【進撃の巨人】ミカサ「エレンにだっていいところはある」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。いまいちエレンの魅力が伝わっていない訓練兵女子たちに、ミカサがエレンの良さを熱弁します。しかしなかなかエレンのすばらしさをわかってもらえず…。
ミカサ「エレンにだっていいところはある」
出典: static.diary.ru
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:36:23 ID:keKU/QQo
サシャ「ミカサはなんでエレンとずっと一緒にいるんですか?」
ミカサ「家族だから当然」
クリスタ「でも凄いなぁ、ミカサ以外の女子兵は皆怖がって近づかないよ」
ミーナ「初日からどう見てもキチガイって感じだったからね」
ミカサ「むっ…」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:40:02 ID:keKU/QQo
アニ「しかも偉そうな事を言ってる割には実力はさほどでもないときたもんだ」
ユミル「ちょっと拍子抜けだよなぁ」
クリスタ「でもオーラだけはあって近づけないんだよね…私まだ一度も話したことないや」
サシャ「タチが悪いですねぇエレンは」
ミカサ「そんなことない!エレンにだっていいところはある!」バンッ
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:43:41 ID:keKU/QQo
ユミル「おおっと?ミカサ様がご立腹だぜ?」ニヤニヤ
サシャ「怒ったミカサお餅みたいで可愛いです」
アニ「面白い、それならアイツのいいところを挙げてみてよ?私は思いつかないけど」
ミカサ「うっ…え、エレンの、いいところは…」
クリスタ「なになに?」ワクワク
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:48:06 ID:keKU/QQo
ミカサ「ええと…そうだ!」
ミーナ「え?あるの?」
クリスタ「聞かせて聞かせて!」
ミカサ「昔、こんなことがあった」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:52:36 ID:keKU/QQo
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~~5年前~~
エレン「さてと。薪も拾い終わったし、帰ろうぜミカサ。」
ミカサ「わかった。…あれ?私のマフラーがない…」キョロキョロ
エレン「え?」
ミカサ「今日は暑かったから木陰に置いておいたのに…」
エレン「なくしちゃったのか?」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:55:53 ID:keKU/QQo
ミカサ「うぇぇん…」
エレン「泣くなよミカサ…新しいの買ってもらおうぜ」
ミカサ「新しいのじゃダメ…あれじゃないといやだぁ!」グスン
エレン「なんでだよ…」
悪ガキ「や~い!このマフラーは俺たちがもらったもんね~!」
エレン「あっ!あいつらが盗みやがったな!」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 21:58:38 ID:keKU/QQo
エレン「待ってろミカサ!俺が取り返して来てやる!」ニッ!
ミカサ「あっ、エレンだめ!」
悪ガキA「また性懲りもなく挑みに来たなエレン!」
悪ガキB「またボコボコにしてやるぜ!」
エレン「うるせぇ!ミカサのマフラー返しやがれ!」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:02:26 ID:keKU/QQo
エレン「うう…ちくしょう!まだ終わって…ねぇ…」ボロボロ
エレン「う…」バタン
悪ガキA「いいザマだなエレン!女のマフラーのために気絶するまで戦うかぁ?」
悪ガキB「こんな惨めなことがあろうか?さ~て、スッキリしたし帰ろうぜ!」
悪ガキC「おう…ってオイ!?やばいぞ!?」
ミカサ「………」ゴゴゴゴゴゴ
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:05:04 ID:keKU/QQo
ミカサ「エレン、起きて」ペチペチ
エレン「ううん…ハッ!?」ガバッ
悪ガキ「」チーン
エレン「悪ガキが気絶している!?これはいったい…!?」
ミカサ「エレンの気迫が悪ガキを気絶させたの」
エレン「これを…俺がやったのか!?」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:08:23 ID:keKU/QQo
ミカサ「うん、そう。私の大切なマフラーを取り返してくれてありがとう」
エレン「あ、ああ!俺にかかればこんなもんよ!」ニッ
エレン「うっ…イテテ…」ズキズキ
ミカサ「(ヒドイ傷…私のために…)」
エレン「さっ、帰ろうぜ!英雄の凱旋だ!」
