鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品、およびそれを原作とした映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。スピンオフの小説・漫画も数多く存在する。
舞台は大正時代。家族を鬼に皆殺しにされ、唯一生き残ったものの鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻す為、主人公の炭治郎(たんじろう)は鬼を滅する「鬼殺隊(きさつたい)」へと入隊。そこで様々な人や鬼と出会い、次々に新たな「呼吸」と呼ばれる技を会得。そして鍛錬を重ねながら、鬼の首魁である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒す為に戦っていく冒険譚。
『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本全23巻の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破。
2019年にテレビアニメ化し、このテレビアニメで人気を確立。老若男女問わず人気を博して「国民的アニメ」と称されるようになる。そして2020年には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、日本歴代興行収入第1位となった。
企業やテーマパーク・各種飲食店などで多様に展開されたメディアミックスや、異例の能舞台化などでも話題を呼んだ。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaibaのレビュー・評価・感想 (2/9)

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鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

少年漫画のクセにスッキリしない

ジャンプの有名作品にありがちな、敵を倒して勝利を喜ぶというスッキリ展開があまりなく、憎い鬼を倒しても、なぜか虚しさが残る、そんな作品です。魅力的なキャラも容赦なく死んでいき、鬱展開も多め。
煉獄さんを容赦なく殺した上、それでは飽き足らず他の柱もどんどん死んでいく様は、人気漫画にしては珍しいなと感じました。
敵味方含め、個性溢れる魅力的なキャラクターが多いです。
登場回数が少ない人物ですら、キャラ設定がしっかりされていることが多く、作者のこだわりを感じます。
また、完結はしていますが、まだまだ回収されていない伏線がたくさんあり、読者それぞれが色々な捉え方ができる点も人気の理由の一つかと思います。
話自体は、「鬼を倒して平和を取り戻す」というシンプルなものですので、子供でも十分理解でき、人気が出るのも納得です。ただ、深く見ていくとかなり細かい設定が散りばめられており、何度読み返しても新しい発見ができます。
老若男女問わず真似したくなる技名も、「うまくやったな」という印象。読んだ人のほとんどは、自分が何の呼吸かを真剣に考えたことがあると思います。
戦闘に関しては、本作では、皆で力を合わせて強い鬼を斬る、というスタンスです。個人的にサシ勝負が好きなので、盛り上がりに欠けました。善逸VS獪岳は完全なるサシであり、さらに当初は自分よりも格上だった相手に善逸が勝利する、という典型的な少年漫画の展開なので、一番好きな戦闘です。この戦闘は、善逸が人気投票一位であることにも貢献しているのではないでしょうか。
「人気だから」という理由で読み始めましたが、ストーリー、キャラの魅力、かっこいい技、伏線回収など、総じて面白かったです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

鬼滅の刃の漫画とアニメ

週刊少年ジャンプで連載が始まった鬼滅の刃は、瞬く間にアニメ化、映画化され大人気作品になりました。
私は電子書籍で全館購入し、読破しました。
漫画の良さもあれば、映像での良さもあります。
アニメで興味を持ち、漫画に入ったのですが、まず気になったのは絵の描写で、どこか絵に違和感を覚えながらもその独特な世界観に引き込まれていました。
映像化を担当したのはUFOテーブルという企業で、SNS等で調べてみるとUFOテーブルなら間違いない、安心、すごい映像になるぞと期待の投稿がたくさん見られました。
映像に関しては映画版鬼滅の刃「無限列車編」での煉獄杏寿郎の戦闘シーンを見れば必ず納得できます。
九の型「煉獄」炎が竜の如く、上弦の参「猗窩座」へと襲いかかる様は圧巻でした。
とても残念ですが、煉獄杏寿郎はこの無限列車編により命を落とし、それを聞いた柱達も驚愕、彼の思いを胸に遊郭編へと物語は移っていきます。

遊郭編では音柱「宇随天元」が竈門炭治郎たちを引き連れ、潜入捜査をしながら鬼を探すという物語で、上弦の陸「堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)」を相手に激闘を繰り広げます。
宇随天元は命を落とすことまではしなかったのですが、柱としての役割を全うすることが難しい体となってしまい、柱の座を降りてしまいます。
一気に柱を二人も失ってしまった炭治郎たちは上弦の鬼との戦闘で刀をダメにしてしまった為、刀鍛冶の里へと向かいます。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

アニメ鬼滅の刃のおすすめレビュー

私が好きなアニメは、ジャンプの人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ版です。
漫画ももちろんおすすめですが、アニメ版は原作のストーリーに加えて見ごたえのある箇所を含むためアニメ版をご紹介させていただきます。

