【進撃の巨人】ベルトルト「ライナーがモテ過ぎて胃が痛い」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。なぜか男子からモテモテなライナーと、エレン、クリスタの天然たらし3人に降り回されっぱなしのアルミン、ベルトルト、ユミル。3人に胃の休まるときは来るのか?
ベルトルト「ライナーがモテ過ぎて胃が痛い」
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/20(月) 23:29:06 ID:fYo2DekE
ライナー「でな、俺は言ってやったんだよ。『掘ってやろうか!』ってな」
コニー「おいおい!冗談キツいぜ!」
ジャン「ガチっぽさを逆手に取るかー。ライナーやるじゃねーか」
ライナー「そしたらそいつ、顔を真赤にして逃げたわけよ」
ライナー「見ものだったぞあの顔は。はっはっはっは」
ベルトルト「…」
トーマス「ベルトルト、相談があるんだが…」
ベルトルト「あ、君もなんだね。…あっちで聞くよ」
トーマス「あ、ああ///」
ベルトルト(トーマス…君も開花してしまったか…)
ベルトルト(ああ、また胃が痛くなりそうだよ…)キリキリキリ
2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/20(月) 23:36:11 ID:fYo2DekE
トーマス「…でな、ライナーの奴、笑うとラフレシアみたいに笑うんだよ///」
ベルトルト「アーウンソウダネー」
トーマス「だ、だからさベルトルト…つ、次の対人格闘でライナーとさ…」
ベルトルト「次の対人格闘は既にサムエルが予約しているね」
トーマス「んなっ!?さ、サムエルの野郎…あいつもライナーを…!」
トーマス「頼む!そんな奴より俺と組ませてくれ!きっとあいつは寝技を仕掛ける!」
トーマス「ライナーのあのムチムチでいやらしい身体を好き放題するつもりだ」
ベルトルト(いやそれお前だろ)
ベルトルト「悪いけど、僕は誰かに肩入れは出来ないよ。中立だからね」
ベルトルト「そういう決まりだと知った上で僕に相談したんだろ?」
トーマス「くっ…!でも、俺はライナーを愛しているんだ…こんなの辛すぎる…」
トーマス「あんなに魅力的な男なんだ!ベルトルトだって判るだろ!」
ベルトルト「ごめん僕ノンケだから判らない…」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/20(月) 23:44:12 ID:fYo2DekE
ベルトルト「とにかく、これは皆が納得しているルールなんだよ」
ベルトルト「守れないなら協力できない。皆でライナーを愛する…それが君たちの間のルールだ」
トーマス「くそ…くそ…何でだ…ライナぁ…」
ベルトルト(ホモの泣き顔きめえ)
ベルトルト「…ハァ(胃が痛くなってきた)」キリキリキリ
トーマス「!」
トーマス「…すまんベルトルト。一番つらいのはお前なのに、俺という奴は」
ベルトルト「多分凄まじい勘違いしてると思うけど答えはNOだからね」
ベルトルト(こうやって仲間扱いされるのもいい加減慣れてきたけど…)
ベルトルト「…」キリキリキリ
ベルトルト(なんで僕はライナーの男事情の整理をしなきゃならないんだ…!)
ライナー「おーいベルトルト」
トーマス「! ら、ライナー///」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/20(月) 23:52:00 ID:fYo2DekE
ライナー「お、トーマスも一緒か。昨日は助かった、改めて礼を言う」ニカッ
トーマス「!!」カアアッ
トーマス(ライナー…なんて可愛いんだ…食虫植物のような笑顔が眩しいぜ…)
ベルトルト(トーマスがだらしねえ顔してるなぁ)
ライナー「それよりベルトルト。明日の対人格闘、俺とやらないか?」
ベルトルト「えっ、サムエルとやる予定でしょ?」
ライナー「そのサムエルが熱を出してな、相手が居なくなった」
トーマス「!!!(お、俺にチャンスが来た…!)」チラッ
ベルトルト(あ、めっちゃ目で訴えてきてる。でもトーマス、残念ながら…)
ベルトルト「僕はもうコニーと組んじゃってるから、ダズと組んだら?」
トーマス「!?!?(何故!何故だベルトルト!?)」オロオロ
ライナー「ダズか…あまり親しくないんだが…」
トーマス「そ、そうだぞベルトルト。突拍子がない人選じゃないかハハハハハ」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/20(月) 23:58:50 ID:fYo2DekE
ベルトルト(そう返すのは想定内だよライナー…あとトーマス必死すぎだろjk…)
ベルトルト「でもダズは『組む相手が居なくて凄く困っている』と言っていたよ」
ライナー「…そうか。ダズは困っているのか」
トーマス「ら、ライナー!お、俺と、俺と…ウワッ」ゲシッ ズデンッ
トーマス「いてて…一体なん…」
ベルトルト「…」チッチッチ(指振り)
トーマス「…!!!!」
ベルトルト(ルール違反は万死に値する…これでも君を助けたつもりだよトーマス)
ベルトルト(フランツの様に制裁で複数名に犯されたくなければ黙っているんだな)
ベルトルト(あと特例出すと僕にめっちゃ苦情が来て超しんどい)
トーマス「くうう…っ」
ライナー「どうしたんだトーマス?急に転んで…さ、手を貸してやろう」スッ
トーマス「ライナー///(何て力強い手なんだ…)」ガシッ
7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 00:09:18 ID:y4leMfOc
ライナー「まあダズが困っているなら組んでみようか。知らない相手と組むのも訓練になるしな」
ライナー「しかし最近、対人格闘訓練でお前と組んでないから寂しいぞ」
ライナーガサミシイッテイッタゾ…
ベルトルトノヤロウ…ライナーヲカナシマセヤガッテ…
ダガウレイヲヒメタライナーモマタヌケル…
イイゾーコレ
ベルトルト「…(だから僕はノンケだって言ってるだろ…!)」キリキリキリ
トーマス「ベルトルト…ずるい…」ボソッ
ベルトルト(じゃあ替わってくれよ!!!!!)
