DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)のネタバレ解説・考察まとめ

『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』とは、2019年9月に発売された、3Dメカアクションゲーム。
発売メーカーはマーベラスで、プラットフォームはNintendo SwitchとPC(Steam、Epic Gamesにて配信)。
本作の大きな魅力はロボット・アーセナルのカスタマイズ性で、自分だけの機体を作り上げるというゲーム性が多くのファンを獲得した。
物語の舞台は荒廃した地球で、プレイヤーは人類の敵・イモータルと、量子物質・フェムトを巡る戦いに巻き込まれていく。

アイスクリーム

拠点にあるアイスクリームパーラーから注文して購入できる、作中でも数少なく描写される食事かつ甘味。購入すると、1オーダーの間バフ効果が得られる。
フレーバーの種類は13個で、器の種類はコーン、ワッフルコーン、カップの3種類。アイスクリームのフレーバーと器の組み合わせによって、通常よりも強力な効果を得られることも。
このアイスクリームのことかどうかは定かではないのだが、准将はアイスクリームにブランデーを垂らして食べるのが好きと発言している。

クレジット

『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』世界における通貨。オーダーの報酬も、主にこれらによって支払われ、クレジットを消費して各種施設を利用することになる。
ただし、一部の施設の支払いはクレジットで行えない。

アイスクリームトークン

アイスクリームをアイスクリームパーラーで購入すると貰えるスタンプを、一定量集めることで獲得できる通貨。また、ファクトリーでの装備開発でも獲得することができる。
1つでアイスクリーム1個と交換可能だが、後に解放されるシークレットファクトリーの装備生産の支払いでも利用可能。

『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』の用語

物質

フェムト

『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』の世界で、落下した月からもたらされた物質。基本的には粒子状のため、フェムト粒子とも。
見た目は赤く発光する物質で、人類が新たなエネルギー源として活用しており、アーセナルなどの兵器の原動力としても活用される。人間が摂取すると身体強化や超能力を得て、アーセナルを稼働させられる貴重な存在・アウターとして進化する可能性も存在。
ただし、このアウターとしての覚醒は稀な方であり、多くの人間はその心身の変化に耐えられず、死亡してしまう。この変化に耐えられない状態は病として扱われており、アウター症候群と呼ばれる。リーパーの息子が罹患している病とは、このアウター症候群のことだった。
以上の有用性と危険性が両立するこの物質の管理は厳重に行われているため、基本的にはオーヴァルリンクの中でしか研究及び運用が出来ない。

名前の由来は、その性質にある。
フェムト粒子は月の満ち欠けに呼応して、15日周期でエネルギーの変動を行っていると、公式ノベルで明かされた。その性質にちなみ、10のマイナス15乗を意味するFEMTOという呼称がつけられたのだ。

実は水に弱い。水に触れると拡散してしまい、利用ができなくなってしまうのだ。そのため、アーセナルなどのフェムト粒子を原動力とする兵器群は、水に触れた瞬間に動力を失い、沈没してしまう。

『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』の世界で、空に浮かんでいる衛星。
ある日突如下部半分が崩落し、地上に落下してしまった。そのため、地上から見える月は下半分が崩壊した姿となっている。この月の落下の影響で、突如機械が人間に敵対するようになり、世界にフェムトがもたらされるようになった。尚、月の落下は依然として起こる危険性があるものの、地上にある重力制御システムがこれを防いでいる。

月にはイモータル・ドミネーターの本体であり、自らを機械仕掛けの神(デウスエクスマキナ)と呼ぶ者がいる。ドミネーターはそれから離れ、地上に落下したほんの一部に過ぎない。

組織

共同体

オーヴァルリンクの中で活動を行う団体・企業の総称。
フェムトの研究やイモータルの排除などを目的として、それぞれ様々な思惑の元で動いている。傭兵はこれらの共同体が主に打ち出すオーダーを受注し、こなすことが仕事。
共同体と呼ばれる団体及び企業は、本作だと以下の3つが存在する。

ホライゾン
スカイユニオン
ゼン

いずれの企業も多くの施設や研究施設を擁し、兵器開発などにも着手しているのが特徴。傭兵に支給されるアーセナル用のパーツや武器なども、この共同体が制作し、提供している。

物語後半、グリーフが反旗を翻したことで、オーヴァルリンク計画から撤退していく。その際に権限をオービタルを含めた全共同体が、解放旅団のバレットワークスにオーダー発令と承認の権限を委譲した。

オービタル

オーヴァルリンクを監視・管理する中立組織。
各共同体のオーヴァルリンク内での活動を支援するために組織され、各共同体の出資によって成り立っている。また、傭兵たちを管理し、共同体が発注するオーダーを公開しているのもオービタル。
実はグリーフが立ち上げた組織であることが、「オファーオーダー/ランクA」非武装会見任務内で明らかになる。

オプティマス

ホライゾンの下部研究組織だが、その存在は極秘とされており、謎が多い。
AI技術と人間の融合で、不死とも呼べるような人類を作り出そうとしている。その研究成果として生まれたのが、不死隊の面々。
実はネメシスがこの研究の実権を握っており、ヴァランタイン家のために非人道的な実験を繰り返していた。

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