おすすめする理由の1つは、漫画版の良いところを忠実に再現しているところです。
漫画版に関して、読者からは子供でもわかりやすい内容でありながら、日本の歴史を忠実に描いているとの声があります。
物語の舞台は大正時代で、悪事を働く鬼を刀で倒すという大筋の物語以外、遊郭や列車、西洋の館など当時実際に存在していたものを細かく描写してます。
これらをアニメは映像とBGMなどを使って事細かに再現していて、アニメオリジナル描写なども原作に配慮したものになってます。
さらに映像の美麗さと、漫画で書かれたちょっとした小ネタやさりげない描写も多く、ファンでさえも「制作陣を休ませてあげてください」と労うほど完成度が高いものになってます。

もう1つは声優さんが豪華且つキャライメージに合っているところです。
竈門炭治朗役の花江夏樹さん、富岡義勇役は櫻井孝宏さん、胡蝶しのぶ役は早見沙織さんなど主要人物に名の知れた声優さんをあてています。
ですが、ただ主要人物に有名声優さんのみ起用するだけでなく、そのキャライメージにマッチした声の人を鬼滅の刃ではしっかり選んでいます。

この2つの理由から原作ファン、新規で見る人どちらにも安心して見れるアニメだとアニメを見てるだけで感じます。
まだ視聴してない方はぜひおすすめしたいアニメです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

アニメ鬼滅の刃の感想レビュー

私が好きなアニメは、ジャンプの人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ版です。
漫画ももちろんおすすめですが、アニメ版は原作のストーリーに加えて見ごたえのある箇所を含むためアニメ版をご紹介していきます。
おすすめする理由の1つは、漫画版の良いところを忠実に再現しているところです。
漫画版に関して、読者からは子供でもわかりやすい内容でありながら、日本の歴史を忠実に描いているとの声があります。
物語の舞台は大正時代で、悪事を働く鬼を刀で倒すという大筋の物語以外、遊郭や列車、西洋の館など当時実際に存在していたものを細かく描写してます。
これらをアニメは映像とBGMなどを使って事細かに再現していて、アニメオリジナル描写なども原作に配慮したものになってます。
さらに映像の美麗さと、漫画で書かれたちょっとした小ネタやさりげない描写も多く、ファンでさえも「制作陣を休ませてあげてください」と労うほど完成度が高いものになってます。

もう1つは声優さんが豪華且つキャライメージに合っているところです。
竈門炭治朗役の花江夏樹さん、富岡義勇役は櫻井孝宏さん、胡蝶しのぶ役は早見沙織さんなど主要人物に名の知れた声優さんをあてています。
ですが、ただ主要人物に有名声優さんのみ起用するだけでなく、そのキャライメージにマッチした声の人を鬼滅の刃ではしっかり選んでいます。

この2つの理由から原作ファン、新規で見る人どちらにも安心して見れるアニメだと見てるだけで感じます。
まだ視聴してない方はぜひおすすめしたいアニメです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

現代版新ジャンル桃太郎

主人公が、鬼に変えられた妹を人間に戻すべく鬼退治をしながら旅をする物語。
多くの仲間達との出会い、別れを繰り返し強くなっていく主人公が描かれたダークファンタジー漫画である。
週刊少年ジャンプで連載されており、漫画自体は完結しているがその後もアニメや映画化もされ大人気作品となっている。
この漫画の魅力といえば、まずこの主人公の人物像である。
作中では様々な困難や壁が主人公に立ちはだかるが、妹のため・仲間のため直向きに強く乗り越え、自分を犠牲にしてまでも周りのことを第一に考える姿は心打たれるものがある。
また、作中で敵として描かれている鬼に対しても情をみせるなど、今までに見たことのないほどの心優しき少年が描かれている。
その次の魅力としては、鬼の描写である。
作品では鬼は元々人間で、鬼になった背景が必ず描かれており、それは涙なしでは見られない切ない物語。
六編構成となっており、一編ごとに必ず感動できるものになっている。
この作品は切ない物語だけが描かれているのではなく、筆者独特の表現でクスッと笑える場面もあり、笑いあり涙ありとはこのことで、読者の気持ちを鷲掴みにし、一度読めば最後まで続きが気になる依存漫画である。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