ライナー「どうしたベルトルト…つらそうな表情をしているな…」
ベルトルト「君のせいだけど気にしないで…」
ライナー「…」
ライナー(ベルトルトは何か悩みを抱えているようにみえる)
ライナー(友人としてなんとかしてやりたい…)
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 00:13:45 ID:y4leMfOc
ライナー「という訳でベルトルトを助けてやりたいんだが、どうすればいいだろう」
アルミン「…」
アルミン(ベルトルト…状況が悪化しているじゃないか…あまりにもこれは…)
アルミン(胃痛仲間として助けてやりたい。でもコレは僕の手に余るぞ…!)
エレン「どうしたんだ?」
アルミン(出たな僕の胃痛の原因!)
ライナー「エレンか…ちょうどいい。お前も相談に乗ってくれないか?」
エレン「お前が相談するなんて珍しいなライナー。何があったんだ?」
アルミン「あの、エレンはちょっと…やめたほうが…」
ライナー「? 変なことを言うんだなアルミン」
アルミン(恋愛トラブルメーカーが二人揃うとベルトルトと僕の胃が死ぬんだよ!!!!!)
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 00:24:42 ID:y4leMfOc
クリスタ「どうしたの皆?」
ユミル「何か深刻そうだな…」
アルミン「…」
ユミル「あっ(察し)」
アルミン(もう一人来てしまったか…恋愛トラブルメーカーが…!)
ユミル「く、クリスタ!大事な話っぽいからあっち行こうぜ!」
アルミン(そうだ!逃げるんだユミル!君もまた胃痛持ち…しかも末期の!!!!)
ライナー「いや、クリスタにも協力してもらえると嬉しい」
エレン「女の子の意見があるといい案が浮かぶかもしてないしな」
アルミン(フザケルナバカヤロウ!)
ユミル「わ、私らは忙しいからお前らにかまってらんn」
クリスタ「もしかして何かあったの?ユミル、話を聞いてあげようよ」
ユミル「」
アルミン(ユミルはこの前の胃の穴が塞がったばかりなのに…気の毒に思うよ…)
13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 00:31:21 ID:y4leMfOc
クリスタ「ベルトルトが…それは心配よね…」
エレン「ライナーにも話せないことなんて、きっと大きな悩みに違いねえ」
ライナー「…くそ!親友が悩んでいるのに…俺は…!」ガンッ
アルミン(僕らはこの光景だけで胃に穴が開きそうだよ…)キリキリキリ
ユミル(三銃士が揃っちまった…やべえ…やべえよぉ…)キリキリキリ
アルミン(僕はエレンの女性関係…ユミルはクリスタの男性関係…)
アルミン(そしてベルトルトはライナーのホモ関係…揃ってはいけない三人が揃ってしまった)
アルミン(しかも!よりによってベルトルトの悩み解決という目的で!!!)
ユミル「…アルミン、これどうすんだ。コレ絶対にやばいだろ」ヒソヒソ
アルミン「…判っている。これは間違いなくトラブルが起きるだろうね…」ヒソヒソ
アルミン「血の立体駆動訓練、覚えているかい?」
ユミル「思い出したくもねえよ…!」ガタガタガタガタ
14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 00:37:45 ID:y4leMfOc
血の立体駆動訓練…それは一年目の冬に起きた出来事だ
当時はまだ僕らの胃痛もマシだったあの日、戦争が起きた
エレン派、クリスタ派、そしてライナー派による戦争である
何てことはない…エレン達はただ、同じ班だっただけ
しかし彼らの「スケコマシ」は…お互いにも発揮され…
エレン『…ら、ライナー!抱っこなんて恥ずかしいだろ!///』ドキッ
クリスタ『もうエレンったら…意外とドジなんだね…///』キュンッ
ライナー『クリスタ…(結婚しよ///)』ドクンッ
そう、あの日だけの出来事だったとはいえ…
エレン→ライナー
ライナー→クリスタ
クリスタ→エレン
というカオスが生み出されてしまった…
17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 00:45:48 ID:y4leMfOc
アルミン(あの後に起きたことは思い出したくもない)
ユミル(男の嫉妬、女の嫉妬、ホモの嫉妬…当事者の見えない所で戦争は起きた…)
ユミル(あの頃より悪化した三人が今それを起こしたらそれはラグナロク級…!)
アルミン(僕たちは確実に、死ぬ!!!!!!!!)
ユミル(勿論、ベルトルトも含めてな…)
クリスタ「そうだ!ベルトルトを励ますためにここに居るメンバーで美味しいお菓子作るとか?」
ユミル(あいつを殺す気かクリスタ)
アルミン「ま、待って!まずは本人に悩みを聞くってのはどうだろう!」
ユミル「…!そ、そうだ。いきなり慰められても戸惑っちまうんじゃねーかな!」
エレン「でもライナーにも言えないくらいの悩みなんだろ?」
クリスタ「聞いて素直に話してくれるかな…」
アルミン「やってみなくちゃわからないよ!」
ユミル「そうだ!なんなら私とアルミンが聞いてきてやるよ!!」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 00:54:44 ID:y4leMfOc
クリスタ「ユミル…珍しいね。いつもなら我関せずじゃない」
ユミル「そ、そうかな!ははは…」
エレン「ベルトルトと仲いいのか?一緒にいるのあんま見たことねーけど」
ライナー「俺も見たことないな」
アルミン(しまった、ユミルは表向きは僕らと仲良くない…疑われてしまった)
アルミン「あ、あの、ユミルはこれでもベルトルトと凄く仲がいいんだよ!」
ユミル「ファッ!?(何言ってんだ!?)」
アルミン「彼女は背が高い…でもベルトルトは彼女より高い…判るだろ?」
ユミル「おまっ…おまっ…!!」
ユミル(そういうフォローかよ!!!ふざけんなよこのみさくら野郎!!!!)キリキリキリ
クリスタ「あっ///そっか、そうなんだねユミル///」カアアッ
ライナー「なるほどな…」
エレン「ん?つまりどういうことだってばよ?」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 01:03:39 ID:y4leMfOc
ライナー「エレンは子供だな…まあお前にもにもいずれ判る」頭ポンッ
エレン「こ、子供扱いすんなよ…」プイッ
クリスタ「ふふ、エレンったら可愛い」
アルミン(ごめんよユミル…だがこの光景を見て、納得してくれてると信じてるよ…)
ユミル(早くもお互いにスケコマシを発揮しはじめやがった…前より早い!)
