ルミナス・バレンタイン(転スラ)の徹底解説・考察まとめ
ルミナス・バレンタインとは『転生したらスライムだった件』に登場する魔王の1人で、西方聖教会が信仰する唯一神ルミナスの正体でもある。世界の創造主”ヴェルダナーヴァ”が作りだした”神祖”の一人娘で、”夜魔の女王(クイーン・オフ・ナイトメア)”の二つ名を持つ。神聖法皇国ルベリオスのトップであり、本作の主人公”リムル=テンペスト”とは、のちに国交を結んだり共闘したりと、友好関係を築いていく。
神聖法皇国ルベリオスにある”西方聖教会”所属の法皇直属近衛師団筆頭騎士にして、聖騎士団長も務める、西方最強の聖騎士。
元は日本に住む異世界人で、リムルの運命の人”シズエ・イザワ”の教え子である。
一度ルミナスと対峙したことがあり、結果はヒナタの敗北。軍門に下ることとなった。それ以降、ヒナタはルミナスの右腕兼友人として活躍するようになる。
ロイ・ヴァレンタイン
ルミナス配下の”三公”の1人で、1,500年間ルミナスの代役として魔王を務めてきた。ルミナスの作り上げた統治機構の中で、人類に恐怖という”スパイス”を与える役割も担う。
1回目のワルプルギスの夜、ルミナスより先にルベリオスへ戻ったロイは、中庸道化の1人”ラプラス”と鉢合わせる。クレイマンの死を伝えると、それがラプラスの逆鱗に触れてしまい、殺されてしまう。
リムル=テンペスト
本作の主人公であり、ルベリオスと国交を結んだジュラ・テンペスト連邦国の盟主。
リムルとルミナスは”美人好き”、”平和と共存を求める姿勢”、”文化の発展を好む”、”甘い”といった共通する部分が多くあり、良き魔王仲間となる。グランベルとの戦いの際、リムルがヒナタ救出の手助けをしたことで、信頼をおくようになった。
リムル=テンペスト(転スラ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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リムル=テンペストとは『転生したらスライムだった件』の主人公。もともとは人間のサラリーマン「三上悟」として平凡な生活を送っていたのだが、通り魔に刺されて死亡したことで、スライムとして異世界に転生した。暴風竜ヴェルドラの加護を受け、転生時に得たスキル”大賢者”と”捕食者”を頼りに、たくさんの魔物や人間と出会う。訪れる苦難を乗り越えながら、大切な仲間たちと”みんなが笑って過ごせる豊かな国”を作っていく。
ヴェルドラ=テンペスト
”暴風竜”の異名を持つ、この世界において最強の種族である竜種の1体。
暴れることが好きで、2,000年前にルミナスの自慢の都”夜薔薇宮”を破壊したことで、ルミナスから恨みを買っている。しかし本人はルミナスの名前も憶えておらず、まったく反省していない様子であった。リムルから指摘されたことで、「ちょっぴり悪かったかなと思っている」と、反省の色を見せた。
ルミナスはヴェルドラの話になったり、ヴェルドラに絡まれたりすると露骨に嫌な顔をする。
ヴェルドラ=テンペスト(転スラ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ヴェルドラ=テンペストとは『転生したらスライムだった件』に登場する暴風竜だ。4体しかいない竜種の末っ子で単純で好奇心旺盛な性格をしている。ヴェルドラは勇者に300年間封印されており、そこに現れた転生したばかりだったスライムのリムルと出会い友達になる。その後、進化したリムルによって解放され、用意してあった依り代に受肉し復活することに成功した。リムルの友達としてジュラ・テンペスト連邦国に住むことになり、地下迷宮のラスボスとしての役割をもらう。
ルミナス・バレンタインの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「死罪じゃ。せめて妾の手で、そなた達へ死を手向けよう――」
七曜の老師の策略で瀕死状態に陥ったヒナタを蘇生したあと、ルミナスが七曜の老師たちに向けて言ったセリフ。
ヒナタを傷つけることは死に値するとして死罪を下したルミナスは「死罪じゃ。せめて妾の手で、そなた達へ死を手向けよう――」と、”死せる者への祝福”で七曜の老師を処刑する。しかし、七曜の老師も配下として自身に仕えてきてくれた者たち。苦痛を感じることなく死に至る”死せる者への祝福”を選んだのは、ルミナスなりの、配下への最後の慈悲だった。
