鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。スピンオフの小説・漫画も数多く存在する。
舞台は大正時代。家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻す為、主人公の炭治郎(たんじろう)は鬼を滅する「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊。そこで様々な人や鬼と出会い、次々に新たな「呼吸」と呼ばれる技を会得。そして鍛錬を重ねながら、鬼の首魁である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為に戦っていく冒険譚。
『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本全23巻の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破。
2019年にテレビアニメ化し、このテレビアニメで人気を確立。老若男女問わず人気を博して「国民的アニメ」と称されるようになる。そして2020年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、日本歴代興行収入第1位となった。
企業やテーマパーク・各種飲食店などで多様に展開されたメディアミックスや、異例の能舞台化などでも話題を呼んだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaibaのレビュー・評価・感想 (4/9)

レビューを書く
鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
7

鬼滅の刃は面白い。ただ…。

社会現象にもなっているこの漫画を、私も流行の波に乗って単行本を全巻読破しました。最初の10巻くらいを読んだ感想は、「流石話題になるだけあるなあ」と、とても満足しました。
バトルシーンの白熱さは読んでいるこちらにも緊張感が伝わってきて、次から次へと展開が気になりました。登場人物のキャラもとても魅力的で、これほど好きなキャラクターが多い漫画も珍しいと感じました。
ただ人に勧めたいかと聞かれれば、意外とそうでもありません。それはなぜか。
感動を誘うシーンがほとんど死に纏わる展開だからです。
もちろん、登場人物が死ぬことが悲しくてこう言っているのではありません。ただ私は、登場人物が死ねば面白くなるという構図になってしまっている気がして、心の底から好きといえる作品とは思えなくなりました。
私が思うに、この世で最も感傷的なことは、人が亡くなることだと思います。この作品はその展開が最後の方に何度も訪れます。幾度となく訪れるので、私は正直「この作者は死ねば展開が面白くなると思っているのではないか」と感じてまいました。かといって、命のはかなさの表現も伝わりませんし…。
もっといえば、何度も同じような(死ぬ)展開で読者を感動させるお涙頂戴感があり、独自性がないとも感じるようになってしまいました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

鬼滅の刃最高!!

主人公の竈門炭治郎が自分の家族を鬼に殺され、唯一生き残ったが鬼になってしまった妹のねず子を背中にしょい、妹を元に人間に戻すため、家族を殺したきぶつじ無惨を倒すため、鬼殺隊の一員になって鬼と戦っていく物語です。私がこの作品でとても気に入っているのが悪者であるはずの鬼に関してもストーリーが挿入されているところです。本作で出現します鬼は、実は元の姿は人間であり、みんなきぶつじ無惨の血によって鬼に変えられてしまっています。しかし、どの鬼も我々人間からも同情されるような悲しい過去、つらい過去があります。
原作の漫画でも、アニメでもその過去をストーリーとして出していますが、私自身も読んでいてとても過去の自分に近いものを感じた所もあり、心に来るものがたくさんありました。恐らくこの鬼滅の刃を知らない方々はこの鬼の悲しい過去などのストーリーを見れば、作品のすべてを見ようと思うのではないかと思っております。それも一匹一匹のすべての鬼が全く違う過去を過ごしており、この作品の大きな見どころです。
主人公の炭治朗もとても人思いでやさしい性格の持ち主で、鬼と対峙するときも鬼から悲しい過去などを感じ取って戦いに応じることもあります。それもまた見所です。ぜひ鬼滅の刃を知らない人も一度見てもらいたいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

めっちゃ面白いです!

主人公の竈門炭治郎は長男であり、お父さんが亡くなってしまったので、家計を支えるために、住んでいる山から街の方に炭を売りに行っている間に、鬼に家族を殺されてしまいました。唯一息があった禰豆子を助けようとしたが、突然鬼になってしまい、禰豆子を普通の人間に戻すために鬼と戦うお話です。
炭治郎は兄弟愛や家族愛、仲間も思う気持ちがとてもつよく、思いやりがあり、見ていると優しい気持ちになりました。
強い相手にも果敢に立ち向かい、勇気をもらえるお話です。
とても感動するお話ですが、泣けるばっかりじゃなく面白い所もいっぱいあって、まさかアニメを見ない私がこんなにアニメにハマるとは思いませんでした。
鬼滅の刃に出てくるキャラクターは、個性豊かで、面白くて、かっこよくて、可愛くて、みんな根はとても優しくて、色んな過去を抱えていて、一人一人の過去をだんだん知っていき、普段のみんなからは想像出来ないほど、みんな小さい頃から辛い思いをしている事が多く、毎回泣きました。そしてみんなの事がもっともっと好きになりました。こんなに感情移入するアニメは本当に初めてでした。言葉だけではあまり伝わらないかもしれないですが、本当にオススメです!見たらハマると思います!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

アニメしか見てないけど、とにかく良かった!

