Mr.&Mrs. スミス（映画）のネタバレ解説・考察まとめ

CV：山寺宏一
表向きはスミス設計事務所の経営者。内実は一匹狼で、直感だけを頼りに殺しをやってきたプロの暗殺者。ジェーン・スミスの夫であるが、妻のジェーンには正体を明かさずに結婚生活を送っている。自宅敷地内の小屋の地下室に自前の銃を多数隠し持っており、銃での殺しを得意とする。格闘技の訓練も受けている。以前ジェーンに自分の学歴をMIT卒業だと話していたのは嘘で、実際はノートルダム大学で美術史を専攻していた。過去の仕事の影響で網膜を傷つけて識別できない色があり、鼓膜は破れ、肋骨3本、眼窩を骨折したこともあったと告白した。さらに以前にジェーンとは別の女性と結婚していたことも明らかにし、「ベガスで酔っぱらって」と弁解したがジェーンを激怒させていた。今までの暗殺の実績は50～60人程度。

ジェーン・スミス（演：アンジェリーナ・ジョリー）

CV：湯屋敦子
表向きはIテンプ社のCEO。内実は仲間とのチームプレーと、巧妙な手口で殺しをやってきたプロの暗殺者。ジョン・スミスの妻であるが、夫のジョンには正体を明かさずに結婚生活を送っている。自宅のオーブンに自前の銃とナイフを隠し持っている。以前ジョンに「平和部隊に入っていた」と話していたのは嘘で、いつも手作りしていた料理も「自分は一度もやったことがなく、部下がやっていた」と告白した。ジェーンはユダヤ教徒で、5歳の時に両親を亡くして孤児だった。結婚式に呼んだ両親は役者であることも明らかにした。ジョンに「殺しの後は眠れなかったことはない」と話し、手榴弾で一時的な難聴になったり、右手の中指、薬指、小指の感覚がないとも話していた。今までの暗殺の実績は312人。実績について質問をしたジョンも驚くほどの数字である。

ジョン・スミスの仲間

エディ（演：ヴィンス・ヴォーン）

CV：小山力也
ジョンの親友。ジョンの仕事仲間としてスミス設計事務所の一員として働く。ジェーンに暗殺者であることを突きとめられ、身の危険が迫るジョンを自宅で匿う。ジェーンに対して放ったグレネードランチャーは、エディが調達し、ジョンに渡したものである。ジョンがジェーンのことを追っている際に、エディにもターゲットとしてジェーンの暗殺依頼が入るが、「俺は小さい額の殺しはやらないんだ」とジョンのことを陰で見守る素ぶりも見せていた。以前は結婚していたが、結婚生活が窮屈に感じ離婚。その後実母と実家で暮らす。「信頼できる女性は実の母親だけだ」といつもジョンに言って聞かせ、ジョンとジェーンの結婚に反対していた。

グウェン（演：ミシェル・モナハン）

CV：浅野まゆみ
ジョンの仕事仲間。ジョンが持ってきた焼け焦げたノートパソコンから、購入者情報の一部であるIテンプ社の住所を割り当てることに成功する。ジョンから「君、ベジタリアン？」と聞かれて、「違う。友達はそうだけど」と答えていた。

アトランタ（演：アンジェラ・バセット）

CV：五十嵐麗
ジョンに暗殺を依頼し、ターゲットの情報を伝えるコンピューターシステム上の声。ジョンが声紋認証でログインし、「どうも、ジョン」「おはよう、アトランタ」と挨拶を交わす。「今週はたくさん片づけてもらったけど、緊急の処理があるのであなたの腕が必要なの。彼は組織にとって非常に危険な存在」とターゲットのタンクの情報を伝えた。さらにターゲットに関しての詳細な身柄輸送ルートも伝え、「FBIのヘリに乗る前に始末して」と具体的な指示を出していた。

ジェーン・スミスの仲間

ジャスミン（演：ケリー・ワシントン）

CV：魏涼子
ジェーンの親友。Iテンプ社の一員で、ジェーンの右腕として働く。ジョンに暗殺者であることを突きとめられ、身の危険が迫るジェーンをIテンプ社で匿う。ジェーンの気持ちに寄り添い心配するが、ジョンを愛していないと話すジェーンに「じゃあ殺せる。あなたの腕は誰よりも上。すぐに解決する」と言った。ジョンとジェーンが手を組みタンクを拉致する際には、タンクの居場所を教えることでも協力していた。

ファーザー（演：キース・デイヴィット）

CV：田原アルノ
ジェーンに暗殺を依頼し、ターゲットの情報を伝えるコンピューターシステム上の声。簡易的にターゲットのタンクの名前だけを伝え、「これよりデータを送る。迅速巧妙かつ、秘密裏に始末せよ」と具体的な指示はしない。実際に姿を見せたことはないが、ジェーンが1度失敗してタンクを始末できなかったことにより、すぐさま連絡を入れ「次はない」と催促させた。

その他

ベンジャミン・ダンズ（演：アダム・ブロディ）