ももいろクローバーZ(ももクロ)の徹底解説まとめ

「ももいろクローバーZ」とは、スターダストプロモーション所属のアイドル・グループ。2009年8月5日「ももいろパンチ」で「ももいろクローバー」としてインディーズ・デビューを飾る。結成当初は6人組だったが、2011年に早見あかりが脱退して5人組となり、「ももいろクローバーZ」として再始動。激しい振付のダンスを口パクなしの生声歌唱で魅せるひたむきなパフォーマンスを評価され、ミュージシャン・タレントからも多くの支持を得ている。

ももいろクローバーZ 概要

「ももいろクローバーZ」とは、スターダストプロモーション所属のアイドル・グループである。
2009年8月5日にインディーズより6人組のアイドル・グループ「ももいろクローバー」としてデビュー。メンバーは百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏、有安杏果、早見あかりである。
デビュー曲「ももいろパンチ」はオリコン・デイリー・チャート11位とまずまずの成績を残す。路上ライヴやワゴン車1台で全国各地のヤマダ電機店を巡り、店頭でのライヴ披露やCDの手売りを行うなど、厳しい状況を自らに課す活動を行っていた。
結成当時は全員が学生であり、土日を中心にパフォーマンスを行っていたので「週末ヒロイン」と称していた。
デビュー以降、『未来へススメ!』『行くぜっ!怪盗少女』『ミライボウル』と3枚のシングルを順調に発表してきたが、サブ・リーダーであった早見あかりが2011年4月10日「中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事」のライヴを持って脱退。これにより5人組体制になると同時にグループ名も現在の「ももいろクローバーZ」となる。彼女たちにグループ名の変更が告げられたのは、まさにこの中野サンプラザのコンサート終了直後であった。

ももいろクローバーZになってから、まず2枚のシングルを同時に発表、その3週間後にファースト・アルバム『バトル アンド ロマンス』がリリースされた。このアルバムは第4回CDショップ大賞を受賞。彼女たちの人気を押し上げるきっかけの一つとなる。以降、コンスタントにシングルを発表する傍ら、プロレスや格闘技にヒントを得た斬新なダンスやライヴ演出なども話題となり、横浜アリーナ、西武ドーム、日本武道館といった大規模なライヴ会場を満員にするまでに至る。そして2012年暮れには念願であった『NHK紅白歌合戦』に初出場。脱退した早見あかり在籍時のヴァージョンによる『行くぜっ!怪盗少女』が披露され、彼女たちの絆の深さを再認識することになった。

翌年2013年にはアイドルには場違いと思われたヘヴィー・メタル中心のロック・フェスティヴァル「オズフェスト・ジャパン」に出演するなど、チャレンジ精神を忘れることなく活動を続け、2014年にはこれまた念願の一つであった国立競技場でのライヴを実現させた。

2015年にはアメリカのロック・バンド「KISS」とのコラボや、軽井沢スノーパークにおける氷点下でのクリスマス・ライヴ、高城れにのソロ・ライヴ、主演映画『幕が上がる』の上映、2016年には有安杏果と佐々木彩夏のソロ・ライヴ、ハワイ、ロス・アンゼルス、ニュー・ヨークでの初の海外公演、百田夏菜子のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』への出演、2017年には有安杏果のソロ・アルバムの発表、MTV Unplugged への日本人女性グループとしての初の出演、とグループ単位のみならず、個々のメンバーによる活動も順調に行われてきた。

2018年1月15日付の有安杏果のブログにおいて、彼女のグループからの卒業が突然発表された。卒業発表からわずか6日後の1月21日の千葉・幕張メッセでのライヴ「ももいろクローバーZ 2018 OPENING ~新しい青空へ~」が彼女のラスト・ライヴとなった。

