・各種飲食店などで多様に展開されたメディアミックスや、異例の能舞台化などでも話題を呼んだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaibaのレビュー・評価・感想 (9/10)

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼をテーマにした王道漫画

友人から「アニメ面白いから!見た方がいいよ!」と誘われ、月額の動画配信サービスで視聴しました。最初の数話は少しテンポが遅いなぁと感じましたが、進めるにつれてどんどん内容にのめりこんでいっちゃいます!
特にこの漫画で一番の見所は、主人公の炭治郎が非常に情熱的で、自分の弱さを克服するために様々な困難に立ち向かう姿だと思います!家族が鬼にされてしまった、という境遇から、鬼を滅ぼそうとする姿が本当に格好いいです。。。
アニメで特にオススメしたいのが、後半にある「蜘蛛山」編になります。鬼の中でも強い者に与えられる称号である「下弦」の称号を持つ鬼が、他の鬼たちを集めて疑似的な家族を作って山で生活し人を食らっているのですが、主人公とその仲間の活躍をいっぱい見ることができます。特に一番感動したのは、下弦の鬼と主人公が対峙するシーンです。「これは本当に30分アニメ用に作成したのか?映画用に作ったんじゃないのか?」みたいなアニメーションが流れたところは本当に感動しました;;(しかもそのシーンだけ、主人公の歌になるので更に気持ちが熱くなります…)
おすすめです!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

世界観に引き込まれ1日で見切ったアニメ

アニメを全て見終わった感想を一言で言うならば、所謂「王道ジャンプ系アニメ」かもしれない。

しかしながら、この一言では言い切れないくらい、この作品に度肝を抜かれることが多かった。

アニメは1話目から気が滅入るような残酷なシーンで始まった。主人公に訪れる悲しい現実と心の葛藤が絶妙な具合に織り交ぜられており、ハッとさせられるセリフも多くある。一気にこのアニメの世界観に引き込まれた。
主人公・敵味方関係なく、キャラクター一人ひとりに感情移入をしてしまう程、そのキャラクターが出来上がるまでの背景がしっかりと設定されており「推しキャラ」を選ぶのも苦難するのではないかと思う。

また、戦闘シーンが多くあるため、そのようなシーンが嫌いな女性ファンは離れてしまいがちだが、このアニメの戦闘シーンは主人公や各キャラクターの感情や思いが鮮明に描かれているため、見やすいと思う。

この作品は大正時代が舞台となっており、我々がイメージする大正時代のカラーがふんだんに使われているため、イラストを描かない人にとっても見応えがあるものだと思う。

ジャンプ系の漫画の有名どころは読んできたため、鬼滅の刃も話の展開は同じようなパターンなのだろうと軽い気持ちで見始めたが、話の展開についても中だるみなどはなく、飽きずに一気に見ることができた。

もし「ジャンプ系の王道アニメだろ」と見ることを躊躇しているのであれば騙されたと思って見て欲しい作品である。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃の感想

鬼滅の刃は言わずと知れた大ヒットアニメとなっています。なんといっても主人公の炭次郎が鬼を次々と倒していく姿はたくましく、その成長ぶりは見どころの一部だと思います。
また、キャラクターが多様であり、味方のキャラクターだけでなく敵のキャラクターにも人間味が溢れており、今までとは違った多様な視点から描かれている作品だと言えます。
一番の見どころは鬼と対戦する場面です。多くの鬼と対戦することによりレベルアップしていくうちに、さらなる強い鬼と対戦することになり、ドキドキハラハラする場面がたくさんあります。そういった危険な場面を仲間と一緒に乗り越えていく姿は、見ている人々の心を揺さぶる点だと思います。
特に私が気に入った場面は、序盤で鬼になってしまった禰󠄀豆子を守るシーンです。何度も何度も味方である鬼殺隊が、禰󠄀豆子が鬼であることを理由に首をとってしまおうとします。しかし、兄である炭次郎は、禰󠄀豆子が人間を決して攻撃しないということを分かっているため、それを必死で阻止します。その場面は見ている人を感動させる部分です。
誰しも自分の家族、友人などが周りの人達からどう思われても守らなければならない場面があると思います。そういった場面で炭次郎が頑張る姿は、本当に心を揺さぶる点だと思いました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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男女問わずハマる!

