【進撃の巨人】エレン「フィーリングカップル?」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。なぜか男女お互いにお気に入りの相手を指名し合うフィーリングカップルのゲームをすることになった104期。果たして両想いのカップルは成立するのでしょうか?
エレン「フィーリングカップル?」
1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:31:44 ID:9vr4K9g.
訓練場
キース「これがなにかわかるかイェーガー訓練兵?」
エレン「…わかりません」
ライナー「(知らねぇ…)」
キース「ではアルレルト訓練兵、答えてみよ!」
アルミン「ハッ!グループの中で両思いのペアを作るためのゲームです! 男女がお見合いのようにわかれてお気に入りの相手を指名し、両思いだとカップルが成立します!」
エレン「へー、やっぱ流石だな アルミンは」
ジャン「(何でこんなこと知ってんだよ…)」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:32:16 ID:9vr4K9g.
キース「その通りだアルレルト訓練兵!」
アルミン「しかしこれが訓練に何か関係あるのでしょうか?」
キース「貴様の疑問も尤もだ だがそれは追々説明しよう」
キース「先ず、今日の立体機動訓練はバディを組んで行う!というのも、実際の戦闘では巨人と単独で戦って勝てる可能性は極めて少ない!常に数人でのチームを組んで戦うことになる!」
キース「しかし、毎回こちらが数的有利で戦えるとも限らん!巨人は数が非常に多いが、人間の数は減るばかりだ!途中で仲間が喰われて想定外に数が減ることもあるだろう!そうした事態に備え、巨人と戦うにあたって最低限確保したい人数である2人でバディを組んでの訓練だ!」
キース「当然、片方が囮になることになるが、1人のミスは即ちバディの死に直結する!3~4人のときとは違い、誰からもフォローは受けることができないため、バディ間の高度なコンビネーションが求められる!」
キース「そこで使うのがこのフィーリングカップルだ!これでバディ分けを行う!」
104期一同「「「!?」」」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:39:21 ID:9vr4K9g.
キース「これは訓練だ 実戦ではそうも言ってられんが、適当に組んだバディでいきなり息を合わせるのは難しいだろう ある程度お互いを知っている同士で組むのが望ましいが話し合いではそう上手くまとまらん そこでこいつの出番というわけだ」
ベトルトル「(なるほど…両思いならば少なからずお互いを知っている同士 自分で選んだ相手なら文句も出ない…)」
サシャ「(なんだかよくわかんないですね)」
キース「やればわかるがそう上手くはいかん 余り者同士ということもあるだろう だが誰からも選ばれないということは兵士としての信頼が足りないということだ」
キース「周囲の信頼を得ることも作戦を迅速にこなすためには必要な素質だ もし余り者ペアになった者はどうすれば信頼を得られるか、よく考えることだな」
アルミン「しかし教官!お言葉ですがバディを組むこと、及びそれをこのようなゲームで決定することの妥当性はよくわかりました!しかし男女でバディを組むことの必要性が理解できません!」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:39:53 ID:9vr4K9g.
キース「良い質問だ だが男女でバディを組むには相応の理由がある 一般的に男は力が強く体がでかい 立体機動には向かないが巨人を殺す上で決定力がある 女は逆に非力で小柄だが立体機動には向いている 囮役を女が、巨人を仕留める役を男が、とするとパワーとスピードのバランスが丁度良くなるのだ 出来れば男女で組むのが望ましい」
コニー(158cm 58cm)「」
ミカサ(170cm 78kg)「」
ライナー「(なんだかよくわからんがこれは堂々とクリスタとペアになれるチャンス!)」
ジャン「(ミカサとペア以下同文)」
ミカサ「(エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン)」
キース「誰が誰を指名したか、その過程はわからないようにしてある わかるのはあくまでカップルが成立したときのみだ!」
キース「また今回の訓練はカップルが成立した者からスタートしてもらう! ターゲットの巨人模型を多く倒せばその分成績評価に加点する!だがターゲットの数は限られている!なかなかバディを組めなければその分出遅れることになるぞ!理想の相手ばかり追い求めないで、相手の心理をよく読み、どこかで妥協点を見つけるのも大事なことだ」
キース「それでは男女各5人ずつにわかれて開始!!!」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:42:32 ID:9vr4K9g.