1話から家族が鬼に食い殺されるという急展開。
唯一生き残った妹の禰豆子(ねずこ)は鬼になってしまう。
混乱する状況の中、鬼を殺すために来た「鬼殺隊」の富岡義勇(とみおかぎゆう)がやってくる。
妹を殺そうとする富岡に非力ながらも歯向かうが、倒せずに力尽きてしまう。
鬼になり理性を失ったはずの妹、禰豆子は富岡から離れて炭次郎を守ろうと富岡を威嚇する。
その姿に富岡は何かを感じ、禰豆子を殺すことをやめて自分の師匠である鱗滝(うろこだき)を訪ねるよう提案する。
鬼殺隊に入り、なんとか妹を人間に戻す方法を探しだし、必ず成し遂げると固く誓う兄の炭次郎。
修行だけで2年の月日が流れ、最終課題は今までの教え子が誰も切れなかった大岩を刃を使わずに技だけで切ること。
師匠である鱗滝は試験に合格してから、実は今までの教え子が最終試験で命を落とし帰ってこなかったことが心配でわざと厳しい修行を炭次郎にさせていたことを語るのだった。
鬼殺隊の入隊試験にも無事合格し、活動する。
普通なら敵である鬼に対して並々ならぬ殺意が湧くはずが、炭次郎は違う。
敵にすら同情してしまうほど優しすぎる。
技の迫力はどれもとても魅力的。
鬼が殺されると毎回、人間だったころの回想が入るけど、その事情も泣ける。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

次が読みたくなる漫画

最近では登場人物のコスプレまでする人が出てくるほど人気急上昇中の漫画鬼滅の刃。なんといっても出てくるキャラクターが主人公だけでなく脇役の子たちまでどの子も個性的で魅力的な人たちばかりなんです...!実際に鬼滅の刃を読んでいる友達に聞いてみたりネットで調べてみると、推しのキャラクターが一人ひとり違ったり、〇巻だけにちらっと出てきたこのキャラクターが好き、などと全く予想もしていなかったコアな意見が聞けて楽しいものです。最初は、なんのきなしに読み始めた漫画ですが読み始めると止まらなくなり気づいたらまんまとはまってしまっていました。笑 簡単に言ってしまうと、もともとは人間だったが鬼にされてしまった者とその鬼を滅亡させようと戦う人間のお話です。この一文だけ見ると、"あー、よくあるやつね"と思うかもしれませんが、ただ鬼を殺していくというものではなく、鬼にも望んで鬼になった者やまたそうではなく鬼にされてしまった悲しい者もいてそれぞれの鬼にストーリーがあるのです。人間を食べてしまう鬼にも人気があつまるのはこのように鬼にもそれぞれ違ったストーリーがあったりなんとなく共感できる部分があるからなのかなと思います。また、鬼にも情けをかける心やさしい主人公でもある単治郎と、鬼にさせられてもなお、心を持ち人間を食わないという精神力をもつ単治郎の妹である禰豆子の絆や成長を今後も見守っていきたいと思わせてくれる漫画です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

鬼滅の刃の推しについて

鬼滅の刃、蟲柱である胡蝶しのぶ、彼女は強い女性そのものだと思う。
鬼に親を殺され、花柱である姉、胡蝶カナエを殺され、鬼を憎む思いと姉の最期の願いである「人も鬼も仲良く」という相反する感情を抱きながら、戦い続けていた。
最終決戦に備え、鬼に対して猛毒である"藤の花"の毒を体に貯め続け、継子である栗花落カナヲに「鬼の頸を切って」と託した。
姉の仇である鬼との戦闘で命を落とすが、彼女の願いはカナヲだけでなく、伊之助にも届いていた。
戦闘に勝利した後、カナヲがしのぶと姉・カナエの髪飾りを抱き締めて涙し、姉さんと呼ぶシーンは本当に感動した。
カナヲが己の心の声(意見)を口に出せる様になったのは、主人公とのやり取りの後だが、それ以前のしのぶとカナエの愛情も関わっているのだろうと思った。