原作漫画もとても流行っている、とにかくアニメを見て欲しい、と周りからオススメされました。正直あまり興味は無かったのですが、とりあえず最初だけでもと思って見た1話の冒頭から映像の綺麗さに引き込まれました。作画が素晴らしいです。途中から崩れる作品は多いですが、この作品は最後まで高いクオリティを維持しています。
そして1話のストーリーが「え、そんなことになるの!?」という驚きの展開で続きが気になり、一気に最後まで見てしまいました。ジャンプ作品らしい友情、努力、勝利が盛り込まれた内容ですが、老若男女が楽しめると思います。登場キャラクターが多いところも、少年漫画らしいかなと思います。
大人の女性目線での感想としては、キャラクターデザインが割りとかわいいなと感じています。少し頭身の低い感じが私は気に入っています。
また、敵の鬼が魅力的で、ときどき感情移入してしまう瞬間がありました。一概に悪いやつといえないところが切なくなります。
この作品の魅力はオープニング曲にもあると思います。カラオケなどでもとても人気の曲です。力強く、ときにやさしく切ないメロディや歌詞は作品のイメージに合っていて、一度聞いたら思わず口ずさんでしまいます。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃という傑作アニメについてレビュー

週刊少年ジャンプ連載の大ヒット漫画、鬼滅の刃がアニメとなって2019年からオンエアされました。全26話までが1シーズンとなり、私はすべて見させて頂きました。
率直な感想を伝えます。このアニメは「面白すぎる!」これに尽きます。私はナルト・ワンピース・キングダム世代です。ジャンプでは必ずそれら超有名マンガを読んでいました。この鬼滅の刃というマンガ・アニメはナルト、ワンピースに継ぐ傑作の予感がしてなりません。

なぜそう思うかというと、王道のヒーローマンガだからです。少し話が飛びますがまずはあらすじについて少し説明させてください。主人公:竈門炭治郎が人間を食べる鬼の頂点である鬼舞辻無惨を倒し、鬼となった妹を人間に戻すという内容です。鬼となった妹:禰豆子を人間に戻し宿敵である鬼を倒すべく、修行し強くなり、鬼と戦い、また修行し鬼と戦うという流れが王道ヒーローマンガであり、そこに歴代ジャンプマンガらしさ、傑作さを感じました。

久々にこのようなヒーローアニメを見させて頂き私は人生に感謝しています。

また、アニメでは、様々なキャラクターが使う”技”の演出がとてもうまく表現されています。最後の富岡義勇が出す、水の呼吸・拾壱の型・凪は、戦闘の凄まじさに比べると拍子抜けするような静寂が水の波紋と相まってうまく表現されていました。

まだこの鬼滅の刃という傑作を知らない方はぜひ見てみてください。超おすすめです。

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アニメ版 鬼滅の刃 感想

アニメ版鬼滅の刃、数多くこの手のアニメは観てきたつもりです。
最初は、まぁ大体流れは大まかにどの作品も同じなので私自身最近話題になってるから一応観とくかなと思い軽く観てましたが。
1話からガッツリ見入っちゃいましたね。絵も内容も全然他の作品と変わりは無いのですが、何というかセリフや内容の中の質感が重いんですよ。
キャラの設定も個々にしっかり作り込まれていて後にどう繋がるのか読めないんです。もしかしたらそれ自体も狙いなのかもしれませんが、世界観が凄く良い意味で深く重いんです。
だから毎回アニメだと、まぁーそうなるわな!ってなるんですが、そんな単純な作品ではありませんでした、言い回し方や表現なんでしょうね。
また先にも言いましたがキャラの設定がしっかりしている、という件なんですが最近のアニメだと敵キャラも結構作り込まれてますよね。過去の回想シーンとかもあったりして。でも結局は悪者は悪者。最後はやっぱり雑な感じなんですよ。しかし鬼滅の刃は違いました。悪事も悪態もちゃんと敵キャラなんですがその個々の理由がしっかりしてるんです。だから最後は敵キャラにも泣けるんです。
いつの間にか自分が主人公になって倒してしまったかのように、本当にこれで良かったのかと考えさせられるほどでした。またそれと同時に敵キャラの設定がリアルすぎて恐怖を覚えるシーンもありますが本気でカッコいいなと思えましたね。もちろん主人公側のキャラもカッコいいですし、キャラ作りはしっかりされていてどのシーンでも片時も目が離せない作品です。

個人的には、凄くオススメな作品なので是非見てない方は見てみてはいかがでしょうか。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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キャラクターの内面が魅力的な作品

