黒子のバスケ(黒バス)のネタバレ解説・考察まとめ
『黒子のバスケ』とは、藤巻忠俊によるバスケットボール漫画、およびそれを原作とした小説・アニメ・ゲーム・舞台などのメディアミックス作品。かつてバスケの名門校「帝光中学校」の「幻の6人目(シックスマン)」と呼ばれていた黒子テツヤが、バスケ部新設校の誠凛高校に進学する。そこでバスケにおいて天賦の才能を持つ火神大我という「光」に出会い、黒子は火神の「影」として「バスケで日本一になる」ことを目指す。
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『黒子のバスケ』は藤巻忠俊による漫画作品。『週刊少年ジャンプ』にて2009年2号から2014年40号まで連載された。全30巻。2012年4月から2015年6月まで、3期にわたってテレビアニメ化された。藤巻の初連載作品でもある。
読み切り版が第44回(2006年11月期)ジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞し、『赤マルジャンプ』(集英社)2007 SPRINGに掲載された。その後、本編が『週刊少年ジャンプ』にて連載。
中学バスケットボール部強豪の「帝光中学校バスケットボール部」の中でも特に最強だった「キセキの世代」の、「幻の6人目(シックスマン)」と呼ばれた影の薄い少年・黒子テツヤ(くろこ てつや)と、アメリカからの帰国子女・火神大我(かがみ たいが)が高校バスケ日本一を目指す物語。
本編の後日談として、『少年ジャンプ+』2014年9月22日から12月15日まで隔週連載で『黒子のバスケ番外編』が連載された。また、『少年ジャンプNEXT!!』(集英社)2014 vol.6から2016 vol.1まで『黒子のバスケEXTRA GAME』が連載された。
『黒子のバスケ』とは、藤巻忠俊によるバスケットボール漫画、およびそれを原作とした小説・アニメ・ゲーム・舞台などのメディアミックス作品。かつてバスケの名門校「帝光中学校」の「幻の6人目(シックスマン)」と呼ばれていた黒子テツヤが、バスケ部新設校の誠凛高校に進学する。そこでバスケにおいて天賦の才能を持つ火神大我という「光」に出会い、黒子は火神の「影」として「バスケで日本一になる」ことを目指す。
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『黒子のバスケ』とは、週刊少年ジャンプで連載されていた藤巻忠俊の作品である。高校のバスケットボール部を題材とした漫画で、主人公の黒子が所属する誠凛高校が高校バスケットボールの大会である『ウィンターカップ』の優勝を目指す物語。友情や努力を感じさせるアツい台詞の数々は読者の心に深く刻み込まれている。
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『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』とは、黒子のバスケ原作者・藤巻忠俊が、その続編を描いた『黒子のバスケ EXTRA GAME』を映像化したものである。 また、映像化するにあたり、原作者自らが新エピソードを書き下ろした。 高校2年生になった黒子テツヤやキセキの世代のメンバーたちは、アメリカのチーム「Jabberwock」に挑むため、高校の垣根を超えたドリームチームを結成する。
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赤司征十郎(あかしせいじゅうろう)とは、『黒子のバスケ』の登場人物で「開闢の帝王」洛山高校を率いる1年生キャプテン。帝光中学時代も「キセキの世代」を率いて1年時からキャプテンを務めて全中3連覇に導いた。「天帝の眼(エンペラーアイ)」を使ってオフェンスでは相手の足を崩す「アンクルブレイク」、ディフェンスではスティールに長けており、攻守で誰よりも抜きん出ている。中学時代に紫原敦との1 on 1に敗れかけた際に別人格の赤司が現れ、穏やかだった性格がより圧倒的で好戦的になった。
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テツヤ2号(てつやにごう)とは、『黒子のバスケ』に登場する子犬のキャラクターで主人公黒子テツヤ(くろこてつや)が所属する誠凛バスケ部で飼われている。試合の帰りに黒子に拾われた。監督兼マネージャーの相田リコ(あいだりこ)から一目で気に入られ、目が黒子に似ている事から「テツヤ2号」と2年生の小金井慎二(こがねいしんじ)に名付けられた。普段は黒子と区別する為に「2号」と呼ばれている。留守番が多いが、部員と一緒に試合や練習を観る事もあり、バスケを理解している様子も見られる。
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青峰大輝(あおみねだいき)とは、『黒子のバスケ』に登場するキャラクターで、桐皇学園高校1年生である。背番号は5番でポジションはパワーフォワード。帝校中学校出身で、「キセキの世代」のエースであった。ストリートバスケを彷彿をさせる型にはまらないバスケを得意としている。また、どんな体勢からでもシュートを決めることができる「フォームレスシュート」も得意としている事から「DF不可能の点取り屋(アンストッパブルスコアラー)」と呼ばれている。部の練習には一切出ず、試合も遅刻して来るなど素行が悪い。
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伊月俊(いづきしゅん)とは、『黒子のバスケ』の登場人物で誠凛高校2年生のポイントガード。チームを操る司令塔として冷静に試合の流れやチームメイトの様子を見極める。「鷲の目(イーグルアイ)」の使い手で試合の状況や敵味方の動きを俯瞰的に捉える事に長けており、それを活かして得点や劣勢打破に繋げる。また、小2のミニバスから始めた為、経験値がありバスケIQが高い。一方でダジャレを言うお茶目な一面もあり、チームメイトには呆れられている。ダジャレのネタ帳は100冊を越えており、事あるごとにメモをしている。
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木吉鉄平(きよしてっぺい)とは『黒子のバスケ』に登場する誠凛高校2年生のC(センター)。誠凛高校バスケ部の創設者であり、主人公黒子テツヤのチームメイトでもある。『無冠の五将(むかんのごしょう)』と呼ばれる優秀な選手の1人で『鉄心(てっしん)』の異名を持つ。1年生時、インターハイ予選トーナメント決勝にて膝を故障してしまう。その後はリハビリに努め、翌年のインターハイ予選敗退後にチームに復帰した。仲間思いでおおらかな性格をしており、チームメイトが傷つけられそうになったときには怒りを露わにした。
