作曲家・伊福部昭とは?シン・ゴジラの世界観を演出した天才を解説!
2016年に公開された『シン・ゴジラ』が高い評価を受ける中、劇中で使用された伊福部昭の楽曲にも注目が集まった。伊福部昭はほぼ独学で作曲家になった天才で、『ゴジラ』には欠かせない音楽をいくつも生み出している。
7月29日に公開された「シン・ゴジラ」が高い評価を受けている
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7月29日に公開となった、庵野秀明さんが脚本・総監督をつとめる映画『シン・ゴジラ』
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SNSをはじめネット上での評判はかなり高いように見受けられ、あの辛口サイト『超映画批評』も90点という邦画では異例の高得点をつけたりしている。
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ネットでは劇中で使用されたあの音楽が話題に
シンゴジラ、何が1番良かったって、エンドロールの伊福部昭メドレーだよ
— DAD (@kenyaeigamiru) 2016.08.01 02:46
シンゴジラを観て改めて感じたのはやっぱりゴジラには伊福部サウンドが不可欠だという事。ギャレゴジも普通に好きなんだけど伊福部昭のゴジラのテーマが無いと物足りない。
— Ryousuke 99 (@99Ryousuke) July 31, 2016
「シン・ゴジラ」個人的に不安要素であった伊福部昭氏の劇伴の挿入だが、素晴らしい選曲、絶妙なタイミングで違和感なく作品に溶け込んでいたと思う
— れぎおん (@Legion_1996) July 29, 2016
そして、エンディングは反則ですw(良い意味で)
というか、オープニングから大反則ですw(凄く良い意味で)
そう…ゴジラといったらやはりこの音楽だ
ベートーベンの「運命」や「第九」と同じくらい、日本人の誰もが知っている日本人作曲家による交響曲が存在します。
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それは昨年、生誕100年を迎えた伊福部昭の「SF交響ファンタジー」です。
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そのメロディを聴けばだれもが「あぁ!そうだね、知っている。」と納得してくれるこの曲。言わずと知れた映画「ゴジラ」のテーマ曲です。
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ゴジラの世界観を演出した伝説の作曲家伊福部昭
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海底から突如現れ、圧倒的な存在感を示す怪獣に、まとわりつくように響き渡る「ドシラ、ドシラ、ドシラソラシ」の旋律。
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人間の性によって生まれてしまった怪獣の哀愁、あらゆる秩序と日常を破壊していくカタルシスは伊福部の音楽によって生まれたといって過言ではありません。
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そのメロディーは土くさく、人生の営みの中で生まれる哀愁を具現化し、そのリズムはオスティナートによって破壊的なカタルシスを巻き起こします
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※オスティナートとは同じ音形をひたすら繰り返す作曲テクニック
2014年版ゴジラのテーマを担当したアレクサンドル・デスプラも、ハリウッド版ゴジラの楽曲を作曲するにあたって、伊福部昭の手がけたゴジラのテーマ曲を大いに参考にしたと語っている。
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伊福部昭とは一体どのような人物なのか
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伊福部 昭(いふくべ あきら、1914年〈大正3年〉5月31日 - 2006年〈平成18年〉2月8日)は、日本を代表する作曲家。
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映画「ゴジラ」や黒澤映画に音楽をつけた日本が世界に誇る巨匠
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