華奢な体に細い両手両足、鬼を殺せないと嘆きながらも戦いに身を投じる彼女。
頸が切れずとも、己の力で鬼を殺す毒を作り出し、柱まで上り詰めた彼女。
姉の仇を一人では殺せぬと察し、姉が買った栗花落カナヲに思いを託し、自らを犠牲に仇を取った彼女。
蝶の様に美しい彼女が、天国で姉と両親に再会する描写は本当に感動した。

彼女は本当に美しい女性だ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

何度でも読める

アニメ化されてから、視聴しましたが、4回見返しています。そのぐらい面白いです。OPは何度きいても鳥肌が立つぐらい興奮します。、声優も書くキャラクテーにピッタリです。また、主人公や、その仲間たちのセリフが心に響きます。
実は最初の1話を見たときに、見るのを一度やめています。暗い話や、怖い話が苦手なので、1話を見たとき暗い、やめようと思いました。しかし、職場の人のススメや、OP曲を聞いてみてもう一度見てみようかなと思い、再挑戦してみました。3話のときのサビトのおめんを切ったときに岩が切れていたのを見て、ものすごく鳥肌が立ったのを覚えています。鬼が死ぬ感じはグロテスクなのであまり好きではありませんが、それを超えるぐらい内容が面白いです。また善逸・伊之助との絡みは最高ですし、カナヲと炭治郎の絡みも好きです。鬼のネズコを連れているのを、鱗炊さん・富岡さんが命をかけている手紙も感動しました。富岡さんのあのクールな感じはたまりません。柱の人たちと違う、と言っている真相もすごく感動しました。そこからみんなと仲良くしようとする富岡さんかわいい。
漫画はアニメの続きの7巻から読み愛読しています。10月に映画化されるのでぜひ見に行きたいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

残酷な現実に立ち向かう少年漫画

最新刊のネタバレも含まれていますので、閲覧に注意してください。
数々の少年漫画を見てきましたが、鬼滅の刃は衝撃的でした。まず、ラスボス鬼舞辻無惨がラスボスであるにも関わらず、小物すぎるところです。何か自分の野望を実現したいとかや鬼の世界を作りたいというわけでもなく、唯々、自分が生き延びるためだけに人を平気で大量に殺し、鬼を増やし、有能な鬼の部下を平気で使い捨てるところがとても斬新でした。おまけに部下の使い方も下手糞で、もっとうまく使えば主人公や仲間を絶滅させることができたのでは、とも思いました。
極めつけに、鬼舞辻無惨は、主人公たちに「しつこい。お前は生き残ったのだからそれでいいだろう。」と無茶苦茶なことを言ってのけます。主人公の大切な家族や仲間を殺して奪った本人が、「復讐なんてみっともないからやめろ。」なんてことを言うんです。ここまで、人を不愉快な気持ちにさせるラスボスはそうそういないでしょう。
また、鬼滅の刃を描いている作者自身が主人公や仲間に対してとても残酷で容赦がないです。これでもかというほど、悲劇を見せつけ、読者の心をえぐり取ります。主人公たちは残酷な運命に逢いながらも、鬼舞辻無惨を倒すために自分たちの命をかけて、100%以上の力を発揮して必死になって戦う姿に胸を打たれます。
また、主人公の仲間のキャラクター達が個性的でとても魅力的です。特に、主人公が所属する組織、鬼殺隊のトップに君臨する「柱」のメンバーが魅力的です。どのキャラクターも魅力的だから、絶対に自分が好きになるキャラクターが1人は出てくると思います。お気に入りのキャラや仲間が死んだり、ひどい目にあったりするときの心のダメージが計り知れません。自分を犠牲にして戦う姿はとても痛ましく、もうこれ以上死なないでほしいと願いました。
人気のキャラクターを情け容赦なく次々と殺していったからこそ、読者は心を打たれたのではと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