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日向順平(ひゅうがじゅんぺい)とは、『黒子のバスケ』に登場するキャラクターであり、誠凛高校2年生バスケ部キャプテンである。3Pシューターであり、いつも大量得点を獲って誠凛の勝利に貢献している。キレると言葉遣いが悪くなり、この時の事を部員は「クラッチタイム」と呼んでいる。メガネに黒い短髪姿が印象的だが、高校1年生の時にはバスケを諦めグレた事で金色の長髪にしていた。口癖は「ダァホ」。趣味は戦国武将フィギュア集め。キャプテンとして創部2年目の誠凛バスケ部をウインターカップ優勝に導いた。
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黄瀬涼太(きせりょうた)とは、『黒子のバスケ』の登場人物で「青の精鋭」海常高校の1年生エース。帝光中学時代は「キセキの世代」の1人として全中3連覇を達成する。他の「キセキの世代」よりもキャリアが浅いが、類まれなバスケセンスで異常な速度で成長していく。相手の技をコピーする能力を持っており、ウィンターカップでは「キセキの世代」のメンバー全員の技をコピーする「完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)」まで能力を昇華させている。
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火神大我(かがみたいが)は、藤巻忠俊のバスケットボール漫画・『黒子のバスケ』に登場するキャラクターだ。 主人公・黒子テツヤの相棒で、もうひとりの主人公として描かれている。1年生で誠凛高校バスケ部のエースを務めており、背番号は10番、ポジションはパワーフォワードとして活躍している。キセキの世代と同格の選手である。力強いダンクシュートなどのダイナミックなプレーが得意だ。打倒キセキの世代と目標を掲げ黒子たちと共に戦うのである。
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虹村修造(にじむらしゅうぞう)は『黒子のバスケ』に登場するキャラクターで帝光中学バスケットボール部の元主将である。黒髪に切れ長の鋭い瞳とアヒル口が特徴で帝光男子バスケ部の全員ををまとめあげたカリスマ性を持っている。中学生とは思えない実力で、帝光中のエースとしてドリブルの突破力やパスセンスにも定評があった。過去はかなりヤンチャだったようで、盗んだバイクで走り出したこともあるという。 中学卒業後は父親の治療のためにアメリカへ行っているので高校時代編には回想でしか登場していない。
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緑間真太郎(みどりましんたろう)とは、漫画『黒子のバスケ』の登場人物で「キセキの世代」のメンバーの1人。この漫画の主人公の火神大我や黒子テツヤのいる誠凛高校とバスケの試合で度々当たることとなる秀徳高校の1年生だ。ポジションは、シューティングガード。「キセキの世代」の随一のシューターで、必殺技は、「超長距離(スーパーロングレンジ)3Pシュート」で、自分側のゴール下から、相手のゴールにシュートを決めるというものである。
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黒子テツヤ(くろこてつや)とは、漫画『黒子のバスケ』の火神大我と並ぶ主人公の1人で、新設校の私立誠凛高校の1年生だ。中学時代は、3連覇を成し遂げた強豪の帝光中学校男子バスケットボール部の出身である。既存のポジション名がなく、初期はパスに特化した立ち位置であった。後半からは、自身での得点能力もついている。影の薄さを利用した独特なプレイスタイルから「幻の6人目(シックスマン)」と呼ばれていて、「キセキの世代」の5人の元チームメイトからも注目されている。
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紫原敦(むらさきばらあつし)とは『黒子のバスケ』に登場する人物で、陽泉高校1年生である。キセキの世代の1人であり、その中で最も恵まれた体格を持つ。性格はかなりマイペースで、先輩にも歯に衣着せぬ物言いをすることもある。長い紫色の髪の毛に高い身長、気怠げな態度が特徴的。また、お菓子が好きで作中でもよく食べている。ディフェンスを主に行っているが、本来は好戦的なタイプでオフェンスの方が得意としている。その攻撃力は「怪物」と評されるほどだ。木吉鉄平とは中学時代に対戦しており因縁の関係となっていた。
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相田リコ(あいだりこ)とは『黒子のバスケ』に登場する誠凛高校の3年生で、バスケットボール部の監督兼マネージャーである。頭脳明晰でありながらさっぱりとした姉御肌な性格で気が強い。選手からの信頼も厚く、誠凛バスケットボール部を引っ張っている存在だ。相手の体を見るだけで身体能力が明確な数値でわかるという能力を持っており、1人1人にあうメニューや作戦を立てている。その反面、料理が壊滅的に下手である。日向や伊月とは中学が同じで、木吉とは一時期付き合っていたことがある。
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高尾和成(たかおかずなり)とは、『黒子のバスケ』の登場人物で秀徳高校1年生のポイントガード。普段はお調子者だが試合になるとチームの司令塔として高い判断力と巧みなゲーム運びで「歴戦の王者」である強豪・秀徳高校でスタメンとして活躍する。「鷹の目(ホークアイ)」の使い手で広い視野を持っており、誠凛高校の1年生で「ミスディレクション」を使う黒子テツヤの天敵でもある。チームメイトの緑間真太郎とは中学時代に対戦し敗北しているが、高校では共に秀徳の主力となってチームを支える。