なかなか無いくらい、キャラクターが魅力的な作品です。
見た目や名前も個性的で目を惹くのですが、特に魅力的なのがキャラクターの精神面です。ほとんどのキャラクターが、精神の根底にあたたかな優しさを秘めています。それは「ただただ優しい」という不自然な優しさではありません。その優しさの理由は何なのか、その優しさを持ったままどのように現在の人格が形成されるに至ったか、といったそれぞれのバックグラウンドまでもが丁寧に描かれており、強く胸を打たれます。
中でも主人公の炭治郎は、優しさと強さが桁違いです。しかしそれにも、優しくしたたかな両親のもとで育ったこと、大家族の長男として早くから大人にならなければいけなかったこと、そして幼少期から家業の炭売りを手伝い多くの人と交流をしてきたこと、といった明確な根拠があるので、底抜けの優しさにもまったく違和感を抱きません。彼の我慢強さや、純真な気持ちに触れるたび、目頭が熱くなり、胸が温かくなります。
少年少女よりもむしろ大人の方が、読んでいて胸に来るものがあるのかもしれません。彼らの強くあろうとする心、そして優しい気持ちに触れるたびに、自分も頑張らなければと思わせられます。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃のここが好き

鬼滅の刃の面白いポイントは、鬼の強さと呼吸という独自の戦い方にあると思います。
まず初めに鬼の強さですが、基本的に鬼は頑丈な体をしており、また体を切ったとしても再生してしまいます。鬼を倒す方法としては、日光に当てるか、日輪刀という特殊な刀で鬼の首を切るしかありません。ほかにも、強い鬼は血鬼術と呼ばれる技を使ってきたり、分裂しているために同時に首を切らないと死なない鬼もいたりします。そんな鬼と戦う鬼殺隊は不利な状況から戦いを始めなければなりません。そんな中では当然隊員(主要な人物)の中から死者が出てしまいます。ここで、「急に隊員がパワーアップしたり覚醒したりして、誰も死なせない」ということがないおかげで、隊員の心情や過去の描写も生きてきていることがほかの少年漫画とは違うポイントだと思います。
次に独自の呼吸という戦い方ですが、とにかく格好いいの一言に尽きます。それぞれ○○の呼吸という風に書かれており、それぞれの身体的特徴に合わせて枝分かれしてきた呼吸は多くの派生があり、そこも見どころの一つだと思います。また、呼吸という一般的な動作から力を得ていることから、真似できそうと子供心をくすぐる点も面白いと思うポイントの一つかもしれません。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

どの世代にも心に響く家族愛

アニメ化を皮切りに大きな注目を集める鬼滅の刃
。今までアニメや漫画に興味がなかった人がハマる大きな要因の1つは、誰もが共感できる兄弟愛・家族愛にあるだろう。
主人公の竈門炭治郎が鬼になってしまった禰󠄀豆子を人間に戻すために鬼殺隊として戦うというストーリー。
炭治郎と禰󠄀豆子の強い兄弟の絆は勿論だが、登場人物一人一人が大きな想いを背負って戦っている。
特に印象深かったのは鬼殺隊の頂点・柱の1人である不死川実弥と炭治郎の同期の1人・不死川玄弥の兄弟愛だ。
実弥と玄弥が幼い頃、母親が鬼になってしまい、他の兄妹全員が食い殺されてしまった。実弥は唯一生き残った玄弥を助けるために鬼となった母親を自らの手にかける。
実弥はこの事件以来故郷を離れ、鬼を全滅させるために鬼殺隊として戦うようになった。弟玄弥は自分を助けた兄に向かって「人殺し」と叫んでしまったことを何年も後悔し、自分も兄を追って鬼殺隊に入る。
兄である実弥は弟が鬼殺隊に入ったことをよく思っておらず、やっと再会を果たしたときにも「俺に弟なんていない」と冷たく突き放す。
しかし物語終盤の無限城での戦いでは鬼と戦い殺されかける弟玄弥のもとに兄実弥が駆けつけ、代わりに鬼を征伐する。
鬼から受けた致命的な攻撃により弟は死んでしまうが、死ぬ間際に兄実弥に向かい告げる一言が涙なしで読むことはできない。
大切なものを守るために自分を犠牲にしても戦い続ける実弥と、兄には幸せになってほしいと背中を追い続ける弟のストーリーにもぜひ注目して読んでいただきたい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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漫画『鬼滅の刃』

