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ジュスティーヌ＆カロリーヌ／ラヴェンツァ（ペルソナ5）の徹底解説・考察まとめ

ジュスティーヌ＆カロリーヌ／ラヴェンツァとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。P5主人公の手伝いをする不思議な青い部屋・ベルベットルームの住人。本作のベルベットルームは「監獄」がテーマの為、ジュスティーヌ＆カロリーヌは「双子の看守」としてP5主人公の「更生」を手伝っていく事となる。元はラヴェンツァという1人の少女であったが、本作の黒幕・聖杯／ヤルダバオトによって、ジュスティーヌ＆カロリーヌの2人に分断されてしまう。

ジュスティーヌ＆カロリーヌ／ラヴェンツァの概要

ジュスティーヌ＆カロリーヌ／ラヴェンツァとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。ペルソナ使い達の活動の手伝いを行う不思議な青い部屋・ベルベットルームの住人。なお、彼女達が登場する『ペルソナ5』におけるベルベットルームは、「監獄」を模したデザインが取られており、P5主人公もベルベットルームを利用する「客人」というよりは、ペルソナ使いとしての活動を通して「更生」を行う「囚人」という扱いがされている。これらの設定に伴い、物語の序盤から登場するジュスティーヌ＆カロリーヌの方は青い看守服に身を包んだデザインが行われている。物語終盤にて登場するラヴェンツァの方は、ジュスティーヌ＆カロリーヌとは異なり、青いドレスを身にまとっている。

双子のジュスティーヌ＆カロリーヌ、ラヴェンツァは、それぞれに個別の意思を持った存在ではあるが、実はラヴェンツァが本体で、ジュスティーヌ＆カロリーヌは彼女から生まれた同一個体であった事が物語終盤で判明する。『ペルソナ5』で起こる一連の事件の黒幕であり元凶であるキャラクター・聖杯／ヤルダバオトによって、ラヴェンツァが分断された結果、ジュスティーヌ＆カロリーヌの2人が誕生した。この聖杯／ヤルダバオトは、かつては人々の願いを叶える存在であったが、大衆の「誰かに全てを任せて、自分は特に何もせず何も考えず生きていきたい」という怠惰な願いに失望し、歪んだ結果、聖杯自らが人々を統制する為に、統制神・ヤルダバオトとして生まれ変わってしまった。そして、ラヴェンツァの主であり、ベルベットルームの主でもあるイゴールが、人間の可能性を信じている事を知り、自らの目論見を成功させる為、彼にある「ゲーム」を持ちかける。だが、最初から黙ってゲームの勝敗を見守るつもりのなかった聖杯／ヤルダバオトにより、イゴールは封印され、共に居たラヴェンツァも、ジュスティーヌ＆カロリーヌに身体を分断させられる形で、自らの記憶を封印させられてしまう。ラヴェンツァとしての記憶を全てを忘れたジュスティーヌ＆カロリーヌは、イゴールのフリをしてベルベットルームに居座る聖杯／ヤルダバオトの配下となってしまう。

その後、ペルソナ使いとしてベルベットルームに招かれたP5主人公と、ジュスティーヌ＆カロリーヌは彼の「更生」を監視する「看守」として出会う。そうして、P5主人公を絶望の底に叩き落とそうと目論み出した聖杯／ヤルダバオトの企みに気づく事なく、P5主人公の更生の手伝いと監視を始める事となる。

ジュスティーヌ＆カロリーヌ／ラヴェンツァのプロフィール・人物像

ジュスティーヌ＆カロリーヌ

画面左がカロリーヌ、右がジュスティーヌである。

ジュスティーヌ
生年月日：不明
身長：不明
体重：不明
趣味：囚人観察
得意なスキル：金剛発破
癖：警棒を振り上げること
アルカナ・コープ：剛毅
CV：豊崎愛生

カロリーヌ
生年月日：不明
身長：不明
体重：不明
趣味：囚人観察
得意なスキル：トリプルダウン
癖：カルテをめくること
アルカナ・コープ：剛毅
CV：豊崎愛生

不思議な青い部屋（『ペルソナ5』では「監獄」）のベルベットルームの住人。部屋の主であるイゴールに仕え、ペルソナ使いとして「更生」に励むP5主人公の活動の監視と手伝いを務める、双子の看守である。青い看守服に身を包んでいる。
髪を後ろで三編み状にまとめ、左目に眼帯をつけているのがジュスティーヌ、髪をお団子状にまとめ、右目に眼帯をつけているのがカロリーヌである。「双子の看守」として公式やファンからはセットで扱われる事が多く、実際、作中においても常に2人で行動している。だが、クールで落ち着いた雰囲気のジュスティーヌと、勝ち気で男勝りな喋り方をするようなカロリーヌでは、性格の真反対さから口喧嘩に発展してしまう事が多い様子。