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宮地清志とは(みやじ きよし)とは『黒子のバスケ』の登場人物で、秀徳高校3年生である。 ポジションはスモールフォワード(SF)で背番号は8番、主人公の所属する誠凛高校とはライバルとなるチームに所属している。性格は真面目で自分にも他人にも厳しいため、キャプテンの大坪や同期の木村からの信頼は厚いが、後輩達からは怖い先輩という印象を持たれている。 そんな宮地清志だが、趣味はアイドルオタクで、特技がオタ芸という意外な一面もある。
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森山由孝(もりやま よしたか)とは『黒子のバスケ』に登場する人物で、海常高校バスケ部のレギュラーである。「残念なイケメン」と言われており、これは見た目はいいものの、試合会場でも女の子を探すほど惚れっぽく、モテようとする言動を隠していないことから付いたあだ名である。ポジションはSG(シューティングガード)で変則的なフォームで打つブロックされづらい無回転3Pシュートを得意としている。
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実渕玲央(みぶちれお)とは『黒子のバスケ』に登場する人物で、洛山高校バスケ部の副主将である。「無冠の五将」の1人で「夜叉」との呼び名をもつ。長めの黒髪に長いまつ毛の端正な顔立ちで女性のような話し方が特徴。周りをよく見て気遣う優しい面と、キレている時でも自分を見失わない冷静な面を持ちあわせている。なめらかでキレのあるシュートフォームで「天」「地」「虚空」という3つのシュートを必殺技としている。誠凛の日向順平からは中学時代にシュートフォームの見本にされていた。
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水戸部凛之助(みとべりんのすけ)は、『黒子のバスケ』の登場人物。誠凛高校バスケ部の2年生でポジションはセンター。非常に仲間思いな性格で、誰もその声を聞いたことがないほど寡黙である。同じ中学出身の小金井慎二(こがねいしんじ)と共にバスケ部に入部し、なぜか水戸部の意思を汲み取ることができる小金井が通訳を担当。プレーは攻守共にこなしフックシュートを得意とする。黒子テツヤら1年の入部とケガで離脱していた木吉が復活したことで、試合に出場する機会が減ったがベンチメンバーとしてチームを支えている。
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今吉翔一(いまよししょういち)とは『黒子のバスケ』に登場する人物で、桐皇学園高校バスケ部主将である。人懐っこく話しかけてくるので一見柔和な雰囲気に感じるが、実は打算的でかなり腹黒い。相手の考えを読む能力に長けており、頭脳を使ったプレーが得意である。バスケの実力も高く、ダブルクラッチを得意としていたり、適当に放った風に見せかけてブザービーターを決めたりするほどのテクニックを持っている。青峰が桐皇にくるきっかけを作った人物であり、普段からフォローもしているため、青峰は今吉には比較的従順である。
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アレクサンドラ=ガルシアとは『黒子のバスケ』に登場する人物で、火神大我と氷室辰也の師匠である。通称「アレックス」。誠凛高校の男子バスケ部がミーティングしている時に下着姿で登場したり、火神大我の家にいる時は全裸だったりする。もともとはWMBAの選手だったが、病気で視力が悪化したことが原因で引退した。そのあとに火神大我と氷室辰也に出会い、2人の師匠となったという経緯がある。愛弟子である火神大我と氷室辰也の試合を見るために来日し、火神大我の家に滞在していた。
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桃井さつき(ももいさつき)とは、『黒子のバスケ』に登場するキャラクターの1人である。主人公の黒子テツヤに好意を寄せている。キセキの世代のエースである青峰大輝(あおみねだいき)の幼なじみであり、中学と高校は同じ学校に通っている。帝光中学時代と桐皇学園高校では、マネージャーとしてバスケ部に所属していた。性格はフレンドリーで人懐っこく、キセキの世代の面々や火神大我(かがみたいが)に対しては、独特なセンスのあだ名をつけている。キセキの世代と同様に、髪色と名前がリンクしているキャラクターである。
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こんにちは。今回は『黒子のバスケ』についてレビューさせていただきます。
『黒子のバスケ』は高校バスケットボールをテーマとした青春スポーツアニメです。アニメの中には個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。また、ストーリーを通しての熱い試合も見どころの1つです。
ここからは作品の魅力を紹介していきます。
まず、1つ目は個性豊かなキャラクターたち。主人公の黒子テツヤは、小柄で存在感がないながら驚異的なスピードと圧倒的な洞察力を用いたパス回しを行うバスケットボール選手です。その対照的に描かれているのが、火神大我です。この選手は、黒子と違いアメリカ帰りのパワータイプのバスケットボール選手。
この2人がタッグを組み、奇跡の世代と呼ばれる5人と戦い成長していくのですが、この2人がいるからこそ最後まで目が離せない感動的なストリートになっているのです。
また、個人の成長に加えて試合シーンも見どころのひとつです。バスケットボールの戦術や技術がリアルに描かれているだけでなく、キャラクターたちの熱い友情やライバルとの緊張感が一つひとつの試合に深みを与えています。特に試合最後のわずかな時間で起こる緊迫した展開に手に汗握ることは間違いありません。最後には勝利や敗北に共感を得ることが出来るでしょう。
さらに、試合中の音楽や効果音も緊迫感をかきたてて、視聴者様を臨場感溢れる世界に入り込ませるような一因になっています。
『黒子のバスケ』は魅力的なキャラクターたちの成長と友情、熱い試合シーン、素晴らしい音楽や演出が組み合わさって、視聴者を引き込む魅力を持っています。バスケットボールが好きな方はもちろんのこと、スポーツアニメや青春ものが好きな方にもおすすめの作品です。
是非見て欲しいアニメです。
影の薄さを生かしたパスワーク、技を即座にコピーできる身体能力、絶対に外れない3ポイントシュート、どんな態勢からも入るシュート、スピンしながらのダンク、未来が読める目、チームメイトの集中力を上げるゲームメイキングなど、書ききれないほどの超次元技が繰り広げられるバスケ漫画、それが『黒子のバスケ』である。この「とんでもバスケ」が注目されがちだが、見どころはチームワークの良さと登場人物たちのバスケ愛だ。
