優里(Yuri)の徹底解説まとめ
優里とは、日本の男性シンガーソングライターである。東京を中心に、路上ライブやSNSでの投稿を積み重ね、着々とその名を世の中に広めていく。2019年『かくれんぼ』でインディーズデビューを果たし、その勢いは止まらぬまま、2020年『ピーターパン』でメジャーデビュー。のちに、発表される『ドライフラワー』は、誰もが一度は耳にしたことがあるだろう。エッジの効いた歌声や、共感できる歌詞がリスナーの心を掴み、日本だけではなく世界からも注目されている。
優里の概要
優里(Yuri)とは、千葉県幕張出身の日本の男性シンガーソングライターである。東京を中心に、路上ライブやSNSでの投稿を積み重ね、着々とその名を世の中に広めていく。2019年『かくれんぼ』でインディーズデビューを果たし、配信サイトで上位に続々とランクインする。TikTok等SNSの動画投稿に続々楽曲が使用される「かくれんぼ現象」も起こり、一躍時の人となる。その勢いは止まらぬまま、2020年『ピーターパン』でメジャーデビュー。のちに発表される『ドライフラワー』は、誰もが一度は耳にしたことがあるほど有名な曲となった。ビルボード・ジャパンの2021年度年間チャートではダウンロード、ストリーミング、総合すべてにおいて年間首位を獲得しており、ストリーミング再生回数は8億回を、デジタルセールスは45万DLを突破している。エッジの効いた歌声や、共感できる歌詞がリスナーの心を掴み、日本だけではなく世界からも注目されている。
優里の楽曲は、失恋して慰めてほしい時、何かに挑戦しようとしている時に、背中をそっと押してもらえるような応援歌が多い。真っすぐな歌詞で、誰もが共感しやすい。魂のこもった歌声は、目で楽しみ、耳で喜び、心で幸せさえも感じさせられる。のちに発表される『インフィニティ』『ベテルギウス』『メリーゴーランド』は、アニメ・ドラマ・映画で、主題歌に抜擢される。作品に寄り添った歌詞や楽曲で、彼の名は瞬く間に広がっていく。自身の楽曲制作だけでなく、ばんばんざいなどの人気YouTuberやHey! Say! JUMP、Little Glee Monsterなどの有名アーティストにも楽曲提供をしている。
他にも、優里はYouTuberとしても活躍している。『優里ちゃんねる【公式】』というYouTubeチャンネルを持っていて、「夢を追いかけている人を応援していきたい」という願いが込められている。チャンネル内では、一般の人に楽曲を提供する、一緒にカラオケでバトルするなどのシーンが多くある。大物アーティストであるにもかかわらず、全力で応援してくれる姿に多くの人々が勇気をもらっている。飾らずありのままをさらけ出す姿が、優里の最大の魅力である。
優里の活動経歴
優里の原点
優里は、幼いころから歌が大好きな少年だった。小学生時代は、母親の影響で、BonJovi・Queen・AC/DCなどの洋楽ロックが好きで、CDプレイヤーで毎日のように聞いてた。優里は、周りの友達とは話が合わなかったが、カラオケでももっぱら洋楽を歌うような少年だった。高校生になると、日本のアーティストも徐々に聞くようになり、音楽の幅が広がっていく。歌が好きという思い一つで、バンドに挑戦したり、路上ライブで演奏したりと優里の夢を掴む旅が始まるのである。
バンド活動
「the Bugzy(ザ・バグジー)」は、2014年から2019年まで活動していた日本の4人組ロックバンド。数回のメンバー脱退を経て、2016年2月に「Yuri(当時は、ローマ字で名前を表記)」がボーカルとして参加。エッジの効いた歌声が、注目される。都内のライブハウスを中心に、勢力的に活動していた。ミニアルバム『EXTERMINATION IMPOSSBLE 駆除不可能』、デジタルシングル『真夜中のマドリー』などのオリジナル楽曲もリリースしている。
路上ライブ時代
バンドが解散し、事務所をやめた優里は、シンガーソングライターとしてソロで再始動する。都内を中心に、路上ライブでオリジナル曲やカバー曲を披露し、道行く人の心を魅了していく。たくさんの人に歌を届けたいという思いから、流行りの曲や昭和歌謡曲、ディズニー音楽などあらゆる世代の音楽を歌うようになる。また、同時期にInstagramを開設し、カバー曲を歌う自身の姿を毎日投稿していた。最初は、「少しでも気に入ってくれる人がいたらいいな。」という気持ちで始めたが、のちに『かくれんぼ』がバズるようになり、彼の生活は一変するようになる。
シンデレラストーリー
優里が渋谷のスクランブル交差点で、MY FIRST STORYの楽曲『「花」ー0714ー』をカバーしていると、楽曲制作者であるMY FIRST STORYのボーカルHiroが登場した。優里の歌声に惚れて立ち寄ったのだ。優里がギター演奏を続けていると、Hiroが2番目を歌い会場が沸きあがった。この伝説の路上ライブが話題となり、優里が世の中に羽ばたき始めたのだ。