ももいろクローバーZの活動経歴

メンバーの入れ替わりの激しかったデビュー前後

2007年10月、スターダストプロモーション初となるアイドル・グループ・プロジェクトが始動する。集められたのは弓川留奈、高井つき奈、伊倉愛美、和川未優、高城れにの5人であった。
2008年3月には弓川留奈が抜け、代わりに玉井詩織と百田夏菜子が加入、6人体制となると同時にグループ名が「ももいろクローバー」に決定される。5月17日、川崎アゼリアで行われた「スターダスト芸能3部オーディション」において、メンバーが作詞した「あの空へ向かって」が歌われたが、これが初のステージとなった。この日をもって「ももいろクローバー」公式結成となる。7月には高井つき奈がSKE48の第1期生オーディション最終審査(7月30日)に合格、それに伴いももいろクローバーを脱退し、SKE48の一期生メンバーとなる。高井つき奈と入れ替わるように藤白すみれが加入したことにより6人体制は維持されたまま、11月23日には柏幸奈、佐々木彩夏、早見あかりが加入し、グループ史上最多の9人体制になる。12月29日には伊倉愛美、和川未優、藤白すみれが事務所の方針により卒業となり、この時点で高城れに、玉井詩織、百田夏菜子、柏幸奈、佐々木彩夏、早見あかりがグループに残った。
2009年3月9日、柏幸奈が脱退。受験勉強のために芸能界からも引退するが、2011年に乃木坂46のオーディションに合格、第一期メンバーとして2013年に卒業するまで同グループで活動を続けた。2009年7月26日、有安杏果が加入。ここで初めて「ももいろクローバー」の6人が揃うことになる。
インディーズでのデビュー・シングル「ももいろパンチ」は2009年8月5日に発売されているので、既に脱退していた柏幸奈は入っておらず、また有安杏果はレコーディングに参加していないので、5人体制になっている。つまりももいろクローバーはまずは高城れに、玉井詩織、百田夏菜子、佐々木彩夏、早見あかりの5人でデビューしたことになる。プロジェクト始動から有安杏果の加入まで、現行メンバーを含めて全12名の少女がももいろクローバーの結成に関わったことになる。