最高の漫画

主人公の竈門炭治郎は家族を鬼に殺されてしまいます。
唯一息のあった妹禰豆子は鬼に噛まれ鬼になってしまい禰豆子を鬼から人間に戻す為に炭治郎は鬼と戦い人間に戻す方法を探していく物語です。
鬼と戦う為炭治郎は長い修行をこなし鬼殺隊に入ります。
鬼殺隊のメンバーも個性的なキャラクターが多くて見所があります。その中でも私が特に好きなのは柱のメンバーである音柱の宇髄天元です。このキャラはまず見た目がド派手で初めて見た時からだいぶ印象的でした。上弦の陸堕姫と妓夫太郎との戦いは迫力満点でめちゃくちゃかっこよかったです。戦いの中で強さだけでなく優しさもすごく感じこのキャラを好きになりました。髪を下ろした時の宇髄天元がめちゃくちゃかっこいいです。
鬼舞辻無惨戦も個人的にオススメです。
炭治郎や善逸や伊之助に加え柱のメンバーの1人1人の良さが出ていて凄く感動しました。鬼側にもちゃんと1人ずつ人間でいた頃の話もあって見ていて飽きない作品でした。
鬼滅の刃は1つの戦いが短いので気軽に見れます。しかし逆に戦いが短すぎてもう連載が終わってしまったことがとても残念です。とても素晴らしい作品だったのでもっと続きを見てみたいと思いました。是非まだ鬼滅の刃を見た事無い方は見ていただきたいと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

神作品

一世を風靡していると言っても過言ではない「鬼滅の刃」。この作品「週刊少年ジャンプ」での作品となっております。正直、初見だった時は「絵があまり好きではないな」と思ったのが正直なところです。しかし、ストーリー(内容!)はぐっと惹かれるものがあり、まさしく少年ジャンプにふさわしいなと感じました。
話はアニメ版に移ります。まず、第一話で主人公の家族は妹一人以外全員「鬼」に殺されてしまいます。主人公が辛い思いをしているのも束の間で残った妹は「鬼」にされてしまいます。そしてそんな妹を鬼から人間に戻すべく始まるストーリーとなっています。ただ、この第一話では後に名シーンとしてファンの心に残るシーンがあります。そのシーンは是非ご自身の目で見てもらえればと思います。「絵が好きじゃない」を理由にしていた私のハートをがっちりとつかみました(「生殺与奪」と調べれば出るくらい有名です)。この一話を見た瞬間に「これは人気になるわ」と確信したくらいです。
他の登場キャラクターも癖が強いキャラが多く、どのキャラクターも「人気」というのがこのアニメ/漫画のすごいところでもあるのでしょう。ちなみに作者の方は様々な漫画のファンなようで読んでいると「このシーンは…もしかしてあの漫画の…」といううシーンもあるのですがあくまで漫画が好きな作者ならではだなと感じました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
2

あまりおすすめしない

私は鬼滅の刃についてあまりおすすめできません。
なぜなら、やはり少年漫画なのに、女性受けを狙った作品だから。
それが見え透いていてなにか嫌な感じがするからです。
それに、ストーリーの方もどうでしょう。あまり面白くなく感じます。
キャラが微妙です。主人公のキャラデザインが汚くて、あまり見ていられないと思います。
要するに、なにもかも微妙な感じを受けると思うのですが、いつ終わるんだろうと思います。
設定があまり好きではありません。柱とか技名も、とってつけたような微妙なネーミングです。
もう少し頭を捻れば良いのに、と思いますし、人気出たくてすべてがとってつけたようなのが気に入らず、三巻ほどで投げています。
調子に乗っているうちはいいですが、メディア化して人気が出たからと言って、こんなに雑な作りで良いのでしょうか?
ジャンプの作品作りについて思うのが、タイトルです。タイトルが微妙。
鬼滅の刃もそうだし、なんかもっといいのないのかなと思うようなネーミングが多いです。
どうでもいいのかもしれませんが、もう少しよく考えないと、読んでる人はきれると思います。
とにかく鬼滅の刃はストーリー×、絵◎といった感じの、完璧な作品ではないと思います。
デスノート、バクマンくらいの完結作でお願いしたいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

おもしろい!カッコイイ!感動する!