アニメ放送から、コミックの売り上げ数がうなぎ上りの『鬼滅の刃』、その魅力を今回レビューさせていただきます。

~『鬼滅の刃』の簡単なあらすじ~
時は大正時代、炭焼きで家族を支えていた主人公・竈門炭治郎が炭を売りに下山して家を空けたある日、家族は鬼に惨殺される。また唯一の生き残りであり、鬼と化してしまった長女・竈門禰󠄀豆子に襲われてしまう。必死で止めようとした炭治郎を救った鬼切の剣士・冨岡義勇の導きのもと、禰󠄀豆子を人間に戻す方法を探すため、鬼切の剣士を目指すことになる。

~この漫画の魅力~
その1:わかりやすくシンプルな王道ストーリーと、繊細な感情表現
あらすじのとおり、話の大筋は良く言えば王道、悪く言えばありがちな少年漫画のストーリーですが、主人公や周りの個性的なキャラクターが背負う過去や複雑な人間関係、そして兄妹の絆が細やかに描かれています。
少年漫画の王道なストーリー展開と、大人になったからこそわかる人間臭さを織り交ぜた作品です。
少年も、かつて少年だった大人も楽しめる内容になっています。

その2:ハードな世界観とコミカルなギャグ
血で血を洗う殺伐とした命のやり取りが行われます。それ故ハードな表現も多々ありますが、コミカルなギャグシーンがちょうど良い中和剤となり、サクサク読める軽さも魅力の一つです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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アニメで良さを再確認、漫画「鬼滅の刃」

週刊少年ジャンプといえばなんといってもワンピースが人気でしょう。
ジャンプは人気順に掲載されるのはよく知られた話ですが、ワンピースを凌いでよく巻頭の方に掲載される激アツな漫画が「鬼滅の刃(きめつのやいば)」です。
タイトルの通り、悪事をはたらく鬼をやっつける剣士たちの物語です。
白熱する鬼とのシリアスな戦いももちろん面白いのですが、この漫画はほどよくギャグ要素も散りばめられていて、読んでて疲れすぎることなく、クスクス笑えます!
漫画はもちろん面白いのですが、とにかくアニメが凄かった!!
残念ながらアニメは終わってしまったのですが、通常1クールが多い中、2クールの放送、更にアニメの続きの映画化も決定され、気合が入っているのをひしひしと感じます。
アニメの作りも非常に丁寧で、映像の美しさや作画の乱れがないのはもちろん、世界感とうまく合っている主題歌も最高でした。
バトル系の漫画は、紙の上だとどうしても動きの表現に限界があるものですが、アニメではそれをとてもうまい具合に補完していました。
なるほどね、こういう動きでこういう風に技を発動して、こうやって敵にダメージを与えてたのね~と、見ていてすごく納得しました。
美しい音楽と映像が、鬼滅の刃の世界をより一層素晴らしく表現していて、クライマックスは鳥肌モノです。
これは映画も物凄く期待できると思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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人と鬼のお話

主人公炭治郎の家族が鬼に襲われ、妹以外鬼に殺される。妹だけは助かったが、鬼になってしまう。炭治郎は妹を人間に戻す方法を求め鬼を追い、やがて鬼殺隊という鬼を狩る部隊に入り、鬼を倒しながら人間を守り強くなっていくお話。
個人的には漫画雑誌を買ったらまず最初に読んでしまうくらい魅力的な漫画です。
この漫画の良い点は、キャラクター一人一人の過去にも触れ、こういう人物になっていったという過程を描いてくれるので、主人公だけではなく他のキャラクターにも感情移入しやすいことです。とても魅力的なキャラクターが多く登場します。
そして、味方だけではなく、敵である鬼の過去にも触れています。ただ強い敵を倒すといった漫画ではなく、悲しいことがあって鬼になってしまった人間との複雑な戦闘シーンには心を揺さぶられてしまいます。
単純に家族を殺した鬼たちを許さないから倒すのではなく、相手の心にも寄り添って戦う炭治郎の姿、そしてそれを支える周りのキャラクター一人一人の魅力が素晴らしい作品です。そして主人公である炭治郎が決して強すぎず、努力と心で強くなっていく姿も読み進む上で感情移入しやすい漫画です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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こんなにハマると思わなかった