アルミン(これは早期にベルトルトと接触し、対策する必要があるね…)
クリスタ「ユミル!私、応援してるからね///」
ユミル「ワーウレシイーワタシガンバルネクリスタ」ヒクヒクッ
アルミン「ユミルも望んでいるようだし、僕達二人で行くよ。それまで待っててね」
アルミン「三人固まらずにね!!!!」
ユミル「特にエレン!お前はクリスタと居るなよ!!!」
アルミン「ライナーはエレンと居ちゃ駄目だからね!!!!」
三人「??????」
22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 01:14:46 ID:y4leMfOc
~宿舎~
ベルトルト「…」
アルミン「ベルトルト、止められなくてごめんよ…僕らも最善は尽くしたんだ」
ユミル「ほら機嫌直せよ。私とアルミンが頭なでてやるぞ?な?」ナデナデ
アルミン「そうだよベルトルト。ほら頭をマッサージするからさ」グニグニ
ベルトルト「…」プイッ
ユミル「あーあ閉じこもっちまったよ。どうするアルミン?このままじゃヤバイぞ」
アルミン「ベルトルト…逃げ出したい気持ちはわかるけど、仲間割れしてる場合じゃないよ」
ユミル「そうだぞ。こうしている間にもやらかしてる可能性があるんだからよ」
ベルトルト「…わかってるよ。でもさ、お腹痛くて動けないんだ」
アルミン「あー…(納得)」
ユミル「お前もそろそろ私くらい強い薬が必要かもな…漢方もチャレンジするか?」
ベルトルト「やだぁ…まだそっちの領域に行きたくないい…!」ブルブルブルブル
23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 01:23:09 ID:y4leMfOc
ユミル「ほら背中もさすってやるから」サスサス
ベルトルト「なんでこうなるのさぁ…もう痛いしやだ…」グスグス
アルミン「ホットミルク作ろっか?今日はお腹に優しいの食べようねベルトルト」
ベルトルト「うん…うん…」ヒックヒック
ユミル「190cm超えの大男が体育座りで泣いてるのって不気味だよな」ボソッ
アルミン「言っちゃ駄目だよユミル…君も生理と胃痛が重なるとこんな感じだろ…」ボソッ
ユミル「うるせえな…!」
ベルトルト「ヒグッ…グスッ…はー…ちょっと落ち着いてきたよ…」
アルミン「そっか、良かったねベルトルト」ヨシヨシ
ユミル「偉いぞベルトルトは強い子だな」ナデナデ
ベルトルト「もうその対応はしなくていいよ…でも本当にどうしよう。解決策が浮かばない」
ユミル「私もさっぱり浮かばない…まずいぞコレは」
アルミン「僕もだ…」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 01:31:46 ID:y4leMfOc
ユミル「…」
ベルトルト「…」
アルミン「…何となくさ、皆同じ事考えてるよね」
ベルトルト「…うん」
ユミル「…前にも話したアレだよな…諸刃の剣でもあるアレ…」
ベルトルト「恋人…作らせちゃうって話…だな」
ユミル「問題は誰とくっつけるかだが…まずあの三人同士でくっつけるのはNGだよな」
アルミン「さすがに今回は君も反対しないんだね」
ユミル「嫌に決まってるだろ!でもさ…今回は仕方ない。そうするしかねえよ…」
ベルトルト「僕は…正直、制裁が怖い…」
アルミン「君の場合はそれがあったね。ホモが創りだしたライナールール…」
ユミル「そうならないように女子に呼びかけて守ってやる。だから勇気を出してくれ…」
ユミル「口の中に血を吐いた時の鉄の味が蘇ってきてるんだ…頼む」
ベルトルト「…わかったよユミル。僕も勇気を出す」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 01:39:11 ID:y4leMfOc
ベルトルト「実はライナーの恋人候補は決めているんだ」
ベルトルト「…アニだ」
ユミル「妥当だな。仮に嫉妬に狂ったホモが暴力に訴えてもあいつなら勝てる」
アルミン「待って。アニは今、エレンを巡る戦いに絶賛参加中なんだよ?」
アルミン「彼女が果たしてライナーに振り向いてくれるだろうか…」
ベルトルト「ここだけの話、アニは一時期ライナーが好きだったことがある」
アルミン「! そ、それ本当!?なんで僕に教えてくれなかったの!!?」
ベルトルト「知ったからってどうにか出来る余裕はアルミンになかっただろ」
ユミル「私ら、基本的に応急措置の連続で生きてるからな」
アルミン「それはそうだけどさぁ…」
ユミル「まあいいだろアルミン。ライナーとくっつけば結果として負担が減るんだから」
アルミン「ううー…」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 01:47:02 ID:y4leMfOc
ユミル「アルミンは?」
アルミン「僕はミカサかな。私情込みだけど、ずっと昔からあの二人を見てきたからね」
アルミン「あとミカサからの相談量がめっちゃ多いから片付けたい」
ベルトルト「…アルミンも苦労してるよね。肩車してあげよっか?」
ユミル「子守唄も歌ってやるぞ?」
アルミン「いやいいよ!そこまで追い詰められては居ないから!!」
ユミル「アルミンって中々甘えないよな…」ヒソヒソ
ベルトルト「一番年下なのにね…」ヒソヒソ
アルミン(なんなの…甘えて欲しいの君らは…)
アルミン「あとはまあ、ミカサを味方にすればほぼ確実に僕の身の安全は保証されるからね」
アルミン「そういった意味でもミカサが最有力候補かな」
ベルトルト「なるほどなぁ」