鬼に家族を殺された主人公が、鬼になってしまった妹を人間に戻す方法を鬼狩りをしながら探すという物語です。主人公の竈門炭治郎はとにかく優しい少年で、炭治郎が怒る時と言えば、大切な仲間などが侮辱されたり傷つけられた時で必ず他人の為の怒りで、その時の炭治郎がカッコイイ。また、かまぼこ隊なる竈竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、竈門禰豆子の4人組の掛け合いもまた見どころで面白いです。ギャグも多めに入っており、五峠先生のゆるい絵もギャグにぴったりハマっていて、読みながらニヤニヤしてしまうくらい面白いです。五峠先生は効果音も独特で、そこもまた見どころかと思います。炭治郎達が入隊する鬼殺隊には9人の『柱』がおり、個性強めで、この柱達も読者の中で推しが分かれるほど人気が高いです。それぞれ、『呼吸』といって技のタイプが違うのですが、その技が鮮やかに繰り出される戦闘シーンもまたカッコよく、読み入ってしまいます。鬼殺隊や鬼になってしまった人達の過去は、読みながら泣けてくるほど感動します。特に私がオススメしたいところは、童磨という鬼と戦った時の伊之助の過去と、猗窩座という鬼の過去です。鬼殺隊だけでなく、敵役でもある鬼の過去も大切に描かれているので、読者には鬼のファンも多いようです。DVDレンタルなどもあったので、アニメもオススメします。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

強い志と深い絆

鬼にされた妹を人間に戻すため鬼に立ち向かう主人公の炭治郎。炭治郎の周りには共に支え合う大切な仲間がいます。
炭治郎は皆に助けてもらいながら、皆もまた炭治郎の優しさに救われながら、物語は進んでいきます。
作中の鬼たちも元々は人間で、悲しい過去を持っています。十二鬼月という強い鬼たちがいますが、彼らが鬼になった経緯も悲しく、人間の頃の描写を見ると涙腺崩壊します。元凶である鬼舞辻無惨を倒すべく、鬼殺隊(炭治郎や柱たち)は立ち向かうのですが、この柱たちもまた、悲しい過去があります。親や兄弟を鬼に殺され、鬼を倒すべく鬼殺隊になり、日々市民たちを守っています。話が進んでいくうちに炭治郎や柱たちもボロボロになり、命をかけて鬼と戦っていきます。そんな中、鬼にされた妹の禰豆子はずっとお兄ちゃんや鬼殺隊の仲間でした。そこも家族の深い絆があり、感動します。鬼滅の刃は、「立志編」「無限列車編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」「無限城編」とそれぞれ活躍する柱、出てくる鬼が変わりますが、どの編も感動し、優しさで溢れています。また、それぞれの編での想いが繋がっており、皆の想いがひとつになっていくのが分かります。

鬼を倒す話と言ってしまえばそれまでですが、本当に深く優しいお話です。最後の最後まで大泣きでした。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

劇場版クオリティの作画

無限列車での任務を終えた後の任務「遊郭編」を描いた物語。
ストーリーは日常シーンが少なく戦闘シーンが大半を占めます。煉獄さんの関連の話は非常に感動でき、無限列車に引き続き感情を揺さぶられます。後半の堕姫と妓夫太郎のシーンでは、二人の鬼になった経緯など壮絶な過去など鬼の気持ちを描いているのは1期などに引き続き良かった。また、堕姫を倒したと思い、中から妓夫太郎が出てくるシーンは主人公たちの絶望を一緒に味わっているようで作品に引き込まれます。
社会現象を起こしたぐらい人気な作品になるがすべてが良いというわけではない。戦闘シーンで緊迫した場面というのに、説明口調で話しているのが少し気になった。戦闘シーンが多すぎて、日常シーンが少ないのも少し気になりました。決して戦闘シーンが多すぎてつまらなくなったというわけではないが、1期の12話分と比べて日常シーンが少ないのでもう少し日常シーンがあってもいいと思った。日常シーンを見たいという人には、物足りないと思うかもしれない。
作画は、アニメ史上過去最高の作画といえるかもしれない。戦闘シーンの作画は劇場版と思うくらい一コマ一コマが丁寧に描かれている。炎で燃える街並みや倒壊している建物、剣がはじける時にでる火花なども細かく描かれている。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

兄弟愛に感動します

もともと、声優さんのクサい演技が苦手でアニメは観ずに生きてきたのですが、動画配信サービスで常に1位を陣取っていたので気になり観始めました。
主人公が鬼に家族を殺され、さらに妹が鬼になってしまうという衝撃的なオープニングから始まり、テンポ良く物語が展開されていき、1話ずつあっという間に観終わってしまいます。アニメーションの技術も素晴らしくて、特に闘いのシーンはすごく迫力のあるものに仕上がっていて、クオリティの高さに驚かされました。次々と登場する鬼に立ち向かい、鬼との闘いを通して主人公が成長していく物語かと思えば、実際には家族との絆や兄弟愛が中心に描かれており、登場人物ごとにそれぞれ細かく描かれたバックストーリーが心に刺さります。さらに、主人公たちに殺されていく鬼たちにも、鬼になる前人間だった頃の生い立ちや兄弟愛があり、鬼に感情移入してしまう場面もありました。人間や鬼など関係なく人物描写が細かいので、登場する鬼のファンになる人も少なくありません。それほど出てくるキャラが魅力的だと思います。近々映画も公開されるということで楽しみにしています。最後までどんな展開になるのか予測不能なので、本当におすすめの作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