素晴らしい映像美

映像がとにかく綺麗で、戦闘シーンでは火花や刀の残像などが一つ一つ細かく描かれており、息を呑むようなシーンがたくさんありました。
また、内容に関しても、私自身マンガで全巻読んでいて、内容を全て知っていましたがそれでも十分楽しめます。
声優のレベルの高さがアニメ全体の完成度を底上げしているように感じました。
マンガと比べても感情がダイレクトに伝わってくるので感情移入しやすく、引き込まれました。
人の生き様や家族を守るということ、仲間を守るということ、さまざまなメッセージがあるこのアニメでここまで再現性があるのは人生で初めてで、妻と何回も見返しました。
これから、映画化や、アニメの続編もしていくという話ですが、必ず続編も見ようと思える作品でした。
このアニメを作成された方は元々主婦という話で、どうやってこの物語を考えたのか、キャラデザインはどのようにして考えたのか、
その人の人生がどんなものだったのかまで気にさせてしまうような魅力的な物語で、引き込まれ、泣いたり笑ったり怒ったり、画面の前で一喜一憂してしまいました。
もう引退されているとのことでしたが、是非別の作品も見てみたいと思える作画と内容でした。
楽しみにしています。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

今まであるようでなかったアニメ。

絵のタッチが独特で、初めはあまり見る気がしなかったのだが、話題になっていたのでとりあえず見始めると、一話の序盤で一気に引き込まれた。
子どもに人気のアニメにも関わらず、いきなり人喰い鬼に家族が皆殺しにされ、唯一生き残った妹が鬼になってしまうという展開が驚きだった。
血などの描写も割とリアルで、その後も鬼が人を食べているシーンなどもあり、なんでこのようなグロ系のアニメが子どもに人気なのかその時点では疑問だった。
だが、初めは弱々しく頼りない主人公の炭治郎が、修行をつむにつれ段々と男らしくなっていく様や、
妹を守りながら鬼退治の経験を積むにつれ、頼りがいのある一人の男として成長していく様に釘付けになってしまう。
子どもからすれば仮面ライダーなどのヒーローと同じ感覚なのかもしれない。
また、それぞれのキャラクターの個性やかっこよさ、可愛らしさも魅力の一つである。
それぞれの名前も、極在り来りな名前ではなく、古風且つ、覚えて口にしたくなるような難しさも兼ね備えている。
大人が求めるミステリアスな部分だったり、グロテスク要素もありつつ、子どもが笑顔になるようなコメディ要素や、
ほんわかとしたシーンなども上手く合わせられていて、今まであるようでなかった所が人気の理由だと思う。
子どもたちだけでなく大人も十分楽しめるアニメである。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

自身の妹が鬼と化してしまい、人間に戻すため仲間たちとともに奮闘していく主人公・竈門炭治郎。
一大ブームを巻き起こした今作初となる映画では、炭治郎やその仲間である善逸と伊之助が任務のため、列車へと飛び乗る。
その中で待っていたのは鬼殺隊よりも遥かに強く、「柱」と呼ばれる煉獄杏寿郎だ。
炭治郎や煉獄の平和な時間は極僅かに過ぎ、鬼の手によって悪夢を見させられ、苦しんでいる人々が列車の中には山程おり、
炭治郎や煉獄たちも眠らされ、悪夢を見ることことになる。
仕掛けた鬼は「十二鬼月」と呼ばれる鬼で、本作では「下弦の壱」と呼ばれ、口癖は「夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね」だ。
炭治郎たちを眠らせ、自身は先頭車両へ行き順調かと思われたが、炭治郎は自分が夢の中にいることに気付き、必死に現実へ戻ろうともがく。
妹の禰豆子にも手伝ってもらい、目を覚ますと伊之助とともに魘夢の元へ駆け出していくが、到底及ばず。
何度も倒れそうになりつつ、伊之助が炭治郎を助けたりと感動の友情シーンも見受けられる。
煉獄が目覚め、皆で魘夢を倒しにかかり、やっとの思いで魘夢は消滅。
その後、猗窩座という「上弦の参」という鬼が煉獄に「お前も鬼にならないか?」と闘いを挑み、
互角の勝負をしていたが、なんと煉獄が負けて死んでしまったのだ。その後、全員の涙で映画は幕を閉じた。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

何が良いって、炭治郎の心の綺麗さが良い。(無限列車編レビュー)

最初から最後まで休むことなく号泣した。まず、この作品は映像と音楽がとても美しく素晴らしい。
原作漫画やアニメを見てからでないと楽しめない部分もあるかと思うが、色んな人に見てほしい作品。
社会現象を巻き起こし、さまざまな世代に知られた作品が故に低い評価があるのは仕方ないが…
この作品に出てくる主人公の炭治郎や重要人物である煉獄さんの美しさ、儚さを理解できない人とは一生分かり合えない気がする(笑)