ベルベットルームの利用者であるP5主人公には険のある態度で接している。これまでの『ペルソナ』シリーズに登場したベルベットルームの住人達は、部屋に訪れる主人公達に対して、その活動の手伝いをする者として、それ相応の態度で接していた為、この双子の態度は彼らとは一線を画するものがある。しかしその態度は、彼女達がP5主人公という「囚人」の「更生」を監視し、手伝う立場にあたる「看守」である為だと推測できる。不思議な青い監獄の住人ならではの設定だ。

ラヴェンツァ

生年月日：不明
身長：不明
体重：不明
CV：豊崎愛生

不思議な青い部屋・ベルベットの本当の住人であり、ジュスティーヌ＆カロリーヌの真の姿。看守服に身を包んでいたジュスティーヌ＆カロリーヌとは異なり、青いワンピースに身を包んでいる。髪型も、双子が髪を結いでいたのに対し、ラヴェンツァはおろしており、蝶を模したカチューシャを身につけている。手には、分厚い「ペルソナ全書（P5主人公が一度所持したペルソナ達を登録している書物のこと）」を持っている。

口調や物腰は、どちらかといえばジュスティーヌ寄り。しかしどこか険しい雰囲気のあったジュスティーヌよりも、もっと穏やかで優しい物腰の少女となっている。だが、時折見せる感情的に怒ったりする様子や、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』（P5R）内のイベントにて、ふとした拍子でメギドラオン（万能属性の最高位の攻撃技）を使おうとする様からは、どこかカロリーヌのような短気さも感じられる。パッと見の印象はジュスティーヌ寄り、素の性格はカロリーヌ寄り、だと推測できる。ちょうどよく双子の性格が混ざりあっており、彼女達の真の姿だという事実にも頷けるキャラクター性を持つ少女である。

ジュスティーヌ＆カロリーヌ／ラヴェンツァの能力

ジュスティーヌ＆カロリーヌ

ジュスティーヌ＆カロリーヌとは、とある条件をクリアする事によって発生する「ルート」の中において戦う事が可能となっている。『ペルソナ5』はマルチエンドの作品である為、途中で発生するバッドENDルートを回避する事で、真のENDへ向かう為の条件の1つである「ルート」を解放できるようになっている。ジュスティーヌ＆カロリーヌと戦えるのは、この解放された「ルート」の中での出来事であり、本編に関わる重要なイベントでもある事から、通常戦闘ではなく「イベント戦闘」という形での戦闘が取られている。だが、この本編中の戦闘とは異なり、もう1つの戦闘環境が、ジュスティーヌ＆カロリーヌには用意されている。それが、裏ボスとして登場する彼女達との戦闘である。
裏ボス「ジュスティーヌ＆カロリーヌ」と戦うには、ゲーム上の暦で「12／22」までに、彼女達と戦う為の条件をクリアする必要がある。さらに本格的に攻略を狙う場合は、1周目では12／22までには、決して作れないペルソナを作る必要性がある。それ故に2周目以降でなければ倒すのが難しいキャラクターとなっている。

インフェルノ

物語中に起こるイベント戦にて、ジュスティーヌが使う火炎属性の攻撃技。
敵1体に特大ダメージを与える事ができる。状態異常「炎上」を与える場合もある。

ダイアモンドダスト

物語中に起こるイベント戦にて、ジュスティーヌが使う氷結属性の攻撃技。
敵1体に特大ダメージを与える事ができる。状態異常「凍結」を与える場合もある。

メガトンレイド

物語中に起こるイベント戦にて、カロリーヌが使う物理属性の攻撃技。
敵1体に特大ダメージを与える事ができる。

ワンショットキル

物語中に起こるイベント戦にて、カロリーヌが使う銃撃属性の攻撃技。
敵1体にクリティカル率の高い特大ダメージを与える事ができる。

トリプルダウン

裏ボスとしてのジュスティーヌ＆カロリーヌ戦において使われる技。
1～5・16ターン目の戦闘の際に、ジュスティーヌが使用する。
銃撃属性の攻撃技で、敵全体に小ダメージを3回与える事ができる。

金剛発破

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