知られざるあのマンガ・アニメの制作・誕生・裏話
世間や業界、ファンの間でも知れることが少ないあのマンガ・アニメの制作・誕生・裏話を紹介する記事です。
国民的マンガ「ゴルゴ13」。その容姿や世界観は何か語るものがありますが、「ゴルゴ13」ことデューク東郷の誕生・制作裏話を原作者であるさいとう・たかを先生が「ダ・ヴィンチ」3月号「マンガヒーロー＆ヒロインランキング」特集で語っています。（※現在は発売されておりません）
連載開始当初、ここまで長く続くとは思ってもいなかったと話し、ゴルゴは単純なキャラクターで、ストーリーを作ってもせいぜい10パターンくらいにしかならず、だから10回も続けば十分だろうと思って、最終回のエピソードも頭の中でコマ割りやセリフまで作っていたという。
ところが、もっと続けて欲しいという読者の期待に応えて描き続けたと言います。ファンの方からは「ゴルゴカッコイイ」と言われていますが、作者自身はそこが分からないと言い、ゴルゴは臆病なキャラクターなので、臆病だから生き延びられるから決してカッコイイというわけではないらしいです。
連載にあたって編集部から出された注文は、「強烈に印象が残る主人公にしてほしい」というだけだったそうです。それなら悪に限るとして、非情な殺し屋という設定が生まれたという。作者がイメージしたのは45年前の高倉健さんだと述べています。年齢は当時の作者よりひとつ上の32歳。デューク東郷という名前は、作者の中学時代の恩師の名前で、唯一尊敬できる先生だった東郷先生から拝借したと語っています。後はみんなで話し合い計算して作り上げていったという。ゴルゴが愛用している「アーマライト」という銃は、当時アメリカ軍が使用し、水に浮くという特徴が売りだったが、性能自体はそれほどではなかったという。
このほかにも、同誌では最終回の秘密やお色気シーンの制作裏話などなど語っています。
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目次 - Contents
- アイシールド21
- 原作と作画の制作方法とスタンス
- 「アイシールド21」のモデルは「SLAM DUNK」だった！？
- 宇宙兄弟
- 「宇宙兄弟」のはじまりは「宇宙夫婦」にあった！？
- 宇宙戦艦ヤマト
- 制作の経緯
- 機動戦士ガンダム
- 企画の経緯
- キャプテン翼
- 連載までの経緯
- 巨人の星
- 作画
- 時代背景～スポーツ界から社会全体まで～
- 時代背景～生活・娯楽面の描写～
- 年表
- 銀魂（集英社：週刊少年ジャンプ）
- 原作者・空知先生が語る“大江戸SFギャグ漫画”誕生のきっかけ→面倒くさい！？
- キン肉マン
- 落書きから生まれた「キン肉マン」。「肉」マークは〆切り直前で思いつた！？
- クレヨンしんちゃん
- 原作について
- こちら葛飾区亀有公園前派出所
- 作品の舞台と設定の推移
- 亀有公園前派出所
- 亀有警察署-葛飾警察署-新葛飾警察署
- ゴルゴ13
- ゴルゴ13のモデルは高倉健だった！？