吉田寅之助(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ

吉田寅之助(よしだ とらのすけ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。渋谷駅前で街頭演説をしている政治家の男。『ペルソナ5』のサブ要素・コープの「太陽」枠を担当している。過去に何度も不祥事を起こしており、7回連続で選挙に落選している。だが本人は過去の事を悔やんでおり、それ故に真剣に国の未来と向き合おうとしている。P5主人公とは街頭演説中に知り合う。自分の演説を訊いてくれたP5主人公を見込んで、演説の手伝いを頼むようになる。

厳しい現実を前に、それでも諦めずに街頭演説を行う日々を続ける寅之助。そんなある日、彼のもとに本作の主人公である少年・P5主人公が現れる。
この頃、P5主人公は「ペルソナ使い」としての力に目覚めていた。傷害事件の犯人という濡れ衣を着せられていたP5主人公は、その冤罪が原因で地元に居る事ができなくなり、両親の知り合いを頼る形で都会に避難してきていた。だがその先で「認知世界」という異世界と彼は出会う事になる。そうして認知世界を通して、ペルソナ使いとしての力を覚醒。ペルソナ使いとは、心の底に潜む「もう1人の自分」が実体化した存在「ペルソナ」を使役する者の事をさす。ペルソナは「困難に立ち向かうための人格の鎧」、この力を手にする事で認知世界に蔓延る異形の怪物・シャドウと戦う事ができるようになる。また認知世界には、現実世界の人々の「歪んだ欲望」が形となったダンジョン「パレス」が存在しており、このパレスの中にあるお宝を奪う事でパレスの主を改心させる事ができるようになっていた。P5主人公は、自分と同じようにペルソナ使いに覚醒した仲間達と「怪盗団」を結成し、彼らと共に歪んだ欲望を持つ「悪人」の改心を行っていく事を決める。寅之助に出会ったのは、そんな怪盗団としての活動を開始してから少し経った頃の出来事だった。
P5主人公は寅之助の演説の説得力に興味を示す。というのも、パレスの攻略の際に発生するシャドウとの戦闘中に、時折「交渉」が起こる場合があるのだ。シャドウと直接交渉をする事により、お金やアイテムの入手、場合によってはシャドウ自身も仲間にできたりと、交渉に成功すると戦況が有利になる。その交渉の成功率をあげる為、寅之助の話術スキルが勉強になるのではないか、と考えたのである。怪盗団のメンバーであり、現実世界では「猫」として常にP5主人公の傍にいるモルガナからの後押しもあり、P5主人公は思い切って寅之助に話術スキルの伝授を申し出る。だが、「(政治経験がないという意味で)未経験者を雇うわけにはいかない」と寅之助に断られてしまう。
諦めきれないP5主人公とモルガナ。その時、寅之助が「牛丼屋でご飯を食べて帰ろう」という独り言をこぼす。それを耳にした彼らは、牛丼屋でバイトをする事を決める。忙しい飲食店のバイトを通して、寅之助にP5主人公が持つ「若者としての力」を見せつけアピールする事ができれば、自分達を雇って貰えるかもしれないと考えたのだ。後日、牛丼屋でバイトを始めたP5主人公。思った以上に忙しい仕事内容に慌てふためきながらも、どうにか仕事をこなしていく。するとそこへ、街頭演説帰りの寅之助がお客として現れる。P5主人公の働きっぷりを見た寅之助は、P5主人公とモルガナの目論見通り、P5主人公の姿が印象深く残ったらしい。後日、街頭演説中の寅之助に声をかけると「牛丼屋で働いていたね」と言葉を返してくれる。そうしてP5主人公の忍耐力に感心していたらしい寅之助は、先日とは逆に彼の方からP5主人公へ街頭演説の手伝いを申し出てくれる。結果、ボランティアという形で寅之助の街頭演説を手伝えるようになったP5主人公は、報酬の代わりに彼から話術スキルを学ばせて貰う事に成功するのだった。