実力主義者であり個人プレーでもゲームを勝利に導く力のあるライバルたちに、主人公たちが努力とチームワークの力で立ち向かっていく物語には、「こんな青春を送りたかった」と思わざるを得ない。
また、どんなに上手くいかなかったり挫折してもバスケに向き合い楽しむ主人公の愛に感化され、久しくボールに触れていないという経験者は、またバスケがしたいなという気持ちになれる。
漫画としての完成度も高く、最初は多少の違和感のある登場人物たちの絵もどんどんと格好良くなっていく。性格や特技などのキャラクター性も面白い。
また、有名なバスケ漫画作品のオマージュも多く楽しめる。
話の展開やテンポの速さも良く、最終話まで読み終わった後は、彼らの話をもう少し見たかったと思った。
『黒子のバスケ』は主人公である黒子テツヤとその相棒の火神大我が、チームメイトとともに高校日本一を目指しライバルたちと競い合う物語だ。
主なライバルたちは黒子の中学時代のチームメイトで、「キセキの世代」と呼ばれる5人の天才。赤司征十郎、緑間真太郎、黄瀬涼太、青峰大輝、紫原敦である。
黒子と火神の所属する誠凛高校はインターハイ予選を戦う中で、ブロックトーナメント決勝戦で緑間真太郎擁する秀徳高校を破り、決勝リーグへ進出する。そこで青峰大輝擁する桐皇学園高校と対戦することになった。
キセキの世代の中でもトップクラスの得点力を誇る青峰を止められず、火神も負傷交代したため、誠凛高校は桐皇学園高校に完敗を喫してしまう。その後も敗戦のダメージを引きずってしまい、決勝リーグを全敗したのだった。
インターハイへの挑戦は無情にも予選敗退という形で終わってしまう。それでも冬のウインターカップでリベンジを果たすべく、誠凛高校の選手たちは新たに練習へ励むのだった。
そこに怪我によりチームを離脱していたセンターの木吉鉄平が復帰する。強力なセンターを加えた新生誠凛高校は厳しい予選を勝ち抜き、満を持してウインターカップに参戦した。
因縁の相手である桐皇学園高校や紫原敦擁する陽泉高校、黄瀬涼太擁する海常高校など並みいる強豪を打ち破り、赤司征十郎率いる洛山高校との決勝戦に挑む。
死闘の末日本一を勝ち取った誠凛高校。他にもキセキの世代同士の衝突などもあり、キャラクターの個性も豊かで非常に見どころの多い作品である。
『黒子のバスケ』は、挫折からの再起を描いた感動的なスポ根漫画です。
主人公の黒子テツヤは中学時代、バスケの強豪校・帝光中学校に所属していました。黒子が所属していた時代には、『キセキの世代』と言われる特別な才能を持った5人の最強プレイヤーがいました。
黒子は身長が低く、他の5人と比べて目立った才能はありません。しかし、観客やプレイヤーの注意をそらすことができる「ミスディレクション」と驚異的なドリブル技術で5人を支え、「幻のシックスマン」として活躍をしていました。
最初は、キセキの世代のみんなとバスケをすることが楽しかったのですが、個々の特別な才能が開花するとともに軋轢が生まれ、黒子テツヤは大好きだったバスケをやめてしまいます。
中学を卒業後は、新設校である誠凛高校入学しました。そこで、偶然出会ったバスケ部の仲間たちとともに、再びバスケを始めます。
ライバル校のエース選手や、中学生時代共に戦った『キセキの世代』の5人とも真っ向から向き合い、自分たちの実力不足を痛感したり、挫折や苦難があったりします。
そんな彼らの、諦めずに成長していく姿が描かれています。 特に、主人公・黒子テツヤの成長は目覚ましく、自分の限界を超えて、新たな技術や戦略を編み出していくのです。そんな彼の姿は、読者の心を打つものがあります。
仲間たちの絆や助け合いも、この作品の大きな魅力です。
繊細な絵柄が作品全体に深みを与えており、スポ根漫画の中でもトップクラスの名作です。成長や再起を描いた物語に共感し、涙が堪えきれなくなることでしょう。
「黒子のバスケ」の作品中のキセキの世代の1人、赤司征十郎。最強と言われている帝光中学出身であり、卒業後京都府洛山高校に入学。1年生ながら、主将を務める。キセキの世代は1人1人能力を持っており、並外れた観察眼で相手の未来を見ることができる「エンペラーアイ」能力を持っている。それだけではなく、バスケIQが高く、未来を見ることで誰も逆らうことのできないプレーをする。
絶対的帝王として君臨する赤司は、高校バスケの夏の全国大会インターハイで、優勝する。その後の冬の大会ウインターカップの準決勝でキセキの世代・緑間真太郎を有する秀徳高校と対戦し、苦戦を強いられる場面もあったが、エンペラーアイを活用し勝利。続く決勝。主人公である、黒子テツヤと対戦。幼少期から勝つことしか許されない教育を受けていたため負けそうになると周りを頼ることをやめ1人でプレーするも黒子、火神のコンビにやられ大ピンチ。中学時代に二重人格で変わってしまった赤司が昔に戻り、周りの選手の最大限の力を引き出す。相手の誠凛高校を苦しめるも黒子、火神コンビにまたしてもやられ1点差での惜敗。優勝を逃すもキセキの世代に黒子、火神の2人を加えたメンバーで劇場版黒子のバスケエクストラゲームに続き、そこで覚醒する。
この漫画の主人公黒子テツヤはどんなに練習をしても上達せず、試合中にコート上に立っていても影が薄い選手です。ですが、彼のその影の薄さを利用し、パスに特化した選手であり、パスを受ける味方も驚くようなアシストを連発します。中学時代は彼の世代で最強と言われていた5人の天才、「奇跡の世代」と呼ばれる選手と同じ学校でプレーし、黒子は幻のシックスマンと呼ばれる選手になります。高校では、新たなスタープレーヤー火神大我と出会います。火神は幼少期から中学生までの間アメリカでプレーをしていました。ですから、黒子にとって最強のペアを作ることができるのです。しかし、彼らの性格は真反対であり、時にぶつかることも多くありました。その困難を乗り越え、黒子の元チームメイトである5人の天才と全国舞台で戦うことになります。5人の天才、赤司、青峰、黄瀬、緑間、紫原は歴史のある高校に行くことになりますが、黒子が入学したチームは創部2年目のチーム。新生のチーム対古豪のチームとなり、とても見応えのある漫画です。この漫画の魅力としては、他の漫画にはない影の薄い選手が主人公であることです。バスケットボールの漫画の主人公はダンクをするというイメージがありますが、黒子はシュートを打つシーンでさえ多くありません。このような不思議な漫画を一度読んでみてはいかがでしょうか。
