スパイダーマン(サム・ライミ版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン』とは、スタン・リーとスティーヴ・ディッコのアメコミが原作、サム・ライミ監督の2002年公開のアメリカ映画。全3部作の1作目である。高校生のピーター・パーカーは校外学習先で遺伝子操作された“スーパースパイダー”に偶然かまれ驚異的な力を手に入れた。幼なじみのメアリー・ジェーン・ワトソン(MJ)や友人のハリー・オズボーンとともに過ごしながら、ピーターが正義のために悪と戦うスパイダーマンになるまでが描かれている。
ハリー・オズボーン(演:ジェームズ・フランコ、日本語吹替:鉄野正豊)
ピーターの同級生であり親友。ノーマン・オズボーンの息子である。ハリーは、父であり社長であるノーマンのことを慕い尊敬していたが、ノーマンが科学の成績が優秀なピーターのことを評価し、本当の息子のように接していたので、それを少し羨ましく感じていた。ある日、窓から侵入したスパイダーマンが亡くなったノーマンをベッドに寝かせているところを目撃し、スパイダーマンが愛する父を殺したと誤解してしまう。ハリーはノーマンの仇をとろうとスパイダーマンに復讐することを誓った。
ベン・パーカー(演:クリフ・ロバートソン、日本語吹替:勝部演之)
ピーターの伯父。ピーターにはベンおじさんと呼ばれている。両親を幼い頃に亡くしたピーターを大切に育ててきた。
強盗犯と鉢合わせになり、銃で撃たれて亡くなってしまう。ベンおじさんが亡くなる前にピーターに授けた「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉は、その後のピーターにとって大きな心の指針となった。
メイ・パーカー(演:ローズマリー・ハリス、日本語吹替:谷育子)
ピーターの伯母。ピーターにはメイおばさんと呼ばれている。両親を幼い頃に亡くしたピーターをベンおじさんと共に大切に育ててきた。
ベンおじさんの死去によって悲しみに打ちひしがれたが、その後もピーターを優しく見守り続けた。
J・ジョナ・ジェイムソン(演:J・K・シモンズ、日本語吹替:立川三貴)
新聞社デイリー・ビューグルの社長。早口で喋りまくるのが特徴で、部下に対しての指示も早い。
スパイダーマンを悪く仕立て上げて新聞の部数を伸ばそうとしており、ピーターはよくJ・ジョナ・ジェイムソンに反論していた。突然デイリー・ビューグルを襲ってきたグリーン・ゴブリンに「スパイダーマンのカメラマン(ピーター)はどこにいる!」と聞かれて「知らない。郵送で来たから」と答えてピーターを守ろうとする優しい一面もある。
ジョセフ・"ロビー"・ロバートソン(演:ビル・ナン、日本語吹替:石住昭彦)
J・ジョナ・ジェイムソンの部下。スパイダーマンは正義のために街の人を助けていると信じていて、スパイダーマンのことをあまり良い風に言わないJ・ジョナ・ジェイムソンをいつも説得している。
ホフマン(演:テッド・ライミ、日本語吹替:飛田展男)
J・ジョナ・ジェイムソンの部下。J・ジョナ・ジェイムソンに新聞についての意見を言うが、とぼけた性格なのもあってか次々に却下されている。
ベティ・ブラント(演:エリザベス・バンクス、日本語吹替:満仲由紀子)
J・ジョナ・ジェイムソンの秘書。早口で話すJ・ジョナ・ジェイムソンにもハッキリものが言える、ホフマンと対象的な存在。ピーターがスパイダーマンの写真の報酬300ドル(約32000円)を初めてもらう時に、ベティが手続きをしてくれた。
ストローム博士(演:ロン・パーキンス、日本語吹替:田村勝彦)
オズコープ社研究員でありノーマンの部下。人体パワー増強実験をネズミで試した時に1例凶暴性が増すという副作用があったため、実験をいちからやり直すべきだと主張していた。ノーマンが自ら実験台になろうとした時も、ノーマンのことを思って「やめたほうがいい」と説得し続けた。最終的には、ノーマンの並々ならぬ決意を汲み取り人体実験を手伝ったが、実験後薬の副作用で凶暴性が増したノーマンに殺されてしまった。
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目次 - Contents
- 『スパイダーマン』の概要
- 『スパイダーマン』のあらすじ・ストーリー
- スーパースパイダー
- スパイダーマン誕生