ミカサ「……うん!」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:14:02 ID:keKU/QQo
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ミカサ「この出来事からエレンのカッコよさがわかってもらえると思う!」キラキラ
サシャ「……いや、どっちかって言うと…」
ユミル「お前のカッコよさのほうが伝わったぞ?」
ミカサ「んなっ!?喧嘩がべらぼうに弱いエレンが私のために決死で戦いを挑んでくれたというのに!?」
ミーナ「でも取り返したのはミカサなんでしょ?」
ミカサ「そんなことは問題じゃない!あなたたちの感性は腐っている!」バンッ
クリスタ「う~ん…ミカサが大事だってのはわかったけど…」
アニ「(あいつ…漢気あるんだな…ちょっと見直したかも…)」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:19:20 ID:keKU/QQo
ユミル「ていうかお前の苦し紛れの嘘をそんな簡単に信じるとか…アホだなあいつ」
ミカサ「アホじゃない!アホって言った方がアホ!」
クリスタ「(ムキになってるミカサ可愛い)」
ユミル「ほ~、ならあいつが頭良かったエピソードでも聞かせてもらおうか?」ニヤリ
ミカサ「!?そ、そんな…」ガーン
アニ「いや、何か一つくらいあるんじゃ…?」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:23:31 ID:keKU/QQo
ミカサ「思い出せ私…!エレンの名誉のために…!」
サシャ「脳みそフル回転でも見つかるかどうか怪しいですねぇ」
クリスタ「まだかなまだかな~♪」ワクワク
ユミル「おい、ないなら無理しなくていいぞ?」
ミカサ「うるさい!絶対あるもん!あ!そうだ!」
ミカサ「昔、こんなことがあったんだった!」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:31:49 ID:keKU/QQo
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アルミン「森に探検に来たら迷っちゃったね…」
ミカサ「どうしよう…晩御飯に間に合わないよ」
エレン「落ち着け二人とも!こういう時こそ落ち着くんだ!」
アルミン「いや、元はと言えばエレンがもっと深いところ行こうっていうから…」
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:34:34 ID:keKU/QQo
エレン「フッ…甘いぜアルミン!おれはこんなこともあろうかと…」
エレン「入口からここまでちょっとずつ石を目印に置いてきたんだ!」バーン
ミカサ「エレン凄い!頭いい!」
アルミン「やった!じゃあ辿っていけば戻れるんだね!見直したよエレン!」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:36:36 ID:keKU/QQo
ミカサ「目印が見つからないよぉ」
アルミン「……エレン?」
エレン「な、なんだよ!?ちゃんと探せば…!」
アルミン「どれぐらいの大きさの石を置いてきたの?」
エレン「え…これぐらいの…小さめの…」
アルミン「そんなのそこら中にあるよ!エレンのバカ!」
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:44:11 ID:keKU/QQo
エレン「………」シュン
ミカサ「大丈夫。エレンは頑張った、バカじゃない」ナデナデ
アルミン「仕方ない。僕の記憶を頼りに戻るよ。」
ミカサ「さすがアルミン。私も思い出しながら頑張る」
エレン「俺も頑張る!」スクッ
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:46:18 ID:keKU/QQo
アルミン「くそぅ…もうちょっとで出口だった気がするんだけど…」
ミカサ「どっちの道にいけばいいのかわからない」
アルミン「迂闊に進むと危険だよ…どうしよう」
エレン「あっ!あれは!」
大きめの石「」ドーン
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:49:26 ID:keKU/QQo
エレン「俺が置いておいた目印だ!こっちだ二人とも!」
アルミン「あんな大きいの!?小さいのしか置かなかったんじゃ…」
エレン「奮発して大きいの一個だけおいといたんだ!」ジャーン
ミカサ「エレン凄い!天才!」
エレン「へへん!」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:52:10 ID:keKU/QQo
アルミン「あれから5キロぐらい歩いてようやく出口についた~」ヘトヘト
ミカサ「アルミンの記憶力も凄いけど、エレンのおかげ!ありがとうエレン!」
