アニメ・漫画の都市伝説・怖い話・裏設定まとめ!『サザエさん』『クレヨンしんちゃん』『ドラえもん』などの噂を掲載
アニメ・漫画に関する都市伝説を集めました。国民的アニメ『サザエさん』のアニメ放送が株価に影響を与えるという噂をはじめ、『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』などの人気作品に関する都市伝説を掲載。知れば誰かに話したくなる驚きの情報を、どんどん紹介していきます。
物語の中も現実も、地域社会の問題や、他者との関わり、ましてや種族(人種)の違いによる問題は、似たようなものなのかもしれません。
出典: en.wikipedia.org
ムーミン一家の正体に関する都市伝説
さて、ここからが本題と言っても過言ではありません。
ムーミンは『ムーミントロール』という『妖精』の設定があります。
しかし、その見た目は妖精と呼ぶには、少々抵抗のある姿です。
それはなぜか?
ムーミンの世界は、世界を巻き込むほどの核戦争後の世界で、すでに殆どの人類が死滅しているという事を前提にすると、何らかの生物が放射能の影響により、突然変異したミュータントのような存在だと考えられます。
それは、ムーミンと見た目がよく似た、カバかもしれませんし、知性があり、言葉を操ることから、人間である可能性も否定できません。
核爆発後、焼けただれうなだれて歩く人を思い浮かべると、どことなく…これ以上はあまりに悲惨な描写になってしまうので、自粛いたします。
出典: en.wikipedia.org
スナフキンの都市伝説
もしかすると日本では、一番の人気キャラかもしれないスナフキン。
彼は、ムーミンの第一の親友です。
父親は『海のオーケストラ号』の乗組員のヨクサル、母親は、むすめミムラなので、ミイの甥っ子にあたります。(母親についてはミムラ婦人という説もあり、その場合、ミイの弟となります)
人間と似た姿をしていますが、指が4本、尻尾がある姿が描かれたこともあり、現代人に似て非なる、未来人のようなものであり、これもまた放射能の影響である可能性が考えられます。
自由と孤独を愛し、旅人である彼は、狭い地域の中で些細な事にすぐに悩む、ムーミン谷の住人たちに新しい風を運び、その哲学的な言動で一目置かれています。
基本的にムーミンたちが冬眠する冬になると、旅に出て、春になると戻ってきますが、原作ではムーミンたちと一緒に冬眠したこともあります。
また、スナフキンは、退役軍人であるという都市伝説が存在しており、核戦争後の世を儚(はかな)み、旅をしながら、見つかるはずのない、軍人仲間の亡骸を探し、その供養のために各地を旅しているのだそうです。
ミムラ一族とミイの都市伝説
ミイは、ミムラ婦人が生んだ、35人兄弟の中の、20番目の娘になります。
このミイという名前、先ほどのとおり『一番小さい』という意味があり、年をとっても、身体が成長しなかったために、ミイと呼ばれ続けています。
スナフキンの叔母(もしくは姉)であることからも、結構な年齢と考えられ、見た目は小さく可愛いけれど、どこか悟った大人の女性のようにも見えます。
そこで出てくるのが、ミイの都市伝説です。
大量の放射能を浴びたことにより、知能は無事だったものの、成長を止めてしまったという説。
ミイは、喜びや怒りといった感情を特に大切にしており、悲しみは何の役にも立たないと考えています。
彼女の悪気がなくても、ものすごく心に刺さる毒舌は、自分とはちがい、大した不自由もなく、幸せに今を生きられているにもかかわらず、つまらないことで悩んだり、落ち込んだり、愚痴を言っている谷の住人に対する、苛立ちからきているものなのかもしれません。
度を越したイタズラは…彼女の生まれながらの気質によるものでしょう。
ニョロニョロの都市伝説
ニョロニョロといえば、白くて細長く、顔と思われる部分に2つのギョロリとした、開きっぱなしの目があるだけの、謎の存在です。
言葉をしゃべる事もなく、心があるのかもわかりません。
原作では、『ハッティフナット』で、その意味は『優柔不断で迷い、放浪するもの』となります。
時々透明になったり、発光したり、身体に電気を帯びていて、モノの焦げたような臭いや硫黄の臭いがするというあたり、やはり霊のようにも思えます。
ニョロニョロは、なぜか、スナフキンの周りによく現れます。
スナフキン供養旅説を元にするのであれば、ニョロニョロは核戦争で亡くなった人たちの御霊で、供養してもらいたくて現れるという考え方もできます。
一応、作中ではお化けの一種とされ、『ニョロニョロの話を人前でするのは上品ではない』といわれていますが、夏至祭の前日に、光沢のある白い真珠のような小さな種から発芽するということは、植物のようなものなのでしょうか?