ユミル「最強のボディーガードだな」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 01:55:27 ID:y4leMfOc
ユミル「んじゃ最後に私だな。クリスタの恋人候補は…」
ベルトルト「ちょっと待って心の準備いる」ドックンドックン
アルミン「深呼吸させて」スーハースーハー
ユミル「言わなきゃいけない私が一番負担大きいんだよ!さっさとしろ!」
ユミル「もういい言うぞ。クリスタの恋人候補は…アルミン、お前だ」
アルミン「What!?」
ベルトルト「…」ジイイイイイイイッ
アルミン(うわあ…ベルトルトが視線だけで殺しそうな目で見てる…)
アルミン「あ、あの。理由聞いてもいい?」
ユミル「…これもここだけの話だが、クリスタは今、三人の男の間で揺れている」
ベルトルト「!!!!???(僕らの天使が!??)」ガタッ
アルミン「も、もしやその三人のうちの一人が僕…?」
ユミル「そういうことだ」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 02:04:07 ID:y4leMfOc
アルミン「あ、じゃあ残り二人って?」
ベルトルト(もしかして僕かな…)ドキドキ
ユミル(ベルトルトが自分かもしれないって顔してるのが何か腹立つな…)
ユミル「残り二人はライナーとエレンだ」
ベルトルト「…」スタスタスタ(部屋の隅っこに移動)
| ('A`) ベルトルト「…ハア…」
| (oヘヘo
 ̄ ̄ ̄ ̄
ユミル「心の準備はしたんだろ!面倒くせえから戻ってこいベルトルト!」
アルミン「それしてる時間ないから!二回目からは甘えだよ!」
ベルトルト「さっきは優しかったのに…」トボトボ
ベルトルト「まあ…でもその三人の中でなら…アルミンが妥当だよね」
ユミル「私はこの相談受けた後に血を吐いたからな…ピンポイント過ぎるだろ」
32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/21(火) 02:13:03 ID:y4leMfOc
ユミル「正直、ベルトルトの事情を知るまではライナーが候補だったんだけどな」
ユミル「まさかホモ関係で混沌を作ってるとは思わなんだが」
ベルトルト「体つきが男性的になるにつれて酷くなったんだよね…」
ベルトルト「訓練所に来たばかりの頃は普通だったのに…何でこんな…」グスッ
ユミル「…」ナデナデ
アルミン「…」ヨシヨシ
ベルトルト「! 二人共…っ。でも二回目は…甘えじゃなかったの…?」
ユミル「…たまにはいいさ」
アルミン「ベルトルトは頑張り屋だから特別だよ」
ベルトルト「…ふぐっ!」ブワワッ
ベルトルト「僕…僕…負けない!ホモに負けない!ちんこなんかに負けない!!」
アルミン(その台詞…死亡フラグだよベルトルト…!)
ユミル(お前もちんこついてるけどな)
45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 00:57:47 ID:JDdC3dr2
アルミン「方向性が決まればあとは決行するのみだね。そろそろ戻ろう」
ユミル「釘は刺しておいたが、知らねえ間にトラブル起きるからな」
ベルトルト「わかるわかる…」
トントン
ベルトルト「…誰か来た?」
ユミル「ノックしてるっつーことは…お前と同室じゃねーよな…」
アルミン「ユミルは隠れてて。男部屋に居ると変な誤解されそうだし」
ユミル「ああ。お前のベッド借りるぞベルトルt…モゾッ…何か青臭え…」
ベルトルト「!!!??? 違う!!そうじゃない!!そういうんじゃない!!」
ユミル「…ハァー」
ベルトルト「違ううううううううううううう!!!!!!!」
アルミン(僕には気持わかるよ…そこくらいしか隠れてやれるところないもんね…)
トントントン
アルミン「せっかちな人だなぁ…ほらベルトルト。ドア開けるよ」
ベルトルト「ううう…」
48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 01:11:07 ID:JDdC3dr2
ガチャッ
ナック「…ベルトルト、聞きたいことがあるんだが」
アルミン(ホモ特有の顔をしている…そういうのわかんだね)
ベルトルト「ナック、何度も言ったけどライナーとの対人格闘は順番制だって…」
ナック「そうじゃねえ!!!」カッ!!!!!!!!
ベルトルト「ほあッ!?」ビクッ
ユミル(布団の中あちーな…いてっ、なんだこれ…)
ナック「なんで!なんでライナーがクリスタと一緒にいるんだ!答えろベルトルト!」
ベルトルト「え!?」
アルミン「どういうこと!?!」
ナック「ライナールールその11!ライナーを女子に近づけるべからず!」
ナック「ただしクリスタは除かれる…ライナーが望んでいるからだ…しかし!!」
ナック「なんであんないい雰囲気なんだ!まさかお前が裏切ったのか」
アルミン「ど、どういうこと!?状況がわからない!説明してよナック!」
ユミル(これ本か?やけに薄い本だが…)
49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 01:23:05 ID:JDdC3dr2
ナック「もしこれがお前の裏切りなら、ホモーレはお前の処遇を考える必要がある」
ナック「…出来るだけ酷い事はしたくない。わかるよなベルトルト?」
ベルトルト「ごめん判らない(ホモーレってなんだよ…!)」
アルミン(一体何が起きているんだ…ライナーのスケコマシは男にしか発動しないはず!)
アルミン(ライナーの一方通行を見慣れた筈のホモ達が騒ぐほどということは…)
アルミン(普段と違う何かがある、やばいぞコレは…!)
