戸愚呂兄(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

戸愚呂兄(とぐろあに)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。元は人間だったが、実弟の戸愚呂弟と共に妖怪に転生した。小柄で黒くウェーブがかった長髪をしており、弟の肩に乗っている姿がよく描かれている。身体を自由自在に変形させる能力を持ち、戦闘時には弟の武器になることが多い。ただ、単独で戦っても相手を瞬殺するなど高い戦闘能力を持つ。寿命も殺す手段も存在しない完全な不死身。「暗黒武術会編」で命を落としたと思われていたが、「仙水編」で再び登場した。

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左京(さきょう)

戸愚呂チーム大将兼オーナー。BBCのメンバー。
至極真っ当な家に生まれ、兄弟は公務員をしているが、左京は「血を見るのが好きな時期があり、あらゆる生物を解剖し、その果てに人間まで解剖するに至ったが、すぐに飽きてしまった」と語るほどの破綻者。
自分の命にも他人の命にも価値を置かず、過去4回自分の命を掛けた事があり、負けても逃げずギャンブラーとしての高い美学を持っている。

雪菜救出作戦で初登場。垂金の雇う妖怪と幽助・桑原どっちが強いか賭け事をし、他のBBCメンバーを味方に付けて垂金を破産に追いやる。
垂金は戸愚呂兄弟を自分が雇っていると思っていたが、実際の雇い主は左京で、左京の指示を受けた戸愚呂兄弟によって垂金は死亡。
その後戸愚呂チームのメンバーとして暗黒武術会に出場し、戦闘の場に現れない5人目となり、浦飯チームとの戦いで初めて戦いの場に登場。
大将という位置であるが、名目のみで自身は戦闘能力を持たない。
浦飯チームの大将は同じく戦えないコエンマであったため、2人の勝負は幽助と戸愚呂弟の勝敗へ命を掛けた勝負になった。
戸愚呂が負けた事で約束を守り、会場を爆破して自ら命を絶った。
優勝した暁には人間界と魔界を繋ぐ界境トンネルを開くことが本来の目的であると明かし、それに反発した運営委員を戸愚呂を使って殺害。
さらに浦飯チームが3回戦で当たった魔性使いチームのオーナー豚尻も、勝負を汚す存在であったため戸愚呂を使って殺害している。
アニメ版では、妖怪に襲われたところを左京が助けた事によって静流と交流があり、心を通わせる描写がある。
特に静流は左京に片想いしており、戸愚呂チーム敗北後は左京からライターを貰い、それを形見として大事に持っている。
生身の人間や弱い妖怪は戸愚呂の妖気によって消滅してしまうが、左京は結界を張る様子もなく生身であるが影響を受けていなかった。
詳細は不明であるが、戸愚呂と左京はビジネス上の付き合いであるものの、お互いに友情らしき感情も抱いてもいた。
一人称は「私」であるが、戸愚呂に自分の半生を語るときだけ「俺」になった。

戦った相手

浦飯幽助(うらめしゆうすけ)

本作の主人公。登場時は皿屋敷中学校2年生の14歳。未成年でありながら喫煙・飲酒・パチンコを嗜み、喧嘩早く短気で、学校に行かず頭も悪い、絵に書いたような不良少年として近所では有名な存在だった。桑原とは喧嘩仲間で、顔を合わせる度に勝負をしていた。
ある日、子どもを助けて交通事故にあって死亡してしまうが、「霊界獣の卵を育てる」という試練を乗り越え、生き返る。その後、霊界探偵となり人間界で悪さをする妖怪を退治する任務に就く。その際、雪菜救出作戦で戸愚呂兄弟と初対決。この時は桑原と2人で敵を倒している。

必殺技は霊気を収束させて撃ち抜く「霊丸」。序盤では霊丸は1日1回が限度だったが、幽助が成長していくと威力と限度も上がっていく。元々喧嘩三昧の生活をしていたため、戦闘能力は高く、幻海の弟子になってからは2回の修行を経て、人体に宿る霊力を活用する武術「霊光波動拳」の正式継承者となる。

仙水に殺された事で、魔族の子孫であることが発覚し、魔族として覚醒。遺伝子上の父親は魔界で非常に強い存在だった雷禅で、雷禅と人間の食脱薬師の女性との間に魔族大隔世(長い年月を経て、何世代も後の子孫に魔族としての遺伝子が誕生する)で出来た子供。
最初の事故死で魔族に覚醒しなかったのは、覚醒に見合うだけの力が足りなかったため。覚醒時は髪の毛が伸び、体に刺青のような模様が浮かぶ。原作では初覚醒の一回だけこの姿になり、アニメでは黄泉と戦うときにも同じ姿になった。
仙水との戦いの中で体を雷禅に乗っ取られ、仙水とちゃんと戦えなかった事に腹を立てる。1度人間界に帰るが、魔族になったことにより霊界側からは危険視され、霊界探偵を解雇され、霊界に命を狙われる身に。その後魔界へ行き雷禅と対面し、雷禅を越えるために修行をする。雷禅の死後、幽助がトーナメントを提案・開催し、魔界のあり方が変えていく。