男
エレン ライナー ベルベルト ジャン アルミン
女
ミカサ アニ クリスタ サシャ ユミル
一周目
男サイド
エレン「なんかよくわかんねーけど、女子5人の中から誰か一人選べば良いんだよな」ポチッ
ライナー「(ここは当然女神一択!!女神も俺を指名してくれるに違いない!!)」ポチッ
ジャン「(ここは当然ミカサ以下同文)」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:43:07 ID:9vr4K9g.
ライナー「(いや、エレンいるんだから無理だろ)」
ジャン「(!? こいつ直接脳内に…)」
ライナー「(これは成績上位10名に入るには重要な立体機動の訓練だ バディが誰かも重要だが、それ以前に早くバディを組んで立体起動訓練に移らないと大して得点にならないぞ)」
ライナー「(お前は憲兵団に入るチャンスを放棄してまでミカサと組みたいのか?)」
ジャン「(うるせぇ!その言葉そっくりてめぇに返してやるよ!だいたい、俺があの死に急ぎ野郎に負けるなんざありえねぇんだよ!立体機動は俺が一番だ!ミカサも俺と組みたいに決まってる!)」ポチッ
ベトベトン「(弱ったなぁ… こういうの、僕は先ず選ばれないだろうな お互いをよく知ってるどころか、女子はそもそも僕の名前知ってるのかな ハハハ…)」ポチッ
17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:47:29 ID:9vr4K9g.
ライナー「(いや、エレンいるんだから無理だろ)」
ジャン「(!? こいつ直接脳内に…)」
ライナー「(これは成績上位10名に入るには重要な立体機動の訓練だ バディが誰かも重要だが、それ以前に早くバディを組んで立体起動訓練に移らないと大して得点にならないぞ)」
ライナー「(お前は憲兵団に入るチャンスを放棄してまでミカサと組みたいのか?)」
ジャン「(うるせぇ!その言葉そっくりてめぇに返してやるよ!だいたい、俺があの死に急ぎ野郎に負けるなんざありえねぇんだよ!立体機動は俺が一番だ!ミカサも俺と組みたいに決まってる!)」ポチッ
ベトベトン「(弱ったなぁ… こういうの、僕は先ず選ばれないだろうな お互いをよく知ってるどころか、女子はそもそも僕の名前知ってるのかな ハハハ…)」ポチッ
18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:48:03 ID:9vr4K9g.
アルミン「(なんか、この手のゲームはほんとに平和に終わる気がしない… どうか僕の胃よ耐えてくれ…)」キリキリ
アルミン「(アニやミカサの動きに僕がついていけるとも思えないし、サシャは動きが奇抜すぎて連携がとりにくそうだ ユミルも正直何考えてるかよくわからない 取りあえず一周目は無難にクリスタを指名しておこう もしかしたら僕を指名してくれるかもしれないし もしバディになれたらそれはそれで楽しそうだし)」ムクムク ポチッ
20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:51:32 ID:9vr4K9g.
女サイド
ミカサ「エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエr」ポチッポチッポチッポチッポチッポチッポチッポチッポチッ
アニ「ちょっとあんた、口に出てるよ わかっちゃいるけど、一応ゲームなんだから黙ってやってくれ」
アニ「(しかし弱ったね 早くバディを見つけた方が有利ってんなら、巨人バカのアイツならさっさとミカサと組んじまうな ミカサはエレンを指名するのはわかりきってるし)」チラ
ライナー「(クリスタハァハァ)」
アニ「(っていうか、アイツどころか誰も私を選んでくれなさそうだ 仕方ない 余りモンでいいから後から追いかけよう 今回はまぁ、取り敢えず…)」ポチッ
21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:52:05 ID:9vr4K9g.
ユミル「(めんどくせぇなぁ 誰とやっても同じだろ どーせ男どもはクリスタの奪い合いであたしなんか指名しないだろうし ん?)」ポチッ
サシャ「(今日の晩ご飯何かな)」ポチッ
クリスタ「(やっぱりエレンはミカサを選ぶのかなぁ?どうしよう…早いとこバディを見つけて得点をかせぎにいきたいけど… まぁまだ一周目だし、エレンにしちゃえっ♪)」ポチッ
23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:53:22 ID:9vr4K9g.