エレン「任せとけって!」
アルミン「調子いいなぁまったく」
ミカサ「今日はシチューだって。アルミンも一緒に食べよう。」
アルミン「…うん!(まあいっか。)」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 22:57:08 ID:keKU/QQo
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ミカサ「あのときはエレンの機転によって救われた。」
ミカサ「このことから!エレンが頭も良いことがわかってもらえると思う!」バーン
サシャ「う~ん……?」
ユミル「目印置くって発想はいいんだが…なんか爪甘すぎないか…?その辺にある石置いても…」
ミカサ「そんなことは小さいミス!大きい石を一つ置いていたファインプレーに目をやるべき!」
クリスタ「でも大きい石見つけてもあと5キロもあったんでしょ?別にそんな重大なポイントじゃなかったんじゃ…?」
ミーナ「(アホ過ぎて逆に可愛いかも…)」
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:02:29 ID:keKU/QQo
アニ「う~ん、頭悪いとは言わないけど、どっちかと言えばアルミンの記憶力が凄いかなぁ」
サシャ「やっぱアルミンって頭ン中特別なんですねぇ」
ミカサ「重要なのはエレンが!あのエレンが一生懸命考えたということ!」
ミカサ「アルミンが凄いこと考えるのは当たり前!でもエレンがこういう事思いついたのは凄いこと!」
ユミル「それ褒めてんのか…?」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:08:03 ID:keKU/QQo
ミカサ「アニはこの間対人格闘でエレンの砂かけ目つぶし殺法にやられてた!」
ミカサ「エレンは頭いいから危険な時にああいう機転が利く!」
アニ「いやあれは流石に姑息だった」
ミーナ「ちょっと見苦しかったね」
ミカサ「戦場ではそんなことは言いわけでしかない!」
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:11:17 ID:keKU/QQo
クリスタ「エレンをけなすつもりはないけど、そこまでしないと勝てないってことなんじゃ…」
ミカサ「!?」
ユミル「だいたいデリカシーがないよな。アニは女の子だぞ?」
ミカサ「アニは強いから問題ない!」
アニ「いやさすがにもうちょっと気を使ってほしいよ」
サシャ「エレンが優しかったエピソードはないんですか?」
ミカサ「エレンはいつでも優しい」
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:15:49 ID:keKU/QQo
ユミル「優しいってそれはお前とアルミン限定じゃんか。」
クリスタ「私たちには優しくないっていうか…いや、そうじゃないんだけど…ええと…」
サシャ「本当に優しいならパンの一つも献上しろってんです」
ミカサ「違う!エレンは優しい!誰にでも平等に!」
アニ「何かエピソードがあるの?」
ミカサ「えっ…」
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:24:36 ID:keKU/QQo
ユミル「お前に対して優しかったってのは無しだからな。」
クリスタ「アルミンも抜きでお願い」ワクワク
アニ「ついでに両親も抜きで。親に優しいのは当たり前。」
ミカサ「(どうしよう…あと誰が?ハンネスさんぐらいしか…でもあの飲んだくれに優しかったことなんて…)」
ミカサ「……ッ!」プスプス
サシャ「頭から湯気が出てますよ」
ユミル「ついにミカサアルバムも限界か?ん?」ニヤニヤ
46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:29:01 ID:keKU/QQo
ミカサ「……」シュウウウン
ミーナ「シャットダウンしちゃった」
アニ「これにて解散、か?」
ミカサ「……!!」ウィィィン
サシャ「待って!再起動しましたよ!」
ミカサ「ある!あの時のエレンは…」
クリスタ「なになに!」ドキドキ
ミカサ「マザー・エレンだった!!」
ユミル「男じゃねーのかよあいつ」
48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:32:41 ID:keKU/QQo
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―――――――
エレン「今日も大勝利だったなぁ!!」ボロボロ
ミカサ「エレンのおかげ。エレンは強い」
エレン「おう!俺は強い!」
アルミン「(けなげだなぁミカサは…)」
ハンネス「ダッハハ!エレン、お前またボコボコにされてきたのかぁ!?」
51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:37:26 ID:keKU/QQo
