花宮真(黒子のバスケ)の徹底解説・考察まとめ

花宮真(はなみやまこと)とは『黒子のバスケ』に登場する霧崎第一高校バスケ部の主将である。ポジションはポイントガード。2年生で主将を務めているだけでなく、監督も兼任。「無冠の五将」の一人で「悪童」と呼ばれている。非常に高い頭能を持ちながら、高度なラフプレーで相手の精神と肉体共にへし折り、絶望している姿を観るのが大好き。誠凛と過去に対戦し、持ち前の下劣なラフプレーで木吉鉄平(きよしてっぺい)の膝を故障させた。一年後、再びウィンターカップ予選リーグで誠凛に立ちはだかる。

花宮真の概要

花宮真(はなみやまこと)とは、『黒子のバスケ』に登場人物。霧崎第一高校男子バスケ部の主将である。ポジションはポイントガード。2年生で主将を務めているだけでなく、監督も兼任している。作中には10年に1人の天才と謳われる優れた能力を持つ5人の選手「キセキの世代」が登場する。花宮はその「キセキの世代」と同時期に活躍し、彼らと渡り合った五人の選手「無冠の五将」の一人だった。「悪童」という異名を持っている。試合中に3Pシュートを決めたり、ティアドロップ(フローターショット)を決めたりするなど、バスケ選手として高いポテンシャル持つ。しかし非常に歪んだ性格の持ち主で、高度なラフプレーで相手の精神と肉体共にへし折り、絶望している姿を観るのが大好きである。誠凛と過去に対戦し、持ち前の下劣なラフプレーで木吉鉄平(きよしてっぺい)の膝の故障させた因縁の相手である。一年後、黒子テツヤらが新たに加わった誠凛を再びウィンターカップ予選リーグで迎え撃つ。案の定、花宮らによる頭脳を活かしたラフプレーににより誠凛は苦戦。チームメンバーの分のダメージを一手に引き受けた木吉が、負傷によりベンチに下がることになった。これをきっかけに、花宮らの態度に怒り、闘争心に火が付いた誠凛メンバーたちの反撃により敗北を喫した。

花宮真のプロフィール・人物

所属:霧崎第一高校2年
身長:179cm
体重:67kg
ポジション:ポイントガード(PG)
背番号:9(一年時)→ 4
誕生日:1月12日
星座:山羊座
血液型:AB型
座右の銘:類は友を呼ぶ
好きな食べ物:カカオ100%チョコレート
趣味:読書
特技:オーバークロック
得意教科:化学
委員会:風紀
家族構成:母のみ
苦手なこと:爽やかさ
得意なプレイ:スティール
好きな女性のタイプ:頭の悪い女
オフの過ごし方:読書
バスケを始めたきっかけ:うざいヤツがバスケ部にいたから

CV:福山潤

外見としては黒髪のストレートヘアと、麻呂眉が特徴。霧崎第一高校2年生で、主将を務める。以前いた監督が辞めてからは、監督も兼ねている。また、中学時代は誠凛の木吉鉄平(きよしてっぺい)らと並び「無冠の五将」と称され、「悪童」という二つ名がある。性格はかなり歪んでおり、他人を陥れて不幸にするのが好き。高い知能を活かすことで審判の目を盗み高度で激しいラフプレーを指揮し、相手選手を心身共にへし折る。バスケに対して真面目に取り組んできた相手が惨敗し、絶望しているしている姿を見るのが大好きで、作中きっての外道と称される。

「無冠の五将」の名にふさわしく、試合中も3Pシュートを決めたりティアドロップ(フローターショット)を決めたりなど、バスケ選手としてのポテンシャルを持ち合わせている。そうしたプレーセンスに加え、優秀な頭脳を生かして相手の攻撃パターンを全て読んだ上で、チームメイトでIQ160の頭脳を誇る瀬戸健太郎(せとけんたろう)と協力してパスコースを減らし、100%のスティールを実現する。

