DAEMON X MACHINA（デモンエクスマキナ）のネタバレ解説・考察まとめ

2025.02.02

『DAEMON X MACHINA（デモンエクスマキナ）』とは、2019年9月に発売された、3Dメカアクションゲーム。
発売メーカーはマーベラスで、プラットフォームはNintendo SwitchとPC（Steam、Epic Gamesにて配信）。
本作の大きな魅力はロボット・アーセナルのカスタマイズ性で、自分だけの機体を作り上げるというゲーム性が多くのファンを獲得した。
物語の舞台は荒廃した地球で、プレイヤーは人類の敵・イモータルと、量子物質・フェムトを巡る戦いに巻き込まれていく。

『DAEMON X MACHINA（デモンエクスマキナ）』の用語

解放旅団

アウターとなった傭兵たちが寄り集まり、小隊を形成した組織。
作中に登場する多くの傭兵たちがいずれも大小様々な解放旅団に所属して、活動を行っている。その目的は、所属する人物たちによって様々。
尚、プレイヤーであるルーキーは、解放旅団に所属せず、フリーで動いている。

ヴァランタイン家

有名な錬金術師を祖に持つと言われる、1000年を超える歴史を持った有力貴族。現当主はセイヴィアーで、他にもネメシスやヘヴン、アビスといった人物がその血を継いでいる。
山岳地帯にある領内で鉱物資源を産出し、これらの資源を必要とする軍事企業を抱えていたという過去から、莫大な資産とコネクションを持つ。また、オーヴァルリンク計画始動の際に多額の出資をしたために、オービタルへの発言力は物語現在でも強い。
その行動原理は世界を救うため、正義のためだとされている。

しかしヴァランタイン家は家督を継ぐ長男のために、その他全ての人間を使い捨てても良いという、苛烈なしきたりが存在。そのためか、ネメシスやヘヴン、アビスなどのヴァランタイン家の血を継ぐ者ですら、彼のために非人道的な人体実験などに身を捧げている。

人物

アウター

フェムト粒子に何らかのきっかけで触れ、影響を受けることで進化した人間。身体能力を向上させる他、心を読む、他人と同調することができるなどといった、特殊能力を開花させる場合も。また、アーセナルを稼働させることができ、オーヴァルリンクで活動を行っている傭兵は、基本的に全員がアウター。
強大な力を持つ存在ではあるのだが、フェムト粒子によって進化したという生まれや、人間とは一線を画す能力のせいで忌み嫌われている。そのため、オーヴァルリンクの中では迫害対象として扱われ、その地位は決して高いとは言えない。
グリーフはアウターこそが進化した人類であり、生き残るべき存在であると認識し、動いていた。

傭兵

オーヴァルリンクの中で共同体の依頼を受けて活動を行う人物の総称。イモータルの討伐から、特定物質の運搬、重要人物の護衛など、依頼があって報酬が出れば、ほぼなんでもやる。
これらの活動にアーセナルが欠かせないという点や、自身の地位の関係上、傭兵業を行っているのは大半がアウター。

Daemon（デモン）

テラーズのメンバーがルーキーを呼ぶ際に利用する言葉。
悪魔、という意味ではなく、おそらくIT用語の、見えないところで働くプログラムを指す言葉として利用している。その通りに、ルーキーの正体はグリーフが作り上げた、その力や役割を継ぐコピーのような存在。グリーフやテラーズの計画のために作られ、働くDaemonということになる。
エンディングではドミネーターからもグリーフの後継として認められ、「私の力を継いだ、Daemon、代行者」として呼称された。

機械

アーセナル

『DAEMON X MACHINA（デモンエクスマキナ）』において、主人公や多くの傭兵が利用する巨大ロボット。全長5mほどで、原動力はフェムト。
操縦はアウターにしか行えず、神経接続を行って直接動かしている。そのため、その能力はアウターの実力や経験、人体改造の有無などにも大きく左右されてしまう。
場合によっては機体のカタログスペック以上の能力を引き出すことも可能。

始まりの十二騎

アーセナル開発初期に作られた、現在のアーセナルの基礎となった最初の12機のことを指して言う言葉。第一世代とも呼ばれ、ジョニー・G曰く骨董品。
今の汎用性が高く、多くのアウターによって扱われるそれと違い、独自の規格や機能が付与されていた。
ゲーム中ではソロモンが駆るムラマサと、鋼鉄の騎士に所属するデヴァとゾアが改修・流用して使用しているクルセイダー以外は現存していない。

イモータル

月の崩落後から突如人間たちに牙を向き始めた、AI搭載兵器群の総称。元々は月の落下によって生じた世界の復興を支援するために投入されたものである。
機械だが自己進化及び自己増殖の性質を持っており、人間の利用している兵器や製造施設を乗っ取り、数を増やしたり武装を追加したりが可能。そのためか、フォーは彼らを新たな生命として認識している節がある。
また、意志を持ったためか、実は言語のようなものも会得しており、独自の音声と光で互いに交信を行うことが確認された。

実は、これらの敵対行動は全般的に人類のため。月の落下地点・グラウンドゼロから人類を遠ざけ、ドミネーターに従う黒いAIたちをオーヴァルリンクから外に出さないために活動をしている。

黒いAI

ドミネーターが鎮座する月の落下地点を守るために配置されている兵器。
通常のAIであるイモータルとは違い、ドミネーターの意思に従い動くのみの存在となっている。イモータルはこれらが広くオーヴァルリンクやその外に出ることを恐れているため、排除しようと動く。

機械仕掛けの神（デウスエクスマキナ）

施設

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