今まで見たアニメの中で一番泣けたアニメです。

私が紹介するアニメは【鬼滅の刃】です。
爆発的に人気のアニメなので知ってる方も多いかと思いますが私なりの感想をかきます。
まず鬼滅の刃は週刊少年ジャンプで連載されている漫画です。
アニメも放送されていたので今回はアニメの方の感想を書いていきます。
物語の内容としては主人公の炭治郎が鬼になってしまった妹の禰豆子を人間に戻すためにあらゆる鬼たちと戦っていくという物語となっています。
私はアニメを見て一話目で泣いてしまうという事は今までになかったのですが鬼滅の刃を見たときは一話目の最初の方から涙が止まりませんでした。
主人公の炭治郎の家族は一話目の最初の方で人食い鬼に殺されてしまいます。
妹はまだ息があったものの鬼にされてしまいます。
もし私が炭治郎だったら絶対にそこで立ち直れません。
しかし炭治郎は鬼になった妹を助けるために必死に立ち上がります。
その姿を見てるだけで感動しますしすごく応援したくなります。
炭治郎は凄く心が綺麗で優しい少年です。
人食い鬼にすら同情してしまう優しい心を持った主人公です。
しかし時がたつにつれて成長していく炭治郎を見るのも凄く楽しいです。
泣ける場面も多いですがギャグ系のシーンもあって誰が見ても楽しめる作品になってると思います。
気になった方は是非視聴してみてください。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

大正明治の時代背景好きな方には必見!女子の心をつかむ登場キャラクターも多数登場します!

主人公は山奥に家族と暮らす男の子。
ある日を境に家族を失い、唯一残された妹を守りながら戦いに身を投じていくストーリーです。
妹の身に起きてしまった怪異を治すため、また、家族を奪った仇を打つため、主人公の一途でまっすぐな性格がうまく表現されています。
また、マジメなパートとクスっと笑えるような表現や掛け合いもあるため、次から次へと変化するストーリに、見ていてとても楽しいです。
早いストーリー展開ですが主人公が出会う人、倒さなければいけない相手のバックボーンもきちんと描かれており、それを理解して見ていくことでさらに主人公を応援したくなる気持ちにさせられます。
個人的に好きなとこですが、時代背景も大正時代の描写になっていて、来ている衣服や場所など、現代とは違った世界観です。
この作品に影響を受けて、若者がコスプレや髪の色を真似をする人が急増しているとのことですが、それくらいキャラクターに愛着が沸いてしまう作品だと思います。
自分の推しキャラを見つけるのもいいかもしれません。
悲しさ、笑い、バトル、マジメ、ほのぼの、それらが詰まっているので一話一話があっという間に過ぎてしまいます。
何度見返しても楽しめる作品です!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

めちゃくちゃハマりました

私は当初、作画があまり好きではなかったので漫画を読みませんでしたが、アニメが始まり視聴して、これを機にやっぱり原作にもう一度読んでみようと思い、漫画を読み続け最新刊まで読みました。正直当時の自分は、どうして作画が...という理由で辞めてしまったことにすごく後悔しました。こんな面白い作品をなんでやめてしまっんだ、確かに作画が好きではないという当時の理由はわかるが、読み進めていくと夢中になり、作画がどうとかどうでもよくなってきました。作画が合わないから読まないというのは、非常にもったいないことをしていたと気づかせてくれた作品です。
無限城編の、十二鬼月と鬼殺隊の柱達との勝負がめちゃくちゃ面白いです。私は胡蝶さんがすごく好きだったのですが、まさか死ぬとは思いませんでした。だけどさすが胡蝶さん。敵である上弦の弐「童磨」にただ負けたわけではなく、自身に藤の花の毒を体中に巡らせていました。そのあとカナエと伊之助が倒したときはよくぞ胡蝶さんの敵をとってくれたと興奮しました。この戦いで少し思ったことが、普段話さないカナエが伊之助と会話を交わす、これに少し驚きました。カナエ自身、炭次郎との出会いから少し成長したのかなと思いました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

これはバトル漫画の仮面をかぶった哲学書だ!

