大坪泰介(黒子のバスケ)の徹底解説・考察まとめ

大坪泰介(おおつぼ たいすけ)とは『黒子のバスケ』に登場するキャラクターで秀徳(しゅうとく)高校バスケ部のキャプテン。198cm、98kgの大型センターとして知られており、その実力は東京屈指とされている。後輩の高尾和成(たかお かずなり)からは厳しい先輩と言われており、緑間真太郎(みどりま しんたろう)の我儘に時々キレる事もあるが、後輩達や同じ3年生の宮地清志(みやじ きよし)や木村信介(きむら しんすけ)の努力を認め、信頼を置いている。

大坪泰介の概要

大坪泰介(おおつぼ たいすけ)とは『黒子のバスケ』に登場するキャラクターで秀徳(しゅうとく)高校バスケ部のキャプテン。198cm、98kgの大型センターとして知られており、ゴール下でのディフェンスや力強いリバウンド、ダンクを得意としている。「キセキの世代」最強のシューター・緑間真太郎(みどりま しんたろう)の加入前は東京屈指の実力からチームにおける攻守の要として活躍していた。後輩の高尾和成(たかお かずなり)からは厳しい先輩と言われる程、妥協を許さない性格で、緑間の我儘に時々キレる事もある。その一方で後輩達や同じ3年生の宮地清志(みやじ きよし)や木村信介(きむら しんすけ)の努力を認め、信頼を置いており、高いリーダーシップで「東の王者」と呼ばれるチームを牽引している。

大坪泰介のプロフィール・人物像

生年月日:4月20日
血液型:A型
年齢:秀徳高校3年生
身長:198cm
体重:98kg
所属:秀徳高校バスケ部
ポジション:センター
背番号:4
得意なプレー:ローポストからのフロントターン
バスケを始めた理由:部活勧誘
性格:厳しい

CV:佐藤健輔

「歴戦の王者」秀徳高校のセンターでキャプテンを務める人物。後輩の緑間や高尾からは厳しい先輩と言われているが、彼らが打ちのめされている際は声を掛けて士気を高めて励ます一面もあり、キャプテンとしてチームメイト一人ひとりの努力を認めて、彼らを信頼している。
体格を活かしたパワープレーを得意としており、ダンクやリバウンド、ポストプレーは東京都屈指のセンターと呼ばれるほどの高い技術を持つ。またディフェンスも得意としておりゴール下やフットワークを活かした平面での勝負にも長けている。攻守両面のプレーに限らず、精神面において秀徳の支柱を担っている。

大坪泰介の必殺技

ダンク

ダンクをする大坪(中央)

198cmの身長と屈強な体格を活かして決めるパワー溢れる大坪の技。東京都屈指のセンターと呼ばれる大坪はディフェンスが数人ついていても吹っ飛ばす威力があり、並の選手では止められない。使用頻度は少ないが決まるとチームは勢いに乗る事ができる。緑間加入前はオフェンスにおいても大坪は中心選手となっており、加入後もアウトサイドを緑間、インサイドを大坪と秀徳オフェンスを支えていた。

リバウンド

木吉(左)からリバウンドを獲る大坪(右)

基礎がしっかりしたスクリーンアウトで相手センターを押し出して、空中戦でも当たり負けしない体躯を活かしてリバウンドをもぎ取る。シューターの緑間が外す事はほとんどないが、彼がシュートを打つ際も必ずリバウンドに入っていた。外しても大坪が必ずリバウンドを獲ってくれると信じており、秀徳メンバーは思いっきりシュートを打つ事ができる。体力の落ちる試合終盤や劣勢の中でも絶えずフルパワーでリバウンドを奪い獲り、秀徳のゴール下を支える。

ディフェンス

オフェンスの要は緑間へ移行したが、大坪は緑間加入後もディフェンスの要となっていた。ゴール下では他チームの屈強なセンター達を力で抑え込んで強烈なブロックをする一方で、フットワークを活かしてシューターやポイントゲッターをもディフェンスできる。また、高いバスケIQを活かして局面での抑えるべき選手や警戒すべき選手を瞬時に判断できる。