早見あかり脱退から「ももいろクローバーZ」始動へ

デビュー・シングル『ももいろパンチ』発売にあたり、マネージャーである川上アキラ運転によるワゴン車にメンバー6名を乗せ、全国のヤマダ電機店店頭で無料ライヴを行う全国ツアーが始まる。全24か所で計104公演を行う。当時はメンバー全員が学生だったため、夏休み期間は車内泊を敢行して全国を巡る。照明設備がなかったため、日没を迎えた場合は車のヘッドライトを照明代わりにしてライヴを決行した、など未だに語り継がれるエピソードを残している。
2009年11月11日、セカンド・シングル『未来へススメ!』を発表。この曲から有安杏果が楽曲に参加するようになる。また、この頃から各メンバーのイメージ・カラーが設定されたが、これは各メンバーの名前を知らなくても色で識別ができるように、という配慮から始まった。この当時は集客力も殆どなく、のちに何万人もライヴで集めることなど想像も出来ない状態で、172席の会場を埋めるのがやっとであった。
2010年5月5日、待望のメジャー・デビュー・シングル『行くぜ!怪盗少女』を発表。ユニバーサルミュージックからの発売であったが、「3ヶ月に1枚のシングルをリリース」「売上最優先」といった因習に反発、より自由に楽曲制作が出来るキングレコードに移籍している。よって、ユニバーサルミュージックから発売されているももいろクローバーの作品はこの1枚のみである。
念願のメジャー・デビューを飾ったものの、世間への認知度はまだまだ浅く、テレビへの出演もNHKの『MUSIC JAPAN』のみであった。ただこの番組を観ていた当時のHMV渋谷店副店長の佐藤守道が感銘を受けたことにより、同店にももクロの特集コーナーを作るなど認知度アップに貢献。のちに事務所からスカウトされももクロのスタッフの一員となる。
2010年11月10日にはメジャーでのセカンド・シングルであり、キングレコードからの第一弾シングルとなる『ピンキー・ジョーンズ』を発表。ロック・テイストな曲調の中にシタールやバリ島のケチャの掛け声を模したコーラスなどを組み入れた楽曲になっており、ユニバーサルミュージックの因習を嫌い、より音楽的な自由を求めた結果がきちんと表現された1曲になっている。またこの年から開催が始まった「TOKYO IDOL FESTIVAL(トウキョウ・アイドル・フェスティヴァル)」にも出演。徐々に名前が知られるようになり、12月24日に行われた「ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮~DAPPI~」では日本青年館大ホールの1200席を一般発売開始わずか30分で完売させるまでになった。
2011年1月、サブ・リーダーでもありクール・ビューティの愛称でも知られていた早見あかりが脱退を発表。「自分はアイドルには向いていない。最初に目指していた女優の道に専念しよう」というのが脱退の理由だった。
3月9日には早見あかり参加としては最後のシングルとなる「ミライボウル」を発表。1ヶ月後の4月10日、中野サンプラザで行われた「4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事」が彼女の最後のライヴとなった。またこの日のライヴ終演直後、残った5人のメンバーにグループ名の変更が告げられた。新しいグループ名は「ももいろクローバーZ」。つまり、この2011年4月10日は「ももいろクローバー」最後の日であり、「ももいろクローバーZ」誕生の日でもある。
早見あかり脱退後の6月11日、限定販売によるシングル『あかりんへ贈る歌』を発表。カップリング曲に「デコまゆ 炎の最終決戦」が収録されており、これは早見あかり(まゆ)と百田夏菜子(デコ)の二人による掛け合いの歌になっているので、より正確に言えばこのシングルが早見あかりが参加した最後のシングルとなる。表題曲の「あかりんへ贈る歌」はタイトル通り、早見あかり(あかりん)へのはなむけとなった楽曲。百田夏菜子の「もう、本当に最悪……でも、今までありがとう」というセリフで始まる、あかりんへの感謝と別れの曲になっている。後半は「行くぜ!怪盗少女」のメロディが引用されており、同曲が持っているメロディの秀逸さがより強調されている。残念ながら限定販売であり、かなりのプレミアが付いたため入手は困難だが名曲である。