一年前のIH予選トーナメント決勝戦では誠凛と当たった際に、勝ち目なしと知った上で卑劣な策を仕掛け、わざと木吉の膝を負傷させた。また、ウィンターカップ予選でも得意の頭脳を活かしたラフプレーと、相手の心を踏みにじるような態度を見せており、誠凛との再戦においてもその卑劣さは健在であった。

花宮真の必殺技

蜘蛛の巣

審判からうまく目を盗み、悪質なラフプレーを見せる花宮(中央緑のユニフォーム)

持ち前の頭脳を活かしたスティールやラフプレーにより精神的に追い込むことで、相手の攻撃パターンを単純化し、こちらの策に嵌めるという花宮の策略全般を指す。じわじわとパスコースが制限され、身体的にも消耗していく様子はまさに蜘蛛の糸にからめとられていく獲物のようである。

花宮真の来歴・活躍

一年前のIH予選

木吉を負傷させ、入院にまで追いやった花宮(右)に対し、日向(左)は怒り心頭。試合後に花宮を責め立てた。

花宮真(はなみや まこと)は一年生のIH予選で、誠凛と対戦していた。表では真剣に試合に臨む姿を演じていたが、誠凛の猛攻撃の前にこの時試合には負けると悟った花宮。すでに仕組んでいたとおりリバウンドを取ろうとするチームメイトに木吉の膝にわざと体重をかけさせ、それが原因で木吉は膝を負傷し、途中退場した。入院を余儀なくされチームから離脱することとなった。花宮がすべて仕組んでいたことに気が付いた日向は、花宮の胸倉をつかみながら責め立てた。しかし花宮は悪びれる様子もなく、試合の最後には「お前も怪我しなくて良かったな、メガネくん」と煽り、その卑劣さを露わにした。

ウィンターカップ予選決勝リーグ

対秀徳戦

ウィンターカップ予選決勝リーグがスタート。誠凛は最初の相手泉真館を見事下し、誠凛のメンバーは歓喜。会場も誠凛の躍進に湧いていた。その傍らで行われていたキセキの世代の一人緑間真太郎を要する秀徳高校対霧崎第一高校の試合は、明らかに雰囲気が異なっていた。秀徳の一年・高尾和成(たかおかずなり)は、霧崎第一のメンバーと対戦しながら勝利を確信しつつ、主力のメンバーがいない二軍を当ててわざと負けようとしている魂胆に気が付く。自分たちのチームの試合のはずなのに、花宮ら一軍チームはまるで意に介さず誠凛対泉真館の試合を偵察し、「残り二勝は今確定した」とつぶやいた。この様子を見た緑間は「心底気に食わんやつだ」と花宮の行為への不満を内心感じていた。

対誠凛戦

チームメイトかばい、負傷する木吉(中央)。徹底的なラフプレーに普通なら誰もが心折れる状況だが、「鉄心」の名のとおり強固な精神力を見せる。

泉真館を下し、秀徳とは引き分けでウィンターカップ予選決勝リーグを進める誠凛の最後の相手となったのは、因縁の相手・霧崎第一高校。案の定、花宮率いる霧崎第一のメンバーは卑劣な手段でラフプレーを見せる。試合中にはパスを受ける際に肘を勢いよく振るなど、主力の火神大我(かがみたいが)をあからさまに潰しにかかっていた。その様子を見守る誠凛のベンチでは、花宮らが主力になった霧崎第一の試合では必ず負傷者が出ているというデータを見つける。チームメンバーが心配する様子を見せた。するとその時、誠凛キャプテンの日向に対しラフプレーが行われようとした。それを木吉が身を呈して庇った。第1Q終了後、ラフプレーへのフラストレーションがたまった火神は思わず殴りかかろうとしたが、黒子に諭され落ち着きを取り戻した。