フィーリングカップルマシーン(以下FCM)「結果発表…カップル成立一組!!」
ライナー「早速か!誰と誰だ!?」
ジャン「うおおおおおおおおおキタキタキタキタァ!!!さぁ、俺の名を高らかに呼べ!」
クリスタ「」ドキドキ
ユミル「(あーめんどくせ)」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:57:08 ID:9vr4K9g.
ミカサ「聞くまでもない これは当然の結果 さぁ、エレン 私といssh」
FCM「エレン・アニ!!!!!」
ジャン「」
ライナー「」
アニ「ふーん、エレンとアニかぁ………ふぇ!!!!????」
エレン「お!やった!一番のり!」
アニ「…?え?そそそそんな、どどどどうして私なんか…///」カァァ
エレン「え?なんでって?そりゃ俺がアニと組みたいとおもったからだろ?」
アニ「あんたてっきりミカサと…///」モジモジ
エレン「え?だってミカサとだったらあいつ一人で全部片付けちまいそうで訓練になんねぇだろ それにアニだったらよく対人格闘訓練で一緒に組んでるからお互いの性格とか知っててやりやすそうだし」
アニ「ぁ…あぁ、そう…なんだ……そりゃどうも……///」アセアセ
29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:58:28 ID:9vr4K9g.
ジャン「見るからに嬉しそうだな」
サシャ「面白いくらい顔真っ赤ですね」
クリスタ「アニもあんな顔するのね」
エレン「そういうアニこそなんで俺なんだ?」
アニ「え?わ・‥私はその……あの中じゃあんた一番マシって思っただけさ!特に深い理由はないよ!!」
エレン「そっか まぁ俺はアニと組めて嬉しいけどな」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 01:59:01 ID:9vr4K9g.
アニ「バ…バカ!そんなセリフをよくもまぁ堂々と…///」ゲシゲシ
ライナー「痛い痛い!なんで俺を蹴るんだよ!!」
ベルメール「なんて迷惑な照れ隠しなんだ…」
アルミン「(あぁ…恐れていたことが現実に… どうしてエレンはいつもこう周りの苦労を考えないんだろうか… あんなことミカサの目の前で言ったら ってあれ?ミカサは?)」
ミカサ「」チーン
アルミン「(き…気絶してる…あまりのショックに脳がショートしたんだ…)」
アルミン「(だけどこれなら一応暴走はしないで済むかな…悪いけどこのまましばらく気絶しててもらおう)」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:01:01 ID:9vr4K9g.
エレン「さぁ、せっかくの一番乗りだし早いとこスタートしちゃおうぜ、アニ」
アニ「あ…あぁ、けどちょっと待ってくれ」クルッ
アニ「悪いねミカサ、エレンは今日一日あたしのものだから」
ミカサ「」カッ!!
クリスタ「きゃっ!ミカサの眼が見開いた!」
アルミン「(な!?なんてことを!?あんな挑発的なこと言ったらミカサが黙ってないぞ!)」キリキリ
ユミル「勝利宣言とは…」
ライナー「ミカサに勝ったのがよっぽど嬉しかったんだな」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:01:55 ID:9vr4K9g.
エレン「おい!なんでわざわざそんなこと言うんだよ!」
アニ「別に、ちょっとイジワルしただけさ さぁ、行こう」ギュ
エレン「おい手握るなよ!恥ずかしいだろ///」
サシャ「これが噂にきく略奪愛というやつですか?」
ミカサ「……絶対に許さない 待っててエレン今そいつの洗脳からといてあげる」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アルミン「ミカサ落ち着いて!刃しまって!」
ミカサ「アルミンどいてそいつ殺せない」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:02:42 ID:9vr4K9g.
アルミン「ここで暴れても仕方ないよ!エレンとアニは正当なルールの下カップルが成立したんだ!でもエレンはあくまで訓練の都合でアニを選んだのであって、ミカサが嫌いなわけじゃないのはさっきミカサも聞いたろ?」
ミカサ「だけどエレン私がついてないと!!」
アルミン「だったらここはゲームを再開して早くエレンたちに追いつくことを考えよう、ね?」
ミカサ「う…わかった では早くゲームを再開しよう」
アルミン「(なんとかなった…危なかった…)」
アニ「(ミカサならすぐに追ってくるだろう…でも……私が賭けたのはここからだから)」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:04:19 ID:9vr4K9g.