ヒナタを大切に思う気持ちや、ルミナスの慈悲深さが垣間見える場面である。
「ヒナタよ、すまぬ。妾がいたのに、このような目にあわせてしまうとは...…」
グランベルとユウキが襲来した際、死亡したヒナタに向かって言ったルミナスのセリフ。
死者を蘇らせることができるルミナスだが、それは対象者の魂が残っている場合に限る。魂までも失ってしまったヒナタの蘇生は、いくらルミナスといえど不可能だった。絶命したヒナタを前に、ルミナスは「ヒナタよ、すまぬ。妾がいたのに、このような目にあわせてしまうとは...…」と、涙を零す。
そんなルミナスに、グランベルが楽しそうに「計画は順調だ」と言うと、「許さんぞ、絶対に許さん。貴様は八つ裂きにしてやる!」と、怒りを爆発させた。
ヒナタを大切に思うルミナスの想いがひしひしと感じられる、感動の場面であった。
「友を見捨てて、妾だけ逃げるだと?そんな、そんな無様な生き様など断じて認めぬ!!妾は、誇り高き”夜魔の女王”なのじゃ!!」
ダグリュールとの戦いにおいて、ルミナスが心の中でいったセリフ。
圧倒的な力の差を前に、戦いに参加した者たちは苦戦を強いられていた。このまま敗北に向けて戦い続けるのか、一度退いて再起を図るのか、ルミナスは判断に迷っていた。以前のルミナスなら迷うこともなかったのだが、今、自身の目の前で戦っているのは、ルミナスにとって大切な友であるシオン。シオンをはじめとしたリムルの配下達は、何度倒されても立ち向かい続けている。ここで自分が退けば、シオン達は間違いなく死ぬということも、ルミナスは分かっていた。大切な友が死ぬのは嫌だった。ルミナスは「友を見捨てて、妾だけ逃げるだと?そんな、そんな無様な生き様など断じて認めぬ!!妾は、誇り高き”夜魔の女王”なのじゃ!!」と心の中で叫び、ここでシオンと運命を共にすると、ギュンターに告げ、シオンの隣に並び立つのだった。
ルミナスの友を想う気持ちと、誇り高き魔王であることのプライドが見えるシーンであった。
ルミナス・バレンタインの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
箸の扱いが苦手
テンペストで和解の宴が開かれた際、夕飯に天麩羅が用意された。日本食なので当然”箸”も用意されたのだが、ルミナスはこの日、初めて箸というものを目にしたのである。使い方はわかるものの、うまく扱う自信がなかったルミナス。何事にも完璧だと思われている自分が、箸も使えないと噂されることは断じて許せない。ましてやヴェルドラの前で粗相をしようものなら、どれほど馬鹿にされるかわからない。どうにかせねばと考えたルミナスは、天麩羅を手づかみで食べることで、この難所を乗り切ったのである。
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目次 - Contents
- ルミナス・バレンタインの概要
- ルミナス・バレンタインのプロフィール・人物像
- ルミナス・バレンタインの能力
- 色欲者(ラスト)
- 色欲之王(アスモデウス)
- ルミナス・バレンタインの必殺技
- 死者蘇生(リザレクション)
- 死せる者への祝福(デスブレッシング)
- 生と死の抱擁(エンブレイスドレイン)
- 死せる者への鎮魂歌(メモリーエンドレクイエム)
- ルミナス・バレンタインの来歴・活躍
- ワルプルギスに参加
- ワルプルギス翌日
- 七曜の老師を粛清
- 和解の宴にて国交を樹立
- テンペストとルべリオスの交流
- グランベルとユウキが襲来
- 再びワルプルギスに参加
- ダグリュールと対峙
- ルミナス・バレンタインの関連人物・キャラクター
- クロエ・オベール
- ヒナタ・サカグチ(坂口日向)
- ロイ・ヴァレンタイン
- リムル=テンペスト
- ヴェルドラ=テンペスト
- ルミナス・バレンタインの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「死罪じゃ。せめて妾の手で、そなた達へ死を手向けよう――」
- 「ヒナタよ、すまぬ。妾がいたのに、このような目にあわせてしまうとは...…」
- 「友を見捨てて、妾だけ逃げるだと?そんな、そんな無様な生き様など断じて認めぬ!!妾は、誇り高き”夜魔の女王”なのじゃ!!」
- ルミナス・バレンタインの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 箸の扱いが苦手
- シオンに料理を指導
- こだわりのメイド服