ユミル(ええと…緊縛倶楽部…気の強い女を雌に変える方法特集…?!)ガタガタガタガタ
ベルトルト「とにかく僕は本当に無関係だ!」
ナック「本当か?ライナーのケツマンコに向かって誓えるか?」
ベルトルト「やめろ想像すると吐く」
アルミン「このホモ達ぶれねーなすげえ」
ユミル(きっとアニとかだ…アニとかだよな…私は大丈夫だ大丈夫…)ブルブルブルブル
52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 01:34:45 ID:JDdC3dr2
ナック「ふん、お前の愛はその程度か!俺は誓える!ライナーの尻の毛にだって誓える!」
ベルトルト「そんなものに誓われてもライナーも迷惑だろ!やめろ!」
アルミン(ライナー…よく今まで犯されなかったよねホント…)
ベルトルト「とにかく!尻の毛とかには誓わないけど僕自身に誓う!裏切ってない!」
ナック「本当だな?」
ベルトルト「ああ、勿論だ」
ナック「分かった…お前のちんこを出してくれ」
ベルトルト「!!?????」
アルミン「ま、待って!今の全然そういう流れじゃなかったよね!!??」
ナック「ホモーレの精子の誓いだ。こうな、ちんこを兜合わせにしてともにフィニッシュを」
ベルトルト「知りたくない!説明しなくていい!」
ナック「勘違いするなよ!俺が愛してるのはライナーだけだ!お前はちょっと好みなだけだ!」
ベルトルト「不愉快ってレベルじゃねーぞ!!!!!!!」
54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 01:40:15 ID:JDdC3dr2
ナック「精子の誓いもしない、ケツマンコにも誓えない、お前はやはり信用ならない…!」
アルミン(こ、これはまずい流れだ…!)
アルミン「ベルトルト、ここは嘘でもいい。ライナーの…その、ケツマンコに誓おう」ボソッ
ベルトルト「いやホントそれは勘弁して下さい」
アルミン「でもそれ以外の選択肢は兜合わせかホモーレによる君への輪姦だよ…!」
ベルトルト「いざとなれば巨人にだってなってやるさ!!!」
アルミン「落ち着いて!人間が巨人になれるわけ無いだろ!!!」
ベルトルト「なれるもん!ライナーもアニもなれるもん!!!」
アルミン(駄目だ錯乱している…)
ガタッ
アルミン「!?(今の音はベルトルトのベッドの位置!ゆ、ユミル…!)」
ナック「ん?誰かそこにいるのか?」
55 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 01:56:00 ID:JDdC3dr2
ナック「…なるほどな。ホモーレの使いである俺が来ると見越したか」
ナック「だが俺もホモーレに認められた薔薇の決闘士。薔薇の花嫁たるライナーのためなら…」
ナック「世界だって革命出来る!!!」
ベルトルト「そのまま潔く散ってくれよ!!!」
ムクリッ
ユミル「…」
ナック「お前はユミル…!ベルトルト、お前…女に堕ちたのか!恥を知れ!!」
ベルトルト「ユミル危な…。あ、ちょ…それ僕の…?」
ユミル「うるっせえんだよおおおおおおおおおお!!!!!!!!ああああ!!!!???」
ナック「はひっ」
ベルトルト「ゆ、ユミル…?」
ユミル「ケツマンコだの精子だのよぉー!!お前こそ恥ずかしくね~のか!!ああ!!?」
ナック「は、恥ずかしくなんか…」
ユミル「誰が喋っていいっつった!!!?生まれてきてごめんなさいと言え!!」
57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 02:11:17 ID:JDdC3dr2
アルミン「ひでえありさまだ」
ベルトルト「ユミル落ち着いて!落ち着いて!一体どうしたんだ!?」ガシッ
ユミル「…!」ゾワッ
ベルトルト「何その汚物を見るような目」
ナック「ふええ…女怖いよおお…」ダッ ガチャバタンッ
アルミン「あっ逃げた。女には強くでれないタイプだったか…またはトラウマなのか」
ベルトルト「ナックは女に酷く振られた後にライナーに惚れたクチだから」
アルミン「なるへそ」
ユミル「お前は触んな!!!」ジタバタ
ベルトルト「その本!それ!違うから!そんなんじゃないから落ち着いて!」
アルミン「エゲツねえ趣味もってんね…でもユミル落ち着いて…」
ユミル「もうこの場ではアルミンしか信じられねえ…」
ベルトルト「だから違うって言ってるだろ!無理やり押し付けられた本なんだよ!」
58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 02:16:40 ID:JDdC3dr2
ユミル「…誓えよ」
ベルトルト「え」
ユミル「お前のじゃないってライナーのケツマンコに誓えよ」
ベルトルト「いやそのりくつはおかしい」
アルミン「ベルトルト…ここは誓おう。ユミルは今、心を閉ざしている」
アルミン「ケツマンコに誓うことで解決することもあるんだよ」
ベルトルト「そんなの知りたくもなかったよ!ナックが来てから散々だもう!」
ユミル「誓え」
アルミン「誓いなよ」
ベルトルト「なんでこんな目に…ライナー…ごめんよ…」
ベルトルト「ライナーの…ケツマンコに誓って…僕のじゃない…です」
ユミル「…そうか」ホッ
アルミン「ベルトルト…よく耐えたね。偉いよ」
ベルトルト(誰か僕のうなじを切って殺してくれ…)
61 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/22(水) 02:38:22 ID:JDdC3dr2
アルミン「さてホモが去って問題となるのはライナーとクリスタの件だ」
アルミン「…よく考えれば僕達、あの二人に離れてろって言ってなかったもんね」
ユミル「クリスタがホモの嫉妬に遭うなんてごめんだぞ!」
ベルトルト「…とにかく確かめてみようよ。ナックが被害妄想なだけかもしれないし」
アルミン「うん、あの巨人に食われて死にそうな顔は被害妄想やりそう」
ユミル(具体的だな…)