二週目
エレン・アニ 抜け
男
ライナー ベロベルト ジャン アルミン
女
ミカサ クリスタ サシャ ユミル
男サイド
ライナー「(くそ、カップル成立しなかったということは女神は俺を選らばなかったということだ しかしエレン亡き今がチャンスだ!!待っていろクリスタ!結婚しよう!!!)」ポチッ
ベトルルト「(やっぱり駄目か…まぁ、そうだよね…)」ポチッ
ジャン「(ナイスだぜアニ!!エレンのいない今ならミカサはきっと俺の下に!!!!)」ポチッ
40 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:04:54 ID:9vr4K9g.
アルミン「(一周目は順当に行ってジャンはミカサを、ほか二人はクリスタを指名したんだろう クリスタが誰ともカップル成立しなかったということはクリスタはジャンかエレンを指名したということ ジャンはないだろうからクリスタはエレンか…)」
アルミン「(だけどそのエレンはアニと組んでもういない ということは僕にだってチャンスはあるはず でも気がかりなのは… やはりここは…)」ポチッ
41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:05:41 ID:9vr4K9g.
女サイド
ミカサ「(早くエレンを追ってあの女狐を訓練中の事故にみせかけて帰らぬ人せねば…私のエレンの手を握ったことはそれだけ重罪…)」
ミカサ「(しかし悔しいが私の女子力(腹筋)ではクリスタの女子力(女神)には敵いそうもない きっと男子はクリスタを指名するだろう だからと言ってジャンは死んでも嫌だし、どうすれば…このままでは取り残される‥・」
ミカサ「(くそ!こうもしている間にエレンがあの女狐に…うぅ…エレン、なぜこんなことに……)」グスッ ポチッ
サシャ「(うわーミカサ泣いてますよ)」ポチッ
ユミル「(女ってこえー)」ポチッ
42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:06:21 ID:9vr4K9g.
クリスタ「(意外な結果だったけどエレンとられちゃった…どうしよう、アルミンかなぁ… 他3人はなんかむさいし…)」ポチッ
FCM「二周目結果発表……カップル成立一組!!!!」
ライナー「よし!!今度こそ俺なんだろうな!!!」
ジャン「いいや俺だね!!!早いとこ抜けて点数稼がせてもらうぜ!!!」
ベロレルト「お願い、僕でありますように…!」
48 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:09:12 ID:9vr4K9g.
FCM「アルミン・ミカサ!!!!」
ジャン「」
クリスタ「」
ライナー「」
ミカサ「アルミン…信じてた……うわぁぁぁぁぁあああぁぁぁん…誰も組んでくれないかと……」ポロポロ
アルミン「ハハハ…こちらこそありがとう、ミカサ」
アルミン「(エレンがいなければ消去法で幼馴染の僕なのはわかっていた クリスタと組めなかったのは残念だけどここは僕がミカサと組んで暴走を止めないと…)」
アルミン「(さっきの様子から見ていつまでもここに放っといたら精神的にもっとヤバイことになりそうだ なんでいつもこういう役かなぁ)」キリキリ
ミカサ「さぁアルミン早く行こう 一刻も早くあの女狐を削がなくては!!!」ギュンッ
アルミン「ちょっと待ってよミカサ!」
53 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:13:43 ID:9vr4K9g.
3周目
アルミン・ミカサ抜け
男
ライナー ベルベット ジャン
女
クリスタ サシャ ユミル
ジャン「(普通だ……)」
ジャン「(これが現実ってもんだろうな……)」
ジャン「(エレンどころかアルミンにも負けるなんてな 俺は夢か幻でも見ようとしてたのか?俺は知ってたハズだ 現実って奴を)」
54 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:14:20 ID:9vr4K9g.
ライナー「」放心
クリスタ「」放心
ジャン「(皆後悔してる)」
ジャン「(こんな余り者になるなんて知ってりゃこんなゲーム参加しなかった)」
ジャン「(こんなふざけたおもちゃで訓練なんざ、みんなで反対すれば教官だって折れたに違いねぇ…)」
56 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:16:40 ID:9vr4K9g.