アニメ『黒子のバスケ』は、今年10周年イヤーであり、多くのファンが祝福している。「黒バス」の根強い人気の理由は何だろう。登場キャラクター、ひいては、彼らの所属する高校それぞれが持つ個性的な魅力は、「黒バス」を語るうえで欠かせないと思う。主人公・黒子のかつての相棒、青峰属する「桐皇学園」バスケ部は、実力主義で、調和よりも個々の技術をいかに引き出すかを重視する。メンバーに深入りせず、掴みどころがないが、試合での冷静さ、計算高さ、確かな実力でチームを確実に統率する主将・今吉は、自由奔放な青峰も恐れる存在だ。海常は対照的に、チーム内での礼儀や上下の秩序を重んじる。率いるのは「正統派」バスケスタイルで、厳しいが面倒見がよい「古き良き」な熱血漢、笠松。キャラ及びチームひとつひとつが細かく作りこまれ、必ずひとつは「推し」の高校が見つかるというのが「黒バス」の魅力だと思う。
しかしなにより、試合中は「透明人間」に徹する主人公・黒子の人間的な魅力が、「黒バス」人気の根っこにあるのではなかろうか。彼は、バスケの試合において、勝利のみにこだわるやり方を嫌い、勝利より大切なことがあると信じている。しかし、その考えを無理に押し付けようとはしない。彼は、勝利を絶対視し、バスケを無感動に、作業のようにこなすようになったかつてのチームメイトたちを「変えたい」とも思っている。しかしそれは「自分の思い通りにしたい」とは似て非なるものだ。彼は「自分が強くなること」で相手を変えようとする。そしてなにより「自分を認めさせたい」こと以上に「笑顔でバスケをほしい」と願う。かつて自分があこがれた、自分がやりたい「楽しいバスケ」を体現していた相手に、笑顔でもう一度プレーしてほしい。「相手を変えるために自分が変わる」「相手のやり方も尊重する」その人間としての謙虚さ、思慮深さは、時代が変わろうとも、普遍的な、人としての魅力的な在り方なのではないかと思う。
単純に推しキャラ・推し高校をみつけてライトに楽しむもよし、黒子や彼を取り巻く人々の人間性から学ぶもよし。いろいろな楽しみ方ができ、10周年を迎えてなお、根強い人気を誇っていることに納得のいく作品だ。
最初は私もスラムダンクファンでしたので、あまり興味はありませんでした。
ですが、バスケ漫画といえばスラムダンク!な世界で、しかも同じ出版社から連載されていたことを知ると非常にプレシャーのある漫画であり、アニメだったのではないかと思います。スラムダンクが憧れの主人公なら黒子のバスケは自己投影しやすい主人公かな、と思います。
最初から才能のあったスラムダンクの主人公より、自らの闘志を潜め、影として、自分の持つ才能を己で開花させ、奇天烈なパスの数々、消えるシュートなど。
バトル漫画を連想させるような技名や厨二心を擽るフレーズの数々もスラムダンクと比べ新鮮さを感じました。
アニメはやはり、新しい作品ですから作画はもちろん声優さんもとても豪華で、それだけでも見るきっかけにはなるんじゃないかと思います。
スポーツ漫画は読むと、自分もやってみたいという気持ちにさせられる方も多いと思います。正直常識外れなシュートや能力もありました。
スポーツとして、勝利が絶対とされていた中学時代の黒子のバスケを辞めたくなる気持ちすごく共感を持てました。
この作品の最大の魅力は、ひとりで勝つのではなく、皆で力を合わせ自分たちよりも何倍も強いチームと戦い、追い込まれ、もうダメだ、と思うとき。
諦めない強い信念、観客の応援などとても心暖かな作品です。私と同じようにスラムダンクが好きだから見ない、って方きっといると思います。ですが、こちらはより、読者の気持ちに近いスラムダンクとはまた違ったバスケット漫画として楽しめると思います!バスケシーンの他にも日常のギャグやキャラへの扱いなども楽しめる。笑いあり、感動あり、正しく友情、努力、勝利がそのまま描かれています。
読むのを戸惑う方、アニメを見るのを躊躇している方、流し見でも見てみてください。いつの間にか作品の虜になります。天才たちの中にいる凡人がどうやったら勝てるのか、バトル漫画がお好きな男性は特に楽しめる作品かと思います。
バスケ漫画といえばSLAMDUNK世代の私ですが、この作品にはそれとはまた違った視点と魅力があり、一時期グッズを買い漁るほどはまりこんでいました。
当初はキセキの世代の特殊能力的なものが覚えきれずに苦労したのですが、「スポーツ漫画」というよりは「異能系部活漫画」として読むとスッと各々の設定や特殊能力が入ってくるなと感じました。
女性に大人気の少年スポーツ漫画が原作とあって、キャラクター全員がかっこよく、メインの学校やレギュラーになっていないキャラクターにもしっかりと固定ファンがつくのは素晴らしいなと思いました。ちなみに私は笠松先輩推しです。
「スポーツ漫画の主人公といえばバリバリの熱血男子だろう!」と思い込んでいた世代のため、熱血系主人公でない黒子には当初違和感がありましたが、ストーリーが進むごとに影だけでいることができなくなる彼の悩みや葛藤は、現代の高校生主人公らしい姿なのかもしれないと思いました。
ストーリーは挫折の場面が少なく、「漫画とはいえ成功しすぎでは?」と思う部分もあるにはあるのですが、全編通してスピード感を失うことがなく面白いので、人気が出るべくして出た作品だなと見るたびに思います。
作者は藤巻忠俊さんです。
「週刊少年ジャンプ」に連載されており、アニメでも放送されていました。
さわりのあらすじとしては、超強豪校のバスケットボール部に「キセキの世代」と呼ばれる天才たちが5人、同じ学年にいました。ただし実はもう一人「幻の6人目」がいたと噂がありました。
主人公はこの6人目の黒子テツヤと、同じ学校に入学した帰国子女の火神大我という2人の男子です。
高校のバスケ部に入部当初、彼らの実力は対照的でした。
実力や体格、身体能力も高い火神と違って、黒子はコート上にいるのも気づかれないような影の薄さ。彼はそれを逆手に取りパス回しでチームを支えていました。
相容れないように思われますが、2人は同じチームメイトとして他校に散っていった「キセキの世代」を倒し、日本一になることを目指し始めます。
「キセキの世代」の5人は身体能力が高い人、頭脳派の人、どれを取っても注目を浴びていました。でも仲良く同じ学校に…とはならず、地方も違うようなところへそれぞれ散っていました。対戦を進めていくうちに、彼らのいる学校とも当たります。
その中で、2人やチームメイトたちは自らの技術を高めていったり、新しい技を作り出したりと見ていて飽きないです。
アニメ版では声優陣も豪華です。
ぜひ見てみてください!
