ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ
『ジョジョの奇妙な冒険(第4部)』とは、荒木飛呂彦の漫画作品である。副題は『ダイヤモンドは砕けない』。空条承太郎は、祖父ジョセフの財産整理の調査でジョセフの隠し子・東方仗助の存在を知る。仗助はスタンド能力を持っており、杜王町を舞台に承太郎や仲間と共にスタンド使い達、果ては殺人鬼の吉良吉影と戦うことになる。日常に潜む恐怖、奇妙さが描かれているこの部は第3部までとは違った雰囲気を持ち、人気も高い。
ヘブンズ・ドアー(天国への扉)
出典: jojosoku.com
破壊力:D
スピード:B
射程距離:B
持続力:B
精密動作性:C
成長性:A
他者を本にし、本音や記憶を読む。場合によっては命令を書き込むことも可能。ページを破られると体重が減り、そのページにかかれていた記憶を失ってしまう。当初は原稿を見せ、相手と波長が合わないと発動しなかったが、後にスタンドビジョンを描くだけで発動。遂にはこの作業も必要なくなった。
ヘブンズ・ドアーの初同時、相手がスタンド使いでない場合は気を失うが、スタンド使いは意識を保てる。しかし体が紙状になり、場合によっては細長くなって身動きが取れなくなることもある。
相手が何者なのか、スタンド使いかどうかなども分かるが、その人物が認識していることしか分からない。その為、相手がスタンド使いであっても能力が覚醒していなかったり、スタンドであると意識していない場合は不意打ちで攻撃を受けることもある。
NHKのテレビドラマ『岸部露伴は動かない』ではスタンドではなく、「神から授かったギフト」と称される。能力そのものはスタンドのヘブンズ・ドアーと同じだが、スタンドのビジョンはない。
岸辺露伴(CV:櫻井孝宏 / 実写版俳優:高橋一生)
杜王町に住む天才漫画家。杜王町の出身で、一時期は町を離れたが、戻って来た。知性的かつ博識な一方、傲慢で自己中心的という子供っぽい面も見せる。プロ意識は非常に強く、漫画のネタになるなら他者を犠牲にすることも、自身が大怪我をすることも厭わない。職業柄状況を打開する方法を常に考えており、窮地を脱することが多い。
ヘブンズ・ドアーで康一の記憶を読み、他にもスタンド使いがいることを知る。康一自身の性格も漫画の主人公向きだと気に入り、顔のページを破るなどした。仗助の髪形をからかったことで怒らせてしまい、1か月間仕事を休まざるを得ない重傷を負わされる。その他、チンチロリン勝負で仗助のイカサマを見抜けなかった上、家が半焼する火事になったこともあり彼を嫌っている。
康一のことは気に入っており、漫画のネタとしてページを破ることはしなくなったが度々自分の都合で彼を巻き込むこともある。とはいえ露伴なりに康一に友情を持っており、チープ・トリック戦では「親友」と呼んだ。
杉本鈴美と出会った時は「漫画のネタになる」と考えて調査を始める。調査の中、幼い頃自分も吉良に殺されかけたこと、鈴美によって命を救われていたことを知り本腰を入れて調査をする。自由業である為比較的時間の自由は効き、出勤時に森王駅を利用する客を写真に撮るなどしていた。
写真の中に自分と同じく誰かを撮影する川尻早人を見つける。吉良が化けていると思しき中にいた川尻浩作と同じ姓であると鈴美に指摘され、早人と接触を図る。バイツァ・ダストの能力で何度も爆死する運命に巻き込まれるが、早人自身の機転によりその運命から脱する。
スピンオフ作品『岸部露伴は動かない』シリーズでは主人公を務める。このシリーズではスタンド使い同士のバトルではなく、常軌を逸した人物や、何ものなのか具体的な正体すらわからない怪異との邂逅が描かれる。同作品はNHKでテレビドラマ化されている。
杜王町のスタンド及びスタンド使い
スタンド:ラブ・デラックス / スタンド使い:山岸由花子
ラブ・デラックス
破壊力:B
スピード:B
射程距離:C
持続力:A
精密動作性:E
成長性:B
本体の髪の毛と一体化しているため、一般人にも見ることができる。髪の毛を自在に動かせる能力。物や人を縛りつけたり、他者の頭部にラブ・デラックスを植え付けて、他者の行動を制限することができる。建物をまるごと覆う程、毛髪の量を増やせる。
山岸由花子(CV:能登麻美子 / 実写版俳優:小松菜奈)
出典: www.nicovideo.jp