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桑原和真(くわばらかずま)

幽助のケンカ仲間であり腐れ縁で、本作のムードメーカー的な存在。単純だが義理人情に厚く仲間思いで、一方的な暴力は振るわず万引きやカツアゲなどの犯罪もしない主義。不良仲間の大久保・桐島・沢村の3人組が親友。
数匹の猫を飼っており、不良にさらわれた猫の永吉(えいきち)を助けるため我を忘れる溺愛ぶりを見せる。

生まれつき霊感が高く、金縛りにあったり、ジャンケンが強いなどの傾向があった。
幻海に霊感のことを相談しに行き、成り行きで霊光波動拳門下生選考会に出て、武蔵との戦いで霊気の剣「霊剣」を操るように。初めは武蔵の持っていた木刀から剣を生成していたが、次第に媒介を必要としなくなり、剣を曲げたり伸びたり巨大化させたりするなどの応用がきくようになる。
「仙水編」では仙水たちの求めていた能力「次元刀」の持ち主であることが分かり、攫われてしまう。

また霊力の高さからか、捕らわれていた雪菜やドクターイチガキチームの戦士たちの記憶が流れ込み、彼らを救う決意をした。
雪菜に一目惚れし、救出作戦に参加。その後も一途に雪菜を守ろうとしている。ただ、指令が録画されたコエンマからのビデオを最後まで見なかったため、雪菜が飛影の妹であることは知らず、幽助たちからも良かれと思って隠している。
主要キャラの中で1番顔が良くないとされており、飛影からは「つぶれた顔」、死々若丸からは「失敗ヅラ」と呼ばれ、ルックスの悪さが公式でネタにされている。

能力の差で敵に負けることも多々あるが、幽助に叩きのめされ続けてきたからか耐久力は高く、戸愚呂弟に左胸を刺された際も生還。
また雪菜に応援されるとどんな重傷の傷を負っていても蘇り、愛の力でパワーアップする。
魔界へ続くトンネルを通った際には、B級妖怪から仙水・蔵馬・飛影・桑原の4人が自分達より強いと評価されており、その時点で桑原はA級妖怪相当の強さを持っている。
「魔界トーナメント編」では人間界に残り猛勉強、元々成績は悪かったが努力の末に骸工大付属高校に補欠合格した。

戸愚呂兄とは、雪菜救出作戦と暗黒武術会の計2回戦っている。救出作戦時は左京の指示に従った兄弟が、わざと戦いに敗れている。
暗黒武術会の決勝戦では、相手の能力に圧倒されていたものの、幻海の死を侮辱されたことによって怒り、パワーアップ。試しの剣を変形させて、戸愚呂兄を叩き潰し、試合に勝った。

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蔵馬(くらま)

植物を操る能力を持つ、幽助たちの参謀的な存在の美男子。進学校・盟王学園高校に通う優等生だが、その正体は魔界でも有名な伝説の盗賊・妖狐蔵馬。霊界の追手に重傷を負わされ、霊体の状態で人間界へ行き、南野志保利(みなみのしおり)のお腹に宿っていた子供に憑依し、南野秀一(みなみのしゅういち)として転生した。
初めは妖力が戻り次第姿を消すつもりだったが、幼少期に自分を庇って母が消えない傷を負ったことに罪悪感を感じ、側に居続けた。
その後病気が発覚した母を救うため、飛影・剛鬼と共に霊界から宝を盗み出す。宝の1つ「暗黒鏡」を使って自分の命と引き換えに母を助けようとしていたところ、幽助が自分の命も差し出したことで、蔵馬も志保利も助かった。
その後、社会奉仕として幽助たちと共に行動する。暗黒武術会では、桑原を鍛えパワーアップさせ、浦飯チームの参謀として活躍。裏浦島戦では若返る力のある「逆玉手箱」で妖狐の姿になり、その後美しい魔闘家鈴木に貰った前世の実を食べた事で、鴉戦でも妖狐の姿になった。