ストーリーは、ザ・バトル漫画といった感じで、複雑な伏線などもなくわかりやすいです。
鬼との戦いに勝利をしながら展開していくので、爽快感がありますね。

また登場するキャラクターが個性豊かで、読むうちにすべてのキャラクターのファンになってしまいます。描写が細かいのにストーリーの邪魔をしない、ちょうどいいタイミングと分量で自然に描かれている点に、作者の技量を感じました。

あと何といっても、鬼が絶命する間際に語られる人間時代のエピソードが泣ける!
「この人こんなつらい目にあったら、そりゃ鬼にもなっちゃうよ!」と共感してしまうくらい。
鬼は完全悪ではなく、耐え難い現実から逃れたいがために、誰しもがなってしまう可能性のある悲しいものだという風に描かれていたのが、とても印象的でした。

コミックスの2巻で炭治郎が言ったセリフ。
「失っても失っても 生きていくしかないのです どんなに打ちのめされようと」
このセリフは、鬼にならずに、辛い過去を背負って、人間として生きていくためにどれほどの心の強さを必要とするのかを、端的に表していると思います。
この作品の土台には「困難に挫けず(鬼にならず)、自らで運命を切り開いていこう」という作者の熱いメッセージが隠されているような気がしました。

筆者も「鬼滅ブーム」には乗らずに過ごしていました。「子供向けの、鬼退治のお話でしょ」と。しかし、とあるきっかけから読んでなるほど、これはバトル漫画であること以上に、哲学書としての意味合いが大きいと感じました。
子供よりもむしろ、大人が読んで深く感銘を受ける作品なのではないでしょうか。
是非読んでみられることをお勧めします!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

4000万部突破!大人気少年漫画

鬼滅の刃とは、発行部数4000万部を突破するほどに大人気の少年漫画です。
物語は、主人公の炭治郎が用事を済ませて家に戻ると家族が皆殺しにされている所から始まります。
生き残ったのは、唯一、妹のねずこだけ。
しかし、敵の鬼から血を注がれ、妹は牙をむいた鬼に作り替えられていました。
主人公の兄である炭治郎が、鬼になった妹、ねずこを人間に戻すための旅というのが話の主軸になっています。
炭治郎が鬼を滅する討伐隊となるため、試験を受けたり、修行をするシーンがありますが、
不思議なくらい1冊で収まるぐらいにストンと短くスピーディーに漫画では描かれています。
アニメ化もされていて、そこから人気に火がついたといわれますが、アニメでもその修行シーンはぱっぱと進んでいきます。
人気の理由の一つとしては、単行本1冊で収まるように短くサクサクと物語が進むことです。
修行シーンが4、5冊分といった長いものではないというのは、漫画のキャラ側としては励む重要なシーンではありますが、読む側としては、自分が行っているわけではないため正直退屈を感じるところです。
原作者は退屈を感じさせないため、話のサクサクさと個性的なキャラクターを重要に作っているようです。
仲間となる我妻善逸は、小さな子供にさえ縋り付くほどの恐がりで心の声が全て外に出ていたりします。
柱と呼ばれる鬼の討伐隊の一人、炎柱の煉獄杏寿郎は上司を尊敬していることを
伝えたうえで上司の意見を全力で反対すると快活にしゃべる印象深いキャラクターです。
そういった個性的なキャラクターがとても多く登場します。ストーリーの展開の速さ、魅力的なキャラクターが人気の一つと言えるでしょう。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

鬼殺隊に入りたくなる!

鬼滅の刃は大正時代がモデルで、人喰い鬼に家族を皆殺しにされてしまった心優しい少年・炭治郎が、唯一生き残ったが鬼の血を浴びたことで鬼になってしまった妹・禰豆子を人間に戻すため奮闘する物語です。
鬼になると人を食べて生きるようになってしまうのですが、禰豆子の兄を思う気持ちからか人を食べるどころか、炭治郎を守ろうとします。
それを見た鬼を倒す集団「鬼殺隊」の富岡、そしてその師である鱗滝は二人の可能性を信じ、無事鬼殺隊となった炭治郎と禰豆子は強力し合いながら鬼を倒していくのですが、鬼も元々人間であり、悲しい過去を背負っていて鬼になってからも苦悩を抱えていたりと事情があり、鬼を殺しつつもその鬼に同情し優しさを見せる炭治郎の行動は思わず泣いてしまうほど感動します。
鬼を恨む者が多い鬼殺隊員に置いて、禰豆子という存在は簡単に認められることではなく、困難を極めますが、それでもその二人を認めて仲間として慕ってくれる存在があるのも感動するポイントです。
また、キャラクターが魅力的で、鬼滅隊の同期である臆病で逃げ癖があるけど本当は強い善逸、単純で好戦的な伊之助、柱と呼ばれる鬼殺隊最強の称号の富岡やしのぶなど様々なワザと性格の個性豊かなキャラがたくさん登場し、ワクワクします。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