質の高い楽曲を次々に発表、そして紅白歌合戦初出場

2011年5月3日、ももいろクローバーZと改名して初となるツアー「ももクロファンタスティックツアー2011 Zでいくって決めたんだZ!!」が始まる。全ての公演が完売した初めてのツアーでもあり、5月3日に行われたZepp Tokyoでのファイナル公演は2時間のライヴを1日で3回、合計64曲を歌い切るといった、これまた語り継がれるライヴとなった。
7月6日に「D'の純情」「Z伝説 ~終わりなき革命~」と2枚のシングルを同時に発表。「Z伝説 ~終わりなき革命~」は同年3月11日に日本を襲った東日本大震災に対する応援ソングとなっており、「わたしたち泣いている人に何ができるだろう。それは力いっぱい歌って踊ること」「ぜったいあきらめない WE ARE」といった力強い宣言が歌われている。
7月27日にはファースト・アルバム『バトル アンド ロマンス』を発表。全国のCDショップ店員の投票で決定される「CDショップ大賞」の第4回大賞に選ばれる(大賞発表は翌年2012年に行われた)。アイドルとしては初の受賞であった。ちなみに同年の準大賞には星野源の「エピソード」が選ばれている。
この年はいわゆる「他流試合」も多く行っており、神聖かまってちゃんや氣志團との対バン、アニメ・ソングのライヴ・イベント「Animelo Summer Live(アニメロ・サマー・ライヴ)」への出演、メタル・バンド「アニメタルUSA]との共演、グレート・ムタの弟子「グレート・クローバーZ」として全日本プロレスへの参加、など多岐に渡っている。
7月31日、東京タワー正面のイベント会場で行われた「バトル アンド ロマンス」発売記念のフリー・コンサートでは、「オレンジノート」演奏中にバックの音楽が機材トラブルにより止まってしまうというハプニングに襲われる。しかしメンバーは怯むことなくモノノフたちの手拍子と合唱とともにアカペラで最後まで歌い切った。
8月20日にはよみうりランドでの「サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは」を開催。またこの年、のちの恒例ライヴの一つとなる「男祭り」「女祭り」が初めて開催される。そして二度目の開催となった「ももいろクリスマス」を埼玉スーパーアリーナで行うまでに成長。
2012年3月7日にはマーティ・フリードマンをギターに迎えたロック・テイスト満載のシングル「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」、6月27日にはアイドルのシングルとしては異例の演奏時間7分近くに及ぶ組曲形式のシングル「Z女戦争」、9月5日には「桃黒亭一門」の変名を使用した、テレビ・アニメ『じょしらく』のエンディング・テーマでもあるシングル「ニッポン笑顔百景」、11月21日にはテレビ・ドラマ『悪夢ちゃん』の主題歌で布袋寅泰作曲による「サラバ、愛しき悲しみたちよ」と、話題性と楽曲の質の高い作品を次々と発表。
ライヴ活動においても、初の子供向けライブ「子供祭り」、2日間を全く違ったステージ構成で挑んだ「ももクロ春の一大事2012 ~横浜アリーナ まさかの2DAYS~」、1ステージ60分とまるでプロレスのように時間制限の設けられたライヴ「独占!ももクノ60分」などが開催されている。また前年より始まった「男祭り」「女祭り」は待望の武道館で行わることになった。8月5日には公式ファンクラブ「ANGEL EYES(エンジェル・アイズ)」も発足している。
このように様々な趣向を凝らした楽曲やライヴの開催を通じて、次第にテレビなどへの露出も多くなり、世間の認知度も上昇。そして年末にはついにグループ結成以来の悲願のひとつであった『第63回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たす。彼女たちはここで新曲である「サラバ、愛しき悲しみたちよ」と2年前のメジャー・デビュー・シングル「行くぜ!怪盗少女」をメドレーで披露。「行くぜ!怪盗少女」では、一緒に紅白出演を目指してきたが前年に残念ながら脱退してしまった早見あかりへの気持ちを込めて、早見あかり在籍時のヴァージョンで歌われた。