目的、行動、生態、何から何まで謎のニョロニョロは、キャラクターとして生み出された事自体が都市伝説なのかもしれません。
出典: ru.wikipedia.org
ムーミンの最終回の都市伝説
これは、アニメ版から出た都市伝説です。
ムーミンの最終回は、冬になり、雪が降って、ムーミントロールたちは冬眠に入って終了します。
都市伝説では、この雪はただの雪ではなく、核戦争後の環境変異により起こるとされている、大氷河期の始まり、いわゆる『核の冬』で、ムーミンたちはそのまま永遠の眠りにつくというのです。
確かに、環境に対する核の影響が徐々に出て、氷河期に突入ということも無いとはいえませんが、今までお話してきたとおり、ムーミン一家は冬になれば冬眠するということが、先祖からの慣わしとして存在しているのです。
そしてその間、スナフキンは旅に出ています。
幾度となく繰り返された季節の行事のようなものです。
ではなぜ、このような都市伝説が生まれたのでしょう。
それは、原作版のムーミンシリーズ最後の作品『ムーミン谷の十一月』が関係しているのかもしれません。
この最後の作品、実はムーミン一家が一度も登場しないのです。
11月といえば、ムーミンたちが冬眠を始める時期です。
当然、ムーミン谷の人々は、いつものように、ムーミンの屋敷で冬眠をするものと思っていました。
ムーミン一家に会えば、与えてもらえるものがあるのではないか、見つけられるものがあるのではないかと、自分にない何かを求めて、ムーミンの屋敷に集まってきた、フィリフヨンカ、ヘムレン、ホムサ、スクルッタおじさん、ミムラ、スナフキンの6名。
しかしそこには、当然いると思っていたムーミン一家の姿はなかったのです。
6名は思いもかけず、ムーミン一家抜きで、共同生活を始めることになるのですが、結局最後までムーミン一家の登場はありません。
そのため、ムーミン一家は、動物たちが死の間際に行方をくらますのと同じように、死に姿を谷の住民に見せないため姿を消したのではないか? という憶測をよんだことと、アニメーションの最終回の冬眠を、核の冬と結びつけ、このような都市伝説が生まれたのでしょう。
出典: ja.wikipedia.org
ドラえもん
ドラえもんの最終回 行かなきゃ
行かなきゃのあらすじ
真っ暗な画面にのび太が何もしゃべる
ことなくずっと歩いていてのび太の後姿
だけが淡々と流れる。
10分ぐらい、その映像が流れた後に
のび太が振り返り「行かなきゃ」といって
放送は終了。
また、最後にドラえもんがのび太に「もう行っちゃうんだね」
と声をかけた後にのび太が「行かなきゃ」というセリフを
言ったという説もあります。
話になんのストーリー性もなく、また放送された
のがドラえもんがやっているはずの無い深夜だった
ことから「ヤバイ回」として語り継がれています。
行かなきゃは藤子F不二夫の追悼?
深夜に”行かなきゃ”が放送されているのを見た、
という方曰く、放送されたのは藤子F不二夫先生が
死去した日だったそうです。
つまり1996年の9月23日ということですね。
なので行かなきゃは藤子F不二夫先生
の追悼の意をこめてテレビ局側が放送した
のでは?という意見もあります。
出典: doratdora.com
しかし、そう考えるとおかしな点が
かあります。
まずひとつは藤子F不二夫先生がなくなったのは
9月23日だけれども、それをマスコミ取り上げて
ニュースで放送したのが翌日である9月24日だったということ。
仮に9月23日に本当に行かなきゃが放送されてい
たとしたら、ニュース等で藤子F不二夫先生の死去が
取り上げられる前に放送された、ということになります。
しかし、この”行かなきゃ”一人が見たといっているだけ
ならばデマや都市伝説として片付けられるのですが、
かなり多くの人が目撃したと報告しています。
行かなきゃのセリフが藤子F不二夫先生の声だった!?
行かなきゃという回の存在自体が都市伝説
なのですが、さらにこの話を見たという何人かの
証言では「最後にのび太が振り返った時の”行かなきゃ”
というセリフが藤子F不二夫先生の声だった」ようです。
出典: doratdora.com
行かなきゃの動画はあるのか?