「ダメ寅」との向き合い

過去の出来事を罵られ、戸惑う寅之助。

P5主人公と共に街頭演説をするようになった寅之助。力のこもった街頭演説を行っていくが、やはり過去の不祥事のせいか、足を止めてくれる者はほとんどいない。それどころか不祥事を知る者達から「ダメ寅」と揶揄されたり、罵詈雑言を浴びせられたりしてしまう。寅之助本人も過去の不祥事に関しては、何も言い返せない為、「ダメ寅」と言われてしまうとパニックになり、焦って演説からも覇気が失われる。P5主人公にも情けない姿を見せたと謝る。だがそんな寅之助の姿を知ってもなお、自分を慕い、教えを請うP5主人公の姿に励まされてか、寅之助は諦めずに街頭演説を続けていく。
そんなある日、街頭演説中に1人のスーツ姿の男性が声をかけてくる。それは寅之助と同じく「蔵元チルドレン」の1人だった松下(まつした)議員だった。有力な後盾あってのデビューだった松下議員は、寅之助のような失脚はしなかったものの、蔵元チルドレンとしてではなく、個の力で出馬した2度目の選挙にて落選という経歴を持っていた。しかしそれでも諦めずに力をつけ、議員の座に返り咲いた人物だった。街頭演説後、P5主人公も間に入れる形でかつての仲間と談笑をする寅之助。しかしそこで松下議員はP5主人公に「寅之助はいい先生だが、政治家として成功したいなら参考程度にしておくべきだ」と、寅之助の厳しい現状をつきつける。しかしP5主人公はそれでも寅之助の師事する意思を松下議員に返す。それに感動した寅之助は、自分もP5主人公に「教えられる事は全て教えるつもりだ」という強い意思がある事を告げる。2人の絆の強さに感心した松下議員は、その場を去っていく。しかしその去り際、「あの時の『党費の件』をなすりつけたのは自分じゃないからな」と意味深な発言をして去っていってしまう。自分の過去に関わる発言をした松下議員に動揺した寅之助は、先程まで合った元気を失い、そのままP5主人公と別れる。
すると後日、今度は演説中に「前科者」と、寅之助の過去を罵る発言をする男が現れる。自分の過去を引き合いに出された事で焦った寅之助は言葉を失い、立ちすくんでしまう。だがP5主人公が寅之助の過去を罵った男に反論。それを聞いた寅之助は、今の自分には自分を師事する相手がいる事を思い出し、その事実を力に変え、「自分には『ダメ寅』と呼ばれる過去がある」「でもだからこそ見えたものがあるのだ」と強く人々に訴え始める。そうしてはっきりと「馬鹿にしたければ馬鹿にすればいい」と言い切り、周囲の人々を感心させる。こうして寅之助はダメ寅だった自分の過去と、しっかりと向き合う事に成功したのである。