仗助らの同級生。スタイルのいい美人で、康一に愛の告白をしてきた。しかし普段のクールな振る舞いとは裏腹に、一晩でマフラーを編み上げたり、康一をけなした女子生徒の髪に火をつけるなど、康一への異常な愛情を見せる。
由花子に嫌われようとした康一が仗助らにわざと「康一は成績が悪い」「馬鹿」という悪口を言わせ、由花子に聞かせたところ、康一を拉致監禁し、彼らを見返す為に強制的に勉強させることとなった。朝食の際に問題に答えないと食べられないようにする、誤答の時は石鹸や消しゴムを食べさせようとする、英語問題の時は辞書を巻いた料理を出す、トイレのドアにつけた錠のナンバーを歴史の年号にするなど、その勉強方法もまた行き過ぎたものだった。
康一からの反撃を受け逆上するものの、自分にダメージがないよう助けてくれたことを知り、康一の懐深さから自分を好きになってくれなくてもいいと、彼への好意をさらに深める。
それでも恋を実らせたい気持ちはあり、ジョセフの助言で評判のいいエステサロン「シンデレラ」に赴いた。エステティシャン辻彩のスタンド能力により康一をときめかせることに成功するが、それは時間制限付きの恋だった。永続的に康一の気持ちが自分に向くようにしてもらうが、「30分ごとに口紅を塗る」という約束事を守らなかった為に別人のように醜い容姿となった。
康一に話しかけられるが、「人違い」とだけ言って「シンデレラ」に殴り込みをかける。辻彩から数多くの顔を出現させられて、「本物の顔を見つけたら、元に戻す。チャンスは一度きり」と言われる。
そこに、後を追ってきた康一が現れた。この時も康一はそっけない態度を取られるが、その態度から間違いなく由花子だと断定し、由花子に「好きになった」と告げる。
シンデレラの出した顔の中に、本物の顔はなかったのだが、由花子は迷った挙句康一に選ばせることにした。その際、康一が自分のスタンドを出し、もしも違う顔だった場合はスタンドの目を傷つけて自分の目を見えないようにしてくれ、と辻彩に頼んだ。「どんな顔でも受け入れると言ったけど、違う顔になったらきっと見られたくないと思う。彼女が嫌がることはしたくないので、僕が見なければいいだけのこと」と由花子を配慮する康一の心意気に免じ、辻彩は元の顔に戻した。
スタンド:ザ・ロック / スタンド使い:小林玉美
ザ・ロック(錠前)
出典: twitter.com
破壊力:E
スピード:E
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
他者の罪悪感にかかるスタンド。ビジョンは巨大な南京錠である。通称は錠前。本体の周辺で罪悪感を抱いた者の心に現れて、罪の意識に応じ大きく重くなっていく。その気になれば相手を自殺に追い込むなど、心理的な弱点をついて他者を操れる。罪悪感がなくなれば解除され錠前は消滅する。
少しでも罪の意識を感じれば使用可能であり、ゲームのイカサマを見抜いたり、借金の取り立てなどにも使える。
小林玉美(CV:鶴岡聡)
出典: jojosoku.com
虹村形兆の矢でスタンド使いとなった。登場時はゆすり、たかりを行っており、これで康一の家族を破滅に追い込もうとしたがエコーズによって反撃される。その後は改心したとして一方的に康一の舎弟となり、金融業の取り立て屋になったと語る。間田に関する情報を提供した。
露伴と仗助のサイコロゲームの際に見届け役として雇われ再登場。仗助がイカサマをしていることまでは暴くことができたが、それがどんなものかまでは分からなかった。
スタンド:サーフィス / スタンド使い:間田敏和
サーフィス(うわっ面)
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目次 - Contents
- 概要
- あらすじ・ストーリー
- 用語
- ジョースター一族の血
- 振り返ってはいけない小道と杉本鈴美
- スタンド概要
- 能力のタイプ
- 近距離パワー型
- 遠隔操作型
- 遠隔自動操縦型
- ビジョンのタイプ
- 人型
- 群体型
- 分裂型
- 物質同化型
- 主要スタンド及びスタンド使い
- スタンド:クレイジー・ダイヤモンド / スタンド使い:東方仗助
- クレイジー・ダイヤモンド
- 東方仗助(CV:小野友樹 / 少年時代:大地葉 / 実写版俳優:山崎賢人)
- スタンド:エコーズ(ACT1~ACT3) / スタンド使い:広瀬康一
- エコーズ ACT1
- エコーズ ACT2
- エコーズ ACT3
- 広瀬康一(CV:梶裕貴 / 実写版俳優:神木隆之介)