エレン「なっ!?違うよ!今日は勝ったんだって!勝ったの!」
ハンネス「お、その反応図星だろ?ズバリ当たってしまったかなぁぁぁーー!?」ケラケラ
エレン「違う、違うったら…」ウルウル
ハンネス「早く強くなってミカサを守ってやれよ?じゃあなぁ!」ケラケラ
エレン「うぅ…」グスン
ミカサ「あの飲んだくれめ…」ギラッ
アルミン「ミカサ!どう、どう!」
52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:41:06 ID:keKU/QQo
エレン「……」シュン
ミカサ「(せっかくエレンが良い気分だったのにシュンとなっちゃった…)」
ミカサ「(ハンネスさんめぇ…悪い人じゃないんだけど)」
アルミン「エレン、早く帰ろう?」
エレン「……ああ…」
56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:51:53 ID:keKU/QQo
蜂「」ブンブン
アルミン「あの木は蜂がいっぱいいるね。ハチミツって知ってる?蜂の巣からとれるんだけど甘くて美味しいんだ」
ミカサ「アルミンは物知りで羨ましい。でもあの木は危険だから避けて通ろう」
エレン「……」ボーッ
「ニャー」
エレン「……?」
エレン「今なんか聞こえなかったか?」
57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/31(金) 23:56:41 ID:keKU/QQo
ミカサ「?」
アルミン「いや何も…エレンの空耳じゃ?」
エレン「いや、よく耳をすませば…」
「ニャアァン!」
エレン「ほら!」
アルミン「ホントだ!猫の鳴き声?どこから?」
ミカサ「あ!あそこ!」
58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:01:08 ID:yBmCDrO2
子猫「ニャー」
アルミン「木の上だ!降りてこれないんだ!」
エレン「よし、助けるぞ!」
ミカサ「待ってエレン!行っちゃダメ!」
エレン「なんでだよ!?」
蜂「」ブンブン
エレン「う!?蜂か…!」
59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:06:37 ID:yBmCDrO2
ミカサ「危険すぎる。ハンネスさんを呼んでこようよ」
エレン「ダメだ!あんな飲んだくれ待ってたらあの猫蜂に刺されちまう!」
アルミン「でも助けに行ったら僕らが蜂に刺されちゃうよ!」
ミカサ「エレンが怪我をするのはいや!命を投げうっちゃだめだっておじさんも言ってた!」
エレン「でも!早く助けてやらないと!親猫もきっと心配してるぞ!」
60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:10:03 ID:yBmCDrO2
アルミン「ダメだよエレン!毒持ってたらどうするんだ!」
ミカサ「この世界は残酷なのエレン。仕方のないこともあるの!」
エレン「…もし俺が逆の立場だったら…」
ミカサ「!」
エレン「…きっと助けて欲しいと思う…」グスッ
62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:14:21 ID:yBmCDrO2
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
グリシャ「エレン!私はお前が自分の命を軽々に投げ打ったことを咎めているんだ!」
エレン「でも…早く助けてやりたかった…」グスン
ミカサ「………」
エレン「暖かいだろ?…早く帰ろうぜ、俺たちの家に」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:16:10 ID:yBmCDrO2
ミカサ「わかった。助けよう」
アルミン「み、ミカサ!危険だからやめようよ!」
ミカサ「アルミンを巻き込むつもりはない。下がってて」
エレン「大丈夫だアルミン。すぐ助けるから!」
アルミン「…ああもう!僕もやるよ!」
66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:20:31 ID:yBmCDrO2
ミカサ「(あの子猫も、かつての私と同じ。この世界は残酷。でも、こんな世界だとしても…)」
ミカサ「(エレンのような人もいる!私もそうなりたい!)」
エレン「届かない!ミカサ、俺を肩に乗せてくれ!」
蜂「」ブンブン
ミカサ「エレンが危険!私が上に乗る!」
エレン「お前はダメだ!」
ミカサ「なんで!?」
69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:25:20 ID:yBmCDrO2
エレン「お前は俺がまも…」ピタッ
ミカサ「?」
エレン「す、スカートだからダメだ!」
ミカサ「!?///」
エレン「肩借りるぞ!」ガッ
ミカサ「う、うん!」