発生する新たな問題と吉田の決意

寅之助を自分のセコンドにする為に、寅之助とP5主人公の前に再び現れた松下議員。

過去の出来事とようやくきちんと向き合う事ができた寅之助。だが、そんな彼を新たな事態が襲う。例の松下議員が、「自分のセコンドになれ」と言い出したのだ。セコンドとは、いわゆる議員の手伝いをする役割を持つ者の事である。松下議員曰く、かの蔵元チルドレンの後ろ盾であった有力議員・蔵元が現在、政治界を引退しようと考えているらしい。そしてその跡目を孫に継がせようとしており、その孫が松下議員と同じ党にいるのだという。このような環境の党に入れる事は、寅之助にとっては悪い話ではない。さらに松下議員は自分のセコンドになったら、政治家へ戻る道をどうにか用意してやる事や、例の「党費の使い込み」に関する真相を調べてもいいと言い始める。寅之助にとってはこれ以上ない程においしい話であったが、様々な人間の思考が渦巻く政界において、このようなおいしい話に裏がないわけはなく、寅之助は松下議員にどう返答するか悩んでしまう。そこで寅之助は一緒になって松下議員の話を聞いていたP5主人公に「君ならどうする」と訊ねる。全ての話を聞いていたP5主人公は寅之助に「断る」とはっきりとした意見を返す。それを聞いた寅之助は自分がすべき事を思い出し、松下議員に頼る事なく自分の力で政治家として活動を続けていく事を決める。
しかしそんな寅之助を、今度は蔵元の孫である蔵元弁造(くらもと べんぞう)自身が、自分が率いる蔵元グループに入ってほしいと頼み込んでくる。弁造曰く、実は彼は現在の党を離れ、独立しようと考えていた。弁造はP5主人公すらも使って寅之助を丸め込もうとするが、寅之助は強い信念を持ってそれを断る。P5主人公もそんな寅之助についていく事を決めており、弁造の言葉に惑わされる事なく寅之助の味方につく。すると後日、寅之助達が弁造に会った事を知った松下議員が、再び彼らの前に現れる。そこで松下議員は、実は自分が蔵元グループと対立関係にある事を明かす。さらにそこで松下は、過去の党費の使い込みを寅之助になすりつけたのが蔵元であった事を告げる。まさかの犯人の正体に驚く寅之助。寅之助も気づいていなかった事実をつきつけた松下議員は、その隙を狙い、「蔵元に雪辱を果たす為に自分のセコンドになれ」と再び誘ってくる。結果、寅之助は松下議員の言葉に心揺さぶられる事となってしまう。だが、自分の信念を貫き通す事を固く決めていた寅之助は、最終的に松下議員の誘いを断る。松下議員はショックを受けるが、だが断られる事も想定していたらしく、寅之助から身を引く。しかし党費の件を通して蔵元グループの信頼を落とす算段であったらしい松下議員は、身を引く代わりに寅之助に「街頭演説の後援をしてやるから、『怪盗団』をテーマに自分の身の潔白の為の演説をしろ」と告げる。実はこの頃、P5主人公が率いる怪盗団は、様々な大物の悪人達の改心を大々的に行っており、それ故に世間から注目される存在となっていたのである。
言うだけ言って去っていく松下議員。どうやら自分が政界の争いの渦中にいるらしいと気づいた寅之助は、思った以上に複雑に絡み合っている政界の現状を前に自分が「何を取るべき」なのかを悩む。そんな寅之助にP5主人公が「信念だ」と返す。それを聞いた寅之助は、自分が一番大事にしている信念の存在を改めて思い出す。そうして自分が思ったよりもP5主人公に支えられている事に気づく。彼と話す度に綺麗に自分の考えがまとまっていく現状を振り返った寅之助は、P5主人公に「もしかしたら『怪盗団』は君のような人なのかも知れない」と述べる。正体を見破られた事に驚くP5主人公。しかし結局は寅之助自身が「まさかね」と自分の言葉を否定した為、P5主人公の正体が本当の意味で寅之助にバレる事はなかったのだった。
後日、松下議員が所属する党の後援の中、演説を開始する寅之助。演説を聞きに来た人々の中には弁造の姿があった。だが怪盗団をテーマに寅之助が語ったのは、あくまでも世の中の「悪人」の改心を続ける怪盗団に対する寅之助自身の思いと、それに重ねる形で語った自分の信念についての話であり、身の潔白に関する話題は一ミリも口にしなかった。松下議員はそれを残念がるも、同時に寅之助自身の言葉に確かに心が揺さぶられたものがあった事も寅之助に告げる。そうして「自分のできる範囲で党にも根回ししといてやる」とだけ告げて、寅之助の前から去る。
後日、改めて駅前で街頭演説を行う寅之助の手伝いに向かったP5主人公は、そこで彼から蔵元が党費の件を週刊誌にスクープされた事を聞かされる。寅之助曰くその記事には、冤罪でありながらも事実の公表を求めなかった寅之助の事も書かれており、おかげで「20年間よく冤罪に耐えた」と人々からの支持を受けつつあるのだという。人々から支持を受けるようになった寅之助は、P5主人公に「今日で手伝いは終わりだ、『怪盗』くん」と告げる。どうやら前回はごまかされてしまったが、寅之助は本当にP5主人公の正体に気づいていたらしい。驚くP5主人公に寅之助は「その事について何も言うつもりはない」と告げると、自分のやるべき事に専念するようにP5主人公に訴える。そうして別々の道は歩む事にはなるものの、これまで自分を支えてきてくれたP5主人公の気持ちに報いる為、「君(怪盗団)が困るような事があったらいつでも力になろう」と告げ、自分の街頭演説を聞きに来た聴衆の方へと向かう。P5主人公も寅之助との間に芽生えた固い絆の存在を感じながら、彼の最後の手伝いをする為、寅之助の後を追うのだった。