ジャンプに掲載された第1話を見たときは正直「絵が苦手だ」というのが率直な感想でした。ジャンプの作品はポジティブに始まるものが多いですが、家族が死に、残された妹まで鬼になってしまうという限りなくネガティブなスタートを切ったところから他の作品との違いを感じました。
炭治郎の心理描写、物語の説明がとてつもなく多いです。私はその方が入り込みやすくて好きです。物語の中の組織図がシンプルでわかりやすいので読みやすいと思います。
ただ敵(鬼)を倒して強くなっていくという話ではなく、その敵にも過去があり考えがあり想いがあることが描写されているので、味方(人間)だけでなく別視点からも話に入り込めるのが良さだと思います。
あととにかくチョイスする言葉、擬音が特徴的です。そこでそんな言葉チョイスする?と思うのですが頭の中で喋らせてみると面白いんですよね。
主人公の炭治郎が近来稀に見るまっすぐな男ですが、このキャラは漫画ならではだなあと思います。現実にこんな真っ直ぐで頭の固い人いないだろうと思うのですが、炭治郎のような考えがあるということを思い出せる又は知れるいい漫画だなあと思っています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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祝!アニメ化!鬼滅の刃

ジャンプ漫画の一つとして人気を集めている鬼滅の刃。
主人公の竈門炭治郎は自身の不在の間に家族を鬼に殺された事によって日常が一変します。その場にいた唯一の生き残りである妹の禰豆子も鬼へと変わってしまいます。家族を殺した鬼への復讐のため、妹を人間へと戻すため、炭治郎は鬼殺隊への入隊を目指すのです。
主人公である炭治郎の性格や、妹の禰豆子の愛らしさ、その後登場する人物たちの個性豊かなキャラクター性や表情。鬼滅の刃の見所は語り尽くすことができません。
この漫画も一巻が発売された当初はランキング圏外で、ファンの間でも打ち切りが間近なのではないかと囁かれていました。そんな窮地を救ったのが、我妻善逸だといえましょう。
鬼殺隊への入隊の最終選別に生き残った5人のうちの1人。ここまで聞けばものすごくかっこいキャラ!と思えるかもしれません。けれども性格はとても臆病で騒がしいヘタレ。選別を生き残った後でも「ここで生き残ってもすぐ死ぬ」「九分九厘死んだ」などマイナスな台詞を言っている。任務に対してもとても及び腰で、怯えながら主人公の名前を呼ぶこともしばしばある。めちゃくちゃある。
けれども人気があると言うことはそれだけの魅力があることも是非知って欲しい。人の言葉を借りてではなく、自身の目でみて。

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悲しい!辛い!鬼!でも切なくて悲しい

鬼滅の刃についてはどこから話せばいいのかわからない。家族が買ってきた1巻を読んだ時「打ち切り漫画では?」と思いました。(後でまわりに聞けば、みんなそういう印象だったそうです。)
しかし読めば読むほど悲しくて、辛い話で、どんどん世界観に引き込まれていきました。スルメ漫画という言葉がぴったり合います。
さらに善逸の登場で雰囲気が一変。怖くてほんのり悲しい雰囲気からギャグシーンも見どころの一つに変わります。特に炭治郎の純粋さが他の漫画にはない味を生み出しています。
主人公の炭治郎のキャラは他の漫画ではありそうでなかった性格で、ひたすら真っ直ぐに鬼と向き合う姿勢に何度も泣きそうになりました。なんなら泣きました。
他の漫画の主人公は「主人公が人との出会いで変わっていく」のに対して、炭治郎に関しては「炭治郎が出会った人の心を変えていく」という特殊なポジションです。
さらにギャグの中では純粋さ故に謎のやりとりが発生します。特に義勇との会話は必見です。
ちなみにアニメ版はあのFateのufotableが手掛けます。
前半の打ち切りの香りがする部分で上手く盛り上がりを作り出していて、初めて鬼滅を見るならアニメ版のほうがいいかもしれません。いやでもやっぱり漫画のほうを読んで欲しい。
家族愛で泣ける方は絶対に泣けると思います。辛さあり、涙あり、シュールさありの鬼滅の刃。オススメです。

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吾峠呼世晴 初連載!鬼滅の刃の魅力

週刊少年ジャンプで連載開始当初、多くの読者が早期打ち切りを予想した「鬼滅の刃」をご存知ですか?
読者の予想を裏切り、人気作が多いジャンプの中でもトップクラスの人気を誇る作品へと成長した「鬼滅の刃」の魅力をご紹介します。