- ニューヨークでの生活
- 失いたくないものと決意
- 『スパイダーマン』の登場人物・キャラクター
- ピーター・パーカー / スパイダーマン(演:トビー・マグワイア、日本語吹替:猪野学)
- ノーマン・オズボーン / グリーン・ゴブリン(演:ウィレム・デフォー、日本語吹替:山路和弘)
- メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)(演:キルスティン・ダンスト、日本語吹替:岡寛恵)
- ハリー・オズボーン(演:ジェームズ・フランコ、日本語吹替:鉄野正豊)
- ベン・パーカー(演:クリフ・ロバートソン、日本語吹替:勝部演之)
- メイ・パーカー(演:ローズマリー・ハリス、日本語吹替:谷育子)
- J・ジョナ・ジェイムソン(演:J・K・シモンズ、日本語吹替:立川三貴)
- ジョセフ・"ロビー"・ロバートソン(演:ビル・ナン、日本語吹替:石住昭彦)
- ホフマン(演:テッド・ライミ、日本語吹替:飛田展男)
- ベティ・ブラント(演:エリザベス・バンクス、日本語吹替:満仲由紀子)
- ストローム博士(演:ロン・パーキンス、日本語吹替:田村勝彦)
- スローカム将軍(演:スタンリー・アンダーソン、日本語吹替:稲垣隆史)
- ヘンリー・バルカン(演:ジャック・ベッツ、日本語吹替:大塚周夫)
- マクシミリアン・ファーガス(演:ゲリー・ベッカー、日本語吹替:福田信昭)
- ノーマンの女性部下
- フラッシュ・トンプソン(演:ジョー・マンガニエロ、日本語吹替:大森はじめ)
- フラッシュの仲間2人
- スクールバスの運転手
- 引率の教師(演:シャン・オマー・ヒューイ、日本語吹替:乃村健次)
- スーパースパイダーの説明をする研究者(演:ウナ・デーモン)
- フィリップ・ワトソン(MJの父親)(演:ティム・デ・ザーン、日本語吹替:後藤哲夫)
- マデリーン・ワトソン(MJの母親)(演:テイラー・ギルバート、日本語吹替:竹村叔子)
- デニス・キャラディン(演:マイケル・パパジョン、日本語吹替:斎藤志郎)
- ボーン・ソー・マッグロー(演:リング名 ランディ・サベージ 〈本名ランディー・ポッフォ〉、日本語吹替:立木文彦)
- プロモーター(演:ラリー・ジョシュア、日本語吹替:石田圭祐)
- リングアナ(演:ブルース・キャンベル、日本語吹替:江原正士)
- レスリングの受付(演:オクタビア・スペンサー、日本語吹替:一龍斎貞友)
- エンリケ(演:ルー・トーレス、日本語吹替:楠見尚己)
- 逃げる男性(演:スタン・リー)
- メイシー・グレイ
- 『スパイダーマン』の用語
- スーパースパイダー
- スパイダーウェブ
- スパイダーセンス
- 『スパイダーマン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「大いなる力には、大いなる責任が伴う」(With great power comes great responsibility.)
- 「あなたの親愛なる隣人、スパイダーマン!」(Your Friendly Neighborhood, Spider-Man!)
- わざと捕まえなかった強盗犯
- スパイダーマンとMJの逆さキス
- ハリーがスパイダーマンに復讐心を抱くきっかけ
- グリーン・ゴブリンを演じるウィレム・デフォーの演技力
- 臨場感のある特殊効果
- 『スパイダーマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 9.11同時多発テロ犠牲者への追悼
- サム・ライミ監督の弟が出演している
- スタン・リーのカメオ出演は別のバージョンも考えられていた
- 『スパイダーマン』の主題歌・挿入歌
- 主題歌 / エンディング曲:Chad Kroeger feat. Josey Scott 『Hero』
- オープニング曲:『Spider-man Main Title Song』
- エンディング曲 /スパイダーマンのテーマ曲:『Theme from Spiderman』
- 挿入歌:Macy Gray『My Nutmeg Phantasy』
- 挿入歌:『Itsy Bitsy Spider(ちっちゃなクモ)』
- 『スパイダーマン』の関連動画
- 『スパイダーマン』予告編(英語)