- スタンド:スタープラチナ・ザ・ワールド / スタンド使い:空条承太郎
- スタープラチナ・ザ・ワールド
- 空条承太郎(CV:小野大輔 / 実写版俳優:伊勢谷友介)
- スタンド:ハーミット・パープル / スタンド使い:ジョセフ・ジョースター
- ハーミット・パープル(隠者の紫)
- ジョセフ・ジョースター(CV:石塚昇運)
- スタンド:ザ・ハンド / スタンド使い:虹村億泰
- ザ・ハンド(手)
- 虹村億泰(CV:高木渉 / 少年時代:齋藤小浪 / 実写版俳優:新田真剣佑)
- スタンド:ヘブンズ・ドアー / スタンド使い:岸辺露伴
- ヘブンズ・ドアー(天国への扉)
- 岸辺露伴(CV:櫻井孝宏 / 実写版俳優:高橋一生)
- 杜王町のスタンド及びスタンド使い
- スタンド:ラブ・デラックス / スタンド使い:山岸由花子
- ラブ・デラックス
- 山岸由花子(CV:能登麻美子 / 実写版俳優:小松菜奈)
- スタンド:ザ・ロック / スタンド使い:小林玉美
- ザ・ロック(錠前)
- 小林玉美(CV:鶴岡聡)
- スタンド:サーフィス / スタンド使い:間田敏和
- サーフィス(うわっ面)
- 間田敏和(CV:下和田ヒロキ)
- スタンド:パール・ジャム / スタンド使い:トニオ・トラサルディー
- パール・ジャム
- トニオ・トラサルディー(CV:川島得愛 / 実写版俳優:Alfredo Chiarenza)
- スタンド:アクトン・ベイビー / スタンド使い:静・ジョースター
- アクトン・ベイビー
- 静・ジョースター / 透明な赤ちゃん(CV:川田妙子)
- スタンド:ハーヴェスト / スタンド使い:矢安宮重清
- ハーヴェスト(収穫)
- 矢安宮重清 / 重ちー(CV:山口勝平)
- スタンド:ハイウェイ・スター / スタンド使い:噴上裕也
- ハイウェイ・スター
- 噴上裕也(CV:谷山紀章)
- スタンド:シンデレラ / スタンド使い:辻彩
- シンデレラ
- 辻彩(CV:大原さやか)
- スタンド:アース・ウインド・アンド・ファイヤー / スタンド使い:支倉未起隆
- アース・ウインド・アンド・ファイヤー
- 支倉未起隆 / ヌ・ミキタカゾ・ンシ(CV:加瀬康之)
- 敵対スタンド及びスタンド使い
- スタンド:アクア・ネックレス / スタンド使い:片桐安十郎
- アクア・ネックレス(水の首かざり)
- 片桐安十郎 / アンジェロ(CV:浜田賢二 / 実写版俳優:山田孝之)
- スタンド:バッド・カンパニー / スタンド使い:虹村形兆
- バッド・カンパニー(極悪中隊)
- 虹村形兆(CV:志村知幸 / 少年時代:東内マリ子 / 実写版俳優:岡田将生)
- スタンド:レッド・ホット・チリ・ペッパー / スタンド使い:音石明
- レッド・ホット・チリ・ペッパー
- 音石明(CV:森久保祥太郎)
- スタンド:ラット / スタンド使い:虫喰い
- ラット
- 虫喰い
- スタンド:アトム・ハート・ファーザー / スタンド使い:吉良吉廣
- アトム・ハート・ファーザー
- 吉良吉廣 / 写真のおやじ(CV:千葉繁)
- スタンド:ボーイ・II・マン / スタンド使い:大柳賢
- ボーイ・II・マン
- 大柳賢 / ジャンケン小僧(CV:坂本千夏 / 実写版俳優:柊木陽太)
- スタンド:ストレイ・キャット / スタンド使い:猫草
- ストレイ・キャット
- 猫草 / タマ
- スタンド:スーパーフライ / スタンド使い:鋼田一豊大
- スーパーフライ
- 鋼田一豊大(CV:遠近孝一)
- スタンド:エニグマ / スタンド使い:宮本輝之助
- エニグマ
- 宮本輝之助 / エニグマの少年(CV:川西健吾)
- スタンド:チープ・トリック / スタンド使い:乙雅三→岸辺露伴
- チープ・トリック
- 乙雅三(CV:石井真)
- スタンド:キラークイーン / スタンド使い:吉良吉影
- キラークイーン
- バイツァ・ダスト
- 吉良吉影(CV:森川智之)
- その他のスタンド及びスタンド使い
- スタンド:The Book(ザ・ブック) / スタンド使い:蓮見琢馬
- The Book(ザ・ブック)
- 蓮見琢馬
- スタンド:メモリー・オブ・ジェット(黒い琥珀の記憶) / スタンド使い:双葉照彦(大神照彦)
- メモリー・オブ・ジェット(黒い琥珀の記憶)
- 双葉照彦(大神照彦)