トイ・ストーリー2（Toy Story 2）のネタバレ解説・考察まとめ

一作目から登場のおもちゃ。手足や顔のパーツも含め、着脱可能。背中に収納スペースがあり、替えの靴や怒った時の目などを入れていました。妻としてMrs.ポテトヘッドがおり、ウッディの帽子ではなく彼女の探し物を見つけ、「スイートポテトちゃん」もしくは「カミさん」と呼んで大事にしています。トイ・バーンではツアーガイドバービーの魅力に参りそうになりますが、「俺にはカミさんがいる！」と自分に言い聞かせていました。

Mrs.ポテトヘッド（CV：エステル・ハリス/楠トシエ）

Mr.ポテトヘッドの妻。一作目ラストで、アンディのクリスマスプレゼントとして送られましたが、姿が登場したのは今回が初です。ラブラブなだけでなく、ウッディを探しに行く夫の為、替えの靴などの準備をする世話女房でもあります。

ウィージー（CV：ジョー・ラント/佐古正人 歌部分：ロバート・グーレ/鈴木康夫）

ペンギンの形をしたおもちゃ。体を押すと音がなる仕様でしたがその機能が壊れており、ヤードセールの売り物として連れていかれました。鳴る機能が故障したせいか、棚の上で埃を被っていたせいか心身ともに元気がなく、箱に入れられる時も一言「じゃあね」とだけ言い残しています。ヤードセールに出され、ウッディが犬のバスターと共に救出に向かいますが、彼だけが助かる結果となってしまい、ウッディの救出を誰よりも望んでもいました。ラストでは喉の修理がされすっかり元気を取り戻し、美声で歌を披露しています。

リトル・グリーン・メン（CV:ジェフ・ピジョン/桜井敏治など）

ピザプラネットの宅配トラックのミラー部分に括りつけられていた、3体の人形。緑色をした三つ目の人形で、一作目でもクレーンゲームの景品として登場しています。サイドブレーキを魔法のつえと表現するなど、助言をし、車を走らせることに貢献。スピードの出し過ぎでミラーから外れて開いた窓から飛ばされそうになりますがMr.ポテトヘッドにより辛くも救出。「命の恩人、感謝永遠に」と繰り返して彼に付きまとい、アンディの家までついてきました。Mrs.ポテトヘッドに気に入られて、夫妻の養子となります。

ザーグ（CV:アンドリュー・スタントン/佐々木梅治）

「また会ったなバズ・ライトイヤー。別れの時だ！」が決め台詞。この言葉の通り、スペースレンジャーであるバズ・ライトイヤーの宿敵です。トイ・バーンからベルト付きバズを追い、オフィスのエレベーターの屋根に載って堂々の登場。おもちゃの方はピンポン玉のようなものを撃って攻撃してきます。ベルト付きバズのセリフからするに、父の仇敵と思われていましたが、ザーグ自身がバズの父でした。エレベーター上でベルト付きバズと戦い、レックスが「バズが負けちゃう！もう見ていられない！」と顔を背けた時、彼のしっぽに当たって転落。それでも生きており、いつ和解したのか、ベルト付きバズとキャッチボールをしていました。

アンディ（CV:ジョン・モリス/北尾亘）

ウッディたちの持ち主で、ウッディにとっては親友にして相棒。おもちゃを大事に扱いますが、カウボーイキャンプに出掛けるまでのちょっとした時間のお遊びの際、誤ってウッディの右肩をほつれさせてしまいました。「壊れたら困るから」と、残念そうな顔をしつつ置いていき、帰って来た時は真っ先にウッディに声を掛けてくるほど大事にしているようです。ジェシー、ブルズアイ共に一目で気に入り、バズとウッディも入れたSF要素付きのごっこ遊びを開始します。翌日にはセロテープ等でウッディの腕を自分で修理していました。

バスター（CV:フランク・ウェルカー/日本語版ナシ）

アンディ家の飼い犬。一作目のラストでクリスマスプレゼントとして贈られました。ウッディに仕込まれた芸を完璧にこなす、ウッディの指笛で飛んでくるなど、アンディよりもウッディを主人として認識しています（アンディのことはほぼ無視しており、「芸くらい覚えろよ」とこぼされています）。ウィジー救出の為ヤードセールに向かい、何とかアルからウッディを取り戻そうと吠えたてました。スリンキーとも意思の疎通が可能。

アル（CV：ウェイン・ナイト/樋浦勉）

おもちゃ屋「アルのトイバーン」店主にして、おもちゃ会社の社長。『ラウンドアップ』主要メンバー人形を東京の博物館に売るというビジネスの為、ウッディをヤードセールに売り出されたものと勘違いして買い取り交渉しますが、当然ながら売り物ではないと断られます。ならばと隙を作って盗み出しました。オーナーながら、自ら鶏の着ぐるみを着て自社CMに出るなど商魂たくましい性格。ウッディどころかすべての人形を紛失したため契約は破談となり、ラストでは泣きながらCM出演していました。

修理工（CV：ジョナサン・ハリス/佐々木梅治）