人を喰う鬼がいる大正時代の日本で、炭を売って家計を支えていた主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼に家族を惨殺されるところから物語は始まります。襲われた家族の中で、唯一生き残ったが鬼化していた妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻すために炭治郎は鬼を殺す部隊・鬼殺隊に入隊し、個性的な仲間と共に凶悪な鬼と戦っていく、というストーリーです。

魅力1.どこまでも純粋な炭治郎
明るく元気で前向きな主人公が描かれた漫画は多いですが、炭治郎はその中でも群を抜いた純粋さの持ち主です。どんなに罵倒してきた相手にも、どんなに凶悪な鬼に対しても優しさを向けることができる炭治郎。作中で多くの人間を殺してきた鬼が死ぬ間際、自分と禰豆子を傷つけた鬼相手にも優しい言葉をかけるシーンは必見です。

魅力2.鬼たちの切ない背景
敵となる鬼は元々は人間です。鬼の原種であり炭治郎の家族の仇・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の血を注ぎ込まれて鬼化し、多くの人を喰らい強くなることを目的として行動するように思考を支配されます。
人間だった頃の回想シーンでは父親の自殺や、同じ人間に家族を殺されてしまうなど切ない場面が多く、敵である鬼の過去にも触れることができるようになっています。

魅力3.個性的なキャラクターたち
鬼殺隊の仲間であり、普段は臆病で情けないが気絶したときに本当の強さを発揮して戦う善逸、上半身裸でイノシシの毛皮を被り、好戦的な性格の伊之助など、見た目も中身も個性的なキャラクターが多く登場します。登場人物の個性がぶつかり合うシュールなやりとりも人気の理由の一つです。

大人気漫画の鬼滅の刃ですが、絵が苦手という方もいるようです。もちろん好みが分かれるところではありますが、ストーリー・登場人物・随所にちりばめられた思わずにやっとしてしまうセリフ等、魅力が溢れる非常にレベルの高い作品です。
新刊が売り切れてしまう書店もあるくらい人気の作品なので、ぜひ一度読んでみてください。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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美しすぎる作画に一見の価値あり!!

『週刊少年ジャンプ』原作の漫画である本作ですが、アニメ版の紹介をさせていただきます。
ストーリーは、主人公である少年の家族が鬼と呼ばれる存在に家族を惨殺され、唯一の生き残りである妹も鬼と化してしまい、その妹を人間に戻すために苛烈な戦いに身を投じていく…、といったものです。内容は少年漫画でよくある王道的なストーリーと言えるかと思います。
さて、そのアニメ版で楽しんでほしいポイントはなんといっても美しすぎる作画です。アニメ好きな自分としては神作画と言って差し支えないレベルです。本作の肝である戦いのシーンはパワフルでダイナミック。原作の雰囲気や絵柄をうまくアニメに落とし込んでおり圧巻です。また、背景は緻密で繊細という言葉がぴったりとあてはまる美しさで目を奪われてしまいます。もともと作画に定評のあるufo tableが作画を担当しているだけのことはあり、そのクオリティの高さは本作でもいかんなく発揮されています。
原作が好きな方、ストーリーを重視する方、アニメは作画でしょ!?という方などなど、人それぞれ色々な好みがあるとは思いますが、みなさん見てみてください『鬼滅の刃』を。そのストーリーと作画に満足すること受け合いです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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話が進むほど面白くなっていく作品

舞台は大正時代。人を食べる鬼と呼ばれる謎の生物が存在する世界。
主人公はある日、鬼によって家族が皆殺しにされてしまいます。そして唯一生き残ったが妹が鬼になってしまう。主人公は鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を探すため、人知れず鬼を狩る鬼殺隊に入る決意をします。そこから主人公は数々の頼もしい味方や恐ろしい能力を持った鬼たちと出会います。
設定はよくありがちな作品ですが、味方の技の表現や、敵である鬼の血鬼術と呼ばれる能力がとてもユニークでアニメを見て思わず原作を買っていしまう作品です。
アニメ制作会社であるUFOtableがとても作品とマッチしていて、演出や作画が他のアニメと比べても群を抜いています。ただの修行の作画でここまで丁寧につくりますか、と感心してしまう出来です。これからもさらなる頼もしい見方や強敵が次々と出現するため、UFOtableがどこまで原作以上のものを生み出してくれるのか期待が高まります。そしてアニメでは原作以上にホラー要素、アクションのすばらしさが強調されていて原作以上のものができているといっても過言ではありません。鬼滅の刃って何?っていう方には是非一話だけでも見てほしいと思います。