中学時代最強と言われたチームの中で「幻の六人目」と言われていた主人公が、元チームメイトと考え方の違いから決別し高校でキセキの世代と言われていく彼等とバスケで戦っていく作品です。
主人公である黒子テツヤは一般的で分かりやすいバスケの才能を持っては居ませんが、自分の特性を活かして鍛え上げた無二の技術でもってして誰かをサポートを主とするバスケスタイルです。それはただバスケが好きな少年がバスケをしていくために磨き上げた能力であり、輝かしい才能を有する友人達と共に試合にでるために鍛えた能力でもありました。
ですが輝かしい才能はチームメイトを更に高みと押し上げ、その結果彼等と真っ向から対決する「敵」が存在しなくなります。それによりバスケへの情熱自体が消えていき、機械的に試合を消化していく「楽しくないバスケ」を見せられた黒子は自身の存在意義の消失と共に仲間達への疑心と自らの嫌悪感でボロボロになっていきます。
そしてある出来事をきっかけにバスケ自体を嫌いになった黒子ですが、様々な出来事により「バスケを嫌いになる事を諦め」再びバスケの道へと戻ってきます。
彼は機械的に消化するだけの「楽しくないバスケ」をするキセキの世代に対して宣戦布告し、楽しいバスケをするために誠凛高校に入学。そこで新たなる相棒であり光である火神大我と出会い、日本一を目指すこととなるのです。
主人公はバスケの才能を有さない秀才にすらなれない存在ですが、自らの特性を極限まで磨き上げた達人でもあります。そんな彼が鬱屈した感情を心の内に秘めながらも自らのバスケと向き合い、キセキの世代と向き合い、誠凛高校の先輩達や相棒である火神と向き合い、大好きなバスケで頂点を目指す。それが「黒子のバスケ」というマンガです。
主人公は、存在感がなく影が薄い、運動能力もあまりない。けれど、その存在感のなさを利用して、チームのためにパスの中継役となり、バスケの強豪校でレギュラーを勝ち取り、幻のシックスマンと呼ばれていた、という、少年漫画では変わっているタイプの主人公です。
主人公は、バスケは好きでもパスもドリブルもダメ、体格も恵まれていないにもかかわらず、誠凛高校でレギュラー入りし、中学時代のチームメイトを倒すという目標に向かってチーム一丸となってバスケします。
弱い、弱小、無名などと馬鹿にされていた主人公のチームが勝利する、元チームメイトと戦い敗北し、強くなってリベンジして負かしたチームを倒す、チームの力で勝利するなど、スポーツマンガの王道をいく作品だと思います。
バスケマンガの王道と言えばスラムダンクですが、こちらは正統派バスケ、黒子のバスケは特殊系っぽいけど、現実でもギリギリできそうなバスケという感じです。
例えば、青峰(主人公の元相棒)のバスケのゴール裏からシュートは、物理的には可能のようです。
クライマックスはチーム一丸で戦って勝利し、日本一になり、元チームメイトとのわだかまりもなくなり、まさしくハッピーエンドで、とてもきれいな終わり方をします。おすすめです。
主人公の黒子が「影」という目立たない存在である事が、王道少年漫画にしては珍しいと思いました。「光」である相棒の火神をより強い光にする、サポートのスペシャリストです。バスケに対して深い愛情があり、勝ちたいという強い思い。ただ勝つだけではなくて、「バスケを楽しんで勝つ」という事にこだわりを持つ黒子。最初は「ふーん、まぁ楽しんで勝つ方が良いだろうけど、何でそんなにこだわるんだろう?」と思いました。読み進めていく内に、その理由が明らかになります。かつての仲間だった「キセキの世代」と呼ばれる最強のメンバー。その最強メンバーとの過去の出来事が原因で「バスケを楽んで勝つ」事へ強いこだわりを抱く様になったのだなと納得しました。
この漫画にハマった大きな理由の1つは、この「キセキの世代」のメンバーが全員魅力的である事です。全員名前に「色」が付いていて、みんなの髪の毛がその色なのは良いですね。初見でもすぐに名前とキャラクターが一致して分かりやすいです。
黄瀬君は黄色の髪。イケメンモデルなのに気さくで熱い男。主人公の黒子や火神とも打ち解けているが、良きライバルでもある。
青峰君は青い髪。本能で動く野性味溢れるバスケの天才で超カッコいい(大好き)。
緑間君緑色の髪。冷静なメガネ君。でも占い大好きで毎日ラッキーアイテムを持ち歩く天然さん。この人の3ポイントシュートは天才的。
紫原君は紫色の髪。身長2メートル以上のでっかい図体なのにお菓子大好きで子供みたいな性格。黒子達との試合の後のシーンでこの人大好きになりました。
最後に赤司君。もちろん赤い髪。ラスボス的な存在で最強キャラですね。この人ちょっと闇が深いので、1回読んだだけでは考察出来ないので、次は赤司君に注目しながら2周目読みたいと思います!