はかなくも強いものがたり

主人公が貧しいながらもささやかに家族に囲まれて暮らしていた大正時代。出稼ぎの間に鬼に家族を喰われ、妹だけが生き残ったものの、半分鬼になってしまいます。鬼は人を食べてしまうので、殺すのがルールですが、妹はまだ人間の心が半分残っているので、殺さずに身分を隠し、鬼への復讐を誓います。訓練を重ねて鬼殺隊に入り、仲間たちと出会います。その仲間たちと力を合わせて強い鬼を倒し、やがて数奇な運命を経て鬼のボスを見つけ、復讐を遂げます。
原作は週刊少年ジャンプで掲載されており、アニメ化の後はかなりの人気で漫画単行本が簡単には入手できない事態にまでなっています。主題歌を歌ったアーティストさんは紅白に出場を果たしたので、社会現象になったといっても過言ではありません。週刊少年ジャンプに掲載されてまだアニメ化されていないときから知っていましたが、正直そこまでの人気はなかったような感じがします。アニメ化すると、絵がかなり綺麗でクオリティーが高いものになっていました。そこから一気に人気がでたのではないかと思います。アニメ進んでいくにつれて人気もでてきました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

王道の戦闘マンガ

鬼滅の刃はジャンプで連載されているマンガで、アニメになってから人気に火がつきました。それまでは打ち切り寸前までいきましたが、戦闘シーンのダイナミックさや、敵であっても悲しい過去だったりなど、人物描写が全体的に細かいため、アニメになってから人気が高まってきたのだと思います。特に、主人公のキャラは王道といえば王道なのですが、彼の真っすぐさが非常に人の心に入り込みやすく、共感しやすいキャラになっています。また、主人公の周りの仲間もすごく大事なキーパーソンになっており、物語の中で大きな役割を果たすため、一人一人から目が離せないところも、非常に魅力的に感じる部分だと思います。
物語の進み方も目が離せない展開が盛りだくさんで、原作者の人が非常に容赦のない描き方をします。重要な人物があっけなく死んでしまったりするため、毎回毎回新しい話が出るたびに読者はハラハラしてしまい、続きがどんどん気になってしまいます。まさに王道の描き方なのですが、そこにプラス要素として、重要人物でもいつ死ぬか分からない臨場感が人気となっていると思います。
物語に関して、面白い部分とシリアスな部分がはっきりしているところも、マンガを読んでいて緩急がしっかりしているのが読みやすく、物語が入ってきやすいところです。
王道マンガであっても、随所に作者のこだわりや設定が分かりやすく入っているところが、人気になりやすかった部分なのだと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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鬼滅の刃について

社会現象にもなった作品です。
作品内容の長所
・王道の勧善懲悪ものである。
・週刊少年ジャンプの基本精神である友情・努力・勝利を一貫して体現している。特に作中、主人公の竈門炭治郎がこの精神にもっとも沿っているため、読んでいるだけでもこの精神を感じることができる。
・日本の神話などにつながる内容があるため、作品を切り口にして新たな知識を得ることができる。
・敵が一貫して「鬼」と呼ばれるものであるため、指針がブレない。この指針のブレなさは主人公の行動原理にも適応されており、「妹を人に戻す」「鬼を倒す」という二大柱を元に動いている。このため、読んでいてストレスを感じにくい。
・子供の情操教育という面でも一考の余地がある作品である。主人公が公式に評されるほど「優しい」だけあり、読んでいて価値観を見つめ直すようなシーンが多くある。

短所
・敵が一貫しているという性質上、波乱の展開という点ではやや意外性に欠ける。
・作品の性質上仕方のないことでもあるが、残酷な描写が多いためそういった描写が苦手な方にはおすすめできない。

残酷な描写に一定の耐性があり、漫画に興味がある人は一読の価値がある。