ベルトルト「それじゃここを出ようか。騒ぎすぎたから人が来る可能性もあるし」
ユミル「ああ」
アルミン「そうだね…ところでベルトルト」ボソッ
ベルトルト「ん?」
アルミン「あれ本当は君のだよね…だって僕に貸してくれたことがあるじゃないか…」ボソボソ
ベルトルト「…内緒にしてね」
アルミン「うん…」
67 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 00:18:59 ID:lsd4Av0E
~食堂~
ライナー「でな、その時のコニーと言ったら…あいつは本当に面白いんだ」
クリスタ「やだぁ!ふふ、コニーってばうっかりさんね」
ライナー「もっと面白い話もあるぞ。一本ハゲのおっさんにカツオと呼ばれた時とか」
クリスタ「もっと話してライナー。聞きたいっ」ピトッ
ライナー「!!! あ、ああいいぞクリスタ!!///」カアアッ
キャッキャウフフ
モーヤダー
ハッハッハッハッハッハッ…
ユミル「ライナーの奴…随分仲良くしやがって…」イライラ
ベルトルト「自害せよライナー」
アルミン「ライナー今すぐ舌噛んで死なないかな」
69 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 00:28:49 ID:lsd4Av0E
ユミル「元々ライナーにも好意を抱いていたからなぁ…。三人の中で一番好意があったのm」
ベルトルト「聞きたくない!」
アルミン「恋人候補に挙げられた直後にコレとか正直寝取られた気分だよ」
アルミン「でも今日!なんで今日いきなり進展してるのさ!?急展開過ぎだろ!」
ベルトルト「そんなの知らないよ…でも悪いタイミングは重なると言うからね」
ユミル「それより見ろよ周りを。地獄が形成されつつあるぜ」
ライナー派A「くそ…あのリリスめ!ライナーの純潔がこのままじゃ…!」
ライナー派B「ホモーレの決断はまだなのか!?俺はもう見ていられない!」
クリスタ派A「クリスタぁ…なんでライナーの奴なんかと…!」
クリスタ派B「ユミルとイチャラブしてるのは許せても、これは許せねえだろ」
ライナー派A「ん?今ライナーなんかっつった?」
クリスタ派A「なんだよお前。今忙しいんだよ!」
ライナー派B「たまげたなぁ…ライナーの魅力がわからない奴が居るなんて」
ライナー派A「ノンケ一名、男子トイレにイキます」
クリスタ派A「え、お前なんでケツ触って…うわああああああああああ!!??」
71 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 00:56:52 ID:lsd4Av0E
ベルトルト「なんてことだ目の前で知らない人が一人犠牲になった」
アルミン「運良ければライナー派に転向か、悪ければ廃人か…」
ベルトルト「これ以上増えるのホントやめて欲しいんだけどな」
ユミル「のんびり話してる場合か!ほらあいつらの所に行くぞ…この空気を何とかしたい」
ユミル「おーいクリスタ!」
クリスタ「あっ、ユミル」
ライナー「ベルトルトとアルミンも一緒か…」
ベルトルト「や、やあ…」
アルミン「さっき振りだねライナー…」
クリスタ「ねえねえユミル。ベルトルトの悩み聞けた?手とか握った?」ヒソヒソ
ユミル「いや握らねえから…(あ、そうだ)」
ユミル「おいベルトルト」ボソッ
ベルトルト「ん?」
ユミル「三人が集まったのはライナーが誤解したせいだ。ここでついでに晴らさないか?」ボソボソ
72 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 01:03:56 ID:lsd4Av0E
ベルトルト「誤解って言っても…本人にそのまま言っちゃうのもな…」ボソボソ
ユミル「馬鹿。だから適当にでっち上げるんだよ。悩みが解決すれば三人は解散する」ボソボソ
ユミル「まずはそれを応急措置としてやってもいいんじゃないか?」ボソボソ
アルミン「悪くないかもしれないね。やってみよう」ヒソヒソ
ベルトルト「…よし。ライナー、ええと…心配してくれたんだって?」
ライナー「…お前が悩みを抱えていたのは知っていた。今は話せる気分になったのか?」
ベルトルト「うん。実はあまりにも情けない悩みだったから言えなかったんだよ」
ライナー「と言うと?」
ベルトルト「前に冗談のつもりで言ったアレだよ。自分に正直になるか悩んでたんだ」
ライナー「…!アレか。確かに、そういった話を真面目に相談するのは躊躇うところだな」
クリスタ「?? ええと、ごめんなさい。話がわからないわ…」
ユミル「ここは黙って聞いてやろうクリスタ(私もわからねえ)」
アルミン(僕もよく判らないけど、ライナー相手には効果がある理由なのかな…)
73 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 01:17:12 ID:lsd4Av0E
ベルトルト「ああ、僕はもう正直に生きる。周りの目なんて気にしない」
ベルトルト「だよねユミル!」チラッ
ユミル「あ?うん?そうだな?(何でここで私に振るんだ?)」
アルミン(何となく…これは駄目な流れな気がするぞ…)
アルミン「ベルトルト…僕にだけでも事情を教えてくれない?話が見えない」ヒソヒソ
ベルトルト「さっきの本の話をしてるんだよ」ボソボソ
アルミン「え」
ベルトルト「猥談した時にユミルを調教したいって話してたし、それでいいかなって」ボソボソ
アルミン「いやいやいや!!!駄目だろ!!!!!!ユミル怒るよ!!??」ヒソヒソヒソ!
アルミン「さっきのユミルの自意識過剰乙かと思ったらガチなのかよ!!」ヒソヒソヒソ!!!
ベルトルト「だから冗談なんだってば。大丈夫、ライナーは納得してるようだし」ボソボソ
アルミン(これライナーが更に面倒くさい誤解を持っただけだろ…!)
ライナー「…ユミル、お前は本当にそれでいいのか?お前には辛いかもしれんぞ」
ユミル「???? ああ、ええと…覚悟はしている…?(だから何の話だよ)」
アルミン(ユミルも的確に誤解を深める返しをするなよ!)