まず、主人公が完全無欠のヒーロータイプではなく、元のスペックは低いのに一生懸命努力して、影の薄さを生かした技を確立して数少ないチャンスを逃さずに活躍していく所が、新鮮で面白い設定だと思いました。今までの『ジャンプ』にはいなかったタイプの主人公だと思います。
主人公のチームメイト・通称キセキの世代と呼ばれる、個性と才能が豊かで華やかなイケメン達が周囲を彩っています。
バスケを題材にしており、ルール等全くわからない初心者ですが、良い意味で現実ではありえないユニークな技がたくさん繰り出されていて楽しめました。
高校バスケ部の仲間同士の友情を育みつつ強敵を倒していく、王道のストーリーかと思っていましたが、そうではないことが終盤以降に判明します。序盤からの伏線もしっかりと回収されており、話の筋立てもしっかりしていて分かりやすいです。
才能に恵まれたからこその苦悩、才能に溺れて人としての謙虚な心を見失っていた驕り、そんな心に染まってしまったキセキの人たちに、主人公は高校で新しく相棒となったチームメイトと共にリベンジや恩返しを果たします。
そんな展開に時に心が痛み、主人公たちの大接戦の末の勝利には胸が熱くなり、自然に感情移入してしまいました。
脇役1人1人にもストーリーがあり、登場人物はかなり多いのに名前をほぼ覚えられるほどキャラクターが生きています。
読み終えた後の感覚も爽やかで、学生時代を思い出して胸が熱くなる、とてもお勧めのマンガです。
2020年にJ:COMで再放送されて見たアニメ「黒子のバスケ」はとてもオススメです!タイトル通り、バスケに青春、いや人生をかけた高校生たちの物語です。見所は、どのキャラにも長所があり、それぞれが長所を極限まで引き伸ばして勝利に導くところと、信念を貫く覚悟(強さ)とは何かが明確に表現されているところです。長所には欠点(短所)があり試合という短時間の中で、本人だけで全てをフォローやカバーはできません。チームメイトとお互いがフォローしあうという一見当たり前の行動も、考え方や信条によって「当たり前ではない」という事、フォローではなく頼りっきり任せっきりという履き違えなどが試合や練習の中で見えてきます。そんな時に闘う相手は、他人ではなく「自分自身の弱さ」です。弱さの中に信念を貫く強さ(覚悟)があるのかが試され、貫き通した者だけが見える景色を視聴者に見せてくれます。何度逃げても何度「自分の弱さ」に負けても、必ず「自分の中にある勝利」へ導くことが「黒子のバスケ」が教えてくれる「強さ」です。武器を持って戦う戦争ではなくとも「闘い」は常に私たちの日常にあり、強さをもって生き抜くことができるのかを教えてくれました。自分に自信が持てない時、落ち込んだ時には是非見てください!あなただけの強さが何か見えてくるでしょう。
これはバスケ漫画で、この作品は、チームプレイの大切さと仲間の信頼関係を伝えています。
この作品の主な登場人物は、主人公の黒子と、10年に1人のバスケの天才と呼ばれている5人(彼らはキセキの世代と呼ばれている)と、黒子の高校の相棒の火神です。
本作品の魅力は、主人公が段々上手くなっていって一番になるのではなく、相棒の火神を筆頭に同じチームの皆と信頼関係を築いたチームプレイで、キセキの世代と呼ばれている彼らを倒し、彼らにチームプレイの大切さを思い出させるといった点にあります。
黒子は中学時代、キセキの世代の彼らと同じチームでプレイをし、心からバスケを楽しんでいました。
しかし、キセキの世代の1人が突然才能を開花させたのを機に、他のキセキの世代も次々と才能を開花させ、いつしか周りに敵はいなくなってしまいます。
こうしたことの積み重ねで、彼らは周りに頼らないワンマンプレイをするようになり、勝利以外に必要な物は無いという考えに染まってしまいます。
黒子は、彼らに勝つこと以上に大切な何かを訴えますが、彼らには響かないまま、中学を卒業し、高校に進学します。そこで、キセキの世代の彼らに近い才能を持つ火神に出会い、様々な衝突こそしますが、信頼関係が築けるようなチームとして共に戦います。そして、全国バスケットボール大会で、キセキの世代の彼らがそれぞれ所属するチームを倒し、彼らにバスケットボールの楽しさとチームプレイの大切さを思い出させるという内容の話です。
黒子のバスケとは、誠凛高校バスケ部に在籍する主人公・黒子テツヤとエース火神大我が中学生時代、キセキの世代と呼ばれていた5人のメンバーに立ち向かう話である。
黒子のバスケが流行っていたのは、私が高校生の頃でした。
丁度アニメが始まった頃で、世の中の女子中高生を中心に流行っていきました。
当時、私も周りが黒子のバスケの話で盛り上がっていたためアニメを録画して見ていましたが、全く興味が沸かず流し見していました。
しかし、ある1人のキャラに一目惚れをしてしまいました。
それは、キセキの世代のエース「青峰大輝」くんです!