この作品では、鬼殺隊の炭治郎・善逸・伊之助、そして煉獄さんの心の中の描写がある。
それぞれの心に個性があり、中でもやはり主人公炭治郎の心の中が綺麗で、美しかった。それだけで涙。
この作品の魅力の一つである戦闘シーンは思わず力が入ってしまうほど迫力がありすぎた。

そしてなんといっても煉獄さんの最期。生きて欲しかったけど、最期まで美しく格好よかった。
煉獄さんは負けていない!
映画を見終わってからしばらくは良い意味で放心状態だった。
原作もアニメも未読で、話題になっているから気になったから見てみた人からすれば「そうでもなかった」「言うほど感動しない」という感想になるのかもしれない。
感じ方は人それぞれだが、食わず嫌いしないで見てみてほしい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

大人気!感動の嵐、鬼滅の刃無限列車編は最高すぎた。

漫画が出始めた時に少し読んで、最初はなんて怖い映画なんだと思ったのが正直な気持ち。
血も飛び散るし、なんだかグロイ系…と思っていました。
しかし、読んでいくうちに炭治郎の人柄の良さに惹かれていきました。
アニメを見たら漫画では伝わりきらなかったキャラクターの感情がこちらにも伝わってきて、漫画を読みながら涙しました。
そんななか映画で無限列車編が公開されると聞き、待ちに待って映画を見たらもう涙涙でした。
炭治郎が過去に行き、現実に戻らないと行けないけど、亡くなった家族と一緒にいたいと思ってどうしようもない感情になったところで泣き、煉獄さんの勇敢な姿に泣き、
最期の煉獄さんのお母さんが現れ、
「俺はちゃんとやれただろうか、やるべきこと果たすべきことを全うできましたか?」という質問に対し、
「立派にできましたよ」という場面ではもうハンカチなしでは見ていられませんでした。
アニメは、漫画にはないキャラクターそれぞれの感情が伝わるので、アニメで見るのもとってもおすすめです。
今まで、漫画を買った事が一度もなかった私ですが、鬼滅の刃に出会い漫画やアニメでこんな感情になったのは鬼滅の刃が初めてでした。
次の続きのアニメが早く見たくてたまりません!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

少年漫画の新星であり王道

鬼滅の刃は、少年ジャンプにて連載されていた少年漫画である。
アニメ化されると大ヒットを呼び、社会現象を引き起こした。漫画は完結している。
主人公・竈門炭治郎が、鬼にされた妹・禰豆子を人間に戻す手段を探す為、鬼を狩る【鬼殺隊】となり鬼を斬る…というのが簡単なあらすじである。
主人公の炭治郎は真っ直ぐな性格をしており、感情表現がとても素直で分かりやすく、共感しやすい。
一話から炭治郎は家族を殺され、唯一生き残った妹は鬼になるという心苦しい展開になるのだが、その気持ちを炭治郎と共に抱えながら、どうなって行くのだろうと続きが気になる事は必須。
他のキャラクターも魅力や個性に溢れており、敵も味方も関係無く、各キャラクターに多くのファンが付いている。
きっと誰もが推しのキャラクターを見付けられるだろう。
ストーリー性も高い上に分かりやすく、妹を元に戻したいという目的や、鬼に対抗する為の手段と言うのが明確である上に、強い敵を倒すとまた更に手強い敵や新たな情報が…と一度読み進めればもう読む前に戻る事は出来ない。
元より少年漫画が好きな人であればきっと一気に読み進めてしまうだろう。
純粋に少年漫画を楽しみたい人や、気になってはいるけど…と言う人には、是非読んで貰いたい漫画である。
まだ読んでいない人は機会があれば是非触れてみて欲しい。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

子供から大人まで楽しめる!

大正時代がもとになっている話だが、台詞の中で説明してくれている部分があるので時代背景に違和感なく楽しめる。長男だからとか、男だからなど、男尊女卑的な台詞がちらほらあるのでジェンダーレスな考えが強い方は多少引っ掛かるかもしれないが、大正時代の話だと考えれば受け入れられると思う。それよりもストーリーがとても精巧で大人でも夢中になれる。鬼の描写はリアルで恐ろしさもあるので小さい子供は怖がるかもしれない。主人公が修行を積んで諦めずに一所懸命にどんどん強くなっていく姿は感情移入をついしてしまうし、その他のキャラクターもすごく個性的で光っているのでどのキャラクターも愛らしく思える。戦う場面の描写も勢いがあり引き込まれる。戦いの技が「水の呼吸」「壱の型」など独特でその世界観もまた楽しい。子供はつい真似したくなるのがわかる。主人公の他に戦う戦士として「柱」と言われる強い戦士が数人いるが、この一人一人も名前や性格、技などとても個性的であり、柱になるまでの個々のストーリーも引き込まれる。今では中々手に入りにくくなっているが完結しているので先が気になるタイプの人は、一度に全巻購入して読破してスッキリできるというのも魅力的である。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

