ラブコメと格闘と戦略と、通常ごった煮になりがちなところをうまくまとめたアニメ。登場人物もかなり多いが一人一人妥協がない。
舞台は川神学園という学力と武道両方を重んじる高校。エリートクラス、落ちこぼれクラス等分かれていくが、ひとたび争いが起きると、それを「合戦」の勝敗で決めることもかのうというぶっ飛んだ学園。ちなみに、1話目がそれ(笑)。ヒロインの個性に萌えながらも、各キャラごとに武器・性格などの違いも十分に楽しめる。
直江 大和(なおえ やまと)。主人公。川神高校2年F組(落ちこぼれクラス)。武道ではなく、軍師タイプ。軍略・駆け引きに長ける。人との繋がりを重視し、人柄も良いことから自然と周囲に人材が集まってくるタイプ。ヒロインすべてにほぼモテモテのハーレム状態にある。川神 百代が好きで告白するもフラれているが、まだ諦めていない。
川神 百代(かわかみ ももよ)。川上学園3年F組で主人公の姉貴分。この作品中では武力は最強。もはや人の領域を超えたところにある人物。考えるより暴れることに飢える戦闘マニア。美人で巨乳も加わって、かなり男勝りで勝気な性格だが皆から尊敬されている。主人公が好意を寄せているのは気づいているが、彼を交際対象とはまだ見れないらしい。武器はない、肉体そのものが最強の凶器。
川神 一子(かわかみ かずこ)。川神学園2年F組で主人公の幼馴染。且つ、川神百代の義理の妹。わんこの様な猪突猛進タイプで体の方が勝手に動くタイプ。体力バカに属するが、その反面勉強はかなり苦手。武器は薙刀。義姉を目標に、毎日鍛錬を欠かさない。また、主人公への憧れも他のヒロイン同様一図。
椎名 京(しいな みやこ)。川神学園2年F組。普段は寡黙な、凄腕の弓使い。主人公以外には、めったに多弁にはならず、逆に主人公へのアプローチは作中随一。夜這いの常連。主人公には小学生時代にいじめから助けられ、そこから好きになる。毒舌でツッコミが厳しく、エロに貪欲なヒロイン。
クリスティアーネ・フリードリヒ。川神学園2年F組。メインヒロインの1人で、ドイツからの留学生。武器はレイピア。騎士道精神にあふれ、お嬢様雰囲気あふれる金髪美女。プライドが高く負けず嫌い。過保護に育てられた環境のため世間知らずで頑固だが、主人公の才能を徐々に認め、惹かれていく。日本固有の物が大好き、あとかわいい縫いぐるみも大好き。
黛 由紀江(まゆずみ ゆきえ)。メインヒロインの1人で川神学園1年C組。武士の末裔で、「剣聖」と呼ばれた父が師匠の超人剣士。その戦闘力は川神百代すら時々驚かせることがあるほど。容姿端麗な後輩だが、人一倍恥ずかしがりやでコミュ障の気があり、本音は「松風」という馬の携帯ストラップを使い腹話術で話すという変わり者。勉強もかなりできるのだが、内気なために変人扱いされそうになる残念なヒロイン。
松永 燕(まつなが つばめ)。東に川神百代あらば西の松永燕と呼ばれるほどの武力をもつ人物。基本素手だが、様々な武器も使用可能で「技のデパート」とよばれることも。武力とは別に、その愛らしさから、父親の納豆屋では「納豆小町」とも呼ばれている。川神学園には3年F組の百代のクラスに編入してきた。だれとでもフレンドリーで主人公ともすぐ仲良くなる。
九鬼 英雄(くき ひでお)。九鬼財閥の御曹司にして2年S組(エリートクラス)のリーダー的存在。自身に絶対の自信をもっており、生まれながらのリーダーだと考えている。実際にその知力・政治力・財力はかなりのもの。常に上から目線だが、腹黒さはなく、上の者が下々のことを考えるのは当然というスタンスでいる。