大坪泰介の来歴・活躍

インターハイ東京都予選 誠凛戦

速攻を指示する大坪

インターハイ予選決勝で昨年ダブルスコアで勝った誠凛と対戦。開始早々に秀徳は強固なディフェンスで誠凛の速攻を封じる。お互いに守り合って開始から約4分が経ち、大坪のリバウンドから速攻に繋げた秀徳が緑間の3ポイントで先取点を奪った。しかし誠凛は黒子テツヤ(くろこてつや)と火神大我(かがみたいが)の連携ですぐにやり返す。秀徳は高尾が「イーグルアイ」を駆使してチームを動かし、彼の絶妙なパスを受けた大坪や宮地が得点を決めた。ディフェンスでは高尾が黒子について「ミスディレクション」を封じる。その一方でオフェンスでは緑間がエンドライン付近から「超長距離シュート」を決めて第1クォーターをリードして終えた。そんな緑間がインターバル中に「第2クォーターはボールを全部ください」と要求。大坪や宮地、木村はキレる寸前だったが、監督の中谷仁亮(なかたに まさあき)はOKを出した。それに免じて大坪も了承したが「負けたら…」と釘を刺す。その言葉通り緑間は連続で3ポイントを決め続けリードを広げて前半を終えた。
後半が始まり秀徳は緑間と大坪を中心としたオフェンスに移行。一方で誠凛は緑間封じの為にボックスワンで対抗してきた。加えて大坪をダブルチームで封印し、火神が高い跳躍力を活かして攻守で秀徳を押し始める。更に第4クォーターから再登場した黒子が「イグナイトパス」で高尾の「ホークアイ」を翻弄。秀徳は残り約3分で1ゴール差まで詰められていた。そしてタイムアウトで残り時間は全て緑間で行くと中谷が指示を出す。その指示に大坪は従うが、内心では最後に1年生に頼る事は気分が良くないと考えた。それは宮地や木村の努力を知っており、ベンチに入れなかったメンバー達の想いも背負っているからだ。その王者としてのプライドを込めて大坪は誠凛のキャプテンの日向順平(ひゅうがじゅんぺい)に渾身のブロックを浴びせた。そして残り15秒で大坪は日向の3ポイントを警戒してマンマークにつくも、火神のスクリーンに捕まり、日向に3ポイントを決められて誠凛の逆転を許してしまう。残り3秒で緑間が3ポイントを狙うが、これを黒子がスティール。秀徳は大きな成長を遂げた誠凛に敗北を喫した。

ウィンターカップ予選 誠凛戦

木吉(右)とマッチアップする大坪(中央)

ウィンターカップ予選決勝リーグでは誠凛と再び対戦。秀徳にとってはインターハイ予選の借りを返す為のリベンジマッチとなり、「東の王者」と呼ばれていたにもかかわらず負けた秀徳は勝ちに飢えていた。高校では初対決となる「無冠の五将」の1人、木吉鉄平(きよしてっぺい)とのマッチアップに大坪も気合が入る。序盤は火神が緑間を連続ブロックし、誠凛がリードを奪った。しかし、緑間にマークが集中した事により味方を活かすパスを出し始める。それにより秀徳はアウトナンバーを作って得点を重ねた。誠凛はディフェンスを緑間にダブルチーム、オフェンスをハイペースの点取り合戦に移行。大坪はこの変化を木吉が復帰した事により誠凛が元のバスケスタイルに戻ったと感じる。秀徳も大坪の力強いリバウンドから緑間の3ポイントで得点を重ねて1ゴール差まで詰める事に成功した。
後半も緑間のパスと3ポイントが冴え渡り、それに引っ張られて宮地や木村も勢いを上げる。流れを変える為に誠凛は黒子を投入。それに大坪や秀徳メンバーも警戒を強めるも、黒子は緑間や高尾を相手に「バニッシングドライブ」を披露する。これまでパスに特化していた彼がドリブルで相手を抜き去る事に秀徳や会場は度肝を抜かれた。第3クォーター終盤で連続3ポイントで誠凛は同点に戻し、最終クォーターでは黒子のパス、火神のジャンプ力を活かしたダンクで誠凛が点を入れるが、秀徳もすぐ取り返す。お互い点の取り合いとなり、会場もヒートアップしていき、残り30秒には大坪が逆転のシュートを決めて秀徳がリードする。しかし誠凛は黒子の「バニッシングドライブ」から木吉が緑間からファウルを受けてフリースローを獲得。大坪はいくら木吉でもプレッシャーを感じない訳がないと考え、チームにリバウンド死守の指示を出した。
木吉はまず1本目のフリースローを決めて、残り2秒で同点にする。しかし2本目は膝の不調から外してしまい、運命のリバウンドは大坪が競り合うも火神が獲る。そのまま火神はダンクに行くが、緑間がブロックに跳んだ。空中で2人は対峙するもタイムアップ。試合は両者104点を記録し、引き分けとなった。

ウィンターカップ 洛山戦

根武谷(右)をブロックする大坪(左)

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