ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険(第4部)』とは、荒木飛呂彦の漫画作品である。副題は『ダイヤモンドは砕けない』。空条承太郎は、祖父ジョセフの財産整理の調査でジョセフの隠し子・東方仗助の存在を知る。仗助はスタンド能力を持っており、杜王町を舞台に承太郎や仲間と共にスタンド使い達、果ては殺人鬼の吉良吉影と戦うことになる。日常に潜む恐怖、奇妙さが描かれているこの部は第3部までとは違った雰囲気を持ち、人気も高い。

キラークイーン

出典: danshiz.com

第一の爆弾
破壊力:A
スピード:B
射程距離:D
持続力:B
精密動作性:B
成長性:A

吉良の快楽殺人の証拠隠滅と“平穏な生活”を守るために生み出された、キラークイーンの手で触ったものを爆弾に変える能力。キラークイーンに触られた時点で勝敗が決するので、大変強い能力となっている。
第一の爆弾の中でも「点火型」と「接触型」の種類がある。
「点火型」はキラークイーンが任意で爆発させることができる。「接触型」は任意での爆破は不可であり、触れた途端に爆発する仕組みになっている。さらに「触ったもの全体を爆弾にする」「一部だけを爆弾にする」などの調整も可能で、爆発する音、爆発が影響される範囲も調整可能になっている。大勢の人目の中、爆弾に変えられた重ちーは誰にも見られず爆破された。

出典: gno.blog.jp

第二の爆弾 シアーハートアタック
破壊力:A
スピード:C
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:E
成長性:A

キラークイーンの左手に宿る爆弾。完全自動で動く爆弾であり、遠隔ではシアーハートアタックがどういう行動をとっているのかは吉良にもわからない。打撃による攻撃は意味がなく、スタープラチナのラッシュでさえも傷をつけることさえできなかった。
ある一定の温度に達すると爆発する。その温度は人に一定時間触れる程度でも爆発することからあまり高くないことがわかる。
シアーハートアタックは温度が高いものを追尾する。シアーハートアタックへのダメージは吉良の左手とリンクしている。

バイツァ・ダスト

ビジョンはキラークイーンのミニバージョン。

第三の爆弾 バイツァ・ダスト
破壊力:B
スピード:B
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:D
成長性:A

第三の爆弾。吉良が追い詰められると発動する。それは吉良の正体を知った人物にキラークイーンを取り憑かせることにより(生きた爆弾にする)、その人物から吉良のことを聞き出そうとした人物を吹き飛ばして1時間ほど時間を遡るという物。
取り憑かれた人物はキラークイーンにより守られる為、自殺もできない。この能力が発動している間、吉良自身キラークイーンを出すことはできない。
巻き戻った時間は「なかったこと」になり、死んだ人物も生き返る。しかし、一度バイツァ・ダストで爆殺された人物は同じ時間が来ると自動的に、何度でも爆発してしまう。この運命から逃れるには爆発する前に能力を解除するしかない。
解除の為には吉良が解除するか、第一の爆弾として使用するしかないが、それをしたら再び吉良が絶望するまでバイツァ・ダストが発動することはない。
何度時が戻ったか、誰が倒されたかなどは、バイツァ・ダストを取り憑かせた人物以外、本体でも認識不可能である。

吉良吉影(CV:森川智之)

出典: www.youtube.com

第4部のラスボス。女性を殺し、その手首を持ち歩く性癖を持つ。高級時計をプレゼントしたり、その手の上にサンドイッチを乗せて食べるなどの異常性が高いが、高い知能と能力を持ち合わせている。一方で二流とされる大学を卒業し、能力以下の企業に就職した。仕事はそつなくこなすが、周囲の評価は可もなく不可もなくと言った所。顔立ちが整っており気品溢れる雰囲気を持つため女性からはモテるが、あまり人付き合いはしない方らしい。
能力を十分に発揮しないのは、目立たないように暮らす為。大きな喜びを望まない代わりに、深い絶望もない、安定した安心を求めている。自宅は先祖代々から譲り受けた一軒家。きちんと整頓されており、マメな人格をうかがわせる。一方、小学生時代から作文、バイオリン、マラソンなどで銅賞にランクインしており、これは高い能力を隠したい一面と、誇示したい一面が同居し、せめぎ合った結果である。杉本鈴美を殺した張本人であり、自分の愉悦の為だけに殺人を重ね続けていた。
殺人以外での趣味は手足の爪を切り、保管すること。机の引き出しには16年前から切った爪が瓶に入れられて入っており、何センチ伸びたかなどがノートに記録されている。単なる趣味ではなく、一種の占いだった。吉良には異常に爪の伸びが早い時があり、そうした時は殺人衝動が抑えきれなくなる。
重ちーとの戦いでボタンをちぎり取られたことで靴のムカデ屋という店に修繕を依頼。そこでボタンを頼りに吉良の素性を探っていた承太郎、康一と戦闘になる。第二の爆弾、シアーハートアタックを残しムカデ屋を去る。承太郎がシアーハートアタックにより重症を負うが康一のACT3によりシアーハートアタックが攻略される。左手にダメージがあり、ムカデ屋に引き返した吉良は、康一との戦いに勝利するが、目を覚ました承太郎により重傷を負い、倒れる。吉良の正体を知らない仗助たちがムカデ屋にやってきて、どう見ても高校生であり医者には見えない仗助に「治してくれ」と頼んでしまい、クレイジー・ダイヤモンドが確認できた、つまりスタンド使いであり、承太郎たちと戦った吉良吉影であることを知られてしまう。左手を切り落として本体がダメージを受けなくなったため無敵となったシアーハートアタックを放ち逃亡する。同じ背格好の男を捕まえて「シンデレラ」に逃げ込み、顔や指紋を入れ替えて逃げることに成功する(左手は仗助が吉良を追尾するために治した)。その後は川尻浩作として生活を開始。
靴のサイズを少しずつ変えたりサインの練習をしたり、川尻浩作の生活に溶け込もうとした。しかし川尻家の一人息子でメカニックの知識や観察眼を持った川尻早人に怪しまれ、猫草を屋根裏で飼っていることを知られ、さらに人を殺している場面を目撃、録画までされてしまう。録画したテープで母親と自分の身の保障を迫る早人だったが、吉良は髪の毛を爆弾に変え殺してしまう。ちょうどその頃、露伴が川尻早人を調べており、このタイミングで早人を殺してしまった吉良は追い詰められる。その時再び矢に貫かれて第三の爆弾、バイツァ・ダストが発動する。
無敵と思われた能力だったが、早人の作戦により仗助の前で吉良吉影の名前を名乗ってしまう。そこで仗助・億泰と戦闘になり2人を追い詰めるが、結果的に仗助に敗北する。最後は近くにいた承太郎たちもやってきて素性がバレてしまうが、そのピンチにバイツァ・ダストを再び発動しようとする。だが康一のACT3により起爆スイッチを押すことができず、スタープラチナに意識不能にされる。その後、事故で救急車に頭を潰され死亡した。
魂が「振り返ってはいけない小道」へとたどり着くが、吉良はその小道のことを知っており、この世界で平穏に暮らすのも悪くないと考える。だが鈴美、並びにアーノルドによって振り向かせられて「安心なんかないところ」へと消えて行った。