鬼になった妹を治すため鬼と戦う炭治郎

ある日、家族思いで心優しい炭売りの少年炭治郎が家に帰ると、妹以外の家族全員が鬼に惨殺されていた。というところからストーリーが始まる。
傷口に鬼の血を浴びた妹は、鬼に変わり炭治郎に襲いかかってくる。そこに鬼殺隊の富岡義勇が現れ、鬼になった妹を殺そうとする。妹以外の家族を失った炭治郎は、「唯一の家族である妹を奪わないでくれ」と頭を下げるがすぐに富岡義勇に妹を奪われてしまう。取り返す為、富岡義勇に挑むも圧倒的な強さに炭治郎は倒れ込む。倒れ込んだ炭治郎に、飢餓状態である妹が血を吸わず、炭次郎をかばい、富岡義勇に威嚇する姿を見て、富岡義勇は今までの鬼とは違う感覚を覚える。
炭治郎は、妹を人間に戻す方法を探るべく、鱗滝左近次のところへ向かう。そこで修行を積み、最終選別に合格し、鬼殺隊に入る。
全ての鬼は、鬼舞辻無惨の血を与えられて作られる。人間を食べた数の多さ、又は鬼舞辻無惨から血を分けて貰う量によって鬼は強くなっていく。
炭治郎は鬼舞辻無惨の血を多く与えられた十二鬼月という存在を知り、十二鬼月と戦う為、次々と任務を遂行していく。
鬼は元々人間であり、それぞれ鬼になるまでの物語があり、見所である。心優しい炭治郎は、鬼でさえ哀れみ悲しむ。そして、鬼にした鬼舞辻無惨を倒すと誓い、鬼殺隊の中で最高位に立つ9名の柱と共に戦って行く。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

世間の評判は本物!

世間で大評判になっており単行本が手に入りづらい状況になるほどの人気作だったこと、友達が鬼滅の刃愛読者で何度もお勧めされたので、アニメがあるならアニメを見てみようと思って視聴したのがハマったきっかけです。

ストーリーは簡単に言うと、主人公の竈門炭治郎が鬼殺隊という鬼から人々を守る組織に入り、妹である竈戸禰豆子を鬼から人間に戻す方法を探していくというものです。
主人公はとても優しく、道中で会う人たちに施しを与えたりするだけでなく、対峙した鬼たちの鬼になってしまった背景を考えて鬼が苦しまないようにと痛くない技を使用するなどして、主人公の人間味に惹かれる部分がまず魅力です。
そして、どうして鬼になってしまったのかという悲しい背景が語られるため、敵対する鬼にも感情移入してしまうところがまた魅力です。

アニメもマンガもとても絵がきれいです。特に技を出したときに出るエフェクトがきれいで、主人公が技を使うと水のエフェクトが出るのですが、そのエフェクトが本物の水のように見えるため、とてもきれいで繊細だと感じます。
アニメ版では主人公の声を声優の花江夏樹さんがあてています。
メインキャラクターだけでなく、道中に出てくる鬼たちも有名声優の声があてられており、声優陣の豪華さもこの作品の魅力だと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
7

主人公とその仲間達は勿論、敵にもそれぞれ過去があり元は人間だったが悲惨な過去の境遇から逃れる為に鬼になったと分かる展開。

家族を殺し妹を半鬼にした鬼の親玉を倒そうと、鬼退治を生業とする政府公認の非公開組織に入り修行をこなし鬼退治の経験を積んでいきます、最近のアニメ主人公と違いひねくれた性格をしておらず、素直で優しく愛嬌のある主人公の人柄と、その一風変わった仲間達の触れ合いも見所です。
・ストーリーに対する面白さ
主人公とその仲間達は勿論、敵にもそれぞれ過去があり元は人間だったが悲惨な過去の境遇から逃れる為に鬼になったと分かる展開。
・面白かったシーン
舞台となる電車に乗り込んだ主人公達が、煉獄なる組織的に上の立場に当る人と会った際、煉獄さんが美味い!と連呼しながら駅弁をたらふく食べてる所、変な食に対する蘊蓄を並べたり嫌味たらしい批評を並べずただ美味い!と連呼する様はとても好感が持てました。
・原作との違いなど
煉獄さんが舞台となる電車に乗り込む前の組織の他の人との掛け合い等、煉獄さんの人気が高く本筋前の活躍がみられました。
・おすすめの回
6話、敵の術を破る為に主人公が幻覚の中で、自らの首を切り落とす、何度も何度も。
それが効果的な方法で、単なる幻覚であって実際に自害する訳では無いと分かっていても中々出来る事では無く、よほど精神力が無いと無理だろうと思いました。
そして、そこまでさせた相手を切り伏せた後で最後には情が出てしまう主人公が、甘いと思うと同時にそれがこの主人公の魅力であり、もし主人公が非情に徹しきる様になったら遠い所にいってしまった気分になるんだろうなと感じてしまうだろうなと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