国立競技場への道

前年暮れに念願だった『紅白歌合戦』への出場を果たした後、もう一つの念願である国立競技場でのライヴ開催の誓いを立てるため、メンバーは年明け早々の2013年元旦にその国立競技場を訪ねている。彼女たちの国立競技場への憧れは古くからあり、それはメジャー・デビュー時に「嵐」の国立競技場公演のDVDを観て感銘を受けたことにより始まった。
同年4月10日にはセカンド・アルバム『5TH DIMENSION』、11月6日には輪廻転生をモチーフにしたシングル「GOUNN」を発表。ライヴ活動も相変わらず挑戦的なものが多く、5月11日にはメタルがメインであり、参加そのものに批判が多く集まった「Ozzfest Japan(オズフェスト・ジャパン)」に参加。百田夏菜子の「見てから決めろー。今、目の前にいる私たちがアイドルだ。今、目の前にいる私たちが週末ヒロイン ももいろクローバーZだ!」の雄叫びからライヴがスタートした。いつもと変わらないパフォーマンスを披露し、結果的にはメタル・ファンをも取り込んだ好意的な感想が多く寄せられることになった。また4月13日、14日に開催された「ももクロ春の一大事2013 西武ドーム大会 ~星を継ぐもも Peach for the Stars~」からは、ダウンタウンももクロバンドがバックの演奏を受け持つことになり、以降の大規模なライヴにおいては生バンドによる演奏が行われることとなった。8月4日には単独女性アーティストとしては初となる横浜国際総合競技場(日産スタジアム)でライヴを行い、6万人もの観客を動員している。また、4月3日からそれまでテレ朝動画の有料コンテンツであった冠番組『ももクロChan』の地上波放送がスタートしている。
そしてその瞬間がやってくる。
12月23日、ドームとはいえ半分は屋外と変わらない構造のために、最低気温4度という過酷な条件のもと西武ドームで行われた「White Hot Blizzard ももいろクリスマス2013 美しき極寒の世界」においてその報告はなされた。彼女たちのライヴでは、松崎しげるが重大発表を行うことが恒例となっているが、この日は他の仕事と日程が重なってしまい、西武ドームへくることはできなかった。その代わり、ビデオ・メッセージとして翌年3月に開催される「春の一大事」の開催会場が国立競技場であることが告げられたのだ。
まさにサプライズ発表であり、この報告を聞いた彼女たちはその場で腰を抜かしてしまい、寄り添いながら号泣し、喜びを分かち合う姿をみせてくれた。
そして年が明けた2014年3月15日と16日、「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 ~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~」が国立競技場で開催された。女性グループとしては初の国立ライヴであり、両日で計11万人を動員した。
会場に特設されたジェット・コースターに乗って登場するという演出を含めて、メンバーのアイディアがいたるところに盛り込まれたライヴとなった。また初日である3月15日は有安杏果の誕生日でもあり、会場全体が彼女のイメージ・カラーである緑一色に包まれ、大観衆とメンバー、そしてスタッフによる「ハッピー・バースディ」の合唱に涙を流しながら答えるという感動的なシーンもあった。
最終日である3月16日のラストでは、メンバー全員が聖火台に登り、涙と笑顔が入り混じった表情でライヴを成し遂げた今の気持ちとこれからの抱負を語る、というこれまた感動的な場面が繰り広げられた。
悲願であった国立競技場でのライヴ開催後、5月8日には映画『悪夢ちゃん The 夢ovie』の主題歌であり、中島みゆき作によるシングル「泣いてもいいんだよ」の発表、7月26日と27日には「ももクロ夏のバカ騒ぎ2014 日産スタジアム大会~桃神祭~」の開催、12月24日と25日にNHK総合で放送されたドラマ『クリスマスドラマ 天使とジャンプ』への出演、また同じく12月24日と25日に行われた「ももいろクリスマス2014 さいたまスーパーアリーナ大会 ~Shining Snow Story~」では、ミュージカルをモチーフにしたステージに挑戦、そして主演映画『幕が上がる』の撮影(公開は翌年2015年)と順当に活動を続ける。
この年、年間のコンサート動員数で女性アーティスト1位に輝いている。
年末には2回目となる『NHK紅白歌合戦』への出演が控えていたが、本番前日に有安杏果がインフルエンザでダウンしたため、4人のみでの出演となった。リーダーである百田夏菜子は曲の終わりに「次は5人で!」と叫んだのだが、残念ながら二度と叶わない願いとなってしまった。