ジャン「(精根尽き果てた今…頭にあることはそればっかりだ)」
ジャン「(なぁ…エレン、アニ もう…お前らが何分前に出発したか…わかんなくなったよ…)」
ジャン「(こんなゲーム参加しなければ…お前らなんかと同じグループじゃなければ… 次は誰の番かなんて考えずに済んだのに…)」
58 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:17:24 ID:9vr4K9g.
~回想~
ライナー(お前は憲兵団のチャンスを放棄してまでミカサと組みたいのか?)
~回想終了~
ジャン「(ライナー、てめぇに教えてもらわなくてもわかってんだよ…早くバディを見つけて得点を稼ぎにいかないといけないことくらい…)」
ジャン「(でも…わかっていても…エレンみたいにバディを組めねぇ…)」
ジャン「(これは絶対に自力では抜けることはできない 誰かが指名してくれないとな ミカサ…アニ…恐らくクリスタもエレン指名だろう 誰しもお前みたいに…)」
ジャン「(モテないんだ…)」
61 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:19:59 ID:9vr4K9g.
~回想~
マルコ(怒らずに聞いて欲しいんだけど…ジャンは…)
マルコ(モテる人ではないから…モテない人の気持ちがよく理解できる それでいて現状を正しく認識することに長けているから 今何をすべきか明確にわかるだろ?)
マルコ(まぁ…僕もそうだし大半の人間はモテないと言えるけどさ…それと同じ目線から放たれた好意ならどんな相手にだって切実に届くと思うんだ)
~回想終了~
ジャン「(今‥・何を‥・するべきか…)」ギュッ
ジャン「おい…お前ら…」
ベロトルト「」
ライナー「」
ジャン「次の指名相手は誰にするか決めたか?」
ジャン「オレは決めたぞ オレは…オレは……」ポチッ
63 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:22:29 ID:9vr4K9g.
FCM「3周目結果発表!!!!」
FCM「ジャン・サシャ!!!!!」
ベントルト「(!? 破天荒で読みにくい動き…一番連携がとりにくそうサシャをジャンが…?)」
ユミル「(へぇー、ジャンがあの芋女をねぇ…)」
サシャ「ようやく指名してくれましたね!」ニコッ
ジャン「?」
サシャ「どうして今更私を選んでくれる気になったんですか?てっきりジャンはクリスタを指名すると思ったんですけど…」
64 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:23:02 ID:9vr4K9g.
ジャン「こういう言い方はアレだが…アニやユミル、クリスタにミカサ…なんだか不思議と同じ人間に思えなくてな 違う世界の住人っていうか…」
ジャン「そんな中で唯一俺と同じ匂いがするのはお前だけだ 普通の匂いっていうか お前とならうまくやれるんじゃねーかとようやく気づいてな…」
サシャ「私そんな匂いしますか?鼻がいいんですね!」
ジャン「バカ、そういう意味じゃねーよ お前こそなんで俺を?お前もエレン狙いか?」
サシャ「え?私は最初からずっとジャンを指名してましたよ」
ユミル「え!?あのジャンをかよ!!」
クリスタ「嘘でしょ!?」
ベルモンド「酷い言われようだな…」
ライナー「(バディ組めてないってことは俺もそう思われてるのかな…)」
67 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:25:44 ID:9vr4K9g.
ジャン「おい、そりゃどういう…」
サシャ「なんていうか…私が同期にもこんな敬語で他人行儀なのは故郷の訛りが恥ずかしいからなんです」
サシャ「もともと自己主張も弱く、言いたいことも言えなくてずっと人目を気にして、作った自分で生きてきました」
サシャ「だけどジャンはそんな私とは違い、言いたいことや思ってることは何でも正直に言える人です そこがエレンみたいな人と衝突する原因にもなってるんでしょうけど‥・」
68 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:26:16 ID:9vr4K9g.
サシャ「それでも、訓練兵初日に憲兵団に入って内地で暮らしたいって正直に宣言したジャンはかっこいいと思いました 私には到底無理です それに私が訓練兵に志願したのは美味しいものが食べられると思ったからで、ジャンのような目標とかは何もありませんでした」
サシャ「それでジャンのようになりたいなぁ…なんて思うようになったんですけど、そしたら自然とボタンを押していました」
ジャン「サシャ‥・お前‥・‥・」
69 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:26:47 ID:9vr4K9g.