ベンチでの休憩中、霧崎第一に傷つけられるチームメンバーを見た因縁の相手であり膝の不安も抱えていた木吉は、花宮らのラフプレーからチームメイトを守るため1人でインサイドの攻守を担うと決心。日向やリコの静止を振り切り、一人で仲間のために奮闘。ラフプレーを一身に受け、痣のみならず顔面に肘鉄をくらった木吉。満身創痍になりながらも、仲間のことを思い立ち上がる。誠凛が5点リードで終了した第2Q終了後のインターバルではバックルームに戻った誠凛チームメンバーは怒りを露わにする。悪びれもなく「人の不幸は蜜の味」とまで言い放った花宮の不誠実な態度に、温厚な黒子も静かに怒りを燃やしていた。

第3Qが開始し、霧崎第一はIQ160を誇る瀬戸健太郎を投入。一度見た試合を完璧にトレースできるほどの高い知性を持った花宮と瀬戸の二人の連携によりスティール100%を可能にした、通称「蜘蛛の巣」を発動し誠凛を苦しめた。第3Qでは霧崎第一にリードを許してしまう。絶対絶命な誠凛は、第4Qでは黒子を投入。黒子は他の4人には通常のプレーをするように指示し、味方すら予想しない方向に独断でパスコースを変更。さすがの花宮も、黒子のパス回しを読み切ることができなかった。ここで、監督から限界を迎えたと判断された木吉はベンチに下がるように告げられる。「せっかくここまで来た」と食い下がる木吉にリコは「去年と同じことになるなら、恨まれた方がマシ」と言い放つ。その思いをくみ取った日向は、「俺たちがウィンターカップの切符をとってくる」と木吉が安心してベンチに下がれるように説得し、木吉はベンチで仲間の勝利を信じて待つこととなった。木吉離脱後の誠凛の猛攻によりさすがの花宮は冷静さを欠いたかのように思われたが、ラフプレーに頼らずとも本来持ち合わせるプレーセンスを活かして最後の抵抗を見せる。だが、そんな花宮に対し「先輩たちの夢の邪魔をするな」と黒子はさらに一念発起。誠凛は最後まで油断することなく、無事に霧崎第一に勝利することとなった。ウィンターカップ出場権を手に入れただけでなく、一年前の因縁を払拭した誠凛メンバーは歓喜した。

試合終了後、木吉にこれまでの行いを謝罪するかのように見せかけた花宮だが、悔しさから目を血走らせながら「ここまで俺の計算を狂わせたのはお前らが初めてだ。次は必ず潰す」とにらみつける。その思いとは裏腹に花宮は木吉から「またやろーな」と一言声をかけられた。自分の思い通りにいかなかった誠凛高校と木吉鉄平という男に悔しさを滲ませた。

花宮真の関連人物・キャラクター

瀬戸健太郎(せと けんたろう)

チームメイトでありIQ160を持ち合わせる瀬戸健太郎(せとけんたろう)(左)と、対戦相手の偵察をする花宮(右)

CV:四宮豪
霧崎第一高校バスケ部2年生でポジションはセンター。IQ160という頭脳を持ち合わせており、花宮との試合運びにおいても要となる存在。技術的に突出している訳ではないが、高い頭脳を活かしサポートすることで100%のスティールを可能にする。額のほくろが印象的であり、本人曰く「でこを出していないと頭が回らない」らしく試合中はオールバックにしている。

木吉鉄平(きよし てっぺい)

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「黒子のバスケ」の全キャラプロフィールと能力まとめ!

「黒子のバスケ」の全キャラプロフィールと能力まとめ!

バスケットボールに打ち込む少年たちの青春を描いた漫画『黒子のバスケ』。主要なキャラクターの多くが超人的な技術や能力を持っており、それらをどうやって攻略していくのかを試合ごとに魅力的に描いた人気作品である。 ここでは、『黒子のバスケ』のキャラクターの画像と能力を各キャラクターごとにまとめて紹介する。

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【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!

【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!

2007年~2018年の間に『週刊少年ジャンプ』で打ち切り・終了したマンガをまとめました。作品は2007年1号以降に終了したものです。『銀魂』『BLEACH』『NARUTO』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』といったジャンプを代表するマンガはもちろん、残念ながら打ち切りになってしまった作品、内容は悪くなかったのに読者に響かなかった隠れた良作を紹介していきます。

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