人間と鬼の悲しくも優しさを訴えた物語

主人公の竈門炭治郎は鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹の禰豆子も鬼に変貌を遂げてしまった。炭治郎は鬼殺隊に入隊し、鬼となった禰豆子を人間に戻すために鬼と戦うことを決意する。鬼滅の刃の良さは、一人一人のキャラクターの背景をしっかりと描けているところです。また、語り掛けるような文章が多く、他のジャンプ漫画とは違う一面を持っていることも特徴です。人間という生き物の尊さと儚さを描き、反対に鬼となってしまった人間の背景も丁寧に描かれています。漫画を読んでいて優しい気持ちになれたり、悲しくて泣いてしまうといったことは普段ありません。人間としての感情を出せるという意味でも鬼滅の刃は一度読むことをお勧めします。原作は既に完結していますが、最後まで読んでも何度でも読み返してしまうほど忘れられなくなる作品です。人間と鬼という非現実的な話と、大正時代という舞台から人気が出ているのではないかと感じます。アニメや映画が放送されるたびに人気が戻ってくる作品はそうないです。鬼滅の刃は人の想いというテーマをもとに作成されているので、話の本質が読み解けたときに作者の意図がわかると思います。日本昔話の桃太郎をモチーフにされているといわれており、日本の昔話がここまで面白い作品になるのだと驚かされる作品です。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
7

頑張っている戦闘シーン

ゲームでも有名なfateを手掛けたufotableが作ったアニメです。夜に活動し、人を殺して食べ力をつける「鬼」と呼ばれる存在に家族を殺され、妹も鬼にされてしまった主人公、炭治郎の話です。原作は、週刊少年ジャンプでの漫画。鬼と戦い、傷つきながらも心身ともに徐々に強くなっていく炭治郎と増えていく仲間と理解者。アニメの見どころは、やはり日輪刀と呼ばれる日本刀での戦闘シーンではないでしょうか。キャラクターが複雑なデザインが施された羽織を翻し敵を翻弄する動きも全く違和感がなく、とても細かく繊細です。そのクオリティにスタッフに恵まれた、と強く実感することでしょう。ストーリーも面白く、特に倒される際に出てくる、何故人間から鬼になってしまったのかという理由が見ていて辛くなります。鬼にも心を寄せ、決して踏みにじらない炭治郎はとてもやさしい少年なのだと思えます。
シリアスな反面、笑えるシーンも多く炭治郎と周りのキャラクターが織りなすドタバタ劇や存外ひどい言い方も面白いものが多いです。
特に、善逸のうるささには笑いが止まりません。ここぞという時には、しっかり決めてくれるキャラクターなので余計にギャップが面白く感じます。
格好良さと面白さが一つの作品で味わえるアニメだと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
8

心の芯に響く良作

映画で話題になってから読み始めた者です。正直、能力系のよくあるストーリーだろうと思い期待はしていませんでした。そしてその予想は間違ってはいませんでした。割りとベタな展開だし作画も上手とは言えない、読んだことのない人から見れば「なぜこの漫画が人気なの?」と思ってしまう作品ですが、なぜ人気なのか読んでみてわかったような気がします。
この作品の最もすごい所はキャラクターのセリフの熱さです。強敵との戦いなど重要な局面で発するセリフの真剣な気持ちが心に響いてきて作中何度も目頭を熱くさせられました。セリフ自体は難しいことは何も言っていませんので言い回しがとても上手いのだと思います。また、敵も敵なりに過去に挫折や絶望を経験したうえで主人公たちの目の前に立ちはだかっており、きちんとストーリーの中で語られているので誰もが彼らなりの正義を感じることができ、味方と同じくらい敵に対しても感情移入することができます。
私は代わり映えのない日常の中で少しずつ失われていった物事に対する熱意が蘇るような気持ちで、一度読み始めると続きが気になり止まらなくなってしまいました。そういう意味でいうと、子供よりもむしろ大人に読んでもらいたい作品かなと思います。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

まだ鬼滅の刃を読んだことないあなた、この記事を読んだら鬼滅の刃に興味を持てると思います!