ソロでの活動

念願であった国立競技場でのライヴ開催後も、彼女たちはその歩みを止めることはなかった。
2015年には、映画『幕が上がる』の上映、ライヴでは10月31日に「男祭り2015 in 太宰府」、12月24日と25日にはスキー場という異例の場所がライヴ会場となった「ももいろクリスマス2015 ~Beautiful Survivors~」の開催、そしてこの年から「ももいろカウントダウン ~ゆく桃くる桃~」が始まっている。
翌年の2016年にはサード・アルバム『AMARANTHUS』とフォース・アルバム『白銀の夜明け』の同時発表。ライヴでは初の海外ツアーとなる「アメリカ横断ウルトラライブ」(ハワイ、ロス・アンゼルス、ニュー・ヨークで開催された)、8月13日と14日には「桃神祭2016 ~鬼ヶ島~」、12月23日と14日には「ももいろクリスマス2016 ~真冬のサンサンサマータイム~」を開催。この年には再び、年間のコンサート動員数で女性アーティスト1位に輝いている。また配信を含めて、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏、ももたまい (百田夏菜子、玉井詩織)がそれぞれソロ作品を発表している。
2017年には、4月8日と9日に「ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ~」、8月5日と6日には「ももクロ夏のバカ騒ぎ2017 -FIVE THE COLOR Road to 2020- 味の素スタジアム大会」が開催されている。また、11月7日には日本人女性アーティストとして初めて『MTV Unplugged』に出演している。
ソロでのライヴ活動も増え始めている。2015年3月9日には先陣を切って高城れにが名古屋のCLUB QUATTRO(クラブ・クアトロ)でソロ・コンサートを開催。翌2016年には有安杏果が7月3日に、佐々木彩夏が9月19日に横浜アリーナでソロ・コンサートを開催している。有安杏果は自作曲を含むミニ・アルバムも発表しており、また佐々木彩夏はこの年と翌2017年に開催されたTOKYO IDOL FESTIVALにも参加している。
百田夏菜子は2016年のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演、玉井詩織は様々なイベントにおいてMCを務めることが増えた。百田夏菜子と玉井詩織によるユニット「ももたまい」では2016年9月4日に結婚披露宴をモチーフとしたライヴ「ももたまい婚」を開催。2017年6月10日と11日には高城れにが芸人の永野と組んだライヴ「永野と高城」を開催、8月23日には佐々木彩夏のソロ・シングル、10月11日には有安杏果のソロ・アルバム、11月22日には百田夏菜子がゾロリーヌ名義で参加した映画『かいけつゾロリ』のシングル発表、とソロによる活動や作品発表が続いた。

2018年1月21日 有安杏果卒業

2018年1月15日、有安杏果のブログにおいて彼女のグループからの卒業が、彼女自身の言葉で告げられた。青天の霹靂とはまさにこのことで、何の前ぶれも無い状態での突然の発表だった。しかも、彼女のラスト・ステージは発表からわずか6日後の1月21日。時間的猶予もない状態での発表だった。動機は「普通の女の子の生活を送りたい」であった。
グループの中では唯一の大学経験者であり、大学生活をしたことが「普通の女の子の生活を送りたい」という動機につながった、という指摘もあるが、本当の気持ちは彼女自身にしか判らないであろう。
そして2018年1月21日を迎える。場所は幕張メッセ 国際展示場 9~11ホール。
17時の開演とともに、ライヴ前の恒例となったライヴにかける意気込みを語るメンバーのショート・フィルムが流れる。いつもはメンバー5人が登場するのだが、今回は有安杏果のみが登場。彼女のグループにおける今までの活躍が彼女の最後のナレーションとともに映し出される。そして「Overture」が会場に響き渡り、メンバー5人がステージに登場。オープニング曲は「Z伝説 ~終わりなき革命~」。早見あかりが抜け、5人体制になってからの初のシングル曲であり、5人のメンバーの自己紹介的な内容も含む楽曲になっている。続いて「未来へススメ!」のパフォーマンスが始まる。有安杏果がグループに参加して初めて収録された楽曲である。次の「ゴリラパンチ」はサード・アルバム「AMARANTHUS」に収録されていた有安杏果をメインに添えた楽曲。以降、「仮想ディストピア」「白い風」と続き、この日初めてのMCを挟み「行く春来る春」「ツヨクツヨク」が披露され、再び有安杏果のパフォーマンスがメインとなる「words of the mind-brandnew journey-」が続く。衣装替えのインターバルがあり(この間に、有安杏果の名場面集と題したフィルムが流される)、「BLAST! 」「DECORATION」と続いた後に、5人のメンバーの結束力が詩に込められた「行くぜっ!怪盗少女」「灰とダイヤモンド」「走れ!」「モノクロデッサン」が続く。詩の内容と相まって非常に感動的でまた感傷的な瞬間でもあった。ステージ上では有安杏果への各メンバーからのメッセージが告げられ、彼女へのサプライズとしてこの日のために作られた新曲「新しい青空へ」が披露される(途中、有安杏果のソロ曲である「ありがとうのプレゼント」が挿入されていた)。有安杏果のメンバー各自メンバーへの、そしてモノノフたちへのメッセージがそれに続き、ステージを右に左に走っては深々と頭を下げ、最大級の感謝を捧げた。「8年間、ありがとうございました。バイバイ!」。これが彼女の最後の言葉であり、そう告げた後、彼女はステージから静かに消えていった。