人間の道徳心と妖怪の戦闘スタイルが融合しており、基本的に戦闘は好まずお人よしで、相手の話を聞き騙されてしまうこともある。
しかし仲間や家族を脅かされると冷徹になり、蔵馬と闘った相手は悲惨な死を迎える事が多く、飛影からは「最も敵にしたくない奴」「敵対する者に対しての残虐さはオレ以上」と言われている。
妖狐の頃は盗賊団の総長をしており、性格は極悪非道且つ冷静沈着。副総長の黄泉を見限り、刺客を使って殺害しようとし、黄泉は生き延びたがこの事によって視力を失った。
人間である蔵馬よりも戦闘力は高く、人間と融合する前はA級妖怪、最終的にはS級妖怪になった。

戸愚呂兄とは「仙水編」で対決。「美食家(グルメ)」と「盗聴(タッピング)」の能力を手に入れ、最強だと自負する戸愚呂兄に邪念樹を寄生させ、永遠に自分の幻影と戦い続ける地獄に堕とした。

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阿架連邪(あかれんじゃ)

五連邪のメンバー。阿架連邪は真ん中、右端が亜尾連邪、左の女性が喪々連邪。

五連邪チームの大将格で、逆立った髪をした男の妖怪。原作では人間っぽい顔つき、アニメでは猫目に代わり、左目周りには蛇の鱗のような模様がある。
戸愚呂兄の「3人で来い。俺に勝てたら、決勝はくれてやる」という挑発に乗り、3対1での中堅戦を展開。戸愚呂兄が全身から展開した無数の針で身体を貫かれ、即死を免れたものの、戦えなくなるほどの重傷を負う。戸愚呂兄に「命乞いをすれば、どちらか一方を助けてやる」と告げられるが、「ここで俺を殺しておかないと、いつかお前を殺しにいく」と返答。死を覚悟するが、戸愚呂兄は約束を破って亜尾連邪を処刑した。その光景に戦慄。戸愚呂兄から「俺はよく約束を破る。やはりお前も死ね」という言葉と共に、針指で眉間を貫かれて絶命した。

亜尾連邪(あおれんじゃ)

五連邪チームのメンバーで、長髪で細い目をした男の妖怪。
阿架連邪・喪々連邪と共に戸愚呂兄と3対1の試合を行うが、1度目の攻撃で動けないほどの重傷を負う。戸愚呂兄の誘いに乗って命乞いをするが、「俺たちは見苦しいものが嫌いだ」と言い放った戸愚呂兄に、頭部を貫かれ絶命した。

喪々連邪(ももれんじゃ)

五連邪チームのメンバーで、ポニーテールに猫のような目が特徴の女性の妖怪。
阿架連邪・亜尾連邪と共に戸愚呂兄に対し3対1の試合を行うが、戸愚呂兄が全身から放った針のうちの2本が額を貫通して即死した。

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冨樫義博の人気マンガ・幽遊白書。主人公である浦飯幽助にライバル心を燃やす、桑原和真という登場人物がいる。彼の名前の由来はプロ野球選手の桑田選手・清原選手であるのだが、名前をもらったはずの桑原が二人の野球選手に影響を及ぼしてしまっていた。にわかには信じられない架空のキャラクターと有名スポーツ選手たちとの奇妙なつながり。それが転じて原作にある変化をもたらした。その解説。

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漫画・アニメに登場するかっこいい男の子の名前まとめ!「学園アリス」の棗など多数紹介!

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ここでは漫画・アニメに登場する男の子のかっこいい名前をまとめた。嵐士(あらし)、要(かなめ)、紫呉(しぐれ)、唯世(ただせ)、棗(なつめ)、といった名前を紹介している。漢字の意味を調べると印象の変わる名前もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

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人気漫画の今昔比較画像まとめ!絵柄・タッチに変化あり?

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長年にわたって描かれ続けている人気漫画の数々。改めて最初から読み返してみると、なんだか途中から絵柄やタッチが違っていると感じたことはないでしょうか。もはや同じ作者とは思えないほど絵が変わっているものもあって、ちょっとビックリしてしまいますよね。この記事では、人気漫画の今昔画像を集めました。初期の頃の絵と今の絵と、あなたはどっちが好きですか?

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【幽遊白書】超懐かしい!20~30代が反応するアニソン名曲集【微笑みの爆弾】

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世の中には様々なアニメがありますが、そのOPやEDなど、一度聴いただけでもなかなか忘れられないようなインパクトの強いものもたくさんあります。この記事では、主に20~30代が「懐かしい!」と感じそうなアニソンを集めました。どれも有名なものばかりだから、たとえアニメを知らなくても曲ぐらいなら知っているかもしれません。思わず口ずさみたくなっちゃいますね!

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