吉田寅之助の関連人物・キャラクター

P5主人公/ジョーカー

本作の主人公。プレイヤーの分身でもある。他のペルソナ使いには存在しない、複数のペルソナを使いこなせる「トリックスター/ワイルド」と呼ばれる能力を持っており、「心の怪盗団」のリーダー兼切り札として活躍している。ゲーム内での決まった名前は存在しない。ただしコミカライズ版では来栖暁(くるす あきら)、アニメ版では雨宮蓮(あまみや れん)という名が与えられている。怪盗団内でのコードネームは「ジョーカー/JOKER」。傷害の濡れ衣を着せられてしまった事で「保護観察処分」となる。通っていた高校からも退学処分を受けてしまい、故郷にも居づらくなった事から、ほとぼりが冷めるまでと都会に住む両親の知り合いに預けられる事になる。
寅之助とは、彼が街頭演説をしていたところを立ち聞きした事で知り合う。寅之助の話術スキルが、本作の敵であるシャドウ達との間に発生する「交渉」において役に立つかもしれないと考えた事から、寅之助の街頭演説の手伝いをするようになる。

松下議員(まつしたぎいん)

茶髪の男性が松下議員。

寅之助と同じ「蔵元チルドレン」の1人だった議員。寅之助とは異なり、議員として着実に出世しているらしい。寅之助を自身のセコンドにしようとするも、断られてしまう。しかし自分の野心を叶える為には、現在の選挙の有力候補である、国会議員・蔵元の孫・蔵元弁造の信頼を地に落とす必要があった。それには、蔵元のせいで党費の使い込みの濡れ衣を着せられた寅之助自身の発言が重要で、最終的には寅之助の街頭演説を党で後援する形で身の潔白を大々的に行ってもらい、蔵元の信頼を地に落とそうと目論む。だが結局、寅之助は身の潔白を明かすことはなく、己の信念のみを貫く演説を行う。圧倒的な寅之助の演説力で語られたそれを耳にした松下議員は、心揺さぶられ、寅之助をセコンドにする事を諦める上に自分の党でもできる限り、彼の政治活動がスムーズに行くよう党に働きかけていく事を決める。

蔵元弁造(くらもと べんぞう)

メガネをかけているスーツの男性が蔵元弁造。

国会議員・蔵元の孫。蔵元の跡目を継ぐ形で、今度の選挙に出馬する予定でいる。同じ党にいる松下議員曰く、今回の選挙の目玉候補とのこと。丁寧な物腰の青年だが、言葉や態度の割にはどこか周囲を冷たく見ている雰囲気もある。祖父の蔵元が起こした党費事件の事を知ってか、それとも元「蔵元チルドレン」の1人だからか、寅之助に自分の下に入るように告げてくる。P5主人公も使って丸め込もうとするが、2人の固い絆と強い信念に負ける事になる。