ドラえもん都市伝説として語り継がれる代表的な話
は「タレント」「行かなきゃ」ですがタレントに関しては
実際の放送回動画自体は出回っていないですが、
証言を基にした再現動画が出回っています。
⇒ドラえもん都市伝説『タレント』の再現動画
しかし、残念ながら『行かなきゃ』に関しては
放送回の動画、再現動画ともにネット上には
出回っていません。
出典: doratdora.com
出典: www.flickr.com
ドラえもんに隠された怖い風刺
どくさいスイッチ
てんとう虫コミックス15巻に収録されている「どくさいスイッチ」はどんな生物でも最初から存在しなかったことにできる恐ろしい道具だ。
これは漫画版や日本テレビ版アニメでは元に戻せない設定だったが、あまりに怖い話なのでテレビ朝日版アニメでは元に戻せる機能が付けられた。
また、ドラえもんだけは例外で消された生物のことを覚えている設定だ。のび太は嫌いな人や自分に注意した人を片端から消していき最後に「みんな消えてしまえ」とすべての生物を消してしまう。
そして生物が存在しなくなった世界でドラえもんに「自分一人しかいない世界は寂しいもんだろう」と言われ反省する。
ペンシルミサイルと自動しかえしレーダー
てんとう虫コミックスの「ドラえもんプラス」5巻に収録されているこの話は冷戦時代の世界情勢をモチーフにした怖い話だ。
「ペンシルミサイル」とは名前を言うだけで相手を特定し命中するというミサイルで、相手が黒焦げになるほどの威力がある。
これには自分に向けてミサイルが発射されたときに発射した人に向けて自動的にミサイルを発射し返す「自動しかえしレーダー」もついている。
のび太はドラえもんが寝ている隙に大量のペンシルミサイルをドラえもんのポケットから出して設置する。しかし、ジャイアンとスネ夫ものび太からミサイルを盗んで設置する。
お互いに罵り合った結果、最後に空地にいる全員に向かってミサイルが大量に降ってくる画面で終わるブラックなラストだ。
バラバラボタン
単行本未収録のエピソードだ。だから都市伝説で実在しないかもしれない。
ストーリーとしては、いつものようにジャイアンにいじめられたのび太はドラえもんに「バラバラボタン」を出してもらう。これは自分の選んだ相手の身体の一部と自分の身体の一部を入れ替えられるという道具だ。
ジャイアンと自分の腕を入れ替えたのび太は喧嘩に勝つ。これで味をしめたのび太はラジコンで遊ぶ時はスネ夫の指、試験の時は出木杉の脳みそと身体の入れ替えを繰り返す。
最後に駆けっこで勝つために犬の足と自分の足を入れ替えて、駆けっこには勝ったが奇怪な姿になってしまうという怖い話だ。
ネズミとばくだん
ドラえもんがネズミが嫌いだというのは有名な設定だが、ネズミを見つけるとパニックを起こして考えられないような行動に出る。
野比家でネズミを発見したドラえもんはマシンガンやジャンボガンなどの兵器で退治しようとするが、ネズミが隠れてしまったために退治できない。
そこで地球ごと退治してやると「地球破壊爆弾」を取り出して使おうとする。目は血走り、奇怪な笑い声を上げるドラえもん。
たかがネズミ一匹のために地球を破壊しようとするという怖い話で、独裁者が大量破壊兵器を使おうとする過程を皮肉ったストーリーだ。この話はてんとう虫コミックス7巻に収録されている。
自動ぶんなぐりガス
ドラえもんカラー作品集第4巻に収録されている「自動ぶんなぐりガス」はスプレー式のガスだ。
これは、誰かをぶん殴りたいと思ったときに間接的に殴ったのと同じ痛みを与える陰湿的なアイテム。
何かにこのガスを吹き付けておいて殴りたい相手の名前を言うと、相手がそこまで歩いて行って自動的にその何かに激突してしまうのだ。遠くからマイクでの遠隔操作も可能。
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『STAND BY ME ドラえもん』とは、国民的アニメのドラえもん。漫画家の藤子・F・不二雄の作品で、1969年に漫画の連載が始まり、1973年に初のテレビアニメが放送される。1980年に初めて映画化され、これまでに37作品が公開されている。映画「STAND BY ME ドラえもん」は初めての3D映像で作成され2014年に映画公開されており、ストーリーは、ドラえもんとのび太の出会いや幻の最終話などの7種類の原作エピソードが描かれている。
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』とは、2004年3月6日から公開された、漫画・アニメ『ドラえもん』映画化作品である。 ドラえもんやのび太達は、川で拾ってきた子犬のイチや捨てられていた多くの犬や猫をどうにかできないか考えた末、生物が存在する以前の3億年前の世界へ連れて行こうとする。 劇場版第25作であると同時に、長年ドラえもん等のキャラクターを務めた、大山のぶ代ら声優陣が演じた最終作でもある。
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のネタバレ解説・考察まとめ
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』とは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした劇場版映画作品の一つ。2023年3月に公開された。「映画ドラえもん」シリーズ通算第42作目。ユートピア(理想郷)に憧れを抱いた主人公ののび太は、空に浮かぶ三日月型の島を目撃する。しかしその島はすぐに消えてしまった。のび太はその島こそがユートピアだと信じ、ドラえもん達と共にユートピアを探しに、飛行艇「タイムツェッペリン」で時空移動の旅に出るのだった。
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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』は、1981年3月公開の、藤子・F・不二雄原作『ドラえもん』の長編アニメ化第2作目作品。小学5年生の野比のび太(のびのびた)や同居するネコ型ロボットのドラえもんの部屋と、開拓移民のロップルやチャミーが住むコーヤコーヤ星がつながったことから冒険が始まっていく。本作はベテラン声優がゲストキャラクターを演じたことで知られており、2009年にはリメイク作品となる『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』が公開された。
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ドラえもん のび太とロボット王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太とロボット王国』とは、2002年3月9日に公開されたアニメ映画作品である。ドラえもんやのび太達は少年ロボットのポコと遭遇する。ポコを助ける事となったドラえもん達は、ロボットが支配する星へ向かう。人間とロボットの共存や、ロボット視点での描写があり、人間とロボットの関係が作品のテーマになっている。また一部シーンでのデジタル加工や、セル画制作が最後である等、制作面における変化が見られる。
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