サシャ「あ、いいんです ジャンはミカサが大好きですもんね それはわかってます」
サシャ「私は食い意地ばかり張っていて、女の子らしさなんて欠片もないですけど 厳しい訓練を乗り越えることができれば自分を変えられると思うんです そうしてもっと自分に自信が持てるようになったら」クルッ
サシャ「私の本当の言葉で想いを伝えて、振り向かせてみせますから!」ニコッ
ジャン「え?そりゃつまりお前は俺を…///」
サシャ「心当たりがあるならそれで当たってますよ!さ、置いて行かれないうちに早く行きましょ!」ダッ
ジャン「あ、馬鹿待ちやがれこの芋女!」ダッ
76 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:30:22 ID:9vr4K9g.
~そのころエレンたちは~
エレン「おいミカサ!!なんでターゲットじゃなくてアニを狙うんだ!!刃振り回して危ないだろ!!」
ミカサ「待ちなさい女狐…!!!」
アニ「思ってたより早かったねミカサ…!だけどここまでは想定済みさ!」
アルミン「あー、わかってたけどミカサが早すぎて全然追いつけない…だけどあのミカサから逃げ続けてるアニも相当すごい…!」
78 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:31:00 ID:9vr4K9g.
ミカサ「死になさい…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
アニ「おっと…(こりゃ逃げるだけでも一苦労ね…)」
アニ「(まぁこちらとして好都合…よし、そろそろかな…)」
ガッ(アンカーをわざと外す)
アニ「きゃーエレン助けてー落ちるーー(棒)」
エレン「!?待ってろ!!今助けるぞ!!!」
(アニを空中でキャッチ)
エレン「危ねぇ!なんとか間に合った!怪我はないか!?」
79 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:31:39 ID:9vr4K9g.
アニ「大丈夫…フフッありがと♪」ダキッ
エレン「お、おい…そんなにくっついたら立体機動しにくいだろ/// っていうかミカサ!!どういうことだ!アニが危うく落ちちゃうところだったぞ!!!」
ミカサ「」ピシッ
アルミン「(あ、ミカサが壊れた)」
アルミン「(しかしなんて女だアニ…わざとアンカーを外してエレンに助けてもらい、合法的にミカサの目の前でエレンに抱きつくとは…)」
81 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:32:16 ID:9vr4K9g.
ミカサ「」ヒューーーーガサッ
アルミン「(あ、ミカサが落ちた…まぁ大丈夫でしょ、ミカサだし)」
ミカサ「待ちなさいこの泥棒猫!!!!」ギュンッ
アルミン「(やっぱり タフだなぁ)」
アニ「(しばらくはこうしてよーっと)」ダキッ
アルミン「なんていうか、何の訓練だよ」
83 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:33:54 ID:9vr4K9g.
~訓練場~
ライナー「おい、今のなんだよ 不覚にもサシャに萌えてしまったぞ」
クリスタ「今のサシャすっごい可愛かった/// けど意外だったな サシャがジャンを… サシャも女の子だもんね」
ユミル「…けどまぁ、案外お似合いなんじゃねーの?」
ベルモンド「けどなんだろう…この敗北感は…」
ライナー「!?」
クリスタ「!?」
ユミル「!?」
ライナー「(そうか!忘れていた…これで残るは俺たち4人だけ…みんながラブコメしている間にすっかり取り残されちまった!俺って頼れる兄貴分の筈じゃ…)」グスッ
ユミル「(しかし女神女神言われてるクリスタがここまで残るとはねぇ)」
84 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/03(月) 02:36:22 ID:9vr4K9g.
FCM「カップル成立2組目!!!!」
ライナー「!?」
ベルトルル「!?」
クリスタ「!?」
ユミル「!?」
ライナー「(そうか!今まではカップル成立が一組だけだったが、今回は二組あったんだ!!当然後半になれば成立する可能性は高くなる!!)」
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進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。
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進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
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進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。
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進撃の巨人の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『進撃の巨人』とは諫山創によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『進撃の巨人』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画、アニメ映画などの主題歌を紹介する。
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ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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