少年ジャンプに連載されていた人気少年漫画「鬼滅の刃」を読んだことはありますか?
漫画名だけは聞いたことがあるけど実際には読んでない、子供向けの漫画でしょ?と思っている人にこそ読んでほしいオススメの漫画です!
今や世代や性別を問わずに国民的な人気漫画となった理由を解説してみようと思います!

【おすすめポイント①:主人公のひたむきな姿】
本作の主人公、竈門炭治郎はいかなる困難にあっても決して諦めず勇敢に立ち向かう姿に子供だけではなく大人までも勇気をもらえます。
無限列車編で上弦の鬼の猗窩座と対峙するシーンで炭治郎自身も深手を負う中、炎柱の煉獄杏寿郎のために少しでも力になる!と諦めずに
自分より強い相手に怯むことなく戦う姿に感動すること間違いなしです。
主人公の決して諦めない姿に注目して読んでみてください!

【おすすめポイント②:絶体絶命のシーンでハラハラ】
この作品の特徴として、いつも主人公より圧倒的に強い敵が現れて一度は絶体絶命のピンチを迎えるところです。
遊郭編では堕姫や妓夫太郎に炭治郎が死にかけるほど追い詰められてしまいますが、人間の潜在能力である「痣」が出てきます。
この痣が出ると人間離れした能力が開放され、見事自分より遥かに強い相手を倒せるのです。
このようにいつもピンチに陥りハラハラはするけれど、最後は主人公が勝つというジャンプの王道漫画ですね。

【おすすめポイント③:鬼たちの境遇】
主人公たちの敵である鬼たちも元々は人間でした。
人間として生きていたときは苦しく、悲しく辛い毎日を送っていた、そんなときに鬼の総括である鬼舞辻無惨から
鬼としての体を与えられ新たな生きる理由を見つけるのです。
この作品を見ていると、悪いのは鬼か?それとも人間か?と考えさせられるでしょう。
このポイントは大人の方が読んでいてグッと来る内容だと思います。

以上が鬼滅の刃のおもしろおすすめポイントでした。
少年ジャンプの中でも傑作と言ってもいいくらいの素晴らしい漫画ですので皆さん読んでみてくださいね!

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

人生の教科書

折れない心の持ち方や困難を乗り越えるための考え方など、生きていく上で大切なものが学べる。主人公の炭次郎が鬼になってしまった妹を人間に戻すために鬼と闘う生き様は現代を生きる私たちにも考えさせられるところがある。冒頭のあらすじからラストの最終決戦まで読者の期待を良い意味で裏切るストーリー構成なので誰も予想できない展開が繰り広げられるのでワクワクしてドハマりしてしまった。作品の描写や表現については賛否両論があるが、道徳面で大事な事がたくさん詰まっていて下手な教科書よりもよっぽど道徳の勉強になるため個人的に総合的には悪くないと思っている。また、登場するキャラは個性が強くて敵も味方もそれぞれの過去や歩んできた人生について描かれているため、それぞれのキャラの心情や生い立ちに目を向けられることから、現実味があって子供だけでなく社会に疲れた大人が読んでも実際の生活に置き換えて私生活に取り入れられる要素が多いのも魅力と言えるだろう。どんな人でも共感でき、幅広い層が楽しめる作品なので一時のブームを引き起こしたのも納得がいく。目線を広げて深く読み込むと、命の尊さや仲間の大切さがよく分かるので少しでも興味があればぜひとも読んでみることをおすすめする。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

主婦が本当にハマるアニメ

鬼滅の刃は「週刊少年ジャンプ」2016年11号から2020年24号まで連載していた大人気漫画です。
テレビアニメは2019年よりスタートしています。2022年には音柱、宇髄天元が活躍する『鬼滅の刃~遊郭編~』も放送。2020年に放映された『鬼滅の刃~無限列車編~』では10月16日の公開から23日までの220日間観客動員数は2896万人で、興行収入は400億1694万円に達したということです。
そんな大人気作品、鬼滅の刃ですが、人気なのは子供だけではありません。
物語は、主人公の炭次郎が鬼にされてしまった妹の禰豆子を人間に戻す為、鬼に奪われた家族の仇を打つため、鬼殺隊として鬼の起源である鬼舞辻無惨の首に刃を振るう為の旅に出掛けます。
私がドハマりした理由はこの物語の内容はもちろんですが、なんといっても魅力的なキャラクターが数多くいるからです。物語中のキャラクターがとにかくイケメンです。男気あふれる男性キャラに何度見てもキュンキュンします。
鬼滅の刃はフィギアだけでなく、コラボ商品なども多く、食材の買い物にスーパーに行くと必ずコラボ商品を見かけます。ティッシュや飲み物とのコラボも多く、どうせ使うものだし…と買い物のついでについつい買ってしまうことも多く、気づけば鬼滅商品がどんどん増えていっています。
原作の連載は終わっているのですが、アニメ放送は続いておりまだまだ目が離せません。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