70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:31:55 ID:yBmCDrO2
蜂「」ブンブン
エレン「くそっ…蜂が多すぎる!」
アルミン「こっちだ蜂共!」ダッ
エレン「アルミン!?何を!」
アルミン「蜂は黒いものを攻撃しやすいんだ!僕はちょうど黒いシャツを着てるから今のうちに子猫を!」
蜂「!!」ブンブン
アルミン「うわぁぁ!!」ドドド
エレン「さすがだアルミン!よしっ!今のうちに」
72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:35:06 ID:yBmCDrO2
エレン「ほら、ゆっくりこっちにおいで…」
子猫「ニャー…」ビクビク
エレン「やっぱり俺の顔怖いのかな…」
エレン「恐くない、恐くないぞ…」ニカッ
子猫「ニャア…」ソロリソロリ
エレン「よしっ!キャッチ!」パシッ
蜂「」ブンブン
エレン「げっ!?まだいた!!いてっ!?」チクチク
73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:38:44 ID:yBmCDrO2
子猫「ニャアー」
親猫「ニャーニャー」ナデナデ
ミカサ「良かった…」ニッコリ
アルミン「ハンネスさんを呼んできたよ!」
ハンネス「エレン!大丈夫か!?」
エレン「痛いよぉ…」グスン
ハンネス「うわぁ…男前になっちまったなお前…凄い腫れてるぞ」
74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:41:07 ID:yBmCDrO2
ハンネス「ほら、治療してやるから。後は家で父ちゃんに診て貰え」
エレン「うん…」
ハンネス「お?ミカサ…お前は怪我無いのか?」
ミカサ「え?うん。」
ハンネス「そうか…エレン。よくやったな」グッ
エレン「へへ…」グッ
ミカサ「?」
77: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:45:59 ID:yBmCDrO2
―――――――
――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――
ミカサ「……これが、エレンが優しかった、私の大切な思い出…」
ミカサ「皆、わかってくれ…た…?あれ?」
ユミル「ううぅ…」シクシク
アニ「なんて…」ウルウル
クリスタ「なんて優しいのエレン…」グスン
サシャ「知りませんでした…」ポタポタ
ミーナ「今まで頭おかしいと思ってごめんエレン…」グジュグジュ
79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:53:41 ID:yBmCDrO2
~~翌朝~~
ユミル「よう!エレン!おはよう!」ニコ
クリスタ「おはよう!エレン!」ニコ
ミーナ「おはよー!エレン!」ニコ
ジャン「おはよう!ミカサ!」
アニ「おはよ、エレン。」
サシャ「おはようございます!エレン!」モグモグ
80: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:56:24 ID:yBmCDrO2
エレン「なっ…なんだあいつら…急に馴れ馴れしくしやがって…気持ち悪いなぁ」
ミカサ「よかった…誤解が解けて。」ニッコリ
エレン「ん?なんか言ったか?」
ミカサ「別に、なんでもない。」
アルミン「(なるほど…引かれ気味のエレンのためにミカサが手を打ったわけか。けなげだなぁ…)」
82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 00:59:52 ID:yBmCDrO2
ミカサ「ねぇエレン。あの時もしかして…」
エレン「あの時?」
ミカサ「…いや、なんでもない。」
ミカサ「(昨日話してて気づいた。エレンは私を…蜂から守ってくれたんじゃないかって)」
ミカサ「……///」
エレン「なんだよお前まで。気持ち悪いぞ」
アルミン「エレン!そんなこと言っちゃダメ!(バカ!)」
83: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/01(土) 01:05:01 ID:yBmCDrO2
ミカサ「ねぇ、エレン。」
エレン「今度は何だよ!早く朝飯食べたいんだよ俺は!」
ミカサ「…ずっと一緒にいようね。」
エレン「………」
エレン「当たり前だろ?家族なんだから」
アルミン「(……バカ!)」
~~終わり~~
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進撃の巨人の厳選面白SSまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『進撃の巨人』に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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