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多少グロイシーンはあるけど切ない

父が亡くなった後、母や兄弟たちを守って幸せに暮らしていた炭治郎の家族。炭治郎の家は炭焼き小屋をしていました。長男の炭治郎は出来た炭を売りに山の上から町まで出かけました。そして、家に帰った時、人を喰らう鬼たちに家族は食い殺されていました。ただ一人、鬼の血を体に取り込んでしまった妹だけは助かってました。鬼の血を体に取り込むと、その人も鬼になってしまうのです。でも妹は、人間としての気持ちが強く残り、人を喰らう鬼にまでは、なっていませんでした。炭治郎は、妹を人間に戻す方法を探していたところに、鬼を退治する「鬼殺隊」の人たちに出会い、炭治郎は、鬼に復讐するそのグループに入ることにしました。そして、鬼殺隊の中で、修行をしながら、妹もある場所で様子を見てもらいます。
家族をころされて、鬼に向き合う炭治郎の思いや、鬼になってしまった妹の気持ちなど、切ない要素がいっぱいなのです。それだけでなく、炭治郎の入った鬼殺隊の人たちのもいろいろなものを抱えて生きています。悲しいシーンばかりではなく、笑ってしまうような面白いシーンもたくさんあるので、暗い気持ちだけではないところもいいです。お兄ちゃんなので、どんな女の子にも優しく接する炭治郎の恋も気になる漫画です。2019年4月からは、アニメも(東京MX)で放送開始しました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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言葉選びが面白い作品です。

絵はかなり人を選ぶと思います。今どきの漫画と比較するとかなり線が太いかと。絵に抵抗ない方は読めると思います。
内容はよくある鬼と家族を失った少年の話で新しくもないのですが、それを新鮮なものに感じるのは、作者の言葉選びのセンスだと思います。
冒頭が、「なぜこんなことになったのか」という主人公の少年の問いかけから始まります。
主人公の家族は1話で妹を残し他界してしまうのですが、主人公の長男というひとつのワードが、彼のキャラクターを濃いものにしていきます。ファンの間で「長男力」と言われる程にこの長男力がすごい主人公。どんな苦境にいても長男だからという理由だけで生き残ってるのではないかという程です。
その他のキャラクターも各々面白い言葉を発します。物語自体は目新しくない、作風的に、絵柄も物語も一昔前のような作品なのに、どのキャラクターも本当にイキイキと誌面上で動いているので、新しく感じ、人気が出た作品だと思います。特に主人公の妹は、1話以降セリフが1度もありません。話せないからです。
ですが、この妹の表情だけで感情が読み取れるほどに表情の描き分けが上手いです。とても面白くオススメです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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厳しく優しい、鬼退治の物語

「鬼滅の刃」は、少年ジャンプの漫画です。
時は大正時代、主人公は家族想いの炭売りの少年。父亡き今、母と6人兄弟の貧しいけれど幸せな生活は、ある日突然崩れます。鬼に家族を殺され、ただ一人生き残った妹・禰豆子は鬼に変えられ……。
彼らを救ったのは、鬼を狩る組織「鬼殺隊」の隊士・冨岡さん。主人公の炭治郎は家族の仇を討つ為、また妹を人間に戻す為、鬼殺隊に入ります。
全ての鬼の頂点に立つのは、鬼舞辻無惨。隊の仲間や先輩も皆、鬼に身近な者を奪われた者ばかり。
それぞれに鬼を憎み、戦う理由を持っています。
しかし鬼も、かつては人間だった者たち。斬られて死ぬ瞬間、人間だった頃の自分を思い出します。
鬼になった瞬間、家族や恋人を食い殺していますが……。鬼の罪を憎み倒しながら、彼らの悔いに寄り添う炭治郎。したことは許されなくても、鬼もある意味で、被害者なのです。特に炭治郎の妹は、人を喰わない鬼ですし。

人と共に鬼と戦う禰豆子は、新たな希望になるのか。そして彼女を、元の人間に戻すことが出来るのか。
主人公の同期や上司など、魅力的な人物がたくさん登場します。シリアスな中にギャグあり、恋あり、友情あり。絵も素敵で、オススメな漫画です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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主人公の心の美しさに涙