74 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 01:26:37 ID:lsd4Av0E
ライナー「…そうか、分かった。ならこの話はここまでにしよう」
アルミン(話終わっちゃったよ…ユミルに何て話せばいいんだ…)
クリスタ「ええと、よく判らないけど解決したことなのかな…?」
ライナー「そうみたいだ。良かったなベルトルト。ユミルも頑張れよ」
ユミル「なあアルミン。コレもしかして私に恐ろしい誤解を抱かれてないか?」
アルミン「君の胃痛の理由が増えたことは確かだね…」
ユミル「マジかよ」
ベルトルト「よし話は終わったし、もうこれで君たちは僕のことで悩む必要が…」
キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アルミン「!!!??? な、何事!?」
ユミル「な、なんだ!?」
ベルトルト「あ…あれは…!!」
エレン「なんか今日、俺の周りに女子多いなー…」
75 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 01:35:43 ID:lsd4Av0E
アルミン「オボッ(吐血)」
ユミル「一瞬にしてアルミンの胃に穴が開きやがった!」
ベルトルト「ちょっとアレ…どうすればああなるんだ…」
ミカサ「ペト エレン、パンくずが付いている」
エレン「いや今お前がつけたよな」
アニ「ベチャ 鎖骨にスープがこぼれてるじゃないか」
エレン「いやわざとだったよな」
ミーナ「ポイッ エレンったら股間にトマト落としてるじゃない」
エレン「投げたよな今?なんなんだよコレ…いじめなのか!?」
サシャ「よく判りませんがここは食べ物がいっぱいありますね!アザース!」
コニー「コニー・スプリンガーは静かに奪うぜ!」
アルミン「ゴボッゴフッ胃がゴボボッ(吐血)」
ユミル「アルミン!アルミンしっかりしろぉ!ど、どうすればいいんだ…」オロオロ
ベルトルト(この顔は素質のある顔ですね)
78 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 01:44:47 ID:lsd4Av0E
ライナー(ベルトルト、見事なゲス顔だ。本当に吹っ切れたんだな)
クリスタ「あ、アルミン!相変わらずだねエレンは…あれさえなければなぁ…」
ライナー「エレンは女難さえなければホントにな」
クリスタ(そういう意味ではライナーは優しいし、女っ気もないからいいかも///)
ライナー(でもきっとクリスタはエレンみたいなのが好きなんだろうな…)
ユミル「ほらアルミン!頭なでてやるぞ!?高い高いがいいか!?」
ベルトルト「いやもうそれでどうにかならないでしょ…医務室に連れて行こう」
ユミル「そ、そうだな。でもアレ、どうする?放置できないだろ…」
アルミン「…サを」
ベルトルト「アルミン!無理しちゃだめだよ!」
アルミン「ミガ…ザっ、がぁっ、ぼうぞ、じないよおおおに、じどい、でっ!ゴブッ」
ベルトルト「判った!判ったから!もう喋っちゃ駄目だ!」
ライナー「これはやばいな。アルミンに何か頼まれたのなら、代わりに俺達が行くが」
クリスタ「前にユミルが血が吐いたのを見たから、少しなら手伝えるかも!」
80 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 01:56:32 ID:lsd4Av0E
ベルトルト「ど、どうするユミル」
ユミル「仕方ないだろ!今はアルミンの胃のほうが大事だ!穴開いたんだぞ!」
ベルトルト「くっ、仕方ないか…じゃあライナーにクリスタ。お願いするよ」
ライナー「任せておけ」
クリスタ「行きましょうライナー!アルミン、頑張って!」ギュッ(ライナーの袖をつまむ)
ライナー「!!!!!! あ、ああ!急ごう!!!」
ベルトルト「あ、ちょ、待って(やっぱりマズイ気がしてきた…)」
ユミル「おいベルトルト!女子が立ち上がったぞ!止めに行くぞ!」
ベルトルト「もおお!なんで次から次へと…!」
ミカサ「きっと判って貰えるだろう…一人のアニの死で救われる私が居ることを」
アニ「アンタにとっての悪い人になろうかね…」
ドガッバキッガッガッドガガッ!!!!!!!!!!!
エレン「ちょ、お前ら!急に喧嘩始めんな!で、出れな…うわぁ!!」
コニー「え、エレン!やべえ食ってる場合じゃねえぞサシャ!手伝え!!」
サシャ「またですかエレン…。仕方ありませんね!もう!」
81 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 02:06:15 ID:lsd4Av0E
ワーワーギャーギャー!!!
コニー「…エレン確保おおおおおおおおおお!!大丈夫か!!!」ズポッ
エレン「し、死ぬかと思った…」
サシャ「ここまで酷いのは珍しいですね。アルミンはどうしたんですか?」
ベルトルト「ミカサ!ミカサ落ち着いて!喧嘩は駄目だよ…!!」ガシッ
ユミル「アニ!お前普段はもっと冷静だろ!頭を冷やせ!!!」ガバッ
エレン「な、なんか凄いことになってるな…俺も止めに行かねえと…」
コニー「いやお前は行かないほうがいいだろ…」
サシャ「原因ですしね」
エレン「???」
オイキイタカ?アルミンガチヲハイタラシイゼ
アルミンキマシター
イツカソウナルトオモッテタヨオレハ…
エレン「! あ、アルミンが血を吐いただと…なんで!なんでだ!なんでだよ!?」
コニー(なんでもくそもお前のせいだろ)
サシャ(ご飯に牛乳が出たら差し入れしに行きましょうか…)
82 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 02:14:43 ID:lsd4Av0E
エレン「血を吐いたってことは…医務室にいるな!待ってろよアルミン!!」
コニー「あっ、ばか」
サシャ「止めたほうがいいんですかね…」
コニー「いや…それよりあっちを止めようぜ。ミカサとアニ以外も険悪になってる」
モブ女子A「あんたさあ…さっきエレンの髪の毛に触ってたよね!」
モブ女子B「はあ?匂い嗅いでた貴方に言われたくないわ!」
サシャ「これは大乱闘スマッシュブラザーズの予感がします!!!!」
コニー「だろ?止めるぞサシャ!うおおおおおおおおおお!!!」
…
…
・
ガチャッ
エレン「アルミン!ここにいるのか!?」
アルミン「マジかよ」
83 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 02:59:52 ID:lsd4Av0E
~同時刻・食堂~
ユミル「…」
ベルトルト「…なんか言うことあるでしょ」
ミカサ「…すまないと思っている」
アニ「悪かった」
ベルトルト「違うだろごめんなさいだろ?」
ミカサ「!?」
アニ「はひっ?!」
ベルトルト「これどうすんの?机壊れたよね?コニーは気絶してるしサシャは泣いてるよ?」
コニー「」チーン
サシャ「うわあああああっ、コニー!コニー!死んじゃ駄目ですうう!!!」エグエグッ
ミカサ「…アニが悪い」ボソッ
アニ「は!?あんたがふっかけたんだろ!」
ドンッ!!!!!!!!!!!(床ドン)
アニ「!!」ビクッ ミカサ「ッ!?」ドキッ
84 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 03:07:27 ID:lsd4Av0E
ベルトルト「まだ喧嘩すんの?」ドンッ!!!