吉田寅之助の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ちなみに、私のモットーは…分かってもらうまで、あきらめない…!」

P5主人公が寅之助の街頭演説の手伝いを始めたばかりの頃に教わった、寅之助のモットー。
「分かってもらうまであきらめない」というのは、言うのは簡単な事ではあるが、それを実践するのは非常に難しい事である。諦めずに自分の言いたいこと、気持ちを伝えるのは根気も忍耐も必要で、並大抵の覚悟ではやり遂げられない事である。そこに過去の不祥事、それも冤罪であった罪を被り続けて20年、諦めずに選挙活動を続けている寅之助が言っていると思えば、この台詞の重みは更に変わってくる。
味方のいないなか、20年間も戦い続けてきた寅之助のこれまでを垣間見ることが出来る台詞だといえる。

「馬鹿にしたければ馬鹿にすればいい。間違ったことには『NO』をつきつけます!」

過去の不祥事から「ダメ寅」という呼称をつけられてしまった寅之助。そのせいで、強い信念を持ちながらも「ダメ寅」と人から言われてしまうと、途端なんと言葉を返せばいいかわからなくなり、パニックになってしまうという一種のトラウマのようなものを抱えていた。だがP5主人公という味方ができたおかげで、自分の過去と再び向き合うようになる。そうして、自分の為に「前科者」「ダメ寅」と罵ってきた相手に言い返したP5主人公の思いに報いる為、聴衆に向かって自分がダメ寅である事、過去不祥事を起こしている事をはっきりと告げ、その上で「馬鹿にしたければ馬鹿にすればいい。間違ったことには『NO』をつきつけます!」と宣言する。ダメ寅という言葉に負け続けていた寅之助が、過去の自分に打ち勝った決定的な瞬間の台詞だといえよう。

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ペルソナ5主人公の初期ペルソナはアルセーヌ!そこからわかる主人公の人物像は?【解説・考察】

ペルソナ5主人公の初期ペルソナはアルセーヌ!そこからわかる主人公の人物像は?【解説・考察】

『ペルソナ』において、主人公たちが召喚する「ペルソナ」の姿かたちには当人の思いや考えなどが反映される。『ペルソナ5』主人公の初期ペルソナは「アルセーヌ」だった。アルセーヌはフランスの小説家モーリス・ルブランの小説に登場する怪盗である。それを踏まえ、主人公がどのような人物であるのか考察してみた。

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【ペルソナ5】世界観が特徴的なPS4用ソフトを大特集!シュールさがクセになる!【風ノ旅ビト】

【ペルソナ5】世界観が特徴的なPS4用ソフトを大特集!シュールさがクセになる!【風ノ旅ビト】

ゲーム選びの際に重要視するポイントとして、ストーリーの面白さやキャラクターデザインにこだわっているというプレイヤーは多い。しかし「たまには一味違ったゲームを楽しみたい」という時には、世界観に注目して選んでみてはいかがだろうか。PS4には「シュールさにハマる!」とプレイヤーから評価された作品が多数あるのだ。本記事では世界観が特徴的なPS4用ソフトを、厳選して紹介する。

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ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

『ペルソナシリーズ』では、主人公や仲間が困難に立ち向かい、成長していく様子が描かれる。主人公はストーリーの導入として序盤から不幸な目に遭っている場合が多い。中でも『ペルソナ2』の周防達哉は最後まで報われないことで有名である。 ここでは『ペルソナシリーズ』歴代主人公の不幸な要素をまとめた。

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ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

『ペルソナシリーズ』に登場する重要な用語である「ペルソナ」や「シャドウ」は、ユング心理学に由来する言葉だ。ペルソナ4では仲間たちが自身のシャドウと向き合うことでペルソナを獲得するという流れになっており、これらの語句がストーリーと密接に関わっている。 ここではユング心理学ではどのように説明されているのかを交えて、「ペルソナ」や「シャドウ」について解説を行う。

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