生と死の物語、鬼滅の刃

とてもせつない物語、それが鬼滅の刃です。
ざっくり説明すると妹、禰豆子を鬼にされてしまった炭治郎が禰豆子を人間に戻すために鬼と戦うお話です。
1話で家族を鬼に惨殺されるというとても悲しいところから始まりますが、この物語は生と死がテーマになっていると思います。
なので、亡くなるキャラも多いですし、悲しいシーンもとても多いです。
ですがこの作品の素敵なところは、すべての登場人物に物語があり、感情が通っているところだと思っています。
一回きりしか登場しないキャラクターにも生と死の物語があってそれを描いている、それがとても素敵だと思います。
悪者だけが死に、勇者が勝つ、そんな物語ではないです。
悪者である鬼にも鬼になってしまった経緯、そのことに対しての鬼の気持ち、それが細かく表現されていて素晴らしいです。
誰が生き残るかわからない無慈悲な展開、とても緊張感が高まります。
妹を人間に戻すための戦いの物語ではなく、家族の在り方や、仲間との絆、幸せとは何か、それを教えてくれるのが鬼滅の刃だと思います。
物語を読んでいくにつれてキャラクターの過去やどんどん性格が紐解かれていくので自分の好きなキャラクターを見つけるのも楽しいです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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キャラクター、音楽、アニメーション…見どころ満載の作品

実は、最初は「食わず嫌い」状態でした。ストーリーが単純なのかと思っていたからです。人気になってしばらくしてから見始め、見事にハマった作品です。
キャラクターの個性が豊かなのもいいなと思います。見た目や技はもちろん、性格、抱えている思いや過去の体験、家族や仲間との関わりなども作品に奥行きを生み出しているなと感じます。
気持ちが前面に出されるところも好きです。どれだけ強そうに見えても、心の中は違うかもしれない、それでも絶対にあきらめないという熱さが印象に残ります。
風景の描写も好きで、雪のシーン、山のシーンなどは特に美しく、空気感がよく伝わってきて思わず惹きつけられます。
全体的にはシリアスで緊張感あふれるシーンが多いですが、一方で思わず笑ってしまうコミカルなシーンや描写もたくさん挟まるので、楽しむこともできます。
音楽も印象的で、主題歌などが大ヒットしました。
ストーリーや世界観をうまく表現していて、作品の価値もより高くなっていると思います。
アニメーションもタッチがいろいろあったり、スピード感があることが楽しめる要素に大きく貢献しています。
その変化などにも注目してみると本当に見どころがたくさんあるのが、この作品の良いところだと感じます。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
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ついつい感情移入してしまう

炭治郎が悲しみや自分の強さを乗り越えていく姿や、キャラクターの言葉に心が打たれます。ほとんど漫画は主人公やその周りのキャラクターについての背景を重点的に触れることが多い気がしますが、鬼滅の刃は敵にあたる鬼の背景もしっかり描かれているのが新鮮でした。鬼を倒して「よし!」となりたいところでも、鬼になった辛い背景を知ると鬼になっていなければ、、とかこの時誰か支えてくれる人が傍にいたら、、とか考えてしまいついつい胸がアツくなります。これだけしっかり各キャラクターごとの背景がしっかり描かれているのに話のテンポが速くて読みやすいです。中には物足りないと感じる人もいるのかなという気もしますが、このくらいテンポが速い方が普段漫画を読まない人でも読み進めやすいと思います。複雑な話もなくて、炭治郎や柱たちが使う呼吸や技もかっこいいので子供でも読みやすくて人気が爆発するのも納得です。ただ、首が飛ぶようなシーンがよくあるので子供にそういうシーンを見せるのはどうなのかと思う人もいるのかなという気はします。想像以上に柱が死んでしまい、個人的にはもっとみんなに生きていて欲しかったので1点減点していますが、本当にいい作品だと思います。