心優しい少年・炭治郎が、鬼になった妹を元に戻す為奮闘する少年漫画です。
なんと言っても見どころは、主人公である炭治郎の心の美しさです。頑固で優しくて真っ直ぐな炭治郎は、人を喰らう鬼に対しても情をかけます。これ以上犠牲者を出さないためにも、炭治郎は鬼を倒し続けると決意していますが、決して鬼の命を軽んじているわけではありません。ここが炭治郎の素晴らしいところだと感じます。
勧善懲悪の話ではあるのですが、どれだけ卑劣な敵に対しても優しさを持ち合わせる炭治郎のお陰で、鬼をただの悪者のまま終わらせていません。もちろん読者から見れば鬼側の事情もわかるので同情することはできるのですが、何も事情を知らない炭治郎がどうしてここまで考えてやれるのだろうといつも感動してしまいます。
他にも、個性豊かなキャラクター達もこの漫画の魅力の一つです。仲間である少年・善逸は、普段はヘタレの女好きですが、いざという時はやるかっこいいキャラクターです。もう一人の仲間、伊之助は、普段は猪の頭を被った変人ですが、実はその素顔は超美少年というギャップを兼ね備えています。シリアスな展開も多いですが、仲間たちと繰り広げられる話の中にはギャグもふんだんに盛り込まれていて、思わず笑ってしまうような場面も数多くあります。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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男女問わずハマれるバトル漫画

ここ最近買ったバトル系の漫画で一番面白くて
続きが気になる作品です。
初見の方は表紙の絵を見て苦手と感じる方もいるかと思いますが…、
絵の好き嫌いで判断するのはもったいない!
帯やあらすじを読んで買うか買わないか迷ったら
是非買って読んで見ることをおすすめしたい漫画です。
タイトルから想像できる通り、主人公と主人公の妹がとある理由で鬼と戦っていく…といった内容で、
その鬼を倒す経緯として1話目からかなり重く暗い話で始まりますが、主人公の性格が明るく、作者の表現がコミカルな所があるので、暗すぎず、くすっと笑えるシーンも多くあります。
涙なしじゃ見れない、ちゃんとした感動ができるのも、この漫画のおすすめするポイントです。
主人公を含めた登場人物のキャラが濃く、敵のキャラクターも魅力的に感じる描写をしているのが、この作品の素敵な所だと思います。
これは私個人の意見ですが、セリフの流れがテンポよく、難しい単語や説明が入った時でもこのテンポの良さで読みやすく感じました。
10巻を超えましたが、読み始めると止まらないこと間違いなしだと思いますので気を付けてください。
2019年の4月からアニメ化も決定しました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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優しすぎる兄妹に心打たれる

舞台が大正時代の日本ということもあり、どこか縁日に来たような雰囲気の漫画。
普通の人間が人喰い鬼と化してしまう残酷な世界で、鬼となってしまった妹・禰豆子を人間に戻すために鬼を狩る主人公・炭治郎の真っ直ぐで熱い姿を応援せざるを得ない。

1話では鬼になって自分を襲って来た禰豆子に対し、負けるな頑張れと言って鬼にさせないとする必死に呼びかける炭治郎に禰豆子が見せた涙は家族の絆を感じる。
また鬼ではあるが、自我のある禰豆子がみせる優しさはとても可愛く、炭治郎に抱きついたり、悲しむ人を撫でたりする姿はほっこりしてしまう。
また、炭治郎は嗅覚に優れていて嗅覚をうまく使いバトルする姿は面白く技の表現は浮世絵の風景画のようであり、洒落ている。
鬼が死ぬ時にみせる自我の部分に嗅覚で触れた炭治郎が鬼の手に触れたりする姿は優し過ぎて心が痛くなる。

シリアスではあるものの、ギャグでの笑いも多く、全体的に重くなり過ぎないのでスラスラ読める。登場するキャラクターは鬼であろうが関係なく皆んな個性が強く魅力的。程よく欲が強いキャラクターはやはり良いと思ってしまう…。
週刊少年ジャンプでの連載だと知った時はジャンプっぽくないな、シリアスな1話だと思ったが、話が進むに連れ作者のキャラクターに魅せられ完全に虜になってしまうのではないかと思う。現在ではアニメ化も決まっている漫画なので是非読んでほしい。