ベルトルト「アルミンも君等のせいで血を吐いたけど?それでもやるの?」ドンッ!!!ドンッ!!!
ベルトルト「やるっていうんですかぁ?」ドンッ!!!ドンッ!!!ドンッ!!!
ユミル「べ、ベルトルト落ち着け。床壊れちまうぞ」
アニ「」ガタガタガタガタ
ミカサ「いつものベルトルトじゃない…」ブルブルブルブル
ベルトルト(ひゅー!いい顔してるぜー!)
ユミル(一瞬ゲス顔が見えた)
ミカサ「も、もうしない。アニ、仲直りしよう」
アニ「そうだねミカサ。ほ、ほらベルトルト…私らは仲直りしたよ?」
ベルトルト「形だけにしか見えないからとりあえず笑顔で抱き合ってよ」
アニ「ほあ!?」
ミカサ「…!? な、なぜそこまで…」
ベルトルト「やれよ」
87 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 03:19:11 ID:lsd4Av0E
ミカサ「…!…!」オロオロ チラッ
ユミル「私を見るんじゃねえよミカサ…やるしかないだろ。諦めて抱き合え」
アニ「さ、サシャ…」
サシャ「うえええええゴニイイイイイイイイイイ!うごっごほっ…うえええ!!!」
ユミル「アニも諦めろ。普段おとなしい奴を怒らせるからこうなんだよ」
ベルトルト「やらないならエレンに色んなことバラす。10秒以内にやれ」
ミカサ「…アニ」
アニ「くそ…くそ…!!」
ギュ…
ベルトルト「笑顔」
ミカサ「くっ…!」ニゴォッ
アニ「覚えてろよ…」ニッゴォオオオオ
ユミル(二人してどっかのオーガみたいな笑顔してんなぁ…)
ベルトルト「よし、仲直りしたようだね!よかったよかった!次はないからな」
88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 03:29:43 ID:lsd4Av0E
ミカサ「…」ショボーン
アニ「…」ショボーン
ユミル「大人しくなったか…これで今日一日は大丈夫そうだな」
ベルトルト「そろそろアルミンの様子も見に行こうか。心配だしね」
ユミル「そうだな」スス(距離をとる)
ベルトルト「じゃあ行こ…ちょ、なんで距離をとるの…」
ユミル「…」
ベルトルト「僕が何したっていうんだ…」ショボーン
サシャ(そりゃあんなの見せられましたらね…)グスッ
サシャ「ゴシゴシ…スン そういえば、さっきエレンもアルミンのところに行きましたよ」
ベルトルト「え?」
ユミル「は?」
サシャ「血を吐いたと聞いて…医務室の方に行きましたけど」
ベルトルト「早くいってよおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ダッ
ユミル「アルミンが死んじまう!!!うわあああああああ!!!!!」ダッ
89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 03:36:54 ID:lsd4Av0E
~医務室~
ガチャッ!!!!!!!
ベルトルト「アルミン!無…」
エレン「離れろよクリスタ…ライナーが困ってるだろ…」ギュッ
クリスタ「エレンこそ。男同士なのにくっつくなんて変よ」ギュッ
ライナー「…!?…!!?」オロオロ
ベルトルト「なんぞこれ」
ユミル「え!?え!?一体どうなって…え!?ライナー!なんだこれ!!」
アルミン「僕が説明するよ」
ユミル「アルミン!も、もう大丈夫なのか?今は血を吐いてないようだが」
アルミン「なんか…目の前の光景が意味不明すぎて逆に痛くなくなった…」
ベルトルト「それ麻痺しているんじゃないか…?」
90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 03:46:38 ID:lsd4Av0E
アルミン「実はね…」
(回想中)
アルミン『ゴホッゴボッ!ハァ…ハ…』
ライナー『アルミン大丈夫か!もう医務室についたぞ!ベッドに寝かせてやる!』
クリスタ『体が少し冷たい…調理場にお湯がまだ残ってないか見てくるね!』
ライナー『ああ、頼んだぞクリスタ!大丈夫だアルミン…すぐに楽になる…』
アルミン『ライナー/// …って違う違う!?(あぶねえ!)』
クリスタ『お湯を持ってきたよ!アルミン、今湯たんぽ作るからね』
ライナー『アルミン、着替えたほうがいい。血まみれでは気持ち悪いだろう』
ライナー『脱がしてやる』
アルミン『Oh』
チョッジブンデデキルカラデキルカ…アッー!!!!
アルミン『ふええ…着替えさせられちゃったよぉ…』
ライナー『少し血の気が戻ってきたか。しかし医師がいないと気休めにしかならないな』
91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/23(木) 06:44:02 ID:lsd4Av0E
クリスタ『でも良かった。さっきまで顔が青白かったから、心配したんだよ?』
アルミン『ご、ごめんねクリスタ』
クリスタ『ううん、いいよ。あとはお医者様にも見てもらって、元気になろうね』
アルミン『クリスタ…///』
ガチャッ
エレン『アルミン!ここにいるのか!?』
アルミン『マジかよ」』
アルミン(なんで!?なんで今!!ここで来るんだよエレン…!!)
エレン『お前が血を吐いたと聞いて…まだ辛いか?俺にできることはあるか?』キラキラ
クリスタ『エレン…優しいんだね…///』
アルミン(これは普段の5割増しのスケコマシオーラ!クリスタ…!)
ライナー『落ち着けエレン。お前のほうが死にそうな顔じゃねえか』頭ポンポン
エレン『こ、子供扱いするなってさっきも…///』カアアッ
アルミン(こっちもかよ!!!やばいまた血を吐きそう)
クリスタ『…』ムゥ
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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