その他のスタンド及びスタンド使い

スタンド:The Book(ザ・ブック) / スタンド使い:蓮見琢馬

The Book(ザ・ブック)

琢馬の記憶を文章に変換して記録する本型のスタンド。

その記述を他人に見せることで、相手にもその記憶を擬似的に体験させることができる。射程距離は30メートル程で、ページを破いて見せても効果は発揮される。ただし2mの距離まで近づかなければ効果は現れず、視界が悪い、または盲目であったりして記述が読めない者に対しては効果が無い。

蓮見琢馬

外伝小説『The Book』に登場するぶどうヶ丘高校の2年生、17歳。身寄りが無くかつては施設で暮らしていた。

あらゆることを見聞きしたそのままに記憶する、常人離れした記憶力を持っているが、それは裏返せば「どんな些細なことでも忘れることができない」というものであり、それゆえの様々な苦悩を抱えている。

スタンド:メモリー・オブ・ジェット(黒い琥珀の記憶) / スタンド使い:双葉照彦(大神照彦)

メモリー・オブ・ジェット(黒い琥珀の記憶)

自身の指定した領域に誰も侵入させなくする能力。

双葉照彦(大神照彦)

外伝小説『The Book』に登場する双葉千帆や蓮見琢馬の実の父親。大神は旧姓である。『The Book』で起こる事件の元凶ともいえる人物。

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東方朋子(ひがしかた ともこ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の母。大学生の時に65歳のジョセフ・ジョースターと出会って恋に落ち、ひとりで仗助を出産した。仗助には「真剣に恋をして子どもを産んだ」と語っており、ずっとジョセフを一途に思い続けている。 職業は学校の教師で、父親の良平と仗助との3人暮らし。非常に気の強い性格で、ナンパしてきた男をぶちのめして撃退するシーンがある。

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虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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虫喰い/虫喰いでないとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いのネズミたち。音石明がスタンド使いを生み出す矢で遊び半分でネズミを射たところ、凶悪なスタンドを身に着けてしまった。空条承太郎と東方仗助が駆除に乗り出し、農場を舞台に死闘を繰り広げることになる。 スタンドは一発命中すれば人間でもスタンドでもドロドロに溶かすことができる毒針を発射する「ラット」で、2匹とも同じ能力を身に着けている。

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東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ひがしかた りょうへい)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の祖父。杜王町の警察署に勤める警察官で、階級は巡査だ。出世とは無縁だったが、35年間真摯に町を守り続けてきた正義漢だった。父親のいない子どもを産んだ娘・朋子と孫の仗助を心から愛している。 物語の冒頭、町に現れた連続殺人鬼・アンジェロに目をつけられ、殺されてしまった。仗助は祖父の代わりに自分が町と母親を守ると決意する。

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大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(おおやなぎ けん)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いで、通称「ジャンケン小僧」。吉良の父親がスタンド使いにした少年で、人気漫画化の岸辺露伴に勝負を挑む。露伴とのジャンケン勝負はファンからの評価が高い名勝負で、NHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』で実写化された。 スタンドはジャンケン勝負に勝つことで相手のスタンド能力を奪う「ボーイ・II・マン」。

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【デッドマンズQ】ジョジョ第4部から続く吉良吉影の奇妙な人生【ジョジョリオン】

【デッドマンズQ】ジョジョ第4部から続く吉良吉影の奇妙な人生【ジョジョリオン】

『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使い・吉良吉影。杜王町に潜み、長年にわたって人の「手」を求めて殺人を繰り返していた。シリアルキラーでありながらも、人として「平穏」な人生を好む。『デッドマンズQ』や『ジョジョリオン』でも引き続き描かれ続ける吉良吉影の奇妙な人生について解説する。

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【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場し、初代・ジョジョとの死闘を繰り広げ、血の因縁を作り上げた巨悪、ディオ・ブランドー。底なしの野心のため、人間を辞めて怪物へと変貌した彼の奇妙な人生と「悪のカリスマ」として多くの人々を突き動かした、彼が持つ独特の魅力について、解説する。

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