優里はさいたまスーパーアリーナで行われた、MY FIRST STORYの全国ツアー「MY FIRST STORY TOUR 2019」最終公演のアンコールに、飛び入り参加した。Hiroが優里をライブに招待し、サプライズという形でステージに登壇。代表曲『かくれんぼ』と二人の出会いの曲『「花」 -0714-』を演奏し、大きな反響を呼んだ。緊張感のある空気の中、堂々と歌いきる優里の姿に、「この世界は誰かが諦めなかった夢でできています。みんなももし今やりたいことがあるなら、諦めずに夢に向かって走り続けてみてください」とHiroからファンへメッセージを送られた。このステージで、優里の名が広まり、夢をあきらめず頑張ればチャンスを掴むことができるのだと世の中の人たちに証明することができた。
ハイブリットシンガーソングライター
TikTok等SNSの動画投稿に続々楽曲が使用される「かくれんぼ現象」も起こり、一躍時の人となる。MY FIRST STORYのHiroがレコーディング監修をおこなった『かくれんぼ』は、INTACT RECORDSよりインディーズデビューを果たす。その後も、順調に活躍をみせ、『ピーターパン』で、ソニー・ミュージックレーベルズよりメジャーデビュー。優里の快進撃はここから、もっと爆発する。『かくれんぼ』のアフターストーリー『ドライフラワー』が発表されると、SNSなどで若い世代を中心に、じわじわと人気を集める。ミュージシャンが1発撮りで楽曲を披露する、人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で『ドライフラワー』が発表されると、瞬く間に拡散されヒットソングとなった。チャート歴、受賞歴ともに好成績を残している。他にも、アニメや映画の楽曲にも抜擢され幅広く活躍している。
YouTuberとしての顔
YouTuberとしては、『優里ちゃんねる【公式】』という自身のチャンネルを友人と開設している。チャンネル登録者数100万人を目指し、毎日投稿をおこなっていた。「夢を追いかけている人を応援していきたい」という願いが込められているだけあって、一般の人に楽曲を提供する、一緒にカラオケでバトルするなどの動画が多くあがっている。チャンネルメンバードッキリ企画やトークの回も多く、優里を身近に感じられるチャンネルである。特に、「YURIN」というカラオケ対決企画は見ものである。アーティスト仲間で、お互いの楽曲を歌いどちらがより高得点を取れるかと、負けられない戦いが繰り広げられる。また、路上ライブ時代を思い出されるような、カバー楽曲も多くあがっている。原曲と違ったアレンジで、見る人を楽しませてくれる。
YouTubeで話題になっている、高校生バンドに自ら会いに行き、ナブナの『夜明けと蛍』をセッションする。頑張っている子たちを応援していきたいという気持ちが溢れている動画である。
優里ちゃんねるメンバーに、優里が外出中、部屋を模様替えをされるドッキリを仕掛けられる。流石の優里も「もう、原型が分からない。」と驚いていた。企画自体は、優里に快適に生活してもらいたいというメンバーからの優しさから生まれたものだった。優里本人も、大喜びのドッキリ企画であった。
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目次 - Contents
- 優里の概要
- 優里の活動経歴
- 優里の原点
- バンド活動
- 路上ライブ時代
- シンデレラストーリー
- ハイブリットシンガーソングライター
- YouTuberとしての顔
- 優里のプロフィール・人物像
- 優里のディスコグラフィー
- シングル
- 『かくれんぼ』
- 『かごめ』
- 『ピーターパン』
- 『ドライフラワー』
- 『インフィニティ』
- 『桜晴』
- 『飛行船』
- 『シャッター』
- 『夏音』
- 『ベテルギウス』
- 『ミズキリ』
- 『うぉ』
- 『タイムマシン』
- 『おにごっこ』
- 『クリスマスイブ』
- 『メリーゴーランド』
- 『ビリミリオン』
- 『恋人じゃなくなった日』
- アルバム
- 『壱』
- 『弐』
- 『詩-80's』
- 『響』
- 優里の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『かくれんぼ』
- 『かごめ』
- 『ピーターパン』
- 『ドライフラワー』
- 『桜晴』
- 『飛行船』
- 『シャッター』
- 『夏音』
- 『ベテルギウス』
- 『レオ』
- 『うぉ』
- 『おにごっこ』
- 『クリスマスイブ』
- 『メリーゴーランド』
- 『ビリミリオン』
- 『恋人じゃなくなった日』
- 『アストロノーツ』
- 『ライラ』
- 『15の夜』
- 優里の名言・発言
- 「人生はオープンワールド」
- 「いつかいつか皆さんと、ベテルギウスをこの曲を、一緒に歌える日が来るまで、ずっと素敵な音楽を作り続けますので、それまで皆さん応援どうかお願いします。」
- 「諦めようと思った回数よりも、たった1回だけ諦めないって思いました。」
- 優里の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ピアニストだった少年時代のつらい思い出
- 介護福祉士だったころの経験を話し介護の現場で働く人たちを励ます優里
- 児童養護施設の子供たちへギターのプレゼント