これからのももいろクローバーZ

有安杏果がステージから消えた後、残された4人はまだステージ上にいた。ステージのバックには4人だけのカラー・シルエットが映し出されていた。そこに聞き覚えのある音楽が流れてきて、松崎しげるが登場。いつものように「愛のメモリー」を熱唱しながら、来る5月23日に開催される結成10周年記念ライヴの会場発表を行う。会場は「東京ドーム」。彼女たちにとって初のライヴ会場となる。松崎しげるがステージを降りると、4人体制になってからの初のパフォーマンスが始まった。曲は「あの空にむかって」。デビュー曲「ももいろパンチ」よりも前に誕生していた、彼女たち自身の作詞による名曲だ。この瞬間、まさに4人体制による「ももいろクローバーZ」が始動を始めたことになる。有安杏果が抜けた穴は決して小さくはないが、この4人でのパフォーマンスを観る限り、これからの「ももいろクローバーZ」にいささかの不安も見出すことは出来ない。
2018年1月21日は、5人体制でのももいろクローバーZ最後の日であると同時に、4人体制でのももいろクローバーZによる力強い船出を宣言する日でもあった。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。

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ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画を原作のメディアミックス作品で、バトル漫画の金字塔である。「融合(ゆうごう)」は、作中登場する技の1つで、2人以上の人物が結合し、1人の人間となるものである。単体の時よりも戦闘力が倍加する為、強敵との戦闘の際に行われる。特殊な動きで2人が1人の戦士になる「フュージョン」、界王神のアイテムを使い1人の戦士になる「ポタラ」、ナメック星人が一体化することで同胞に力を預ける「同化」、他者のエネルギーや能力を奪う「吸収」が登場した。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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マガジンの歴代ヒロインまとめ

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。 幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。

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銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

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ドラゴンボールZ カカロット(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

ドラゴンボールZ カカロット(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドラゴンボールZ カカロット』とは、サイバーコネクトツー開発、バンダイナムコエンターテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲーム。漫画『ドラゴンボール』を原作の戦闘民族サイヤ人が地球に襲来するところから最終戦の魔人ブウ編まで主人公「孫悟空」やその仲間達を操作して余すことなく追体験できる。対応プラットフォームはPlaystation 4、Playstation 5、Nintendo Switch、Steam。

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人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。

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シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。

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神龍(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

神龍(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。

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人造人間16号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間16号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。

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破壊神ビルス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

破壊神ビルス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。

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セル(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

セル(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。

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孫悟飯(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟飯(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。

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孫悟空(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟空(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

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銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

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魔人ブウ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

魔人ブウ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。

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ベジータ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ベジータ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。

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全王(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

全王(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

全王(ぜんおう)とは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、12の宇宙の頂点に立つ最高位の神である。純粋な性格だが、それゆえの恐ろしさもまた持っている。何でも一瞬で消し去ってしまう能力も相まって、破壊神たちですら全王に逆らうことはできない。とはいえ基本的には無邪気であり、機嫌を損ねなければ善側に位置する。自分に物怖じしない主人公の孫悟空(そん ごくう)を気に入り、彼と友達になった。

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