物語では黒子の光と呼ばれているのは火神ですが、青峰は中学生時代の黒子の光であり一番の親友でした。
しかし、現在は中学生時代のようなバスケへの情熱がなく常に練習をサボっている、いわばグレている状態でした。
何故、青峰のバスケ熱が冷めてしまったかというと、日に日にバスケの才能が開花する青峰を前に他の選手が「青峰には到底勝てない」と戦意を喪失してしまう状態になったからです。
常に自分と対等に戦える相手を求めていた青峰は、他の選手の姿を見て戦う意思が無くなり、遂には「オレに勝てるのはオレだけだ」と明言を残すまでに至りました。
しかし、どこかしら黒子を気遣う姿とかもありとにかく魅力的なキャラです。
「黒子のバスケ」は一時期ジャンプ漫画にもなり、アニメ放送されていたため、バスケをやっている人はもいちろん、バスケをやっていない多くの人にも知られている漫画です。自分が「黒子のバスケ」の一番面白いと思っている点は作品の設定にあると思っています。
というのも、普通漫画の主人公といえば一番目立っていることが多いと思います。しかし黒子のバスケはそこをあえて主人公が目立たない影の薄い少年という設定にしていることが、ほかの漫画と違って面白い点です。また、その主人公はシュートをかっこよく決めるわけでもなく、パスに特化した選手だという実に面白く不思議な点でもあります。
また、面白い設定は主人公だけでなく主人公のライバルとなる選手たちにもあります。主人公は中学時代、同じ中学に十年に一人と言われる選手が同年代に五人いて彼らは奇跡の世代と呼ばれていました。そんな彼らのバスケは強さ故に「みんなで戦う」というバスケが欠けていました。そんなバスケに不満を感じた主人公は彼らのバスケは間違っているということを証明すべく、高校では彼らの誰とも同じ学校には行きませんでした。彼らもまた誰一人同じ学校には行かず、自分が一番だということを証明しようとしていました。
舞台は高校バスケ、日本一になるチームは主人公のいるチームなのかそれとも、奇跡の世代がいるチームなのか気になった方は是非読んでみて下さい。
存在感が薄い、身体能力が低い、一見、バスケットボールに向かないような少年が自分の隠れた特性を生かして、チームメイトと力を合わせ、キセキの世代と呼ばれたかつてのチームメイトと戦うスポーツ漫画です。このマンガの大きな特徴はバスケットボールを題材にしたマンガで初めて、登場人物たちが必殺技をアニメのように繰り出すドラゴンボール的な要素を取り入れた点だと思います。言うなれば、バスケットボール界のドラゴンボールやテニスの王子様という所になると思います。かといってバスケ漫画の金字塔、スラムダンクをリスペクトするように、主人公が努力して強い相手と戦うという熱い場面も欠かさず展開してくれています。弱小と思われる主人公の誠凛高校が、元チームメイトの強敵(どんな相手の凄いプレイでも超越した身体能力でコピーするという技を持つ黄瀬、どんな距離からでも3Pシュートを決めまくる緑間、2mオーバーの身長と機敏さでリバウンドを取りまくる紫原、どんな無茶苦茶な姿勢からでも点を取りまくる青峰、相手の動きの先を読める赤司)にどんな策で成長で戦っていくかが楽しく、気になってどんどん読み進めてしまいます。アニメ化に向きやすいマンガですので、マンガ、アニメどちらでも差がなく楽しめる作品だと思います。
こんなに地味で目立たない主人公がジャンプにいたでしょうか!そう言わずにはいられない程地味な主人公です。何しろ個性が“影が薄いこと”なのですから。これは個性なのか?
しかしこの“影の薄さ”がバスケでとても活躍するのです。こんな活用方法があったのかとすごく驚きました。
帰国子女の新入部員が相棒となり、先輩達チームメイト一緒に全国優勝を目指して努力します。
主人公と同じ中学には100年に1人の天才と呼ばれる選手が5人揃っていました。彼らは“キセキの世代”と呼ばれ、主人公は彼らに認められた選手だったのです。でも中学時代に何かあったのか良好な関係ではないようで、彼らに勝つことを目標にしています。
次々に出てくる強敵!現実離れした技!ちょっぴりファンタジーな気もします。
でも現実的なバスケ漫画です!ただ、技が凄いだけです!テレビでバスケ選手に試してもらう位凄いだけです!
バスケだけでなく人間性もちゃんとかかれてます。高校生ならではの悩みや葛藤。青春を思い出します。皆個性豊かなので「このキャラが好き!」ということになるのではと思います。ちなみに私や近くの黒バスファンはがっつり推しキャラがいます!読んで決して後悔はしませんよ!
このアニメでキーになる、アメリカ帰りの火神大我が再臨高校に入学する。そこで黒子テツヤという人物に出会う。彼は、帝光中学が奇跡の世代と言われたうちの1人であった。高校に入り、予算やカップ戦を通し中学時代の戦友を火神とのコンビネーションで打ち破る。対戦する中で、各個人の特徴的なプレーが非現実的で非常にワクワクさせてくれる。黄瀬は、全てのプレーヤーのコピーができる。青峰はストリートバスケを持ち合わせたダイナミックかつテクニカルなプレーが得意。緑間はどこからでも3Pシュートを決めることができる、なおかつボールの軌道が高く自陣に味方が戻る時間を作ることができる。紫原は2メートル近い身長や手足の長さを生かし、圧倒的な攻撃ができる。またゴール下での彼は止めることが難しい。赤司はミレミアムアイ→覚醒後は天帝の眼となり能力は相手の動作やこれから起こることを予知し相手はパス、ドリブル、シュートを封印されることとなる。いわゆる奇跡の世代最強の地位である。173センチながらこの能力を生かしポイントガードまでもこなすユーティリティプレイヤーだ。
このアニメを知ったきっかけが親友からの勧めであり、見た所衝撃的な面白さでついついハマりました。作品では映画作品、総集編なども出ているので是非アニメ本編をご覧になった方は是非おすすめです。
黒子のバスケとはその名の通り、バスケをテーマとした作品です。元々はジャンプで連載されており、絶大な人気が出たのでアニメ化されました。ミュージカルにもなっています。
このアニメのおすすめなポイントはまず主人公です。アニメやマンガの主人公で多いのは、存在感があったり、強かったり…というのが大半ですが、このアニメの主人公は高校生なのですが、中学生の頃、そして現在も存在感が無く、近くにいても気づかれないという面白い点があります。また、主人公は強いという印象があるのですが、バスケも素人と同じか素人以下という変わったキャラ構成になっております。ただし、とても努力家であり、仲間思いです。中学生の頃は他のメンバーが天才すぎてしまい、自分のバスケを見失いかけていたのですが、高校に上がり新しいバスケ部に会ったことにより、中学生の頃と比べ、自分から行動を起こし、徐々に成長していきます。そして、本当のバスケとは何かということを中学生の頃のバスケ部の仲間たちに教えていきます。ちょっと変わった主人公ですが、私たちに努力とは何か、また仲間とは何かを教えてくれます。今、部活やクラブに入っている人、そして昔入っていた人、入ってなかって人、全員に見て欲しいと思います!